提督「そろそろ寝るか」
???「-!!」
提督(あれは赤城に加賀…飛龍に蒼龍も…)
???「-!」
提督(おいおいうちのエースたちが勢揃いとか)
…
長門「おはようございます。提督」
提督「マルロクマルマル…時間通りか。相変わらずだな、長門」
長門「いえ、これも秘書艦としての務めです」
提督「本日は確か隣の鎮守府との会食があるんだったか」
長門「はい。開始はフタマルマルマルなので一時間前に出発すればよいかと」
提督「分かった、では今日も一日をはじめよう」
…
提督「今日もよく働いたな。そろそろ体を休めないと明日に響く。
それにしてもあいつ飲みすぎだろ…ザルだったのか…」
提督(また夢か…。)
???「-!!」
提督(やはりアレは昨日の夢と同じ一航戦と二航戦の四人…。いや、それだけじゃない。
あれは榛名と霧島か…。随分と豪勢な戦力だな。)
提督(しかし…夢だと分かっていても…それほどの戦力を出さないといけない作戦なのか?)
???「敵機!直上!!!」
提督(!?)
夢の赤城「加賀さん!」
夢の加賀「うぅ…赤城、さん…」
夢の飛龍「蒼龍!しっかりして!回避運動を!」
夢の蒼龍「くぅ…分かってる…!」
夢の利根「艦載機は出せぬのか!?赤城!!」
夢の赤城「飛行甲板が…やられてる。これでは発着が…!」
夢の筑摩「利根姉さん、退路を開きます!このままでは全滅します!」
夢の利根「やむを得んか!しかしこれでは…!」
夢の飛龍「蒼龍!上!」
夢の蒼龍「えっ…?あっ…」
提督(そんな…まさかあの蒼龍が…。あの四人がいてこんな結果だというのか…)
???「…!」
???「とく!」
長門「お目覚めですか。提督」
提督「長門か…おはよう」
長門「おはようございます。大丈夫ですか?うなされていたようですが…」
提督「ああ、いや、なんでもない。昨日飲み過ぎたのが原因だろう」
長門「そうですか…」
提督(悪夢を見るのは健全な証拠とは聞くが…結構こたえるな。)
提督「今日は艦娘たちの様子を見に行こう。たまには各自の練度もこの目で把握しておきたい」
長門「了解です」
…
提督「みんな、おはよう」
赤城「提督!おはようございます!」
加賀、飛龍、蒼龍「おはようございます!」
提督「ああ、固くならなくていい。気にせず修練を続けてくれ」
赤城「はい」
提督(そうだ…何を焦燥に駆られる必要がある?あれはただの夢だろう)
夢の提督「この鎮守府も…寂しくなったな」
夢の長門「申し訳ありません…」
夢の提督「多くの仲間たちを失ったのは一重に俺の責任だ。お前はよくやってくれている」
夢の長門「しかし…!」
提督(…!?)
夢の提督「遠征はどうなっている?」
夢の長門「先程帰投しました」
夢の提督「第六駆逐隊もいまや響と電だけか…。遠征も気楽にこなせなくなってきたな」
夢の長門「はい。深海凄艦の脅威は日に日に増しています。戦力の拡充が不可欠かと…」
夢の提督「他の鎮守府に余剰人員の提供を要請するか…?」
夢の長門「それですが…むしろ他所からこの鎮守府にその打診が来ています。3件ほど」
夢の提督「考えるのはどこも一緒ということか…。協力してやりたいのは山々だが」
長門「いや…提督の様子がここ最近少しおかしくてな」
陸奥「提督の様子が?」
長門「ああ…難しい顔をよくされておられる。それに…最近、
艦娘の編成リストをよく見ておられるのだ」
陸奥「何かあったのかしら?」
長門「誰か異動するのかも知れんな」
陸奥「ああ、なるほどね」
夢の長門「-」
提督(あれは長門…か。声は聞き取れないな…)
???「-」
提督(あれは…以前資料で見たことがある。確か…軽巡洋艦「酒匂」…。
それに…あれは重巡洋艦の「プリンツ・オイゲン」だと?)
夢の酒匂「-」
提督(聞こえないのがもどかしい…。状況がまるで分からん…)
???「-」
提督(見慣れない艦娘が大量にいるな…。どうなっているんだ…観艦式か?)
提督(っ!?)
提督(照明弾か…!?いや、違う!これは!?)
???「」
提督(なんだこれは…。あれだけの艦娘が一瞬で…ほぼ壊滅だと…!?長門は…!?)
夢の長門「-」
提督(無事か…。だが、あの光は在ってはならない…。あれは……)
提督(赤城たちが全滅…またこの夢か…。何度目だ?)
長門「どうされたのです?提督。海域地図を熱心に見ているようですが」
提督「いや…」
提督(あの海域の特徴を思い出せ。あれは何処だ…?W島?カレー洋?いや、違うな…)
提督「長門。仮の話をしておきたい」
長門「はい」
提督「もし一航戦と二航戦の四人を失ったら、戦局はどうなると思う?」
長門「それは…一斉にですか?」
提督「…そうだ」
長門「この鎮守府の航空戦力はあの四人に強く依存しています。
それが失われるとなると…一気に旗色が悪くなる可能性があるかと」
提督「…ありがとう。参考になる」
提督(あの海域…仮に「AF」としておくか。あれは、いったい…)
夢の如月「良かった…これでもう本当に大丈夫そう…」
夢の如月「やだ、髪の毛が痛んじゃう…。…!?」
提督(如月!!)
