ヴォルデモート「俺様は改心するぞ！」ダンブルドア「なんじゃと？」
- 1：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2014/01/18(土) 00:11:22.94 ID:kCu0j7Xf0
ヴォルデモート「できると思う？」
ダンブルドア「無理じゃろ」
ヴォルデモート「俺様に不可能はない！」
ヴォルデモート「…が、一応理由を聞きたい」
ダンブルドア「トム、残念かもしれんが人を殺しすぎた
今さら人の道には戻れんよ」
ヴォルデモート「それが教師の言葉か！ダンブルドア！
もういい、俺様は一人でも改心してみせる！」
- 5：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2014/01/18(土) 00:14:51.01 ID:kCu0j7Xf0
マクゴナガル「…本気でしょうか」
ダンブルドア「わからん」
ダンブルドア「じゃがもしかしたらハリーとのつながりが
何かいい影響をあやつに与えたのかもしれん」
ダンブルドア「あやつの心に愛が目覚めたのなら
あるいは変われるかもしれんのう」
- 10：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2014/01/18(土) 00:19:54.17 ID:kCu0j7Xf0
ルシウス「おお、我が君」
ヴォルデモート「ルシウスか」
ルシウス「聞くところによりますとダンブルドアに改心すると仰ったとか…」
ヴォルデモート「ああ、そうだ」
ルシウス「あー…我が君
あの老いぼれを油断させるには素晴らしい作戦かもしれませんが
そのような回りくどいことをなさらずとも…」
ヴォルデモート「なにを勘違いしているのだルシウス
俺様は本気だ」
- 15：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2014/01/18(土) 00:24:45.50 ID:kCu0j7Xf0
ルシウス「は？」
ヴォルデモート「まだ闇の心が抜けきっていないようだな
一緒にされると周りに誤解されかねないから俺様には今後一切近づくな」
ルシウス「……」
ヴォルデモート「さらばだ、ルシウス」ｽｶﾞﾀｸﾗﾏｯｼｰ
ルシウス「………」
ルシウス「いや、分霊箱つかった時点で堅気に戻るなんて無理ですやん…」
- 16：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2014/01/18(土) 00:28:47.34 ID:kCu0j7Xf0
ロン「聞いたかハリー、例のあの人が改心するって話！」
ハリー「信じられないな
それにアイツは僕の両親やセドリックを殺した
アイツがいなければシリウスが死ぬこともなかった
たとえ改心したとしても僕は許せないよ」
ロン「そうかもしれないけど…でも考えてみろよハリー
もしも例のあの人が心を入れ替えたならもう死喰い人との争いはなくなるんだぜ？」
ヴォルデモート「その通りだポッター！」ｽｶﾞﾀｱﾗﾜｯｼｰ
ハリー＆ロン「うわっ！」
ヴォルデモート「これからみんな仲良くするのだ！」
- 19：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2014/01/18(土) 00:35:36.97 ID:kCu0j7Xf0
ロン「あ、ああ…」ｶﾞﾀｶﾞﾀ
ハリー「ダンブルドアを騙して、今度は僕に何を吹きこみにきたんだ？」
ヴォルデモート「人聞きの悪い…俺様はまっとうに生きると決めたのだ
だから親睦を深めようとレクリエーションを計画しお前達を誘いに来たのだ！」
ハリー「レクリエーション？」
ヴォルデモート「そう、聞くところによるとポッターはクィディッチが好きらしいな
だから親善試合をしようと思う」
ハリー「なんだって？」
ヴォルデモート「俺様とチームを組むのだポッター！」
- 20：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2014/01/18(土) 00:40:16.01 ID:kCu0j7Xf0
ヴォルデモート「シーカーはポッターでキーパーはお前だ」
ロン「ぼっ、ぼく！？」
ヴォルデモート「俺様がチェイサーでダンブルドアがビーター…」
ロン「ハ、ハハッ、すげーチームだ」
ヴォルデモート「だろう？」
ハリー「……」
ヴォルデモート「どうしたのだポッター、盛り上がってきたではないか」
ハリー「悪いけど、お前とクィディッチはできない」
- 23：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2014/01/18(土) 00:45:11.61 ID:kCu0j7Xf0
