後輩女「せんぱーい!一緒に帰りましょう!」根暗先輩女「……別にいいよ」
後輩「わーい! じゃあどこか寄り道しましょう!」
先輩「……しない。まっすぐ帰る」
後輩「えー! なんでですかー!」
先輩「……夕方から。好きなアニメの再放送がある」
後輩「じゃあ私も一緒に見ます! 先輩の部屋行くの楽しみぃ!」
先輩「……」
後輩「コンビニでお菓子とジュース買ってぇ、ちょっとしたパーティですねぇ!」
先輩「>>5」
おにぎり
後輩「……おにぎり? 先輩、おなかすいてるんですか?」
先輩「うん。もうペコペコ」
後輩「じゃあ私もそれ系にします! アップルパイとチョコデニッシュ、どっちがいいかなぁ」
先輩「……」
後輩「あ、でもでも! お菓子も買いますよぉ! ポッキーとぉ……、あとはぁ……」
先輩「昆布」
後輩「昆布? おにぎりの具ですか?」
先輩「うん」
後輩「お菓子は何がいいですか?」
先輩「……ツナマヨ」
後輩「えーと……?」
先輩「ネギトロ、梅、鮭」
後輩「おにぎりも買いますから心配しないでください!」
先輩「それなら良い」
後輩「それとお菓子は何がいいですか? ポッキーは外せませんよぉ」
先輩「>>13」
プリッツ
後輩「プリッツですかぁ。先輩しょっぱいの好きですねぇ」
先輩「甘いの食べると頭がクラクラする」
後輩「えー! そんなことになるんですか!?」
先輩「うん」
後輩「わー……。それはかわいそうな体質ですねぇ……」
先輩「別に。不便はない」
後輩「ええーっ!? 絶対不便ですよぉ! 甘いの食べれないなんてぇ!」
先輩「食べれないとは言っていない。食べると頭がクラクラするだけ」
後輩「それってどの程度の症状なんでしょう……」
先輩「ポッキーを一袋食べたとしよう」
後輩「はい。あんなのペロリですよ」
先輩「意識はもうろうとし、発汗、発熱などの症状がでる」
後輩「それって食べられないのと同じじゃないですか!」
先輩「あまり食べようとは思わない」
後輩「食べない方がいいですよ!」
先輩「そうする」
後輩「そうしましょう! 私は食べるけど!」
先輩宅
後輩「わー! 先輩の部屋シンプルで素敵ですねぇ! なんだかいい匂いもするし」
先輩「そうか」パリッ
後輩「って、おにぎり開けるの早っ! そんなにおなかすいてたんですか!」
先輩「……」モシャモシャ
後輩「しかも5種類も買ってるし……」
先輩「……」モシャモシャ
後輩「あ、そういえばアニメ見るんでしたね。聞いてなかったけど、どんなアニメなんですか?」
先輩「>>20」
ハッピーツリーフレンズ
後輩「ハッピーツリーフレンズ?」
先輩「うん」モシャモシャ
後輩「どんなのですか?」
先輩「見ればわかる」モシャモシャ
後輩「へぇー。あ、始まりましたよ! なんだかかわいらしい絵柄ですねぇ!」
先輩「……」モシャモシャ
後輩「私もなんだかおなかすいてきました! アップルパイ食べよっと!」ペリッ
後輩「きゃあああああっ! なんですかこれぇっ!」
先輩「今いいところだから少し黙って」
後輩「だってかわいらしいウサギちゃんの頭がえぐれて目玉が飛び出てるじゃないですか!」
先輩「まだ生きてるから平気」
後輩「平気じゃないですよ! ……うう。なんか吐き気が」
先輩「あのウサギちょうど君が食べてるアップルパイみたい」
後輩「やめてください!」
後輩「お……、終わりました……?」ソロー
先輩「うん。ちょうど終わった」
後輩「そうですか……。良かった……」ホッ
先輩「今日もとても素晴らしい内容だった」
後輩「なんだか先輩のことが良く分からなくなりました……」
先輩「ついさっきクマがネギトロおにぎりの中身みたいになってた」
後輩「よく平気で食べながら見れますね……」
先輩「アニメも終わったしもう解散しよう」
後輩「嫌ですよ! これからがお楽しみタイムです!」
先輩「そろそろシャワー浴びて寝たい」
後輩「もうですか!? まだ夕方ですよ!」
先輩「深夜に起きてアニメ見るからね」
後輩「先輩、アニメ好きですねぇ……」
先輩「そういうことだから」
後輩「帰りませんって! もう! 先輩は、私とアニメとどっちが大事なんですか!」
