ボールペン「私はボールペン。198円の緑ペン」
- 2014年01月26日 19:10
- SS、神話・民話・不思議な話
- 111 コメント
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- 1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/26(日) 16:39:44.47 ID:IWjlKa/n0
ボールペン「ご主人様と出会ったのは、2年半ほど前でしょうか」
ボールペン「町はずれの文房具屋で、買い手もつかないまま店頭に並んでいた頃」
ボールペン「隣の赤ペンさんや青ペンさんはどんどん買われていくのに」
ボールペン「私を買ってくれる人はなかなか現れなくて」
ボールペン「入荷したら早いうちに売れる黒ペンさんがうらやましくてたまらなかったあの頃」
ボールペン「真新しい制服に身を包んで」
ボールペン「四角のはっきりしたスクールバッグをしょったご主人様がやってきて」
ボールペン「黒ペンさん、赤ペンさん、青ペンさんと一緒に」
ボールペン「私も一緒に買ってくれましたね」
- 2:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/26(日) 16:41:01.05 ID:IWjlKa/n0
ボールペン「お店で買われていくみんなを見て」
ボールペン「私もいつか、いいご主人様に巡り合いたい」
ボールペン「お役に立ちたいと思っていました」
ボールペン「でもようやく」
ボールペン「抱き続けてきた夢が」
ボールペン「やっと叶いました」
ボールペン「試し書きだけで私の人生が終わるんじゃないんだって」
ボールペン「とっても嬉しかったんですよ?」
- 3:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/26(日) 16:41:57.82 ID:IWjlKa/n0
ボールペン「でも」
ボールペン「学校の授業で黒板にチョークで字を書くときは」
ボールペン「白、黄、赤の3色までしか使わない先生が多くて」
ボールペン「私の出番はなかなかありませんでした」
ボールペン「筆箱の中からご主人様のお役に立っている赤ペンさんたちを見て」
ボールペン「あんな風にお役に立てればなぁって思ってました」
- 5:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/26(日) 16:44:55.05 ID:IWjlKa/n0
ボールペン「筆箱のチャックが開くたび」
ボールペン「いつもドキドキします」
ボールペン「今日は使われるんじゃないかな」
ボールペン「ご主人様のお役に立てる時が来たんじゃないかなって」
ボールペン「でも、その指は」
ボールペン「赤ペンさん、青ペンさんを手に取ってしまうんですよね」
- 7:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/26(日) 16:45:48.69 ID:IWjlKa/n0
ボールペン「赤ペンさんと青ペンさんのインクがどんどん減っているのを見て」
ボールペン「ご主人様に愛されているんだなぁとうらやましく、悲しくなります」
ボールペン「キャップの内側に着いたインクの染みも」
ボールペン「赤ペンさんたちは、こんなに汚れちゃったよとぼやくけど」
ボールペン「私にはそれがどうしても活躍の証に見えてしまって」
- 9:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/26(日) 16:46:22.80 ID:IWjlKa/n0
ボールペン「悔しくなって」
ボールペン「自分を使ってもらうために」
ボールペン「筆箱の揺れにまぎれて赤ペンさんたちを筆箱の底に追いやって」
ボールペン「私が一番上になるようにもしました」
ボールペン「でも、ご主人様は私を押しのけて行ってしまいましたね」
- 11:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/26(日) 16:47:08.19 ID:IWjlKa/n0
ボールペン「そんなある日」
ボールペン「筆箱の口の隙間から不機嫌そうなご主人様が見えました」
ボールペン「キャップを閉められ、少し乱暴に筆箱に押し込められてきた赤ペンさん」
ボールペン「私を見ると、赤ペンさんは悲しそうな顔をして言いました」
ボールペン「"僕、もうそろそろだめかも"って」
- 15:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/26(日) 16:48:32.11 ID:IWjlKa/n0
ボールペン「その瞬間」
ボールペン「ご主人様に筆箱から私を取り出して」
ボールペン「"しょうがないからこっちでいいか"といいながらキャップを外しました」
ボールペン「やっとでご主人様のお役に立てる時が来たのに」
ボールペン「筆箱の向こうで悲しむ赤ペンさんを想うと、」
