幼馴染(♂)「くす、僕が女の子なら君に1回くらいヤラせてあげたのにな…w」
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――
―
-教室
委員長「へぇ~、連休に温泉旅行行ってたんだ。これがおみやげのかりんとう?」
委員長「ありがとう。一ついただくね」
委員長「ぽりっ」
委員長「おいしいね。幼君もひとつもらったら?」
幼馴染「あっ、僕は…もう食べたから。 ………ぇと、こいつが旅行から帰ってからもらった」
委員長「そうなんだ。あーでも羨ましいなぁ、恋人同士で2泊3日温泉旅行…ラブラブね」
幼馴染「ららっ、ラブラブ!? なわけないだろ! ていうかそもそも恋人じゃ…」
委員長「…? どうして幼君がわかるの」
幼馴染「あ…いやぁ…まぁ…なんていうか…雰囲気で」
幼馴染「だってこいつっ、女子に優しくできるような器量なさそうでしょ!?」
幼馴染「絶対考えなしにガバーって襲っちゃって嫌われるタイプだよ!!」
幼馴染「それでっ、それで…うぅ、あんなことやこんなことを…ケダモノだぁ」
委員長「そうかな…? 結構誠実よね?」
コクコク
委員長「ほら、誠実だって言ってる」
幼馴染「…」
幼馴染(むーー、どの口が言うんだ)
委員長「あっ、さては幼君。大親友が女の子にとられてヤキモチやいてるんだ」
委員長「2人はいつも一緒なんだもんね」
幼馴染「えぇ……なんでそうなるの」
幼馴染(ていうかその女…僕だし…)ドンヨリ
委員長「幼君は? 彼女さんいないの? モテそうなのに」
幼馴染「う…僕は、弱いし、小さいし…」
委員長「女子の間で人気あるよ。ペットみたいでかわいいって」
コクコク
幼馴染「君たちさぁ…」
委員長「ねぇ私もう一回、あなたの彼女さんに会いたいな」
幼馴染「え゛っ!」
委員長「なんだかね、すごく仲良くなれそうな、そんな感じがしたの」
委員長「あのときはデート中みたいでちょっとだけしかお話できなかったから」
委員長「だめ?」
幼馴染「だめっ!」
委員長「どうして幼君が答えるの。ねぇ、だめ?」
フルフル
委員長「やったぁいいんだ」
コクコク
幼馴染「あっ」
幼馴染(なに笑顔でオッケーしてんだよぉ~~~っ! 委員長だぞ委員長ッ)ふみふみふみふみ
幼馴染(このやろぉこのやろぉ、足ぺちゃんこにしてやる)
委員長「どうしたの?」
委員長「じゃあ次の日曜日でいい? お昼たべましょ」
委員長「あ、もちろん…あなたの彼女さんのほうもそれでいいならだけど」
幼馴染「……」ススッ
カンペ『ダメっていえ』
委員長「だから幼君には聞いてないでしょ」グシャ
委員長「どうしてそんなに嫌がるの?」
委員長「やっぱり…幼君…」
幼馴染「いっ」ギクッ
委員長「妬いてるんだぁ、かわいー」ナデナデ
幼馴染「……」
幼馴染(もうどうにでもなれ)
-授業中
幼馴染(あぁ憂鬱だ…知り合いと直接面と向かって話なんてしたらばれるに決まってるだろぉ…)
幼馴染(それともあいつ、誰かにバラしたいのか!?)
幼馴染(俺の彼女は女装男子です!ってカミングアウトしたいのか!?)ヒィィ
先生「おーい幼! 112ページ3行目だぞ」
幼馴染(まずいよぉ…ドタキャンするか!?)
幼馴染(でも…あいつのデジカメには僕の女装写真がどっさり…)
幼馴染(あれをみせられたりしたら…あわわわわ)
幼馴染「ううううう」
男子A「おい幼、あてられてるぞ。うーうー唸って腹でも痛いのか?」
先生「お!さ!な!い!」
幼馴染「はっ、はい!」ガタッ
先生「幼、気分が悪いなら保健室に行きなさい」
幼馴染「すみません大丈夫です…」
男子A「112ページ3行目から」ボソッ
幼馴染「サンキュー」
男子A「へへへ///」
幼馴染「えっと…――――」
幼馴染(はぁ女装はじめてから悩みが増えすぎだよぉ…)
――――
――
―
幼馴染「作戦会議をします!」
幼馴染「そこっなんで笑ってる」
幼馴染「その前にみかんたべよっか」
むきむき
幼馴染「まいったよ。委員長の行動力には」
幼馴染「僕隠し通せる気がしない」
むきむき
幼馴染「はむっ」
幼馴染「委員長さぁ、疑ってない? 僕のこと。そうでもない?」
幼馴染「あーあー、もうちょっと丁寧にむきなよー」
幼馴染「貸して」
むきむき
幼馴染「白いの取る? 取ったほうが甘いから取るよ」
むきむき
幼馴染「はい、どうぞ」とん
幼馴染「……あーんはしないぞ。いま女装してるわけでもあるまいし」
幼馴染「あと今日はしないからな」
幼馴染「しーなーいーーーやーだーー」
幼馴染「髪にさわるな」ふりふり
幼馴染「えっと、まじめに委員長をごまかすための案を考えて」
幼馴染「というか君が『やっぱりダメ』って言えば済む話だろ!」
幼馴染「そんなにひきあわせたい理由って何…」
幼馴染「じ、じまん…?」
幼馴染「なの…?」
幼馴染「意味分かんない意味分かんない!! やだよぉ!!」
幼馴染「くらえみかん爆弾」ぼこっ
幼馴染「もうしらない! 僕ひとりでなんとか切り抜けてやるから!」
幼馴染「勝負だ! もしバレなかったら僕の勝ち! 言うこと一つきいてもらうからな」
幼馴染「ただし! 絶対カミングアウトはするなよ! それはズルだからね!」
幼馴染「僕のことをほのめかすのもなし! いいね!?」
ガチャ
母「なにさわいでるのぉ?」
幼馴染「あっ」
母「あら馴染君。ひさしぶりね」
幼馴染「どうも…」
幼馴染(よかったー髪の毛うしろで結わえてて)
母「ゆっくりしていってね」
母「あ、そうそう。馴染君はもうしててるかもしれないけどぉ」ニヨニヨ
幼馴染「…?」
母「こいつ最近彼女できたのよ~、もう馴染君くらいちっちゃくてくりくりしてて可愛くて」
母「でも恥ずかしがり屋さんだからすこしもお話したことないの。いつもそそくさ帰っちゃうのよ」
母「会ったことある?」
幼馴染「い、一応…」
幼馴染(鏡の向こうで)
母「馴染君も彼女できた?」
幼馴染「…ううん、まだ」
母「がんばれ☆」
幼馴染「うん…そうだね。がんばる」
母「あ、なにかしてる途中だったのね邪魔してごめんなさい。あんまり騒いじゃだめよ?」
幼馴染「はぁい」
母「によによ」
幼馴染「まだなにか?」
母「ふたりがまだ仲良いみたいで嬉しくなっちゃって。これからも変わらず仲良くしてやってね」
幼馴染「うん」
幼馴染(もう僕は戻れないとこ一歩手前まで変わってるんだけどな…)ハァ
幼馴染「……行ったか」チラッ
幼馴染「君のママも変わらないね」
幼馴染「ってなに笑いを堪えてるんだ」
幼馴染「まさか君…?」
幼馴染「言ってないなら良し。言うなよ」ビシッ
幼馴染「さてと。今日は女装グッズいっぺん全部持って帰ろうかな」
幼馴染「なぜ泣く」
幼馴染「大丈夫! 別に捨てたりなんかしないよぉ。ちょっと徹底的にお洗濯したりするだけ」
幼馴染「それにこれは勝負だから!」
幼馴染「見てろ!」
――――
――
―
-幼家
幼馴染「これはダメ。これも…ちょっと野暮ったいな」
