【モバマス】麗奈「誕生日にお返しがしたい?」由愛「そうなんです」
ということでぼちぼち進めていきます。
プロデューサーの性別とか、個別Por総合Pとか、その辺は皆さんの想像に任せられるようにしてるつもりです。
のんびり行きますよろしくお願いします!!!
書き溜めが尽きたらリアルタイムになります!!!!!!
麗奈「何よ、アタシに用なんて」
由愛「その……私、もう直ぐ誕生日じゃないですか」
麗奈「そうね、おめでと。で?」
由愛「そ、その、ぷ、プロデューサーさんはきっと、何かプレゼントをくれると思うんです」
麗奈「でしょうね……皆にも配ってたし」
由愛「きっと特別な、大切なモノを……」
麗奈「どうせ画材セットか何かじゃないの? ちょっと高いやつ」
由愛「プロデューサーさんのこと馬鹿にしてませんか?」
麗奈「してないわよ」
由愛「ほんとうに?」
麗奈「怖い顔しないでよッ!」
由愛「麗奈ちゃんって、時々乙女チックですよね」
麗奈「帰るッ!」
由愛「まっ、待ってください……っ、麗奈さんにしか頼めないんです!」
麗奈「アタシだけぇ?……どうせ皆にそう言ってるんでしょ! アタシ知ってんのよ! この前小春のコト口説いてたでしょ!」
由愛「……そ、そんなことないぜぇ……麗奈、お前だけなんだ……ね、なぁ……わかってくだ……くれよぉ」
麗奈「15点。技術を磨きなさい」
由愛「でも、ホントなんです。麗奈さんにしか頼めなくて……だから……」
麗奈「……まーいいわ。どうせ暇だし、話くらいは聞いてあげるからまじめにさっさと話しなさい!」
由愛「その……ですね」
由愛「はい」
麗奈「渡せばいいじゃない」
由愛「何を……?」
麗奈「何をも何も……それこそ、ネクタイとかハンカチとかで良いんじゃないの?」
由愛「そんなありがちな……プロデューサーさんの家、ネクタイだらけになりませんか?」
麗奈「タンス丸々ハンカチだったりして」
由愛「タンスごと燃やしましょう」
麗奈「独占欲エグくない?」
由愛「その、サプライズ、ってことになるじゃないですか」
麗奈「……その場で渡されたら確かに、びっくりはするかもしれないけど」
由愛「びっくりさせる……言い換えると、いたずらです、よね。お返しをあげちゃういたずら」
麗奈「可愛らしいイタズラねぇ……」
由愛「……イタズラといえばレイナサマ、だから麗奈さんと、その、記憶に残りそうなお返しを……考えたいな、って」
麗奈「なるほど、ねぇ……んー……」
由愛「ダメ、ですか?」
麗奈「……いいわよ。考えんのは好きだに……あと暇だし」
由愛「……えへ、よかったぁ」
麗奈「急に女の子の顔すんのやめてくれる?」
麗奈「レイナサマといえばこれよね」
由愛「ふざけてます?」
麗奈「い、いやふざけてまではないけど……」
由愛「お返しにびっくり、の方向性が違うんです」
麗奈「……まぁ違うとは思ったわ」
由愛「でもメモはしておいてあげますね」
麗奈「スケッチブックって便利ね……」
由愛「……バズーカ、うん」
麗奈「うーん、アイツ大体何されても驚くと思うけど……そうね」
由愛「意外性がないですね……」
麗奈「そこはアレよ、絵の内容で」
由愛「何を描くんですか?」
麗奈「……自画像?」
由愛「……」
麗奈「……ダメ?」
由愛「無しではない、ですけど……」
麗奈「……じゃあこういうのは?」
麗奈「もらってびっくり、見てびっくり」
由愛「案外まともな意見出してくれるんですね」
麗奈「ハナから真面目にやってるわよッ!!」
由愛「いや、その、嬉しくて……」
麗奈「ならそう言いなさい、帰るわよまったく……」
麗奈「で、どうなの?」
由愛「う、うーん……細部を描くには……食材の兼ね合いも……そもそもお菓子が難しいし……」
麗奈「ちょっと難しそうね?」
由愛「そもそも自画像って……難しく、ないですか?」
麗奈「そうねぇ……プリントは? こう、スキャンして……アレよ、まゆのマシュマロとかあったでしょ、あーいう奴」
由愛「それは……なんか、違うような、あの、自分の……自分で、何かやりたくて」
麗奈「……市販のものとかじゃなくて、自分でってこと?」
由愛「せっかくなので……なるべく」
麗奈「……うーん」
由愛「は、恥ずかしい……」
麗奈「あんたアイドルよね?」
由愛「じゃあ麗奈さんが見本見せてください」
麗奈「……え、今?」
由愛「曲は櫻井桃華で、ラヴィアンローズ」
麗奈「え? は? 何?」
由愛「ほら、1、2、3、はいっ」
麗奈「えー、は、ハート形……」
由愛「それでもアイドルですか!?」
麗奈「いきなりは無理よッ!!!」
麗奈「……カラオケでも連れて行って貰えば?」
由愛「それってプレゼントですか?」
麗奈「アイツは喜ぶんじゃない?」
由愛「う、うーん」
麗奈「……密室で二人きりよ」
由愛「……なるほど」
麗奈「……他にアイドルらしいことといえば、ダンス?」
由愛「……歌より厳しい、というか……喜びますかね?」
麗奈「……スカート短くすれば?」
由愛「どうして恥ずかしくしようとしてるんですか?」
麗奈「喜ばせたいんでしょ、見せときなさいよ」
???「その通りですよ」
麗奈「!?」
由愛「!?」
ほたる「この手に限ります」
麗奈「どっから出てきたのよアンタは!?」
ほたる「えっ、さ、最初からいましたよ……?」
由愛「えっ……えっ?」
ほたる「ホワイトボードに案書いてたのに……」
麗奈「えっ、あ、本当だ」
由愛「バズーカから書いてある……」
ほたる「いえ、いいんです、私なんて所詮……暗いですし、不幸ですから……」
麗奈「ごめんって」
ほたる「そのおかげで胸を触らせたりキスさせたり出来るんですけど」
由愛「詳しく」
麗奈「何してんのよって食いつき早ッ!」
由愛「……」
ほたる「後はいつも通り転んだところを支えてもらう時に……ガッツリと」
由愛「なるほど」
麗奈「何参考にしようとしてんのよ」
ほたる「一緒に食事に行った時に、対面で座るじゃないですか……その時ににんにくをたくさん食べておくと、立ち上がる時に転びやすいんです」
由愛「……」
ほたる「そしてぶちゅっと」
由愛「なるほど」
麗奈「乙女心差し引いてもビミョーに嫌な状況ね……」
ほたる「にんにくの時だけなんですよね……」
麗奈「言い方」
ほたる「もうなってるかも……ふふ、私と話してしまいましたから」
麗奈「暗いッ!」
由愛「ブラジャー脱いで……にんにくを食べれば……?」
ほたる「バッチリです」
麗奈「変なことしない! 変なこと吹き込まない!!」
由愛「に、にんにくかぁ……ちょっと、嫌だけど……でも、出来るなら……」
麗奈「……目的、忘れてない?」
