P「俺の地元で響がロケか」
P「というわけで、二日ほど響に付き添ってきますよ」
小鳥「ラッキーですね、短いですが里帰り出来ますよ」
P「まぁ仕事ですから親に顔見せられるか分かりませんが 」
小鳥「ここ一年くらい会ってないんじゃないですか?プロデューサーさんが二日以上休んでるところ、見たことないですよ」
P「あー、そういえばそのくらいになるかな、もう。正月も盆も仕事がありますからね」
小鳥「ロケの後1日くらい休んでもいいんじゃないですか?」
P「出来ることならそうしたいですがね」
高木「うむ。話は聞かせて貰ったぞ」
P「あ、社長。お疲れ様です」
高木「キミ、1日くらいなら開けてもらって構わんぞ」
P「でもロケの次の日にはビーベックスとの打ち合わせがありますので」
高木「私が代わろう」
小鳥「えぇっ!?」
高木「何もそんなに驚く事はないだろう、昔は私もプロデューサーだったんだぞ?」
P「そ、それは知ってますが、何か嫌な予感が……」
高木「まぁまぁ、大船に乗ったつもりでいてくれたまえ」
P「は、はぁ……、ありがとうございます」
小鳥「でもよかったじゃないですか、これで実家に帰れますね」
P「あ、でも帰ってる間響どうしよう」
小鳥「連れてけばいいんじゃないですか?」
P「気まず過ぎますよ」
小鳥「それは後で響ちゃんと相談すればいいですよ」
P「うーん、それもそうですね、では、ありがたくお休み頂戴します」
高木「うむ、1日とはいえ、ゆっくりして来たまえ」
________
P「んだげども、家さ帰んのもほんとに久々だなや」
P「かーちゃんもとーちゃんも元気にしてっかや。土産買っとかねくてばな」
________
P「……というわけで響、次の仕事の話なんだが」
響「うん、遠出なんでしょ?観光スポットめぐりだっけ。どこでやるの?」
P「○○県だ」
響「へー、自分そっちのほう行ったことないぞ!楽しみ!」
P「あんまり見るものない気もするけどなぁ」
響「そうなの?」
P「うん、自然もあるし駅前もそこそこ賑わってるが、少し電車に乗らないと観光地らしい観光地はないな」
響「プロデューサー、随分詳しいんだな!行ったことあるの?」
P「行ったことも何も俺の生まれ故郷だ」
響「!?」
P「いやー、懐かしいな」
響「そ、それほんと!?」
P「ん?本当だぞ。大学入るとき上京してこっちに来たんだ」
響「そ、そうなのか……。そうなのか……。」
P「どうしたんだよ、響」
響「!…な、なんでもないぞ!」
P「あ、それで相談なんだけども」
響「相談?」
P「ロケのあと1日休暇貰ってさ、実家帰ろうと思うんだけどお前どうする?」
響「!?」
P「響も次の日学校も仕事も休みだろ?ウチ来る?あ、でも動物の世話とかあるか」
響「え、プロデューサーの家に自分も行っていいの!?」
P「何にもない家だけどな、近くに温泉とかあるからどうかと」
響「行く行くっ!絶対行くぞ!」
P「なんだ、随分乗り気だな」
響「じ、自分実は温泉大好きなんだぞ!」
P「知らなかったな。てか宿泊先俺の家で大丈夫か?なんならホテル取るぞ」
響「っ!大丈夫大丈夫!もったいないし!」
P「そうか?ならいいけど」
響「ふぅ……」
P「じゃあそういうことだから、当日は東京駅集合な」
響「わかった!」
_________
響「プロデューサーの家にお泊りか……ふふ、ふふふふ」
響「って、なに考えてるんだ自分ー!!」
響「あくまで仕事のついでだぞ、ついで……」
美希「どうしたの?響の顔、すごいニヤけてるよ?」
響「うわーっ!…美希、びっくりさせないでよ!」
美希「だってすっごく嬉しそうなの」
響「な、ななななんでもないぞ!」
美希「ふーん、まぁいいけど。ミキ、むこうでお昼寝してくるね」
響「お、おやすみー。ゆっくり寝るといいぞ」
美希「変な響なの」
響(美希にバレてたら大変な目にあってたぞ)
_________当日
P「……響のやつ、今日は少し遅いな」
響「おーい!プロデューサー!」タタタッ
P「お、響。ようやく来たか」
響「はぁ、はぁ……、遅れてごめん!」
P「いや、5分くらい別にいいよ、少し早めに集合時間決めといたしな」
響「いぬ美たちにちょっと手間取っちゃったぞ……」
P「そういえばそいつらどうしたんだ?お隣にでも預けたか」
響「それも考えたんだけどワニは流石にって断られたぞ。だからご飯はハム蔵に任せた。トイレは人間用のを使ってちゃんと流すように教えたぞ」
P「そいつら本当に動物か?」
響「新幹線なんて久しぶりだぞ!」
P「たかだか2時間足らずで着くけどな」
響「あれ、そんな近いの?」
P「夜行バスだと三倍くらいかかるけどな。学生時代はよく使ったよ」
響「バスのほうが安いもんね」
P「ただ四列シートだと隣の客との距離が近くてな。歯ぎしりうるさかったりするしトイレに近い席だと場合によっては地獄だ」
響「今日は新幹線でよかったね」
P「大人っていいな」
_________新幹線内
P「あ、そういえば」
響「どうしたの?」
P「俺地元だと訛るかも知れない」
響「自分もうちなーだと結構訛るから、気にしなくていいぞ」
P「そうか?確かに沖縄訛りに比べたらまだ聞き取りやすいとは思うが」
響「標準語だと思ってたのが実は違うとわかった時って恥ずかしいよね」
P「あー、だかんな」
響「え?」
P「え?」
P「いや、だからなって言ったんだよ」
響「だから、何?」
P「違う違う、だからなーって言ったんだよ!」
響「だからなんだってばー!」
P「そうだよなーって意味で言ったの!」
響「だったらそう言ってよ!」
P「え、これ方言なの?」
響「自分は聞いたことないぞ」
P「マジか……」
響「でもよかったなプロデューサー、これで二度と間違うことはないぞ」
P「でもひょっこり出ることもあるからな」
響「自分も結構矯正してるんだぞ」
P「えらいな、響は」
響「へへー」
____○○県××市××駅
P「さて、やっと到着したな」
響「思ったよりすぐ着いたね!」
P「12時に東口集合だから、まだちょっと時間があるな……って、あれ?」
P友「お?」
P「おめ、P友でねーの!?」
P友「あいやなんだい、Pださ!」
P「久方ぶりだなや!」
P友「こいなとごでなしたの?」
P「仕事でアイドルのロケださ」
P友「アイドル!?」
P「んだ。ほごさいっぺし」
P友「あいーやめんこいごだ!」
P「おらほではいぎなり人気なんだど」
響「は、はいさーい……」
P「どうした?あんまり元気ないな」
響「いや、プロデューサー、何言ってるのか全然わかんないぞ……」
P「ほいだごどねーべっちゃ」
P友「なや」
P「んでまた」
P友「んではね。どーもね」
______
P「いやぁ、まさか駅で偶然アイツに出会うとはな」
響「プロデューサー訛りすぎだぞ、周りの人はそうでもないのに」
P「最近は方言も廃れて来てるからな、特に若者は使いたがらないだろうし」
響「そういうものなのかー」
P「そろそろ時間だな、行くか」
響「うん!」
P「最初はバスで動物園らしいぞ」
響「さっそく自分向けの場所だね!」
P「あそこ平日はほとんど人いないし結構いいぞ」
響「自分カンペキだから、多分放送後は大渋滞が起こるぞ!」
P「はは、だといいな」
_____□□動物園
ディレクター「はい、本番行きまーす3、2、……」