ばさっ ばさっ
幼馴染「この服は…この季節には寒いか」
幼馴染「旅行のときの服でもいいんだけど…うーん」
幼馴染「困ったな。こうして着てきた服を振り返ってみると、どうも若干男っぽい」
幼馴染「なんていうか…男の趣味がつまってる感じがする」
幼馴染「これじゃ委員長に会った時、もしかしたら僕を連想されてしまうかもしれない」
幼馴染「ちょっとインターネットで服でもみてみようかな」
カチ… カチ…
幼馴染「へー、こういうのもレディースなんだ」
幼馴染「わっ、これ可愛いな…! それにあったかそー」
カチカチ
幼馴染「…3万円…也」
幼馴染「たかいぞ」
幼馴染「どうする」
幼馴染「無理だ…」
幼馴染「あいつに頼んだら買ってくれないかなぁ…僕お金ないし」
幼馴染「はっ、なぁにを言ってるんだ恐ろしい」
幼馴染「それにインターネットじゃサイズや生地がよくわかんない」
幼馴染「やっぱりモールに見に行こうかな」
幼馴染「これは勝負なんだ僕の力でなんとかする」
幼馴染「問題はお金…女の子の服は意外に高い…」
幼馴染「……背に腹は代えられないか」
コンコン
幼馴染「ねぇねぇお姉ちゃん」
馴染姉「お? どしたー」
幼馴染「なんでもするからお小遣いちょうだいっ」
馴染姉「……どした?」
幼馴染「お金がいるの! どうしてもっ」
馴染姉「んーー、じゃあ」
幼馴染「…」ドキドキ
幼馴染(絶対ろくなこと言わないぞ)
馴染姉「昔みたいにお姉ちゃんの抱きまくらになりなさい。冬場ずっと」
幼馴染(ほらね)
――
―
幼馴染「なんとか工面できた!」
幼馴染「かわりに身を売ってしまったけど…しかたないしかたないんだごめんねぇやむを得なかったの」
幼馴染「一体誰に謝ってるんだ僕は…」
幼馴染「よぉし、さっそく着替えて街にいくぞー」ぬぎぬぎ
馴染姉「ねぇ!」ガチャ
幼馴染「……」
馴染姉「……」
馴染姉「……ごめんね、着替え中だったね」バタン
幼馴染「こういうこともあろうかとボーイッシュ系をもっておいてよかった…」
幼馴染「これならユニセックスだし、そうそう感付かれないはず」
幼馴染「セーフ…!」
幼馴染「当日の着替えは用心しなきゃなぁ。念のためどこか街のトイレで着替えよっかな」
幼馴染「そういえば、自分の意思で女装するのははじめてかも…」
幼馴染「…」ドキドキ
幼馴染「ふんだ。これは買い物にいくだけなんだから」
幼馴染「ノーカウントだよ。ユニセックスだし!女装じゃない!」
馴染姉「あんたさぁ」ガチャ
馴染姉「なんかひとりごとおおくない!?」
馴染姉「あ、似合ってんじゃん。そんな服もってた?」
幼馴染「…買った」
馴染姉「それでお金ないんだ! 納得!」
馴染姉「でもさぁ、その帽子はたぶん女物だからやめといたら?」
幼馴染「これぇ…? そうなの?」
馴染姉「そのキャスケット、駅前の服屋で買ったでしょ?」
幼馴染「…」ビクッ
馴染姉「ま、似合ってるからいいのかな? わかんないやあんたどっちつかずだし」
幼馴染(ついてるって…)
幼馴染「で、なんの用さ…僕でかけるよ」
馴染姉「外いったらついでにルーズリーフ買ってきて」
幼馴染「はぁい。いってきまー」
-街
幼馴染「はー女装してひとりで出歩くのって勇気いるなぁ…」
幼馴染「…」キョロキョロ
幼馴染「いつも以上に視線を感じるような、気のせいのような」
幼馴染「あいつの体に隠れてこそこそしてるほうが良かったな…」
幼馴染「誰にも知り合いに会いませんように…会いませんように…」
幼馴染「よしっ」
幼馴染「まずは…いつもの下着屋さん」
カチャ――
店員「いらっしゃい。あ、久しぶりね」
幼馴染「…」ペコッ
幼馴染(この空間には何度来ても慣れない)
幼馴染(あとこの下着屋のお姉さんにも…)
店員「今日もかわいいねー」
幼馴染(すいませんすいません僕はほんとは男なんです)
幼馴染「あのっ、あの」
店員「どんなのを探してるの?」
幼馴染「ぁ…その…」
幼馴染(言うぞ…言うぞ…)ゴクッ
店員「かわいーー、この帽子」なでなで
幼馴染「あぐ…えへへ」
幼馴染(出鼻をくじかれた)
幼馴染「カップ付きの…キャミ」
店員「ブラカップ? …そうね、いいかも」
店員「前おすすめしたときは買わなかったけど、やっぱりほしくなっちゃった?」
幼馴染「…」コクッ
幼馴染(だって胸元が膨らむとか絶対ごめんだったし…)
幼馴染(だけど、日曜日は…絶対バレちゃいけないんだ)
幼馴染(プライドを捨てて、胸をおおきくみせてでも、僕は誤魔化し通してみせる)
店員「じゃあこれ。つけてみて」
店員「試着室どうぞ♪」
幼馴染「はい」
-試着室
幼馴染「うわっ、なんだこのキャミ」
幼馴染「パッド…おもったよりしっかりしててすごいな」
幼馴染「こんなの…めちゃめちゃ詐欺じゃん」
幼馴染「ほら僕でも…貧乳くらいには…」
幼馴染「…」
鏡「…」
幼馴染「…うん」
幼馴染「世の中の女子はこんなものをつけてるっていうのか…」
店員「どう?」
幼馴染「いい感じ…です」
店員「うん♪ そのブラキャミ小中学生にすごく人気あるからおすすめだよ」
幼馴染(小中…)
店員「締めつけ感もなくていいでしょ?」
幼馴染「はい。これください」
店員「じゃあ値札とタグだけ失礼して…」チョキ
店員「2600円です」
店員「また来てね」
―――
――
―
幼馴染「すごい…僕におっぱいが…」
幼馴染「…」ふにっ
めこ
幼馴染「ま、カップの下は何もない空間だけどさ…」
幼馴染「あとは、お化粧品を少し買って。靴と、アクセサリーと、服を適当に」
幼馴染「よし、よしっ」
幼馴染「これは勝ったな。胸もあるし、僕自身、鏡に映る僕をみて一瞬誰かわからないほどだ」
幼馴染「いひひ、言うことひとつ何きいてもらおかなー」ニコニコ
幼馴染「今日の分のお買いもの代だしてもらおっかなー」
幼馴染「そしたらお姉ちゃんにお金返して抱きまくらの刑を回避できるしなー」テクテク
大学生A「なぁなぁ君!」
大学生B「いまヒマ!? ひとり?」
大学生C「ちょっと時間くれない?」
幼馴染「…?」
幼馴染「…ぇ、あの」
大学生A「あ、ごめんびっくりしたよな」
大学生B「俺らそこの私大のさ、地域研究サークルってもんなんだけど」
幼馴染「サークル…」
大学生C「まぁ部活みたいなもん」
大学生B「んで、サークルの出しもんで、”我が街の美少女時計”っての作ってんだ」
幼馴染「…?」
大学生A「あぁ、えっと。おいタッチパッド見せてあげて」
大学生B「こういうの。女の子が時計をもって時間をおしえてくれるんだ」
幼馴染「はぁ…」
大学生C「一枚だけでいいから写真とらせてくれない!? おねがいっ!」
大学生A「あと数人でノルマおわるんだよ」
幼馴染(よくわかんないけど…まぁいっか)
幼馴染「いいですよ」
大学生A「おお!」
大学生ABC「いえーい」パチン
大学生C「じゃあこのボードもって、ここの手すりでいいや、腰掛けて笑って」
幼馴染「はい」
幼馴染(こんなのでいいのかな…ていうか僕でいいのかな?)