先輩「>>33」
帰れ
先輩「帰れ」
後輩「そんな……。い、嫌ですよぉ! 私もっと先輩と遊びたいぃぃぃいいい!」
先輩「シャワー浴びるから」
後輩「じゃ、じゃあ! 私も浴びます! 背中流しっこしましょう!」
先輩「いいよ」
後輩「私何言われても帰りませ……、って、えええええ!? いいんですか!?」
先輩「一人暮らしだしもう何年も背中洗えてないからちょうどいい」
後輩「ちゃんと洗ってくださいよ! 長い棒にスポンジついてるみたいなやつ買ってください!」
シャワールーム
後輩「い、いいんですよね……? 本当に……?」
先輩「? なんで女同士でそんな遠慮するの」
後輩「そ、そうですよね! あはは! 女同士ですもんね!」
先輩「お湯加減はこれくらいかな」シャワー
後輩「ぎゃああああああっ!!!!? あっつうううううううううっ!!!!!!」
先輩「そんなに熱くないよ」シャワー
後輩「あっついですよッ! 45度くらいあるじゃないですかぁ!」
先輩「これでも気を使ってる。普段はもうちょっと熱くしてるのに」シャワー
後輩「ええ……。よく火傷しませんね」
先輩「お風呂上がりは大抵全身の皮がダルダルになるけど」
後輩「火傷してるんですよそれ! 危険だからやめてください!」
先輩「朝起きるとツルツルたまご肌になるから平気」
後輩「先輩は蛇か何かなんですか……」
先輩「え?」
後輩「ですから……。先輩は蛇か何かなのかな、って」
先輩「……」
後輩「先輩……?」
先輩「……」
後輩「はは……。ちょっと、どうしたんですか……。怖いですよ」
先輩「……」
後輩「ひっ……、ひぃ……っ!」
先輩「蛇のわけがない」
後輩「そ、そうですよね! はは……! ははは……」
先輩「これくらいなら平気かな」シャワー
後輩「は、はい……。なんとか……」
ベッドルーム
先輩「もう寝るから」
後輩「えー! もっとお話ししましょうよぉ!」
先輩「寝るから」
後輩「じゃあ、私も寝ます!」
先輩「ベッドひとつしかないけど」
後輩「いいじゃないですか! 一緒に寝ましょう!」
先輩「>>46」
お前が乗ると重くてベッドが壊れる
後輩「そ、そんな重くないですよ! そ、そりゃあ、先輩に比べたら、その、重いかも、知れないですけど……」
先輩「私のベッドは特注品だから。私より重たいものが乗ると壊れるようにできている」
後輩「なんでそんなにややこしいことしたんですか!」
先輩「ベッドが壊れた時に思えるようにだ。『ああ、私も成長したんだな』と」
後輩「ほ、本当に壊れるか実験してやります!」ガバッ
先輩「あ」
後輩「ひぎゃあああああああっ!!!!!」ベキベキベキベキッ
先輩「大丈夫か」
後輩「大丈夫じゃないですよ! なんで中心からパックリ割れてサンドイッチみたいになるんですか!」
先輩「そういう風に壊れるように作ってもらった」
後輩「変なギミック付けないでください!」
先輩「元はと言えばお前が勝手に乗ったんだろう」
後輩「こんなことになると思いませんもん! どうしてベッドがこんな複雑怪奇な壊れ方するんですか!」
先輩「ベッドが壊れた時に思えるようにだ。『ああ、私も成長したんだな』と」
後輩「それはさっき聞きました!」
先輩「寝る場所が無くなってしまった」
後輩「そ、それは申し訳ないと思ってます」
先輩「私はふかふかの柔らかい場所じゃないと眠れないんだ」
後輩「すいません……。すぐにマットレス買ってきますんで、それでどうか許してください」
先輩「いや。市販のは受け付けない」
後輩「じゃ、じゃあ。どうすれば……」
先輩「>>62」
お前がマットレスになれ
後輩「わ、私が……」
先輩「うん。横になって」
後輩「ほ、本気で言ってます……?」
先輩「お気に入りのベッドを壊された直後に冗談が言えると思う?」
後輩「す、すいません! すぐ横になります!」トサッ
先輩「柔らかそうでいいね」
後輩「あ、ありがとうございます」ドキドキ
後輩「ちょ、ちょっと! 先輩!」
先輩「? 何」
後輩「う、うつ伏せで寝るんですか……」
先輩「うん。うつ伏せじゃないと私眠れないから」