由愛「どうやってハプニングを起こすか、ですよね」
ほたる「バナナの皮ですね」
麗奈「サプライズのお返しプレゼントでしょうが!!!!!!!」
由愛「!!!!!!!」
麗奈「ハプニングに頼ってどうすんのよそもそも!!!!!!!!」
ほたる「わ、私なら確実に引き起こせますよ」
麗奈「アンタとは違うのよこの白菊!!! もう帰るわよアタシッ!!!」
ほたる「で、でも……答えは出ましたね」
麗奈「アイドル!!!!!!!!!!!!!」
由愛「ほう……」
麗奈「何なんか『それだ!』みたいな顔してんのよ!」
ほたる「にんにくもなし。ハプニングもなし。これが一番です」
麗奈「アイドル! だっつーのッ!!!」
由愛「ちょっと恥ずかしいけど……平気です」
麗奈「歌はダメなのに!?」
ほたる「絶対喜んでくれますよ……わぁ、13歳の唇、にんにく以外の味もあるんだ……って」
麗奈「ならないわよッ!!」
ほたる「若い子からキスされて嬉しくない人います?」
麗奈「アイドル!!!!!!!」
ほたる「茄子さんも喜んでくれますよ」
麗奈「何やってんのよアンタら!!!!」
麗奈「聞かなくていいッ!」
ほたる「じゃあ由愛ちゃんにだけ……」
麗奈「……ア、アタシにも聞かせなさいッ!」
ほたる「やっぱり知りたいんじゃないですか」
麗奈「うるさいわねアンタッ!」
ほたる「キスして……あげよっか?」
麗奈「何キャラよ!?」
由愛「お願いします」
麗奈「なに言ってんのよ!」
ほたる「おやつ、ガーリックトーストだったんですよね」
麗奈「そのジンクス使うのやめなさい!」
由愛「ほっぺに……なら」
麗奈「それでもキス求めんな!」
ほたる「……素直じゃないんですから……んっ」
由愛「!?!?」
麗奈「ちょっと今口にしなかった?」
ほたる「私がにんにくを食べた時点で……未来は収束するんです」
麗奈「そ、そう……」
由愛「うっ……そんなに嬉しくないかも……」
ほたる「あくまで不運ですから」
麗奈「何してんのよ」
ほたる「茄子さんなら喜んでくれますけど」
麗奈「だから何やってんのよ!! アンタらは!!」
ほたる「茄子さん、若い子の唇が好きで……」
麗奈「は!? え??」
ほたる「何が起きても『良いことがありました』で有耶無耶にするというか……良いことなんでしょうけど」
麗奈「今度会ったらぶっ放すか……」
由愛「……どうすればキスしてもらえます?」
麗奈「アンタは! 何!」
ほたる「こちらからしに行っても喜ばれますよ」
由愛「わかりました」
麗奈「わかりました、じゃないのよ!!!」
ほたる「麗奈ちゃんは素直じゃないんですね……気持ちいいのに」
麗奈「ああもう!茄子はどうでもいい!! から!!」
麗奈「アイドルなんだからこのくらいにしておきなさいッ!」
ほたる「こういうの好きですよね、皆さん」
由愛「ファンの方も……喜んでくれます」
麗奈「そりゃあねぇ。ま、アタシは素直に握手なんてしてあげないけど」
ほたる「え……握手、しないんですか?」
麗奈「……アタシのキャラじゃないからね。そーいうのは正統派アイドルの仕事」
ほたる「やって、みませんか?」
??「ショートコント、握手会っ」
麗奈「のるなッ! コントにするな!ってか何よいきなりッ!!!」
ほたる「ここは握手会会場――」
由愛「次の方、どうぞ~」
麗奈「始めんじゃないわよ!」
??「よ、よろしくお願いしますっ!」
麗奈「いきなり来てコントぶち込んでんじゃないわよ悠貴!!」
悠貴「あ、握手っ、してくれないんですかっ?」
麗奈「え、しないけど」
悠貴「こんなに握手券手に入れたのにっ!?」
麗奈「束ァ!?」
悠貴「私の稼ぎがっ……」
麗奈「何こんなことに使ってんのよ!」
悠貴「だって私っ……麗奈ちゃんのオデコが……っ」
麗奈「アタシのデコがなんだって!?」
悠貴「握手してもらえないなら……デコ合わせするまでですっ!!」
麗奈「なんか目ぇ怖いんだけど!? するから! 握手するから!」
悠貴「えへへっ、よかったぁ」
麗奈「な、何よほんとに……」
悠貴「これからも、よろしくお願いしますっ!」
麗奈「アンタが両手でやるんかーいッ!」
悠貴「それにしても……案外、柔らかいんですね……ふふっ」
麗奈「何よその手つきはっ! だいたいアンタの方が綺麗な手ェしてるでしょうが!!」
悠貴「えっ……(とぅんく)」
由愛「はいお時間でーす」
麗奈「ほら時間よッ」
悠貴「延長お願いしますっ」
麗奈「すなッ!」
由愛「ひぃ、ふぅ、みぃ……後3時間ですね」
麗奈「あんだけあればねぇ!」
悠貴「ふふっ、アド街を見た」
由愛「キス無料です」
麗奈「アイドル!!!!!!!! の!!!!! 握手会!!!!!! つーかキスさせようとするなッ!!!!!!!」
悠貴「やったぁっ、今晩は天ぷらですねっ」
麗奈「えっ……あ、魚のほう?」
悠貴「残念ですかっ? 残念でしたかっ?」
麗奈「なわけないでしょうが!!!!! アンタも大切にしなさいよ!!!!!!」
悠貴「……ふふっ」
麗奈「何よその含み笑いは! もういいわ!」
悠貴「どうも、ありがとうございましたっ」
麗奈「いやホント……何させんのよアタシに!」
悠貴「楽しかったですっ! ところで……なんの集まりなんですかっ?」
麗奈「知らずに来たの!?」
悠貴「今来たところなので……っ」
麗奈「何も知らずにアドリブコントしたのアンタ!?」
悠貴「前に共演した茄子さんが、仕込んでくれたんですっ! 隠し芸としてっ」
麗奈「また茄子ッ!」
悠貴「……なら、こういうのはどうですかっ」
由愛「体に気を使いつつ……」
ほたる「個性を出しながら……」
麗奈「……自分の手で作れる。アンタ……いいこと言うじゃない」
悠貴「えへへっ! 私じゃなくても、他の方の趣味とか参考にしてもいいかなーって、思いますよっ」
由愛「ふむふむ……」
麗奈「なるほどねぇ……アンタが真面目でよかったわ」
ほたる「まるで私たちが真面目じゃないようなっ」
麗奈「……不真面目とは言わないけどさぁ……」
由愛「全部バズーカよりマシですよ」
麗奈「悪かったわねぇ!!!!!!」
第11案:笑顔
麗奈「ああ……なんつーか、素直で直球な……」
由愛「一緒にあげるにはいいプレゼント……オプション、ですかね……」
ほたる「……」
麗奈「……うん?」
ほたる「これ……誰を参考にしたかわかります?」
麗奈「笑顔っつったらそりゃ……卯月じゃないの?」
ほたる「……そうですね、そうですよね」
麗奈「うん?」
由愛「酷いです」
ほたる「いえ、いいんです……私なんて」
麗奈「何、どういうこと……?」
ありす「橘です、呼びましたか?」
由愛「白菊ほたる、趣味、で検索」
麗奈「音声認識のアプリじゃないのよ」
