【モバマスSS】凛「プロデューサーにセ○ハラしたい」
凛「後ろからそっとお尻をなでまわしたい」
卯月・未央「」
凛「驚いて振り返ったプロデューサーの胸に飛び込みながら、今度は両手で形が変わるぐらい強くもみたい」
未央「いや、いやいやいや、続けないで、置いてかないで、突っ走らないで。お願いだから落ち着こうよしぶりん」
凛「え?」キョトン
未央「こいつ……マジかよ」
卯月「どうしましょう未央ちゃん。凛ちゃん私たちを置いてけぼりにして別次元に飛び立った自覚がありません」
凛「いや、いやいやいや。落ち着くのは二人の方だよ。まるで私が妙なことを突然口走ったかのような言いぐさじゃない」
未央「まさにその通りじゃないか」
凛「そっか……二人は“まだ”プロデューサーにセクハラしようと思っていないんだね」
卯月「え……? 私たちもいずれ凛ちゃんみたいになってしまうんですか?」
未央「待って。引きずり込まれないでねしまむー」
凛「まあかくいう私もプロデューサーにセクハラしたくなったのはついさっきなんだけど」
未央「え? ひょっとしてプロデューサーがしぶりんの前でお尻を振って誘ったの?」
凛「未央はプロデューサーをなんだと思っているの」
卯月「そのセリフ、凛ちゃんだけは言ってはいけないと思います……」
未央「で、しぶりんがダークサイドに落ちるきっかけは何だったのさ?」
凛「うん、私に新しい閃きを与えてくれたのはまゆなの」
卯月・未央「「まゆちゃんが!?」」
凛『ふぅ……』
まゆ『お疲れ様です凛ちゃん。ダンスレッスンの後ですか?』
凛『あ、まゆ。お疲れ様。ちょっと時間が余ってレッスン室も空いてたから、使わせてもらったところ』
まゆ『真面目ですね凛ちゃんは。まゆは今プロデューサーさんに車で送るからここで待つように言われたんですよ』
凛『まゆは今ドラマの撮影中なんだっけ? 頑張ってね』
凛(そういえばまゆ、あれからまゆのプロデューサーさんと上手く行ってるのかな?)
まゆ『ところで凛ちゃんに聞きたいことがあったんですよ』
凛『まゆが私に? 何かな?』
まゆ『CPのプロデューサーさんのお尻はどうでしたか?』
凛『……………………………………………………はい?』
まゆ『ですから、凛ちゃんたちのプロデューサーさんのお尻の感触ですよ。まゆはまゆのプロデューサーさんしか触るつもりはありませんけど、凛ちゃんたちのプロデューサーさんはなかなか良い形をしているので気になっていたんです。どうでしたか?』
凛『えっと、その……』
凛(え、これはどういう状況なの? まゆは男のお尻に興味がある娘だったの? もしかしてまゆのプロデューサーと上手く行きすぎて、既にそういう関係にまでなってしまったの? というか私、プロデューサーのお尻を触るような奴だって思われてたわけ? そんなことに興味あるわけ――あるわけ――プロデューサーのお尻に興味なんて――プロデューサーの、お尻――形の良い、お尻――プロデューサーの、大事な部分――もし触ったら、プロデューサーはどんな表情するかな――)ゴクリ
凛『ま、まゆ。あのね……』
マユー、マタセテゴメンナー
まゆ『あ、ごめんね凛ちゃん。プロデューサーさんが来たからまゆはもう行きますね』
凛『う、うん。撮影頑張ってね』
凛「――ということがあってからプロデューサーにセクハラしたくてたまらないの」
卯月「まゆちゃんが……その、正直信じられないんですけど」
未央「やるもんだなぁまゆちゃん。確かにそんな話を聞かせられたら興味もわくよね」
凛「そうだよね! 分かってくれたんだ未央!」
卯月「み、未央ちゃん!?」
未央「まあしぶりんの意気込みには引くけど」
凛「なん……だと……?」
卯月「良かったぁ。お帰り未央ちゃん」
未央「本田未央、無事に帰還しました!」
凛「ちょっと待って。二人ともまだ真剣にプロデューサーのお尻とセクハラについて考えていないだけだよ」
未央「真剣に考えることなんですかねぇ(困惑)」
凛「二人にプロデューサーの魅力(セクハラ)を語ってあげる。長くなるから飲み物買ってくるね」
未央「しまむー。私たちのこれからの予定は?」
卯月「えっとですね、悲しいことにここで30分ぐらい話せる余裕があります」
凛「お待たせ。オレンジとミックスジュース、カフェオレを買ったから好きなの選んで」
未央「えっと、じゃあ話を聞かないを選ぶのは?」
凛「それはダメ」
凛「まずは満員電車に乗ったところから始めるよ」
卯月「私たちがプロデューサーさんと電車に乗ることってあるんですかね?」
未央「地方への巡業のために新幹線はあっても、満員電車は無いだろうね」
凛「車が急に故障して、近くの駅から目的地を目指すことにしたの」
未央「タクシー呼んじゃいなよ」
凛「未央。邪魔しないで」
未央「アイサー!」
凛「ゴホン……人がいっぱいで肩と肩がぶつかりそうな距離。プロデューサーは私が他の人に触れられないように、その大きな体とすみっこの壁を利用して私を守るの。それはプロデューサーとしての義務感だけじゃなく、私の体を他の男に触れられたくないという独占欲も当然あった」
卯月「プロデューサーさんに、独占欲……?」
未央「当然なのかぁ(困惑)」
凛「プロデューサーの長身もあって、私は周りからまったく姿が見えない状況――逆を言えば、私がプロデューサーに何かしても周りからは気づかれない状況。そして私は電車の揺れに合わせて、手の甲でそっとプロデューサーのお尻をなでるの」
卯月「……」ゴクリ
未央「ほ……ほうほう。それからそれから」
凛「プロデューサーはびっくりして私の方を見るけど、私は『どうしたのプロデューサー?』ってとぼけるの。電車は揺れているし距離も近い。私が意図せず気づきもせず、偶然お尻をさわっただけだと考えて『いえ、何でもありません。少し勘違いをしてしまっただけです』って首に右手を当てて言うの。左手は吊り輪で右手は首、つまりノーガードの形になる」
卯月・未央「「おおっ……!!」」
凛「『勘違いってこういうこと?』って言いながら今度は甲じゃなくて手の内側で、指をしっかりと使って堪能するの。きっとね、プロデューサーは驚いて目の前で起きた事が信じらず硬直するんだ。当然そんなことお構いなしに手は止めないで、早く表面をさすったり、遅いけど強くもんだりする」
未央「こ、こんな感じかな」ワキワキ
卯月「え、そ、そんなこと私……」サスサス
凛「顔を真っ赤にしたプロデューサーは『し、渋谷さん。冗談はやめてください』と言うけど手を払ったりはしない。プロデューサー奥手だから、もっと追い詰めないと手を出してくれないよね、きっと。もちろんやめてって言われてもやめたりなんかしない。『ごめんプロデューサー。電車の音がうるさくて何言っているのかわかんない。もっと大きな声で言ってちょうだい』て答えるの。大声で言えるわけないよね。何事かと振り向いた人が私がアイドルの渋谷凛だって気づいたらスキャンダルになっちゃう」
未央「あのニュージェネとトライアドの両エースである渋谷凛が、満員電車で男に痴漢……いや痴女か?」
凛「どうしようかと顔を真っ赤にしたプロデューサーの耳元に、背伸びしてそっとささやくの。『小さな声でも、こうやって耳元でささやいてくれれば聞こえるよ』って。片方の手でプロデューサーのお尻を堪能しながら、もう片方の手で髪をかき上げて首筋を向けてあげるの。フフ。女性に免疫の無いプロデューサーは、もうどうすればいいか分かんなくて立ちつくしちゃうだろうね」
卯月「り、凛ちゃん大胆すぎます」
凛「耳元でささやいてくれるのならそれはそれで良し。ささやかないのならお尻を撫でまわし続けるよ。そしてね、プロデューサーだって当然男だからそんなことされ続けたら生理現象があるよね」
未央「ま、まさかしぶりん!?」
卯月「?」
凛「プロデューサーのプロデューサーがプロデューサーになっちゃうはず。片手で隠すなんかしたらかえって目立つから、私に大きくなったプロデューサーをさらけ出してしまうの。『ふーん、これは何かなプロデューサー?』『い、いえ、これはその――』『気持ち、良かったんだ? 女子高生のアイドルに、電車の中でお尻をなでられて』」
未央「しぶりん言葉責めの才能ありますなあ」
卯月「え? え? ひょっとして今の話って?」
未央「プロデューサーのプロデューサーとはつまりゴニョゴニョのことだよ~」
卯月「///」
凛「緊張と恥ずかしさで混乱しきっているプロデューサーを、素早く写メで撮る。『し、渋谷さん!? いったい何を!?』『あ、ゴメンねプロデューサー。珍しいモノを見たらつい写メに撮るクセがあって』『お願いです消してください』って、きっと今にも泣きそうな顔なんだろうね」ゾクゾク
未央「しぶりん意外とSっ気があったんだ……」
卯月(今にも泣きそうなプロデューサーさん……? え、何でしょうこの胸の高鳴りは)
凛「『別にいいでしょ。大丈夫、こんないいモノ誰かに見せたりなんかしないから』『ですが……っ』『けどプロデューサーが私のお願いを聞いてくれないなら、見せてしまうかも』『……っ。お願いとは、何でしょうか?』悔しさと恐怖、そしてその二つでも隠し切れない期待感のあるプロデューサーの顔!! そして最後に――」
『また二人で満員電車に乗ろうね』
凛「――まあこんな感じかな」ドヤァ
未央「…………プハーッ! ああ、疲れた~。しぶりん語るのに熱入れすぎ」
卯月「えっとその……凛ちゃんは、プロデューサーの困った顔や悔しそうな顔を見たいんですか」
凛「ううん。ただあの仏頂面の感情が私に向かうのなら、どんな感情であってもいいだけ。できれば笑顔の方がいいけど……ほら、お米が一番好きな主食でもたまにはパンを食べたくなる感じかな」
卯月「え、あ、はい……」
未央(しぶりんがもしプロデューサーにアタックして玉砕したらストーカーになるんじゃ……)
凛「ふ~。しかしこうやって二人にプロデューサーにしたいセクハラを話したら――」
未央「少しは落ち着いた?」
凛「テンション上がってきた」
卯月・未央「「!!?」」
凛「プロデューサーは今どこかな」スタスタ
未央「え、ちょ、待て待てしぶりーん!!」
卯月「誰かー!! きらりちゃん呼んできてー!!」
????「バリショーエ スパスィーバ……良い考えを聞かせてもらえて…本当にありがとうございます」コソッ
※ ※ ※
武内P「それではアナスタシアさん。少し早いですがスタジオに向かいましょう。シートベルトをお願いします」
アーニャ「ダー」ササッ
武内P「……アナスタシアさん?」
アーニャ「シトー? ……何ですか、プロデューサー?」
武内P「いえ、助手席に座られるのは珍しいと思いまして。いつもなら後部座席で台本や他の出演者のチェックをなさっていますよね?」
アーニャ「イズヴィニーチェ……ごめんなさい…迷惑、でしたか?」
武内P「いえ、決してそのようなことは。ただ珍しいと思っただけです」
アーニャ「今日は……その、とてもいい天気です。ドライブ…気分、隣に誰かいてほしくて……」
武内P「そういうことでしたら緑のある道を選びましょうか。着く時間は数分しか違いませんので」ニコ
アーニャ「……ダー」キュン
ブロロロロロッ
アーニャ「……プロデューサー?」
武内P「はい、何でしょうか?」
アーニャ「私……プロデューサーの運転…優しくて、好きです。ナーシ…私たちのこと…気を使ってくれるんだと、伝わります」
武内P「そ、それはその……」
アーニャ「ふふっ……ミーラャ…照れてるプロデューサー、かわいいです」
武内P「///」
アーニャ「あ……」
武内P「ゴホン……何かありましたか?」
アーニャ「プロデューサー……髪に、ゴミがあります。取りますね」
武内P「ゴミですか? いえ、後で取るのでアナスタシアさんに手間は――」
アーニャ「ニェーット…いいえ……やります…」ニタリ
