【ミリマス】永吉昴「なぁ、票くれよ!」
昴「今さ、ミリシタで配役決める投票やってんだよ! 俺すっげーやりたい役あるんだ! だから票入れてくれよ!」
他P「何の役?」
昴「超ビーチバレーっていうシナリオの新入生役! 新入生で超新星ってすっげー主人公っぽいじゃん! それに俺スポーツ得意だからさ、ピッタリだと思うんだ!」
他P「でも俺自分の担当アイドルに票入れなきゃいけないし……」
昴「そこを何とか頼むよプロデューサー! 俺のプロデューサーも票を集めてくれてるけど、まだまだ足りないみたいなんだ!」
他P「うーん……それじゃあ……」
他P「>>3してくれたら考えようかな」
昴「悪いまつり、票のために俺とタイマン張ってくれ!」
まつり「昴ちゃんは何を言っているのです? か弱いまつりが昴ちゃんに敵うはずないのです」
昴「でも、タイマン張ってくれないとプロデューサーの票が死票になってしまうんだ!」
まつり「そんなのまつりは知らないのです。昴ちゃんはもっと違う努力をするべきなのです」
昴「こうなったら……ごめんまつり! 無理矢理タイマン張らせてもらうぜ!」バッ
まつり「急に殴りかかってくるなんて酷いのです!」
結果→>>6
まつり「うぅ……」
昴「ま、まつり滅茶苦茶強いじゃねーか……!」
まつり「ひ、姫は正当防衛でちょっと抵抗しただけなのです……昴ちゃんはか弱い姫に酷い事をしたのです……」
昴「か弱いお姫様がちょっと抵抗して俺がボロボロになるのかよ……」
まつり「きっと妖精さんが力を貸してくれたのです……」
昴「と、とにかくタイマンは張れたから良しとするか……いてて……他Pの所に戻るか……」
まつり「こんなのちっとも姫らしくないのです……」
他P「マジでやったのか」
昴「なぁ! 約束通り票くれよ!」
他P「仕方ないな、約束だし少しだけ票入れてあげるよ」
昴「やったぜ! へへっ、サンキューな!」
他P「どういたしまして」
昴「あ、所でプロデューサーは誰の担当なんだ?」
他P「俺? 俺は>>9担当だよ」
星梨花P「昴に入れるのは三割な! 後は星梨花に入れるから!」
昴「ああ、分かってるぜ! 票分けてくれてありがとな!」
昴「次は……っと」
昴「お、アレも確かうちのプロデューサーだよな? おーい!」
他P「ん?」
昴「あのさ、急で悪いんだけど票くれよ!」
他P「票? ダメダメ、俺は自分の担当に入れるんだから」
昴「そこを何とか! 頼むよプロデューサー!」
他P「うーん、そこまで言うなら……」
他P「>>13してくれたら考えるよ」
昴「かに舎弟? なんだよそれ」
他P「蟹の物真似しながら舎弟になってよ」
昴「なんだそりゃ? 舎弟は……まぁ分かるけど、蟹の物真似ってどうやるんだよ?」
他P「常にピースして語尾に『カニ』」
昴「な、なんだそれ!? すっげーハズい! 普通の舎弟じゃダメなのかよ!」
他P「票が欲しいんだろ?」
昴「うぐ……」
他P「欲しいんだろ?」
昴「わ、分かったカニ……」ピース
他P「よし、かに舎弟ジュース買ってきてくれ」
昴「分かりましたカニ……」
他P「がに股で横歩きな」
昴「はぁ!?」
他P「え? 票いらないの?」
昴「くっ……わ、分かったカニ……」
昴「買ってくるカニ……」カニカニ……
ガコン
昴「ったく、なんだよカニ舎弟って……」
他P「よ、昴」
昴「お、なんだまた誰かのプロデューサーか」
他P「さっきピースしながらカニみたいに歩いてたけどどうしたんだ?」
昴「げ、見てたのかよ! すっげー恥ずかしい!」
他P「何かの罰ゲームか?」
昴「違うよ。今ミリシタで投票やってるだろ? それで俺以外を担当してるプロデューサーから票を貰おうと頑張ってんだけどさー……」
他P「ああ、票をやる代わりにって事?」
昴「そうそう、誰の担当か知らないけど変なプロデューサーだぜ」
昴「あ、そうだアンタの票もくれよ。今未来に離されてて大変なんだよ」
他P「俺の票? うーん……」
他P「じゃあ>>18してくれたら考えようかな」
昴「…………」カニカニ……
未来「何してるの? カニの物真似?」
昴「……………」カニカニ……
未来「?」
昴「悪い!」ガバッ
未来「へ?」
昴「マジでごめん! でも今未来は新入生1位なんだからこれくらい許してくれ!」モミモミ……
未来「え? え?」
未来P「未来、今昴に何されてるか分かるか?」
未来「胸を……揉まれてる?」
未来P「正解!」
昴「何か揉んでる方がすっげー恥ずかしいんだけど……やっぱ俺が男っぽいせいかなぁ……」モミモミ……