ボールペン「どうしても喜びきれませんでした」
ボールペン「赤ペンさんの代わりとして取り出された今の私も、」
ボールペン「進んで求められて筆箱から出てきた存在でないのだと悲しくなりました」
- 17:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/26(日) 16:50:31.39 ID:IWjlKa/n0
ボールペン「翌日」
ボールペン「新しい赤ペンさんが筆箱にやってきました」
ボールペン「"先輩、よろしくお願いします!"」
ボールペン「青ペンさんと私に挨拶をする新入りの赤ペンさん」
ボールペン「キャップもピカピカでインクもいっぱい」
ボールペン「あの頃が懐かしいなぁなんて青ペンさんは笑ってるけど」
ボールペン「私は、ずっと何も変わらない」
ボールペン「インクも減らないし、キャップも汚れてない」
ボールペン「私は、全然先輩なんかじゃないよ・・・。」
- 21:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/26(日) 16:51:48.60 ID:IWjlKa/n0
ボールペン「黒ペンさんはご主人様の胸ポケットでいつも行動を共にしていて」
ボールペン「赤ペンさんは授業になると、いの一番で飛び出していく」
ボールペン「青ペンさんは赤ペンさんのいいパートナーで」
ボールペン「緑ペンの私は・・・」
ボールペン「・・・」
ボールペン「いったい何なんだろう・・・?」
- 22:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/26(日) 16:53:14.74 ID:IWjlKa/n0
ボールペン「ご主人様に買われてから1年が経ちました」
ボールペン「私のインクが1㎝減るまでの間に」
ボールペン「何回新しい赤ペンさんと青ペンさんがやって来たでしょうか」
ボールペン「先輩と呼ばれた相手に、何度先に筆箱から旅立たれたでしょうか」
ボールペン「筆箱の中で他の人たちとぶつかる痛みにももう慣れました」
ボールペン「赤ペンさん、青ペンさんのインクが切れた後の、」
ボールペン「つかのまの間に合わせとして私の出番が来ることにも慣れました」
ボールペン「私はそういう生き方をご主人に求められるのなら」
ボールペン「私はそうやって生きていきます」
ボールペン「ずっとお店で誰にももらわれずに並んでいるよりは」
ボールペン「その方がずっと幸せだと思ったから」
- 25:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/26(日) 16:55:29.07 ID:IWjlKa/n0
ボールペン「夏休みの直前の7月」
ボールペン「私は頻繁に筆箱から取り出されるようになりました」
ボールペン「筆箱の隙間から見ていましたが、」
ボールペン「ご主人様には好きな女の子が出来たんです」
ボールペン「相手は、席替えで隣になってから教科書をよく見せてくれた子です」
- 27:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/26(日) 16:57:00.06 ID:IWjlKa/n0
ボールペン「告白しようと思いましたが、なかなか言葉にすることが出来ず、」
ボールペン「手紙で想いを伝えようとして、私を手に取ってくれました」
ボールペン「今回は、赤ペンさんや青ペンさんの代わりじゃなく」
ボールペン「私を緑ペンそのものとして使ってくれました」
ボールペン「それだけで、私は十分すぎるほどに嬉しい気持ちだったんです」
- 30:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/26(日) 16:59:02.97 ID:IWjlKa/n0
ボールペン「"シャーペンだと味気ないし、」
ボールペン「赤ペンだととげとげしい。」
ボールペン「青ペンだと冷たく見えるけど、」
ボールペン「緑だったらやわらかい感じがするから"」
ボールペン「少し不器用なご主人様は、他に色を付けようとせず、」
ボールペン「何度も何度も私だけを使って手紙を書いてくれましたね」
ボールペン「鉛筆で下書きしてもいいのに、」
ボールペン「練習の時からいきなり緑ペンなんてびっくりしましたけど、」
ボールペン「一生懸命なご主人様のためなら、いくらでも頑張れました」
- 31:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/26(日) 17:00:13.55 ID:IWjlKa/n0
ボールペン「試行錯誤を重ねてようやく手紙が書きあがった頃には」
ボールペン「これまでのペースで2か月分ほどの量のインクが減っていました」
ボールペン「気が付くと、キャップにも私の緑のインクの染みがついていました」
ボールペン「ずっと憧れてたこの汚れや減り具合」
ボールペン「ちょっと疲れたけど、とても清々しかったのを覚えています」
