貴音「あなた様、>>3のようです」
貴音「それがあなた様、>>3ようなのです」
P「はっはっは、貴音が冗談を言うなんて珍しいな」
貴音「いいえあなた様、どうやら本当らしく」
P「……マジ?」
貴音「まじ、でございます」
P「えぇ……ちなみにどこ情報よ?」
貴音「>>7が仰っていました」
P「妄想じゃね?」
貴音「そんな、あなた様。いくらなんでも小鳥嬢に失礼かと」
P「うーん、まぁ本当なら寿退社も有り得るし確認はしとくか」
―
P「という事で音無さんに聞きにきました」
小鳥「え、えぇ~。貴音ちゃんプロデューサーさんに話しちゃったの?」
貴音「申し訳ありません小鳥嬢。しかしこれは事務所の為にプロデューサー殿も共有すべきだと思ったのです」
P「で、本当なんですか?」
小鳥「そ、それは……>>12」
P「嘘のような嘘の話かと思ってました」
貴音「あなた様」
P「わかったよ疑って悪かったよ」
P「それで小鳥さん、相手は誰なんです? 一般人ですよね?」
小鳥「お相手は~>>15です」
P「よし営業いくか貴音」
貴音「申し訳ありませんでしたあなた様」
P「いや気にするな。あの人はたまにああなるんだよ」
小鳥「ちょ、ちょっと待ってください! ごめんなさい嘘でした! ちょっと調子にのって妄想を貴音ちゃんに話しちゃったんです!」
P「妄想するのは自由ですけどそれに貴音を巻き込むのは止めてくださいよ」
小鳥「うぅ……ごめんなさい…」
貴音「申し訳ありません小鳥嬢。まさかあのように事細かに話していた内容が全て妄想だったとは思いもよらず……」
小鳥「やめて貴音ちゃん……傷をえぐらないで……」
P「事細かにって、例えば?」
貴音「ええ、例えば>>21でぇとをしたとか」
小鳥「貴音ちゃん止めてぇ!」
P「それ貴音がやりたいデートじゃね?」
小鳥「た、貴音ちゃんが食い付くと思って……実際食い付いてきましたけど……」
貴音「男女仲睦まじく二郎らぁめんを食すなど大変羨ましい限り……と思ったのですが」
小鳥「ごめんね貴音ちゃん……」
貴音「では小鳥嬢、もしやアレも妄想だったのですか?」
P「アレ?」
小鳥「止めて貴音ちゃん!」
貴音「>>25」
P「うわぁ……」
小鳥「ごめんなさいプロデューサーさん……ごめんなさい……」
貴音「小鳥嬢ならば良き母親になれると、心から応援していたのですが……」
小鳥「む、胸が痛い……」
P「自業自得でしょ……何でそんな嘘ついたんですか……」
貴音「子供の名前で悩んでいると嬉しそうに話すあの姿がまさか偽りだったとは」
P「かなしい」
小鳥「も、妄想に浸るくらい良いじゃないですかあああ! 貴音ちゃんが何でも信じてくれるから調子に乗っちゃったんですよおお!」
貴音「申し訳ありません小鳥嬢……」
P「いや貴音は悪くないぞ。この妄想おばさんが悪い」
小鳥「も、妄想おばさん……!?」ガーン
P「妄想は自由ですけど、これからは程々にしてくださいよ?」
小鳥「>>32」
P「えぇ……」
小鳥「いったい何の権限があってプロデューサーさんが私の妄想を制限するんですか?」
P「プロデューサーの権限ですよ。妄想してないで仕事してください」
小鳥「嫌です。妄想できないなら仕事もやりません」
P「どっちにしろ仕事しないじゃないですかそれ」
小鳥「貴音ちゃん聞いて? 実は他にも妄想があるの」
貴音「ほう?」
P「こら。聞くんじゃない貴音」
小鳥「その妄想っていうのは>>38」
貴音「なんと」
貴音「なんと、妊娠もしていないのに出産の妄想とは」
P「言ってやるなよ貴音」
小鳥「妊娠して10ヶ月……いよいよお腹が大きくなった私はついに破水するの」
P「普通にきついんで止めてください」
小鳥「だけどプロデューサーさんはお仕事……! 私はお腹の痛みに耐えながら自力で救急車を呼ぶの!」
貴音「お見事です小鳥嬢!」
P「褒めるんじゃない貴音。妄想だぞ」
小鳥「そして病院から連絡を受けたプロデューサーさんは仕事を投げ出して事務所を飛び出してくれるの!」
小鳥「『すみません社長。妻の側にいてやりたいんです。俺と妻の愛の結晶が、今産まれそうなんですよ』」