ヴォルデモート「なんだと？楽しそうではないか」
ハリー「あれだけ人を殺しておいて、よくもそんなことが言えるな！」
ヴォルデモート「過ぎたことはしょうがないのだポッター
過去は変えられぬ
大切なことはこれからどう生きるかなのだ」
ロン「そうだぜハリー、クィディッチ一回で魔法界が救われるなら…」
ハリー「ロンは黙ってて！これは父さん達を殺された僕と殺したコイツの問題だ！」
ロン「でも…っ！」
ヴォルデモート「待て、よいのだ
俺様のために友と争うことはない」
- 26：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2014/01/18(土) 00:51:16.77 ID:kCu0j7Xf0
ヴォルデモート「考えてみればポッターが俺様を嫌うのは当然のこと
だがお前も少し考えてみて欲しい
お前のせいで俺様は耐えがたい苦痛と屈辱を味わった
ある意味お互い様なのではないか？」
ハリー「は？」
ロン「おい、それはマズイって」
ハリー「お互い様？お互い様だって？
お前のは自業自得だ、そうだろ？
お前が僕を殺そうとしなければ、お前の身が滅びることはなかった！」
ヴォルデモート「だから過去は変えられないと言っているのだ
お互い水に流そうではないか、ポッター！」
ハリー「…もういい！たくさんだ！
誰かを殺すつもりがないならそれでいい
でも僕の目の前から消えてくれ」
- 28：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2014/01/18(土) 00:55:04.84 ID:kCu0j7Xf0
ヴォルデモート「(´・ω・｀)」
ダンブルドア「トム、どうやら本気だったようじゃの」
ヴォルデモート「ダンブルドア…」
ダンブルドア「まずはそう、謝罪をせねばの
疑ってすまなかった」
ヴォルデモート「よいのだダンブルドア
それよりも、それよりも何とかポッターと仲良くはなれないだろうか」
ダンブルドア「難しい相談じゃ
ときにトム、これからどうするつもりなのじゃ？」
- 29：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2014/01/18(土) 00:58:53.44 ID:kCu0j7Xf0
ヴォルデモート「……」
ダンブルドア「何も考えておらんか
ならばどうじゃ、ホグワーツの先生になってみては」
ヴォルデモート「なんだと？」
ダンブルドア「おぬしほど闇の魔術、そして防衛術に長けた者はおらん
その力を後世のために注ぐというのはどうじゃろう」
ヴォルデモート「この俺様が先生に…」
ダンブルドア「さすればハリーとの接点も増えよう」
ヴォルデモート「(ﾟ∀ﾟ)」
- 30：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2014/01/18(土) 01:03:26.65 ID:kCu0j7Xf0
ヴォルデモート「いいだろう、俺様が直々に指導してみせよう」
ダンブルドア「決まりじゃな」
ヴォルデモート「待て、教師というのはその…課外授業を組んでも良いものなのか？」
ダンブルドア「事前にワシの許可をとれば可能じゃ」
ヴォルデモート「……ハイキングだ」
ダンブルドア「？」
ヴォルデモート「ポッター達と授業の一環でハイキングをとり行う！」
ダンブルドア「いきなり私物化しすぎのような気もするが…まあいいじゃろ」
- 34：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2014/01/18(土) 01:09:14.06 ID:kCu0j7Xf0
ヴォルデモート「さあ勇敢なるホグワーツの生徒達よ
これから俺様と楽しいハイキングの時間だ」
ハーマイオニー「ハリー、一体なにがどうなっているの？」
ハリー「僕が聞きたいくらいだ」
ヴォルデモート「もちろん授業の一環だ、これから諸君には俺様と一緒に禁じられた森へ行ってもらう」
ハーマイオニー「なんですって！？」
ハーマイオニー「……えーと、せ、先生？
禁じられた森は危険ですから授業の場としては…」
ヴォルデモート「なにをバカなことを、けが……れていない血よ
この俺様がついているのだ、一体なんの危険がある？」
- 36：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2014/01/18(土) 01:11:31.89 ID:kCu0j7Xf0
ロン「確かに何もねぇや！」
ハリー「先生自体が危険じゃなければね」
ロン「きみ、まだそんなことを言っているのかい？
あの笑顔を見てみろよ」
ヴォルデモート「(^ー^)」
ハリー「逆に嘘くさいよ」
ハーマイオニー「そうね、ハリーの言う通りだわ
もしかしたらハリーを連れ出して始末するつもりかも…」