響「はいさーい!今日はここ、□□動物園に来てるぞ!」
響「動物園ということで、自分すっごくワクワクしてるんだ!」
響「さっそく入ってみるよ!」
_______
AD「はい、休憩でーす。休憩終わったらすぐそこの遊園地での撮影なので、現地集合でお願いします」
P「わかりました」
響「ふー、楽しかったぞ!」
P「よかったぞ、響。イキイキとしてて」
響「キリ助と別れるのは寂しかったけどね」
P「まさかキリンに乗ると思わなかったぞ、よく怒られなかったな。あとお前、ゴリラにうんこ投げられてたな」
響「当たらなくてよかったぞ……」
_____□□ランド
響「次はここ、□□ランドにやって来たぞ!」
響「最初はどれに行こうかな……え?お化け屋敷?お化け屋敷はちょっと……」
響「うう……わかったよ!最初はお化け屋敷に行くぞー!」
P(ヤケになってらっしゃる)
響「うぎゃー!!」
響「暗っ!え、何何?うわぁあああ!!」
響「ひっく……ぅう……プロデューサー……」
________
ディレクター「うーん、やっぱり響ちゃんのリアクションいいね!」
P「そうですね、感情が豊かな子ですから」
______
P「響、お疲れ様」
響「ホントに疲れたぞ!」
P「ホントに憑かれたかも知れないな」
響「ひぃぃっ!?やめてよプロデューサー!」
P「でも観覧車とかよかっただろ?」
響「うん、街が一望出来たぞ」
P「でもその観覧車でこないだ死亡事故が」
響「え゙っっ」
P「嘘だ」
響「……プロデューサーなんて大嫌いさー!!」
P「そう怒るなって、これやるから」
響「なにさー、……キリンのキーホルダー?」
P「さっきの動物園でちょっとな。流石にキリンは飼えないだろうから、それで我慢な」
響「プロデューサー……ありがとう!大事にする!」
P「いいよ、500円くらいだったし」
響「値段言われるとなんかイヤだぞ!」
AD「このまま続けてグルメレポート行きまーす」
P「響、今日は寿司らしいぞ、よかったな」
響「やった!この辺のお寿司って美味しいの?」
P「海沿いだから回転寿司でも割と上手いぞ、今回行くのは結構いい値段するとこらしいが」
響「へー、そうなんだ!」
_________
響「ではさっそく、いただきまーす!」
響「もぐもぐ……うん、脂が乗ってて美味しいぞ!」
響「あと……風味?とか…歯応え?とか?……とにかく美味しいから、みんな来てよね!」
_______
P「美味しそうに食べてるのはいいんだけどな」
響「ごめん……」
AD「今日はここまでです、ありがとうございましたー」
P「お疲れ様でした」
響「あれ、もう終わり?」
P「あぁ、あとの撮影は少し場所が離れるから明日まとめて撮るそうだ」
響「じゃあ午後はほとんどフリーだね!」
P「すこし観光してくか?」
響「うん!」
P「とりあえず繁華街でも廻るか」
響「意外と人多いんだね、もう少し寂れてると思ってたぞ」
P「駅周辺数キロは割と栄えてるよ、この地方だと八月にそれぞれの県で大きい祭りがあるんだけど、その時とかめちゃくちゃ混むんだぞ?」
響「へー、お祭りあるなら、自分また来たいぞ!」
P「時間があったら連れてきてやるよ」
響「やったっ!」
P「あ、そういえば晩ご飯どうする?」
響「なんでもいいぞ!オススメとかあるの?」
P「特にない」
響「少しは考えてよ!地元だろ!」
P「うーん、ご当地ラーメンでも食べるか」
響「お、いいね!貴音に自慢出来るぞ!」
P「ちなみにデートの時に女の子をラーメン屋に連れてくのはNGらしいぞ、こないだ雑誌で見た」
響「ででで、デートっ!?何勘違いしてるさー!ヘンタイプロデューサー!!」
P「いや、デートだったらって話だよ、響には別に気を使ってない」
響「う~…っ!もうっ!バカ!アホ!」
P「響は可愛いなぁ」
響「そんな言葉に騙されないからねっ!」
P「お、ちょっとそこの店寄っていいか?いい雑貨置いてるんだ。あと本心だぞ」
響「えー、別にいいけど……ってえっ 」
響「プロデューサー、今なんて」
P「ほら、これなんかどうだ?玄関飾っとくといいことありそう」
響「聞けーっ!」
_____
P「いやー、食った食った」
響「美味しかったね!」
P「ここのラーメンはたまに食べるとめちゃくちゃ美味いな」
響「貴音に教えてあげるさー」
P「今度来るときは一緒に連れてきてやろう」
響「……ま、それはそれとして」
響「プロデューサーの家ってここから近いの?」
P「電車で一本だから遠くはないな」
_____××駅
P「えーと、☆☆線は……っと」
響「あれじゃない?……なんか本数少ないぞ」
P「この時間は20分に一本だからな」
響「朝乗り遅れたら遅刻しちゃうさー……」
P「これでも多いほうだよ、一時間に一本とかザラだぞ」
響「ゆいレールのほうがまだ多いんだね」
P「まぁ自動改札あるだけマシさ、まだ駅員さんが切符切ってくれるとこもあるんだぞ」
響「そういえばパスモって使えるの?」
P「基本的にJR東日本は使えたはず……」
響「今から乗るのはJRだよね」
P「てか私鉄とかないぞ」
響「えっ」
________
「次の駅はー■■ー、■■ー」
P「お、そろそろ降りる準備しとけよ」
響「はーい」
P「あーそうだ、響」
響「なに?」
P「お前が来るってかーちゃんに言うの、忘れてた」
響「……」
P「まぁなんとかなるべ」
P「いやー、1年ぶりだし早く会いたいなぁ」
響「ちょ、ちょっとプロデューサー!」
P「何さ」
響「全然何も言ってないって、じゃあ自分が来ること何にも知らないんじゃないか!」
P「大丈夫、俺が帰るとは伝えてあるから、片付けてくれてると思うぞ」
響「そういうことじゃないさー!!」
響「押しかけたみたいで、なんかすごい気まずくなるぞ!」
P「なんだよー、せっかく明日のロケも少し遅いから、どうせなら今日から実家に泊まろうって話になったのに」
P「響だけホテル行くか?」
響「そ、それは……せっかくここまで来たんだし、プロデューサーがちゃんと説明してくれればそれでいいさー……!」
P「そっか了解」
響「もう……」
_______P宅前
P「ふぃー、久々の我が家だ、どうだ響、この辺なんもないだろ」
響(……緊張してそれどころじゃないぞ)
P「ただいまけったどー」ガチャ
響「あっ、ちょっとまだ心の準備が……!」
P母「あらおがえり」
P母「……ん?」
響「……こ、こんばんは」
P「かーちゃん、この娘泊めてけろ」
P母「なんだいなんだい……久しぶりにけってきたどもったら、こいなわげーこ連れてきたくらいにして」
P「空いでる部屋あっぺし」
P母「いいげどや……おとーちゃーん!!Pがガールフレンド連れてきたどーー!!」
響「な゙っ」
P父「なんだって!おお、P!ちょっと痩せたんでねーが!」
P「んだがや、体重増えだど」
P母「んで筋肉になったんだべ」
P「んだどいいなや」
P父「あらじょうちゃんおばんです」
響「こんばんは……じゃなくて、プロデューサー!」
P「おお、そうだな、立ち話もなんだし、中へ入ろう」
P父「しっかし、流石に若すぎんでねーの、高校生ぐらいに見えっと」
P「高校生だど」
P父「マジが!!jkだっちゃ!!」
P母「あんだロリコンだったの……」
P「本人どうしがいいならいがっぺ」
響「ち、ちょっとちょっと!」
P「……響」
響「ん?」
