俺「あー妹をデートに誘いたいなぁ」 妹「ん?」
俺「よし、まずは脳内でシミュレートしてみよう」
俺「なぁ妹」
俺「なーにお兄ちゃん?」
俺「そのー…さ、どっか出かけないか?」
俺「はぁ?行ってくれば?」
俺「いやそういうんじゃなくって…その…二人で」モジモジ
俺「へっ…?なにお兄ちゃん私とデートしたいの?」ニヤニヤ
俺「なっ…!!そ、そんなんじゃ…ないけど…」オロオロ
俺「ふぅーん…じゃあどういうのなのよ?」ニヤニヤ
俺「ううっ…やっぱ無理だ…」
俺「しょーがないなぁ、行ったげる」
俺「へっ?今…なんて?」
俺「あーもう、デートしてあげるって言ってんの!!ほら早く準備しないと気が変わっちゃうよ?」
俺「はい、準備しましたっと…」
俺「ふーん…」
俺「な、なんだよ…」ドキドキ
俺「まーまーカッコいいじゃん、お兄ちゃんにしては」
俺「ま、まーまーってなんだよ!!」
俺「私が褒めてるんだから素直に喜べば?」
俺「お、おう…ありがと」テレテレ
俺「なーんで妹相手にそんなに照れるのよぅ」
俺「べ、別に」
俺「ねー私のことは?可愛いね、とかすっごく可愛いねとか褒めないわけ?」セクシーポーズ
俺「かっ、かっ、可愛い…よ…」ドキドキ
俺「そーでしょ?知ってるぅー」
俺「さ、お兄ちゃん行くよ!!」
俺「お、おう」
俺「で?どこに連れてってくれるの?」
俺「あーそれは…その…」モジモジ
俺「なんでモジモジすんのよぅ、まさかえっちなほてるとかじゃないよね?」ジトメ
俺「ちっ、違うぞ!!断じて違う!!」オロオロ
俺「じゃあどこ?」
俺「ゆ、遊園地」
俺「ぷっ…お兄ちゃんはおこちゃまだなぁ…」
俺「なっ…!!お、お前だって好きだろ!!遊園地!!」
俺「べーつにー…ま、お兄ちゃんがどうしてもって言うからついてってあげるけど」
俺「着いたら絶対はしゃぐ癖に」ボソ
俺「ん?なんか言った?」ギロリ
俺「な、なんでもねーって!!さ、行こうぜ!!」
俺「んー…この変でライバルが欲しいな…えっと…おう!!友!!」
俺「おー俺じゃないか!!それに…彼女?」
俺「ちっ、ちがっ…!!妹だよ!!」ドキドキ
俺「はじめましてー兄がいつもお世話になってますー」ペコリ
俺「あー妹ちゃんかーはじめまして!!すっごい可愛いからこいつの妹だとは思わなかったよ」
俺「あ、ありがとうございますぅ」モジモジ
俺「なーに照れてやがんだよ、ガラじゃないくせに」
俺「なっ…なによぅ!!お兄ちゃんは黙ってて!!」
俺「んで?兄妹でどこ行くんだ?」
俺「遊園地だよ」
俺「なんだぁ?兄妹でデートかー?」ニヤニヤ
俺「ち、ちがっ…」
俺「友さんも一緒に行きませんかぁ?」
俺「えっ?俺も行って良いの?邪魔じゃない!?」
俺「邪魔なんかじゃないですよぅ!!」ニコニコ
俺「邪魔だよクソ…」ボソ
俺「ん?なんか言ったか?」
俺「へっ?ああ、いや別に」
俺「じゃあ行きましょー!!」
俺「おー」
俺「はぁ…友と妹が並んで歩いて…俺はその背中を見ながら一人で歩くのか…」
俺「こんなはずじゃなかったんだけどなぁ…」
俺「おにーちゃーん!!早く来ないと置いていくよー!!」
俺「なっ…!!元はと言えば俺がお前を誘って…」
俺「ほらー!!俺ー早く来いよー!!」
俺「わーってるから大声出すなよ恥ずかしい奴らめ!!」
俺「よし遊園地到着」
俺「わぁー…遊園地だぁー!!」キャッキャ
俺「あれ?大人な妹さんは遊園地でははしゃがないんじゃなかったか?」ニヤニヤ
俺「ハッ…う、うるさいっ!!いーでしょ別に!!」カオマッカ
俺「お前らほんと仲良いよなぁ、なんかカップルにしか見えん」
俺「なっ…」ドキドキ
俺「そ、そんなんじゃないですってぇ!!」ドキドキ
俺「ハハハ…冗談だよ兄妹だもんな」