後輩「うう……。顔が近い……」ハァハァ
先輩「じゃあお休み」
後輩「は、ひゃい! おおおおおやすみなさい!」
先輩「……ぅぅん」スースー
後輩(深夜までずっとこの体勢で……?)ハァハァ
後輩「せんぱーい……。起きてますかぁ……?」
先輩「……ぅにゅ」スースー
後輩「これは寝てますね……。ビッグなチャンスが到来です……」
先輩「……」スースー
後輩(す、少しくらい触っても起きませんよね……)モミッ
先輩「……んんっ」スースー
後輩(うへへ……。うへへへへぇ……。耳元で感じる息遣い……、たまりません)ハァハァ
後輩(ああ……、先輩……。細いのに柔らかいところは柔らかいんですね……)サワサワ
先輩「……」
後輩(も、もう我慢できません……。少しくらい乱暴にしても平気かな……)クチュッ
先輩「……」
後輩「ああん……っ。先輩……っ。ダメですぅ……」クチュクチュ
先輩「お前何してんの」
後輩「ひあああああああっ!!!!?」ビクビクッ
先輩「私の下で何してたの。今」
後輩「それは……」
先輩「何がダメなの」
後輩「うう……」
先輩「私のお尻撫でまわして、どこいじくりまわしてたの」
後輩「ご……、ごめんなざいいい……。せ、先輩がかわいすぎてぇぇぇえええ……」ポロポロ
先輩「泣いたってしょうがないでしょ」
後輩「ごめんなざいいいい……。うっううううー……」グスグス
先輩「お前マットレスの代わりもちゃんとこなせないの」
後輩「ダ……、ダメな後輩でぇ……っ。すびばぜぇん……」
先輩「謝って済むと思うの」
後輩「ううー……っ! うぐうううー……っ!」ヒックヒック
先輩「私のお尻こんな風にして触ってさぁ」グッ
後輩「ひい……っ!?」ビクッ
先輩「何が楽しいの」グッグイッ
後輩「あう……っ! ああ……っ!」ビクビクッ
先輩「何。その顔」
後輩「あ……。やめないで……」
先輩「……ん」
後輩「もっと……、乱暴にしてください……」
先輩「お前、とんだド変態だね」
後輩「……っ!」ゾクッ
先輩「気持ち悪い。罵られて感じてんだ」
後輩「……」ゾクゾクッ
先輩「>>93」
先輩「き、汚い……」
後輩「え……」
先輩「私のこと、そういう目で見てたの……」
後輩「せ、先輩……?」
先輩「私ね、出来が悪くてもかわいい後輩だなって、お前のことそう思ってたんだけど」
後輩「や、やめてください……! 見ないで……。そんな目で見ないでぇッ!!!」
先輩「今は単純に汚らわしいって気持ちしかない。はっきり言って怖いよ、お前」
後輩「いや……っ! いやあああッ! 捨てないで……! 先輩私のことぉ……っ」
先輩「>>106」
人間としてのお前は捨てる
後輩「ど、どういう意味……」
先輩「悪いけど。もうお前のことは同じ人間として見れない」
後輩「そ、そんな……! けほ……っ! かふ……っ! い、嫌だ……! 私……、嫌ですよぉ……」
先輩「お前のことは今からマットレスとしてしか扱わない」
後輩「かふ……っ! やだ……。私……、先輩ともっと……」
先輩「しゃべるな」
後輩「ひ……っ!」ビクッ
先輩「そして動くな。微動だにせず、ただそこに横たわってろ」
後輩「……そんな」
先輩「しゃべるなッ!」
先輩「……」トサッ
後輩(ああ……。とうとうお休みも言ってくれなかった……)
先輩「……」スースー
後輩(先輩……。先輩……)グスッ
先輩「……」ピクッ
後輩(……! ダ、ダメだ! 泣いたら……、マットレスとしても扱ってくれなくなっちゃう……)ビタッ
先輩「……ぅぅん」スースー
後輩(うう……。これだけが先輩との唯一の接点だなんて……。悲しい……、悲しいなぁ……)
後輩(あ……。深夜アニメの時間だ)
先輩「……すーすー」ムニャムニャ
後輩(起こさないと……。ああ……、でも喋れないし……。動けない……)
先輩「……ふにゅう」スースー
後輩(ああ……。もうOPが終わっちゃうよぉ……)
~1時間後~
先輩「……ん!」ガバッ
後輩(……あうう。急に動かないでぇ)ビクビクッ
先輩「ちっ……。もうアニメ終わってんじゃねぇか。……使えねぇマットレスだなぁ、おい」ボソッ
後輩(そんな……っ!)
