飛鳥「ボクのエクステ家庭菜園」
はじめます
飛鳥((多少は収入がある今ならともかく、当時はただの中学生。色とりどりのエクステを揃えることは難しかった))
飛鳥((そこで目をつけたのがエクステの自家栽培だ))
飛鳥((エクステの自家栽培も簡単ではない。肥料や日光、土壌のpH………多くの要素が複雑に絡み合い、色ツヤや食感に影響を与える))
飛鳥((それとは別に、今事務所では家庭菜園が流行っている))
飛鳥((事務所の裏手、日当たりのいい一角を誰かが使い出したのを切欠に、今ではほとんどのアイドルが何らか育てている))
飛鳥((もちろんボクもその一人だ。家のバケツに水を張って育てるのには限界がある。TPOに合わせたエクステを用意するため、事務所での大規模水耕栽培は必須だ))
飛鳥((そして今日は収穫の日。夏の間に植えたエクステの苗は、今最高の状態にある))
茜「なるほど!よくわかりました!」
飛鳥「それで、エクステの収穫は結構な力仕事でね。できれば手伝ってもらえないか」
茜「わかりました!今日は午後からレッスンがあるだけなので、それまでは大丈夫です!」
飛鳥「ありがとう。今の季節なら茜が畑に入っても大丈夫だろう」
茜「そうですね!念のため防火コートを着てから行きます!」
飛鳥((そう。茜が畑に入ることができるのは春秋の季節だけ。本人もそれを了承している))
飛鳥((夏は体温超上昇、冬は乾燥で火災の危険があるからだ。一度それで事務所が焼けている))
茜「おお~!春とは比べ物にならないほど大きくなっていますね!」
飛鳥「ああ。この半年で利用者がずいぶん増えたからね。面積も4倍近く広がっているよ」
茜「これはなんでしょう?」
飛鳥「裕子のスプーン畑だね」
茜「おお!よく見たら銀色の芽が出ていますね!かわいいです!」
飛鳥「この周辺はアイテム類を植えるエリアだね。エクステは頭髪類だから少し奥に行ったところにある」
茜「この猫耳畑はみくちゃん、ぴにゃこら太は穂乃香ちゃん……これは出生届?誰のでしょうか」
飛鳥「留美さんさ。今はまだ出生届だが、もう少し熟すと婚姻届になるんだ」
茜「すごいです!」
茜「小麦ですか?」
飛鳥「みちるやかな子、法子が率先して育てているんだ。法子はすごいよ。サトウキビやアブラナも育てていて、一からドーナツを作るつもりらしい」
茜「ほぉー!このナスは?」
飛鳥「茄子さんが気まぐれで植えたものだよ。食べるとしばらく運勢が上がる」
茜「朋ちゃんが喜びそうですね!」
飛鳥「一回ほたるが持ち帰ろうとしたんだけどね。横殴りの植木鉢にやられてダメだった」
茜「ほたるちゃん…」
茜「うわああー!ものすごいですね!ものすごい風景です!」
飛鳥「ああ。加蓮のコロネ、乃々の縦ロール、フレデリカの片側だけやたら長い横髪…」
茜「髪の毛だけ地面からニョキニョキ生えてると、すごいシュールです!」
ガサガサ
飛鳥「おっと、そこにいるのは…?」
あやめ「おっと、見つかってしまいましたか」
茜「あやめちゃん!あやめちゃんも家庭菜園していたんですね!」
飛鳥「何を育てているんだい?クナイ?」
あやめ「いえ、あやめが育ているのはあれです!」
茜「アホ毛、でしょうか?」
あやめ「いえ。1本抜いてみれば分かるでしょう!ニンッ!」ズボッ
珠美「あやめ殿ーッ!」
飛鳥「おお」
茜「なるほど!ここは珠美ちゃん畑なんですね!」