俺「お、お兄ちゃんのせいなんだからねっ!変な目で見られちゃうじゃない!」
俺「な、なんで俺のせいなんだよ…」
俺「まずはどれに乗るよ?」
俺「私ジェットコースターが良い!!」
俺「おー妹ちゃんは怖いのとか大丈夫なの?」
俺「はい!全然へーきですっ!」
俺「それじゃジェットコースターに行くか」
俺「おう」
俺「あっ!私友さんと乗るからお兄ちゃんは一人で乗ってよね!!」
俺「へっ?ああ…わかったよ…」
スタッフ「おひとり様ですねーチケットを…」
俺「三名です」チケットスッ
スタッフ「え?」
俺「三名です」
スタッフ「あのー…」
俺「俺と…こっちが妹」
俺「どーも」ペコリ
俺「んでこいつが俺の友達」
俺「うっす」
俺「三名です」
スタッフ「は、はぁ…」
俺「友さん、一緒に乗ろー!!」
俺「はいはい!!じゃ、俺、悪いね」
俺「ああ、俺はお前らの後ろに乗るから」
スタッフ「…まいっか」
俺「きゃー楽しみぃー!!どきどきするぅ!!」オオハシャギ
俺「おい、妹はしゃぎすぎんな恥ずかしいだろ」
俺「う、うるさい!!お兄ちゃんは一人で寂しく乗ってればいーのよ!!」
ピピピピピ
スタッフ「安全バーが下がりますのでご注意くださーい」
ガッシャン
俺「友ービビってねーか?」ニヤニヤ
俺「お兄ちゃんじゃないんだから友さんがビビるわけないでしょ?ねー」
俺「ハハッ…いやちょっとビビってるかも」
俺「大丈夫ですよー私がついてますから!」
俺「なっ…!!」
俺「ハハッありがと、たのもしいね」
スタッフ「ではいってらっしゃーい」
ガタガタガタガタ
俺「あーどきどき!わくわく!」キャピキャピ
俺「なぁ…俺」ヒソヒソ
俺「なんだよ?」
俺「お前もしかして…妹ちゃんのこと好…」
俺「えっ?」
ブワッ
俺「きゃああああああああっ!!たのしいいいいい!!」
俺「うおおおおおおっ!?」
俺「…」
ゴォォォォ
…
スタッフ「おかえりなさーいお疲れ様でしたー」
俺「ありがとーございましたっ!」
俺「結構怖かったなぁー」
俺「うっぷ…やばかった…」
俺「おいおい、俺大丈夫か!?」
俺「お兄ちゃん情けなさすぎぃー」
俺「うっぷ…ダメかも」
俺「ごめん妹ちゃんちょっと兄貴連行していくねw」
俺「おいおい、大丈夫かよ俺ー」サスリサスリ
俺「げろげろ…うっぷ…す、すまん…もう大丈夫だ、それより…」
俺「ん?」
俺「ジェットコースターが落ちる前にお前が言いかけたこと…あれって」
俺「俺の質問なんだったのかって?」
俺「ああ、友前の席だし小声だったしでいまいち聞こえなくて」
俺「わかってるんだろ?本当は…俺が何を言ったのか」
俺「…!!」
俺「お兄ちゃん遅いなーまだかなぁ…」スタスタ
俺「どうなんだよ?もしわかってなければ俺は遠慮せず妹ちゃんにアタックかけるぞ?」
俺「…!!お、俺は…」
俺「はっきりしろよ俺、男だろ?」
俺「おにぃ…」
俺「俺は…妹が好きだ!!」
俺「…!!う、うそ…お兄ちゃんが…私を…?」ドキドキ
俺「正直だな、それが一番だよ」
俺「友…俺、どうしたら…」
俺「さぁ…俺には妹いないしわかんねー、ま邪魔者は消えるから」
俺「今みたいに正直にぶつかっていけば良いんじゃねーか?」
俺「正直に…ぶつかって…」
…
俺「ごめんね妹ちゃん待ったでしょー?」
俺「えっ、あっ、い、いえ…大丈夫…です」
俺「それでさー俺ちょっと用事が出来ちゃって、悪いんだけどここで帰るわ」
俺「あっ…はい、また」
俺「あとは兄妹仲良く、デートを楽しんで!そいじゃ!!」スタタタ
俺「…友さん、帰っちゃったね」
俺「お、おう…」
俺「ど、どうする…?」
俺「…お、俺は…」
俺「俺は…その…お前と…デートしたぃ」
俺「…うん、わかった」コクリ
俺「…」
俺「…」
俺「…い、いつまで黙ってるのよぅ!!エスコートしなさいよ」テレテレ
