響「ハム蔵が潰れた」
- 1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/07(火) 21:55:55.12 ID:wnC+71RO0
グチャ!ヂュッ!
天海春香、17歳。158cm。
響「え...?」
足はスラリと細く、腕はもっと細い。
春香「...え?」
プロデューサーさんなら、お姫様抱っこしたままどこまででも走っていけるだろう。
軽く、細く華奢な体。
真「あ...」
しかしその軽い体重は、
雪歩「ぁ...あぁ...」
ハム蔵を踏み潰すのには、十分すぎた。
- 13:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/07(火) 22:01:01.68 ID:KVDyjriaP
響「は...るか...?」
響の静かな声に心臓が飛び跳ねる。
足の下に、何かを感じる。
春香「い...違...これ、は...」
真「...」
雪歩「...」
春香「ち、違う。ぁ、お願い...」
この足の下には、何もいない。小さな命はいない。
そう願って、足をどける。
- 20:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/07(火) 22:04:12.78 ID:KVDyjriaP
春香「!」
小さな命は、どこにもなかった。
真「うっ...!」
あったのは、いつもはふっくらしたハムスター...の、ぺしゃんこになった死体だった。
雪歩「ぅっ...ぉえ...」
雪歩は耐えられなかった。口からとび出た赤いものをモロに見てしまったからだ。
真「!ゆ、雪歩...こっちに...」
春香「あ...あぁ...あ...ハム、蔵...」
最悪の結果だった。
- 32:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/07(火) 22:08:00.74 ID:KVDyjriaP
響「はるか...?ハム蔵...?ハム蔵...?」
響「ハム蔵!ハム蔵!!」
ぺしゃんこになったモノに呼びかける響。
春香「う...あ...!」
春香が後ずさると、足の裏についた血が床にこびりつく。
響「嘘...ハム蔵...」
P「どうした!何があった!!」
真「プロデューサー...ハム蔵が...」
逃げた、ではない。
春香の足から伸びるほんの少しの血を見て、プロデューサーは一瞬で察する。
- 38:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/07(火) 22:10:05.08 ID:KVDyjriaP
P「と、とにかく...真と雪歩は、外に」
真「は、はい...」
雪歩「ぅ...うう...」
響「ハム蔵...ハム蔵...」
P「な、何があった?」
わかっている。何があったか、状況を見ればわかる。
しかし大事なのは、彼女たちの心だ。
P「春香、何があった」
春香「っ!」ビクン
- 42:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/07(火) 22:12:25.96 ID:KVDyjriaP
呼ばれた春香は、抜けた魂が戻ったように飛び跳ねた。
春香「ああぁの、私が、えと、響ちゃんと遊んでて...私、押されて」
P「...そうじゃない。何が、起きたんだ。教えてくれ」
春香「...ハム蔵を、潰した」
自分の犯した状況を口に出した途端、春香は泣きはじめる。
春香「ハム蔵...ハム蔵?響ちゃん?」
P「くっそ...なんてこった」
その間も、響はずっとハム蔵の名を呼びかけていた。
- 50:1:2014/01/07(火) 22:16:00.20 ID:KVDyjriaP
P「もしもし、律子か?...ああ、緊急事態だ...すぐに戻ってこれるか?...俺一人じゃどうしようも...」
P「ええと...その...春香が...ハム蔵を......した」
P「ああ...じゃあ...」
響「ハム蔵!!ハム蔵!!嫌!!」
春香「...」
P「二人とも、とにかく落ち着くんだ」
響「プロデューサー!!ハム蔵が!!」
P「わかってる。とにかく、ここから一度離れるんだ」
- 56:1:2014/01/07(火) 22:18:50.08 ID:KVDyjriaP
社長室
真「雪歩、大丈夫?」
雪歩「真ちゃん、ありがとう...」
春香「...」
P「...」
どうすればいい。俺はどうしたらいい。
響「ねぇ!」
突然、響がいつもの声をあげた。
響「プロデューサー!ハム蔵を病院に連れて行かないと!」
P「え...?」
- 58:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/07(火) 22:20:33.11 ID:n1VNydTI0
アカン
- 60:1:2014/01/07(火) 22:21:38.02 ID:KVDyjriaP
俺は、どうしたらいい...