――ゴソゴソ、ゴソゴソ
武内P「その……アナスタシアさん」
アーニャ「♪~♪~ ダー…何でしょう?」
武内P「まだゴミはとれないのでしょうか?」
アーニャ「イズヴィニーチェ…ごめんなさい、間違って髪の奥に入ってしまいました」ナデナデ
武内P「取れないのでしたら、そのままでも……」
アーニャ「あと少し…あと少しで取れそう……取れました」
武内P「ありがとうございます」
アーニャ「ふふっ。プロデューサーの髪……思っていたよりモフモフしてました。まるで、おっきい犬を、なでているみたいです」
武内P「そ、そうですか。そういったことを言われたのは初めてです」
アーニャ「プロデューサー? 気を……悪くしましたか?」
武内P「そんなことはありません。ただ、そう言われたことは初めてで、その――照れているだけです」
アーニャ「……ハラショー」キュンキュン、スッ
武内P「あ、アナスタシアさん!?」ビクッ
アーニャ「ダー。どうしました、プロデューサー?」サスサス
武内P「その……どうして、私の太ももをなでているのですか?」
アーニャ「プラーウダ……本当です。私、いつの間にかプロデューサーの太もも…なでています」サスサスサス
武内P「その、止めていただけると助かるのですが」
アーニャ「エータ ターイナ…これは、不思議です。プロデューサーの太ももをなでていると……心が、満たされます。あと少し、あと少しだけ」サスサスサス
武内P「いえ、その、せめて内側は止めてください。これ以上そこをさわられると」
アーニャ「内側……? ここは、ダメ?」サスサスサスサス
武内P「ですからダメだと……! あっ……」
p → P
アーニャ「エルブルス山……ッ!!」(ロシア最高峰の山 標高5642m)
武内P「///」
アーニャ「ニチヴォー・シビェ! びっくりです……こんなに、おっきくなるんですね」
武内P「その……たいへん見苦しいものを」
カシャ
武内P「あ、アナスタシアさん……何を?」
アーニャ「イズヴィニーチェ…ごめんなさい、つい、クセで。珍しいモノを見たら、いつも写メに撮っているもので」
武内P「お、お願いします! 今すぐに消してください!」
アーニャ「消さないと……ダメ、ですか?」
武内P「け、消してもらわなければ、困ります」
アーニャ「しかし、私がプロデューサーを撮ったの……これが、初めてなんです。それを消すのは、少し……少しだけ悲しいです」ウルウル
武内P「」
アーニャ「お願いですプロデューサー……決して他の人に見せたりはしません。だから――」ウルウル
武内P「わ、わかり……ました。それと、私の方からもお願いがあるのですが」
アーニャ「ダー。何でしょう?」
武内P「その……今私に起きた事は、秘密にしてもらえないでしょうか。周りの人に知られてしまうと、たいへんまずいことになるので」
アーニャ「もちろんです。そもそも……私が、止めてと言われたのに内側をなでたせいです、から」
武内P「お願いします」ホッ
アーニャ「……ところでプロデューサー?」
武内P「はい、なんでしょうか?」
アーニャ「私の手……気持ち良かった、ですか?」
武内P「」
※ ※ ※
アーニャ「ミナミ……ッ」タタッ
美波「あれ? アーニャちゃんどうしたの? ご機嫌だね?」
アーニャ「ダー…けど、理由は秘密です」
武内P「に、新田さん。大学からここまでの道は大丈夫でしたか?」
美波「はい。バスで来るのは初めてでしたが、この付近は特徴のある建物が多いので迷いませんでしたよ」
武内P「それは良かった。それでは私はこれから凸レーションの方に向かいますが、もし何かあればすぐに連絡してください」
アーニャ「ダー」
美波「わかりました」
武内P「それでは失礼します」
美波「お疲れ様です」
アーニャ「……お疲れ、様です」
ガチャ、バタン
美波(アーニャちゃんはなんだか機嫌が良くて、プロデューサーさんは気のせいか慌てているように見えたけど、二人に何かあったのかな?)
アーニャ「……ミナミ」
美波「ん? どうしたのアーニャちゃん」
アーニャ「実は、相談があるのです」
アーニャ「――というわけです。私の願いは、叶いますか?」
美波「そうね……私に一つだけ考えがあるわ。ゴニョゴニョゴニョゴニョ」
アーニャ「ハラショー! 実に良い考えですミナミ!! 」
美波「きっとみくちゃんとかは抵抗すると思うの。けどね、14人のうち2/3以上になったら、みくちゃんでも流れを止めるのは難しいはず」
アーニャ「ミクは明日までリーナと一緒に大阪ツアーです」
美波「つまり、今日がチャンスよ! プロデューサーさんは次は凸レーションのところに行くって言ってたわね。早速連絡しよっか」
アーニャ「ダー!!」
prrrrrr…
きらり「おやおやあ☆ 美波ちゃんからメールが来たにぃ!」
莉嘉「え!? 私も美波ちゃんからメール来たよ!」
みりあ「私もだよー! ほら見て見て☆」
きらり「おっやあ☆ みりあちゃんときらりのなかみぃ、全部全部おんなじだにぃ!」
莉嘉「アタシもアタシもー! 三人ともおんなじだよ!」
『プロデューサーさんは今日落ち込んでいます。今からそちらに向かうから、温かく迎えてください』
みりあ「たいへん! プロデューサー落ち込んでるんだって!」
きらり「Pちゃんは☆ いっっっつもみりあちゃんや莉嘉ちゃんたち皆のために頑張ってるにぃ! きらりたちのお☆ きらりんパワーをにょわー☆って与えよっか!」
みりあ「うんうん! でもどうやればいいかな?」
莉嘉「ふっふ~ん! そんなの決まってるじゃん! アタシたちの大人の魅力でPくんを癒せばいいんだよ! こんな風にね」アッハ~ン
きらり「にょわー☆ きらりぃ、恥ずかしいけどPちゃんをハグハグするにぃ! うきゃー☆」
みりあ「みりあもするー!」
武内P(私は……いったい何てことを)ズーン
武内P(アイドルに……人様から預かっている娘さんに対して、あんなモノを見せてしまうとは)
武内P(穴掘って埋まってますとよく口にするアイドルの気持ちがよくわかります……こんな私に生きている価値があるのだろうか)
武内P(……少し落ち着こう。このままでは駄目だ。たとえこんな私でも、アイドルの笑顔をファンの皆さんに届ける役目を預かっている。引きずりすぎて彼女たちに悪影響を与えてはならない)
武内P(いつも通り、いつも通り仕事を頑張ろう)
コンコン
武内P「私です。今中に入って大丈夫でしょうか?」
『Pちゃんかにぃ☆ どうぞどうぞばっちし☆』
武内P「失礼します」
ガシッ ガシッ
武内P「!!?」
みりあ「えへへ~☆」右足に抱きつき
莉嘉「Pくんお疲れ様ー!」左足に抱きつき
武内P「お、お二人ともこれはいったい!?」
莉嘉「いっつもアタシたちのために頑張ってるPくんをねぎらってるのー!」
みりあ「毎日毎日お疲れ様☆」
武内P「」ジーン
きらり「さってぇ☆ 次はきらりの番だにぃ!」
武内P「え!?」
きらり「にょわー☆」(バスト72+19)
武内P「……ッ!!?」
きらり「うっはー☆ Pちゃんの体、固くて熱くてポカポカするにぃ!」
p → P
莉嘉「あれ? Pくんポッケに何入れてるの?」
武内P「ボ、ボイスレコーダーです! 仕事で使うことが多いのです! 壊れやすいのでふれてはいけませんよ!」
みりあ「壊れやすいのをポケットに入れちゃメッだよ」
武内P「はい……おっしゃる通りです」
きらり「///」
※ ※ ※
美波「今日の予定なら……次はキャンディアイランドね」
アーニャ「ダー。あの三人には、どう伝えるんですか?」
美波「智絵里ちゃんは一歩背中を押してさえあげれば大丈夫。そうしたら自然とかな子ちゃんが智絵里ちゃんをフォローするわ」
アーニャ「それなら……アンズは?」
美波「杏ちゃんはこちらから動かそうとしても無理ね。ただ中立を保ってくれたらいいし、言われなくても中立を保ってくれるわ」
※ ※ ※
智絵里「スキ……キライ……スキ……キライッ!?」
智絵里「……あと、もう一回だけ」
智絵里「スキ……キライ……スキ……キラ……ッ!!」
スキ キライ スキ キライ スキ キライ スキ キライ スキ キライ スキ キライ スキ キライ スキ キライ スキ キライ スキ キライ スキ キライ スキ キライ スキ キライ スキ キライ
かな子「ち、智絵里ちゃん!? いったい何してるの? 大切な四つ葉のクローバーをバラバラにして」
智絵里「かな子ちゃん……かな子ちゃん!」ダキッ
かな子「大丈夫……大丈夫だよ智絵里ちゃん。何があったのか話してくれる?」
智絵里「クローバーで、プロデューサーさんがわたしのこと好きかどうか占ってたら……全部、全部キライになるの!」
かな子「そういうことだったんだ。でも大丈夫。智絵里ちゃんみたいに細くて可愛くて守ってあげたくなるほっそりしたスレンダーな女の子を、優しくて頼りがいがあるプロデューサーさんが嫌いになるはずないもん」
智絵里「……でも、でも花占いだと」
かな子「智絵里ちゃん。ためしにキライから初めてみて」
智絵里「う、うん。キライ、スキ、キライ――スキ!!」
かな子「ほらね。プロデューサーさんは智絵里ちゃんのこと大好きなんだよ」
智絵里「ありがとうかな子ちゃん。わたし……わたし……っ」
かな子「よしよし。大丈夫大丈夫」ナデナデ
杏(なんぞこれぇ……)
prrrrrr…
かな子「智絵里ちゃん。メールが来たみたいだよ」
智絵里「えっと……あ、美波さんからだ」
『さっき小耳に挟んだのだけど、今度のマッスルキャッスルはお相撲対決があるらしいの。対戦相手は茜ちゃんになるだろうから、今から練習した方がいいよ。茜ちゃんを想定するなら練習相手はプロデューサーさんがいいんじゃないかしら』
智絵里「プロデューサーさんと……お相撲……くんずほぐれつつ……わたしとプロデューサーさんが抱きしめ合う……そ、そんなこと、え、まだ早すぎます」プシュー
かな子「ど、どうしたの智絵里ちゃん!?」
杏(おうおう何か企んでいるみたいだねぇ。まあ杏には関係無いから別にいっか)
智絵里「実は――」
かな子「――なるほど」
智絵里「どうしようかな子ちゃん、杏ちゃん。わたし……っ」
杏(やっべー、話こっちに振られた。困ってるのは分かるけど、下手に良いアドバイスしてプロデューサーとの仲が進展したら、一部のアイドルからどんだけ恨まれることやら。凛とか凛とか凛とか)
杏「ん~。美波も考えがあってメールしてくれたんだろうし、アドバイス通りに動いてみたら」
杏(杏が言えるのはこのぐらいかな? 智絵里は奥手だからこのぐらい積極的なことした方がちょうどいいだろうし、凛が激怒しても美波に矛先向けられるし)
智絵里「でも……そんな、いくら相手がプロデューサーさんでも、男の人とお相撲だなんて」
杏(ごめんね。杏は命が惜しいし何より面倒だから、これ以上背中は押せないよ)
かな子「……やろうよ智絵里ちゃん!」
智絵里「そんな……でも」
かな子「プロデューサーさんの周りには凛ちゃんやアーニャちゃんがいるんだよ。どれだけ智絵里ちゃんが可愛くても、何もしなかったらあの二人に勝てっこないよ。二人とも私より10センチも高いのに10キロも痩せていて……私と同じでプロフィールをいじってるとばかり思っていたらそんなことない、ナチュラルボーンアイドルなんだから」
智絵里「凛ちゃん……アーニャちゃん……あの二人に勝つなんて、わたしじゃ――」
かな子「何もしないで諦めて、智絵里ちゃんは笑顔で仕事ができるの?」
智絵里「……っ!」
かな子「挑戦しようよ。私も応援するから」
智絵里「そう……だよね。怖がってばかりだと――見えない景色もあるって、わたし気づけてたのに!」
かな子「智絵里ちゃん!」ダキッ
智絵里「かな子ちゃん!」ダキッ
杏(いい話になりそうだけど、男にアプローチするのに相撲ってどうよ?)