大学生C「スマイル」
幼馴染「…」ニ、ニコ…
パシャ
大学生A「おっけー可愛い! ごめんな時間ありがとう」
大学生B「なんも謝礼だせないけどよければ学祭きてくれな。展示とかあるから」
幼馴染「え゛っ展示!?」
大学生A「だめ…かな?」
大学生A「とった人の写真をパネルにするつもりなんだけど…」
大学生C「だめなら写真消すよ」
幼馴染「あー…えっと…いいですよ」
幼馴染(まぁいっか。僕以外にもいっぱい撮ってるみたいだし)
大学生A「ありがとな! よし次行くぞ」
大学生B「これうちらのサークルの名刺」スッ
幼馴染「ども…」
大学生B「モデルさんには当日ドリンクサービスするからよければきてね!」
幼馴染「大学生は大変だなぁ…」
幼馴染「名刺ってちょっとかっこいいかも」
幼馴染「どれどれ…×○大学地域研究会」
幼馴染「……」
幼馴染「……ん」ダラダラ
幼馴染「これ、お姉ちゃんが行ってる大学だ…」
幼馴染「やば」
幼馴染「大丈夫…かな…?」
-日曜日-朝
幼馴染「よしっ、お姉ちゃんは学祭で朝から家に誰もいないし」
幼馴染「入念な準備をして戦いに臨めそう!」
幼馴染「…」ごそごそ
幼馴染「えへへ…ヘアスプレーつかうのはじめて」シューー
幼馴染「ママの化粧台あったよかった」
シュッ シュッ
幼馴染「髪の毛こんなもんかな」
幼馴染「帽子かぶったら崩れる…? 大丈夫そ」
幼馴染「口紅は…デパートで選んでもらったやつを薄くぬったらオッケー」
幼馴染「…どうだっ」
全身鏡「…」ニコッ
幼馴染「えへ……これは、良い線いってるんじゃないか…?」
幼馴染「うん…我ながら…満足というか、いままで以上に女の子っぽいような」
幼馴染「口元に手置いてみたりして」
全身鏡「…えへ」
幼馴染(虚しくなってきた)
幼馴染「あ、時間せまってるな。よしっ、よしっ、もう行こう!」
幼馴染「トイレ済ましていこっと、あとお茶も入れてこ」
幼馴染「忘れ物は大丈夫かな?」
幼馴染「メールチェック。あいつもう家でたのか。早いな…」
幼馴染「僕も急がなきゃっ」パタパタ ドタドタ
-待ち合わせの公園
幼馴染「きひひ…いたいた」
幼馴染「ずっと携帯いじっちゃって。僕からの返信待ちかな?」
幼馴染「よし、後ろからちかづこ」コソコソ
幼馴染「だ~れだ♪」
幼馴染「えへへそう僕だよっ」
幼馴染「どう?」くるっ
幼馴染「びっくり?」
幼馴染「どうしたの? 固まっちゃって」
幼馴染「な!? これはもう僕の勝ちでしょ!?」
幼馴染「今日はバレないように女の子らしく振る舞ってあげるからね」
幼馴染「おーい、どうしたー」
がばっ
幼馴染「ぎゃっ」
幼馴染「あ゛ー!あー!! だめっ、なにやってんだこんなとこで」
幼馴染「人目が…」
幼馴染「あの…目がすわってて怖いですケド」
幼馴染「どぅどぅ。ちょっと落ち着いてよ」
幼馴染「僕がグレードアップしたのがそんなに嬉しい? 変態だなぁ」
幼馴染「なんだよその獲物を追い詰めるような腕の動きは」
がばっ
幼馴染「甘いっ」サッ
幼馴染「えいっ」ボカッ
幼馴染「ばぁか。昼間の公園だぞ…」
幼馴染「次はこのタンブラーでぶんなぐる!」
幼馴染「はい行くよ」
幼馴染「んっ」スッ
幼馴染「手」
幼馴染「君の彼女なんだろ…今日一日は…」
幼馴染「特別だからな…」
幼馴染「委員長は駅だっけ?」
幼馴染「ねぇもうちょっと口調柔らかくしたほうがいいと思う?」
幼馴染「いつもの僕丸出しじゃやばいよね?」
幼馴染「おほん、おほん、声もちょっと高めを意識しとくか…」
幼馴染「きゃぴきゃぴ系がいい? 嫌なの」
幼馴染「んー、なんとかするよ」
幼馴染「はぁぁぁ緊張してきた…」
幼馴染「そりゃそうでしょ。仮にも友達を騙そうっていうんだから」
幼馴染「バレたら委員長おかんむりだよ」
幼馴染「絶対変態って言われる…」
幼馴染「…あっ、委員長いた。あっち立ってる」
幼馴染「呼んできて。僕待ってるから」
幼馴染「ほら行ってよ」
幼馴染「……」
幼馴染「すぅーはぁーーー」
幼馴染「バレませんようにバレませんように」
幼馴染「神様、おねがいだよ」
幼馴染「今日だけでいいから、僕を完璧な女の子にして…!」
第四部完!!
――――
――
―
委員長「こんにちは。ひさしぶりだね覚えてる?」
委員長「ほら。えっと夏の終わりくらいに一度駅前で…」
幼馴染「…」ペコッ
幼馴染(なるべく口数少なく乗り切ろう)
幼馴染(フフフ。見た目じゃこれが僕って気づけないでしょ?)
委員長「おぼえててくれたんだ嬉しいな」
幼馴染「…」ジィー
幼馴染(委員長の私服…女子力高いな)ジィー
委員長「どうしたの?」
幼馴染「う、ううん…なんでも…。行きませんか?」
委員長「でもまさかあなたにこんな可愛い彼女さんができるなんて思わなかったわ」
委員長「なんだかクラスでは寡黙なイメージで」
幼馴染「そう…なんですか…」
委員長「ふたりきりのときはどんな話をするの?」
幼馴染「えと…うーんと、ゲームとか」
委員長「ゲーム好きなの?」
幼馴染「うぇっ、あっ、はい…この人の影響で」
委員長「仲睦まじくていいなぁ」
幼馴染(あぁああ会話のシミュレーションもしとけばよかった~)
委員長「着いたよ。ここのランチビュッフェを予約してたの」
委員長「時間はたっぷりあるからいろいろな話きかせてね」
――――
――
-店内
幼馴染「えっ、これ全部食べ放題!?」
幼馴染「わわっ、僕ローストビーフとチキンステーキ!」
委員長「僕?」
幼馴染「…っ!」フルフルフル
幼馴染「私、お野菜が好きなんです。えへへへ」
幼馴染(女子って野菜すきだよね…?)
幼馴染「君もなんかフォローしろっ」ボソッ
幼馴染「し、しかたないだろっ、つい浮かれちゃうのは男子として当然だぞっ!」
委員長「ふたりともたくさんお皿に取るんだね」
カチャカチャ
幼馴染「…」もぐもぐ
幼馴染(おいひ~~)
幼馴染(来てよかったな~~~)
幼馴染(委員長もぜーんぜん気づいてないみたいだし。ちょろいちょろい)
幼馴染(僕の女装って同年代の女子の目を欺けるほど完璧だってことだよね!)