あやめ「いかにも!いざという時のために備えているのです!」

あやめ「どうぞ!この列はもうどれも収穫できる頃合いでしょう!」
茜「それでは…ムン!」ズボッ
珠美「あやめ殿ーッ!」
茜「これは…すごく楽しいですね!」
あやめ「そうでしょうそうでしょう!」
茜「もう1本いいですか!?」ズボッ
珠美「あやめ殿ーッ!」
あやめ「まだまだたくさん用意してあるので、お好きなだけどうぞ!」
珠美「あやめ殿ーッ!」
茜「ムンッ!」ズボッ
珠美「あやめ殿ーッ!」
茜「ムンッ!」ズボッ
珠美「あやめ殿ーッ!」
茜「ムンッ!」ズボッ
珠美「あやめ殿ーッ!」
茜「ムンッ!」ズボッ
珠美「あやめ殿ーッ!」
茜「ムンッ!」ズボッ
珠美「あやめ殿ーッ!」
茜「ムンッ!」ズボッ
珠美「あやめ殿ーッ!」
_____________________________________________
茜「飛鳥ちゃん、なんだか懐かれてませんか?」
あやめ「珠美殿は、引き抜かれた直後に見た人間を親だと思い込んで付いていくのです!」
飛鳥「なるほど。それでボクのことを」
あやめ「収穫した珠美殿は日没と共にどこかに行きます。今日1日はお世話してあげて下さい!」
飛鳥「ああ」
_____________________________________________
茜「畑というより田んぼですね!そして思ってたより大きいです!」
飛鳥((そう。成長したエクステはボクの背丈ほどの大きさがある。家ではこうはいかない。日光をたっぷり浴びてこそ実現することだ))
飛鳥「ああ。鎌を持ってきたから、これで刈り取っていこう」
茜「ジャージを着てきて正解でしたね!」
飛鳥「地面から上5センチくらいを残して、あとは全て刈ってしまっていい」
茜「わかりました!頑張りましょうね!」
飛鳥((予想よりずいぶん水色に近い。…最近気温が低かった影響かな))
飛鳥((暖色系は夏のうちに随分用意できたから問題ないだろう。虫食いもなく直毛。ツヤもボクの地毛に見劣りしない。いいエクステだ))
飛鳥((収穫後、生エクステのうち最も柔らかい先端30cmほどを熱処理して3昼夜干す。するとエクステの完成だ))
茜「飛鳥ちゃーん!こっちはだいたい終わりました!」
飛鳥「ああ、こっちももうすぐ終わりだ。一人だと丸一日収穫も、32人でやるとあっという間だね」
珠美「ですぞ!」
珠美「ですぞ!」
珠美「ですぞ!」
珠美「ですぞ!」
珠美「ですぞ!」
茜「あの、さっき有刺鉄線で囲まれた畑を見つけたのですが、あれはなんでしょう?」
飛鳥「あれはちょっと特別な畑でね。小学生以下は立ち入り禁止になっている」
茜「特別というと?」
飛鳥「土に砕いたスタージュエルが混ぜてあってね。だいたいなんでも育ってしまう」
茜「??」
飛鳥「百聞は一見に如かず。せっかくだし少し覗いていこうか」
茜「確かにこの辺りだけ地面がキラキラしています!ジュエルの光ですね!」
飛鳥「ここの土は本当になんでも育ててしまうから気を付けてくれ。一回巨大な生八つ橋に挟まれて死にかけた」
茜「怖いですね!気を付けます!」
飛鳥「おっと これは…」
茜「なんでしょうか?ピンク色のかわいらしい木です!」
飛鳥「待った。花から何か聞こえないか?」
ガンバリマス! ガンバリマス! ガンバリマス!
飛鳥「………?」
ガンバリマス! ガンバリマス! ガンバリマス!