先輩「誰かさんのせいでアニメ見逃しちまったなぁ」
後輩(ダメ……。喋ったら……)
先輩「……ったくよぉ!」ダンッ!
後輩「がふ……っ!」ビクン
先輩「ん……。なんか今声がしたか」
後輩「……っ! ……っ! (いきなりおなか蹴るなんて……)」ビクビクッ
先輩「イライラすんなぁ……」ダンッ! ドンッ!
後輩「きゃんっ! きゅうっ! (もっと……。もっとぉ……っ)」
先輩「……まぁいいや。朝まで寝よ」トサッ
後輩(うう……)ビクッ
先輩「……」スースー
後輩(ちゃんと言いつけ守ったのに……。人間扱いしないと言いながら、八つ当たりをするなんて、あんまりです)
先輩「……」スースー
後輩(あ、そうだ)
先輩「……」スースー
後輩(先輩に>>146してやりましょう。先に約束を破ったのは、先輩の方なんですからね)
スカト○
スカト○
スカト○www
後輩(よーし……。腕だけじゃなくて足も使って抱き付いて、っと)ガバッ
先輩「……!?」ビクッ
後輩「あははー! 先輩! 捕まえましたよぉ!」ギュウウッ
先輩「おい。動くな喋るなマットレス」グイグイ
後輩「無抵抗のかわいい後輩をいじめた罰です! 先輩にはお仕置きが必要みたいですね!」ギュウウッ
先輩「くっ……。この……」グイグイ
後輩「あはっ! 先輩の細腕じゃこの体勢から抜け出すのは無理ですってば! 諦めてください!」ギュウー
先輩「ふっ……! んん……っ! お願いやめて!」グイグイ
後輩「最初からそう素直だと良かったんですけどねぇ」ギュウー
先輩「やめろ! お前!」グイグイ
後輩「んー? お前ー?」
先輩「……後輩ちゃん。お願いだからやめて」
後輩「嫌でーす!」
先輩「この……っ!」グイグイ
後輩「だから無理ですってば。……ところで先輩?」
先輩「……」グイグイ
後輩「先輩、寝る前によく食べたし、ジュースもたくさん飲んでましたねぇ」
先輩「……」グイグイ
後輩「あれあれー? どうしてそんなに必死な顔してるんですかぁ?」
先輩「……後輩ちゃん」
後輩「なんでしょう」
先輩「謝るから。お願いだから離して」
後輩「なんでですか?」
先輩「それは」
後輩「どうして足をもじもじさせてるんでしょうか」
先輩「……出ちゃう」
後輩「何がですか?」
先輩「……おしっこ」
後輩「そうですか」
先輩「そうですか、じゃなくて。早く放して」モジモジ
後輩「その歳でお漏らしとかシャレになりませんよねぇ。笑えませんよぉ」
先輩「無理。本当にもう無理」
後輩「確かにちょっと湿ってきてますねぇ」
先輩「お願いします。後輩ちゃん。一生のお願い」
後輩「真面目な先輩がお漏らしだなんて。みんな知ったらどんな顔するでしょうねぇ」
先輩「早く。本当に……。あっ……」チョロロッ
後輩「あーらら」
先輩「……っ」チョロロロロロロロ
後輩「うわぁ。どんだけ溜めこんでたんですか」
先輩「……ぅ」ロロロロッ
後輩「あー、よしよし。お漏らしして泣いちゃうなんて、先輩は赤ちゃんみたいでちゅねぇ」
先輩「うう……。なんでこんなこと……」ポロポロ
後輩「明日が楽しみです。みんなどんな反応してくれるかなぁ」
先輩「……お願い」ポロポロ
後輩「んん? なんですか?」
先輩「お願いだから、学校のみんなには言わないで……」
後輩「そうですよねぇ。クールな美少女が、
家では後輩におしっこかけて喜んじゃう変態だなんてばれたら、学校にいれなくなりますもんねぇ」
先輩「……お願い」
後輩「まったくしょうがないですね、先輩は。かわいそうだから黙っててあげますよ」
先輩「……ありがとう」
後輩「でも、ただではやりません。このことを黙ってる代わりに、先輩は>>200してください」
切腹
先輩「え……」
後輩「んー? できません?」
先輩「後輩ちゃん……、何を言って……」
後輩「はっきりって幻滅したんですよ、あなたには。もっとかっこいい人だと思ってました」