- 33:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/26(日) 17:01:51.39 ID:IWjlKa/n0
ボールペン「放課後、その手紙を渡して隣の席の子に告白し」
ボールペン「めでたくお二人が付き合うことになった日の夜」
ボールペン「赤ペンさん、青ペンさんたちには」
ボールペン「"先輩、さすがっすね~!"って褒められて」
ボールペン「壁に掛けられた制服の胸ポケットから、わざわざ黒ペンさんが"おめでとう!"って言ってくれました」
ボールペン「恥ずかしかったけど、とても嬉しくてたまりませんでしたよ」
ボールペン「ご主人様のキューピッドになれたような気がしてね」
- 34:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/26(日) 17:02:57.54 ID:IWjlKa/n0
ボールペン「それから毎日が変わりました」
ボールペン「彼女さんへのプレゼントに添えるバースデーメッセージや」
ボールペン「クリスマス、ホワイトデーなどのお手紙で」
ボールペン「私の出番がどんどん来るようになりました」
ボールペン「お二人にとって大事なライフイベントで、」
ボールペン「こんなにご主人様に必要にされるとは1年前の自分からでは想像できませんでした」
- 35:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/26(日) 17:04:32.63 ID:IWjlKa/n0
ボールペン「そして相変わらず練習一発目から本番の勢いで緑ペンを使うご主人様」
ボールペン「大抵失敗するのに、何度も何度も私を使って一生懸命書いてくれました」
ボールペン「クリスマスプレゼント、ホワイトデーのプレゼントに添えた手紙で」
ボールペン「彼女さんが喜んでくれると、私もとっても嬉しかったんです」
ボールペン「でも私にも、とうとうその時が来てしまいました」
ボールペン「字が、書けなくなってきたんです」
- 39:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/26(日) 17:06:19.13 ID:IWjlKa/n0
ボールペン「インクがかすれるようになって、」
ボールペン「せっかくのお手紙がところどころかすれてしまいます」
ボールペン「ガリガリこすれるような、削れるような感触が、」
ボールペン「そのままご主人様に伝わって、眉が逆ハの字になるご主人様」
ボールペン「こんなところで書けなくなったら」
ボールペン「ご主人様の大事なお手紙が台無しになってしまう」
ボールペン「それだけはなんとしても避けたいと思いました」
- 40:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/26(日) 17:07:35.44 ID:IWjlKa/n0
ボールペン「ティッシュにこすりつけたりペン先を温めるうちに」
ボールペン「インクが柔らかくなって少しずつ力が出るようになってきました」
ボールペン「しかし、書き進めるうち、何度も文字がかすれて」
ボールペン「そのたびご主人様はペン先に息を吐きかけます」
- 42:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/26(日) 17:08:52.88 ID:IWjlKa/n0
ボールペン「この手紙は、いつもとは違う手紙」
ボールペン「1年前に同じように手紙を書いて付き合うことになってから1周年記念の手紙」
ボールペン「ご主人様は私のインクの量を見て、残りがもう少ないことを感じ、」
ボールペン「いつもやる下書きを飛ばして頭の中で整理した言葉を全力で綺麗に書こうとしてくれます」
ボールペン「せめてそのお気持ちに応えたい。」
ボールペン「1周年記念のこの手紙に、ご主人様が一番伝えたい言葉を敷き詰められるように。」
ボールペン「残り僅かな力を絞って」
ボールペン「ご主人様の思いを果たしたいと思いました」
- 47:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/26(日) 17:11:25.89 ID:IWjlKa/n0
ボールペン「書き始めて1時間が過ぎた頃」
ボールペン「ご主人様の心のこもった手紙が出来上がりました」
ボールペン「かすれるのを必死にこらえ、」
ボールペン「なんとか最後の一文字までつなげることが出来ました」
ボールペン「でも・・・」
ボールペン「私に残された力は、もうありませんでした」
- 49:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/26(日) 17:15:37.04 ID:IWjlKa/n0
ボールペン「今まで筆箱の中から数々の別れを見てきました」
ボールペン「私もきっとゴミ箱に適当に投げ捨てられるのかと思いました」
ボールペン「でもご主人様は、」