ありす「しらぎく、ホテル、夕美で検索ですね」
麗奈「ポンコツじゃない!」
ほたる「ああ、認識されない……やっぱり私……」
ありす「出ました。大分のホテルですね」
麗奈「検索してんじゃないわよ!!」
ありす「夕美さんが弾かれちゃいますね……あっでも夕実さんのプロフィールは出てきましたよ!」
麗奈「ほたるのプロフィールをだせっつってんのよッ!!」
ありす「注文が多い人ですね」
麗奈「小うるさい!」
由愛「趣味を見てください」
麗奈「……えーっと? 趣味……あっ」
ほたる「どうも、笑顔の練習と、アイドルレッスンと、お守り集め……アイドル白菊ほたるです」
麗奈「……」
ほたる「……」
由愛「……」
ありす「……」
麗奈「その、ごめん」
ありす「シンデレラガールズ、笑顔、で検索すると一色ですね……あっ、悠貴さんもいる」
ほたる「……」
由愛「……」
ありす「……シンデレラガールズ、笑顔、趣味で検索してようやく……あっそれでも一番では……」
ほたる「……苦い野菜、検索」
麗奈「悠貴に八つ当たりしようとしてない?」
ありす「ゴーヤとかセロリが出てきました」
ほたる「後で八百屋に行きますね」
麗奈「……しーらないっと」
ほたる「麗奈ちゃんも飲むんですよ」
麗奈「!?」
由愛「健康には良さそうですね……」
ありす「いちごもオススメですよ」
ほたる「いちご、美味しいですよね」
ありす「ところでみなさんは何を……?」
ありす「それならいちご料理です」
由愛「うーん」
ほたる「情けかけちゃダメですよ」
麗奈「はい次行くわよー」
ありす「!?」
由愛「なるほど、本……」
ありす「……こういう趣味もあるんですから」
ほたる「書いてみては?」
由愛「!?」
麗奈「手作りでいいんじゃない?ま、よくわからないものが出来上がると思うけど」
??「……本ですか?」
麗奈「いきなり来るわねホント」
ありす「文香さんは私と一緒に来たんです」
麗奈「ああ、道理で視界の端にいると……」
文香「ありすちゃんの邪魔をしてはいけないと……で、書くのですか?」
由愛「か、書けないと、思います」
文香「そ、そうですか……失礼しました……」
ありす「あっ文香さんっ待ってください」
麗奈「……メモはするのね?」
由愛「ふ、風香さんに聞く手段もありますから」
麗奈「……詳しいの? 風香は」
ほたる「もっと他のアイドルの趣味に詳しくなってもいいと思います」
由愛「風香さん、書くんです……小説」
麗奈「へぇー、そうなの」
由愛「でも見せてくれないんですよね……」
麗奈「アンタだって絵ェ隠すでしょ」
由愛「……」
麗奈「……」
ほたる「……」
麗奈「やっぱ絵よね」
由愛「む、無茶な……」
麗奈「描いてみればいいでしょ、絵描けるんだから」
ほたる「聞ける人もいますよ」
由愛「……ひ、比奈さん……は、分野が違うのでっ」
麗奈「でもメモしてんじゃない」
由愛「バズーカよりマシですから」
麗奈「悪かったわよ……」
麗奈「これはほたるね。ほたる由来よね」
由愛「手作り……な、なるほど」
ほたる「由愛ちゃんなら作れそうですから……」
麗奈「お守りくらい誰でも作れるんじゃない?」
ほたる「……麗奈ちゃんは無理そうですね」
麗奈「なんでよ!?」
由愛「?」
ほたる「ふふっ……あとで教えてあげますね」
由愛「は、はい……?」
麗奈「させんの?」
由愛「それは、ちょっと……」
ほたる「デュエットとか……したくないですか?」
由愛「!」
麗奈「! じゃないわよ」
ほたる「でも、プレゼントじゃないですね……」
麗奈「どう見ても違うでしょーが……」
ほたる「お互い幸せになりますよね」
麗奈「きたわね島村卯月」
由愛「でもこれもプレゼントじゃ……」
ほたる「……テレフォンカードでも渡します?」
麗奈「公衆電話で長電話させんの?」
由愛「電話ってあんまりしませんよね……」
麗奈「通話よねぇ、今は」
由愛「楽しいですよね」
ほたる「プレゼント感は増しましたね」
麗奈「間違いなくびっくりするし、喜んでくれるんじゃない?」
由愛「は、はい……いいですね、これ」
ほたる「花言葉とかありますよね」
麗奈「教えてくれそうな奴も多いし。凛とか、夕美とか」
ほたる「豆知識なんですけど、白い菊って真実なんですよ……花言葉」
麗奈「ふーん。悪くはないと思うケド」
ほたる「使われる場所、仏花とかですけどね」
麗奈「そ、そう……」
ほたる「一緒に買い物に……?」
麗奈「一気に現金になったわね」
由愛「そ、そんなにたくさんは渡せませんね……」
麗奈「……ならもうちょっと手軽に……」
ほたる「……手軽といえば、こうですか?」
ほたる「映画とか、テーマパークとか……」
麗奈「誕生日だから連れてけ、とも言えるしね」
ほたる「二人で出かけられる、って……良くないですか?」
由愛「で、デートですね」
麗奈「子供の付き添いじゃなくて?」
由愛「しっ」
麗奈「睨まないでよ」
ほたる「ちょっとチープですかね?」
麗奈「年相応でしょ」
由愛「画材のクーポンなら……」
麗奈「もっとプレゼントよこせ……っつってるみたいね」
ほたる「何か持ってたかな……あっ」
麗奈「ん?」
ほたる「……ランジェリーショップのクーポン、いります?」
由愛「わ、わわわ……」
麗奈「アイツ連れてくってこと……?」
由愛「……ふむふむ」
麗奈「顔赤くしながらメモってんじゃないわよ」
ほたる「まぁ、由愛ちゃん……上、つける必要なさそうですけど」
麗奈「急に煽るわね」
由愛「しっ」
麗奈「睨むなって」
麗奈「そもそも券作っちゃえば?」
ほたる「握手券とかですか?」
由愛「3時間分?」
麗奈「……3時間も握手してたら、なんつーか……変な気分になるわね……」
由愛「わわわ……えへ」
麗奈「……幸せそうだからいいけど、そうじゃなくて……子供が親にあげるような、肩たたき券みたいな、ね」
由愛「肩たたき……あ、結構いい、かも」
ほたる「なんでも言うことを聞く券とかですね」
由愛「……聞かされちゃうんですね」
麗奈「何される気よ」
ほたる「言っていいんですか?」
麗奈「言わなくていいわ……」
ほたる「もはや券いらないでしょう」
由愛「わ、わわわっ」
麗奈「だから何されんのよ……言わなくていいけど」
ほたる「キスはもう出てますからね」
由愛「でも、するのとされるのって別ですよね……」
ほたる「どっちも……いいですよね。私は偶然してしまうタイプですけど」
由愛「わわわ……えへ」
麗奈「顔が日菜子みたいになってるわよアンタ」
麗奈「さっきちょろっと言ってたけど。ふつうに映画でもいいんじゃない?」
由愛「……どんな映画にします?」