P「仮に本当だったとしてもそんなセリフ言う奴います?」
貴音「そして小鳥嬢は!? 小鳥嬢はどうなったのです!?」
P「小鳥嬢なら目の前にいるだろ。目を覚ませ貴音」
小鳥「プロデューサーさんを待つ私は病院で>>43」
P「あ、俺間に合わなかったんですね」
貴音「よく頑張りました小鳥嬢……!」
P「なんでお前は泣きそうになってんだよ。妄想だぞ」
小鳥「そして病院に駆け込んできたプロデューサーさんに、元気な娘の顔を見せて頬笑む私」
小鳥「『ほら、パパですよー』」
P「色んな意味で涙が出てくる」
貴音「真、おめでとうございますあなた様……」
P「俺の子じゃねぇよ」
小鳥「そんな!? 認知してくれないんですか!?」
P「混ざってる混ざってる! 現実と妄想混ざってるから! なんだこの人あぶねぇ!」
貴音「しかし小鳥嬢、そうなればやはり事務所には……」
小鳥「そう……私はお腹が大きくなってきた段階で事務所を止めてるの……」
P「度が過ぎると妊娠する前に事務所辞めてもらう事になりますよ?」
貴音「そうなれば、事務所も寂しくなりますね……」
小鳥「ありがとう貴音ちゃん。でも大丈夫よ」
小鳥「だって>>51」
貴音「なんと、何故そのような事に!」
小鳥「それが、所帯を持ったプロデューサーさんが、私と娘を養うために独立しようとしてるのよ」
貴音「なるほど、プロデューサー殿は家族のために……」
P「しないからな?」
小鳥「貴音ちゃんは、社長とプロデューサーさん、どっちに着いてくれるの?」
貴音「私は……」
小鳥「大丈夫よ貴音ちゃん。もし貴音ちゃんが社長の方に着いても、私達は恨んだりしないわ」
P「さりげなく『私達』って言うの止めてくれません?」
貴音「私は……>>56」
P「」
小鳥「そ、そんな!? 貴音ちゃんが私のプロデューサーさんを寝取る気だなんて!?」
P「小鳥さんのじゃないですけどね」
小鳥「それは浮気くらい大目に見ろって事ですか!?」
P「だから俺のセリフを妄想とリンクさせるの止めてください」
貴音「申し訳ありません小鳥嬢。事務所の分裂となれば現765ぷろのアイドル達の間にも亀裂が生まれてしまいます」
貴音「そうならない為に、私はこの身を捧げてでもプロデューサー殿を引き留める覚悟でございます」
小鳥「貴音ちゃんにそんな覚悟があったなんて………! ふふ、私達の負けですね、プロデューサーさん?」
P「だから俺を巻き込むのは止めてください。そもそも社長と対立なんてしませんよ」
貴音「あなた様、思いとどまって頂いて何よりです」
P「お前もいい加減に目を覚ませ」
小鳥「貴音ちゃんのお陰で765プロの皆がバラバラにならずに済んだわ」
小鳥「生活は苦しいかも知れませんけど、私達なら大丈夫ですよね? プロデューサーさん」
P「だからそもそも付き合ってないし結婚しないし子供も出来てないし独立も望んでません。改めて凄い妄想ですねもはや恐怖を感じます」
小鳥「あ、それでね貴音ちゃん。最後になるんだけど」
貴音「はい?」
小鳥「ここまでの話、実は全部>>65なの」

貴音「なんと、美希だったのですか」
美希「てへぺろなの。小鳥の真似して妄想を語ってみたの」
P「美希だったのか、全然気付かなかったぞ」
美希「もう、ハニー酷いの。美希いつ気付いてくれるかなーって楽しみにしてたのに、ハニーったら全然気付いてくれないの」
貴音「真、見事な物真似でしたよ、美希」
美希「あはっ、ありがとうなの貴音」
P「そうそう上手かったぞ美希」
美希「ハニーは気付いてくれなかったからやーん、なの」
P「わ、悪かったよ」
ガチャ
小鳥「あれ? みんな私のディスクでどうしたんです?」
美希「あ、本物の小鳥なの」
小鳥「本物?」
貴音「ふふ、こちらの話です」
P「ところで音無さん、結婚の予定は?」
小鳥「結婚の予定?」
小鳥「相手がいませんけど?」
P「知ってた」
終わり
元スレ
貴音「あなた様、>>3のようです」
http://viper.2ch.sc/test/read.cgi/news4vip/1453134845/