提督「…」
提督(如月がW島で轟沈するというのか?俺の予測が間違ってなければ
連日俺が見ているのは予知夢に近いものだ…なぜか分からないがそう感じる)
提督(忘れないうちに書かなければ…)
提督(確か…夕張に望月、弥生。球磨に多摩もいたか。如月が轟沈したということは
確実に如月も出撃しているはずだ)
提督(俺に何をさせる気なんだ…それよりあの如月の夢を見せてくれ…!)
霧島もいないな…。金剛?それにあれは夕立…か)
夢の加賀「赤城さぁぁぁぁぁぁぁぁぁん!!」
夢の赤城「!!」
提督(あれは舞風…。やはり…同じか。これまで蒼龍が最初に沈んでいたが、
それが赤城になっただけの話。結末は何も変わらない…)
目を閉じることも出来ない。逸らす事も出来ない…。
今日は…?球磨に羽黒…妙高もいるのか…でも…)
ああ…やはり変わらない)
夢の加賀「赤城さぁぁぁぁぁぁぁぁぁん!!」
夢の赤城「!!」
夢の駆逐艦「-!!」
提督(赤城が…生き残った…。あの駆逐艦が助けたというのか?)
夢の駆逐艦「-!」
夢の赤城「-さん、あなた…」
提督(顔が見えない…!誰だ、君は…!)
夢の赤城「ありがとう…「 」さん」
提督(ふぶき…吹雪…彼女が、君が、俺達の未来を変えてくれるのか?)
提督「ああ。それ相応の見返りは用意するつもりだ」
友人提督「いや、それはいいんだが…」
提督「? 何か問題があるのか?」
友人提督「こちらにある資料では彼女は座学は優秀。性格も真面目だ」
提督「いいことじゃないか」
友人提督「だが航行も射撃も…な」
提督「実技は苦手なタイプか」
友人提督「苦手というレベルではない。うちの鎮守府では正直な話、戦力とは考えていない」
提督「…えっ」
友人提督「なにより、まともに水上を移動できないからな…。危なくて実戦には出せん」
提督「……」
友人提督「厄介払いというわけではないが…本当にいいのか?」
提督「いや、それでも構わない。ぜひこちらに迎えたい」
友人提督「どうしたんだよ、急に…。!?まさか…!」
提督「な、なんだよ」
提督「ちげーよ!」
友人提督「とどけ♪とどけ♪想いよとどけ♪」
提督「歌ってんじゃねーよ!」
友人提督「まーあれだ。悪いことは言わん。せめて別の艦種にしとけ」
提督「参考までに聞くがお前ならどうする?」
友人提督「俺なら軽空母かなぁ」
提督「軽空母か…ウチはそのあたりがいなくてな…。鳳翔ならいるけど」
友人提督「俺のお勧めはりゅうじょ…あっ痛い!待ってくれ!爆撃はやめて!」
提督「お、おい」
友人提督「冗談だよ。そう怒るなって…。っと、騒がしくして悪いな。まあ、今度奢ってくれや」
提督「分かったよ。今度飲む時は全部俺が払う」
友人提督「やったぜ。じゃあ高い店を予約しておかないとな」
提督「ほどほどにしてくれよ」
友人提督「分かってるって。じゃあ異動の日取りは追って連絡するよ」
提督「待ってるよ」
提督(しかし…恋か。言い得て妙かもしれんな)
提督「よく来てくれた。我々は君を歓迎する。紹介しよう、こちらは秘書艦の長門だ」
長門「長門だ。よろしく頼む。期待しているぞ」
吹雪「は、はい!よろしくお願いします!」
提督「向こうの鎮守府と勝手が違い、戸惑うこともあるだろう。
遠慮なく周りの艦娘に聞いてくれ。長門でも構わんぞ」
吹雪「い、いえ!!」
提督「そう言って貰えてこちらも嬉しいよ」
吹雪「し、司令官!?」
提督「この鎮守府でやっていけそうか?」
吹雪「はい!」
提督「それは良かった」
吹雪「あ、あの!司令官!!」
提督「どうしたね?」
吹雪「ひとつだけご質問、よろしいですか?」
提督「…聞こう」
吹雪「私、実戦なんて経験もない…まともに航行することもできない艦娘なんです。
何故、私をこの鎮守府に呼んだんですか?」
提督(当然だな)
提督「君が実戦経験皆無で航行も覚束ないことは聞いている」
吹雪「じゃあどうして…?」
提督「率直に言えば君の事を夢で見た」
吹雪「は?私のことを?夢で?」
提督「今はその内容は言えないが…いつか機会があったら教えよう。約束だ。
君もここへ来たことで何かを得られたのなら
それをきっかけに新しい一歩を踏み出して欲しい」
吹雪「…わかり、ました」
吹雪(ゆ、夢でって…もしかして…そういうこと!?ええー!?)