P「よく考えてみろ……担当アイドル家に連れ込むよりも、彼女の方が敷居が低いだろ?」ボソッ
響「そ、そう言われてみれば……そう?かな?」
響(耳打ちされるとちょっとゾクってするぞ……)
P「そういうことだ」
P母「響ちゃんとは付き合ってどんくらいになんの?」
P父「おらいさじぇーけーが来る日が訪れるとは……」
P「えーと、響とは……8ヶ月くらい(プロデュース歴)かな」
響「9ヶ月と4日だぞ!」
P「あーそうそう、よく覚えてんな」
P母「したらもっとはやぐ教えてくれだらいがったさー」
P父「んだんだ、おめぇむがしっから女っ気ねーがらなや」
P母「んだんだー、大事にすんだよ」ツンツン
P「ちょすなって!」
P母「あ、んでもあんだの部屋今物置だよわ」
P「うそぉ!」
P父「客間さ寝せっともってさー」
P「したら今日父ちゃんと寝んのかや……」
P母「したら響ちゃんと一緒に寝だらいいさ」
響「っ!!?」
P「それは流石に……16歳だもの」
P「響も一人がいいべ?」
響「え!?じ、自分は……その……」
響「……別に、いいぞ」
P「……えっ」
P父「ぴゅー(口笛が吹けないので口で言ってる)」
P母「あら」
響「そ、そのかわり、ヘンなことしないでよねっ!」
P「まぁ客間は広いがらな、6人ぐらいなら寝られっから離れて寝れば……まぁいい、のがや?」
_______
P「響、どうしたんだ一体」
響「な、なにが?」
P「一緒に寝てもいいなんてさ、どういう風の吹きまわしかと」
響「……怖かったから」
P「怖かった?」
響「お化け屋敷が怖かったの!今日はハム蔵もいないから不安だし!」
P「ほう、なるほど」
響「だから特別だぞ!絶対ヘンなことしないでよ!」
P「フリ?」
響「違うさー!」
_________
P「よし、それじゃあお待ちかねの温泉に行こう!」
響「おー!」
P「しかしすまんな、響が彼女なんて言っちゃって」
響「過ぎたことは仕方ないさー、それより汗かいちゃったし早く温泉入りたいぞ」
P「汗くさいもんな」
響「ほ、ほんと?」スンスン
P「ウソ」
響「もーっ!」
________温泉
カポーーン
P「ふぅ……」チャポン
P「この温泉も久々だな、今日は全然人いないし、ほぼ貸切だ」
P「明日も頑張らないと……」
「プロデューサー、いるー!?」
P「女湯も貸切状態か……、いるぞー!!」
「こっち、猿がいるぞー!!」
P「マジか!!」
「あ、プロデューサー!!」
P「なんだー!!」
「そっちにいったぞー!!」
P「マジか!!」
___________
響「あれ、プロデューサー顔の傷どうしたの?」
P「サルの真似して近寄ったら引っかかれた」
響「……ぷっ、ははは、プロデューサー、マヌケさー!」
P「おだづなよ」
響「ほら、絆創膏貼って上げるぞ」
P「おお、用意周到」
響「常に持ち歩いてるんだ、顔の傷は気をつけなくちゃだめだよ」
P「女子力たけー」
P「さーて、そろそろ帰るか」
響「うん、ここの温泉広くて気持ちよかったぞ!」
P「だろ?ほとんど地元民しか来ないし快適なんだ、その代わりホントに温泉しかないけどな」
響「近くに温泉があるって羨ましいさー」
P「もう少し離れると滝があるんだ、明日見に行こう」
響「いいね!」
________
P「……よーし、じゃあ布団敷くけど、ホントにいいんだな?」
響「な、なんだよ今更!ちゃんと離して敷いてよね!」
P「わかってるって」バサッ
響(やっぱりちょっと緊張するぞ……)
P「よーし、こんなもんか。響はちっちゃいから俺の子供の頃の布団な」
響「プロデューサーの使ってた布団!?……何これ?アザラシ柄?」
P「ゴマちゃん可愛いだろ」
響「可愛いけど、あんまり男の子らしくはないぞ」
P「それじゃ、電気消すぞー」
響「う、うん」
P「おやすみ」
響「おやすみっ!」
P(すっかり布団に包まってるな、寝顔撮ろうと思ったのに)
響(うぎゃー!やっぱり恥ずかしいぞ!)
P「……」
響「……」
P「……」
響「……」
P「……」
響(ね、眠れない……)
P「……」
響「ねぇ、プロデューサー……?」
P「……zzZ」
響「普通に寝てる!?」
響(あーもう!緊張してた自分が馬鹿みたいだぞ!さっさと寝よ寝よ!)
響「……」
P「……ムニャムニャ」
響「……」
P「……」
響(ちょっとだけ寝顔、みちゃおっかな)
P「……zzZ」
響(そーっと……そーっと……)
P「……」
響「……」チラッ
P「起きてるぞ」
響「うぎゃーーーーーーー!!!!」
「ちょっと!うるせーど!!」
P「ごめーん、静がにすっから」
響「はーっ……はーっ……」ドキドキ
P「ちゃんと寝ないとだめだろ、明日早くないとはいえ」
響「し、死ぬかと思ったぞ」
P「これに懲りたらいたずらなんかしないでさっさと寝れ」
響「べ、別にいたずらなんか……
」
P「じゃあなんだよ」
響「っ……なんでもいいでしょ!ふん!」
______
チュンチュン
響「うーん……朝?」
P「……zzZ」
響「プロデューサーはまだ寝てるのかー」
響「……」チラッ
P「スー……スー……」
響(あ、寝顔見ちゃった)
響「……へへ」
P「んー……、お、響おはよう、もう起きてたのか」
響「うん、意外とよく眠れたぞ!」
P「だろうな、そのせいで俺があんまり眠れなかった」
響「?どういうこと?」
P「いびきだよ」
響「え、うそ、自分いびきかいてた!?」
P「ウソだ」
響「もー!!」
響「そんなこと言ったら自分だって、プロデューサーの布団だったから最初は寝付けなかったぞ!」
P「響は布団変わると眠れないタイプか」
響「そんなことないけど……それでいいか」
P「?」
響「まぁいいさー、今日の自分はご機嫌だもんね!」
P「お、なんかいいことあったのか?」
響「イジワルなプロデューサーには教えてやらないぞ!」
P「なんだとー」
響「早起きは三文の得さー」
P母「Pー!朝だどわー!」
P「おぎでるよー!今行ぐがらー!」
ガラッ
P父「二人ともおはようさん」
P「おはよー」
響「おはようございます……だぞ」
P母「響ちゃんは変わった喋り方してんのね」
P「おぎなわ生まれだど」
P父「んで海んちゅだっちゃな」
響「そうだぞ!海は大好きさー!」
P母「朝ごはん出来てっからあがいん」
P母「して、なんで響ちゃんはPのことプロデューサーって呼んでんの?」
響「あ……」
P「あだ名みてーなもんださ、ほら俺プロデュースの仕事やってっぺ」
P父「なるほどなや」
P母「あんたそういえば金足りてんの?毎月結構こっちさ送ってくれてっぺ」
P「別に持ってても使わねーべし、同僚さも弁当だのたまにかせらってっから」
響「えっ」
P父「んでいいなや、あ、醤油取ってけね」
P「あい」
響「プロデューサー、お弁当って誰からさ」ボソッ
P「同僚っつったら律子だろ、割と俺の健康を気にしてくれててな。自分ののついでだって言って」
響「ふーん……ふーん……」
P「かーちゃんチャンネル回してけろー」
P母「めざましでいいかや」
P父「zipで」
________
P「よーし、んでは行ってくっと」
P母「今日も泊まってくんださ?」
P「んだ」
P母「んであんだの部屋片付けとっから」
P「どうもね」
P父「いってらっしゃい」
P「行ってきますー」
響「えーと、い、行ってきます!」
_______電車
ガタンゴトン