P「響...」
こんな素直な子に、ハム蔵は死んだ、諦めろと言うのか?
響「さっきな!ハム蔵の飛んだ目を入れたら少し動いたんだ!」
雪歩「や、やめて、響ちゃん」
響「だからな!中の物もかきあつめて!」
真「響!やめて!」
春香「プ、プロデューサーさん」
P「...!!」
言えるわけがない!
- 65:1:2014/01/07(火) 22:24:44.84 ID:KVDyjriaP
律子が戻るまでの10分間、響は喋り続けていた。
律子「ただいま、戻りました」
P「律子...」
貴音「状況は、聞いております」
伊織「...」
美希「寝てる場合じゃないの」
響「律子!律子!午後は動物病院に行ってくるぞ!」
律子「病院...?」
P「律子」
響は...不安定だ。
目で律子に合図した。
- 72:1:2014/01/07(火) 22:28:48.40 ID:KVDyjriaP
P「律子、ちょっと」
律子「はい」
...
P「...俺には、無理だ」
律子「...」
P「情けないが、あの響にハム蔵は死んだと突きつけることは...できない」
律子「じゃあ、どうしろって言うんですか」
P「...わからない」
律子「...すみません...私も、わかりません。ですが、突きつけなければならないことだと思います」
ガチャ
社長室から貴音が出てきた。手には小さな箱を持っている。
P「貴音?」
- 80:1:2014/01/07(火) 22:32:15.94 ID:KVDyjriaP
貴音はハム蔵の前にしゃがみ込む。
貴音「...本当に、死んでしまわれたのですね」
律子「そう、みたいね」
貴音は長い箸を取り出し、ハム蔵をつまむ。
貴音「亡骸を、このままにしておくわけにはいきません」
P「すまないな...貴音。俺がやるべきことを」
貴音「いいのです。響は、大切な仲間です」
白い箱にハム蔵を丁寧に入れる。
貴音「響は...不安定な様子。友の死ほど辛いものはありません」
- 84:1:2014/01/07(火) 22:36:22.99 ID:KVDyjriaP
P「...」
貴音「しかし、誰のせいでもありません。そこはきちんと、伝えるつもりです」
律子「え、あなたが、伝えてくれるの?」
貴音「あなた方が頼りない、と言うつもりではありませんが。言うなら...私の方がよいかと」
P「ありがとう。すまないな...貴音」
貴音「はい」
- 88:1:2014/01/07(火) 22:38:02.29 ID:KVDyjriaP
社長室の空気は妙な形で張り詰めていた。
響「それでな、ハム蔵がな...」
ハム蔵の過去を、誰に聞かせる訳でもなく笑顔で語る響。
春香「...」
響の槍がいつ自分に向くかと思うと恐ろしく、動けない春香。
雪歩「...」
真「...」
響の笑顔が耐えられない真、雪歩。
美希「...」
伊織「...」
状況の中に放り込まれ、何を言えばいいのかわからない二人。
- 92:1:2014/01/07(火) 22:42:08.31 ID:KVDyjriaP
これは確かに、プロデューサーや私には荷が重いわ...と、律子は思った。
下手に突きつけるより、貴音などの親友に言ってもらった方がいい。
貴音「響」
響「貴音?貴音もハム蔵の話聞くか?」
貴音「響。ハム蔵は、死んだのです」
響「え...あ...」
響はきっと、認めたくなかったのだろう。
ハム蔵が死んだ事、事故とはいえ、殺されたこと。
誰を責めてもいけない。
でも死を受け入れられない。そんな思いが響の頭をぐるぐると回って、無理やり明るく振る舞うしかできなかったのだろう。
- 99:1:2014/01/07(火) 22:45:54.45 ID:KVDyjriaP
響「ちがうぞ、貴音」
貴音「わかります。友の死は辛いもの。ですが、生きるものは死ぬもの。それが今突然やって来たのです」
響「ちがうぞ」
貴音「受け入れなければならないものです、響」
響「うぁあ...」ボロボロ
貴音「誰のせいでも、ありません。大切なのは、はむ蔵を忘れぬことです」
響「貴音ぇ...!」
響は大声をあげて泣いた。
貴音、よくやった。緊張の糸がゆるみ、皆がほどほどに安心した顔になる。
- 106:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/07(火) 22:49:26.91 ID:KVDyjriaP
貴音「さぁ、響。はむ蔵を弔いに行きましょう」
響「ゔん...」
貴音「あなた様、しばしよろしいですか?」
貴音「はむ蔵を、埋葬してきます」
P「ああ。ありがとうな...」
貴音はチラリと春香を見た。
春香は最大限の感謝を、無言で貴音に飛ばした。
...