長門「睦月や夕立が友人となっているようです」
提督「…そうか。溶け込めているなら何よりだ。航行や射撃は?」
長門「芳しくはありません」
提督「聞いていた通りか。引き続き訓練を続行させてくれ」
長門「はい。川内、神通、那珂が代わる代わる訓練を行っているようです。
少々、ハードスケジュールな気もしますが…」
提督「まあ…なんだ。沈まない程度にな…」
長門「提督。おはようございます」
提督「ああ、おはよう」
長門「兼ねてから計画していたW島攻略ですが…」
提督(あの夢が予知夢であるならば…如月が轟沈する。結局あの一度しか見られなかったが、
それを避けるためには…)
長門「私としては夕張たち第四水雷戦隊に任せた方がよいかと考えます。
多少動けるようにはなったと報告を受けていますが、吹雪はまだ素人です。
残りの五人の足を引っ張り、作戦の失敗だけは避けるべきです」
提督(…そう、長門の言うことは至極当然だ。)
提督「いや。W島には神通たち…第三水雷戦隊を向かわせる」
長門「提督?本気ですか?」
提督「夕張たちにはあくまで支援に向かってもらう」
提督(これなら大丈夫だと思うが…)
提督「確かに吹雪は素人だ。だが、どんな達人も最初は素人から始まる。
千歳と千代田の情報から判断するに戦力もそこまで多くはない。
逆に、実戦の空気を知っておかなければこの先の成長もない」
長門「しかし、敵には空母も確認されています。航空戦力の無い第三水雷戦隊では…」
提督「それは夕張たちも同じだ。しかし、どちらかが行かなければならない。
安心しろ。分が悪いようなら後退させる」
長門「提督?それでは本末転倒では…」
提督「いや。このタイミングなら金剛たちが丁度帰ってくる頃合だ。
敵の戦力を引きずり込んだところで協力して一網打尽にする。
三式弾も持っていったはずだな?それを使えばいい」
長門「なるほど…」
長門「はい。先程、捜索を終了致しました。轟沈です」
提督「MIA…作戦中行方不明か」
提督(おそらく、敵の爆撃機の攻撃を受けて…)
長門「申し訳ありません…」
提督「いや…」
長門「現在、夕張に報告書の作成を指示しています」
提督「分かった」
提督(運命は…変えられないのか…如月だけでも外しておけば良かったのか…?)
あれは吹雪…!やはり吹雪が鍵になるというのか?だが、あの佇まいは?
ああ、そうか…「吹雪が今のままではダメ」なんだ)
先輩提督「よう、聞いたぜ。W島の攻略に成功したんだってな?」
提督「先輩。お久しぶりです!お元気そうで何よりです!」
先輩提督「頑丈だけが取り柄だからな。それよりさっきの話だが」
提督「あっ、はい。しかし、仲間を失ってしまいました…」
先輩提督「駆逐艦だったか…惜しいことをしたな」
提督「自分の作戦ミスです…」
先輩提督「俺はまだ詳細は知らんが…あまり、気を落とすな」
提督「はい…」
…
幹部「このたびの作戦、見事だったぞ」
提督「恐縮です」
幹部「損失も駆逐艦一杯程度ならさしたる痛手ではない。
今後も、この調子で頑張ってくれ」
提督「了解致しました」
提督(そうだな…上からすれば艦娘などただの「駒」でしかない。
ましてや駆逐艦だ。将棋で歩を失ったのと大して変わらないということか)
幹部「上陸部隊も無事制圧に成功したと報告があった。
現在は拠点化を進めているところだ」
提督「拠点化?では、今後は…」
幹部「そうだ。戦況は有利に傾いている。この勢いを維持するために
ここを橋頭堡にし、深海凄艦殲滅へ打って出る。君には平行して
奴らの生態や謎を調査・追及するための作戦…『FS』に参加してもらう」
大淀「いえ、それは大丈夫です」
陸奥「金剛は提督に会いたがっていましたよ?」
提督「あとで金剛にも埋め合わせをしておかないとな…」
長門「資源の確保には成功しました。今後はいかが致しますか?」
提督「ああ。そのことだが…部隊を再編する」
提督(如月の犠牲を無駄にしないためにも、あの海域を早く突き止めなければ)
提督(赤城の護衛に吹雪をつかせるためには練度を積ませなければ話にならん。
しかし、ただの駆逐艦…それも素人で知られてしまっている吹雪が
赤城の護衛など加賀は絶対に納得しないだろう。それはダメだ。
吹雪も赤城の護衛を目標としている以上、それを簡単に達成させるわけにはいかん。
多少賭けになるが加賀には間近で過ごさせることで信頼を築かせるしかないな。
真面目な二人だ。そこまで悪い組み合わせではないはずだ。
しかし空母となればあとは飛龍、蒼龍、翔鶴、瑞鶴、鳳翔か…)
吹雪「は、はい!」
提督「あの二人が?」
長門「はい。加賀が五航戦を見下した発言をしたとかで…」
提督「ふう…加賀にも困ったものだ」
長門「編成を変更しますか?」
提督「いや、このままやらせる。揉めるから、といちいち変えていては話にならん。
他の艦娘にも迷惑だ。金剛もいる。彼女なら上手くとりなしてくれるだろう」
長門「了解です」
提督「吹雪が?金剛や加賀もいるだろう?」
長門「はい。申請を却下し、再考を命じますか?」
提督「……全員納得の上での旗艦なのだな?」
長門「はい」
提督「ならば吹雪にやらせる。そのまま申請を受理しよう」
長門「大丈夫なのですか?」
提督「不安か?」
長門「正直に申し上げれば提督が仰られたように金剛や加賀が適任かと」
提督「だが皆納得しているのだろう?現場の詳細なやり取りを知らない者が
あれこれ口を出して混乱させるよりはずっといい」