俺「あっ、ご、ごめん」ギュッ
俺「あっ…手握ってっ…」ドキッ
俺「ああ~!?ご、ごめん!!勢いでつい!!」
俺「…ん」スッ
俺「えっ?」
俺「手、繋ぐんでしょ?べ、別に嫌じゃないからっ…」プイッ
俺「あ、ありがと!!」ギュッ
俺「…なんだろ…この変な気持ち…」ボソ
俺「ん?なんか言ったか?」
俺「い、言ってない!!良いからさっさとどっか行くよ!!」アセアセ
スタッフ「観覧車ですけど…おひとり様で?」
俺「二人です」チケットスッ
スタッフ「えっ…?」
俺「俺とこいつの二人」
スタッフ「こい…つ?」
俺「…俺の彼女です!!」
俺「…!!お、お兄ちゃん…!!」ドキッ
スタッフ「え?えっ?」
俺「とりあえず入れてもらえます?」
スタッフ「あ…はい…まいっか」
俺「…」
俺「…」
俺「お、お兄ちゃん?さっきなんであんなこと…」
俺「俺…お前が好きだ!!」
俺「…!!」
俺「妹だってことはわかってる…でも…!!俺はお前が…」
俺「わかんない…」
俺「えっ…」
俺「だってさっきまでお兄ちゃんだったんだもん…」
俺「彼女としてどう反応して良いのかわかんないよ」
俺「…!!」
俺「い、言っておくけど!!完全に好きなわけじゃないから!!」
俺「好きかどーかまだあんまりよくわかんないけど…ちょっとだけ…ドキドキするっていうか…」モジモジ
俺「それでも良い、受け入れてくれるんだな…」ギュッ
俺「ひゃぅっ!?チョッチョットオニイチャン!!」
ゴメンナンカカタカナシカウテナクナッタンダケドナニコレ
これからって時に
ネエチョットナオシカタオシエテクレ
ブラウザ一回最小化すると直るかも
ナオラネーヨクソ
サイキドウデモシトケヨ
PCなら
かな
カナ
ローマ字
こんな感じの押せよ
多分違うけど
>>58
ナオラネーヨナンダヨコレ
モウコノママツヅキカクカ
もうカタカナのままでいいから続けろよ
ボビーかよwwwwwww
オレ「オニイチャン…」ドキドキ
オレ「イモウト・・・」ドキドキ
オレ「ファ、ファーストキスダカラ…スルナラ…チャントセキニントッテヨネ…」モジモジ
オレ「オウ」
オレ「ケ、ケッコン…シナイトイケナインダカラネッ!」
オレ「オウ!!」
オレ「…オニイチャン、ダイスキ」チュッ
オレ「ンムチュ」
オレ「エヘヘ…ヤクソクダヨ、オニイチャン」ギュッ
オレ「アア…オマエハオレガシアワセニスル」
オレ「カナラズ…」
スタッフ「アリガトウゴザイマシター」
オレ「エヘヘー」ギュッ
オレ「ヨシ、ソロソロカエロウカ」
オレ「タダイマー」
イモウト「オカエリ」
オレ「フゥ…ツカレタワ」
イモウト「フーン、デドウダッタノ?」
オレ「ナニガ?」
イモウト「ノウナイワタシトデートニイッタンデショ?」
オレ「ウン」
イモウト「デ、アンタノノウナイノワタシナンダッテ?」
オレ「アア、オレタチツキアウコトニナッタカラ」
イモウト「ハァ!?アリエンシ」
オレ「イヤイヤオマエ、オニイチャンダイスキッテイッテタダロ」
イモウト「イ、イッテナイワヨ!!」
オレ「ファーストキスモスマセタシ」
イモウト「フッザケンナヨ!!アーモウキモイ!!」スタスタ
オレ「ナンダアイツ…?」
ソシテヨルニナッタ
オレ「フゥ…イモウトガカノジョ…カ…」
オレ「ナニシテルカナ…イモウト…」
コンコン
オレ「ハイルゾー」
イモウト「アッチョッ…マッテ」
オレ「エッ?」
イモウト「…」バッ
オレ「オマエスッパダカデナニシテ…」
イモウト「ウゥッ…バカァ…」ウルウル
オレ「ン?コレッテ…オレノシャシン?」ヒョイ
イモウト「アッ!!ソレハワタシノッ!!」ガバッ
オレ「ウオッ!?」
ドサッ
イモウト「オ、オニイチャァン…」ドキドキ
アアモウヤッパカタカナジャダメダフンイキデネー
無変換押したか?