残った血の片付けは終わった。
P「貴音には、感謝しないとな」
律子「...そうですね」
- 108:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/07(火) 22:50:42.73 ID:KVDyjriaP
...でも、俺たちは分かってなかった。
この時の俺たちの行動が、後に全て裏目に出てしまうことになるとは...。
P「俺は...情けなかったな。響に、何も言えなかった」
律子「プロデューサーは、正しいことをしましたよ。下手に出てたらどうなっていたか...結果論、ですけど」
P「貴音がいなかったら...想像もしたくないな」
律子「辛いでしょうね...響は」
ガチャ
P「ん...春香か」
春香「プロデューサーさん...私は...私は...」
P「春香、大丈夫だ。誰のせいでもないって、貴音も言ってただろ」
春香「でも...でも」
真「春香、誰が悪いとかそういう話じゃないよ。謝ればきっと大丈夫だよ」
- 116:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/07(火) 22:53:54.28 ID:KVDyjriaP
美希「デコちゃん、今日は珍しく無口ね」
伊織「...あんたも、珍しく寝ないじゃない」
美希「...寝れる状況じゃないの」
伊織「私も、何を言っていいのかわからなかったわ」
美希「貴音はすごいの...やっぱりひびたかなの」
伊織「?」
...
雪歩「春香ちゃん安心して!四条さんが話してくれたし、私たちも謝るから!」
春香「雪歩...ありがとう」
真「ボクも、きちんと謝るよ」
P「うん...一時はどうなることかと思ったが...大丈夫そうだな...」
ピピピピピピ
- 121:1:2014/01/07(火) 22:56:42.63 ID:KVDyjriaP
P「ん?貴音から電話か」
P「もしもし?」
貴音『あなた様。今すぐ春香に事務所から出て行くよう指示を』
P「!?どうした?何があった?」
貴音『私の、力不足です。響がはむ蔵を殺したのは誰だとずっと聞いてくるのです』
ゾクっとした。
P「どうすればいい」
貴音『春香がいると危険かもしれません。今すぐ春香を隠して下さい』
P「わ、わかった」
P「春香!今すぐ来るんだ!」
- 129:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/07(火) 22:58:47.05 ID:SkQrjqnUO
うわああああああああああ
- 130:1:2014/01/07(火) 22:59:14.75 ID:KVDyjriaP
春香「えっ、どうしたんですか」
P「いいから、はやく
ガチャ
響「...」
貴音「...くっ、間に合いませんでしたか」
この状況は非常にまずい。
ハム蔵のショックが大き過ぎれば、誰かにあたるかもしれない。
もし今そうだとしたら...間違いなく、春香にあたる。
響「春香だ!」
春香「っ」ビクッ
響「ねぇ貴音!春香だぞ!春香がハム蔵を」
響「ころしたんだ」
- 136:1:2014/01/07(火) 23:01:06.24 ID:KVDyjriaP
春香「...ごめんなさい」
真「響!ごめんなさい!ボクもあの時ちゃんと警戒してれば...」
雪歩「ごめんなさい。響ちゃん。私も...」
響「あはっ、認めたぞ!」
真「...え」
まずい。非常にまずい。
P「ひ、響...」