ほたる「王道は……ホラー、ですよね」
由愛「こ、怖いのはちょっとっ」
麗奈「恋愛モンでも見とけば?」
ほたる「夜のシーンに力を入れてるのがいいですよ」
麗奈「……13歳だからね?」
由愛「おすすめありますか?」
ほたる「……う、うーん……」
麗奈「今決めなくてもいいんじゃない? 聞くなら伊吹とかいるし……奏とか、一応小梅とか……」
麗奈「何?」
由愛「ヘレンさん」
麗奈「ヘレン? どうしたのよ急に世界レベルになって」
由愛「趣味、DVD鑑賞なんですよね」
ほたる「!?」
麗奈「!?」
由愛「最近教えてもらって……」
麗奈「良さげなの教えてくれそうね」
ほたる「世界レベルですからね……」
麗奈「ってことで、自作する?」
由愛「自作……?」
麗奈「アンタを撮るのよ」
ほたる「……麗奈ちゃんのえっち」
麗奈「は、はぁ!?」
由愛「わわわ……」
麗奈「変なこと言った? 変なこと言った!?」
由愛「えっと……な、成宮由愛……です。学生です……」
ほたる「へぇ、ゆめちゃんって言うんですね。今までの経験は?」
由愛「練習はたくさんしてますけど、その、人と話すのが苦手で……でも、頑張ってます」
ほたる「案外活動してるんですね」
由愛「はいっ、恥ずかしいですけど」
麗奈「何が始まってんのよ」
由愛「やっぱり、体を動かすところ……ですかね。汗かいちゃうんですけど……気持ちいいです」
麗奈「何よこのインタビュー……」
ほたる「じゃあ、早速脱ごっか」
麗奈「脱ぐな!!!!!! 止めなさい!!!!!」
由愛「このあとレッスン着で、日頃の活動を収めるんですよ?」
麗奈「そんな流れだった!? 本当に!?」
ほたる「日頃の由愛ちゃんの活動をフィルムに収めるんです」
麗奈「あのインタビューいる?」
ほたる「少しはドキドキさせてあげないと……」
由愛「バランスボールとか乗ったりしますよね」
ほたる「小さいか、逆にダボダボのレッスン着で……ふふっ」
麗奈「一歩間違えれば捕まるわよ! アイツが!!」
ほたる「バレなければいいんです」
麗奈「バレない自信あるの?」
ほたる「次行きましょうか」
ほたる「想いを伝える方向にシフトしましょう」
麗奈「言葉にするのは大切よね」
ほたる「しかも保存できて、いつでも再生出来ます」
麗奈「……会って言え、ってツッコミは野暮かしら」
由愛「恥ずかしいです……」
ほたる「プロデューサーさん、ごめんなさい……って言ってみてください」
由愛「ごめんなさい……プロデューサーさん、私……小春ちゃんの虜になっちゃいました……」
麗奈「小春!? 何で!?」
小春「そうなんです~、返しませんよ~」
麗奈「どこから沸いたの!?」
麗奈「レターなら紙でいいでしょ」
ほたる「絵葉書にすれば趣味も活かせますね……!」
由愛「プロデューサーさんがこの手紙を読むとき、私はもうこの世には……」
麗奈「手渡しするんじゃないの?」
小春「13歳の由愛ちゃんはもういないんです~」
ほたる「そうですね、もうすぐ13歳ですから……あれ?」
小春「あれ~」
ほたる「何かが」
由愛「おかしい」
麗奈「ような」
由愛「あっ……ちひろさん……」
ちひろ「ハロウィンも終わったことですし、お安くなってますよ」
麗奈「現金ね」
ちひろ「あっ、小物ならお貸しできます」
麗奈「なるほどね」
小春「かわいい由愛ちゃんでプロデューサーさんを癒すんですね~」
ほたる「元気、出そうですね……色々と」
由愛「着るなら……何にしましょうか」
ほたる「ダビデ像とかどうですか?」
麗奈「それ全裸じゃない?」
ちひろ「せめて女の子が良いかと」
ほたる「ヴィーナスの誕生はどうですか?」
麗奈「それも全裸じゃない?」
由愛「手伝ってくれるなら……」
麗奈「乗るな!」
由愛「ちょうど4人必要なんです」
ほたる「さ、脱ぎましょう」
小春「楽しいですね~」
麗奈「脱ぐな!!! 脱ぐな!!!!!!」
(ちひろさんは忙しいので仕事に戻りました。ご苦労様です)
小春「動物とかいいですよ~」
ほたる「うーん……見るからにぬりかべですかね」
麗奈「暴言が過ぎる」
由愛「キャンバスって言って欲しいです」
麗奈「アンタそれでいいの?」
ほたる「由愛ちゃんの広がるキャンバスに筆を……」
由愛「く、くすぐったいです」
麗奈「やめなさい!!」
小春「あっ、ヒョウくん食べちゃダメです~」
由愛「!?!??!?!?!??!」
麗奈「止めなさい!!!!!!!」
ほたる「これが本当の不埒なキャンバスですね」
麗奈「アンタは印象の方でしょうが」
ほたる「そして脱いだ服をプレゼント」
麗奈「するな!」
ほたる「そのまま私がプレゼント……」
由愛「憧れますね……!」
麗奈「憧れない!」
小春「少女漫画の王子様みたいです~」
麗奈「そうなの!?」
ほたる「むしろ青年誌」
麗奈「そりゃありがちだけど、さぁ」
麗奈「着られるもん渡しなさいよね」
ほたる「シャツ、ですかね……?」
由愛「……Tシャツに水彩画を?」
麗奈「洗濯したら大変なことになるわね」
小春「顔をプリントしましょう~」
由愛「これでいつでも一緒……!」
麗奈「着ないでしょ……逆にアイツの顔Tシャツあったら着る?」
由愛「裏表にして……」
麗奈「着るならちゃんと着なさい」
ほたる「でも、ネクタイとかハンカチとかは王道ですよね」
麗奈「その下りは終わったわ」
ほたる「!?」
麗奈「そういえば出てなかったわね」
由愛「お菓子とイチゴだけですね」
ほたる「と言っても、幅がありますよね、料理」
麗奈「おむすびでも握れば?」
ほたる「体液を摂取させる作戦ですか?」
麗奈「どういうことよ」
ほたる「汗と涙と謎の液で」
由愛「ごくり……」
麗奈「汚いからやめなさい」
由愛「くるみちゃんはやったのに……」
ほたる「ばれないレベルなら大丈夫ですよ」
小春「ちょっとバレてたみたいですけど~」
ほたる「ちょっと気持ちよかったって」
麗奈「……同期の今後が心配になるわね」
麗奈「知りたくなかったんだけど」
ほたる「Mの気もありますよね」
麗奈「知りたくなかったんだけど!!!」
小春「体はLなのに……」
麗奈「胸だけでしょ……ああもうくるみはいいから!」
小春「主食も、おかずも、デザートも~、たくさんですね~」
ほたる「由愛ちゃんはどれになりたいですか?」
麗奈「作るの。ならないの」
由愛「や、やっぱり……メイン……ですかね」
麗奈「答えてんじゃないわよ」
ほたる「おかずにされるというのも興奮しませんか?」
麗奈「アンタ絶対外でそういうこと言うんじゃないわよ?」
由愛「す、すこしは……えへへ」
麗奈「アイドルの裏側ってこんなんばっかり」
小春「小春はあまーいデザートがいいですね~」