ムヘンカンオシタラハンカクニナッタゾオイ
もっかい押せば治るぞ
よっしゃ治ったぜえええええ!!!!!
ボビー
転載元
俺「あー妹をデートに誘いたいなぁ」 妹「ん?」
http://viper.2ch.sc/test/read.cgi/news4vip/1414370564/
俺「あー妹をデートに誘いたいなぁ」 妹「ん?」
http://viper.2ch.sc/test/read.cgi/news4vip/1414370564/
「Amazon」カテゴリのおすすめ
「兄弟・姉妹」カテゴリのおすすめ
コメント一覧 (39)
-
- 2014年10月30日 12:12
- なんだこれw
-
- 2014年10月30日 12:27
- クッソワロタwwww
-
- 2014年10月30日 12:27
- SSのオチも気になったけど ボビーで普通に笑ったわww
-
- 2014年10月30日 12:39
- おいこれで終わったのか?
まだ続きいけそうなのだが
-
- 2014年10月30日 12:41
- 笑うわこんなのwww
-
- 2014年10月30日 12:55
- ワロタわくそwwww
-
- 2014年10月30日 13:34
- 感動した
後半ロボットの兄妹のコントにしか見えんかった
-
- 2014年10月30日 13:43
- 序盤の俺率に草生えたのに
ボビーとかふざけんなwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
-
- 2014年10月30日 14:09
- wwwwwwwww
-
- 2014年10月30日 14:12
- やっとまとめられたかwwww
このあと疲れたっつって書くのやめてたぜ
-
- 2014年10月30日 14:27
- ボビージャネエヨ
-
- 2014年10月30日 14:49
- ワロタw
-
- 2014年10月30日 14:53
- 俺「お、おう…」
俺「ど、どうする…?」
俺「…お、俺は…」
42:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/10/27(月) 10:45:32.75 ID:IpxMmyJP0.net
「高級メロンの術ー!」
-
- 2014年10月30日 15:13
- 俺「い、一緒に出かけようぜ……」
妹「なに買ってくれるの?」
俺「いや、俺、金ねーし」
妹「たかりかよ、ふざけんな。いっぺん死んでこい」
だいたいこんなんで終わると思う……。
-
- 2014年10月30日 15:25
- これは笑うわwww 卑怯wwwww
-
- 2014年10月30日 16:34
- 卑怯な……
-
- 2014年10月30日 16:35
- ボビーは卑怯だろ
-
- 2014年10月30日 17:05
- 久しぶりにSSで爆笑したわ
急にカタカナになるとか卑怯だろ
-
- 2014年10月30日 17:55
- なんて卑劣なSSなんだ
-
- 2014年10月30日 18:21
- 姑息な手を・・・
-
- 2014年10月30日 18:36
- 爆笑不可避wwwwwwwwwwwwwwww
-
- 2014年10月30日 18:59
- これは卑怯でしょうよwww
-
- 2014年10月30日 19:25
- 大草原不回避wwwww
これはズルいわwwwwwwww
-
- 2014年10月30日 20:25
- 前半もまぁいつものって感じだったけどボビー化したあと突如妹ができた上に打ち切りendとか草はえるわこんなんwww
-
- 2014年10月30日 20:47
- 奇跡のSS
-
- 2014年10月30日 20:59
- 昔のVIPの雰囲気を感じる
-
- 2014年10月31日 01:36
- くっそわろたwww
-
- 2014年10月31日 02:40
- 展開全てが神懸かっている
-
- 2014年10月31日 02:52
- クッソワロタwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
-
- 2014年10月31日 05:26
- これはひどい
-
- 2014年10月31日 14:36
- 面白かったわ
-
- 2014年10月31日 16:29
- ワロタwww
俺ばっかで可哀想な兄だなぁとか思ってたら唐突なカタカナ攻撃とかもう草生やすしかないね
-
- 2014年11月01日 07:44
- 無変換を知らないっていう無知から生まれたSSだなw
笑っちゃった
-
- 2014年11月02日 01:42
- 作者の運の無さがすごい
-
- 2014年11月05日 13:20
- ※34
いやいや笑いの神が降りてきてるだろ
運有り過ぎだよ
-
- 2014年11月20日 01:57
- クッソwwwwwww
-
- 2015年10月22日 08:50
- 吹くわこんなん
-
- 2018年07月03日 20:46
- 心の底から笑った
-
- 2020年04月06日 19:00
- これは笑う!w