響「ねぇ春香!ハム蔵どんなかんじで死んだの?教えて!」
春香「やめて、お願い響...」
- 146:1:2014/01/07(火) 23:04:41.02 ID:KVDyjriaP
すると響は、くるりと向き直って。
響「プロデューサー。ハム蔵はどこ?」
P「え」
響「ハム蔵がまた逃げちゃったんだ!ハム蔵ー!」
おそらく今の響は、ハム蔵の死を認める気持ちと、絶対に認めない気持ちと、責任をとらせる気持ちでめちゃくちゃになっているんだ。
律子「響。ハム蔵は死んだのよ。今、箱を埋めて来たでしょう?」
貴音「響。埋葬は終わりましたよ」
響「うそだ!うそだうそだ!あの箱の中身は自分見てない!見てないぞ!ハム蔵!」
しまった...。貴音は響のためを思い、ハム蔵を箱に入れて埋めるまでの間、中身を見せなかった。それが逆に、ハム蔵は死んでないと思わせる結果になっている。
P「響、よく聞くんだ。ハム蔵は死んだ。それだけは分かってくれ」
- 150:1:2014/01/07(火) 23:06:21.65 ID:KVDyjriaP
響「あははっ、プロデューサーひどいこと言うなー!ハム蔵が死んだなんて!」
響が怖かった。
なぜお前は、そんな無邪気な顔で笑うんだ。
バタンッ!
社長室が勢いよく開き、美希が歩いてきた。
と思ったら。
パン!
響に思いっきり平手打ちを食らわせた。
響「あっ!」
全員、固まった。
- 153:1:2014/01/07(火) 23:08:07.54 ID:KVDyjriaP
響「なっ、なにす、」
響が顔をあげると、美希は泣いていた。
美希「ミキ、響のそんな顔...見たくない!」
美希は、響に抱きついて泣いた。
響はきょとんとした顔になり、貴音を見た。
響「...ハム蔵...は?」
貴音「はむ蔵は、死んだのですよ」
その瞬間、全ての糸が切れたように泣きはじめた。
春香「プロデューサー、さん」
P「春香...もう、大丈夫だ。この三人なら大丈夫。そう、信じたい」
- 159:1:2014/01/07(火) 23:10:44.21 ID:KVDyjriaP
それから一週間後。
響「ねぇ春香!」
春香「なに、響ちゃん?」
もうすっかり響も立ち直り、春香とも普通に話せるようになっていた。
あの後響は、取り乱したことを謝り、春香含め皆に謝られ、仲を取り戻した。
響、美希、貴音の三人はより仲がよくなったように見える。
俺も律子も、後からこの話を聞いた他のメンバーも小鳥さんも社長も、ほっとしていた。
なんとか、無事に終わったな...。
その時の俺は、そう思っていた。
- 165:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/07(火) 23:12:47.64 ID:tlAyOxLF0
こんどはどうした...
- 167:1:2014/01/07(火) 23:13:05.88 ID:KVDyjriaP
貴音「あなた様」
P「どうした?」
貴音「少し、響のことで気になることが」
P「ああ...あの後、何か変わったことがあるか?」
貴音「はい...」
貴音が言い淀む。
すっかり安心していた俺だったが、徐々に徐々に、不安が滲み出てくる。
P「何か、あったのか?」
貴音「いえ、直接何かあった、わけではありません」
貴音「出かけられる時に、一人で外に来てください」
- 171:1:2014/01/07(火) 23:16:00.69 ID:KVDyjriaP
...