提督「作戦は順調…とは微妙に言い難いな」
長門「はい。勝利は続けていますが損傷が全体的に増えています」
提督(疲労の事もあるだろうが…何故だ。こちらに空母がいない時に限って
必ずといっていいほど敵空母に遭遇する…。偶然か?いやそれにしても
あまりにもピンポイントだ。何より遭遇戦が多すぎる。
まるでこちらの動きを読んでいるかのように…)
提督「他の部隊は?」
長門「各部隊にそれぞれ海域攻略を命じています。
…しかし提督、高速修復剤をかなり使用していますが、大丈夫なのでしょうか…。
補給線も延び始めています。急速な戦線拡大は対応しきれなくなるかと」
提督「そうだな。だがやらねばならんのだ」
長門「提督?それはどういう…」
提督(おそらく例の日は遠くない。なぜかそれは確信を持って言える。…あとはそれまでに
なんとしてもあの海域を突き止め、情報を得なければならない。
…しかし、何故だ?この違和感は…)
長門「はい」
提督「お前に頼むのはとても心苦しいが…」
長門「提督、気になさらないで下さい。この長門、秘書艦になった時から
この鎮守府に命を捧げる覚悟は出来ています」
提督「そう言ってくれるか」
長門「当然です」
提督「では…」
長門「て、提督?それは…」
提督「本来は自分の役目だが、あいにく、当日は大本営で会議があってな…」
長門「し、承知しました。お任せ下さい」
提督「ほ、本当にいいのか?なんなら陸奥に任せても構わんぞ?」
長門「問題などありません。ビッグ7と呼ばれた長門です。
辛いカレーごとき恐るるに足りません」
提督「……そ、そうか。では頼む」
長門「はい。先程夕張からプランが提案されました」
※※※※※※※※※※※※※※※※
「新装甲材開発計画」
ボーキサイトを主原料に用いた新素材を開発する。
本素材を装甲に用いることで断熱性の強化を図り、
軽量化における艦娘の運動性能の向上と
過酷な戦況における耐久性の向上の両立を実現する。
※※※※※※※※※※※※※※※※
提督「ふむ…ボーキサイトを随分使うようだな。優に遠征一回分か」
長門「いかがいたしましょう?」
提督「まあ、構わんが…」
提督(あいつは兵装実験艦であって工作艦ではない筈だが……)
長門「では承認しておきます」
提督「分かった」
提督「暁?ということは第六駆逐隊か…?」
長門「はい」
提督「自主的にとは珍しいな。補給が済んだのなら構わんが…」
提督「見せてくれ」
遠征 失敗
提督「」
長門「提督?」
提督「…いや、こんなこともあるだろう。
今後は充分な休息と補給を取るよう、命じてくれ」
長門「はい」
上層部「ああ。目標はMOだ。ここは重要な拠点であると連中も判断しているのか
結構な戦力であることが確認されている」
提督「作戦の詳細を伺っても?」
上層部「そうだな。ある程度の青写真が無ければ判断も出来んか」
…
上層部「こんな感じだ」
提督「…」
友人提督「主力はうちからですか。支援艦隊をこいつに?」
提督「敵の編成はどのような感じなのでしょうか?」
上層部「偵察部隊によると、空母が配置されているようだ」
提督「制空権を取られてしまうのは苦しいな…」
友人提督「空母は出す必要があるな…。
あとは重巡洋艦で固めるか?」
提督「こちらから支援部隊を?」
上層部「うむ。君には援護を任せたいがあまりに数が少ないと無視されてしまう可能性もある」
提督「では…こちらからも正規空母を出しましょう。これで敵の目は多少は向くはずです」
友人提督「悪いな」
提督「気にしないでくれ」
上層部「作戦の詳細は追って伝える。準備を進めておいてくれ」
上層部「なんだね?」
提督「高速修復剤の件、発注したのですが中々届かないようですが…」
上層部「うむ…戦線の拡大のおかげで生産が追いついておらんようだ。すまんな」
提督「そうですか…。あ、それともう一つ…」
上層部「どうした?」
提督「あ、いえ…」
提督(暗号が解読されているかもしれない、ということは伝えていいものか。
確証の無い今この段階で変えることで軍全体の余計な混乱が起きるかもしれん…)
上層部「? 何かあるのか?」
提督「いえ、自分の思い過ごしのようです。忘れて下さい」
長門「来たか。呼んだのは他でもない。第三艦隊及び第五遊撃部隊に出撃を命ずる」
吹雪「今から、ですか?」
夕張「急ですね…」
長門「いや、作戦の決行はまだ先だが、お前たちにはそこで陽動を頼みたい」
吹雪「陽動ですか?では攻略は誰が…」
長門「今回は別の鎮守府との共同作戦だ。向こうの鎮守府の部隊が主体となって攻略を行う」
お前たちが正面切って敵の本隊と戦う、という可能性はほぼないだろう」
吹雪「…」
長門「お前たちは敵をひきつけ、おびき寄せられた敵を掃討、
本隊による攻略を容易にすることが仕事だ。詳細はこれを読んでおけ。
明日、参加者を揃えて打ち合わせを行う。他の者にも通達するように」
吹雪「はい!」
長門「はい」
提督「我々の使っている暗号…もしかしたら読まれているのかもしれん」
長門「まさか…」
提督「おかしいと思わんか?多方面に電撃戦を仕掛けているにもかかわらず
必ずといっていいほど遭遇戦に突入している」
長門「それは深海凄艦側の支配海域がそれだけ広いためでは…」
提督「それもある。しかし、まるで編成と目的地を知っているかのように
こちらに対し的確な戦術を用いてくる…」
長門「本当にそうお考えなのですか?提督…。
それならばW島の奇襲に失敗したのも納得ですが…しかし」コンコン!