委員長「ねぇ、ふたりは付き合ってどれくらいになるの?」
幼馴染「ぶふぉ」
幼馴染「え゛…イヤ…付き合ってるというか…えと」
委員長「付き合ってないの? 付き合ってるって言ってるよ?」
幼馴染(うーーー。我慢だ我慢…今日一日は僕は彼女"役"…)
幼馴染「えっと、夏くらいから…」
委員長「へぇそうなんだ。どこで知り合ったの?」
委員長「付き合ったきっかけは?」
委員長「学校はどこ? うちの学校じゃないよね?」
委員長「学年は?」
委員長「兄弟姉妹とかいるのかな」
委員長「血液型は? 誕生日は?」
委員長「好きなテレビとかある?」
幼馴染「うぅぅぅあああ~~~」ぐるぐるぐる
幼馴染(練り込みが甘かった…)
幼馴染(そうだ、僕は架空の女子なんだ。僕のプロフィールとは別に用意しないとだめなんだ…)
幼馴染(た、助け船を…)チラッ
もぐもぐもぐもぐ
もぐもぐもぐもぐ
幼馴染(こんにゃろー彼女のピンチになにのんきに食べてんだよぉ)
幼馴染(クゥ~! 勝負なのはわかってるけどっ!)
幼馴染(バレたら君だってド変態の烙印を押されるんだぞぉ…わかってのかぁ)
幼馴染「ぼk…わっ、私は、その、あの」
委員長「?」
幼馴染「あんまり、おしゃべり…とくい、じゃ、なくて…あのっ」ショボン
幼馴染(うわぁ…ちょっと苦しいな)
委員長「そうなんだ。ごめんねいきなりいろいろ聞いちゃったりして」
委員長「少しずつお話していきましょ」
幼馴染「は、はい…」
幼馴染(隣でめちゃくちゃ笑ってる奴がいる……むかっ!)
委員長「じゃああなたのほうから告白したんだ」
委員長「こんな可愛い子つかまえるなんて、すごいね」
委員長「ううん。いつもあなた親友の幼君と一緒にいるから」
幼馴染「!」ドキッ
委員長「同世代の女の子に興味あるのかなーって思ってた」
委員長「でも安心ね」
委員長「普通の男の子だったんだね」
委員長「でも、いくらなんでもまだ半年もたたないうちから温泉旅行は…ちょっとやりすぎじゃない?//」
委員長「みんなそんなもんなのかな?」
幼馴染「あっ、そ、それは…なりゆきで…」
委員長「なりゆきで2泊3日もふたりきりで温泉旅行行っちゃうんだ…」
委員長「お盛んなのかな?///」
幼馴染「ぶっ、い、委員長…!?」
コクコク
幼馴染「~~ッ!」
幼馴染(なに勝手に頷いてるんだこのー)ふみふみふみふみ
委員長「…ちょっ、何? 机が揺れてる」
委員長「私、すこしお手洗いにいってくるね」
――
―
幼馴染「ぷはぁ息が詰まる…っ」
幼馴染「もうバレてるんじゃないか…委員長の笑顔が怖い…」
幼馴染「なあバレてたらどうする!?」
幼馴染「このまま誤魔化しつづけるより、いっそのことカミングアウトしたほうが気が楽じゃないか!?」
幼馴染「もう勝負は僕の負けでもいいからさぁ」
幼馴染「なんだか、知り合いをだますのって思った以上に胸が痛いよ」
ふに ふに
幼馴染「胸の話したからって胸をさわるなぁ! ここレストランだぞっ!!」
幼馴染「え? ふ、ふくらんでるのは…パッド入ってるからだけど…」
幼馴染「それの何が悪いの」
幼馴染「僕だって必死だったんだからね」ぷいっ
幼馴染「買うの…恥ずかしかったんだから…あんま勝手に触らないで」
なでなで
幼馴染「あっ頭も撫でなくていいから……ふぁっ// いいってばぁ…」
委員長「ただいま」
委員長「私がいなくなった途端いちゃつくなんて。やっぱり仲良いんだね」
幼馴染「あっ」
委員長「ごめんね。お手洗い出た後、遠目でちょっと見てたの」
委員長「何処に行っても、ふたりはかわらないんだね」
委員長「いつも一緒で楽しそう」
幼馴染「え……い、委員長…?」
委員長「幼君。でしょ?」
幼馴染「…っ」フルフルフルフルフルフル
委員長「わかるよ。クラスメートの声と顔はちゃんと覚えてるもの」
委員長「私、学級委員長だから」
幼馴染「う…」
委員長「それに、二人のことはずっと見てたから。なおさらね」
幼馴染「ごめんなさいっ」ガンッ
委員長「謝らなくていいよ? 私もわかってて意地悪な質問してごめんね」
幼馴染「ごめんなさいごめんなさいっ」ガンッ ガンッ
幼馴染「うるひゃい! 笑ってないで君も謝れっ」
ガンッ
委員長「……あの、ほんとに謝る必要なんてないのよ?」
委員長「だって、趣味なんて人それぞれ好みがあるでしょ?」
幼馴染「え…許してくれるの? 委員長を騙してたのに」
委員長「騙してるようにはみえなかったけどなー」
幼馴染「う゛…結構バレバレってこと…?」
委員長「知り合いはさすがにね?」
幼馴染「ぼ、僕…ほんとはこんなつもりじゃ」
委員長「いいのよ恥ずかしがらなくて。誰にでも秘密はあるもの」
委員長「でも嬉しいな。まさか幼君たちが同志だったなんて」
幼馴染「同志…?」
委員長「好きなんでしょ? コスプレ!」
幼馴染「えう…?」
委員長「すっごい気合入ってるよねこれ。○○○に出てくる×××に似せてあるんだね」さわさわ
幼馴染「は…」
委員長「かわいーー似合ってるよ!」
幼馴染「いや、なに…」
委員長「これみて。私のスマホの写真!」
幼馴染「わっ」
委員長「これね! 私なの!かっこいいでしょ? 去年イベでした新○組の沖田総○のコスプレ!」
幼馴染「…」
幼馴染(お、おい…どういうことなんだ)ゴスゴス
幼馴染「委員長って眼鏡はずしたらこんな感じなんだ…」
委員長「そうなの! この時はちょっとメイクもしてるよ」
委員長「でも私はさすがにイベ会場内が限界かなぁ」
委員長「幼君みたいに完全に普段からなりきるのは…ハードル高いかも///」
幼馴染「……」
委員長「あ、ごめんね。私ばっかり喋って」
委員長「女装コスするレイヤーさんはじめて見ちゃってちょっとテンションあがっちゃった!」
委員長「だって可愛くて似合ってるなんてほんとのほんとにまれなんだもん!」
委員長「で、幼君、ものは相談なんだけど」
幼馴染「な、なに…」
委員長「今度一緒にイベントでてくれない!?」
委員長「いいのー? ありがとー」
幼馴染「おいっなんで勝手に返事してるんだ」
委員長「もちろん2人セットでね」
委員長「い○ぼくのコスなんてどう!?」
委員長「あなたが執事役で、幼君がお嬢様。体格的にもちょうどいいと思うの」
幼馴染「やだって言ったら…」
委員長「断るの?」
幼馴染「…!」ゾゾッ
幼馴染「…や、やります」
委員長「よかったー」
委員長「じゃあ今度の放課後家庭科室に来て!」
委員長「裁縫部という名のコスプレ研究部やってるから、一緒に衣装つくろうね」
幼馴染「……はい」
委員長「やったっ戦力アップ」
委員長「2人が来てくれたらイベントももっと盛り上がるとおもう! ほんとありがとう!」
――――
――
委員長「じゃあまたね! ふたりとも、今日はたのしかったよ! ばいばい!」
幼馴染「ばいばい」
幼馴染(委員長、絶対こうなることわかってて今日の約束とりつけたな…)
幼馴染(つまり初女装のあの日から僕らは委員長の獲物だったと…)
幼馴染「なぁ!!」ガシッ
幼馴染「バレちゃったぞ!」
幼馴染「どうする!!?」
幼馴染「え僕の負けって? そんなのわかってらい!」
幼馴染「そうじゃなくてーー!!」