先輩「……」
後輩「後輩の小さな粗相にグチグチ文句を言ったり、
アニメが見れなかった腹いせに無抵抗の人間に暴行を加えるような、
そんな矮小な人間だと思っていませんでしたよ」
先輩「……」
後輩「だから。今死んでください。まだ私があなたをかっこいいと思えるうちに」
先輩「……」
後輩「やるというなら介錯は私がしてあげますから。
さぁどうぞ。自ら腹を掻っ捌いてください」
先輩「……できない」
後輩「そうですか。私としては残念ですが、できないというならそれでもいいですよ。
別に生きて恥を晒すのもいいでしょう。明日の楽しみが一つ増えるだけです」
先輩「それも嫌だ」
後輩「……随分と物分かりが悪くなりましたね。がっかりですよ、先輩」
後輩「それじゃあ。また明日……?」
先輩「待てよ」
後輩「……なんのつもりですか」
先輩「お前を家に帰すわけにはいかない」
後輩「少し前の私なら、その言葉で喜べたんですけどね。今はもう無理です。
あなたがそこをどかないのなら、無理やりにでも出て行きますよ」
先輩「……行かせるわけにはいかんな」
後輩「はぁ……。ちょっと頭を働かせれば分かると思うんですけどね。
素手のあなたと、日本刀を持った私。どちらが強いのかなんて」
先輩「……誰が素手だと言ったんだ」
先輩は太ももに装着したホルスターから、>>257を取り出した。
ディルド
後輩「……なんですか、それ」
先輩「見て分からないのか」
後輩「はぁ……。それが何かが分からないのではなく、
それをなぜ今取り出したのかが分からないんですよ」
先輩「決まってるだろう」ササッ
後輩「……ふん。やる気ですね、受けて立ちましょうッ!」スッ
先輩「ああああああああッ!」シュタタタタッ
後輩「これは当たったら痛いじゃ済まないですよぉ! せんぱァい!!!」ガシュン!
後輩「あー。惜しかったですねぇ」
先輩「ちっ……」
後輩が手に持った鈍い光を放つ日本刀から、真っ赤な液体が滴っていた。
かわいらしいクマのキャラクターがプリントされた先輩のパジャマの胸元が裂け、
白い肌と赤い鮮血が隙間からのぞく。
後輩「次は外しませんよぉ!」
刀を構え直した後輩が、全力で床を蹴り疾走する。
先輩は右手に冷汗と共にディルドを握り込み、その時が来るのをひたすらに待っていた。
後輩「……そろそろ諦めたらどうです?」
呆れたようにそう言って、後輩は肩を竦めた。
その目の前では、全身切り傷まみれで、半裸の先輩が荒い呼吸を繰り返している。
後輩「なぁんか期待はずれですよぉ。先輩ならこの状況でも、なんとかしてくれると思ってました」
後輩は侮蔑の言葉を投げ終えるとと表情を引き締め、再び刀を構える。
後輩「じゃあ、さよならですよ。先輩」
ジリジリと間を詰め、振り上げた刀を、後輩は眼前の先輩へ向け一気に振り下ろした。
来た! 先輩は瞬時に身をかがめる。
後輩「な……っ!」
先輩「遅いッ!」
後輩の振り下ろした刀は、先輩の髪の毛を数本切り飛ばしただけで、
床にぶち当たった。
後輩「な……、なんで……」
驚きと同時に、後輩の下腹部に激痛が走る。
先輩「残念だったな。お前のその胸の大きさでは、脇の締めがどうしても甘くなるんだよ」
胸の谷間に顔をうずめた先輩の右腕は後輩の下腹部へと伸び、
極太のディルドを柔らかな肉の隙間に深々とめり込ませていた。
後輩「やっぱり」
床に横たわった後輩が、口を開く。
後輩「先輩には敵いませんでしたね」
か細い呼吸を繰り返しながら、虚ろなんでそう呟いた。
そんな様子に、先輩は黙って首を振る。
先輩「そんなことはないさ。お前の胸があと10cm小さかったなら、勝負は分からなかった」
後輩「そう、ですか。ふふ……。そうですよね……」
後輩「……切腹するべきは、私の方でした。どうか、先輩。介錯をお願いします」
先輩「断る」