響「プロデューサー、今更だけど、ごめん」
P「ん?何がだ」
響「いや、本当だったら家族水入らずだったはずなのに……」
P「そんなことか。気にするなよ、とーちゃんもかーちゃんも喜んでたじゃないか」
響「そうかなー」
P「ああ、いつ結婚するかまで聞かれたぞ」
響「けっ、結婚!?」
P「一応響が高校卒業するまで無理だって言っておいたぞ」
響「もっといい言い訳考えろー!」
P「それはそうと、今日は一回□□で乗り換えないとな」
響「?こないだと集合違うの?」
P「今日は●●で収録だよ、結構観光名所なんだぞ?」
響「へー、どんなとこなの?」
P「島があって水族館がある」
響「島……?とにかく楽しみさー!」
P「実は俺もちょっと楽しみだったりする」
_______●●駅
P「よーし、着いたぞ」
響「おおっ!で、島はどこ?」
P「方角的にはあっちかな?」
響「あっちかー、どんなとこなのか早く見たいぞ」
P「スタッフさんいないな、集合20分前なのに」
響「昨日は30分前にはいたのにね」
P「うーん……あ」
響「どしたの?」
P「もしかして、●●駅じゃなくて、●●海岸駅だったかも」
響「こことは違うの?」
P「結構違う」
響「……」
P「……」
P「走れっ!!」ダダダッ
響「ちゃんと確認しとけー!!」ダダダッ
響「何分くらいで着くの!?」ダダダッ
P「歩いたら20分だ!走れば余裕で間に合うはず!」ダダダダッ
響「だったら電車のほうがいいんじゃ」ダダダダダッ
P「田舎の路線を舐めるな!□□まで戻らないと乗り換えできない!」ダダダダダダッ
響「ロケ前に疲れちゃうぞー!!」ダダダダダダダッ
_________●●海岸駅、集合10分前
P「ぜぇ……ぜぇ……おはようございます……」
AD「おはようございます……って、どうしたんですか二人とも!?」
響「はぁ、はぁ……ちょっと軽いランニングさー……」
AD「そ、そうですか……」
響「プロデューサー、普段からもっと運動したほうがいいぞ、死にそうじゃないか」
P「学生の体力と一緒にするな……」
P「とにかくすまんかった、埋め合わせは絶対する」
響「言ったなー?」
P「響、今すげー悪い顔してるぞ」
響「自分いっつもイジワルされてるんだから、覚悟しててよね!」
P「マジか……」
ディレクター「響ちゃん、ちょっとここなんだけどー」
響「はーい!じゃあ、行ってくるから!」
P「おう、がんばれ!」
________
AD「カメラ回しまーす」
ディレクター「昨日の映像と繋げるから、早速入っちゃっていいからね」
響「はーい!じゃあとりあえず海の方に歩いていきまーす!」
響「ホントに島があるぞー!あ、あっちにも!ちっちゃいのも!」
響「すごい数のかもめさー!」
響「潮風が気持ちいいな!自分ここすごく気に入ったぞー!」
響「というわけで、これから水上バスに乗るよ!」
_______
P「響、お疲れ」
響「ありがと!でも、かもめにかっぱえびせんあげたり出来たから楽しかったぞ!お仕事ってこ忘れちゃいそうさー」
P「次は水族館だからな、この調子でアゲアゲでいこう」
響「わかった!あ、ちゃんと約束覚えてるよね?」
P「覚えてるって、ほら行ってこい」
響「えへへ、はーい」
P「……響は楽しんで仕事してくれるから助かるな」
_________●●水族館
ディレクター「先に水族館の景観とインタビュー撮るから、それまで遊んでていいよ」
P「わかりました、では頃合いにまた来ます」
響「ねぇねぇプロデューサー!ペンギンに魚あげる体験やってるよ!」
P「おお、いいな。てかあんまり見て回るなよ?撮影の時同じリアクションしなくちゃならんくなるぞ」
響「あ、そっかー、じゃあこれやったら土産屋でも見ようよ」
P「だな」
響「それー!」ポイッ
ヒョイッ パクッ
響「見て見て!ちゃんと食べたぞ!」
P「当然といえば当然だが……これはテンション上がるな!」
響「ペンギンならウチでも住めるかな……」
P「やめとけ」
_______
P「なんで水族館とか動物園のぬいぐるみって高いんだろうな」
響「実物が近くにいるからそこらのより上手く作れる、とか?」
P「作ってるのはどっかの工場だろ……あ、これかわいいな」
響「チンアナゴの食器セット?」
P「いいだろこれ、買ってこうかな」
響「自分はこっちのタツノオトシゴがいいぞ」
P「よし、特別にそれ買ってやろう」
響「え、いいの?」
P「値段もそんなにしないし、いいぞ」
響「……約束とは別だからね」
P「ちっ」
店員「ありがとござまーす」
P「ほれ」
響「ありがとう!」
P「柄違いのお揃いだぞ」
響「い、一々声に出さなくていいよ」
P「そろそろ現場戻るか」
響「はーい」
______
響「はいさーい!今度はこちらの●●水族館に来たぞ!」
響「今回はどんな仲間達に会えるかなー?」
響「お、イルカだぞ!……なになに、お腹の模様が三頭それぞれ違うのか!」
響「あっちはアザラシだ!ちょうど餌やりの時間!」
響「でたなチンアナゴ……なんか細長いさー」
_______
響「次はあっちのピラニアを……」
ディレクター「カット!」
響「?」
ディレクター「水族館はこんなもんでいいかな!」
響「でも、まだ全部廻ってないけど……」
ディレクター「いやー、昨日から使える画が多くてね、あんまり撮らなくて大丈夫そうなのよー」
P「なるほど、響良かったじゃないか」
響「てことは、今日はもう終わり?」
ディレクター「そうね、締めとエンディング分のpvもここで撮っちゃって終わりにしよう」
________
響「というわけで、今日はここでお別れだぞ!みんなばいばーい!」
________
ディレクター「はいお疲れ様ー、また宜しくたのむよ!」
響「お疲れ様でした!」
P「ありがとうございました!……響響」
響「?」
P「もう少しでアシカのショーが始まるぞ!」
響「ほんとっ!?それ見てから出ようよ!あ、あとピラニアもまだ見てなかったぞ」
P「そうだな、じゃあそれから……」
響「早く早くっ♪」グイッ
P「袖を掴むな、伸びるだろ」パシッ
響「……!だからって手を握るなー!」
あっ
_________
P「なんだかんだ閉館ギリギリまで遊んでたな」
響「満足したぞ!」
P「ちょっと散歩してから帰ろう、夕方のこの辺は綺麗だぞ」
響「いいよ!」
P「本当は朝間違えた●●駅から少し離れたとこだと、砂浜もあるんだけどな」
響「砂浜は地元でも見られるさー、こういうのはここじゃないと見れないしね」
P「それはあるな」
P「お、いい感じに日が沈んで来たな」
響「夕陽と船が重なっていい感じさー」
P「それをバックに響を撮る」パシャ
響「わっ、もう!いきなり撮るな!」
P「……逆光で見えねえ」
響「ざまーないさー」
P「よし、しっかり調整して……っと、もう1枚撮るぞ」
響「あ、じゃあ二人で写ろうよ」
P「俺が入ると背景があんまり写らないだろ」
響「ごちゃごちゃ言わない、ほらほら」
P「うーん、上手く写らん」
響「もっと遠くから撮れないの?」
P「無茶いうな、俺の手の長さにも限界がある」
響「じゃあもっと寄って……」
P「……近いな」
響「し、仕方ないでしょー、こうしないと写らないんだし」
P「じゃあいくぞ、ハイ、チーズ」カシャ
P「……お、結構よく撮れてるぞ」
響「見せて見せて!」
響(……近っ!めちゃくちゃ近いぞ!)