幼馴染「秘密が…どうしよ、委員長の口から他の人に漏れたらもう僕は学校にいけなくなっちゃう」
prrr
『同志の情報は絶対に漏らさないから、2人は安心してコスに取り組んでね!』
『応援してるからねっ! がんばれ!』
ブツッ
幼馴染「あぁぁ…」
幼馴染「女子って怖い」
なでなで
幼馴染「いいよ…そういうのは。慰めにもならない」
幼馴染「ねぇ委員長との約束のイベントが終わったら、もうやめないか…」
幼馴染「だいたいコスプレじゃないし…これ」
幼馴染「やっぱりいけないことだったんだよ」
幼馴染「はぁ。またそうやって血の涙を…どうやってるんだそれ」
幼馴染「ていうかそんなに僕の女装が好きかーーー!!」
幼馴染「う~~っ/// 即答されると、反応にこまる」
幼馴染「だけど、僕はもう限界なんだ」
幼馴染「これ以上日常にスパイスを加えると取り返しがつかなくなっちゃうよ」
幼馴染「君なら、僕の気持ちわかってくれるよね…?」
幼馴染「この服も、せっかく買ったけど、古着屋に売ろうかな」
幼馴染「やだって言われても…」
幼馴染「僕、おかしくなってたんだ」
幼馴染「図に乗ってたよ。自分が本気でかわいい女の子のように振る舞えてるって思ってた」
幼馴染「だけどだめだね…」
幼馴染「知り合いがみたら一発だよこんな気持ち悪い格好」
幼馴染「うっうっ…」
幼馴染「ごめ…。なんでもない」
ぐいっ
幼馴染「えっ、ちょっ、どこにつれていくの」
-公園
-男子トイレ
幼馴染「これに着替えるの? …なんか、ダサいなぁ」
幼馴染「…いまのこれは僕らしくないって?」
幼馴染「そっか」
幼馴染「僕、期待にこたえようとしすぎたんだね」
幼馴染「ごめん勝手なことして」
幼馴染「やっぱり、慣れない格好はダメだね!」
幼馴染「うん。僕は完璧なレディーにはなれなかったよ」ぬぎぬぎ
幼馴染「メイクも落としてくる」
ばしゃばしゃ
幼馴染「ふーすっきりしたぁ」
幼馴染「んーーーはぁ」ノビー
幼馴染「着替えて落ち着いた!」
幼馴染「ありがと。こんな服もちあるいてたんだ」
幼馴染「動きやすいし、いい感じ」
ぎゅっ
幼馴染「ふぁっ…あっ…何?」
幼馴染「……うん。……うん。そっか…心配かけてごめん」
幼馴染「僕の負けだね」
幼馴染「言うこと一つ。聞かなきゃね♪」
――――
――
-駅前
幼馴染「で!」
幼馴染「なんで一日中デートなんかしなきゃいけないんだ」
幼馴染「たしかに言うこと聞くって言ったけど!!」
幼馴染「せいぜいジュースおごるとか…宿題かわりにやるとか…」
幼馴染「う゛ーー」
幼馴染「人通りが多くて、視線が…」
幼馴染「ほらっ、今は女装としては始めた頃みたいに中途半端でしょ!?」
幼馴染「そのほうがいいって? スリルと背徳感をたのしむべきぃ!?」
幼馴染「っ! 君がっ! ひとりで! 女装! すればいいだろ!」ふみふみふみふみ
幼馴染「ごめん。さすがに踏みすぎた」
幼馴染「軽いからノーダメージ……?」
幼馴染「くやしい!」
幼馴染「もっと君が痛がるのを考えとく」
幼馴染「なにがご褒美だ…」
幼馴染「僕が女装なら、君は首輪とリードをつけて犬の散歩でもしてやろうか」
幼馴染「わんって言ってみろ! わんって!」
幼馴染「わっ、結構かわいい声でるんだねぇ…ものまねうまっ」
幼馴染「僕猫うまいよ。きいててね」
幼馴染「…ゴホン、あーあー。ま~~お」
幼馴染「ね?! これお姉ちゃんに仕込まれた」
幼馴染「あれ、なんの話してたんだっけ。まぁいいや行こうよ」
幼馴染「どこ行こっか? モールのいっぱいお店あって目移りしちゃうよね」
幼馴染「夕方だから結構混み始めたなぁ」
幼馴染「>>609に行くの?」
お姉さんナイスすぎwww
家具屋
幼馴染「なぜ家具……」
幼馴染「勉強机でも買い換えるの?」
幼馴染「君ずっと僕とおそろいのアレつかってるもんね」
幼馴染「僕さ、昔机にシールベタベタ貼っちゃったのまだ残ってるよ」
幼馴染「いいよ。行こっか」
――――
――
―
-インテリアショップ
幼馴染「みて、このベッドふっかふか」ぼふぼふ
幼馴染「試しに寝てみてもいいんだって!」
幼馴染「どうぞどうぞ」
幼馴染「え? 僕が試すの?」
幼馴染「…よいしょっと」もふっ
幼馴染「うーん、沈む」
幼馴染「んにゅ…もうちょっと硬い方が好き」
幼馴染「……きゃっ、ちょっ君は来なくていいからっ!!///」
ぼふっ
幼馴染「うあっ」
幼馴染「…な、なにしてんだよぉ…店員さんにみられちゃうよ」
幼馴染「こんなとこで…やめてよ」
幼馴染「家ならいいってわけじゃないけど…」
幼馴染「やぁだぁ」
幼馴染「手首離して…」
幼馴染「あっ、足音する…来ちゃうよ誰かきちゃう」
幼馴染「お店でこんなことしてたら変態だとおもわれるよ」
幼馴染「降りてってば」
幼馴染「はふぅ…耳、くすぐった」
幼馴染「あっ、だめ…なんで、急に」
幼馴染「だめーー!」げしっ キーン
幼馴染「はぁ…はぁ…」
幼馴染「僕ひとりで回る」
幼馴染「君はしばらくのたうち回ってるといいよ」
幼馴染「…ったく///」
幼馴染「もうしらないんだから」
幼馴染「ケダモノ」
幼馴染「変態」
幼馴染「さっきはちょっとカッコイイなっておもったのに、もうだめだね」
幼馴染「ばいばーーい。……。置いてくからねー」
幼馴染「……あれ、本気で痛がってる?」
幼馴染「ご、ごめん」
幼馴染「同じ男としてやってはいけないことをしてしまった…」
幼馴染「不能になったら僕のをわけてあげるよ…」
幼馴染「じょ、冗談だよ。なんで一瞬欲しがった」
幼馴染「立てる? さぁいくよ」
幼馴染「僕は悪くない」
幼馴染「君の魔の手から逃げだそうと膝をあげたらたまたま君のアレがあっただけ」
幼馴染「たまたまだけにたまたまって……っ///」イラッ
幼馴染「ふんっ!」げしっ
幼馴染「行くよ」
―――
――
―
幼馴染「リビングのコーナーだね」
幼馴染「小さめのおこた欲しいよね」
幼馴染「みかん食べながらぬくぬくしたい」
幼馴染「君の部屋ちょっと寒いよ。古い建物だから」
幼馴染「かといってエアコンもきったないし。フィルターカビだらけだったじゃん」
幼馴染「僕あの部屋きらーーい」
幼馴染「すねるなよぉ…たまに掃除してやってるの僕だぞ」
幼馴染「だからおこた買おうよ! ミニ炬燵!」
幼馴染「これがあれば冬もへっちゃら」
幼馴染「だよね?」
幼馴染「買って♥」
幼馴染「だめ?」
幼馴染「一緒に入れるよ? 大丈夫僕蹴ったりしないよぉ」
幼馴染「……は? スカート履かせてもこたつに入れば見えなくなる?」
幼馴染「うるさいうるさいっ」
幼馴染「じゃあ僕が買って自分の部屋でひとりで楽しむから!」
幼馴染「……」チラッ
幼馴染「ありがと~。ミニだからそんなに高くないよ」
幼馴染「あとは欲しいもんある?」
幼馴染「…どしたー?」
幼馴染「なに真剣に考えてるの」
カタカタカタカタ
幼馴染「電卓…?」
幼馴染「ちょっ、なんの計算してんのさ。おこたはナナキュッパだよ7980円!」
幼馴染「…ほかにもいろいろ買うことにしたって?」
幼馴染「なんでさ、家具なんてそろってるじゃん…」
幼馴染「…え?」
幼馴染「一緒に暮らす…? 同棲…?」