ボールペン「先に行ったみんなみたいに投げ捨てるようなことはせず、」
ボールペン「私を惜しみながらゴミ箱にそっと入れました」
ボールペン「薄れゆく意識の中で、」
ボールペン「手紙を封筒に詰め、感慨深げにため息をついたご主人様を見て」
ボールペン「あの時ご主人様に買われてよかった、」
ボールペン「ご主人様の思い出を彩ることができたと思いました」
- 51:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/26(日) 17:16:28.90 ID:IWjlKa/n0
ボールペン「どこにでも売ってる198円のボールペンですが」
ボールペン「ご主人様の大事な思い出に寄り添えたこの2年半は」
ボールペン「とても200円やそこらで買えるようなものではありませんでした」
ボールペン「なかなか使ってもらえず寂しかった1年半、」
ボールペン「好きな子のために一生懸命になるご主人様と過ごした1年間」
ボールペン「私にとっては、あっという間の2年半でした」
- 53:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/26(日) 17:17:17.96 ID:IWjlKa/n0
ボールペン「ご主人様、」
ボールペン「ご主人様にとって、私はお役に立ちましたか?」
ボールペン「大切な思い出を飾るお手伝いを、きちんと出来ていましたか?」
ボールペン「まだまだ一緒に暮らしたかったですが、」
ボールペン「インクがなくなる時が、ボールペンの人生の終わりなんです。」
- 57:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/26(日) 17:20:23.11 ID:IWjlKa/n0
ボールペン「まだインクが残ってるのにかすれて書けなくなっても、」
ボールペン「私を捨てようとせず、最後まで私を信じて書いてくれましたね。」
ボールペン「心優しいご主人様に巡り合えて、本当に良かったと思いました。」
ボールペン「ご主人様のために、その時が来るまで頑張ろうって。」
- 59:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/26(日) 17:21:32.66 ID:IWjlKa/n0
ボールペン「ご主人様。」
ボールペン「最後にお願いがあります。」
ボールペン「明日からは、また新しい緑ペンさんがやってくると思います」
ボールペン「そしたら、これまで通り大事に使ってあげてください。」
- 63:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/26(日) 17:23:29.22 ID:IWjlKa/n0
ボールペン「でも・・・」
ボールペン「もし、私がこの後リサイクル工場に行って」
ボールペン「またボールペンに生まれ変わることが出来たら、」
ボールペン「もう一度、私をもらってくれませんか?」
ボールペン「赤ペンさん、青ペンさんたちが先に買われていって、」
ボールペン「私だけがお店に残っても、」
ボールペン「ずっとご主人様を待っています。」
ボールペン「たった一人になっても」
ボールペン「ご主人様ならきっと気づいてくれるって、」
ボールペン「私、信じてますから。」
―完―
転載元
ボールペン「私はボールペン。198円の緑ペン」
http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1390721984/
ボールペン「私はボールペン。198円の緑ペン」
http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1390721984/
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コメント一覧 (111)
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- 2014年01月26日 19:45
- いい話だな・・・
しかしお気に入りのボールぺンは入れ替えて使ってるけどこのボールペン
芯の部分なんだろうか
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- 2014年01月26日 19:50
- 泣いた
-
- 2014年01月26日 19:51
- ボールペンで泣く日がくるとは
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- 2014年01月26日 19:52
- 目から緑色のインクが溢れ出て止まらない
-
- 2014年01月26日 19:54
- 泣いてしまったじゃないか
-
- 2014年01月26日 19:55
-
泣いた(>_<)
持ってるボールペンを明日から大事に使ってあげよゔって思った…
-
- 2014年01月26日 19:59
- 高い
-
- 2014年01月26日 20:07