- 38：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2014/01/18(土) 01:14:58.76 ID:kCu0j7Xf0
ヴォルデモート「そこの三人、まだ説明の途中だ
私語は慎むのだ」
ハーマイオニー「すみません、せ……先生」
ヴォルデモート「楽しいおしゃべりはもう少し後だぞポッター」
ハリー「……」
ロン「おい」
ハリー「………」
ロン「はい、先生！」
- 42：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2014/01/18(土) 01:20:06.85 ID:kCu0j7Xf0
ワイワイ ガヤガヤ
ワイワイ ガヤガヤ
ハリー「今のところは普通の授業だな」
ハーマイオニー「それどころか最高の授業よ！
さすがはダンブルドア先生と並びたてられていた魔法使いだわ！」
ヴォルデモート「ここらでランチの時間としようではないか
誰か俺様のシートに入る生徒はいないか？」
シーン――…
ロン「露骨にきみを見てるぜ」
ハリー「いやだよ」
- 44：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2014/01/18(土) 01:22:38.51 ID:kCu0j7Xf0
ヴォルデモート「ポッター、こちらへ来るのだ」
ハリー「嫌です、先生」
ヴォルデモート「(´・ω・｀)」
ロン「ハリー、昼食を一緒にするくらい良いだろう？」
ハーマイオニー「そうね、先生の話をもっと聞きたいわ」
ハリー「きみ達、正気かい？」
- 46：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2014/01/18(土) 01:26:25.46 ID:kCu0j7Xf0
ヴォルデモート「ポッターはやく！はやくするのだ！」
ロン「じー……」
ハーマイオニー「……」
ハリー「オーケー、わかった
今回だけは付き合うよ」
ヴォルデモート「それでこそ勇敢なるグリフィンドール生だ、ポッター
その偉大なる勇気をたたえて俺様のサンドウィッチを一つくれて……」
ヴォルデモート「くれて…」
ハーマイオニー「どうしたんですか、先生」
- 48：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2014/01/18(土) 01:29:30.43 ID:kCu0j7Xf0
ヴォルデモート「ランチボックスを忘れてしまったのだ(´・ω・｀)
今朝たしかにリュックに入れたと思ったのだが…」
ロン「ハリー、わけてやろうぜ」
ヴォルデモート「それには及ばん
アクシオ！ランチボックス！」
ピューンッ！
ロン「ワオ！すっげースピードだ！」
ヴォルデモート「(・´ー・｀)」
ハリー「すっげームカつく顔だよ」
- 52：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2014/01/18(土) 01:33:11.40 ID:kCu0j7Xf0
ヴォルデモート「あ……」
ハーマイオニー「今度はどうしたんですか？先生」
ヴォルデモート「中身を詰めるのを忘れてしまったのだ…」
ロン「もう結構な歳だからね」
ハーマイオニー「ロン！」
ロン「おっと」
ハーマイオニー「がっかりしないでください先生
私達のお弁当をおわけしますから」
ヴォルデモート「なんだと…これがダンブルドアの言っていた愛か……
なるほど愛とは素晴らしいものだ………」
- 54：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2014/01/18(土) 01:37:26.23 ID:kCu0j7Xf0
ロン「きみ、これでもまだ先生を疑っているのかい？」
ハリー「……」
ロン「優しくて有能でフレンドリー、最高の先生さ！そうだろう？」
ハリー「…だけど」
ガサッ
ハーマイオニー「みんな、気をつけて！こんなに和やかだけどここは禁じられた森なのよ！」
ヴォルデモート「下がっているのだ！
生徒達はこの俺様が守る！」
- 56：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2014/01/18(土) 01:42:05.43 ID:kCu0j7Xf0
ネビル「あ、あいつは！？」
ベラトリックス「我が君…」
ヴォルデモート「ベラ……」
ベラトリックス「お弁当を忘れていましてよ」
ヴォルデモート「おお…持ってきてくれたか
よくやった、これで皆とおかずの交換ができる」
ベラトリックス「では私はこれで…」
ハーマイオニー「ホッ、よかったわ、先生の仲間で
危険な生物だったらどうしようかと」
ロン「どんな魔法生物だって先生にはかなわないさ！」