幼馴染「ややこしい言い方するなルームメイトって言え」チョップ
幼馴染「そんな必要ないよ」
幼馴染「別に家から学校通えるし…」
幼馴染「部屋なんて借りたらお金の無駄でしょ」
幼馴染「そういうのは…もうちょっと経ってからでいいんじゃないかなぁ」
幼馴染「僕らにはまだ早いよ」
幼馴染「ま、進学したら考えとくよ! ふふふふふ」
幼馴染「しょぼくれないでよ、君だって本気じゃないでしょ」
幼馴染「本気なのか…」ドンビキ
幼馴染「そ、そういうのはさ…もっと僕らが…」
幼馴染「う、ううんなんでもないよ」
幼馴染「いこっ」
幼馴染「もうおこたの注文したからいいでしょ」
幼馴染「え~まだみたいものあるの~? 僕ちょっと座って休憩を…」
幼馴染「あーもー行くからひっぱらないでぇ…」
――――
――
店員「そうですね~、こちらの商品はカップルの方には大変人気ですのよ」
店員「やはり通常サイズの枕をベッドに2つをならべるとどうしても寝てる間にずれてしまいますので」
店員「しかしこの超長枕ならずれることなく朝までお二人に快適な睡眠を――――」
幼馴染「……」
幼馴染「わかったバカなんだな」
幼馴染「ばーーか」
幼馴染「買わないよ! あ、買いません。すいませんでしたご説明までしていただいて」
幼馴染「ほらっ、行くよ」グイッ
幼馴染「いいから来いッ!」
ずるずる…
店員「あらあらあら。かかあ天下ですのね」
店員「またのご来店おまちしております~」
幼馴染「変な目で見られたろ!」
幼馴染「うわああっ、もうっ!!」
幼馴染「僕に! 恥ずかしい思いを! させないで! っていってるでしょ!」
幼馴染「あん? 女装がなんだって?」イライライライラ
幼馴染「女装してるからってなんにだって耐えられる不屈の精神ってわけじゃないんだからね!」
幼馴染「なんで家具屋でごっそり体力削られなきゃいけないんだ…」
幼馴染「ねーちょっと休憩したい…足がつかれたー」
幼馴染「喫茶店とかドーナツ屋とか入らない?」
幼馴染「行き先は君にまかせるけど…」
幼馴染「そう、>>663に行くんだ?」
パンケーキ屋
幼馴染「喫茶店ちょうどいいところにあったね」
幼馴染「君なににする?」
幼馴染「僕チョコのにしようかなぁ。トールで」
幼馴染「君は抹茶のラテなの?」
幼馴染「うーんそれもいいなぁ」
幼馴染(あとで一口もらえばいっか)
幼馴染「うんじゃあそうしよ」
幼馴染「ついでにこのクッキーも2枚ください」
幼馴染「ふーやっと休憩できる」
幼馴染「じゃあ僕席とってるから。君はラテ受け取っといてー」
幼馴染「んしょ」ドカッ
幼馴染「足痛い…履いてきたヒールは無理すぎた。やっぱ男子はスニーカーだよスニーカー」
幼馴染「あ、こっちこっち」
ごくごく
幼馴染「おいっ」
幼馴染「ねぇっ」
幼馴染「それ僕のラテ」
幼馴染「なんで飲みながら来る」
幼馴染「……あとからじゃ僕がくれないからって? 僕そんなケチじゃないよ」
幼馴染「まぁ座りなよ」
幼馴染「…じゃあ仕返しに僕も一口君のを。いや二口くらいもらっとこうかな」
チューーーごくごく
幼馴染「ぁっ熱い…」
幼馴染「はい交換!」
チューーーごくごく
幼馴染「うん! 僕が頼んだ奴のほうが甘くておいしい」
幼馴染「え? 君味覚おかしいんじゃない」
幼馴染「もう一回飲ませて」チューーー
幼馴染「うん。君も僕のもう一回飲んでみ」
幼馴染「はい」
幼馴染「……んー? ストローが?」
幼馴染「き、気にしないようにしてたのに…いちいち言わなくてよろしい///」
幼馴染「だいたい、回し飲みくらいいままでさんざん幼い頃からしてきたでしょ」
幼馴染「僕は、全然、気にしない、から…ネ」
幼馴染「えへへへ。君が照れるのをみるのはちょっと嬉しかったり。珍しいからね」
幼馴染「クッキーもどうぞ」
幼馴染「あ…しまったなぁチョコクッキーにチョコラテはあんまりよくなかった」
幼馴染「なーに勝ち誇った顔してるんだよぉ」
幼馴染「……交換」
幼馴染「交換しよっ」ニコッ
幼馴染「だめなの。チッ…」
幼馴染「でもさぁ。もぐもぐ。君さぁ。もぐもぐ」
幼馴染「お金どうやってるの?」
幼馴染「春休みとか夏休みの短期バイトって儲かる?」
幼馴染「僕もしておけばよかったなぁ」
幼馴染「でも引っ越しだったっけ? 僕の体つきじゃ無理だ…」
幼馴染「ねぇねぇ他に何かいいアルバイトないかなぁ」
幼馴染「僕いつも君に出してもらってるばかりじゃ気がひけるよ。やってること一緒なのに」
幼馴染「大金とはいわないから、せめて遊びの足しになるくらいのアルバイト代欲しい…」
幼馴染「君やお姉ちゃんにそんなに何度もねだれないよ」
幼馴染「喫茶店のウェイトレス? …え、なんでウェイトレス」
幼馴染「男です」
幼馴染「お間違えのないよう」
幼馴染「嘘つけ絶対着させたいだけでしょ」
幼馴染「もうわかるんだよね、君の邪な考えが手に取るように!」
幼馴染「まぁ…かわいい格好だとは思うけど」
幼馴染「メイド服というかウェイトレスさんの服装だよ…」
幼馴染「ふりふりしててさ」
幼馴染「どんな感じなのかなーって気にはなるよ」
幼馴染「気になるだけで着たいとは言ってないから!」
幼馴染「宣言! 僕、きっぱり女装は引退します!」
幼馴染「あ…泣かないで…」
幼馴染「あんまり女女した格好はやめとく。あとメイクも」
幼馴染「こういうちょっとボーイッシュなラフな感じなら…まぁ。いいかな」
幼馴染「君もこういうほうがいいんでしょ?」
幼馴染「そっか!」
幼馴染「だからメイドはしません」
幼馴染「ほんとにしないぞ」
幼馴染「急に買って押し付けてきてもビリビリに破くから」
幼馴染「だからウェイトレスのバイトはしないよ。ていうかできないよ」
幼馴染「ボーイとか執事はかっこいいから好き」
幼馴染「なんだかあこがれちゃうよね」
幼馴染「君もさ、あんな風に紳士になってよ!」
幼馴染「そしたら僕も…」
幼馴染「…」フルフル
幼馴染(僕も…なんだよ)ポカッ
幼馴染「ううん。なんでもないよ」
幼馴染「そろそろ出よっか」ズズー
幼馴染「おいしかったね。ごちそうさま」
幼馴染「もうすっかり夕暮れか」
幼馴染「日が落ちるの早くなったねぇ」
幼馴染「ううっ寒っ。風つよいな」ブルッ
幼馴染「……」
幼馴染(あれ? いつもならこれで冗談いいながら肩を抱いてきたりするんだけどな)
幼馴染「なんだって? 紳士になるからって?」
幼馴染「……あぁそう」
ふわっ
幼馴染「!」
幼馴染「え…これ君のジャケット…」
幼馴染「寒くないの? うん…ありがと」
幼馴染(うー…急にこんなことされたら調子狂う…///)
幼馴染「じゃあ風邪引く前にもうかえろっか?」
幼馴染「今日は結構たのしかったよ。予定外のハプニングもあったけど…」
幼馴染「委員長のこと僕は信じてる。誰にも言わないって」
幼馴染「はい、手」
幼馴染「いいよ。今日は一日彼女だから」
ぎゅ
幼馴染「…ん//」
幼馴染「このまま君の家にちょっとだけ寄っていこうかな」
幼馴染「それとも僕の部屋くる?」
幼馴染「どっちでもいいよ?」
幼馴染「そのうちおこた届くのたのしみだね。いっぱいみかんたべようねー」
第五部完!!