響「……プロデューサー、あとでそれ自分にも送っておいて」
P「うい」
_______電車
響「……zzZ」
P「すっかりお疲れみたいだな、ぐっすりだ」パシャ
P「よし、寝顔ゲットだ。後でさっきの写真と一緒に送ってやろう」
P「駅に着くまで起こさないでやるか……」
P「……駅に着いても起こさないでやるか?」
P「流石に可哀想だな、この電車隣の県まで行っちゃうし」
______
P「響、もうすぐ降りる駅だぞ」
響「ん……自分寝ちゃってたのか……」
P「今日は本当にお疲れだったな」
響「でも、今までの仕事で一番楽しかったさー」
P「そりゃよかったよ」
響「あ、滝寄ってから帰るんだっけ」
P「もう暗いしやめといた方がいいんじゃないか?」
響「んー、さらっとでいいから見ておきたいぞ」
P「じゃあ少し歩くとしよう」
響「ねぇねぇ、プロデューサーってどうしてプロデューサーやってるの?」
P「んー、なんか成り行きかな」
P「就活してたら偶然社長にスカウトされてな」
響「別にプロデューサーやりたくて入ったわけじゃないのかー」
P「でも、今は天職だと思ってるぞ。……そういや社長で思い出したが、明日は本当に大丈夫なんだろうか」
響「社長がプロデューサーの代わりだっけ?なんか想像つかないさー」
P「考えても仕方ないな、ほら響、この階段降りれば滝が見られるぞ」
響「なんだ、ちゃんと街灯ついてるさー」
P「すっころんだら大変だしな」
響「プロデューサーは灯りがあっても転びそうだぞ」
P「はは、そんなまさか春香でもあるまいし」ツルッ
P「あっ」ゴロゴロゴロゴロ
響「プロデューサー!!」
P「いてて……」
響「だ、大丈夫っ!?」
P「受け身とったら意外と大丈夫だった」
響「痛みとかない?怪我は?」
P「サルにやられたとこぐらいかな」
響「ふーっ、死んじゃうかと思った……」
P「はは、これくらいで死なんさ」
響「本気で心配したんだからね!笑い事じゃないさー!」
P「……すまん」
P「まぁ階段降りる手間も省けたってことで」
響(あ、あんまり反省してないな)
P「これが滝です!」
響「おおっ」
P「暗いからそんなに良く見えないが、結構でかいだろ」
響「水の音がすごいぞ!」
P「ちなみに滝で写真撮ると幽霊写るらしいぞ」
響「……へー」
P「撮る?」
響「絶対イヤだっ!」
________
P「ただいまー」
響「おじゃましまーす」
P母「おかえんなさい」
P「父ちゃんは?」
P母「飲み会だとや」
P「せっかく息子が帰ってきてんのに……」
P母「メシは?」
P「食ってね」
P母「んだどもって用意しった」
P「どうもね」
響「あ、ありがとうございます」
P母「響ちゃん、もっと家族みでーなに喋ってもいんだど」
響「え……」
P母「遠慮せずに振舞ってけろ」
響「嬉しいけど……いいのかな?」
P「いいっつってるんだからいーべ」
響「わかった!じゃあそうするね!」
________
響「いただきまーす!」
母「ほいづ今日獲れたばっかの野菜だど」
響「え、プロデューサーの家って農家だったの?」
P「違うけど、庭に畑あるんだよ。かーちゃん意外と育てるの上手いんだぞ」
母「ブロッコリーだのは育てんの簡単よ」
P「あー、んだげどこえーなや」
響「なにが恐いの?」
P「疲れたって意味な」
母「じゃっぽも沸いてっと、かまがして入れ」
P「あらどうもね」
__________
P「響先に入ってきていいぞ。俺の後は嫌だろ?」
響「うん、多分何とも言えない気分になると思うぞ」
P「なんだそれ」
響「じゃあ先にお借りするね!」
P「いてらー」
響(あ、でも後でプロデューサーに入られるのもなんか恥ずかしいぞ)
響(シャワーだけにしとこう)
_________
P「ふー、いい湯だった」
響「お帰りー」
P「響、さては湯船に浸からなかったな?」
響「うん、よくわかったね」
P「湯船があんまり汚れてなかったからな」
響「別に自分そんな汚くないぞ!」
P「それはそうと、響まだ眠くないか?」
響「電車で寝たから、目ぇぱっちりさー」
P「よし、ゲームやろうぜ」
響「お、いいねー、なんのゲーム?」
P「うーん、プレステ2しかないからな、ウイイレなんかどうよ」
響「それならやったことあるぞ!自分結構上手いんだからね!」
P「お、マジか。どのくらい上手いんだ?」
響「自分完璧だし、プロデューサーなら3分でゲームオーバーだぞ」
P「ウイイレはそういうゲームじゃないんだが……まぁいい、ハードル上げて後悔すんなよ!」
響「なんくるないさー!」
_______1時間後
P「3勝3敗2引き分け……」
響「指が疲れちゃったぞー」
P「ウイイレは引き分けだな、トランプで決着だ」
響「自分トランプも強いぞ!何やる?大富豪?ババ抜き?」
P「それどっちも二人でやったらつまらんやつだ。……ポーカーで行こう」
響「よーし!」
______30分後
P「二人ともスリーカードより上の役が揃わない……」
響「今日の運は仕事で全部使い果たしたからね」
P「もういい時間だしそろそろ寝るか」
響「そうだなー」
P「布団敷いてやるよ」
響「自分でやるから大丈夫だぞ?」
P「いや、今日はぜひ俺の幼少時使ってた布団の裏地を見て欲しくて」バサッ
響「ふ、布団なのにリバーシブル!?てかなんだこれキモいぞ!」
P「ゴマちゃんをひっくり返すと王さんが出てくるんだ」
響「王さんって誰!?」
P「中華料理屋の主人だ。犬に似てるから響喜ぶと思って」
響「昨日はなんやかんやで気付かなかったけど、これに包まれて寝てたのか……」
P「じゃあそういうことだから、おやすみ」
響「おやすみー」
響「もう、プロデューサーはいっつも自分の事からかって……」
P「これも一つの愛だ」ヌッ
響「うわぁっ!?」ビクッ
響「ま、まだいたのか!?ってかどうやって後ろに!?」
P「客間は家の真ん中にあるからな、通路が繋がってるから後ろからこっそり這い寄ってみた」
響「ストーカーか!」
P「よし、今度こそ本当におやすみだ」
響「……おやすみなさい」
P(しかし、最近響をいじりすぎたか。ちょっと不機嫌になったかもしれないな)
P(明日は普通に接してやろう)
P「あ、そういえば休みとはいえプランを全く立ててなかったな。どうしようか」
P「まぁいいか、朝になったら考えよう」
P「……」
P「……zzZ」
________
チュンチュン……
P「……あー、もう朝か」
響「はいさーい!プロデューサー」
P「おはよう、起こしに来てくれたのか?」
響「うん、でも起こす前に起きちゃったぞ」
P「あ、響ちょっと頭貸してくれ」
響「頭?……わかった!プロデューサーったらまたイタズラするつもりなんだな!その手には乗らないぞ!」
P「違うよ。ほらここ、ゴミ付いてたぞ」
響「え、……ゴミ?」
P「あと寝癖もちょっとあるぞ、直しといた方がいい」
響「うぎゃー!さっき直したはずなのにー!」
響(……あれ?)