コンコン
『私です。今中に入って大丈夫でしょうか?』
智絵里「プ、プロデューサーさん!?」
杏「はいは~い。開いてるよ~」
武内P「失礼します。先ほどそこで助監督の方と話しましたが、撮影は順調なようですね」
智絵里「は、はい。監督さんに注意されることも最初と比べると減りました!」
武内P「それはいいことです。緒方さんは緊張しやすいところがありましたが、ここのところ場数をこなして慣れたのが大きいのかもしれませんね。お二人の方はどうでしょう?」
かな子「私は何度かおかしな感じになりそうだったけど、杏ちゃんと智絵里ちゃんがフォローしてくれたので大丈夫でした」
杏「杏はね~、楽したいから最短で真っ直ぐに一直線に終わらせただけだよ~」
武内P「お疲れ様です。撮影開始までもう少し時間がかかるので、それまで英気を養っていてください」
智絵里「プ、ププププロデューサーさん!」
武内P「はい、何でしょうか?」
智絵里「えっと、今時間は大丈夫ですか?」
武内P「はい。今日は急ぎの用件は済んでいるので大丈夫ですよ」
智絵里「その……あの、ですね……っ」
かな子(智絵里ちゃん頑張って!)
杏(ラブコメの波動を感じる)
智絵里「実は、今度のマッスルキャッスルでお相撲対決をやるそうなんです。それで、練習したくて……」
武内P「相撲……ですか。わかりました」
智絵里「え!?」パアァ
かな子(やったね智絵里ちゃん!)
杏(ところがどっこい)
武内P「練習できる場所の確保と、教本を準備しておきますので」
智絵里「…………え?」
杏(押しが足んないよアレじゃ)
武内P「どうかしましたか?」
智絵里「いえ……その」
かな子「プ、プロデューサーさん!」
武内P「はい?」
智絵里「かな子ちゃん……?」
かな子「実は対戦相手が茜ちゃんになる可能性が高くて、茜ちゃんを想定した対戦相手が必要なんです!」
武内P「日野さんが……っ!? それは……心配ですね。彼女は明るくて元気な良いアイドルですが、その……興奮した時に手加減ができるかどうか」
杏「いや、手加減とか無理でしょ。杏がもし茜とやったら冗談抜きで宙を浮いちゃうよ。杏はやらないけどさ」
武内P「そうなると諸星さんにお願いを……」
杏「きらりも細かい手加減苦手だよ」
武内P「そうなると片桐さんにお願いするしか」
杏「そんなよその部署の人間に声かけるより、手っ取り早い方法ないの? 杏は、杏はね、ここ覚えておいてね! 杏にはさっぱり思い当たらないけどね!」
武内P「は、はぁ……」首に手の平を当てるよ~
智絵里(かな子ちゃん、杏ちゃん、ありがとう! わたし、勇気を出して挑戦します!)
智絵里「そ、その。よければ今ここでプロデューサーさんに練習相手になってもらいたいんですっ!!」
武内P「――わ、私がですか?」
智絵里「ダメ、でしょうか……?」
武内P「ええとですね。さすがに私が相手をするのはいささか問題が……」
かな子「プロデューサーさんは智絵里ちゃんとお相撲するのが嫌なんですか?」
武内P「いえ、嫌かどうかという問題ではなくてですね……」
杏「そうやって論点をごまかしてなあなあで誤魔化した結果、来週辺り智絵里が茜のフルパワーで吹き飛ぶことに――あ、今の発言はオフレコでよろ」
武内P「は、はあ?」
かな子「智絵里ちゃん。やっちゃえ!」
智絵里「えっ!? プロデューサーさん、あ、あの……ど…ど…ど…ど…どすこい、です。えい」ポフ
武内P「!!?」
かな子「やった!」
杏(どう見てもただ抱きついただけの件について)
武内P「えっと、その、緒方さん?」
杏(プロデューサーは おどろきとまどっている)
かな子「智絵里ちゃん、押して押して!」
智絵里「は、はい! えいっ、えいっ!」グイグイ
武内P「お、緒方さん! 落ち着いてください! 傍から見たらまずいことになっています!」
智絵里「ふぇ?」
武内P(駄目だ。なぜかは分からないが、極度の緊張から目の前のことしか見えていない)
杏(傍から見て相撲になんかちっとも見えんwwwwww プロデューサー全然腰落としてないし、ただ智絵里の両肩に軽く手を当てて呼びかけてるだけwwwwww イチャついてるバカップルじゃねえかwwwwww)
かな子「良いよ智絵里ちゃんその調子!」
智絵里「はぁ、はぁ。うん!」
武内P(頬を上気させた緒方さんが、一生懸命に私に体を押し付けてくる。胸の押し付けられた頭から、シャンプーか香水か分からないが良い匂いが漂ってくる――)
p → ムクr
武内P(い、いけない耐えなければ。もうこれ以上の失態は許されない。今私に抱きついてきているのはジュビターの天ヶ瀬冬馬。今私に抱きついてきているのはジュビターの天ヶ瀬冬馬。今私に抱きついてきているのはジュビターの天ヶ瀬冬馬――)
p → p
武内P(……っ!! こらえ、きれた!)
武内P「緒方さん。練習の件は明日また考えますので今日はもう止めましょう。撮影前にケガでもしたら問題です」
智絵里「そ、そうですか……その、ありがとうございました」
かな子(やったね智絵里ちゃん!)
智絵里(かな子ちゃん……)
智絵里「あ、あのプロデューサーさん?」
武内P「こ、今度は何でしょうか?」
智絵里「かな子ちゃんとも練習してあげてください」
武内P「!!?」
かな子「ええっ!? 智絵里ちゃんどうして!?」
智絵里「だって、お相撲するのが一人とは限らないし、一人だとしても前のコーナーにわたしが出て、前のコーナーに出た人はダメだったらかな子ちゃんが出ないと」
杏「杏は相撲なんて絶対ごめんだから、そうなるよね~」
かな子「でも……その……」
智絵里「わたしだけプロデューサーとくっ付くのはずるいよね……」ヒソヒソ
かな子「そ、そんなの気にしなくていいのに……」ヒソヒソ
武内P(まずい……いったん時間を置かないとこれ以上は――)
武内P「しかしですね――」
智絵里「プ、プロデューサーさんはわたしとお相撲できても、かな子ちゃんとはできないって言うんですか!」
武内P「……ッ!!」
杏(えげつない……)
智絵里「さあ、かな子ちゃん行って!」
かな子「え、でも、プロデューサーさんが困って――」
智絵里「はっけよい、のこったぁ!」
かな子「ど、どど、どすこいっ!」(バスト72+18)
どたぷ~ん
武内P「~~~~~~~ッ!!」
武内P(全身が、柔らかい! ほどよい肉つき! お菓子をよく食べているからか甘い匂いもする! だ、駄目だ。これ以上は――)
p → P
武内P「」
杏(王大人、ボッ○確認!)
※ ※ ※
アーニャ「予定通りなら……次はRrrankoですね」
美波「蘭子ちゃんはプロデューサーさんを好きが半分、懐いているのが半分だから、ええっと……メールの内容は――」
アーニャ「ハラショー。……これを読めば、Rrrankoはきっと意気込んでプロデューサーにセクハラします」
美波「ふふ。蘭子ちゃんがプロデューサーさんにセクハラするところ見たかったね」
武内P「……」
飛鳥「……?」スタスタ
武内P「明日、世界が滅びればいいのに……」ボソッ
飛鳥「!!?」クルッ
蘭子「♪~♪~」カキカキ
コンコン
『……私、です。中に入っても、大丈夫でしょうか……?』
蘭子「我が友か。汝に対して閉ざす扉は持ち合わせておらん(プロデューサーですか? いいですよー)」
prrrrrr…
蘭子(あ、美波さんからメール来てる)
『今日はプロデューサーさんに甘えてもいい日らしいの。アーニャちゃんは頭や太ももとか色々さわって、きらりちゃんたちは三人で抱きついたそうよ。多分智絵里ちゃんは抱きしめ合
ったんじゃないかな? 蘭子ちゃんも甘えてみよう!』
蘭子「」
武内P「……こんな私ですが、失礼しま――」ガチャ
蘭子「乗るしかない、このビッグウェーブに!」ダキッ
武内P「!!?」
p → P
武内P(か、神崎さんまで……!? 油断していたところを完全に不意を突かれてしまった。ま、まずい。神崎さんに気づかれる前に何とか落ち着かせなければ――)
蘭子「ふっふ~ん♪」
武内P「ど、どうしたのですか神崎さん。突然このようなことをされて。いったん離れて――」
蘭子「水臭いではないか我が友よ。このような愉快な催しをするなら前もって我に声をかければよいものを(嫌ですー。他の娘もやっているって聞きましたー)
武内P「も、催し? いえ、それよりいったん離れて。ドアが開いたまま――」
蘭子「我は怒れる魔王なり。怒りを鎮めたくば無垢なる生贄である汝が必要だ。ふふ、手始めに我を玉座まで誘ってもらおうか(そんなこと言ったって誤魔化されたりしませんよーだ。お姫様だっこで椅子まで運んでくれるのなら考えたっていいですよ)
武内P「え、ええっと……椅子まで運べばいいんですかね?」
蘭子「然り(うん♪)」
武内P「そ、それでは失礼します」スッ
蘭子「ほう……汝の力強い腕(かいな)を堪能するのがこれほどとは(プロデューサー力持ちですね。ふわっとして楽しいです)」
武内P(太ももが柔らかくてスベスベしている……それに両手を首に回され――いけない、神崎さんは体こそ大人と変わりませんが、まだ心は子ども。何より私はプロデューサーで彼女はアイドル。自戒せねば)
蘭子「♪~♪~」スリスリ
武内P(たとえ、胸に頬ずりされても耐えなければ……っ!!)