茜「卯月ちゃんの声ですね!」
ユーックリデモイイヨ デモアルキツヅケルンダ
茜「s(mile)ingが聞こえます!そうみたいですね!」
飛鳥「スタージュエルの土……。まさか概念を育てるとはね」
茜「そうして見ると結構分かってきますよ!あれはカワイイの木、その奥のはセクシーの木です!」
飛鳥「これは…何の花だろう?前見たときからつぼみのままだ」
茜「つついてみましょうか?」ツンツン
チイサナー ヒカリヲー ムネニダーイーテー
飛鳥「これは…クソ譜面だね」
茜「クソフリックがウジャウジャ出てきました!これは『つぼみ』の木なんですね!」
飛鳥「おや、この小爆発を繰り返すヒマワリ、もしかしてボンバーが育ったものじゃないか?」
茜「かもしれません!私のボンバーが風に乗って花を咲かせたんですね!」
飛鳥「本当に懐の深い土壌だね」
飛鳥「いや、あの空き地には一応持ち主がいるんだ」
茜「?」
飛鳥「あそこはRock the Beatの畑でね。ロックが植えられている」
茜「では、あの立派な木は夏樹ちゃんの?」
飛鳥「その通り。李衣菜も同時期に彼女のロックを植えたはずなんだが…」
茜「………」
飛鳥「………」
茜「そっとしておきますか!」
飛鳥「そっとしておこうか」
この後しばらくジュエル入り畑を散策して帰った。
途中ゾンビに襲われ死にかけたが、珠美を投げつけ事なきを得た。
_____________________________________________
茜「毛先30センチだけを切るんですね?」
飛鳥「その通り。ミョウバンを溶かしたお湯に潜らせてアク抜きしたら、あとは天日干しだ」
茜「他のところは捨てちゃうんですか?」
飛鳥「いや、真ん中付近の部分はまだ使い道がある。とっておいてくれ」
茜「わかりました!」
響子「あっ!飛鳥ちゃん!」
飛鳥「ああ、丁度いいところに。いつものヤツ、やってもらっていいかな?」
響子「うんっ!」
(BGM: https://youtu.be/cy3eznufCKE
)
【イガラシ 3分クッキング】
響子「まずはエクステのアク抜きをしましょう!エクステをザルに入れ、上から熱湯を
茜「流しかけたものがこちらになります!」
響子「次に3cm間隔で
茜「刻んだものがこちらになります!」
響子「フライパンにごま油を敷き、炒
茜「炒めたものがこちらになります!」
響子「s
茜「最後に酒と醤油で味を整え、鰹節を加えたら」
響子「エクステ炒めの完成です!」
響子「炊きたてのご飯の上に載せて…どうぞ!」
茜「うわーっ!すごくおいしいです!もっといただいていいですか!えっ!?おいしい以外の感想ですかっ!?ええっと…じゃあ…うまーい!」
響子「白いごはんに青いエクステが映えてきれいですね♪」
飛鳥「この時期つい余らせてしまうエクステも、こうすれば有効活用できる訳だね」
響子「さっと湯がいたエクステをめんつゆでいただくのも良いですよ!」
【イガラシ3分クッキング 次回もおたのしみに】
飛鳥「ごちそう様。美味しかったよ」
響子「ありがとう!お粗末様でした!」
茜「お腹いっぱい食べたら力がわいて来ました!レッスンの時間まで走ってきますね!」
響子「いってらっしゃーい!」
茜「ビバ!家庭菜園、ですね!」
_____________________________________________
この後茜の体温上昇により発火。事務所は全焼した。
事務所のタネを蒔いたら2週間足らずで元どおりになった。
_____________________________________________
(茜の顔以外を黒い背景が取り囲む)
こりごりです~!」トホホ~
(画面が黒い背景で埋め尽くされる。右下に「おしまい」の文字)
以前『未央「しまむーが1.5倍になっちゃった!」水無月「頑張ります!」ブイッ』を書いた者です
ふじともの名前が間違っていました
「藤居朋」が正しいです 失礼しました
ミリオンの茜ちゃんもかわいいので知ってください


元スレ
飛鳥「ボクのエクステ家庭菜園」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1478755847/