貴音「こちらへ」
P「...」
貴音が連れ出す理由。
響。
この予感。杞憂であってくれ。
貴音「箱に入れたあの日、わたくしは響とこの道を歩きました」
P「ああ」
貴音「はむ蔵との思い出、飼う動物のことを話しました」
P「...」
貴音「気に、しすぎかもしれませんが...」
P「構わん。話してくれ」
- 176:1:2014/01/07(火) 23:18:08.81 ID:KVDyjriaP
貴音「わたくしが事務所に戻るまで、響はあなた様の知るような状態でした」
貴音「あの後、事務所で皆に諭され、状況を理解して共に帰りました」
P「ああ」
貴音「その時、一言...響が呟いた言葉があって...」
P「なんだ?」
貴音「「かわりをさがさないとな」と」
P「...それが、どうかしたのか?」
貴音「それを、確かめに行くのです」
- 183:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/07(火) 23:20:30.47 ID:U8ecnmzT0
響…
- 184:1:2014/01/07(火) 23:21:19.49 ID:KVDyjriaP
P「貴音、もう少しわかりやすく話してくれ」
貴音「その後からです。この一週間、響をぺっとしょっぷと、この道でよく見かけるのです」
P「...なにも、おかしくないと思うぞ」
P「響は、ペットショップでハム蔵のかわりを探してる。この道には、ハム蔵の墓参りか何かだろうよ」
貴音「わたくしもそう思いました」
ました?
貴音「ですが、ぺっとしょっぷの店長に聞いたところ...」
貴音「響は、この一週間で何匹もはむすたーを購入していました」
貴音「店長は響と顔見知りで、なんら不思議には思ってませんでしたが...」
- 188:1:2014/01/07(火) 23:24:12.76 ID:KVDyjriaP
P「わからんな...それがどうして気になるんだ?」
貴音「わたくしも、はむ蔵を失った響が、多くのはむすたーに囲まれることで悲しみを癒していると思います」
P「...」
貴音「ですが...」
貴音「はむ蔵のお墓に向かう時...」
P「...」
貴音「響は、はむ蔵のお墓に、何かを埋めているようなのです」
P「そりゃあお前...エサとか、そういうものをそこに埋めればハム蔵も喜ぶだろう?ヒマワリの種でも埋めれば、花が咲くかもな」
貴音「わたくしもそう思います。ですから、これはわたくしの考えすぎの心配事なのです」
- 194:1:2014/01/07(火) 23:26:07.17 ID:KVDyjriaP
P「まぁ、とにかく見に行こう」
...
寺の境内、墓場の隅。
貴音「許可をいただいて、ここに埋葬させていただきました」
P「確かに...何度も掘り返した後があるな」
貴音「供養であれば、お墓の前に置けばよいもの。お墓を掘り返すのは、あまりよくはないことです」
P「ここを掘り返して、響が埋めているものを見れば安心する、というわけだな?」
貴音「その通りです」
確かに、貴音は少し考えすぎかもしれない。
響が、ハム蔵の供養のために買ったハムスターを埋めているとでも思ったのだろうか?
...まさか、そんなはずはないだろう。
- 200:1:2014/01/07(火) 23:29:21.19 ID:KVDyjriaP
これで確かめて安心すれば、貴音も安心するというものだ。
二人で手を合わせ、ハム蔵に掘り返すことを告げる。
貴音は小さなスコップを取り出す。
貴音「...では」
P「まて貴音、俺が掘ろう」
貴音「...そうですか。お願いします」
何もない。何もなく終わる。
掘ればあの白い箱が出てきて、中身を確認すればハム蔵の亡骸がいる。それで終わりだ。
何度も掘り返された土はかなり柔らかく、あっさりと掘れる。
そんなに深くは埋めてないだろう。もうすぐ箱にスコップが当たって...
ぐに。
- 207:1:2014/01/07(火) 23:32:03.32 ID:KVDyjriaP
...?
なんだ、この感覚は?
突き刺したスコップの先端は、何かに刺さった。
土でもなく、箱でもなく...
まさか...まさか
貴音「...どうか、したのですか?」
P「い、いや、なんでもないさ」
俺は何もないと言い聞かせて、その土を掘り返した。
途端、俺は叫んだ。
P「う...?う、うわあああああああ!!!」
- 220:1:2014/01/07(火) 23:34:59.18 ID:KVDyjriaP
貴音が覗き込む。
貴音「あなた様...何が...っ!うっ!」
掘り返した場所には、あの箱と、それと...