長門「なんだ!?取り込み中だぞ!?」
長門「はい。高速修復剤の補給の遅れも作戦に響いています」
長門「そこでですが、翔鶴が加賀の代理を申し出ています」
提督「翔鶴が?」
長門「妹の不始末の責任を取りたいというところかと」
提督「ふむ…現場の判断を仰ごう。吹雪を呼んでくれ。加賀を翔鶴に
代えても作戦は遂行できるかどうか意見を聞きたい」
長門「了解しました。吹雪を呼び出します」
提督「まだ確信があるわけではない。だが、今回の大規模作戦でも
裏をかかれるようなら、可能性はかなり高い」
長門「常に最悪のケースを想定しながら行動しろ。
自分たちの動きは常に読まれていると考えておけ」
吹雪「りょ、了解!」
翔鶴が損傷したようです」
提督「見せてくれ。……やはり、読まれているか」
長門「そのようです」
提督「分かった、今回までの情報を元に上層部へ暗号の変更を進言する」
長門「はい」
提督「聞いた話では輸送船も大分やられているようだ。
今はまだしも、改善できなければ戦況は確実に悪化する」
長門「では修復剤が届かないのも…」
提督「ああ、輸送船が落とされるからだ。燃料や弾薬、食料雑貨はまだ十分にあるが
それも無限ではない」
上層部「どうした?君から連絡してくるとは」
提督「はい。実は折り入って閣下にご相談が」
上層部「聞こう」
提督「我々の使っている暗号…。敵に漏れているのはないかと考えます」
上層部「……」
提督「ここ最近、輸送船団が頻繁に襲われています。
また、通常の侵攻戦でもまるでこちらの動きを把握しているかのように
的確な部隊展開と裏をかいてきます」
上層部「明確な確証はあるのかね?」
提督「自分の鎮守府で得た実証結果になりますが…。ご参考になればと」
上層部「ふむ…つまり、暗号を変更する必要があると?」
提督「はい」
上層部「分かった。私からも話はしてみよう。他の鎮守府の者にも
意見を提出させる。ただ…」
提督「なんでしょう?」
上層部「情けない話だが、あの頭の固い連中が動くとは考えにくいな…。
実は以前、暗号の刷新の話題自体は出たのだ」
提督「そうだったのですか?」
上層部「しかし、『新型の暗号機械を使っているのだから
そう簡単に突破されるはずが無い』とすぐに流れてしまった」
提督「……」
上層部「先入観を持っているようだな…。話はするがあまり期待はしないでくれ。
現在大規模作戦を予定している。詳細は追って通達するが、
おそらくそちらにかかりきりで話は聞いてもらえんだろうな…」
提督「…はい」
暗号が漏れている可能性がある以上、こちらの状態が筒抜けの可能性があるが…)
提督(『暗号が漏れている』?『こちらの状態が筒抜け』…?今は主力の大半が留守にしている…。
本丸ががら空きならば、何をしてくる?そう…!)
大淀「駆逐艦『夕立』の現状についてはご報告の通りです」
提督「ふむ…」
提督(あの夢では確か、夕立もあの場にいたはずだ。ならば…)
提督「分かった。夕立には第一機動部隊への転属を命じる。
一層の活躍に期待すると伝えてくれ」
大淀「了解です」
提督「それと…」
大淀「はい?提督、どうされました」
提督「今から伝える艦娘を至急こちらに呼び戻してくれ」
大淀「は、はい」
提督「飛龍、蒼龍。最上、吹雪だ。ゆっくり話している時間は無い。明朝にはそちらを出発してくれ」
大淀「り、了解しました。すぐに長門さんに伝えます」
肝心のこの海域「AF」は…?MOではなかった…。MI…?…!!)
提督「!! そうか!MI…!」
提督(自分でも分からないが妙な確信がある…。あの夢はMI海域で間違いない…!!)
提督「すぐに情報をまとめなければ…」
妙高「提督!!」
提督「どうした!?まさか…!」
妙高「偵察機より、敵機動部隊が接近しています!」
提督「哨戒部隊は何をしていた!?」
妙高「交代の隙を突かれたようです!」
提督(偶然とは思えん…!迂闊すぎたか…!こちらに正規空母はいない。駆逐艦多数…これでは…)
提督「敵部隊の編成は?」
妙高「偵察隊が未帰還のため詳細は不明ですが…空母ヲ級が複数は間違いありません!
鳳翔さんに艦載機を出させますか!?」
提督「…いや、迎撃には出るな!こんな浮き足立った状態で出撃しても被害を拡大させるだけだ!
とにかく人員の避難を優先!現場の指揮は筑摩にやらせろ!
施設だけが目標なら逃げれば人的損耗は無いはずだ!」
妙高「は、はい!ですが提督は…!?」
提督「指揮官が真っ先に逃げてどうする。皆が避難したら砲撃を5秒おきに3発撃ってくれ。
それを合図に自分も避難する。必ず追いついて見せるさ。心配するな…!行け!妙高!」
妙高「分かり、ました…!」
提督(クソ、せっかくあの海域が分かったというのに…!!)