ハーマイオニー「それもそうね」
- 59：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2014/01/18(土) 01:46:18.07 ID:kCu0j7Xf0
――ガサッ
ロン「今度は何だ？」
ハーマイオニー「先生ったら、まだ何か忘れ物を？」
ヴォルデモート「いや…もう俺様に足りないものはない……」
ロン「えっ、じゃあ……」
ハーマイオニー「大丈夫よ、先生が守ってくれるわ！」
ハリー「……それなら、それならどうして僕に杖を向けているんだ？」
ロン＆ハーマイオニー「！？」
- 60：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2014/01/18(土) 01:51:05.74 ID:kCu0j7Xf0
ヴォルデモート「動くな、ポッター」
ハリー「音が鳴ったのはこっちじゃないぞ、ヴォルデモート」
ヴォルデモート「口のきき方に気をつけるのだな、ポッター
自分が置かれた状況がわからないわけでもあるまい」
ロン「ハリー！」
ハーマイオニー「先生！どうして…」
ヴォルデモート「俺様は俺様らしく当然のことをするまでだ」
ハリー「くっ…」
ヴォルデモート「アバダ――」
- 61：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2014/01/18(土) 01:53:55.64 ID:kCu0j7Xf0
ルシウス「おお！」ｽｶﾞﾀｱﾗﾜｯｼｰ
ルシウス「さすがは我が君！今こそポッターの首を――」
ロン「ハリー、逃げろ！」
ヴォルデモート「ケダブラ！」
ブシュオ――――ッ！
ハーマイオニー「ハリー！」
ハリー「」
ロン「ハリー！」
- 63：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2014/01/18(土) 01:56:00.75 ID:kCu0j7Xf0
ルシウス「や、やった！これであとはダンブルドアを殺せば――」
ヴォルデモート「お前は何を言っているのだ？」
ルシウス「は？」
ロン「ハリー！」
ハーマイオニー「ハリー！」
ハリー「…………」
ハリー「……あれ？」
ヴォルデモート「肩に毒グモがついていたぞ、ポッター」
- 67：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2014/01/18(土) 02:00:19.92 ID:kCu0j7Xf0
ヴォルデモート「気をつけるのだ、俺様の授業は楽しいだけのハイキングではない」
ハリー「…………」
ヴォルデモート「お前の身に何かあったら俺様はどうすれば良いのだ
もっとわが身を大切にするのだ、ポッター」
ハリー「……はい、先生」
＼ ワッ ／
ピーピー ヒューヒュー
ロン「やったぜ先生！ついにハリーが、ハリーが先生って呼んだ！」
ヴォルデモート「(^ー^)」
- 70：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2014/01/18(土) 02:06:37.20 ID:kCu0j7Xf0
ヴォルデモート「……ルシウス」
ルシウス「はっ、我が君…」
ヴォルデモート「あれほど言ったはずだが、まだお前の心は闇に染まったままのようだな」
ルシウス「い、いえ、そのようなことは…我が君、決して……」
ヴォルデモート「俺様の生徒たちの前に置いておくには危険がすぎる
すこしお仕置きをせねばな……」
ルシウス「我が君…どうか、我が君……」
ヴォルデモート「俺様の呪文はそこらの魔法使いとは威力が違うぞ」
- 75：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2014/01/18(土) 02:10:15.08 ID:kCu0j7Xf0
ヴォルデモート「リクタスセンプラ！笑い続けよ！」
ルシウス「わ、わがきっｗｗｗｗｗｗｗｗｗみｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ
どうかｗｗｗｗｗｗｗｗごｗｗｗｗｗｗｗｗｗごじひをｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」
ヴォルデモート「良い笑顔ができるではないか、ルシウス
そうして皆が笑って生きていけばいいのだ」
ルシウス「ｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」
ロン「しっびれるぅ！」
ハーマイオニー「本当に素敵な先生だわ！」
ハリー「ダンブルドアなんか足元にも及ばないよ！」
- 77：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2014/01/18(土) 02:11:26.18 ID:xe+/VOya0