飛鳥「ボクのエクステ家庭菜園」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1478755847/
「シンデレラガールズ」カテゴリのおすすめ
- モバP「危機が迫っているだって?」
- 杏「プロデューサー、しりとりしようよ」
- モバP「レイナサマ、寝てても大丈夫だよ」
- 佐久間まゆ「……やっぱり、苦い」
- 雪美「……野獣……先輩?………」
- モバP「天使かと思ったら智絵里だった」
- モバP「おい時子」財前時子「なに豚」
- 幸子「カワイイボクとドリームメイト」
- 高垣楓「女神の思いやり」
- 凛「疲れた……」卯月「大丈夫ですか?」
- モバP「結婚の後」
- 藍子「うーひっく、どうせ私は74ですよ」
- 【モバマスSS】晶葉「できたぞ助手!オカズにされた回数を表示するモニターだ!」
- 瑞樹「私達の恋愛シミュレーションゲームが出来たみたいよ」
- 凛「たこ焼き」 まゆ「パーティーです」 みく「にゃ」
- 卯月「プロデューサーさんって何者なんですか?」
- モバP「アイドルの皆さん落ち着いてください」
- 高垣楓「隣のプロデューサー」
- 卯月「お兄ちゃん!」 武内P「!?」
- 高垣楓「プロデューサー、今夜飲みにいきません?」
「ランダム」カテゴリのおすすめ
- 食人鬼「お前を太らせて食べたいだけだ」 少女「そう」
- 美希「メガネ!」
- ほむら「からあげが食べたいわ」(劇場版ネタバレ注意)
- 「人を騙すと金がもらえるバイトで、高校の先輩を騙すことになった話」
- 「ボーボボと首領パッチの奇妙な冒険」
- 銀時「曜日で髪型変えんのは俺へのあてつけか何かか?」
- モバP「あの淫乱課金クソババアなんとかならんか……」
- 澪「律のおしっこを飲むにはどうしたらいいのか」
- 真美「ひびきんは完璧だから何でも知ってるっしょ→」
- 男「よりによって最後の村に生まれてしまった」
- モバP「また逢う日まで」
- 輝子「お返しのお返し」
- 一夏「あァ!?俺がISの適合者だと!?」(CV:藤原啓二)
- セイバー「問おう。貴方が私のマスターか?」ゆの「違います」
- 女「じゃあさ、初恋の思い出とか語ってよ」 男「うざっ」
- 横島「蜂の妹」
- やよい「うっうー! 考えるのをやめることは、生きているとは言えないかなーって!」
- みくる「長門さんはお化粧したって無駄ですよ」
- モバP「新春ドラマスペシャル『水戸黄門』」
- 髪が伸びる日本人形って萌化させたら可愛くなりそうだよな
コメント一覧 (45)
-
- 2016年11月10日 16:19
- なんだぁ、これは
-
- 2016年11月10日 16:30
- これPの種撒いておけば人材不足解決するな
-
- 2016年11月10日 16:40
- このエクステに雑味が足りない……
エクステ作り16年目にしての品種改良
果たして成功するのか
-
- 2016年11月10日 16:45
- 大変な世界に迷い込んでしまったぞ...
-
- 2016年11月10日 16:56
- この菜園、どんなサイエンスが使われてるんですかね、ふふっ
-
- 2016年11月10日 17:29
- 珠ちゃんはピクミンか何かだったのか……
-
- 2016年11月10日 17:40
- 珠ちゃんはオリジナルを植えたのか…
-
- 2016年11月10日 17:41
- コナンの四角オチのBGMが脳内再生された
-
- 2016年11月10日 17:42
- 1日たって珠ちゃん何処へ行ってしまうんだろ…
-
- 2016年11月10日 17:47
- もしやスタージュエルを俺の頭に埋め込めばいい感じになるのでは
-
- 2016年11月10日 17:53
- 某アイドル「そのエクステ捨てるんですか?」
-
- 2016年11月10日 18:28
- 何かすごいものを見たんだ
-
- 2016年11月10日 18:34
- エクステばっか食ってっからこんなSS書くことになるんだよ
-
- 2016年11月10日 18:52
- こわいw
-
- 2016年11月10日 19:25
- すごいものをみた
-
- 2016年11月10日 20:04
- 人類にはまだ早すぎるss
-
- 2016年11月10日 20:19
- え?なにこれ…?