響(おかしいぞ……いつものプロデューサーなら、気付かぬうちにさらにゴミを追加してくるはず……)
響「プロデューサー、調子でも悪いのか?」
P「普通に好調だぞ」
響「あれー?」
P「体調悪そうに見えるか?」
響「いや、別に……」
P「変な響だ」
P「そうだ響、今日全くのノープランなんだけどどうしよう?夕方には新幹線乗ろうと思ってるんだけど」
響「それじゃああんまり遠出は出来ないね」
P「近場に観光スポットとかあったかなぁ」
響「別に街中ぶらぶらとかでもいいよ?」
P「そんなんでいいのか?せっかく遠出してきたのに」
響「プロデューサーのあんまりない休日なんだから、下手に疲れるより休日っぽくぶらぶらするのもいいさー」
P「それは一理あるかも」
響「それに、こないだ見て回れなかった店とか結構あるんだよね」
P「じゃあ朝飯食ったら支度して街探検だな!」
響「おー!」
_______
母「なんだがあっという間だったなや」
父「んだがら」
P「今度はいづけってくっかわがんねけど」
響「お世話になりました」
父「またいつでもきさいね」
響「うん!お父さんもお母さんもお元気で!」
母「どーもね」
P「んではね」
父「はいよー」
響「プロデューサーの家、なんかすごく落ち着けたぞ!」
P「それはよかった」
響「自分もちょっと故郷が恋しくなったさー」
P「今度沖縄がロケ地の仕事、あったら積極的に引き受けるよ」
響「ホント!?……そんなこと言って九州から沖縄までの遠泳企画とかはごめんだぞ?」
P「そんな訳ないだろ、まともな奴探すよ」
響「……あれ?」
響(やっぱりおかしいぞ……、いつもは自分が気づく前にオチをつけるのに……)
響(さてはプロデューサー、イジワルの腕が落ちたな!)
響(自分が先にオチを言っちゃったから、何も言えなくなっちゃったんだな!)
響「プロデューサーも可愛いとこあるんだね!」
P「ん?」
響(次からは手加減してやるか……)
ガタンゴトンガタンゴトン
P「……」
響(なんか遠い目をしてる……)
P(あーイジワルしたい)
ボトッ
響「あっ、携帯落としちゃったさー、プロデューサー取って来れない?」
響(さぁどう来る!)
P「……」
P「……ほれ」
響「……ありがとう」
響(ふ、普通に拾った!?)
響(何も思い付かなかったのか……そういうこともあるよね、うん)
響(……てか自分、なんでプロデューサーに意地悪して欲しがってるんだー!!)
P「?」
響(何があったか知らないけど、このほうがいいに決まってるもんね!自分もいつも通り接するぞ!)
P「今日の響は表情が激しいな」
_____□□駅
P「さて、じゃあ予定通りぶらぶらするか!」
響「おとといはアーケード街をちょっと歩いただけだったし、丁度物足りないと思ってたんだ!」
P「そういえば最近全然買い物とかしてないな」
響「夏に向けてシャツとか買っといた方がいいんじゃない?」
P「そうだな、じゃあ服屋にも行こう」
P「仕事用のワイシャツもだけど、私服も一応買っとくかな。着る機会あるかわからんが」
響「ちょっと悲しくなるぞ……」
P「まぁ腐るわけでもなし、せっかくだから二三枚仕入れるか」
響「自分が選んであげる!」
P「そいつはありがたい、ファッション雑誌なんてあんまり読まないから任せるよ」
響「うん!」
_______
P「しかし、セレクトショップとはいえ東京とあんまり品揃えは変わんないな」
響「そりゃそうさー、雑誌とかテレビでファッションなんてすぐ広がるからね!」
P「俺の周りだと去年はミリタリー、一昨年はアウトドア系が流行ってたな」
響「マウンテンパーカーとか皆着てたよね」
P「だな」
響「自分もハイキング用にトレッキングシューズ買ったぞ!」
P「どこの山登るんだ?」
響「まだ決めてないけど、真と今度登ろうって話になったさー」
響「あ、これなんかいいんじゃない?似合いそう!」
P「黒か……夏場は光吸収するからな」
響「そっかー……これは?」
P「お、いいかも」
響「合わせてみるといいさー!」
P「うーん、どうよ」
響「いいと思うよ!」
P「じゃあこれ買おう」
________
響「ついでに自分のも見てみるさー」
P「これなんかどうだ?」
響「どれどれ……あ、かわいい!」
P「だろ?いかにも響って感じのやつ」
響「てっきり子供服でも持ってきたかと思ったさー」
P「流石に子供服は入らないだろ」
響「あははー、そうだよねー」
響(……違和感を感じるぞ)
______
P「やっぱりモールは手っ取り早くていいな、お目当てが全部買えた」
響「色々お店入ってるからね、自分もさっきの買っちゃったぞ」
P「あれそんなに気に入ったのか?」
響「まーね、てかこのへんゲーセン多くない?」
P「あぁ、何でかは俺も知らないけど密集してるんだよな」
響「プリクラでも撮ってく?なーんちゃって」
P「いいぞ?」
響「えっ」
P「ただアレ、本当に別人みたいになるよな」
響「最近はそういう効果少なくするのもあるらしいけど……ホントに撮るの?」
P「お前が提案したんじゃんか、やらなくていいならやらんぞ」
響「じゃあ、どうせだから記念に……」
_______
P「なんか機種とか色々あるんだな」
響「どれも大差ないけどね。一番新しいらしいしコレにしようよ」
P「400円か、証明写真より安いな」
響「よ、よし、撮るぞ!補正は一番低くして…っと」
プリクラ「最初はアップで撮るよ!可愛く決めてね!」
P「可愛くだと……こうか!」
響「!ぷ、プロデューサー!すごい顔してるぞ!あははは!」
カシャ
響「あっ」
響「もー!プロデューサーのせいで自分も変な顔になっちゃったぞ!」
P「悪い悪い」
プリクラ「次は全身だよ!ポーズを決めてね!」
響「ほらプロデューサー、ポーズポーズ!」
P「おう!」(トリケラトプスの構え)
カシャ
響「あ、今度はなんかいい感じだぞ!」
________
P「……」
響「……」
プリクラ「出来たプリクラを取り出し口から持って帰ってね!」
P「おお、めちゃくちゃ目でかいな響」
響「プロデューサーもすごい色白になってるぞ!」
P「これ切って別けるのか?」
響「うん、あそこにハサミがあるでしょ?」
P「じゃあこれ、半分こな」
響「うん、大事にしてよね!」
P「冷蔵庫にでも貼っとくよ」
響「それはちょっと恥ずかしいぞ……」
P「じゃあ財布に入れとく」
響「えへへ、じゃあ自分もそうしよーっと」
_______
P「歩き回って疲れちゃったな」
響「喉乾いたぞー」
P「小腹も空いたしファミレスにでも入るか、奢るぞ」
響「やった!」
P「なんか凄くのどかな休日だ」
______
P「ドリンクバー2つ。あとチーズケーキで」
店員「かしこまりました」
P「響、ドリンク何がいい?」
響「お、気が利くなプロデューサー!じゃあウーロン茶で!」
P「了解」(ニッコリ
響「!」
響(待てよ……やっぱり今日のプロデューサーの態度、なんか不自然だぞ)
響(いつもに比べて優しすぎる!)