提督「打電だけでもしておくか…。『MO攻略ハ中止。出向組ハ直チニ全員帰還ヲ求ム』」
提督「これまでに書き連ねた作戦書は…金庫に入れておくか。一番安全だろう」
提督「やっと…あの海域が分かったのに…。情けないなぁ…全く」
提督(こちらに向かってくる…。そうか…未来を変えようとした罰なのかもしれないな。
長門…すまん。もしかしたらお前に後を託すことになるかもしれん。
不出来な俺の代わりに赤城たちを、艦娘たちを守ってやってくれ…。
あの「光」にお前が晒される事が無いように、願っているぞ…)
俺が見たのは予知夢なのか、それを確かめるための手段に…。
俺も今から罰を受けるようだ。お前が許してくれるかは分からないが
それでも、謝らせて欲しい)
だが、その経験が…お前の憧れの赤城の横に立てる力になることを…祈っている)
こんなことを考え、彼なりに苦労していたのかな、と自分なりに形にしてみました
アニメは世間的な評価は良くないようですが自分は楽しめているので悲しい
アニメ見てない人は完全に置いてけぼりです。すいません
転載元
提督「そろそろ寝るか」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1427206290/
提督「そろそろ寝るか」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1427206290/
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コメント一覧 (76)
-
- 2015年03月25日 20:44
- これが提督の裏側、浦これ
-
- 2015年03月25日 20:50
- まあゲームの仕様で考えるから無能に見えるってだけだし、アニメ準拠なら実は凄いやり手だった可能性も……?
-
- 2015年03月25日 20:59
- ありえるかもしれない
けどそれ以外にもアニメは酷いところが多すぎて・・・。
-
- 2015年03月25日 21:00
- こんないい指揮官なのになんで鎮守府襲撃後にはみんな炊き出しに夢中だったんだ…?
-
- 2015年03月25日 21:07
- どうしてこうならなかった…
-
- 2015年03月25日 21:09
- 酷い酷いと言われてるのは脚本であって提督といういちキャラではないんだよなあ
-
- 2015年03月25日 21:17
- せめて2クールあればこのくらい濃く描けたんじゃないだろうか……
-
- 2015年03月25日 21:19
- 一応軍事ものなのに、軍事っぽくなくて、シリアスとギャグが混ざりあったカオス鍋脚本がなー。
裏側がこんな感じ、みたいな展開が少しでも、せめて5秒でもあればまだ良かった。
-
- 2015年03月25日 21:21
-
こういう想像が出来るガバガバな脚本でもイイジャナイ!
イイジャナイ……
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- 2015年03月25日 21:21
- 唐突なカレー大会
やっぱりあの話だけ毛色が違うよな
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- 2015年03月25日 21:23
- >>4
まだ生きていると信じて
帰る場所とご飯を作って
帰ってくるのを待ちながら
作戦遂行する
的な……?
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- 2015年03月25日 21:34
- これをアニメでやれば面白くなったかも。
足りなかったのは提督の描写やったんや…
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- 2015年03月25日 21:56
- 割とマジでこう言う裏があるのがわかれば、アニメもあそこまで批判されなかっただろ
ちょっと匂わせるだけでも良かったのに、どうしてただの無能にしか見えない様にしたのか
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- 2015年03月25日 21:58
- 提督に責任転嫁するのはNG
作画と音響と声優の頑張りを無駄どころかマイナスにするあの無能クソアニメ製造機を許すな
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- 2015年03月25日 21:58
- こんな考察ならおもしろいと思う。この提督が俺くらいイケメンだわ
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- 2015年03月25日 22:00
- ※15 しね
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- 2015年03月25日 22:08
- 提督いない展開するならもう少しストーリー展開や構成を上手くやるべきであった。
プレイヤー側視点から見ると
アニメはそこに力不足を感じる。
やっぱり、炎上宣伝とか話題性とか
そういう意味での大成功を狙ったんかね?
如月といい、宣伝効果だけなら
どのアニメよりも申し分ない。
(費用対効果とか重要な問題点については除外)
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- 2015年03月25日 22:27
- アニメは闇鍋みたいなもんだしな
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- 2015年03月25日 22:28
- 全部コメディ回にすればよかったんだよ
毎回ラストに鎮守府が爆発四散するオチで
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- 2015年03月25日 22:31
- ※19
>毎回ラストに陸奥が爆発四散するオチで
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- 2015年03月25日 22:39
- まあ提督が裏でこんなこと考えてようが棒立ち轟沈や索敵軽視、いがみ合い大破等慢心だらけでふざけ半分の戦闘に変わりないんですけどね
ギャグも島風を任務ほっぽりだすようなアホの子にしたり足柄さんのあのネタを執拗に引っ張り倒したりと艦娘犠牲にしなきゃ話作れないありさまだしどうしようもないね
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- 2015年03月25日 23:02
- ダメなのは適当な話しか書けないクソ脚本家とそれをそのまま使う無能監督
そしてそんな人員を揃えてgo出したP 二期規定路線なんだろうけど全員更迭でお願いします
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- 2015年03月25日 23:17
- こういうの考えると、アニメ見るのがが倍楽しくなって(・∀・)イイネ!!