P「貴音!見るな、見るんじゃない!」
何匹もの、ハムスターの死体が埋まっていた。
P「見るんじゃ、ない...」
貴音は後ろを向いてその場から離れる。
このハムスターの死体が、そのまま埋めてあったらどんなによかったことか。
死体はすべて、あの時のハム蔵と同じように潰されていた。
- 228:1:2014/01/07(火) 23:36:51.06 ID:KVDyjriaP
貴音「響...響、どうして!」
P「貴音、落ち着け...落ち着くんだ」
貴音の肩を抱き寄せる。震えていた。
潰されたハムスターを見た恐れ...よりも、親友への恐ろしさに震えている。
貴音「あなた様...これは、何かの...供養、でしょうか...?」
P「こんなものは、聞いたことがないよ」
自分で買ったハムスターを同じように潰して埋めるなんて。
...まともじゃない。
- 233:1:2014/01/07(火) 23:39:04.60 ID:KVDyjriaP
ペットショップの店長は、なんらかわった様子はないと言っていた。
つまり、いつものように買い物に来て、いつものようにエサを買ったりして、そしてまるでいつものように...ハムスターを、買っていく。
P「それ程までに...響は...」
響は、壊れているんだ。
貴音「あなた様...わたくしは...わたくしに、できることは?」
P「貴音。お前は本当に強い子だ」
こんな状況でも、親友の身を案じている。
P「俺は、響の家に行く。お前は...俺を信じて、待っていてくれ」
- 240:1:2014/01/07(火) 23:41:06.15 ID:KVDyjriaP
P「もしもし、律子か?今から響の家に行く...ああ、ああ...」
貴音「...」
P「律子には連絡した。お前は、事務所で待っててくれ」
貴音「なぜ...響は...」
P「この一週間、気がつかなかった俺も悪い。それに...」
P「もしかしたら、こうなってしまったのは、俺が原因かもしれない」
貴音「どういうことですか?」
P「あの日。ハム蔵が死んだ日、俺は響をすぐ社長室に連れて行った。そのあと、貴音が箱に入れて...」
- 244:1:2014/01/07(火) 23:43:41.38 ID:KVDyjriaP
P「響には、ハム蔵が死んだと言葉では伝えたが、実際にハム蔵の死体をしっかりと見ていないんだ」
P「あいつは最後に見た死体を、まだ生きてると言い張って...目を...入れていた」
P「要するに...」
貴音「響の心には、ハム蔵はまだ生きてると?」
P「...そうだ。ハム蔵を、探しているんだよ。ハムスターの、中から」
貴音「...」
P「行ってくるよ。響の家に」
貴音「あなた様...」
貴音「響が戻ると、約束してくれますか?」
P「ああ...するさ...するとも...」
- 250:1:2014/01/07(火) 23:46:44.00 ID:KVDyjriaP
...
響の家。
響は、ガラスケースに入った何匹ものハムスターをニコニコと見ていた。
響「はっむ蔵をー♪さっがっそー♪」
ガラスケースの中に手を入れる。
その手にはヒマワリのタネがあり、ハムスターたちは寄ってくる。
響はその中の一匹を、やさしく掴んだ。
手に乗せられたハムスターは、状況を理解していない。
響「君はハム蔵かな~?」
- 258:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/07(火) 23:48:55.26 ID:hoyLg/af0
ああああああ
- 261:1:2014/01/07(火) 23:50:00.15 ID:KVDyjriaP
響はハムスターの瞳をのぞく。
ハムスターは響の手でヒマワリのタネを一生懸命食べている。
響「君は、ハム蔵じゃないな!」
次の瞬間に何が起こるのか、ハムスターにはわかるはずもない。
響は手を裏返す。
当然、ハムスターは下に落ちる。
ぼてっ。
落とされたハムスターは、驚いて歩き出した。
そのハムスターを、響は思いっきり踏み潰した。
- 266:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/07(火) 23:51:37.25 ID:lalwAOWi0
アカン
- 269:1:2014/01/07(火) 23:52:33.13 ID:KVDyjriaP
ぐしゃっ
ハムスターが口に咥えていたヒマワリのタネが飛んで、どこかで音を立てた。
部屋の隅で、餌も十分に貰えなくなったペットたちが震えている。
響「はっむ蔵をー♪さっがっそー♪」
響はまた笑顔に戻り、選別を始める。
足元には、何匹かの死体。
その時。
ピンポーン
玄関から呼び鈴が鳴った。
響は笑顔のまま、玄関を見た。
- 272:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/07(火) 23:53:49.25 ID:xvkCVnkh0
うわああぁああ....