響(さては、今までのはフリ……上げて落とす作戦?)
響(ということは絶対ウーロン茶に何か仕掛けてくるはず!)
響(ふふふ、自分わかっちゃったもんね、そんな思惑通りにはいかないぞ!)
P「お待たせ」
響「あ、ありがと!」
響(残念だったなプロデューサー!全てお見通しだぞ!)
P「はいウーロン茶」
響「うん」
響(よし、ちょっとだけ飲んで何とミックスしたのか当ててやる!)
響「……」ゴク
響「……あれ?」
響「……これ、普通のウーロン茶だぞ!」
P「普通じゃないウーロン茶ってどんなだ」
響「いつものプロデューサーなら、美味しくないけど飲めなくはない微妙なブレンドをしてくる筈さー!」
P「なんだ響、やってほしかったのか?」
響「うー、そういうわけじゃないけど……」
P「ならいいじゃないか」
響「けど……けど……あっ!さてはお前、プロデューサーの偽物だな!」
P「どうしてそうなる」
響「プロデューサーはもっと嫌な奴だもんね!お前は優しすぎるぞ!」
P「なんつー言い草だ!」
響「さっさと正体を現せ!偽物!」
P「俺は俺だ」
響「うう……」
響「プロデューサーは自分のこと、嫌いになっちゃったの……?」
P「どうしてそう思う」
響「プロデューサーが意地悪すると、自分すぐ怒るから、それで嫌になったのかなって」
P「そうだったらどうする?」
響「そうだったら……う、……あ、あれ、前が見えないぞ……?」
P「何も泣くことはないだろう」
響「……だって、だって、うぇぇ……ぐすっ……」
響「自分、プロデューサーに嫌われたくないぞ……っ!」
P「……」
響「……ぐすっ……ひっく……」
P「よくぞ見破ったな!」
響「!?」
P「そうさ、俺は実はPじゃない!アイツは俺のドッペルゲンガーさ!」
響「や、やっと正体を見せたな!偽物!プロデューサーをどこへやった!」
P「食べちまったよ」
響「ひぃぃ……!?」
P「お前も食べてやろう、へへへ」
響「うぎゃーっ!!」
P「とまぁ、小芝居はここまでにして」
響「へっ?」
P「響がそんなにいじめられたがっていたとはな」
響「……あれ?プロデューサー?」
P「俺はどこへも行きゃしないよ」
響「じゃあ、本物なの?」
P「当たり前だ」
響「な、ならなんで急にちょっかい出してこなくなったりしたのさー!」
P「いやー、最近やり過ぎたかと思ってね」
P「響を不快にさせてるんじゃないかと」
響「そ、そりゃああんまりやられると怒るけど!それでも極端過ぎだぞ!」
P「じゃあ適度にならいいのか」
響「あ、いや、その……ま、まぁ好きな子は虐めたくなるって言うしね!ちょっとくらいなら許す懐の広さは持ってるぞ!」
P「マジか」
響「だからって調子に乗りすぎちゃ……ってうわっ!」ブルブルブルブル
響「なんか自分のフードが揺れてるぞ!?」
P「見てみ?」
響「なにこれ……うぎゃーっ!毛虫!!」
P「落ち着け、おもちゃだ」
響「こんなのいつ入れたんだよ!」
P「プリクラ撮ったあと。イタズラするの我慢できなくてさ、響がウーロン茶飲んでる最中に震わせてやろうかと」
響「もう、びっくりするじゃんか!」
P「適度なら許してくれるんだろ?」
響「それは……そうだけどー」
P「よし、そろそろお会計して出るぞ」
_______
P「なんにせよ、変な誤解が解けて良かったよ」
響「これからは変なこと考えないでよね!」
P「わかってる。新幹線まで時間あるし、あとは土産でも買っておくか」
響「そうだね、いぬ美達にも買って行くさー」
______
響「プロデューサー、これなに?」
P「それか?カステラのなかにカスタードが入ってるんだ」
響「美味しそうだね!」
P「事務所にはそれとずんだ餅でいいか」
響「動物達にはタンジャーキーにするさー」
P「いよいよここともお別れだな……」
響「やっぱり寂しいの?」
P「そりゃな、今度いつ帰るかもわからんし」
響「そっか……そうだよね」
P「帰って1ヶ月もしたらホームシックになりそうだ」
響「そしたら家族に電話なりなんなりすればいいさー!」
P「ああ、ありがとう響」
響「あ、そういえばさ、約束まだ覚えてるよね?」
P「もちろん」
響「じゃあさ、自分をまたここに連れてきてほしいぞ!」
P「いつでもってわけには行かないが、予定が合えば必ず連れてくるよ。てかそんなことでいいのか?」
響「すごくいい思い出になったからね!……あと、沖縄の仕事取るって言ってたのも忘れないでよ!」
P「おう、じゃ、そろそろ改札いくぞ」
響「明日からまたお仕事の日々だね!」
P「社長は上手くやってくれてるだろうか……」
響「明日皆から話聞かないとね!」
P「だな……」
________
ガタンゴトン
響「新幹線の二階席なんて初めて乗るぞ!」
P「俺も乗ったことなかったな」
響「街が遠ざかって行くねー」
P「ああ……」
P(仕事も含めて充実した3日間だったな、響の泣き顔も見られたし)
_______
P「じゃあ響、帰ったらちゃんと風呂入って寝ろよ」
響「わかってるよ、プロデューサーもね!」
P「おう……響、ありがとな」
響「何が?」
P「今回は響のお陰で帰省できたみたいなものだしな」
響「へへー、だったらもっと感謝してよね!」
P「はいはい……じゃあまた明日」
響「うん!ばいばーい!」
______翌日
P「おはようございまーす……って皆!?どうした!」
「「「「「………………」」」」」ドヨーン
春香「……あ、プロデューサーさん……おはようございます」
P「春香!?そんな生気のない目をして!一体何があったんだ!」
真「昨日、社長が1日プロデューサー代理だったじゃないですか……」
P「ああ……、悪い予感が当たったか。それで?」
美希「番組の打ち合わせで社長の隠し芸コーナーを提案したりして大変だったの」
伊織「送迎の運転、道路は常に制限速度ギリギリで荒いし……」
亜美「みんな兄ちゃんを待ちわびてたよ~!!」
P「それはそれは……」
真美「りっちゃんは鬼だし、真美達のプロデューサーは兄ちゃんしかいないよ~!」
P「必要とされることは嬉しいことだが……」
P(今日から忙しくなりそうだ)
ガラッ
響「はいさーい!」
美希「あ、響、おはようなの」
春香「三日間も収録お疲れ様ー」
響「ありがと!まぁ最後の一日はプロデューサーと遊んでただけだけ……あっ」
美希「……」
春香「……どういうことかな?響ちゃん?」
響「えっ、それはその、あは、ははは……」
P「はぁ……」
P(忙しさの他にまたひとつ、悩みの種が増えたのだった)
完
転載元
P「俺の地元で響がロケか」
http://viper.2ch.sc/test/read.cgi/news4vip/1399558894/
P「俺の地元で響がロケか」
http://viper.2ch.sc/test/read.cgi/news4vip/1399558894/
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コメント一覧 (63)
-
- 2014年12月13日 15:19
- 俺が響で地元がロケかにみえた
-
- 2014年12月13日 15:36
- 普通に面白かったって感じかな…
すらすら読めたしよかった
-
- 2014年12月13日 15:37
- がしゃーん
がしゃーん
響は可愛いなあ!!!