麗奈「アンタはああならないでよ、小春」
小春「メインの印象を消してしまうような~」
麗奈「!?」
由愛「!?」
ほたる「!?」
小春「そのくらい覚えてもらえるようなアイドルになりたいです~」
ほたる「男性は嬉しいものだ、って聞いたことありますよ」
麗奈「アイツそんなに酒飲むっけ」
由愛「ミックスジュースでも注ぎます?」
麗奈「合わせ技ね。そっか、別に一つである必要もないのか……」
ほたる「混ぜましょう」
麗奈「やめなさい」
由愛「手段はもう選んでられませんよね……!」
麗奈「何があんたをそうさせんのよッ!」
麗奈「んなもん飲ますな」
ほたる「由愛ちゃんが飲むんですよ?」
麗奈「んなもん飲ますな!!!!」
麗奈「なんか流れが嫌なんだけど」
ほたる「普通の枕ですよ……?」
麗奈「……ま、まぁ。寝不足っぽいしね」
小春「寝心地って大切ですよね~」
由愛「枕が替わると落ち着かなくなりますよね……」
ほたる「枕から由愛ちゃんの香りがするっていうのはどうですか?」
麗奈「どういうことよ!?」
由愛「私の枕カバーを……?」
ほたる「そういうことです」
麗奈「使用済みで価値上げるのやめない?」
由愛「でも、汚くないですか?」
麗奈「……男って汚いもんが好きだから……ねぇ」
麗奈「コラ! 白菊コラ!」
麗奈「どう違うっていうのよ!!」
小春「小春はよく枕になってますよ~」
麗奈「そいつはイグアナだから!」
ほたる「膝枕とか、腕枕とか、お腹、胸、お尻、股……」
麗奈「少なくとも後ろの三つはダメよ」
由愛「う、腕は……色々と、近、えへ」
麗奈「女の子に腕枕させんじゃないわよ」
ほたる「胸に息がかかりますよね」
麗奈「却下よ却下」
ほたる「膝枕って向きによっては大変なことになりますよね」
麗奈「やめなさいって」
ほたる「抱き枕って選択肢もありますね……」
由愛「抱いちゃうんですか?」
麗奈「あんたが抱かれんのよ」
ほたる「まぁっ……」
小春「あら~」
由愛「え、えっち」
麗奈「あんたらに言われたくないわッ!!!!!!!」
麗奈「これから寒くなるしね、高いけど」
由愛「一緒に入るんですか?」
麗奈「なんでよ」
小春「小春はヒョウくんと寝ますよ~?」
ほたる「変温動物と寝て大丈夫なんですか?」
小春「ヒョウくんぽかぽかです~」
麗奈「苦労してんのね、あのイグアナも……」
小春「かわいくいきましょう~」
麗奈「あいつ結構動物とか好きだし、ねぇ」
由愛「ある程度なら手作りも出来ますね……?」
ほたる「中に何仕込みますか?」
麗奈「そんなの、アンタ……まぁ、目覚まし時計とか?」
ほたる「かわいいですね」
麗奈「うっさいわね!!!!」
小春「かわいいんですよ~」
麗奈「黙らっしゃい!!!」
麗奈「食に戻るけど、食器は?」
ほたる「由愛ちゃんのいつも使ってる」
麗奈「その冠詞は禁止」
ほたる「えぇ」
麗奈「肇から聞いたんだけど、手作りのお椀って唯一無二のものになるんだって」
由愛「お皿にお絵かき……?」
小春「箸も手作りしましょう~」
麗奈「それはいらないんじゃない?」
由愛「つまり、食器も合わせて料理を創り上げる……?」
麗奈「芸術系のやつは理解が早いわね」
麗奈「ハイ次行くわよ~」
小春「小春もヒョウくんにご飯あげますよ?」
麗奈「人にやるのはだいぶ問題でしょ」
小春「麗奈ちゃん、あーん」
麗奈「ちょ、小春やめなさいって――むぐぅ」
由愛「わわわ……」
小春「問題なしです~」
麗奈「アタシらの仲でも無理やりはやめなさいよね!!!!」
ほたる「手作りできるって聞いたことがありますよ」
麗奈「あら、いいじゃない。疲れ取れそうね」
小春「元気になりそうですね~」
麗奈「だからすぐそういうサービスに持ち込もうとする!」
ほたる「絶対喜びますよ」
小春「元気になりそうですね~」
由愛「元気にさせたいです」
麗奈「だからアイドルだって……」
ほたる「もうそのまま入っちゃいましょう」
麗奈「だから!!!!!」
小春「ヒョウくんともはいりますよ~?」
麗奈「そりゃペットと一緒に入ったところで!」
小春「家族ですから~」
ほたる「家族なら大丈夫なんですよ」
由愛「そうですよね」
麗奈「アンタら他人だからね」
ほたる「でも、同じシャンプーの香りって……あこがれませんか?」
麗奈「……そんなもん?」
由愛「わかります」
小春「いいですよね~」
麗奈「ふぅん……」
小春「お風呂上りはマッサージ、です~」
麗奈「……まぁ。肩揉むくらいなら?」
ほたる「湯上りでどれだけ密着できるかが勝負ですよ」
由愛「はいっ……」
麗奈「あーもう……」
小春「耳の中も掃除してあげないと~」
由愛「気持ちいいですよね……」
麗奈「まぁ……でもやったことはないわね。誰かある?」
ほたる「茄子さんの鼓膜を貫いたことなら」
麗奈「何してんのよアンタ!?」
ほたる「終始笑顔でしたよ」
麗奈「……狂ってるわね、茄子」
ほたる「プロデューサーさんの家に乗り込んで掃除してあげちゃう……とか」
麗奈「アイドルが上がりこむんじゃないわよ」
ほたる「いまさらでは?」
麗奈「……まぁ、確かに」
小春「お手伝いっていいと思いますけど~」
麗奈「そりゃそうだけど……」
小春「いろいろやっちゃいましょ~」
ほたる「そのまま住み込んでしまうというのは」
由愛「内縁……ッ!」
麗奈「……いまさらだけど、事務所で完結させたほうがいいんじゃない?」
麗奈「お茶淹れるとかさ」
由愛「お茶……紅茶とかですか?」
麗奈「なんにせよ。お茶のプロも、多いでしょ。手間だって、いくらでもかけられるし」
ほたる「何混ぜますか?」
麗奈「……タバスコ?」
小春「砂糖多めにしましょうね~」
ほたる「オリジナルブレンドを極めましょう」
由愛「お、おいしく出来ますかね」
小春「コーヒーなんてどう淹れても苦いだけですよ~」
麗奈「なんてこと言うのよアンタは!」
小春「あまーくあまーくしましょ~」
麗奈「ホットミルクってこと?」
ほたる「由愛ちゃんの」
麗奈「やめなさい」
由愛「出ないです」
麗奈「誰も出ないわよ!!!」
ほたる「出るようにしましょう」
麗奈「やめなさい!!!」
ほたる「準備は出来てますし」
麗奈「やめなさいッ!!!!!」
麗奈「言わせないし書かせないし次にいく!!!」
麗奈「吸うな!!!!!!!!!!」
麗奈「それはもうやったでしょうが!!!!!!」
麗奈「もう疲れたんだけど……」
由愛「がんばってください、麗奈さん……」
麗奈「アタシいる? ほんとに必要?」
ほたる「いなかったら収拾つかないですよ」
小春「小春が撫でてあげますね~なでなでです~」