貴音「あなた様、>>3のようです」
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- 凛「フッ、私がプロデューサーの正妻という風潮……」
コメント一覧 (33)
-
- 2016年01月19日 09:00
- これは巧妙な真美推し
-
- 2016年01月19日 09:10
- 我那覇くんは貰った
-
- 2016年01月19日 09:25
-
すばらしい安価裁きだった
-
- 2016年01月19日 09:39
- 久々にまともな安価を見たw
-
- 2016年01月19日 09:46
- 765プロで貴音は一番難しいのにやりおる
-
- 2016年01月19日 09:56
- なるほど、それじゃ私も高槻さんとの将来を・・・
-
- 2016年01月19日 10:02
- 近年稀にみるまともな安価SS
-
- 2016年01月19日 10:34
- すばら
-
- 2016年01月19日 11:05
- 正直>>65で声出して笑ってしまった
中々やるやん
-
- 2016年01月19日 11:31
-
安価も作者も両方上手いという奇跡な作品。
最後のオチのつけ方も秀逸だった
-
- 2016年01月19日 11:34
-
コメント書いてたら※10が自分より上手く言っててくれてワロタ。
-
- 2016年01月19日 12:15
- こんなん好きやで
-
- 2016年01月19日 12:24
-
こんなくだらんSS読んでないで765のオワコンっぷりをちょっとは心配しろよお前ら
マストソング2つ合わせてたった2万しか売れてないんだぞw
-
- 2016年01月19日 13:16
- 平日の昼間っからこんなとこにコメントしている底辺は自分の心配しろよ…
-
- 2016年01月19日 13:40
- ※13これでますます765ファンは居場所が無くなっていくだろうね
でもまあそれも仕方のない事
「終わる事は悪いことじゃない」ってミンゴスも言ってた
-
- 2016年01月19日 14:52
- これは良いコント、面白かったぜ
-
- 2016年01月19日 15:06
- プロデュサーと社長の対立…
不倫…
時事ネタも満載やね(ニッコリ)
-
- 2016年01月19日 15:26
-
まれに見る秀作だったな
完璧な作品だわ
-
- 2016年01月19日 15:29
- 最後の最後で美希が登場したのは蛇足だよなあ
-
- 2016年01月19日 17:36
- 良いオチだ
-
- 2016年01月19日 19:01
- ディスクってなんだよ小鳥さんはホワイトスネイクの攻撃でも食らったのかよ
-
- 2016年01月19日 19:10
- いいじゃないか
-
- 2016年01月19日 19:48
- 安価でありながらまさかの安定したテンポと質だったのに、最後で「?」になってしまったな・・・
-
- 2016年01月19日 19:51
- 面白かったんだが、ディスクでふふってなってしまった
-
- 2016年01月19日 20:26
- 妄想で話が広がって実は本当でしたってのもあれだし、
「なの」から美希に繋がってからのオチは見事でした
-
- 2016年01月19日 20:42
- 貴音様でした…貴音様ー!
-
- 2016年01月19日 21:27
- ※6
千早ちゃん、レッスン行くよ?
-
- 2016年01月19日 21:55
- この気持ちいいテンポ!
-
- 2016年01月19日 22:28
-
素晴らしい安価さばきだった
-
- 2016年01月19日 22:33
- 気持ちいい千ンポ
-
- 2016年01月19日 22:35
- ※28
略してキモチン○やな
-
- 2016年01月19日 22:58
- 久々にいい安価捌き
特に本家SSは最近クソしかないから
-
- 2016年01月20日 06:41
- これは上手い
安価モノで久々におおってなった