武内P「では神崎さん。椅子に着いたのでおろしますよ」
蘭子「……玉座ではない(これじゃ不完全です)」
武内P「はい? 玉座は椅子ではないのですか?」
蘭子「ただの椅子では魔王の玉座足りえん。無垢なる血を捧げねばならぬ(ただの椅子じゃ寂しいです。このままプロデューサーが私を抱えたまま座ってください)」
武内P「な……っ!? 私も、一緒に座るのですか?」
蘭子「然り。それでこそ我に相応しい玉座となる(えへへー。その通りです)」
武内P(それは非常にまずい。まだ股間のモノが落ち着いていないのに、太ももの上に蘭子さんを乗せるなどしてしまったら――)
武内P「神崎さん、どうかワガママはそれぐらいにしてください。降ろしますがいいですね?」
蘭子「……幸運の天使には抱擁を許し、魔王は拒絶すると言うのか(智絵里ちゃんはいいのに私はダメなんですか?)」
武内P「な、なぜそれを……!?」
蘭子「プロデューサーは私のこと……嫌いなんですか?」ウルウル
武内P「」
蘭子「ごめんなさい……迷惑をかけてしまいまして……もうこんなことは――」
武内P「椅子です」
蘭子「?」
武内P「いえ、椅子ではなくて玉座でしたね。私は魔王の玉座です」キシッ
蘭子「プロデューサー!」パアァ
武内P(良かった……プロデューサーとしてどうかとは思いますが、神崎さんの笑顔が守られた――今はそれが何よりも重要です。問題は……)
蘭子「えへへ~♪」スリスリ、ユサユサ
武内P(神崎さんがよく動くので、神崎さんの柔らかいお尻が私のに何度も当たることでしょうか――)ズーン
蘭子(ん~? この固くて熱くて大きいの何だろう?)
prrrrrr…
美波「蘭子ちゃんからのメールね。うん、たくさん甘えることができたそうよ」
アーニャ「プリクラースナ……すばらしいです。美波の考えた通りに進んでいます」
美波「このまま事が進めば、アーニャちゃんの願いは叶うよ」
アーニャ「それで……ニュージェネの三人には何とメールするのですか?」
美波「しなくても大丈夫よ」
アーニャ「? なぜですか?」
美波「今日プロデューサーさんはたった一日の間に、たくさんの女の子と触れ合ったのよ。そのことに気づかない凛ちゃんだと思う?」
アーニャ「ウージャス! そうでした。リンなら確かに気づきます」
美波「ええ。だから上手くいけば明日にはアーニャちゃんの願いが叶う。そう――」
美波「毎日プロデューサーさんにセクハラできる環境ができる」
※ ※ ※
美波『ん? どうしたのアーニャちゃん』
アーニャ『実は、相談があるのです。今日ここに来るまでの間に、プロデューサーの頭と太ももを触ってみました』
美波『え? アーニャちゃんが? プロデューサーさんにされたわけではなく、したの!?』
アーニャ『ダー。とても楽しくて、夢のような体験でした。できるのならば、毎日プロデューサーにセクハラしたいと思います。ミナミ、何かいい手はないでしょうか?』
美波『そうね……』
アーニャ『ミナミ……』
美波『私に一つだけ良い考えがあるわ。プロデューサーさんにセクハラをできるのが当然の環境をつくることよ』
アーニャ『……? どういうことです、ミナミ?』
美波『おそらく今の段階でプロデューサーさんにセクハラをしたのはアーニャちゃんだけ。プロデューサーさんにセクハラするのは非常に特殊な状態ね。けどね、皆がプロデューサーさんにセクハラをした後ならどうかしら?』
アーニャ『ハラショー! プロデューサーにセクハラするのが当然になる!』
美波『CPの皆がセクハラするのが理想だけど、きっとみくちゃんとかは抵抗すると思うの。けどね、14人のうち2/3以上がセクハラをすれば、みくちゃんでも流れを止めるのは難しいはず。プロデューサーさんも最初は戸惑うかもしれないけど、長い目で見ればプロデューサーさんにとっても良い話になるから』
アーニャ『みくは明日まで李衣菜と一緒に大阪ツアーです』
美波『つまり、今日がチャンスよ!』
※ ※ ※
アーニャ「ふふっ……これから毎日プロデューサーを触り放題。アイドル楽しい…ハラショー…ふふ…」.
美波「ところでアーニャちゃん?」
アーニャ「だ、ダー! 何ですかミナミ?」
美波「私とプロデューサーさん、どっちの方が好き?」
アーニャ「…………………………………………………シトー?」
美波「私はね、アーニャちゃん。プロデューサーさんも好きだけどそれ以上にアーニャちゃんの方が好きよ」グイッ
アーニャ「ミ、ミナミ。その……」
美波「アーニャちゃんはどうかな? プロデューサーさんより私の方が好き? それとも私よりプロデューサーさんの方が好き?」
アーニャ「困ります。分かりません……ミナミもプロデューサーも、私は大好きです」
美波「ふふっ。困らせる質問をしちゃったね。ごめんねアーニャちゃん」
アーニャ「いいえ……気にしないでください」
美波「私がね、アーニャちゃんの願いを叶えようと思ったのは、大好きなアーニャちゃんのお願いだからっていうのもあるけど、もっと大きな理由があるの」
アーニャ「大きな……理由?」
美波「アーニャちゃんと私が姉妹になるため――そう」
美波「サ○姉妹となるためなの」
アーニャ「○オ姉妹……? サ○姉妹とは何ですか?」
美波「同じ男性に愛してもらえた女の子同士のことよ」
アーニャ「ダー。つまり、私とミナミがプロデューサーに愛してもらえれば、本当の姉妹のようになれるということですね!」
美波「まあそんなところかな。これを機にプロデューサーさんとアーニャちゃんの距離は近づく。私もプロデューサーさんにセクハラできるから近づく。本当は私たちだけセクハラできたらいいんだけど、凛ちゃんがそれを許すはずないし、それに蘭子ちゃんにもプロデューサーさんと仲良くなってもらいたいもの」
アーニャ「ふふっ。ミナミだけでなくRrrankoや皆とも姉妹になれますね。プリクラースナ…すばらしいです」
美波「アーニャちゃん……アーニャちゃんの髪って、幻想的で素敵。それに肌もまるで雪国の妖精のよう――」サワ、サワサワ
アーニャ「ン……ア……アァ……ミナミィ」
美波「何より穢れのない無垢な心。私はね、奇跡の結晶のようなアーニャちゃんが、見ず知らずの無骨な男のモノになることは死んでも嫌なの。だからね、アーニャちゃんと同じ人を好きになれたことを神様に本当に感謝しているの。ん――チュ」
アーニャ「ダ、ダメですミナミィ……こ、ここでは――チュ……ンム……アァ――」
美波「いいじゃないアーニャちゃん。今日はアーニャちゃんのお願いのために、お姉さん頑張ったんだよ? ご褒美ちょうだい」
アーニャ「ミ、ミナミィ……ア、アアァ――ッ!!」
美波「アーニャちゃん……アーニャちゃん……! いつか一緒にプロデューサーさんの子どもを産もうね……! ン、チュッ――」
凛「…………ッ!!」ガタッ
卯月「きゃっ」
未央「どうしたのしぶりん、さっきから突然立ち上がったり、そこら辺うろつきながらブツブツつぶやいたりしてさ?」
凛「……嫌な、予感がするの」
卯月「嫌な予感……ですか?」
凛「うん。こんな嫌な予感、人生にそう何度もないよ(具体的に言えば卯月が顔を出さなくなったレベル)」
卯月「でもいったい何が……?」
凛「きっと――プロデューサーを毒牙にかけようとするメス猫がいるんだよ」ギリリィ
未央「いや、その理屈はおかしい」
凛「何がおかしいの?」
未央「だって一番の危険人物がここにいるじゃないの」
卯月「ちょっと、未央ちゃんやめてくださいよ」アハハ
未央「だってプロデューサーを押し倒しそうなのしぶりんぐらいじゃん。まあセクハラなら他のメンバーもしそうだけどね。セクハラってほどじゃないけど、私も後ろからタックルしたことあるし~」
凛「……未央?」
未央「あ、やば」
凛「詳しく聞かせてくれる?」
※ ※ ※
武内P(当ててしまった……固くなったモノを、女子中学生のお尻に……プロデューサーとして許されないどうこうの話ではなく、人として許されないことをしてしまった)
飛鳥「……?」スタスタ
ガンガン! ガンガン!
飛鳥「!!?」クルッ
武内P「わ、た、し、は、何てことを~~~っっっ!!」ガンガン
飛鳥(彼は――確か蘭子が言っていた“片翼の君”? ……叫ぶほどに救われることもある。今はただ、その身を焦がす熱を吐き出すといいさ)フッ
武内P「仕事を……仕事をしなければ……」ユラリ
武内P「ただいま……戻りました」
凛「プロデューサー、お帰りなさい。大丈夫? 顔色良くないよ。額が赤いけどどこかにぶつけたの? 熱測るから屈んでちょうだい。さ、ほら。ごっつんこしないと」
武内P「」
卯月「え、ええと。プロデューサーさんお帰りなさい。お疲れ様です」
未央「ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい……」
武内P「……ハッ。いえ、私の方は大丈夫なのですが、本田さんの様子が」
凛「大丈夫。未央なら数分もすれば元気になるから。それよりスーツ脱いで座ったら。移動ばかりで疲れたでしょ」
武内P「いえ、スーツは自分で掛けますので――」
凛「いいからいいから。私なりに仕事で疲れたプロデューサーに気をつかっているんだから、素直に受け取ってよ」
武内P「し、渋谷さん……」ジーン
未央「うう、まるで正妻のような立ち振る舞い……」
卯月「未央ちゃん! 余計なチャチャ入れたら後で怖いよ」
未央「大丈夫だよしまむー。この手のチャチャなら――」
凛「も、もう何言ってるの未央。せ、正妻だなんて、私が一番プロデューサーに似合うだなんて」ニッコニコ
未央「ほらね?」
卯月「凛ちゃん……」ホロ
凛「ほらほら。プロデューサーは早く椅子に座って。コーヒーも入れるけど、疲れているみたいだし砂糖は多目に――」ピタッ
武内P「……渋谷さん?」
卯月「凛ちゃん? どうしたんですか?」
未央(あ、これアカンやつや)
凛「ねえプロデューサー?」
凛「どうしてプロデューサーのスーツから他の女の匂いがするのかな?」ドドドドド
武内P「」
凛「別にね、私は鼻をスーツにつけて嗅いだわけじゃないんだよ? それなのに匂いに気づくってどういうことかな? ちょっとやそっとの接触ではこうはならないよね? ほら、卯月も未央も嗅いでみて」
卯月「え、えっとその――島村卯月がんばりますっ!」クンクン
未央「ん? ああ確かに近づいただけでも女物のシャンプーや香水の匂いがするって分かるよ。それも複数」
武内P「そ、それはですね、その――」
卯月「んん~? お菓子の匂いはかな子ちゃんですかね? それ以外はちょっと分かりません」
凛「プロデューサー。今日何があったのか説明してくれる? 嘘をついても後で確認するから無駄だよ」
未央「プ、プロデューサー。正直に話すのが一番ダメージが少ないよ」
卯月(ああ! プロデューサーさんの困った顔は想像よりも実物の方が何倍も良い……ッ!! 何故かへそ下あたりがむずがゆい!)
凛「プロデューサー。怒らないから正直に話して」
武内P「実は、その――」
~ボッ○したこと、○ッキしたのを写メに撮られたことを除いて洗いざらい話す武内P~
武内P「――というわけです」
凛「」
未央「うわ~、しぶりんの女の勘怖っ。プロデューサーも、ええっと、どんまい!」
武内P「……そう言っていただけると助かります。しかし、彼女たちの行動も私が毅然とした態度で拒否すればなかったことですので」
未央「プロデューサーは真面目だな~。役得とか、向こうからしてきたんだから俺は知らんぐらい言ってもいいんじゃない?」
武内P「そういうわけには……」
卯月(み、皆、凛ちゃんが考えていたようなセクハラをプロデューサーさんにしたんだ。えっと……私もしていいのかな? プロデューサーさん、私にセクハラされたらどんな顔するのかな?)ハァハァ
凛「――れた時、……サーの……になったの?」
武内P「はい? 何でしょうか?」
凛「えっと……だからね」
凛「セクハラされた時、プロデューサーのプロデューサーはプロデューサーになったのかって訊いてるの!」
武内P「」
卯月「り、凛ちゃん!?」
未央「え!? 訊くの? 女子高生三人に囲まれている状態のプロデューサーにそれを訊いちゃうの?」
武内P「え……あ…その――」
凛「その反応。プロデューサーになったんだね」ギリッギリッ
武内P「///」
未央「し、仕方ないよね! 大丈夫、保体の授業で習ったから! むしろ、ほら! 健全な証拠でしょ!」
武内P「ほ、本田さん……」ジーン
卯月(未央ちゃんなぜ励ますんですか! 羞恥で今にももだえそうなプロデューサーさんの表情! 激レアだったのに!)
凛「……で、それから何もなかったの?」
卯月(そうですその調子ですよ凛ちゃん!)