麗奈「あー……って何デコ撫でてんのよ!!!」
小春「すべすべです~」
麗奈「うるっさい!!!!」
ほたる「癒されそうなものを……」
麗奈「事務所思い出しそうだけどね」
由愛「事務所からは逃げられないんですね」
小春「どんな香りにしますか~?」
ほたる「シャンプーでも入れます?」
麗奈「壊れるっての……」
麗奈「冬は乾燥するし……って、ちょっと高いかしら」
小春「前にペットボトルにつけられる加湿器ありましたよ~」
ほたる「!」
麗奈「もう何考えてるかわかったんだけどやめなさい」
麗奈「冬は寒いから、ね」
ほたる「アイドルがいるのに湯たんぽが必要ですか?」
麗奈「何言ってるのあんたは」
由愛「私達が風邪引かないように……?」
麗奈「一緒に寝る気満々ねホント」
小春「編みましょう~」
麗奈「いいけど間に合う?」
ほたる「何編みこみますか?」
麗奈「初心者が冒険したら大変なことになるっての」
???「冒険!?」
むつみ「冒険と聞いて!」
由愛「わぁ……」
小春「そろいましたね~」
麗奈「冒険って何すんのよ」
ほたる「それはもう夜の」
麗奈「夕方には帰りなさい」
由愛「朝を迎えてみたいですね……」
麗奈「帰りなさい」
むつみ「夜といえば星、じゃない?」
麗奈「だから夜は……ま、そんくらいならいいか」
ほたる「とってもおしゃれですね……」
小春「お星様の勉強しないといけませんねぇ~」
由愛「星に詳しい人ってなんだか……いいですよね」
麗奈「アイツも詳しそうなもんだけどね」
麗奈「昼でも世界中の星が見えるわよ。」
由愛「部屋で二人きり……」
ほたる「そして突然ピンク色になる部屋」
むつみ「ぼ、冒険だー!」
小春「重なる体……少女漫画です~」
麗奈「危なくなったらバズーカで乱入するから」
由愛「な、なんてことを……」
ほたる「ダメですよ、邪魔したら……」
麗奈「犯罪者出すわけには行かないでしょ!」
由愛「レイナサマなのに?」
小春「麗奈ちゃんって優しいんですよ~」
麗奈「うるさいわねッてデコを撫でるな!!!!!」
小春「きらきらなら手作りのアクセサリーなんて、どうですか~?」
麗奈「アイツに?」
由愛「似合いそうですよね」
麗奈「ほんとに?」
小春「そのままかわいくしちゃいましょう~」
むつみ「だ、だいぶ冒険だね」
麗奈「正気?」
由愛「きっとかわいいです」
小春「ですね~」
麗奈「正気?」
ほたる「そして、こう」
由愛「わわわっ」
麗奈「いい大人に何させんのよ」
むつみ「大人だって、子供に帰りたくなることだってあるよね……」
小春「ですよ~」
麗奈「もっと、喜ばせる方向に」
ほたる「コスプレ好きにしてしまえばいいんです」
麗奈「アイツのほうを変えてどうすんのよ」
むつみ「解決!」
麗奈「してない!」
麗奈「大人っぽいもの渡してみれば?」
由愛「手作り……?」
麗奈「……無理かしら」
小春「ヒョウくんの皮いります~?」
麗奈「ウチでも加工できそうな人は……あんまり、ねぇ」
ほたる「そもそもヒョウくんですし……」
むつみ「でも、かっこいいものって持っててほしいですよね」
むつみ「高級なやつ!」
麗奈「由愛にゃ無理でしょ」
ほたる「それなら使用済みの」
麗奈「だからそういうので価値をあげるんじゃないって」
由愛「何に使った後ですか?」
麗奈「何って何よ」
ほたる「それはもう……」
麗奈「どうしてこう……色ボケになっちゃったのかしら」
ほたる「茄子さんの影響……ですかね」
麗奈「アイツ……」
ほたる「今ですか?」
麗奈「そーいや、って思ってね。安いし。たくさん買って遊びつくすとか。いいんじゃない?」
小春「麗奈ちゃん、花火壊して中身集めたりとかしてますよね~」
麗奈「アタシには必要だから」
由愛「そんなにバズーカ推したいんですか……?」
麗奈「一言も言ってないでしょ!」
ほたる「ちょっと寒そうですね……今の時期なら、うーん」
第71案:もみじ狩り
ほたる「今年なら、まだいけますよ」
麗奈「モノじゃないけど……事務所の近くにもあったわね、そーいや」
むつみ「まさしくデート……冒険、だね!」
ほたる「イチョウを避ければばっちりですよ」
由愛「この辺イチョウ多いですけどね……」
小春「おいしいですよね~」
麗奈「……くさくない?」
ほたる「くさいって思われちゃうかも、知れませんね」
由愛「それは、ちょっと……」
小春「処理すれば大丈夫ですよ~」
ほたる「秋の味覚なら、焼き芋とか……?」
麗奈「いまどきちょっと難しくない?」
むつみ「屋上で……?」
麗奈「そりゃ無茶な」
小春「公園で聖ちゃんがやってましたよ~」
由愛「おととい、でしたっけ……ライラさんとか、何人かで」
麗奈「……いける、か」
由愛「でも、心配なのは……」
麗奈「心配なのは?」
小春「椅子に座ったときの麗奈ちゃんみたいになっちゃうかも……」
由愛「ですよね……」
麗奈「アレはちがうから!!!!!!!!もう!!!!!!」
ほたる「臭くなっちゃう、と」
麗奈「考慮しなきゃいけないだろうけど!! 違うから!!!」
ほたる「どうせなら色々焼きましょうか」
由愛「いいですね、楽しそう……」
麗奈「普通にアンタの誕生日会になってない?」
由愛「あっ」
小春「なら~、そこで何をするか、ですよ~」
むつみ「じゃあ……こういう感じ?」
むつみ「……と、とか?」
ほたる「いじらしさが伝わりますし、顔が見えないから恥ずかしさも抑えられますね」
麗奈「……なんか、違う気がするんだけど」
小春「どきどきするプレゼントですよ~?」
麗奈「そう……?」
ほたる「ま、胸があればよかったんですが」
由愛「しっ」
麗奈「なに睨んでるのよ」
麗奈「感謝伝えるだけ?」
小春「でもどきどきしますよ~」
ほたる「落差というか、ギャップというか……絶対喜びます、けど」
むつみ「結局何しても喜んでもらえちゃうから、なぁ」
麗奈「そうなのよね。初心に帰ってもいいんじゃない?」
由愛「じゃあ、初めに戻りますか……?」
麗奈「アイツより由愛自身に必要なんじゃない?」
ほたる「でも、プロデューサー業ってどこで刺されるかわかりませんよ?」
麗奈「アンタの唇事情とかばれたら大変なことになりそうよね」
ほたる「茄子さんとか……」
麗奈「アイツは大丈夫っつーかちょっと刺されたほうがいいわ」
由愛「でも、自作とか……出来るものですか?」
麗奈「任せなさい」
由愛「えぇ……」
麗奈「何よその反応は!」
小春「占いはどうですか~?」
麗奈「女の子っぽいけど……アンタ出来るの?」
由愛「朋さんが詳しいから、色々聞けるかなって」
麗奈「本人の運気あんまないけどね」
ほたる「不幸なら負けませんが?」
麗奈「何対抗してんのよ」