おいハリーwwwww
- 79：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2014/01/18(土) 02:16:31.64 ID:kCu0j7Xf0
ヴォルデモート「ポッター、誰かをけなして褒められても俺様は嬉しくない
それにダンブルドアは俺様も認める素晴らしい魔法使いだ」
ハリー「はい」
ヴォルデモート「こうしてお前達を教えることができるのもダンブルドアの尽力があってこそ
教師としては俺様の方が足元にも及ばない
礼儀を忘れるな、ポッター」
ハリー「はい先生、すみませんでした！」
ヴォルデモート「予定が狂ってしまった
これから城に帰ってレポートをまとめてもらう」
生徒達「えーっ！」
ヴォルデモート「俺様も心苦しいが全てはお前達のため
知識という財産だけは貪欲に求めねばならない、手放してはならないのだ」
- 80：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2014/01/18(土) 02:19:14.51 ID:kCu0j7Xf0
――――
――
ヴォルデモート「それではここで解散とする
レポートは来週末までに提出するのだ」
生徒達「はい、先生！」
ヴォルデモート「では解散！――だが、ポッターには少し話がある」
ハーマイオニー「先に行っているわ、ハリー」
ロン「談話室で」
ハリー「わかった」
- 83：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2014/01/18(土) 02:23:45.95 ID:kCu0j7Xf0
ハリー「それで、話ってなんでしょうか」
ヴォルデモート「それなのだが……実は…」
ヴォルデモート「……」
ハリー「先生？」
ヴォルデモート「お前の両親は俺様が殺してしまった
聞けば名付け親までが俺様のせいで死んでしまったとか」
ハリー「…………」
ヴォルデモート「……代わりになれるなどとは思ってもいない
断ってくれて構わぬのだが…」
- 84：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2014/01/18(土) 02:24:35.89 ID:ka6+vUOcP
ヴォルちゃん・・・
- 85：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2014/01/18(土) 02:29:09.56 ID:kCu0j7Xf0
ヴォルデモート「俺様も身内がいないことだし、どうだ
ポッターさえ良ければ、俺様と……」
ハリー「あなたと一緒に暮らす？」
ヴォルデモート「＜●＞＜●＞」
ハリー「…………」
ハリー「…僕、あなたのことは許せないと思ってた
だけどもしも本当に心を入れ替えたなら、このままでいてくれるなら……」
ハリー「僕達、上手くやっていけるかもしれない」
ヴォルデモート「(*ﾟ∀ﾟ*)」
- 87：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2014/01/18(土) 02:32:49.15 ID:kCu0j7Xf0
ヴォルデモート「俺様の教育は厳しいぞ」
ハリー「はい」
ヴォルデモート「そうかしこまるな、ハリー
俺様たちは家族なのだ」
ハリー「……わかったよ、ヴォルデモート」
ヴォルデモート「さあハリー、これからは俺様の元で一人前の魔法使いに
いや一人前の人間になるのだ」
――――
――
―
- 90：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2014/01/18(土) 02:35:46.00 ID:kCu0j7Xf0
ヴォルデモート「ということがあったのだ」
ダンブルドア「……」
ダンブルドア「う、うまくやったものじゃな
それで、予言はどうするのじゃ？」
ヴォルデモート「一方が生きる限り、他方は生きられぬ、か――」
- 92：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2014/01/18(土) 02:38:39.21 ID:kCu0j7Xf0
ヴォルデモート「それならば問題ない、俺様はもう闇の帝王ではないのだからな」
ダンブルドア「しかし万が一ということもある」
ヴォルデモート「その時は俺様とお前が力を合わせれば良いのだ
さすれば予言ごとき簡単に覆せるだろう」
ダンブルドア「…………」
ヴォルデモート「ああ、俺様は実に気分がいい
ではまたな、ダンブルドアよ！」～♪
ダンブルドア「……」
マクゴナガル「…ダンブルドア？」