- イイハナシダナー
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- 2014年01月26日 20:12
- 俺の緑ペンは4年くらい使ってる?な
-
- 2014年01月26日 20:12
- 俺の白いボールペンもいつか誰かが使ってくれる日が来るのかな…さて、今日も練習するかな…
-
- 2014年01月26日 20:13
- 大体使い切る前にその辺で無くす俺は極悪人だったのか…
-
- 2014年01月26日 20:16
- 緑のボールペン買ってくるか
-
- 2014年01月26日 20:19
- こういうSSの面白いところは馬鹿みたいなコメントが見れることだよね^_^
-
- 2014年01月26日 20:19
- 泣いた
-
- 2014年01月26日 20:25
- よかった
-
- 2014年01月26日 20:36
- おいやめろや
-
- 2014年01月26日 20:41
- やめてくれ…やめてくれよ……
-
- 2014年01月26日 20:42
- 八百万の神々から受け継がれるアニミズムという概念は、
普段何気なく営んでいる小さな行動一つ一つに、思考の母である意識の萌芽をそっと与える、
かけがえの無い良き友となるのは、日本人の誇れるモノの一つであろう
-
- 2014年01月26日 20:45
- 感動した良スレ
-
- 2014年01月26日 20:53
- なるほど、日本人ならではの感動なのか
-
- 2014年01月26日 20:58
- 良いね
頑張ろう
-
- 2014年01月26日 20:59
- いや替芯買ってやれよ、と思ってしまった
-
- 2014年01月26日 21:03
- こんな良スレ初めてやわぁ
-
- 2014年01月26日 21:05
- 明日から頑張ろう
-
- 2014年01月26日 21:09
- 八百万の神だわ。
-
- 2014年01月26日 21:16
- 良すぎるわ泣けてくる
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- 2014年01月26日 21:22
- ええ話や…
物に宿るココロ、使う者の心……思う事は違っても、どっちも大切で温かいモノなんやなぁ
ただ1つ気になるとすれば
ペンの主人は毎回下書きをするのかしないのかハッキリとだな…
-
- 2014年01月26日 21:25
- なんも言えねえ…
-
- 2014年01月26日 21:28
- こういう系は弱いわ…
物が捨てられなくなっちまう…
-
- 2014年01月26日 21:53
- こういうの見るとちゃんと使いきろうと思えるよねー
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- 2014年01月26日 21:57
- 丸つけるときに赤使うくらいで、青と緑は筆箱に入っていない、ボールペンを使い切った事すらない俺は一体…?(大3年)
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- 2014年01月26日 22:11
- 緑ペンをよく使う自分としては、心暖まる話(;´д⊂)
-
- 2014年01月26日 22:15
- 緑買うだけ買って全然使ってなかった。ちゃんと使うわ。
-
- 2014年01月26日 22:50
- いい話だ。ものは大事にしないといかんね
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- 2014年01月27日 00:36
- いいお話でした
-
- 2014年01月27日 01:25
- 児童図書に使えそうなネタだと思う
物を大事にするって大切なことだよね
-
- 2014年01月27日 01:30
- 泣いたわ
-
- 2014年01月27日 01:59
- 絵本にして売れば売れると思う
-
- 2014年01月27日 02:09
- これはズルい
-
- 2014年01月27日 02:43
- いい
-
- 2014年01月27日 02:47
- 俺の使うボールペン、買った瞬間掠れるんだが…
-
- 2014年01月27日 03:59
- 正直に言う
泣いた
-
- 2014年01月27日 04:16
- 感動した。
ありがとう
-
- 2014年01月27日 04:33
- 物に心が宿る系の話に弱い。物大事にせな。
-
- 2014年01月27日 05:49
- うちの教師は黒板で黄色つかうこと多かったから黄色のところは緑を使ってた。しかも黒や青より消費が早いw
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- 2014年01月27日 06:10
- すごくいい
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- 2014年01月27日 09:16
- 目から汗が…