由愛「ちょっとやってみますね……小春ちゃん、手を出してください」
小春「わ~、手相ですね~」
由愛「ふむふむ……小春ちゃんの恋愛運は最高……隣に座っている女の子がお勧めです」
小春「あら~、麗奈ちゃんですね~」
麗奈「ちょっと!?」
由愛「これをプロデューサーさんにやります」
麗奈「露骨に誘導するわけね」
ほたる「女の子っぽいですよね~」
小春「ついでに縁起のいいものも?」
麗奈「クローバー……智絵里に頼む?」
ほたる「一緒に見つけてこそ、では?」
むつみ「案外楽しいよね、四葉のクローバー探し」
由愛「探しておいて、しおりにするのもいいかもしれませんね……」
ほたる「私は手伝えませんけど」
由愛「茄子さんと、智絵里さんと、芳乃さんに頼むので」
麗奈「群生地見つかりそうね」
小春「お花も探しましょう~」
麗奈「……写真でも撮るの?」
ほたる「その場で渡してあげるんです。少女マンガみたいに……」
麗奈「渡されても困らない?」
むつみ「ムードが大切なんですよ!」
ほたる「そうですっ!」
小春「も~、麗奈ちゃん~」
由愛「アイドルなんですから……」
麗奈「アタシのキャラじゃないし……」
由愛「む」
ほたる「むっ」
むつみ「むむむ」
小春「む~」
麗奈「近いッ!どいつもこいつもッ!!!」
ほたる「ついでに食べられるものも取りましょう」
麗奈「花より団子!? それでいいの!?」
由愛「山菜、すぐ採れる場所にあるものですか?」
むつみ「食べられる草といえば、タンポポとか……どくだみ?」
麗奈「二人連れだってどくだみ取り始めるの、相ッ当ムード無いけど平気? 大丈夫?」
麗奈「まだムードあるなら……キノコでいいじゃない」
由愛「野良キノコは危ないですよ……?」
麗奈「専門家もいることだし」
ほたる「よく考えると、他のアイドルをだしにしていちゃつく訳ですが」
麗奈「現在進行形でだしにされてんのよ、アタシたちは」
むつみ「青春だねぇ……」
小春「体にいいもの、食べてほしいですよね~」
ほたる「例えば……青汁とか?」
麗奈「手作りするつもり? ……それミックスジュースじゃない?」
むつみ「どくだみ茶かもしれないよ」
麗奈「何でどくだみ推してんのよアンタは」
小春「あ~、虫さんとか~?」
むつみ「虫!?」
麗奈「それは珍味でしょ……いやこのツッコミも変ね!?」
むつみ「虫、虫……かぁ……うーん」
麗奈「何考えてるか大体わかるけど、やめたほうがいいわよ」
由愛「出身地考えると聖ちゃんは虫を食べているはずです」
麗奈「そういうのもやめなさい」
麗奈「それなら名産品持ってくれば?」
小春「滋賀って何があるんですか~?」
由愛「琵琶湖です」
麗奈「他には?」
由愛「……」
ほたる「に、日本一じゃないですか」
小春「いいですね~琵琶湖」
由愛「と、鳥取と佐賀よりかは何でもありますけど」
小春「はい~?」
ほたる「今鳥取砂丘馬鹿にしました?」
麗奈「何喧嘩してんのよアンタら」
むつみ「三大和牛かぁ」
麗奈「ああ、ウチにもいるわよ、米沢に」←山形
由愛「真似しないでくださいっ」
麗奈「悪かったわねッ」
むつみ「今時どこでも牛育ててるよね」
由愛「むつみちゃんはイチゴでも食べててください」
むつみ「!?」←栃木
由愛「そうですね……もっと安そうな」
ほたる「琵琶湖の水とかで良いんじゃないですか?」
麗奈「手製」
由愛「砂詰めている人と同じにしないでください」
ほたる「今鳥取砂丘馬鹿にしました?」
麗奈「だから喧嘩しないのって」
ほたる「お隣島根には茄子さんがいますよ」
麗奈「そいつの話は聞き飽きたんだけど……なにするの、かくし芸」
ほたる「腹踊り?」
由愛「喜んでもらえるなら……」
麗奈「アイドルがやることじゃない! し! 持ちネタでもないでしょッ!」
ほたる「茄子さんの腹踊りすごいんですよ」
むつみ「すっごく見てみたい……」
麗奈「アタシも見たいけどさぁ!」
ほたる「今から由愛ちゃんが何か面白いことをしてくれます」
由愛「えっ!?」
小春「わぁ~(拍手)」
むつみ「楽しみだね!」
麗奈「……期待してるわね!」
由愛「麗奈さん! ツッコミ!!」
麗奈「ツッコミ役って訳じゃないのよ私はッ!! ほら、はい!」
由愛「……1番、成宮由愛。モノマネ、行きます……っ」
由愛「心も身体も、はずみます……。歌うことが……大好きだから……」
麗奈「由愛と聖、雰囲気の方向性が似てるのよね」
ほたる「弾んでないですけどね?」
麗奈「悲しいこと言うのやめなさいよ」
由愛「あの……つまむのなら……やさしく、して……。信じてますから……」
麗奈「アイツを呼び出して締め上げなさい」
ほたる「何をつまむんですかね」
小春「聖ちゃんつまめるところだらけですよ~」
むつみ「おしりとかね」
麗奈「……今度つまんでみようかしら」
麗奈「!?」
麗奈「なにしてんのよ!!!!」
むつみ「似てるっ、似てるよ由愛ちゃんっ」
麗奈「爆笑すんな!!!」
小春「高笑いはもっと短いですよ~」
由愛「ふむふむ……」
麗奈「メモるなッ!」
由愛「そ、そうですか? よしっ」
麗奈「聖だけにしときなさい……ほのぼので通せるから」
由愛「水着の食い込みを直す時の聖ちゃんとか?」
ほたる「見せてください」
麗奈「ユニットの今後のためにも封印しなさい」
ほたる「モノマネが出来るなら、猫の真似とかも出来ますよね」
麗奈「あざといわね……いいんじゃない、やって見なさいよ」
由愛「……まずほたるちゃんがお手本を見せてください」
ほたる「ええっ……じ、じゃあ、ラクダやります」
麗奈「!?」
ほたる「……ベェー」
むつみ「似てるっ!!!」
麗奈「そうなんだ」
由愛「ベェー?」
麗奈「アンタもラクダなのッ!?」
むつみ「60点」
麗奈「急に辛口になるわねアンタ!?」
ほたる「もう少し舌を……んべっ」
由愛「んべっ」
麗奈「絵面ッ!!!!」
麗奈「やらなくていい!」
小春「ボクがペロペロするのは、仲良しの証!」
麗奈「誰よッ!?!?!?」
麗奈「ハイ次行くわよ」
むつみ「こういう冒険もいいと思う!」
由愛「えっと……?」
むつみ「お父さん、とか。パパ、とか。お兄ちゃん、とか、そういうね」
麗奈「いいご褒美なんじゃない?」
ほたる「この豚?」
由愛「図が高いのよこの豚っ」
麗奈「……いきなりされたらビックリするわね……ちょっとアタシもメモっていい?」
ほたる「……演技のレッスンですねこれ、私もメモします」
ほたる「プロデューサーさんにもやってもらいましょう」
麗奈「なんで赤ちゃんなのよ」
ほたる「最近のトレンドです」
麗奈「ええ……気持ち悪ッ」