未央「いや何もなかったに決まってんじゃん。この真面目を絵に描いたようなプロデューサーが、多少興奮したところでアイドルに手を出すはずが――」
凛「写メ」ボソッ
武内P「~~~~~っっ」ビク
未央「写メ? 写メって何のこと――あっ」
卯月「ひょ、ひょっとしてプロデューサーさんのプロデューサーさんがプロデューサーさんになったところを写メに撮られたんですか?」
武内P「え、いえ、その、そんなことは」
未央「マジか……しぶりん以外にそんなことするメンバーがいたとは」
武内P「え? 何のことですか本田さん?」
未央「ん? ああこっちの話こっちの話」
凛「馬鹿な……」ガタッ
武内P「渋谷さん!?」
卯月「凛ちゃん!?」
未央「膝から崩れ落ちたアァ――!!」
凛「プロデューサーにセクハラ……先を越された。写メに撮って次に繋げる計画も先にやられた。失敗した――」
凛「失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した 私は失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した 私は――」
武内P・卯月・未央「」
凛「」ブツブツ
武内P「し、渋谷さん……?」
未央「ちょ、プロデューサーストップ! ちょっちこっち来て」
武内P「し、しかしですね」
未央「いいから! しまむーはしぶりんの様子見てて。けど下手に刺激しちゃダメだよ!」
卯月「が、がんばります!」
武内P「本田さん。何か事情を知っているのですか?」
未央「えーと、まあ、ある程度はね。まあ念のため聞くけど、プロデューサーが誰かにセクハラされたのって今日が初めて?」
凛「」ピタッ
武内P「そうですね。酒の席で軽くからかわれることはあっても、今日のように肉体的なものは初めてでした」
凛「ヤッパリ初メテトラレタ」ブツブツ
未央「じゃあ次の質問――プロデューサーはこれまでセクハラしたことはある?」
武内P「え?」
凛「」ピタッ
卯月「……ゴクリ」
武内P「私がセクハラ……ですか? いえ、一度もしたことはありませんが」
凛「」ソワソワ
未央「それならOK! さあプロデューサー! 人生初となるセクハラをしぶりんにするのだー!」
武内P「なっ……!?」
凛「未央アトデ何デモオゴッテアゲル」ソワソワソワ
卯月(プ、プロデューサーさんにセクハラされる? へ、へそ下あたりがまたむずがゆく――)
武内P「そのようなことできるはずが……」
未央「いいプロデューサー。しぶりんはプロデューサーの初めてを他の誰かに奪われたショックでああなってしまったのです! それを克服するためにはプロデューサーの同じぐらい貴重な“初めて”を捧げる必要があるのです! あ、仮にファーストキスがまだでも、さすがにそれは無しね(私も興味あるから)」
凛「別ニファーストキスデモムシロソッチノ方ガ」
武内P「し、しかしですね。これまではアイドルの行為を止められなかったから起きたことで、私からするとなると話はまったく別のものになります」
未央「まあそう深刻にとらえないで。医療行為と一緒だって。たとえば私が溺れてしまって意識不明だとしたら、人工呼吸のためにキスするし、心臓マッサージのためにおっぱいさわるでしょ? それと同じ同じ」
凛「失敗した失敗した失敗した――」ブツブツ
未央「ほら、あのしぶりんの痛ましい姿を見てよ。救えるのはプロデューサーだけなんだから」
卯月「大丈夫ですプロデューサーさん! たとえ問題になっても私と未央ちゃんが医療行為だって言いますから!」
凛「失敗した失敗した失敗した――」フフ
武内P「…………分かりました」
凛「!!!??」ピタ
武内P「私は、渋谷さんにセクハラします」
凛(来た! これで勝つる!)
卯月(確固たる決意を感じます!)
未央(あらやだカッコイイ!)
武内P「それでは渋谷さん……今から私は、貴方にセクハラします」
凛「気ヅカナイフリ気ヅカナイフリ」ブツブツ
卯月「プ、プロデューサーさん。セクハラする前に宣言するのはちょっと……」
未央「セクハラする時までプロデューサーらしいや」
武内P「――行きます!」スッ
~~お尻サワサワ~~
凛「……ふーん、これがプロデューサーのプロデュース? ……まあ、悪くないかな」ニッコニコ
武内P(やってしまった……担当アイドルに……女子高生に……気のせいか喜んでいるようにも見えますが……セクハラをして――うん?)ムニュ
未央「えへへ。ちゃんみおっぱいの感触はどうかなプロデューサー?」
武内P「ほ、本田さん何を!?」
未央「当ててんのよ、言わせないでよ恥ずかしい! CPのうち半分はプロデューサーにセクハラしたみたいだから、乗るしかない、このビッグウェーブに!」
武内P「ほ、本田さん! 事情は聞いたではないですか? どうか離れ――」
凛「プロデューサー、手が止まってるよ」ムスッ
武内P「え? つ、続けるのですか?」
凛「必然!」
武内P「そ、それでは失礼します……」
凛「プロデューサー? もっと強くしてもいいんだよ? それに我慢できないならスカートの中に手を入れても――」
武内P「それはダメです」キッパリ
未央「しぶりんにばっか構ってちゃやーよ! オリャオリャ」ムニュムニュ
武内P「…………ッッ!!」
卯月「み、未央ちゃん!」
未央「お? しまむーもプロデューサーにセクハラる?」
卯月「わ、私はセクハラはしませんよ?」
武内P「し、島村さん……!」
卯月「ただちょっと……」
武内P・未央「ちょっと?」
卯月「プロデューサーさんとおしくらまんじゅうをしたくなっただけです!」
武内P「島村さん! 貴方もですか!?」
卯月(ああ! プロデューサーさんが本当に驚いた顔している! 私のこと信頼してくれていたんだ! 私はそれを踏みにじったんだ! ごめんなさいごめんなさい! でももっとその顔を見せてください! せめてプロデューサーさんも気持ちよくなれるように、島村卯月、がんばります!)
卯月「というわけで未央ちゃん! 背中から離れてください」
未央「ん~、まあしまむーがそこまで言うなら」
武内P「いえ、ちょっと待ってください!」
未央「おやおや~? プロデューサーはもっとちゃんみおっぱいを堪能したかったのかな?」
武内P「本田さん、分かっていて言ってますよね!?」
凛「ン――アァ、プロデューサーもっと、もっとシて!」
未央「さあ行けしまむー!」
武内P「お願いです待ってください。これ以上は本当に――!? 渋谷さん手を放してください!」
卯月「そ、その! プロデューサーさん! 私のお尻を味わってください!」モニュン
武内P「」
p → P
未央「わあぁ……え? え? 教科書では平均は13センチって書いてあったのに……何センチオーバーしてるの?」
卯月(わ、私の一押しでプロデューサーさんのプロデューサーさんがプロデューサーさんに……! 何でしょうこの胸を満たす達成感は……!)
カシャ
武内P「…………ハッ!?」
凛「撮っちゃった」
武内P「な、何をですか?」
凛「プロデューサーが私のお尻をなでまわしながら、プロデューサーのプロデューサーをプロデューサーにしているところ」
武内P「」
凛「大丈夫、他の人に見せたりなんか絶対にしないから。プロデューサーの立場を悪くすることを私がするはずないから、ね!」
武内P「その……データを消してもらうわけには」
凛「無理」
武内P(…………終わった――)
卯月「プ、プロデューサーさんごめんなさい!(プロデューサーさんの背中がすすけて見えるハァハァ)」
未央「あ、あはは。ちょっと調子にのってやりすぎたかな?」
凛「私はまだやり足りないけど」
未央「はーい、しぶりんも少しは反省しようね」
武内P「……皆さん、今日はもう遅いです。帰宅なさってください」
凛「送り狼!?」
未央「はーい、しぶりんは少しテンション下げようね」
卯月「そ、その! プロデューサーさん今日は本当にごめんなさい! お願いですから明日も会社に来てくださいね!(明日からも困った顔を見せてくださいね!)」
未央「プロデューサーは全然悪くないから落ち込む必要ないからね! 本当っっっにごめんなさい!」
凛「来なかったら迎えに行くから。プロデューサーはハンバーグ好きだったよね? 何回も練習したからついでに作りに――」
未央「はーい、しぶりんも少しは謝ろうね」
凛「……謝る?」キョトン
卯月「み、未央ちゃんと二人で言い聞かせておきます。お疲れ様でしたプロデューサーさん」
未央「プロデューサーさようなら~」
凛「プロデューサー、さよならのKis『さあさあ行くよしぶりん!』『行きますよ凛ちゃん!』」
武内P「お疲れ……様、です」
武内P(担当アイドル14人のうち、10人と不適切な行為をしてしまった――)ズーン
武内P(大丈夫なのはアスタリスクのお二人と、双葉さんと新田さんだけ)
武内P(この四人と間違いを起こさないことは当然として、他のアイドルたちとの関係も健全なものに戻さなければ)
武内P(絶対セクハラなんかに負けたりしない!)
翌朝――
美波「おはようございますプロデューサーさん」サワサワ
武内P「」
美波「それではレッスン室に行ってきますね」
武内P「…………………………ハッ!」
武内P(あまりにも自然にお尻をさわられ、呆気にとられて防ぐことも注意することもできませんでした)ズーン
凛「おはようプロデューサー。朝から落ち込んでいるみたいだけど、何かあったの?」
武内P「お、おはようございます渋谷さん。いえ、たいしたことではありません」ビクッ
凛「ふーーーーーーーーーーん。まあプロデューサーがそう言うならいいや」スッ
武内P「渋谷さん、落ち着いてください」ガシッ
凛「どうしたのプロデューサー、私の手を握ったりして。左手の薬指のサイズを測りたいんなら、もうちょっと自然にしないと」
武内P「いえ、これはそうではなく、渋谷さんが今しようとしたことを止めだだけです」
凛「でも最近はカップルで指輪を選ぶのも多いって聞くよ。せっかく高いお金払ったのにサイズが合わないっていう事態を防げるし、何より彼女の好みに合った物を選べるからね」
武内P「渋谷さん。今私のお尻に手を伸ばそうとしていましたよね?」
凛「でも私はプロデューサーが私に似合うと考え抜いて選んだ物なら何でも歓迎するよ。結婚指輪は給料三ヶ月分っていうけど、私はそんなこと気にしないから。あ、でも男の人に見栄を張らせるのも女の甲斐性かな?」
武内P「し、渋谷さん?」
凛「でもプロデューサーの給料で三ヶ月分だと、私には高価すぎるんじゃないかって心配もあるの。ちひろさんが言っていたけど、プロデューサーは大企業の346プロの中でさらに出世コースにいるんでしょ? 毎日朝から晩までお仕事たいへんだよね。でも大丈夫。妻としてちゃんと支えていくから。結婚したらアイドルは当然辞めるとして、女優とかに転向するか専業主婦になるか悩みどころだね。けど忙しいプロデューサーを支えることを最優先にするんならやっぱり専業主婦かな? 昨日もハンバーグ練習中だって言ったけど、他の料理もちゃんと練習しているから安心してね。おいしくてかつ栄養バランスもとれるものばかりだから。あ、専業主婦だと家に閉じこもりがちになって鬱になるって話があるけど安心して。時間に余裕がある時は実家の花屋の手伝いをしたりするから。それに――」
武内P「」
卯月(さすがです凛ちゃん。朝からプロデューサーさんに白目を剥かせるなんて! ああ、ごめんなさいプロデューサーさん。もう少しプロデューサーさんのその哀愁漂う顔を堪能したら助けますんで)
未央「はいはーい! 未央ちゃん参上! プロデューサーは取りあえずしぶりんの手を放して」
武内P「……ハッ!?」パッ
凛「――同僚の人と飲みに行くのだって口を出さないよ。プロデューサーを拘束する気なんてな……あ、未央」
未央「ダメだよプロデューサー。プロデューサーがしぶりんの手を握ったままじゃ、しぶりんの妄想が止まるどころか加速しっぱなしじゃん」
卯月(み、未央ちゃあ~ん! なんで邪魔するんですか。せめてあと少し見せてくれたっていいじゃないですか!)