後輩「……どうしてですか。これは敗者のルールです」
先輩「違うな」
後輩「え……」
先輩「敗者は勝者に絶対服従。これがルールだ」
後輩「……先輩。やっぱり先輩は、私の大好きな先輩のままです」
先輩「……」
後輩「変わってしまったのは、私の方だったんですね……」
先輩「人は変わるものだよ」
後輩「……ううん。違うんです。私の中で、理想の先輩像が大きくなりすぎて……。
いつの間にか、それが現実に浸食を始めてしまっていました」
先輩「……」
後輩「先輩は先輩のままだったのに……。
いつからか、私の理想を一方的に押し付けてしまっていたんです」
先輩「……いいよ、もう」
後輩「ごめんなさい……。本当にダメな後輩ですよね、私……」
先輩「最初から分かってるよ。……ところで、敗者のルールの話だけど」
後輩「……はい。どんな責め苦でも、喜んで受けます」
先輩「マットレス」
後輩「え……?」
先輩「今日から。後輩ちゃんは、私専属のマットレスになってもらうから」
後輩「……先輩」ウルッ
先輩「毎晩一緒に寝てもらうよ。……いいね」
後輩「……はい! ありがとうございます! 大好きですよ、先輩!」ギュウー!
~数日後~
先輩「喋るな! そして動くな!」ドンッ!
後輩「きゃんっ! ごめんなさいっ! だって先輩がもぞもぞしてるからぁ!」
先輩「つーかアニメ終わってるだろうが! 起こせよ!」バンッ!
後輩「そんなぁ!」
先輩「喋るなって!」ベシッ!
後輩「もー! 先輩ったら、ひどすぎますぅ!!!」
終わり
転載元
後輩女「せんぱーい!一緒に帰りましょう!」根暗先輩女「……別にいいよ」
http://viper.2ch.sc/test/read.cgi/news4vip/1424168910/
後輩女「せんぱーい!一緒に帰りましょう!」根暗先輩女「……別にいいよ」
http://viper.2ch.sc/test/read.cgi/news4vip/1424168910/
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コメント一覧 (20)
-
- 2015年02月18日 02:20
- 違う
-
- 2015年02月18日 03:01
- そうじゃ
-
- 2015年02月18日 03:15
- ない
-
- 2015年02月18日 03:41
- とう
-
- 2015年02月18日 03:43
- もろ
-
- 2015年02月18日 04:14
- こし
-
- 2015年02月18日 05:03
- かゆうま
-
- 2015年02月18日 05:19
- めしうま
-
- 2015年02月18日 05:57
- なんでや
-
- 2015年02月18日 07:50
- どうしてや?
-
- 2015年02月18日 08:12
- 微妙
-
- 2015年02月18日 08:37
- HTF好きだわ
あのキャラデザとグロのギャップが
つーか、安価スレなのにスレタイに「安価」っていれないのね・・・・・・
そして、なんだろうこの・・・微妙・・・というか・・・
-
- 2015年02月18日 09:44
- ※1~8
お前ら仲いいな
-
- 2015年02月18日 10:05
- ちなつちゃんと結衣先輩で再生された。
-
- 2015年02月18日 12:39
- ドラゴンスワロウ好きそう
-
- 2015年02月18日 12:39
- 安価ってやっぱクソだわ
-
- 2015年02月18日 16:03
- 安価がクソすぎんだろ…
-
- 2015年02月18日 17:26
- 途中までは、空灰のソフト部の先輩後輩で再生されてた
-
- 2015年02月19日 05:15
- なぜか照と淡で再生してた
-
- 2015年11月23日 18:54
- ハピツリワロタ