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- 2014年01月27日 11:40
- 途中で出なくならなければ最後まで使い続けるんだけどな…
なかなかそういうボールペンに当たらない…ToT
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- 2014年01月27日 11:57
- 中坊の頃ムダに何色ものボールペン持ってたやつwww
俺だ
オレンジが気に入ってた
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- 2014年01月27日 12:08
- 多色ノック式はキャップしないからかすれるのが早い気がする。気がするだけだけど
-
- 2014年01月27日 12:14
- 昼休みに読んで、泣いてしまいました。暫く、事務所に戻れそうにはありません。
-
- 2014年01月27日 13:35
- まさか泣くとは思わなかった
-
- 2014年01月27日 14:53
- 泣いた
-
- 2014年01月27日 15:16
- 青ペンより緑派だったから、なんか嬉しいわこのSS
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- 2014年01月27日 16:29
- やだもう悲しい
-
- 2014年01月27日 18:12
- 泣いた
ものは大事にするわ
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- 2014年01月27日 20:40
- なんか、なんで、ぐっとくるんだろうね。
-
- 2014年01月27日 22:11
- 緑買って来ます。
-
- 2014年01月27日 23:55
- きついなあ
でも暖かい
-
- 2014年01月28日 00:22
- ええ話や。。。。。
-
- 2014年01月28日 00:26
- ごめん、もともと物に感情移入しやすいタイプなんだ…泣いた…
-
- 2014年01月28日 00:28
- 縁起物として、自分の部屋のペン立てにでも置いていてくれるといいなあ
そういえば、今はヨドバシでボールペンの買え芯売ってるのね
自分、お気に入りのペンがあるから替え芯で延命してる
-
- 2014年01月28日 01:10
- ボールペンが主人公でしかも緑色というのが斬新!使い終わるまでの細かい描写が良いね。心温まる短編。緑のボールペン買ってくる。
-
- 2014年01月28日 01:12
- 日本チックな話だな。日本は憑物神信仰とか物には魂が宿るとかいう思想が根強いからこういう話が良くあるしこういうのに弱い。
平安時代だったかの小噺にも出てくる。教科書に載ってたのをよく覚えているよ
-
- 2014年01月28日 01:15
- いい話だった
-
- 2014年01月28日 01:56
- そして明日にはみんな忘れる(´・ω・`)
-
- 2014年01月28日 05:31
- ちょっと発掘してくるか
-
- 2014年01月28日 05:42
- こういうのは日本人特有だろうから海外の反応みてみてーな
まあたぶんいつもと似たような反応するんだろうけど
-
- 2014年01月28日 05:55
- その点、ゼブラの替え芯を注文している私には死角は無かった。
-
- 2014年01月28日 06:10
- 映画化決定。
どっかで絵本でぱくられてそうだな
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- 2014年01月28日 07:59
- なんかタイトルで
わたしは境界線 白と白との境界線
を思い出した
-
- 2014年01月28日 10:31
- 米欄ワロタw
まさか同類がこんなに居るとは…
-
- 2014年01月28日 12:46
- 電車で泣いてしまっただろ(´・ω・`)
-
- 2014年01月28日 14:43
- 泣いた。
-
- 2014年01月28日 21:44
- ブルーブラックを愛用して居る自分に隙は無かった。
俺以外、あの色採用するような奴は居ないだろうから、有る意味運命の出会いだよな。
ただ、使い切ったボールペンと小さくなるまで使えた消しゴムは、どんな物でも必ず、ありがとう、って一言言ってから捨ててる。
-
- 2014年01月29日 00:03
- 3色ボールペンや4色ボールペン使ってるけどたまには単色も買おうかな
-
- 2014年01月29日 08:23
- 泣いちゃう(´・_・`)
-
- 2014年01月31日 21:21
- これは素晴らしい
-
- 2014年02月01日 20:21
- 泣いた(;-;)
-
- 2014年02月03日 08:07
- 心があったかくなった
-
- 2014年03月28日 18:45
- ごめん、この前まだインク残ってるボーペン捨てちゃった
-
- 2014年09月20日 10:47