-
- 2016年11月10日 21:04
- ※10
星みたいに輝きだしたな
-
- 2016年11月10日 21:12
- 横殴りの植木鉢
-
- 2016年11月10日 21:23
- さすがのオールマイトもこれには苦笑い
-
- 2016年11月10日 21:37
- >スレタイが「僕のヒーローアカデミア」と同じ文構造で良いですね
ここで既について行けない感
-
- 2016年11月10日 21:37
- あか珠美ンは火に強い♪
あお珠美ンは溺れない♪
き珠美ンは高く跳ぶ♪
むらさきかな子ン力持ち♪
しろ輝子ンには…毒がある♪
-
- 2016年11月10日 22:52
- ※21
どっちも主格+所有格+従属関係の複合語だからどこもおかしくないな!(白目)
-
- 2016年11月10日 22:57
- ※10
うおっまぶしっ!
-
- 2016年11月10日 23:44
- 2つのローラーに乗った透明な謎の物体が珠美達を引き潰す音
-
- 2016年11月10日 23:53
- 彼岸島のようだ。
-
- 2016年11月11日 01:29
- 出生届が熟したら婚姻届になるっておかしくないか?順番が逆だろデキ婚かよプルスウルトラ!
-
- 2016年11月11日 02:09
- 天才とキチは紙一重なんだなぁ……。しかもこいつはどっちかわからない。
-
- 2016年11月11日 08:59
- 世界観が完全にキマってる
-
- 2016年11月11日 11:04
- ※27
本人の出生届植えたら婚姻届になって出生届実らすんじゃねぇの(適当
-
- 2016年11月11日 11:25
- 概念を植えるとか意味わからないけど哲学を感じる
-
- 2016年11月11日 12:57
- 静かに狂ってやがる…
-
- 2016年11月11日 18:36
- ※30
えっ、わくわくさんと結婚してわくわくさんを産んでわくわくさんを育ててわくわくさんと結婚するんだろ?
どこも間違ってないな(うずまきおめめ)
-
- 2016年11月11日 19:22
- なんでこんなに説得力あるんだ?書いたやつの目には世界がこんな風に映ってるのか?
あとエクステ食うんかい
-
- 2016年11月11日 23:40
- なんだろう俺が読んだこれはなんだったんだろう
-
- 2016年11月14日 10:12
- 狂気しか感じないのに情景はちゃんと浮かんできて頭がおかしくなりそう(褒め言葉
-
- 2016年11月14日 19:52
-
ひさびさにホンモノの狂人を見た気がするわ(褒め言葉)
-
- 2016年11月15日 01:16
-
「今はまだ出生届だが、もう少し熟すと婚姻届になるんだ」
この一文だけで作者の脳内がヤバイと分かる
-
- 2016年11月17日 12:41
- 珠ちゃんファイターじゃねーか
-
- 2016年11月17日 20:50
- 横殴りの植木鉢とかいうパワーワード
-
- 2016年12月20日 02:20
- ちょっと脳内はぴはぴしすぎちゃったのかな?まるで意味がわからないよ
-
- 2017年07月13日 22:19
- 一見すると狂人のようだが「生きる」という実にシンプルでかつ難しいテーマに真っ正面から取り組んだ作品だということが次第に明らかになってくる構造となっていて、作者の妥協のない試行錯誤の結果が見事に結実したSSだと思う
キャラクターという偶像あるいはアイドルという偶像を前提として、それに対する転写としてのキャラクター固有アイテムを"栽培する"という奇抜な発想がキャッチーな対話群の中に自然と織り込まれていて、読む毎に作品世界へと飲み込まれる深い陶酔感を読者に与えながら、植物の生長イコールアイドルとしての大成がさながら蜘蛛の糸のように目の前に提示され、会話と糸とを追ううちに現実世界へと生き返るという「生命」賛美の大菜園を見せてくれる素晴らしいSSだった
-
- 2017年08月15日 11:54
- ↑意味が分からんぞ!
-
- 2017年11月27日 08:25
- ・・・狂気は伝染するのだ
-
- 2017年12月25日 13:56
- さらっと事務所燃やしてて草