――――
――
―
幼馴染「さぶっ、さぶさぶっ」パタパタ
幼馴染「はやくはやくっドア閉めてっ」
バタン
幼馴染「はー。暖房いれるね」
幼馴染「うーー。急に風がビュウビュウ吹くんだもん」
幼馴染「ねー寒くなかった? ごめんねぇ上着借りちゃって」
幼馴染「すぐ部屋あったかくなるよ」
幼馴染「着替えていい?」
幼馴染「いまの服ママとかお姉ちゃんに見られたらまずいよ」
幼馴染「ぎりぎりボーイッシュかもしれないケド…」
幼馴染「着替えます…あっちむいてて」
幼馴染「見ちゃやだ」
幼馴染「だめ」
幼馴染「むーいーてーて」
幼馴染「…よし」ぬぎぬぎ
幼馴染「僕の部屋で女装のお着替えって君は初めてだっけ?」
幼馴染「興奮しちゃった? くすくす」
幼馴染「からかってないよ」
幼馴染「はぁい終わったよ。僕家ではずっとジャージなんだぁ」
幼馴染「…」ニヤリ
ぴとっ
幼馴染「背中冷えてるね…僕のせいだ」
幼馴染「部屋あったかくなるまでちょっとだけこうしててあげる」
幼馴染「びっくりした?」
幼馴染「僕がこんなこと珍しいって?」
幼馴染「いいの。今日は…なんだかナイーブな気持ちになっちゃって、君に迷惑かけたから」
幼馴染「そ。またもらっちゃった服のお礼も兼ねて」
幼馴染「君が謝ることないよ~可愛いなぁもう」すりすりすり
幼馴染「寒くなるとね。なんだか甘えたくなっちゃう」
幼馴染「わかるでしょ?」
幼馴染「……君がおろおろしてるの見るのオモシロイ」
幼馴染「いまどんな顔してる? 見えないのが惜しいな」
幼馴染「…くすくす。嘘。ほんとは窓に映ってるの見てる」
幼馴染「君ってそんな顔するんだぁ~」
幼馴染「僕にうしろから抱きつかれてそんな嬉しかった?」
幼馴染「もっとうれしくなることしよっか?」ボソッ
幼馴染「なんだとおもうー?」
幼馴染「くすくす。あー楽しみ。もうちょっと部屋あったかくなったらね」
幼馴染「…うんだいぶ温くなってきたね」
幼馴染「でももうちょっとだけすりすりさせて」
すりすり
幼馴染「にげないでよー」
幼馴染「僕には好き勝手するくせにされるのはイヤなの?」
幼馴染「そういうの、ずるいよ」
すりすり
幼馴染「ん~♪」
幼馴染「よし、堪能した」
幼馴染「じゃあそろそろベッドに移ろ」
幼馴染「あ~、なに想像してんのー」
幼馴染「僕がそんなヤラシーことするわけないじゃん」
幼馴染「寝っ転がってて」
幼馴染「僕? 僕は座るよ」ペタン
幼馴染「みてみてアヒル座り! っていうんだって」
幼馴染「これさ、男子はなかなかできないらしい…骨格の問題とかで」
幼馴染「僕も最初はちょっと内股の筋が痛かったんだけど」
幼馴染「毎日お風呂あがりに柔軟とかしてるうちにスッとできるようになった」
幼馴染「えへへ。もっと褒めろ」
幼馴染「こらこら、腰に抱きつかない」
幼馴染「今日するのは…なんだとおもう? くすくす」
幼馴染「これで~す」スッ
幼馴染「これな~~んだ♪」
幼馴染「この茶色い細い棒はなんでしょーか♪」
幼馴染「竹串? ぶっぶー。先っちょ指で隠してると難しいかな?」
幼馴染「じゃあヒントはこの白いふわふわの部分」パッ
幼馴染「ふわふわ~」
幼馴染「静電気で埃とる棒? そうそうこれでキーボードの溝の埃を…」
幼馴染「ってなんでやねん! 違うよ!」
幼馴染「わかんない?」
幼馴染「正解は…正解は…耳かき棒でした~♪」ジャジャーン
幼馴染「なんで固まる」
幼馴染「…期待はずれみたいな顔しないで」
幼馴染「…え、えっちなこと…考えてただろ」
幼馴染「ばかっ…」
幼馴染「耳かきだって僕にとっては十分恥ずかしいことなんだから。いいでしょ」
幼馴染「おいでっ♪ 膝に頭乗っけていいよ」ポンポン
幼馴染「おーいーで。もしかして恥ずかしがってる?」
幼馴染「3秒以内に来ないと無かったということで」
幼馴染「3…2…うん、いい子だね」
ぼすっ
幼馴染「ジャージ越しだけどなんだか君の髪の毛くすぐったい気がする…」
幼馴染「最初右耳のほう上にしてー」
幼馴染「そうそう。おいどさくさにくんくんするなよ」
幼馴染「……もー」
幼馴染「あ、耳冷たいね」ピトッ
幼馴染「ちょっとだけ手のひらで温めてあげる」
幼馴染「ぐにぐに」
幼馴染「…ふーー」
ゴンッ
幼馴染「あいたっ…急に頭おこすなよぉ…危ないよ」ヒリヒリ
幼馴染「…え、びっくりした?」
幼馴染「さぁ~なんでしょ~エアコンの風でもあたったんじゃないの~」
幼馴染「うんわかったよ不意打ちはしないから」
幼馴染「耳はデリケートだもんねー」
幼馴染「僕さぁお姉ちゃんにすっごいされてさ」
幼馴染「くすぐったくてくすぐったくて」
幼馴染「あれを君にも体験してもらおうかと」
幼馴染「ちょっとした悪戯心だよ。怒んないでね」
幼馴染「もっかいしろって?」
幼馴染「……ふーーー、ふぅーーー」
幼馴染「……どう?」
幼馴染「くすぐったいでしょ?」
幼馴染「…なんか言ってよ」
幼馴染「じゃあ最初の耳のまわりの部分ね」
幼馴染「綿棒で、さささーっと掃除していくからね」
幼馴染「僕の腕を信用してないな!?」
幼馴染「練習でお姉ちゃんに何回かしたことあるから大丈夫」
幼馴染「…あっ、いまの忘れて」
幼馴染(練習なんていらん事をうかつに僕はまた…)
幼馴染「いきまーす」
ざざっ ざざっ
幼馴染「両耳あるしちゃっちゃとやるよ」
幼馴染「あんまり汚れてないね」
幼馴染「こんなもんかな」
幼馴染「じゃあ次耳の奥のほうを耳かきで」
幼馴染「ちょっとだけスタンドライト動かすねー」グイッ
幼馴染「…んーまだ見えづらいかも」
幼馴染「このままじゃちょっと危ない」
幼馴染「ね、すこしだけ動こ」
ずりずり
幼馴染「やんっ」
幼馴染「なっ…こらっ///」
幼馴染「どさくさに変なとこさわるなっ」
幼馴染「次触ったらもうしてあげないぞ…」
幼馴染「中途半端でやめられる耳かきってすっごいもやもやするよ…」
幼馴染「両手はそうだな…ぬいぐるみでも抱いとけば」
幼馴染「そう、君にもらったペン次郎だよ」
幼馴染「初代ペン太郎はお姉ちゃんに取られた」
幼馴染「ぐすっ…横暴なんだよ」
幼馴染「もう一匹買ってくれる…? ありがと」
幼馴染「耳かき棒いれるね」
こりっ こりっ
幼馴染「自分で耳掃除してる? どれくらいの頻度?」
幼馴染「もうしなくていいよ」
幼馴染「カリカリ」
幼馴染「これが取れそうで取れない…」
幼馴染「痛かったら言ってねー」
幼馴染「よし、取れそう…僕うまいかも」
幼馴染「気持ちいい?」
幼馴染「耳の奥コリコリされるのって快感だよね」