武内P「助かりました本田さん。さて渋谷さん。今私のお尻をさわろうとしましたが、今後そういった行為は控えてください」
凛「控える? 少し、ほんの少しだけ数を減らすってこと?」
武内P「……言い方が悪かったようです。今後こういった行為は一切禁じます」
凛「ふ~ん。それはCPの皆も?」
武内P「はい。これから皆さんにも注意――」
凛「さっき美波にされるがままだったのに?」
武内P「」
凛「美波だけ特別扱いするだなんてがっかりだよプロデューサー」
未央「おおっと。みなみんのあの色気に堅物プロデューサーも骨抜きにされたのか!?」
武内P「ち、違うんです! あれは単に意表を突かれただ――」
凛「こんな風に?」サワ
未央「隙ありぃ!」ムニュ
武内P「ふ、二人とも!」
凛「意表を突けばいいんだね? 大丈夫、ちゃんとプロデューサーがドキドキワクワクできるよう工夫するから」スタスタ
未央「ちゃんみおっぱいを二度も味わってそんな顔しないの! またしてあげるからバイビー!」スタスタ
武内P「少し待ってください! 話を――」
卯月「え、えい!」サワサワ
武内P「!!?」
卯月「プロデューサーさんおはようございます、そしてごめんなさい! レッスンに行ってきます!」タタッ
武内P「そんな……島村さんまで……」
卯月(島村さんまでって言ったの聞こえました! プロデューサーさんはまだ私を信頼してくれていたんだ! それなのに二度も私は裏切った! けど今はこの罪悪感すら気持ちが良いんです!)
武内P(あれからアイドルに顔を合わせる度に、昨日のような行為をしないように注意しました)
武内P(ですがアイドル全員が難色を示し、最終的には私にセクハラをしていきます)
武内P(もはや私にセクハラをしていないのはアスタリスクのお二人と、クッションでくつろいでいる双葉さんのみ)
武内P(双葉さんに皆さんの説得に協力してもらえないかとお願いしましたが『飴をトン単位でもらっても労力に見合わない』と言われてしまいました)
武内P(これはつまり、事態をすぐ横から冷静に見ている双葉さんが、私が助かるのは限りなく不可能に近いと判断したことでは……)ズーン
みりあ「プロデューサー今日はどうしたの? いつもより眉がこーーーんな感じになってるよ!」
莉嘉「もうPくんてば、両手に花なのにボーとしちゃって。そんなんじゃモテないよ!」
武内P「も、申し訳ありません」
杏(幼いアイドル二人と腕組んでるのにモテないとは何ぞや。他人事だけど不憫だねプロデューサー……ん? 誰か来た?)
ガチャ
李衣菜「ただいまー。いやー大阪でさらに私のロックさを広め、ロックに磨きをかけて戻ってきた……え?」
莉嘉「李衣菜ちゃんお帰りー! お土産買ってきてくれた?」
みりあ「大阪でたこ焼き食べた? おいしかった?」
武内P「お疲れ様です多田さん。同行していた千川さんから、ツアーは好評だったと聞きました。詳しい話を聞きたいところですが、長旅でお疲れでしょう。今日のところはゆっくりなさってください」
李衣菜「え、今日は報告いいんですか? 私もみくも、まだ元気残ってますよ。お土産ならみくが山ほど買ってきて、多すぎたから一度寮に持って行ってるから後でね。たこ焼きはロックじゃないから食べなかったよ。まあ道路の反対側まで匂いが漂うところは評価するけどね。それよりさっき二人とも――」
みりあ「えー! たこ焼きってロックの塊なんじゃないの? タコ入ってるんだよタコ!」
莉嘉「どうかしたの李衣菜ちゃん?」
李衣菜「え!? あ~まあ確かにタコはロックを持ってるよ。けどね、タコが入っているっていっても、しょせん1センチぐらいでしょ。そんなんじゃ私の舌と、何よりロックな魂を満足させられないよ!」
みりあ「じゃあこの間食べてたアンパンはロックなの?」
李衣菜「アンパン滅茶苦茶ロックじゃん! アンコをパンで包むとかロックじゃないと無理だね。さらに頂点部分にゴマがあるタイプは尖っててたまんない……じゃなくてさ、二人ともさっきプロデューサーに抱きついてなかった? いや、入口からだとそんな風に見えたんだよね」
みりあ「抱きついてたよ」
李衣菜「……え?」
莉嘉「Pくんの腕って、太くって暖かくって弾力もあって、抱きついたら楽しいもんねー☆」
みりあ「ねー☆」
李衣菜「あー、まあ二人はまだ子どもだからね。けど二人とも可愛いんだから、あんまり相手に勘違いさせるようなことをしたらダメだよ。プロデューサーはロリコンじゃないし、真面目な人だからいいけど。今回はいいとして甘える相手は選びなよ」
莉嘉「何それー。私たちロリなんかじゃないもん、大人の色気たっぷりだもん! ねえPくん!」
武内P「え、ええ。同年代の方と比べると、そうですね……」
李衣菜「はいはい。プロデューサーを困らせる質問しないの」
莉嘉「むかー! ロックな仕事を持ってきてって言って、困らせてる李衣菜ちゃんに言われたくないよーだ!」
李衣菜「なにをー!」
ゾロゾロ、ゾロゾロ
未央「騒がしいと思ったらリーナ帰ってきたんだ」
蘭子「揺れ動く魂の在りかを探す者よ。よくぞ暴食の都から舞い戻った(李衣菜さん大阪ツアーお疲れ様です)」
きらり「にょわー☆ 李衣菜ちゃんお帰りだにぃ! あれれ~☆ みくちゃんは一緒じゃないのかにぃ☆」
李衣菜「あ、皆ただいまー。みくなら一度寮に荷物置いてからこっちに――」
ムニュ、サワサワ、ニョワー、サスサスetc
李衣菜「」
アーニャ「リーナ? シトー?」
李衣菜「え、あ、何これ? ドッキリ? カメラ誰が持ってるの? ちょっとこういうのは私じゃなくてみくにしてよーもう」アハハ
美波「李衣菜ちゃんもプロデューサーさんにボディタッチしてみる?」
李衣菜「へ!? ……いやいやいや。ボディタッチというか、その……やってることはむしろ」
武内P「ゴホン……多田さん。よければツアーの感想等をあちらの方で聞かせてもらってもよろしいでしょうか? 双葉さんもこちらへ」
李衣菜「え!? あ、はい。体力残っているからいいですよ」
杏「はあ、仕方ないなー。さすがにちょっとどうかとは思ってたし……」
李衣菜「はあ!? それ本当の話ですか!? 私たちと杏ちゃん以外のメンバーが、プロデューサーにセクハラしてるって意味わかんないですよ」
杏「いや~、これがドッキリでなくてマジなんだよ。ガチだったり甘えたいだけだったりそれぞれ違うけど、昨日からプロデューサーに抱きついたりお尻なでたり胸板をさすったりでね。プロデューサーも収集つけようとはしてるけど、口下手なプロデューサーが目の前の欲望に燃え上がる女たちを言って聞かせられるかっていうの」
武内P「それでですね、多田さんはこういった遊びには加わらないことは分かってはいますが、念のためここでお願いしようと思いまして」
李衣菜「まあ確かに私はこういうことに興味ありませんけど……」
杏「あっさり納得してくれたねー。別に杏が一緒に来る必要なかったんじゃない?」
武内P「私一人だと、正気を疑われるかと思いまして……」
李衣菜(プロデューサー本当に困ってる……こういう状況って男の人は喜ぶもんだと思ったけど……いや、当然か。プロデューサーは私が知る限り一番真面目な人だもの。こんな状況でヘラヘラできる人なんかじゃない)
杏「このままだと本当に正気を失いそうだけどね」
李衣菜「っ!?」
武内P「いえ、これまでの苦労を考えればこの程度のこと、なんてことはありませんので」
杏「そういうセリフはせめて顔色を良くしてから言ってほしいなあ」
李衣菜「プロデューサー! 皆のところに戻りましょう!」ギュッ
武内P「多田さん?」
李衣菜「安心してくださいプロデューサー。私がガツンと言って皆にプロデューサーへのセクハラをやめさせますから!」スタスタスタ
武内P「多田さん。無理をする必要は――」
李衣菜「プロデューサーは私がロックなことがしたい、ロックな仕事をやりたいって言ったら、忙しいのに色々調節してくれましたよね! この間だってなつきちとの仕事を用意してくれました。お世話になっている人が困っているのを見過ごすなんてこと、ロックな私にはできっこありません!」
武内P「多田さん……!」
バーン!
李衣菜「さあプロデューサーを困らせた痴女どもめ! ここから先はロックなアイドル多田李衣菜が相手だ!」ドン
李衣菜チャン、チョットイイカシラ? ム、マズハ美波サンカラカ! 私ハ今トッテモ怒ッテイルンテダカラネ!
武内P(多田さん……CPの中で一番何を目指しているのかわからなかった貴方が、まさかここまで頼もしくなるとは)
李衣菜チャンハセクハラッテドウ思ウ? ソンナノ決マッテイマス! ロックジャナイカッコワルイコトデスヨ!
武内P(一番確固たる目標を持つ前川さんと組ませたこと。そして多田さんの理想像ともいえる木村さんとの出会い。それらは確かに大きかったかもしれない)
デモセクハラッテ普通ハ男ノ人ガ女ノ人ニスルコトヨネ? エ? マ、マアソウデスネ。普通ハ
武内P(けど彼女自身の努力が――分からないなりに一生懸命に、彼女なりのロックを追いかけ続けたことも間違いなく大きい)
ジャア女ノ人ガ男ノ人ニセクハラスルノハドウ? ロックジャナイカシラ? ………………ロックカモ
武内P(多田さん……今の貴方は間違いなくロック――ん?)
李衣菜「」
武内P「多田さん? どうされま――」
李衣菜「た、確かに二回りも三回りも大きいプロデューサーにセクハラするなんて、すごいロックかも!」サワサワ
武内P「」
李衣菜「な、なんか不思議な感じですねプロデューサーの胸。固いけど弾力があって、なんだかさわってるとドキドキします」
杏「あー、歩き疲れた……って、何これ。即堕ち2コマ?」
武内P(多田さんを見直した10秒前の自分を殴り飛ばしたい)
杏「あー、プロデューサー。なんか達観しているところ悪いけど、希望を捨てるのはまだ早いんじゃない?」
武内P「メンバー14人中12人にセクハラされている私に、希望を捨てるなと?」
杏「うわぁ。男のレイプ目とか需要……ありそうだよねプロデューサーなら」
卯月(生唾もんですよ)
きらり「おやおや~☆ 李衣菜ちゃんもやっぱりPちゃんをサワサワしてるにぃ! きらりも一緒にハピハピするにぃ☆」ムギュー
杏「いやね、廊下の向こうからこっちに来るのが見えたんだよ。この混沌とした状況を一掃できる、大阪のオバハン並のパワーの持ち主が」
武内P「……!? 彼女が、ついに!」
みく「こ、これはいったいどういうことにゃあ!!」
李衣菜「み、みく!? これは、えっとその……」
みく「何で李衣菜チャンときらりチャンでPチャンをサンドイッチにしているんだにゃ!? そして何でそれを誰も止めないんだにゃ! 親しき仲にも礼儀あり! Pチャンもちゃんと注意しないとダメだにゃ!」
きらり「にょわー……」
武内P「ま、前川さん……」
みく「ど、どうしたのにゃPチャン。そんな今にも泣きそうな顔をして?」
武内P「貴方がCP最後の希望です……ッ!!」
美波「あ、あのねみくちゃん。ちょっと話が――」
杏「ふふ。ここを通りたければ、杏を存分にねぎらってからにしろ」グター
美波「杏ちゃん!?」
杏「わかってるよねプロデューサー?」ベター
武内P「はい。双葉さんの今日のレッスンは中止で、夕方からのラジオ出演は私が抱えて運びます」
みく「え、いったいにゃにが起きたんだにゃ? 妙に緊迫した空気だけど」
武内P「実は―――――――――」
みく「――――なるほど。事情は理解したにゃ。とりあえず一度味方についたのに即座に裏切った李衣菜チャンは、後で油性ペンでにわかと書くとして……」
李衣菜「え……ひどくない?」
みく「ここはアイドルの仕事場にゃ! リラックスするのは重要だけど、爛れた空気は言語道断! ましてや! 目上でお世話にもなっているPチャンに精神的疲労を与えるとは! 天が地が、ちひろさんが許してもみくが許さにゃい!!」
武内P「ま、前川さん……」ジーン
美波(警戒はしていたけど、まさか自分と杏ちゃん以外全員がセクハラをしているのに抵抗するだなんて……うかつだった。みくちゃんもプロデューサーさんのこと、恋の対象とまではいかなくとも好きなようだし、先に李衣菜ちゃんを引き込めたから大丈夫だと油断してしまった)
みく「まったく。Pチャンの人のよさに付け込んでセクハラするなんて最悪だにゃ」
凛「そうだね。プロデューサーにセクハラしていいのは相思相愛の――」
みく「未央チャン」
未央「はいはーい。しぶりん一緒に大人しく座っていようねー」
凛「だから私以外禁止n――」
みく「まったく。いいかにゃ? 今から偉い人が言った言葉をおまえら全員に教えるから、耳の穴かっぽじってよく聞くにゃ!」
みく「『撃っていいのは撃たれる覚悟のある者だけだ』にゃ!」
全員『…………はい?』
美波(この流れ……っ! いける……!!)