- 276:1:2014/01/07(火) 23:55:25.92 ID:KVDyjriaP
P「響?いるか?」
響はとてとてと玄関に走る。
歩くたびに何か湿った音がする。
響「あ、プロデューサー!みんな!プロデューサーだぞ!」
がちゃり。
響がドアを開けてくれた。
P「今、大丈夫か?」
響「いいぞ!入って入って!」
俺は入った途端に、床にへばりついたハムスターの死体を見た。
- 281:1:2014/01/07(火) 23:57:30.03 ID:KVDyjriaP
俺はこみ上げる吐き気と、泣きたくなる気持ちを必死に堪えた。
P「響...これはなんだ...」
響「ハム蔵を探してるんだ!」
部屋の隅に目をやると、痩せ細ったペットたちが震えていた。
P「響...何をしてるんだ」
響「え?だから、ハム蔵を」
P「ハム蔵は!死んだんだぞ!!!」
ありったけの大声を出した。大声なんて、何年ぶりだろうか。
響「知ってるよ?」
キョトンとした顔。
- 283:1:2014/01/07(火) 23:59:49.88 ID:KVDyjriaP
響「だからな、ハムスター買って来て、ハム蔵を探してるんだ。なかなかいなくて困ってたんだぞ」
響「プロデューサーも手伝ってくれるのか?」
P「もう...もう、俺は...」
ここまで壊れているとは。
P「すまない...俺は、お前を救えない...」
響は嬉しそうにハムスターに話しかける。
響「よかったなぁ!みんな!次のやつはプロデューサーに選んでもらおうな!」
P「貴音...律子。俺は、すまない。情けない奴で...俺は、もう無理だ...」
- 294:1:2014/01/08(水) 00:02:21.05 ID:GyLC/dKLP
響「ねぇプロデューサー。ハム蔵が見つかるまで、ここにいてよ!」
響はくいくいと袖をひっぱる。
P「駄目だ。いっしょにはいられない」
どうして、どうしてお前はそんな笑顔をするんだ。
P「響...お前はもう、駄目だ。アイドルから降ろさないと。それと、病院に、行こう。響」
響「どうしてそういうこと言うんだ」
P「響。俺にはもうどうしようもない。お前は...壊れているんだ」
- 305:1:2014/01/08(水) 00:04:41.53 ID:GyLC/dKLP
響「壊れてない。自分は健康だぞ」
響「ハム蔵、いっしょに探そう?プロデューサー」
そう言うと、響はガラスケースの裏からはさみを出してきた。
昔の物で、両側が刃物になっている、今ではもう見ない危ない形の物だ。
P「響。それを置くんだ」
はさみには血がついている。なるほど、散らばってるバラバラのハムスターはそれでやったのか?
響「ハム蔵探そうよ?プロデューサー。ハム蔵、探そう?自分、プロデューサーとならやれるきがするんだ。ハム蔵探そう?」
- 314:1:2014/01/08(水) 00:07:05.39 ID:GyLC/dKLP
響「大丈夫。プロデューサーの世話は自分がやるぞ。プロデューサーはハムスターを選ぶだけでいいんだ」
P「くそっ!」
このままでは危ない。俺は玄関にダッシュするか考えた。
しかし扉が閉まっている。開けている間にはさみに切られるかもしれない。
しかしこれ以外に、どうしようもない!
P「うわああああああ!!」
思いっきり叫んで、玄関に走ろうとする!
響「待ってよ」
- 318:1:2014/01/08(水) 00:09:55.32 ID:GyLC/dKLP
と、その時。
響「うわぁ!」
痩せ細ったワニ子が、響に飛びつき、噛み付いた。
ワニ子と目が合った気がする。逃げろ。そう言ってくれたのだろう。
俺は迷わず玄関に飛び込む。
扉を開け、閉める時ちらりと見えたものは、響がワニ子にはさみを刺している瞬間だった。
ワニ子は刺されながらも、響の腕に噛み付いていた。
- 334:1:2014/01/08(水) 00:12:03.06 ID:GyLC/dKLP
...