他P「お、ごくろう」
昴「なぁ、ジュースも買ってきたしもういいだろ? 票くれよ」
他P「そうだなぁ、まぁいいか。少しくらい分けてやるよ」
昴「お、マジで? サンキュー!」
昴「ところで、アンタ誰の担当プロデューサーなんだ?」
他P「俺は>>22の担当プロデューサーだよ」
まつりP「げ?」
まつり「昴ちゃん見付けたのです!」ジャーンジャーン
昴「げぇ! まつり!」
まつりP「ん? 何かあったのか?」
まつり「聞いて欲しいのです! 実はさっき昴ちゃんに酷い事をされたのです! 姫はとってもお冠なのですよ!」
まつりP「なんだって? どういう事だ昴?」
昴「じ、実はさっき星梨花Pの頼みでまつりとタイマンしたんだ…よ……」
昴「悪いプロデューサー! 俺どうしても票が欲しかったんだ!」
まつりP「だからってうちのか弱いまつりに手をあげるなんて……まつりはハシより重い物は持てないんだぞ!」
昴「ごめん!」
まつり「謝っても許さないのです! こうなったら昴ちゃんには反省の意味を込めて>>24をして貰うのです!」
昴「め、メイド!? メイドってアレだろ? お、お帰りなさいませご主人様って言う……」
まつり「まつりは姫だから『お帰りなさいませお姫様』が良いのです」
昴「い、いやー……タイマンは悪かったと思うけどさー……メイドってほら、何か俺のイメージと違うっていうか……」
まつりP「やらないなら俺も票やらないからな」
昴「ちょっと待ってくれよ! カニ舎弟ちゃんとやっただろ!」
まつり「まつりのメイドはそんな口調じゃないのです。もっと上品なのですよ、ね?」
まつりP「まつりが許したら俺も許す」
昴「う~……わ、分かったよ。俺も悪かったしな」
まつり「『承知しましたわお姫様』なのです。姫は優しいから、昴ちゃんの言葉遣いを矯正してあげるのです」
昴「しょ、承知しました……わ!」
まつり「よく出来ましたなのです」
プロデューサーが来た……いらっしゃいました、わ」
まつり「ほ?」
他P「お、まつりPじゃんハイホー」
まつりP「ハイホー」
まつり「ハイホーは別に挨拶じゃないのです」
昴「他P様、俺に……じゃなかった、私に票を分けていただけないでしょうか……ませんか」
他P「何やってんだ昴?」
まつり「反省中なのです」
まつりP「何でもやる代わりに票が欲しいんだって」
昴「おい! 何でもとは言ってな……」
まつり「……ね?」
昴「い、言ってません……わ」
他P「ふーん、票が欲しいのか」
他P「じゃあ>>28をやって貰おうかな」
まつりP「ガチの頼みじゃん」
昴「かしまりました……わ!」
まつり「メイドさんにピッタリのお仕事なのです。お掃除が終わったらまつりも許してあげるのです」
昴「本当か!? よっしゃ頑張るぜ!」
まつり「だから……ね?」
昴「あ、悪い……じゃなくて、申し訳ありませんお姫様……ですわ?」
まつり「ちょっと変だけどいいのです。それでは頑張ってくるのです」
昴「にしても換気扇の掃除ってどうやるんだ? こういうの出来れば家庭的? っていうのか? 女の子らしくするには家事も出来ないとダメだよなー」
昴「まず換気扇外せば良いのか? このまま拭けば良いのかな」
昴「あー、わかんねー! ちゃんと家事手伝っとくんだったぜ!」
昴「よし、>>31に聞いてみるか!」
昴「本当か!? 助かるぜやよい!」
やよい「まずは換気扇をはずしてー……」
昴「やっぱすげーなやよい。こういうのが女の子らしいっていうんだろうなー」
やよい「そんな事ないですよー。昴さんも可愛くて充分女の子らしいかなーって」
昴「可愛いか? 俺どっちかというとカッコいいって言われる方だと思うんだけど」
やよい「そうですねー、昴さんはカッコよくて可愛いです!」
昴「どっちだよ。まぁ、ありがとな。どっちでも嬉しいぜ」
やよい「はい! 後は暫く待って拭くだけです!」
昴「え!? もう終わったのか!? 俺やよいばっかりにさせてたよな!? ごめん!」
やよい「最後に拭くお仕事が残ってるからお願いしまーす!」
昴「任せろ! サンキューやよい、助かったぜ!」
やよい「うっうー! 昴さんの役に立てて私も嬉しいです!」
他P「お、サンキュー」
まつり「お疲れ様なのです。優しい姫もそろそろメイドは許してあげるのです」
まつりP「まつりが許すなら俺も許す! 票も分けてやる!」
昴「よっし! 一気に二人分の票が手にはいったぜ! サンキューな二人とも!」