アニメは余計なことを考えずに見ています。
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- 2015年03月26日 00:02
- ※20
M N B
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- 2015年03月26日 00:17
- 緩い内容だと面白くなるわけがないのに一部がシリアスなんてほどでもないのに騒ぐからそらガチで作るのは無理無理
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- 2015年03月26日 00:34
- 4
炊き出しのシーンも1カットだけだから
なんとも言えない気がする
よくある日常系SSだと思ったら
アニメをかなり補完してて
びっくりしたわ。これならアニメの
話に一本筋が通ってくるんだよな
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- 2015年03月26日 00:47
- ※26
>よくある日常系SSだと思ったら
アニメをかなり補完してて
びっくりしたわ。これならアニメの
話に一本筋が通ってくるんだよな
なに偉そうに語ってんの? マジキモいわwwwww
しねよ
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- 2015年03月26日 01:01
- 艦これのアニメ化早くして欲しいよなー
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- 2015年03月26日 01:21
- もうこれがアニメでいいよ
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- 2015年03月26日 02:00
- 素晴らしく面白かったわ
提督の描写があるかないかだけでこうも分かり易くなるとは
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- 2015年03月26日 02:22
- この提督はなんで夢を見るようになったんだろ?なんかドラゴンボールのバーダックみたいだな…
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- 2015年03月26日 02:47
- 筋が通ってるように見えるけど、やっぱり結婚の夢とカレー回と人望のなさが浮いてるんだよなあ...それでもこのくらいやってくれればよかったのにとは思うよね。
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- 2015年03月26日 02:50
- ※27
溢れ出る小~中学生臭
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- 2015年03月26日 03:34
- アニメなんかtんこいじりながら適当に作ったんだろうしつまらなくて当然だよな。
毎回見ようと努力するが毎回同じ人間が作ったとは思えない駄目さで心を折ってくるわ
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- 2015年03月26日 03:48
- こういうのがありゃあんな内容でももうちょいマシになったのにな…
なんで提督の扱いがああなったのかねぇ…
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- 2015年03月26日 05:34
- ただ「夢で見た」なんていうネタでもこういう話があったら違っただろうな、一応戦争モノなんだし軍部とのやり取りとかもアニメでやってくれたらよかった気がするわ
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- 2015年03月26日 07:29
- SSの方がアニメ脚本よりも出来がいいってどういうことだよ
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- 2015年03月26日 07:54
- このまま最後までいくとしたら、
長門が提督の遺志を引き継いで、最終話で改二になった吹雪が無双して
「提督のお陰で云々これからも戦っていきます云々」で〆になるのかな。
やっぱ、あっちこっちフラフラしてたのが問題だよね。
何が起きても唐突すぎて感情移入しにくいんだもの。
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- 2015年03月26日 08:17
- ss以下の脚本能力www
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- 2015年03月26日 09:06
- やっぱり提督は出すべきだったと思うわ
アニメ提督はナニ考えてるかわからない不気味さがある
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- 2015年03月26日 10:01
- 夕張の開発プランってなんのことだ?と思って見返したら
第六駆逐隊に作ってやった鍋かよw
まあ響の頭部装甲にはなったから嘘ではないよね?
決して虚偽の報告をしたわけではないよね?
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- 2015年03月26日 10:34
- アニメは六駆が可愛かった。それだけで十分だ。
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- 2015年03月26日 10:39
- 提督をちゃんと出したほうがよかったよな
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- 2015年03月26日 11:22
- このSS自体はよく出来ていると思うよ
アニメがこれなら今ほど叩かれてはいないだろう
しかしどんなに舞台裏を『憶測』しようが
アニメ作中でそれを示唆する描写が全くない時点で
『実際の物語の中でそんな出来事は起きていない』んだよ
このSSは二次創作アニメに『欠けている要素を三次創作で補った』だけであって
決して『裏設定の補完ではない』んだ
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- 2015年03月26日 12:22
- まぁ、艦隊これくしょんゼノグラシアだからな。
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- 2015年03月26日 12:37
- 裏設定の補完だと思ってる人いるの・・・?
SSでしょこれ。
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- 2015年03月26日 13:03
- *46
これがアニメ公式じゃないことくらいさすがに分かってるだろ
主が最後にそう言ってるのにそう思うとか文盲以外の何物でもないぞ
それだけこのSSでアニメの違和感を極力減らすことができたのと
アニメのガバガバな脚本を浮き彫りにしてしまったってだけで
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- 2015年03月26日 13:04
- ※46
単にこのSSみたいな演出がなかったのを嘆いてるだけだろ
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- 2015年03月26日 13:36
- なんで金もらってない素人がこんだけ書けてるのにぷろ()のはずの鼻クソ田がこういうの書けないの?
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- 2015年03月26日 15:19
- そりゃ土台があると創作は非常に楽になるからに決まってる
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- 2015年03月26日 16:03
- アニメ以前からアニメより遥かに優れた二次創作溢れ返ってるけどな
続き物でしかもゲームを逸脱するような二次設定なしで
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- 2015年03月26日 17:26
- そりゃあ続き物なら好きなキャラを出して自由に展開できるから制限も緩いし
艦これSSに限ってもこれより面白い、泣ける作品は確かにゴロゴロしてると思うよ
(コメント見る限り)このSSが評価されてるのは
「単体の話としてはそこそこ面白いけど展開が唐突過ぎて全体の流れが見えない」
と言われるアニメを(上手いかどうかはともかく)接着させ、ごく一部しかでなかった提督を
ネタ方面に逃げず、アニメの流れを否定せず、提督含めた特定のキャラを不当に貶ないで
修復剤切れ、吹雪の重用、夢など視聴者に批難された部分をフォローできてるからじゃないか?