- 96：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2014/01/18(土) 02:43:42.59 ID:kCu0j7Xf0
ダンブルドア「ミネルバ、聞こえるじゃろう？ホグワーツに響き渡るこの歓声が」
＼ヴォルデモート！／ ＼ヴォルデモート！／
＼ヴォルデモート！／ ＼ヴォルデモート！／
マクゴナガル「はい
”名前を言っていはいけないあの人”がここまで生徒達から親しげに呼ばれるなんて…」
ダンブルドア「感動的じゃ、実に感動的じゃが……」
＼ヴォルデモート！／＼ヴォルデモート！／＼ヴォルデモート！／
＼ヴォルデモート最高ーーーーーーーーっ！／
＼せーのっ！ヴォルデモート最高ーーーーーーーーーっ！／
- 98：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2014/01/18(土) 02:51:17.85 ID:kCu0j7Xf0
ダンブルドア「なんじゃろうな、この胸に湧き上がるドス黒い感情は」
マクゴナガル「嫉妬ですか、ダンブルドア」
ダンブルドア「…………」
マクゴナガル「…アルバス？」
ダンブルドア「ワシ、ちょっと闇の魔法使いに目覚めるわ…」
マクゴナガル「あなたらしくもない冗談ですね」
ダンブルドア「……冗談だと良いんじゃがの………」
後に闇の力を求め続ける魔法使いと
闇の力を手放した魔法使いの決闘が行われることになる
魔法史でも最大と言われた戦いの果て――
額に稲妻の傷をもつ青年が勝者に笑顔で駆け寄ったという……
-end-
- 104：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2014/01/18(土) 02:56:05.56 ID:7mBIiRo50
オツカレー
転載元
ヴォルデモート「俺様は改心するぞ！」ダンブルドア「なんじゃと？」
http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1389971482/
ヴォルデモート「俺様は改心するぞ！」ダンブルドア「なんじゃと？」
http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1389971482/
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コメント一覧 (50)
-
- 2014年01月18日 11:16
- 一々顔文字が可愛いなヴォルデモートｗ
-
- 2014年01月18日 11:35
- わろた
-
- 2014年01月18日 11:43
- 昔のダンブルドアさんは力こそパワーの結構な人やったからな…
-
- 2014年01月18日 11:45
- ハリーの華麗な手の平グルゥン!!にはワロタｗｗ
-
- 2014年01月18日 11:53
- トムって名乗ればいいのにｗ
-
- 2014年01月18日 11:53
- どうしてこうならなかった
-
- 2014年01月18日 11:58
- 感情の起伏が激しいヴォルデモートかわE
-
- 2014年01月18日 12:03
- もうこれまとめられてたか
アズカバンの囚人までしか呼んでなかった俺でもおもしろかった
ダンブルドアwwwwww
-
- 2014年01月18日 12:08
- ポッターは身内がやられて無ければヴォルの仲間になっててもおかしくない性格だからなぁ
-
- 2014年01月18日 12:09
- 想像してみろよ
頭ツルツルで鼻のない、蒼白い顔のいい年したおっさんが
(*ﾟ∀ﾟ*)な表情してるんだぜ…
-
- 2014年01月18日 12:15
-
こいつアホや
-
- 2014年01月18日 12:21
- ヴォルデモートも一歩間違えなければ偉大な魔法使いになっただろうに
それこそ校長クラスの
-
- 2014年01月18日 13:06
- ハリーの鮮やかすぎる手のひら返し
-
- 2014年01月18日 13:07
- ヴォルデモートがクィディッチって…
箒持ってたのかな？
-
- 2014年01月18日 13:13
- 箒なんてベラさんがいれば
-
- 2014年01月18日 13:18
- イイハナシダナー
-
- 2014年01月18日 14:07
- 「お辞儀は45°の角度でするのだポッター」
-
- 2014年01月18日 14:13
- ※9
ハリーは自己顕示欲が強いうえに自信過剰気味だからな
先生に怒られたとかそんな理由で簡単に闇堕ちしてもおかしくない
-
- 2014年01月18日 14:18
- おじぎしなきゃ…
-
- 2014年01月18日 14:39
- 私は、ヴォルデモートとダンブルドアの絡みを期待していたのにがっかりだわ。
ハリーとくっつくなんて...