まつり「昴ちゃん、もう口調が戻ってるのです」
昴「へへっ、俺はこのままでもカッコよくて可愛いんだってよ」
まつり「ほ?」
昴「こっちの話だよ。よーし! 次のプロデューサーの所に行くか!」
昴「っと……その前に、アンタは誰の担当なんだ?」
他P「俺は>>34の担当だよ」
ドタドタ……
ロコ「ロコはみちこじゃありません! ロコはロコです!」
ロコP「お、きたきた」
昴「おっすロコ」
ロコ「それよりプロデューサー! どうしてロコがキングなんですか! アーティストなロコがスポーツのキング役なんてナンセンスです!」
ロコP「いやいや超ビーチバレーだから。スポーツできなくても超能力とか謎の力とか多分ありだから」
昴「俺が新入生になったらよろしくなキングロコ」
ロコ「キングロコと呼ばないでください! ロコはロコです!」
昴「じゃあサンキューなロコP!」
ロコP「頑張れよー」
ロコ「ロコの話を聞いてくださーい!」
他P「お、何やってんだ昴」
昴「なんだ他Pか。ちょうど良いやこれで最後にするか」
他P「何が?」
昴「なぁ、票くれよ!」
他P「はぁ?」
昴「何でも……じゃないけど何か出来る事やるからさ」
他P「はーん……なるほど」
他P「じゃあ>>37やって貰おうかな」
昴「い、妹?」
他P「可愛い妹」
昴「普段の俺じゃダメなのか? 俺一応兄貴四人いて妹なんだけど」
他P「可愛い妹」
昴「何だよそれ」
他P「いいからやって。可愛い妹になりきって、ほら」
昴「可愛い妹……」
昴「ね、ねぇねぇ兄貴……」
他P「『お兄ちゃん』」
昴「注文つけんのかよ!」
他P「可愛い妹はお兄ちゃん呼びだろ!」
昴「えぇ……他の家の妹とか知らねぇよ……」
他P「票が欲しくないのか!」
昴「くっそ~……! よし! やってやるぜ! 見てろよプロデューサー! これが俺の全力妹だ!」
他P「違和感が凄い」
昴「だったらやらせんなよ! すっげーハズいんだぞ!」
他P「まぁ普段の昴可愛いし今のままでいいかな」
昴「お、おう……いいのか? っていうか何だよ急に……」
他P「昴はそのままでも可愛い妹だもんな」
昴「なんだよ止めろよ! 何かすっげーハズい!」
他P「昴は可愛いなぁ」
昴「やめろって!」
他P「可愛い昴には票をあげよう」
昴「票は……! ……票はありがたいけど……その、止めようぜ? もう分かったからさ?」
他P「昴可愛い」
昴「あー! 何かゾワゾワする!」
昴「っていうかアンタ自分の担当ほったらかして俺に可愛いとか言ってて良いのかよ!?」
他P「俺は>>41担当だからな」
昴「プロデューサーかよ! 全く気付かなかったぜ!」
昴P「何か俺の知らない所で票集め頑張ってたらしいな」
昴「あ、そうだ聞いてくれよプロデューサー! 俺今日すっげー頑張ったんだぜ! まつりとタイマンしたりカニ舎弟になったり……」
昴P「なぜ票集めでタイマンやらカニ舎弟やら不可思議な言葉が出てくるか知らんがよく頑張ったな」
昴「へへっ、プロデューサーも頑張ってるからな! 俺もなんか手伝いたくってさ!」
昴「俺言っただろ? プロデューサーと二人でトップを目指すって」
昴P「ああ、そうだったな。ありがとな昴、これからも二人でトップを目指そうな」
昴「こちらこそ、よろしく頼むぜプロデューサー!」
終わり
「SS」カテゴリのおすすめ
「ランダム」カテゴリのおすすめ
コメント一覧 (8)
-
- 2017年12月23日 05:01
- 未来、票って分かるか?
-
- 2017年12月23日 07:06
- ※2
TBの……票?
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- 2017年12月23日 07:16
- ※3
正解!
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- 2017年12月23日 14:22
- 未来は賢いなぁ!
じゃなくてss良かったです
可愛いすばるんがVIPで見れたなんて…
-
- 2017年12月23日 14:50
- 昴って家事できたような気がするんだが。
-
- 2017年12月23日 20:02
- VIPでやったのか!よく成立したな
俺もすばるんに入れよ
-
- 2017年12月23日 21:10
- 海美Pだけどすばるん可愛い
しかし我々は序盤戦でラストスパートかけなきゃいかんので票は我慢してくれ!
俺も少しはすばるんに票入れるか