幼馴染「ついやみつきになっちゃうけど、あんまりすると耳痛めるからほどほどにね」
幼馴染「けどこれ以上の快感僕しらないよ」
幼馴染「あーお姉ちゃんは結構雑だったから…自分でするのが好き」
幼馴染「とれた!」
幼馴染「見たいー? みせてあげよっかー? みたいでしょー?」
幼馴染「はいこれが君の耳垢。先っちょに乗っかってるでしょ」スッ
幼馴染「ねぇ目を開けてよ!」
幼馴染「そんなにイヤかなぁ」
幼馴染「なんだかお宝を発掘した誇らしい気分」
幼馴染「まぁティッシュにくるんで捨てるけどね」
幼馴染「仕上げするね♪」
幼馴染「次はこの白いふわふわの部分で細かい汚れをからめとるよ」
幼馴染「なんていうか知ってる?」
幼馴染「僕昔はずっとただの飾りだとおもってたんだ」
幼馴染「これね、ぼんてん。ぼんてんっていうんだよ」
幼馴染「ふわふわしてきもちいいんだぁ」
幼馴染「あ、この耳かきは君専用の新品だからぼんてん汚れてないよ?」
幼馴染「安心して」
幼馴染「いれるねー」
幼馴染「ふわふわ~」
ごそごそ…
幼馴染「…入れてるほうがゾクゾクする」
幼馴染「きもちいい?」
幼馴染「くすぐったいだけ? ごそごそごそごそ~!って音するよね」
幼馴染「君の顔がゆがむのがちょっとおもしろい」
幼馴染「これで綺麗になったかな?」
幼馴染「ふっ、ふーー」
幼馴染「あっごめん。先に言わなきゃだめだったね」
幼馴染「息かけるね」
幼馴染「ふーーー。ふーーー。ふぅーーー」
幼馴染「あははは、本気で照れてる」
幼馴染「だいたい綺麗になったよ。こっちの耳おわり! 反対むいて!」
――――
――
―
幼馴染「おつかれ~。両方おわったよ」
幼馴染「耳かきおしまい」
幼馴染「あー楽しかった」
幼馴染「やっぱりされるよりするほうが好きかも」
幼馴染「君のレアな表情も見れたしさ」
幼馴染「……寝ちゃった?」
幼馴染「……ねぇ、きもちよくなっちゃった?」ヒソヒソ
幼馴染「おーい……くすくす」ナデナデ
幼馴染(…ジャージにヨダレ染みてきた。まぁいっか)
幼馴染「おやすみ。ちょっとだけ僕の膝の上で眠っていてもいいよ」
幼馴染「寝顔、みてるの好きだから」
幼馴染「ふーー。ふーー」
幼馴染「うん起きないな」
幼馴染「…」ニヨニヨ
幼馴染「僕の耳かきがそんなに気持ちよかったかぁ…♪」
幼馴染「また今度してあげるからね」
幼馴染「……にしても形が良くてほんと可愛い耳だな」
チュム
幼馴染「はっ!?」
幼馴染「ぉ、おやすみ…///」
幼馴染(ついやっちゃった)
第5.5部完!!
転載元
幼馴染(♂)「くす、僕が女の子なら君に1回くらいヤラせてあげたのにな…w」
http://viper.2ch.sc/test/read.cgi/news4vip/1417525608/
幼馴染(♂)「くす、僕が女の子なら君に1回くらいヤラせてあげたのにな…w」
http://viper.2ch.sc/test/read.cgi/news4vip/1417525608/
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コメント一覧 (33)
-
- 2014年12月04日 23:17
- 続編キタ━(゜∀゜)━!
-
- 2014年12月04日 23:29
- フアアアァァァァアアアァァ(悶絶)
-
- 2014年12月04日 23:35
- 女の幼馴染いるけど割とマジで家族みたいな感覚だからいまいちそういう感情出てこないんだよな
声の再生完全に戸塚きゅんだったわ。なんで戸塚きゅん男なんだろうなホント
-
- 2014年12月04日 23:54
- 名前…じゃないよな…?
あ、すいません、この「幼君のラブラブ耳かき音声」を1つください
-
- 2014年12月04日 23:56
- おさない なじみ ちゃん(♂)
-
- 2014年12月05日 00:10
- 6部はよ
-
- 2014年12月05日 00:25
- いいゾ^〜このシリーズ
-
- 2014年12月05日 00:34
- (ぶっちゃけ幼馴染女でよくね?)
-
- 2014年12月05日 00:46
- 雌化進み過ぎィ!
-
- 2014年12月05日 00:56
- あ~可愛過ぎるんじゃ~
もうチ○コあってもいいや…
-
- 2014年12月05日 01:32
- ホモ気持ち悪いわ
-
- 2014年12月05日 02:17
- チ○コあっから良いんだよ
-
- 2014年12月05日 02:44
- もう気が狂うほど気持ちええんじゃ
-
- 2014年12月05日 02:49
- ※3
男とか女じゃなくて戸塚きゅんは戸塚きゅんなんだよ
戸塚きゅんの前では性別も何も関係ない、いいね?
-
- 2014年12月05日 05:07
-
キモすぎる。
-
- 2014年12月05日 07:18
-
座って読んでたけどたってしまったよ
-
- 2014年12月05日 08:27
-
ホモSS界の新星と聞いて
-
- 2014年12月05日 09:05
-
なるほどー…あぁなるほどー…
-
- 2014年12月05日 10:46
-
チ○コがあるからいいんだろ
-
- 2014年12月05日 11:29
- あぁ^~
-
- 2014年12月05日 12:30
-
きっしょしね
-
- 2014年12月05日 13:04
-
続きはよ!
-
- 2014年12月05日 18:09
-
ヒャァァァァァァァァァァ
-
- 2014年12月05日 18:31
- こんな天使に生えてないわけがない
-
- 2014年12月05日 18:59
- 続きをくだせえ、おねげえします、おねげえしますだ…
-
- 2014年12月05日 19:09
-
膝枕したらティンコが…
舐めたい
-
- 2014年12月05日 19:10
-
エロ展開はよ
-
- 2014年12月05日 19:11
- このままKENZENなのを読みたい気もする
-
- 2014年12月05日 19:48
- ええのう
ええのう
-
- 2014年12月05日 22:52
- この雰囲気のままで続編希望!エロ入った瞬間萎えそう
-
- 2014年12月06日 15:01
-
やっぱりホモって最高だわ
-
- 2014年12月09日 02:19
- つづき! はやくwwwwはやくwwwwwはやくwwwwwwww
あああああああああああああああああああ!
-
- 2015年04月22日 22:39
-
つ・づ・き!つ・づ・き!