みく「今からおまえらには、セクハラされるのがどれほど嫌なことにゃのかを、身をもって味わい反省してもらうにゃ。Pチャン!」
武内P「は、はい?」
みく「今こそ復讐の時は来たれりにゃ! さんざん調子ぶっこいた小娘どもに、大人の男の怖さを思い知らせるんだにゃ!」
武内P「それは――つまり?」
みく「スカートのすそをめくり上げてパンツを確認したり、耳元でエッチなこと言ったり、なんならおっぱいをがっつりもみもみしてもいいにゃ!」
武内P「」
杏「いや、あのねみく。それって罰じゃなくて――むぐ」
アーニャ「ジェラーユ ウダーチ、キラリ ……成功を祈りますキラリ」
きらり「おっすおっすばっちし☆ 杏ちゃんをきらりんルームにご招待するにぃ!」
美波「そ、そんなー。プロデューサーさんにセクハラされるだなんてー」
智恵理「そんなこと恥ずかしくってわたしには無理ですー」
かな子「プロデューサーさんは上手だから大丈夫だよー」
みく「ふっふっふ。今さら怖気ついたところで、おまえたちの罪は消えたりはしないにゃ。さあ、手始めに一番Pチャンにセクハラしたのはどこのどいつにゃ!」
凛「私だ!」シュタ
みく「ほほう、往生際がいいにゃ。気に入った。おまえは一番派手にセクハラされて、見せしめになるんだにゃ!」
凛「派手に……」ゴクリ
みく「さあPチャン! 昨日からの苦労の苛立ちを、目の前の悩みの原因に思う存分ぶつけるんだにゃ!」
武内P「いや、前川さん。アイドルにセクハラするのはたとえ理由があっても許されませんし、そもそもこれで反省するとは――」
凛「ああんっ!」バタッ
武内P「渋谷さん!?」
凛「い、今からセクハラされると思うと怖くなってきちゃった……き、昨日はどうして私大丈夫だったんだろ。わかんない……自分で自分のことがわかんないよ」プルプル
武内P(……!? 考えてみれば昨日の渋谷さんの様子はおかしかった。一晩たって冷静になって、初めて自分が男に何かされたかを実感して、事の重大さを理解したのか……? だとすれば、他のメンバーもセクハラをすれば考えが変わる可能性が――)
凛「お願い……謝るから許してちょうだいプロデューサー。もう二度とこんなことしないって約束するから……だから、だから」ガクガク
未央「しぶりん会心の演技である」ヒソヒソ
李衣菜「え? あれ演技なの? まじロックじゃん」ヒソヒソ
みく「今さら反省したところでもう遅い! さあ、その体に罪を刻んでやるんだにゃPチャン!」
武内P「……申し訳ありません渋谷さん。でもこれは、貴方たちのためなんです」
凛「わ、分かってるよ……私たちが悪いからって……でも、せめてお願いだから――痛くしないで」
武内P「」
p → ?
※ ※ ※
まゆP「……はあ、まゆにはまったく困ったもんだ。いい娘なのは分かっているし悪気も無いんだろうけど、こっちはヒヤヒヤもんだよ」
まゆP「そういえば武内の奴はアイドルとどう接しているのかな? この前は少しずつ信頼関係が築けて嬉しいみたいなこと言ってたけど……ちょうど近くだし、顔を出して参考にさせてもらいますか」
コンコン
まゆP「失礼します。武内はいま…………………」
武内P「ハァ、ハァ。どうです渋谷さん。少しは反省できましたか?」サワサワ
凛「プ、プロデューサー。もっと……もっと激しく強くしてくれないと、私反省したくても反省できないよ、ン――ァ。また……プロデューサーのお尻さわったり、背筋を指でなぞったりするんだよ? だからね、もっと――もっと強くして」
アーニャ「ダヴァイ、ダヴァーイ! その調子ですよプロデューサー。私の時にはもっと激しくしてくれてもいいですからね」
智絵里「凛ちゃんまだですか? わたし、早くプロデューサーさんにセクハラしてもらいたいんです。あっ、ほら。怖いことは後よりも先に済ませるタイプなんです」
みく「12人セクハラするとなると、テキパキやらないといけないにゃ。Pチャン、みくが許すにゃ! スカートの中――いや、やっぱりパンツの中に手を突っ込んで、凛ちゃんを恐怖のどん底に落としてやるにゃ!」
凛「パンツの中……!? やtta――じゃなくて、やめて! 何もそこまでしなくてもいいでしょ! お願いプロデューサーもtto――もうやめて!」
武内P「す、すみません渋谷さん。しかしこれは、もう二度とこんなことを引き起こさないために必要なことなんです……!」スルッ
卯月(その顔最高ですプロデューサーさん! 理性と情欲の狭間で、自分が何をしているのかわかっていないんですね! 私の番になったらその顔を私に向けてください! そして明日になって正気に戻ったら、この世の終わりのような顔を見せてください! きっと私、それを見れたら最高の笑顔ができます!)
アイドルたち『じゃんけんぽん、あいこでしょ、あいこでしょ、あいこでしょ!』
みりあ「やったー! 5番目にセクハラされるのはみりあだー!」
李衣菜「……ねえ、なんでみりあちゃんはセクハラされるのが早くて喜んでんの?」
未央「ん~とねえ、ちえりんと同じで怖いことは早くすませたいんじゃないかなー」
李衣菜「まだ小さいのに度胸あるなあ。いくら相手がプロデューサーでも、私ちょっと怖いのに……」
莉嘉「ほら、早くジャンケンしよっ! 次こそはアタシが勝つから!」
蘭子「次の戦こそ、我にとってのラグナロクとせん(次は私が勝ちますからね!)」
かな子「凛ちゃんみたいに激しくしてもらえたら、やせられるかな……」
美波「ふふ。プロデューサーさんに激しくお願いしますっておねだりしないとね」
未央「そういやきらりんの順番はどうする?」
美波「12人の真ん中だと6番目か7番目だから、杏ちゃんを防いだ功績を考慮して6番目にするのはどうかしら?」
李衣菜「功績……?」
蘭子「異存は無い。ならば我は幸運の象徴を手に入れよう(わかりました。じゃあ7番目は私がなってみせます)」
アイドルたち『じゃーんけん……』
まゆP「」
まゆP「」
まゆP「」
まゆP「」
まゆP「……ハッ! ここは誰!? 私はどこ!?」
まゆP「えっと俺は……そうだ、最近まゆのスキンシップが行き過ぎているような気がして、嬉しさよりも困った気持ちの方が強かったんだ。で、武内の奴が最近担当アイドルと良い具合に信頼関係を築けているっていうから様子を見に行って……見に行って――」
まゆP「びっくりしたな……いつの間にか日が暮れてるし、ここは中庭だし。夢でも見たのかと思いたいけど……」
まゆP「それにしても真面目を絵に描いたような武内があんなことを……いや、周りの状況も妙だったし、むしろやらされていたのか?」
まゆP「よその部署のアイドルもたいがいだな……いや、そもそもまゆは献身がちょっと行き過ぎているだけで、セクハラしたりセクハラを強要したりしないもんな。まゆはちょっと普通じゃないかもと思っていたけど、むしろ一番普通なのか?」
まゆP「……ちょっと、まゆに対する認識が改めるべきだな」
まゆ「まゆがどうしたんですか、プロデューサーさん?」
まゆP「うわ! いたのかまゆ!?」
まゆ「今来たところです。窓からプロデューサーさんが立ち尽くしているのを見かけて、心配になってきたんですよぉ」
まゆP「そうか、心配かけてしまって悪かったな」
まゆ「いいえ、まゆが勝手に心配しただけですし、何事もなくて良かったです」ニコニコ
まゆP(ええ娘や――)
まゆ「プロデューサーさんはもう帰宅できるんですか? 荷物は事務所に置いたままのはずですよ」
まゆP「いやまだ仕事が――ん、やめよう。明日頑張ればいいやつだし、今日はもうそんな気分じゃないから」
まゆ「じゃあ事務所に戻って、それから一緒に帰りましょう♪ 途中までなら一緒でもいいですよね、うふふ」
まゆP「そうだな。それぐらいならいいよな」
まゆ「そうですよ、このぐらいいいですよね」
まゆP(俺はこれまで何を神経質になっていたんだろう? まゆは俺と仲良くしたかっただけなのに。そういえば最近は誘いを断ってばかりだったな。お詫びをかねて――)
まゆP「まゆ、今お腹すいてるか? よかったらどこかに寄って行こう」
まゆ「え……? 一緒にご飯食べてもいいんですか?」
まゆP「別にそのぐらい問題ないさ。別にセクハラしたりされたりするわけでもないんだから」
まゆ「やだプロデューサーさん。おかしなたとえをするんですから、うふふ」
まゆP「ああ、ごめんよまゆ。俺の車の位置は分かるな? ひとっ走りして荷物取ってくるから、そこで待っていてくれ」タタッ
まゆ「はーい。まゆはちゃんとプロデューサーさんを待っていますからね」
まゆ「そう……セクハラみたいに嫌われるまねをせずに、ちゃんと待っていますから……うふふ」
まゆ「うふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふ」
~おしまい~
マジで長いのに最後まで読んでいただきありがとうございました。
長くて良いって言ってくれて嬉しかったです。
あと楓さんがいないのはおかしいとありましたが、無理だったんです。当初はCP全員と楓さん、ちひろさん、姉ヶ崎、小梅、美城常務も含めて考えたけど人数が多すぎて諦めました。許してください。
次はアイマスSSで真美と真のためにPが体を鍛えるハートフルボッコストーリーを書こうと思います。
HTML化の依頼を出してきます 。
これまでに書いたもの
【アイマスSS】真「相談って何ですか?」P「実は――」
【アイマスSS】小鳥「同情するならけけけけけけっこn」
元スレ
【モバマスSS】凛「プロデューサーにセクハラしたい」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1446375146/
【モバマスSS】凛「プロデューサーにセクハラしたい」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1446375146/
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コメント一覧 (89)
-
- 2015年11月02日 00:19
- 蘭子の時点でキスまでしちゃうかと思った。
-
- 2015年11月02日 00:28
- アニメの方もこんなノリであってくれれば良かったのに…。
-
- 2015年11月02日 00:34
- なんだろう、アニメにもなかった団結力を感じる……これが俺の求めていたものか
-
- 2015年11月02日 00:34
- もうこの事務所は駄目かもわからんね
-
- 2015年11月02日 00:35
- よく知らないけど、渋谷凛って子は正妻みたいな風格を漂わせてるみたいだね
-
- 2015年11月02日 00:40
- 美波(この流れ……っ! いける……!!)