若かりし日ダンブルドアは、ホモでヴォルデモートにけそうしていたそうだ。
作者の隠れ設定。
なのでラストはありだけど、ここは二人仲良く末長くが希望。
-
- 2014年01月18日 15:21
- ｽｶﾞﾀｱﾗﾜｯｼｰってなんだよ
-
- 2014年01月18日 16:00
- これは傑作
-
- 2014年01月18日 16:41
- このヴォルさんルルーシュみたいな性格してますやん
-
- 2014年01月18日 16:53
- あの癖のある吹き替えでの脳内再生率が半端ねぇｗｗｗ
-
- 2014年01月18日 16:54
- スネイプ涙目ｗｗｗ
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- 2014年01月18日 17:03
- ハッピーエンドってどんな作品でもいいもんだな
最後はヴォルが誰かと戦うようだけど、解釈によってはダンブルドアにする必要もないし、
毒グモのドキドキ感もなかなかよかったわ
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- 2014年01月18日 17:29
- なにこのヴォルデモートかわええｗｗｗ
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- 2014年01月18日 17:40
- ＞ヴォルデモート「(^ー^)」
草不可避WWWWWW
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- 2014年01月18日 17:51
- ※18 いやさすがにそこまで酷くないと思うぞ・・・
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- 2014年01月18日 18:16
- ※14
お辞儀さんは別に杖なしで飛べるやん？
問題ない問題ない
※20
闇の魔法使いは闇の魔法使いだけど、ヴォルじゃなくグリンデルバルトにだろ？
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- 2014年01月18日 19:53
- 最後はホモォ展開になるかと、脱いで待ってたのに！
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- 2014年01月18日 20:46
- ※18
ハリーへの悪意あり過ぎｗ
ネットの意見しか見てないのか知らんがそんなキャラじゃねーよ
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- 2014年01月18日 21:20
- ？？「待て、おまえら！ちょっと勘違いしてるんじゃねえのか？ こいつのどこが偉いんだ？一体！
偉いやつってのは始めから悪の魔法使いなんかにならねえの！正直で正しい人間が偉いに決まってるだろ！
こいつなんかわがままで仕事もしないで犯罪やって、 それがやっと普通のレベルに戻っただけだぞ」
？？「こいつに家族を奪われた真面…将来有望な学生や、初恋の人を殺された先生の方が悲惨でしょう！？
『正直者がバカを見る』の手本を示しているこいつの何処が立派なんすか？
同じ年で教職員などしてがんばってる魔法使いのほうが立派でしょうが。 どうしてそんな単純なことが分からないのですか！」
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- 2014年01月18日 23:55
- 俺様と楽しいハイキングでもう耐えられなくなったｗｗｗｗｗｗｗ
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- 2014年01月19日 00:19
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ｽｶﾞﾀｸﾗﾏｯｼｰでもうダメだった
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- 2014年01月19日 00:54
- ヴォルデモートの俳優さんの素顔で再生された
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- 2014年01月19日 02:11
- なんでハニー・ポッターの方はまとめないんだろう
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- 2014年01月19日 02:31
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クッソワロタwww
ヴォルちゃんめっちゃかわEwww
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- 2014年01月19日 03:51
- なんやこのヴォルデモート（歓喜）
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- 2014年01月19日 04:40
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そりゃ幼い頃からずっと、ダドリー一家にいじめられ続けてたら多かれ少なかれ性格は歪むだろう
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- 2014年01月19日 05:14
- けが……れていない血で腹筋が死んだｗｗｗｗｗｗｗｗ
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- 2014年01月19日 06:27
- ※32
いやいや不死鳥の騎士団以降は思春期全開で
いつ盗んだバイクで走り出してもおかしくなかったじゃねえかｗ
そこでさらに中二病に目覚めれば闇堕ちしてもおかしくないｗ
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- 2014年01月19日 07:20
- 勢いと顔文字にやられた。腹ｗｗｗいてぇｗｗｗ
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- 2014年01月19日 16:09
- ※42
映画でカットされた原作の部分では最初から結構ひねくれてたな
森に行ったのがばれて減点、周りの生徒がちょっと冷たくなったときに、
「そもそも僕のおかげでポイント高かったんだろ！お前らふざけんな！」みたいな心情が地の文で書かれてたはず
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- 2014年01月19日 22:21
- 島国の人間て心の中にどす黒いものを持ってるからな
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- 2014年01月20日 05:28
- ハリーの自己顕示欲は人並みだろ
向こうでは控えめな性格は損しかしないから、謙虚が美徳の日本とは考え方自体が違うんだよ
まあでも原作読んでるとハリーってあんま好きになれないよね。話は面白いんだけど
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- 2014年01月23日 15:36
- ハリーの性格がどうのは抜きにしても、（よほど酷い事をした訳でもないのに）いきなりダンブルドアを貶したのはイミフ
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- 2014年02月22日 20:50
- これは>>1に対し敬意を込めたおじぎをせねばなるまい
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- 2014年06月20日 17:30
- ハリー「ダンブルドアなんか足元にも及ばないよ！」
綺麗な手のひら返しｗｗｗｗｗｗｗ
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- 2016年06月26日 10:20
- 闇の帝王かわE
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