由愛「たまには甘えてもいいんですよ……? ほーら、いつも頑張ってて偉いね……すごいね……私は見てますよ……」
麗奈「……効きそうなのが地味に嫌ね」
ほたる「これも最近のトレンドですよ」
麗奈「何囁くのよ」
小春「ペロペロです?」
麗奈「捕まるっつーの」
小春「ペロペロは仲良しの証ですよ~?」
むつみ「うーん、子守唄とか?」
由愛「いつも頑張ってて偉いね……すごいね……」
麗奈「これも効果ありそうね……」
麗奈「よりにもよってアンタがそれを言う?」
小春「耳の次はお鼻ですよ~」
ほたる「抱きしめてあげれば一発ですよね」
麗奈「そういうことじゃないでしょ」
むつみ「あー、いい香り……あっちょっと汗かいてる?」
由愛「だ、だめですよっ」
麗奈「……もう突っ込まなくていい?」
麗奈「今私が欲しいわ……」
小春「コガコハルなら居ますよ~?」
麗奈「文字数から何から違うじゃな……ちょっ」
小春「麗奈ちゃん、いつも頑張ってて偉いね……すごいね」
麗奈「や、やめっ」
小春「でもたまに疲れちゃうんですよね……本当は素直じゃないだけで、優しい麗奈ちゃん……」
ほたる「これがコガキャンドル……」
むつみ「アロマコハルすごい……」
由愛「ぷ、プロです……」
麗奈「もうなんでもいいわ……もう……」
小春「えいっ」
麗奈「!?!?!?!?!?」
由愛「上げて落とす!?」
ほたる「こうやって依存させるんですね」
むつみ「え、えげつない……」
麗奈「いきなり現実に引き戻されたわ……」
小春「ごめんなさい、痛かったですか~?」
麗奈「いや、痛くはないけど……心臓に悪い……」
小春「今の麗奈ちゃんみたいに~」
麗奈「してないわよッ!キュッで終わりよ!」
ほたる「具体的には?」
麗奈「……今までの案、半分くらいは当てはまるんじゃない?」
由愛「全部これで終わっちゃいますね……」
麗奈「キュッてさせる方を突き詰めてみたんだけど」
むつみ「人間不信になりそう」
ほたる「麗奈ちゃんだから許されるんですよ」
小春「由愛ちゃんにはしないで欲しいです~」
麗奈「……じゃ、じゃあなんか嬉しい物が飛び出すっていうことで」
ほたる「バネをつけて、びよんびよんと」
麗奈「飛び出すの!?」
ほたる「動かすことで辺りに香りを」
麗奈「やめなさいッ!!!!!!!!!」
由愛「……よ、喜ばれるならっ」
麗奈「絶対やめなさいッ!!!!!」
小春「ペロペロです~」
麗奈「お馬鹿ッ!!!!!!」
麗奈「香りもなしよ。もう、無し」
由愛「こ、これが一番心にきそうですけど」
ほたる「人の心がないです」
むつみ「さすがレイナサマ……」
小春「可哀想です……」
麗奈「えっ、あー、いや、そうじゃなくて……」
麗奈「……トイレに置くやつよ」
ほたる「そんなものプレゼントする人います?」
麗奈「……だからよッ! 誰とも被らないッ!」
由愛「な、なるほど……独自性!」
むつみ「これは盲点……」
ほたる「ここまで来て初めての視点かも……」
麗奈「……何話してたのかしらね、ここまで」
ほたる「毎日複数回思い出せますね」
小春「でも由愛ちゃんのイメージがブルーレットになりませんか~」
麗奈「それは……まぁ……」
ほたる「つまりこういう、使う頻度が多くて、他の誰もやらなさそうな……」
麗奈「家具の中でも安い……なるほどね」
むつみ「誕生日のお返しに貰ったら驚くよね! すごい!」
小春「着眼点がすごいです~」
由愛「こ、こういう系他にもありますか!」
麗奈「毎日見る! 自作もできる!」
ほたる「ドアにかけるタイプでも良さそうですね!」
むつみ「由愛ちゃんの力も活かせる……すごい!」
ほたる「何がおきても平気!」
麗奈「一式揃ってるのよね、いいじゃない!」
むつみ「命救えちゃうかもしれない!」
小春「あって困るものでもないですからね~」
むつみ「マウスとか、マウスパッドとか……使いますよね!」
麗奈「なるほど! マウスパットに絵を描くのね!」
ほたる「家でも職場でも使える……いいですね!」
ほたる「忙しくても安心の鉢植えサイズ!」
麗奈「あって困るもんじゃないってのがすごい!」
由愛「世話をしてもらえば毎日思い出してもらえる……!」
ほたる「絶対使える!!」
麗奈「誰しもが必要!!」
むつみ「かさばらないのに年単位で使える!!!」
小春「外装に絵が描けますね~」
由愛「すごい……すごいっ!」
小春「虫も追い出しちゃいましょう~」
麗奈「生活の快適度合いが上がっちゃうわね!!!」
ほたる「悪い虫が入ってこなくなる!!!」
むつみ「蚊がもう怖くない!!!」
ほたる「これも便利ですよね!!」
麗奈「絶対誰からももらえるもんじゃないし!!!!」
むつみ「ニッチの極み!!!」
麗奈「じゃあもう全部やっちゃうとか!!!」
由愛「やっちゃいますか!!」
むつみ「大冒険!!!!」
小春「わぁ~、すごいことになりますね~」
ほたる「一日じゃ終わらなさそうですね!!」
麗奈「ほたる! ホワイトボード!」
むつみ「足止めしてきます!」
小春「小春も~」
由愛「す、スケッチブック隠さないと――」
―――――
小春「……」
由愛「……」
ほたる「……」
むつみ「れ、冷静になると……」
麗奈「大分おかしなこと言ったわね」
ほたる「108個……煩悩の数、ですね」
麗奈「まぁ、煩悩の塊みたいなことになってるし」
由愛「!?」
由愛「も、持って帰って考えますけど……全部、だったら協力してくれます?」
麗奈「……まぁ、アンタの誕生日祝うついでになら」
由愛「え、祝ってくれるんですか」
麗奈「……仕込むけど」
小春「素直じゃないんですよ~」
麗奈「うっさい!!」
麗奈「ん、そうしてちょうだい――」
おわり
――――――
これで終わりです、誕生日にどうなったのかは想像にお任せします――
もしかしたら、来年の誕生日に当日のことを書くかもしれません……サザエさん時空ですからね!
それではHTML化?依頼してきます。
ここまで読んでくださった方、ありがとうございました!!由愛ちゃんをよろしくね!!!!
――――――
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- 女「ねぇ男ー」男「男って誰だよ」
- 幸子「もう、身体を張るお仕事はイヤです!」 【モバマスSS】
コメント一覧 (4)
-
- 2019年11月05日 12:17
- ゆめえっち先生・・・
-
- 2019年11月05日 17:50
- 前書きのウザさに加えてクソ無駄に長い
-
- 2019年11月06日 07:16
- 良いネタ厳選して1/3くらいの長さにしたほうがいいな
とりあえず怒濤のツッコミ連続レイナサマお疲れ様