- http://tubemakersclub.com/file/FK8/omega-index.html モンクレール
モンクレール http://eduardofontana.com.ar/file/WDB/omega-index.html
-
- 2014年09月27日 00:36
- ニューバランス お客様相談室
ナイキ 求人 http://ameblo.jp/wosujina38/entry-11930152177.html
-
- 2014年11月22日 02:18
- あれ?
目から汗が……
-
- 2014年12月09日 19:31
- 赤ボールペンが書けなくなってきて、思い出したので再読した
また目から汗が……くそぉ
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- 2015年02月17日 15:56
- これCMにしたら良いんじゃね?
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- 2015年02月25日 10:24
- 前が見えねえじゃねえか、チクショウ!
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- 2015年03月24日 09:22
- (´;ω;`)
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- 2015年05月16日 23:11
- イラスト描くときいつも緑使ってるから割と消費する
ありがとう、緑ペン
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- 2015年09月10日 13:25
- comicoのカラーペインターズって漫画おすすめ!
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- 2015年09月10日 16:39
- こんなss書くんじゃねーよ
泣いちゃうだろうが泣
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- 2015年09月10日 20:56
- 俺なんで泣いてるんだろっておもったらみんな泣いてるのな
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- 2015年10月18日 03:14
- 普通に、浅田次郎くらい泣きました
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- 2017年01月02日 09:12
- 俺も手帳書く時何本もボールペン使うから感慨深かった
職業?プロデューサーだよ!
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- 2017年01月07日 14:28
- 泣いちまったじゃねえか
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- 2017年10月17日 11:00
- 最高
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- 2017年10月26日 02:49
- 受験期にイライラでボールペンへし折ったの思い出したわ
悲しい人間になったもんだ
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- 2018年02月27日 18:52
- こういうSS書ける人や、このSSを読んで泣ける人がいる限り、
日本の未来は明るいって思える。
いい作品をありがとう。
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- 2024年09月20日 15:19
- 著者です。
10年前のSSにこんなにコメントが付いているとは思わず驚きました。
皆様の温かいコメントは全て拝読させていただきました。ありがとうございます。
多くの方から愛されるSSを書けたのは私にとってとても大切な青春の思い出の一つとなりました。
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- 2024年09月20日 15:20
- 米38
>ただ1つ気になるとすれば
>ペンの主人は毎回下書きをするのかしないのかハッキリとだな…
こちらへの補足としまして
通常、鉛筆で下書きして緑ペンで清書すべきラブレターを、持ち主は男子学生特有の"どうにかなるだろう精神・面倒臭がり"で緑ペンで一発勝負しています。
しかし当然書き損じをするので、実質それが下書き扱いとなっていると言う背景です。
これを文章できっちり説明してしまうといささか冗長になる上、緑ペンの精神年齢が上がってしまうので、読者の方々の受け取り方にお任せする形で最低限の描写に留めました。