なんのSSだよww
-
- 2015年11月02日 00:40
- とりあえず、渋谷は牢屋にぶち込んでおく。俺のPに手を出しやがるんだからな
※5
看板娘ということもあって運営が露骨に押しているからな~
アニメではクローネまでも踏み台にした浮気性という描き方されて一部のなりすまし含む凛Pも激怒
-
- 2015年11月02日 00:42
- アーニャの手... アーニャの手...
...ふぅ、最低なSSだったな
-
- 2015年11月02日 00:48
- う、うーん?往年のモバPVS正妻軍団のノリをアニメ版に落とし込んだ感じか。
悪くはないが・・・どうなんだこれ
-
- 2015年11月02日 00:49
- あ、俺のpもPになっちまったからその成長途中でまだ芯のあるちゃんみおっぱいで慰めてもらおうかな(ボロン
-
- 2015年11月02日 00:49
- 一番気になったのは世界を分解しそうなな卯月…これはひどい(褒め言葉)
-
- 2015年11月02日 00:51
- 順調に感染拡大、それぞれが悪性変異し、侵食汚染、そして止めの絶対包囲
……深い
-
- 2015年11月02日 00:54
- 寝る前にとんでもないものを……
……ふぅ、くだらん
-
- 2015年11月02日 00:56
- 武内Pにセクハラしたいか?ならばこの石仮面を装着けるが良い…。
-
- 2015年11月02日 00:57
- 闇が深い島村
-
- 2015年11月02日 00:58
- アニメ版ならアニメ版って明記しろよ
-
- 2015年11月02日 01:03
-
こ れ は ひ ど い(大草原不可避)
俺なら蘭子ちゃんの地点でビーストチェンジしてから蘭子ちゃんを押し倒して(自主規制)する事確定な話だな(蘭子P感)。先生、蘭子ちゃんと無知シチュ(純愛特化)やりたいです。
ってか今回一番ヒドいのは蒼色クンカーさんと両刀○クロスさんのうちどっちのド変態だろうか?
-
- 2015年11月02日 01:05
- ※15
とにかく闇が深い島村「安心してください!頑張りますよ!」
-
- 2015年11月02日 01:06
- 同志>>8、シベリアの雪で手を拭いてきたまえ。
まだ誰にも踏まれていない新雪を用意してあるぞ。
-
- 2015年11月02日 01:22
- 武内くんのハロウィンコスプレかっこよかったなあ
-
- 2015年11月02日 01:28
- SSは好きだが先に良心が痛むあたり武内pの人徳を感じる
-
- 2015年11月02日 01:29
- みんな幸せなハッピーエンドてすごくよかった!
-
- 2015年11月02日 01:33
- こんな状況になっても役得どころか自己嫌悪が先に立つのが武内Pらしい。
聖職者の堕ちる様を見ているような背徳感を感じる。
-
- 2015年11月02日 01:33
- 圧倒的な強キャラオーラの新田ちゃんでグッときた
これはあれだ
童貞絶対コロコロすウーマンだ
-
- 2015年11月02日 01:39
- ピピンは関係ないだろ!!!!
-
- 2015年11月02日 01:50
- ※12
こんなとこで.hack見ると思わんかった
さて、どうやったら私も蘭子ちゃんの玉座になれますか?
-
- 2015年11月02日 01:52
- 何故素直に91表記にしなかったし(壁を見ながら)
-
- 2015年11月02日 01:52
- 鬼ヶ島羅刹さんで抑えようとするシーンがあったが、CuPならほとんどが勃ってるんだよなぁ…
-
- 2015年11月02日 02:04
- にわかでは足りない。にかわと書くんだ
-
- 2015年11月02日 02:07
- まゆは何手先まで読めるんだよ!
-
- 2015年11月02日 02:49
- 武内Pを初めて見た時から分かってたんだよね。『あ、コイツはビッチ調教されるな』っ
て。シュタゲのオカリンの後継者になる逸材だ。
-
- 2015年11月02日 02:49
- >アーニャ「エルブルス山……ッ!!」(ロシア最高峰の山 標高5642m)
ここで幕張の「経済大国日本」思い出した
-
- 2015年11月02日 03:02
- あれ?アーニャってレズじゃなかったっけ?
-
- 2015年11月02日 03:08
- ちょくちょく入る飛鳥がとても可愛かった。
-
- 2015年11月02日 03:26
- 1ページあたりの量が少なくなった弊害で
ページ数が増えて読む気萎えってのが最近多かったんだけど
これは9ページあるのに全く長いと感じなかった
久々にテンポいい良作に出会えた
-
- 2015年11月02日 03:39
- モバマスの闇は深い(ノルマ達成)
-
- 2015年11月02日 03:55
- レズ描写はいらなかったな
-
- 2015年11月02日 04:05
- やま天
-
- 2015年11月02日 04:22
- 中身がぺなだけはあるな
-
- 2015年11月02日 05:16
- 大阪土産は55○の豚まんか、た○昌のたこ焼きが喜ばれた…ただ、多田は面白○恋人辺りを買いそう。
後、このCPは一年後ぐらいに解散するんですかねぇ…寿で。
-
- 2015年11月02日 06:43
- 闇に飲まれた島村
-
- 2015年11月02日 07:36
- モバマス表記で武内P使うなよ…
内容的には良かった、武内Pには微エロあたりでちょうどえぇ
-
- 2015年11月02日 07:39
- この卯月は凄い好きww
-
- 2015年11月02日 08:42
- 美城常務激おこ不可避
-
- 2015年11月02日 08:50
- ダークサイドに堕ちた卯月「笑顔になりたいね」
-
- 2015年11月02日 10:28
- ウッ、フウ……なんて低俗なSSだ!!
やれセクハラするだされるだなんて!
美波が激しくしてほしry……ふう、とにかくなんてSSだ!!
-
- 2015年11月02日 11:00
- この卯月は歌で世界を壊せる
-
- 2015年11月02日 12:16
- 闇村「安心してくださいプロデューサー、頑張りますよ(闇落ちダブルピース)」
-
- 2015年11月02日 12:38
- ラブライカをレズ扱いするのは童貞短小包茎ハゲデブ野郎だってばっちゃの孫が言ってた
-
- 2015年11月02日 13:07
- 武凛厨がアニメしか知らないくせに凛はPの正妻だとでかい顔しているのはうざいうざい
渋にはあまり二人の絡みが見られなくなったことが気に食わなかったのか十三話から勝手に分岐させたストーリーを挙げている奴いたけど(二期放送中に)、アニメ視聴辞めてそっちだけに集中すればいいと思った
-
- 2015年11月02日 14:05
- ※50
お前ここは初めてか?力抜けよ <サワサワ
-
- 2015年11月02日 14:12
- ※51
それは私のお稲荷さんだ
-
- 2015年11月02日 14:37
- 卯月さんが地味にヤバ過ぎると思います
…それにしても、CPは団結力抜群ですね( ゚∀゚)
-
- 2015年11月02日 15:24
- セクハラ次元からの侵略者か!
-
- 2015年11月02日 15:42
- や凛糞
-
- 2015年11月02日 16:07
- みくにゃんだけが事情を飲み込めずにいるのが不憫w
-
- 2015年11月02日 17:16
- りーなのへっぽこ具合が最高にかわいい。
-
- 2015年11月02日 18:56
- ワイも武内Pにセクハラしたい
-
- 2015年11月02日 19:21
- 楽しかった。
続編を期待して待っています。
-
- 2015年11月02日 19:53
- 良かった…冬馬でpがPになっちゃう武内Pなんていなかったんだ…
しかしちょいとPのpちゃん堪え性無さ過ぎやしませんかね…
-
- 2015年11月02日 20:26
- ※51 ※58
みくにゃんが言ってただろ。セクハラしていいのはされる覚悟がある奴だけだ<サワサワ、ボロン、パンパン、ドビュッ
-
- 2015年11月02日 23:31
- 司令塔前川のスーパーアシスト
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- 2015年11月03日 00:46
- ※52
セクハラをセクハラで返すとは、異次元の戦いすぎて全くついていけん
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- 2015年11月03日 03:27
- CPはまるで不健全ですね。ここはやはりタブレットの似合うアイドルがプロデューサーの正妻にふさわしいです。
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- 2015年11月03日 06:04
- ※64
後ろを振り返らずに確認しな橘、後ろに沢山の孕ありす星人とハイエースが潜んでいるぜ。
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- 2015年11月03日 12:19
- 杏さんはぶれないなぁ
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- 2015年11月03日 12:58
- かくしてセクハラに疲れきったPは、将来は杏のような女性と一緒になると心に誓うのであった、イイハナシダナー
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- 2015年11月03日 15:57
- プロデューサーの尻と言ったかーー! おのれー!!
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- 2015年11月03日 23:53
- 1がナチュラルにディオになってて笑った
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- 2015年11月04日 01:08
- 杏長老でも防げないとは……
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- 2015年11月04日 08:48
- 天ヶ瀬はんで抑えようとか何もわかっておりまへんな
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- 2015年11月04日 14:54
- どうしよう、この卯月すごく好きだわwww
名前の欄でまゆがディオ並の策士であることが…あれそれってやっぱりポンコツなんじゃ…?
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- 2015年11月04日 21:57
- ※50
武凜アンチが空気読まずにいきなり語りだしてうざいうざい
まず二次創作に何行ってんだ? あと他所の話題を何故ここでする?
てか、なぜ気に食わない内容の武凜ssをチェックしてるんだ?
渋だったらタグや作者のコメントとかで解るだろうに
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- 2015年11月05日 01:06
- この卯月見てると無性にムラムラする
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- 2015年11月05日 01:11
- 面白い何気に入るシンフォギアネタがツボだったわ
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- 2015年11月05日 13:12
- 武凜が色々言われるようなったのは
CuやPaのPにも凜が初期からの正妻と主張目にするの増えたからやろなぁ・・
だけどたしかにここでやる話じゃないな
(生唾もんですよ) がツボに入った
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- 2015年11月05日 18:18
- ままゆマジ策士
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- 2015年11月06日 17:39
- 卯月はやっぱり天然が故にこれを武器に凛より一歩進んでそうな所が良いな
ニュージェネの仲が良くてほっこりしたわ
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- 2015年11月06日 22:23
- めちゃくちゃ笑わせてもらったわ
次はアイマスpバージョンたのむ
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- 2015年11月09日 10:05
- 渋谷凛って子が正妻なんだね?悪くないね
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- 2015年11月10日 10:33
- これ、まゆに演技指導してもらう話と同じ作者かな?
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- 2015年11月11日 17:54
- ※31
武内Pのエッチな画像ください!
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- 2015年11月13日 11:59
- CPを描いたSSで一番好き。
どうもCPのSSはぬるいというかなんというかってSSが多くて途中で読むのやめたのばかりだったけど最後まで楽しめた。
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- 2015年11月17日 21:20
- 凛の名前を誤変換してる連中はそもそも発言権がない
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- 2015年12月13日 20:39
- セクハラダメ、ゼッタイ
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- 2017年03月30日 02:06
- まゆPの俺はなんら間違ってなかった!
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- 2017年04月13日 12:48
- へそ下卯月シリーズはここから始まったのか…まだこの頃は純粋だな…
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- 2017年11月05日 03:38
- 今私に抱きついてきているのはジュビターの天ヶ瀬冬馬
今私に抱きついてきているのはジュビターの天ヶ瀬冬馬
今私に抱きついてきているのはジュビターの天ヶ瀬冬馬
p → P
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- 2019年10月14日 00:44
- 武内Pの絶望に満ちた顔…だと…?(ゴクリ)