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- 2015年03月26日 18:23
- 提督の描写がしっかりあればこういうフォローも出来ただろうけどね。
アニメの情報だけだと夢に踊らされた頭の中お花畑な人でしかないから…w
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- 2015年03月26日 21:08
- 言い方悪いけど素人ですらあの糞シナリオのアニメをここまでフォロー出来るんだから、アニメのシナリオって簡単なんだな(笑)
それともプロより有能なのかな?
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- 2015年03月26日 22:10
- ウエディングドレスは吹雪が勝手に妄想したって解釈かな?
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- 2015年03月26日 22:34
- 吹雪は夢の内容は聞かされてないってアニメでも言ってるからね
まあ「君のことを夢で見た。だから君を呼んだ」って言われたら
そりゃ実技一切駄目な駆逐艦の自分の事を鑑みれば
「救世主として期待されてる」なんて思う訳もなく
新手の口説き文句か何かかだと考える方が自然だろう
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- 2015年03月27日 00:38
- 脚本家は基本的にコネで決まると聞いたがなるほどだわ
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- 2015年03月27日 01:45
- 「艦これ」というプラモデルがあってアニメという製作者が
買ってきたはいいものの接続部分を尽くバキバキに折ったのを
憐れんだ主が必死に接着剤やパテで補修して完成形に持ってった感じ
まあ花田の出来が1なら主の出来が5くらいあるわ
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- 2015年03月27日 06:39
- 流石吹雪さんはもううんざり
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- 2015年03月27日 09:03
- 無駄死にと散々言われる如月だけど
このSSだと如月の件を切っ掛けに提督が自分の見ていた夢は
予知夢であると半信半疑から確信に移行させ、
ほぼ全滅となる史実から逃れようとする
行動方針を決定付ける重要な役割になってるんだよね
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- 2015年03月27日 09:34
- アニメは本当に、なんで轟沈させたかわからんしな・・・
最終話で、深海凄艦になった如月を吹雪、睦月、夕立ですくいだすとか
MI終わったあと、実は助かってた如月が提督を助けてただとか
そんなオチにするのかとおもったけどそんなことはなかったぜ
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- 2015年03月27日 14:43
- プロットは案外こんな物だったのかもしれない
そっから提督消去と美少女動物園要素を無理やりぶちこんでああなったとかね
どっちにしろ製作陣は素人に負けるレベルの無能ですわ
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- 2015年03月28日 00:12
- もしかしたら、もしかしたら二期なんてやらずに最初から2クールだったらこのようになっていたのかも…
…ないな
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- 2015年03月28日 01:03
- これでもギャグ回というかノリが軽いユルい所の濃さのせいで全体通すとチグハグだよな。
上半身正装なのに下半身が膝丈のダメージジーンズとハイソックスに下駄履いてる感じ。
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- 2015年03月28日 02:04
- ウイークリーレズとか吹雪の浮かれっぷりの謎ダンスとか
トラックの工廠とか一つ一つのギャグは結構濃いからな
ただでさえ本編のシリアスと乖離してるって言われてるのに
9割シリアスのこれをアニメの中に含めたと仮定しても浮くのは仕方ない
何が一番情けないって「このSSよりアニメの脚本の方が良かった」
「変な話入れんな、アニメの話が崩れる」的な
意見が一つたりともないということ。10やそこらどころか60コメ以上あるのに
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- 2015年03月29日 00:31
- 2期もこの作者に補完してほしいな
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- 2015年03月30日 02:43
- こうしてフォローしたくなるほど脚本以外は有能だったってことだな。
こんな時間に何してんだろ寝よ(工房)
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- 2015年03月30日 19:56
- 66
補完されること前提なのか…
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- 2015年03月31日 01:49
- アニメの脚本もうちょいしっかりしてればなぁ…
陽炎抜錨の方をそのままアニメにしたら良かったのに。
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- 2015年04月03日 00:16
- 成る程。吹雪たんを夢に見たのは変態とかじゃなくて、運命力に抗おうとする人間の意志だったのか……
ってなるかあああああああボケェえええええええええええええ!!!!クソ脚本ーーーーッ!!!
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- 2015年07月24日 08:43
- アニメ提督はここまで考えた上で行動していたのか。素晴らしい(棒)
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- 2015年10月06日 08:59
- 姿の描写が無かったから課金して高速修理材と物資と回復アイテム買に行けたじゃんw
あの課金アイテム投入無かったら全滅してただろw
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- 2017年02月06日 01:59
- こうみるとアツいなぁ
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- 2017年03月04日 16:50
- 毎回一分でいいから苦悩する提督出しとけば変わったのに
全く描写がないから危ない人にしか見えないもんね
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- 2017年06月28日 21:22
- 色んな疑問を上手く補完していて
とてもいいSSだった
脚本の酷さが再確認できた
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- 2017年11月08日 00:02
- アニメも原作と同じノリで『ヒント出すから自分で史実を調べて考察してみてね』ってことだったんだろうか。
仮にそうだったにしても、明確なストーリーのない原作と、曲がりなりにもストーリーを期待されるアニメではね。メディアの違い以前の問題だと思う。ヒントだけのアニメとか謎解きパートのない推理小説みたいなもんだわ。
提督が一登場人物として機能しないから『課金しただけだろwww』みたいな考えもわくんだと思うし。