-
- 2014年12月13日 15:51
- 宮城いいとこ来てけさいん
-
- 2014年12月13日 16:06
- トリケラトプスの構えとかやめろwwwww
このPの実家は青森か?
-
- 2014年12月13日 16:10
- 高木社長のプロデューサー時代、担当アイドルが目を合わせてくれなかった原因はこれだったのか……
さておき普通に面白くて読みやすいいいSSだった
-
- 2014年12月13日 16:38
- >担当アイドル家に連れ込むよりも、彼女の方が敷居が低いだろ?
高校生は基本的にアウトなんですがそれは…
-
- 2014年12月13日 16:40
- 寝顔写メの落ちが足りない
-
- 2014年12月13日 16:44
- やっぱ宮城か。
-
- 2014年12月13日 16:52
- ???「くさそう」
-
- 2014年12月13日 17:07
- 東北ということしかわからなんだ。
あっ、響はかわいかったです。
-
- 2014年12月13日 17:12
- これいつだったか美希実家に連れていったとうほぐPか、もしかして
-
- 2014年12月13日 17:27
- 東北の人間だが今時訛りがキツいやつはがちで田舎のとこくらい
-
- 2014年12月13日 17:34
- 仙台民乙。
-
- 2014年12月13日 17:53
- 美希バージョンも前にあったよな
あちらはほぼ全編通して訛りまくってたが、それに比べると随分ソフトにしてあるな
ご当地Pシリーズは汎用性ありそうだし新鮮なんで、他にも読んでみたいわ
-
- 2014年12月13日 17:53
- やべぇひびきんがかわいいことしかわがんね
翻訳はよ
-
- 2014年12月13日 17:56
- 仙台市営地下鉄はJRじゃないだろ
-
- 2014年12月13日 18:24
- 何もしなくてもそれはそれでリアクションが可愛いな響、
牛タン食べたい
-
- 2014年12月13日 18:27
- なかなか良かったね。
全然判らんが山形とかそっちの方なのかな?
-
- 2014年12月13日 19:02
- プリ補正でキラッキラの瞳のPがトリケラトプスの構え取ってるの想像したらワロタ
-
- 2014年12月13日 19:06
- パッと感じた印象は山形かな?
方言がキツい…青森だったか、間違えておもさげながんす。
ずんだもち…宮城かぁーい!←今ここ
東北に行きたいけど、大阪からだと遠いんだよなぁ…愛媛の宇和島でもかなりだったのに、それ以上はバイクだとキツいで御座る
-
- 2014年12月13日 19:08
- 響かわいすぎやっぱ正妻だな
アイマスでこういう喋り方だと可奈の中の人とひなたが浮かんだわ
-
- 2014年12月13日 19:11
- 仙山線乗ってるとき読んだからワロタ
-
- 2014年12月13日 19:14
- 読みやすくていい雰囲気のSSだった
-
- 2014年12月13日 19:48
- まったくお前ら響好きすぎだな
俺も大好きです
-
- 2014年12月13日 19:51
- SS自体は面白かったんだけどさ、これ5月やん
季節感なさすぎて…w
-
- 2014年12月13日 19:57
- うむ
これはよい
-
- 2014年12月13日 20:30
- うんうん。
ほのぼのした。またこういうのおなしゃす
-
- 2014年12月13日 20:43
- 自ら外堀を埋めに行くスタイルのP
-
- 2014年12月13日 20:53
- ※3
あれ、こんなところにロボがいる…
響はかわいいなぁ!
-
- 2014年12月13日 21:08
- これscに転載されてたのか
この人のSS好きだわ
-
- 2014年12月13日 21:21
- 響は可愛いなぁ!
-
- 2014年12月13日 21:55
- 前美希を東北に連れてったSS書いた方かな?
千早verお願いします。
-
- 2014年12月13日 22:06
- 前に真のSS書いてた人…とは別人かな、焼きそばのやつ。なんとなく文体似てるけど
-
- 2014年12月13日 22:12
- 確かに松島海岸駅は間違えやすいよな…
-
- 2014年12月13日 22:28
- >P父「zipで」
言いたい事はわかる。わかるんだけどさwww
-
- 2014年12月13日 23:29
- 八木山動物園とベニーランドはわかった
温泉と滝はどこだかわからん
ちな山形住み
-
- 2014年12月14日 00:05
- 秋保大滝と秋保温泉か
鳴子と勘違いしてた
-
- 2014年12月14日 00:40
- これでP妹とかでてくる展開もアリかなと思った。
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- 2014年12月14日 00:50
- 温泉が秋保(滝は秋保大滝)だとすると「電車で一本」のとこの実家は愛子ないし錦ヶ丘かな?
あと揚げ足取りになるけど東北新幹線で2階建て(MAXやまびこ)は2年前に廃止されてるんだよなぁ…
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- 2014年12月14日 00:56
- 物足りない
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- 2014年12月14日 01:04
- トリケラトプスの構えってバキネタですか?
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- 2014年12月14日 02:51
- やはり響はM…
ほんと可愛い
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- 2014年12月14日 03:14
- ひびかわ
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- 2014年12月14日 03:36
- 制限速度ギリギリだったら安全運転なんだよなぁ
いや、面白かったよ
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- 2014年12月14日 03:52
- 今の松島ではカモメの餌やり禁止ですので悪しからず。
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- 2014年12月14日 09:08
- 読んでで宮城だって分かったよ
方言もほとんど意味が理解できてたしな
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- 2014年12月14日 09:26
- 響可愛いよ響
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- 2014年12月14日 10:33
- 宮城でも六十代より上の世代以外、意図的に言葉選ばない限りここまで方言混ぜてしゃべんねーよ。
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- 2014年12月14日 10:55
- 動物園遊園地ときて、ん? ってなったが鈍りで確信。
宮城か
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- 2014年12月14日 11:19
- 響かわいいよ響
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- 2014年12月14日 17:11
- 動物園と近くの遊園地、
「いぎなり」で仙台確定
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- 2014年12月14日 17:59
- 年末山形帰りてぇなぁ…方言似てるからなんかほっこりしたわ
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- 2014年12月15日 00:03
- 仙台だとすぐに分かったぜ。年末山形に帰ります
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- 2014年12月15日 02:24
- 宮城か…しかも東北本線、仙石線沿線。
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- 2014年12月15日 18:44
- ※40
2年前に廃止されたことを知らずにこのSS書いたイッチの心情を察して差し上げろ(良心)
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- 2014年12月17日 01:25
- 響可愛いな…珍しいSS見れて満足したから、今夜は良い夢見れそうだ(-_-)zzz
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- 2014年12月17日 10:53
- 新幹線で2時間、高速バス6時間の東北圏内→福島、宮城確定
水族館、動物園、島→宮城確定
元福島県民だけど宮城には遊びに行ってたから色々と楽しかったよー。
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- 2014年12月17日 11:17
- まぁ方言としちゃまだマシなほうでしょ。だいたいのニュアンスは伝わるし
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- 2014年12月18日 18:10
- P父「zipでくれ」
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- 2015年01月08日 01:51
- 松島水族館移転しちまうんだぜ…
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- 2015年01月19日 02:42
- Pは仙台出身か。
しかも仙山線沿線っぽい。
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- 2018年07月19日 18:36
- ひび
きん
くそ
かわ