765プロ
律子「プロデューサー!」
貴音「あなた様!!」
P「はぁ...はぁ...はぁ...」
貴音「あなた様、響は...」
P「貴音...ごめんな...約束、守れそうにないよ」
俺は貴音にすがり、泣き崩れた。
...
- 344:1:2014/01/08(水) 00:13:56.94 ID:GyLC/dKLP
二ヶ月後...
響が事実上のクビとなってから二ヶ月。
事務所には昔と変わらない日常があった。
響は当然、いないけども。
あれから何度か、響を見たという話を聞く。
...俺にとっては、もう聞きたくもない名前だ。
名前が出るその都度、ハムスターの入ったガラスケースを、笑顔で持ち帰っていたという話を聞かされる。
...今も何処かで、ハムスターを購入しているのだろうか。
そして今もあの部屋で、ハムスターの中からハム蔵を探しているのだろうか。
- 354:1:2014/01/08(水) 00:15:43.69 ID:GyLC/dKLP
春香は、周りのフォローもありすっかり立ち直っている。
墓の件、響がハムスターを買う理由を知っている貴音は、まるで半身が無くなったように落ち込んでいる。
それでも、仕事はキチンとこなす。まったく、大したやつだ。
響の家に行った日、何が起きたのか。
俺と貴音、社長だけが知っている。
今となっては、もう理由を聞く人などいない。
春香「プロデューサーさん、午後のお仕事もよろしくお願いします!」
P「ああ。そうだな。よし、行くか!」
響のいない765プロは、今日も動いていく。
おわり
- 358:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/08(水) 00:16:39.00 ID:1SGUkZRi0
終わりかよ…
- 364:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/08(水) 00:17:28.23 ID:HY1+FmEZ0
救いは……救いは無いんですか!?
- 389:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/08(水) 00:27:03.22 ID:MHuj9j7u0
おつかれ、、、
- 175:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/07(火) 23:17:38.53 ID:u1trKjco0
- 182:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/07(火) 23:20:24.62 ID:u1trKjco0
- 187:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/07(火) 23:23:24.04 ID:gqObdwuPO
- 296:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/08(水) 00:02:51.46 ID:vGuE4F0X0
- 308:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/08(水) 00:05:39.09 ID:w0JLYods0
- 310:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/08(水) 00:06:30.37 ID:vGuE4F0X0
◆以下、おまけ(小ネタ)になります。
元スレに貼られていた画像
転載元
響「ハム蔵が潰れた」
http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1389099355/
響「ハム蔵が潰れた」
http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1389099355/
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コメント一覧 (141)
-
- 2014年01月08日 11:42
- くさかわいい
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- 2014年01月08日 11:43
- まああんだけペット飼ってるなら動物の死についてもわかってるやろな
てっきり春香がハム蔵になりかわる系かと思ったが
-
- 2014年01月08日 11:49
- 内容よりもPの使えなさがイラついた
こいつ何もしてない…
-
- 2014年01月08日 11:57
- 春香や響がクズじゃなくてこれ書いた作者クズなんだろ
-
- 2014年01月08日 12:05
- あれだけペットを飼ってというが死に別れたことがあるかどうかは別じゃない?
-
- 2014年01月08日 12:12
- 締めに何も用意してないのがな…
救いがありゃ良いってもんでもないが、キャラクターの命を無惨に散らしキャラクターの心を壊しただけ
なんで書いた
なんでまとめた
-
- 2014年01月08日 12:24
- こっちの響は忘れて、下にある千早SSの完璧な響見て癒されてくる
-
- 2014年01月08日 12:27
- 前にあった火事SSと同じ作者じゃない?
-
- 2014年01月08日 12:45
- ハム臓「綾鷹」
-
- 2014年01月08日 12:48
- はっきり言ってアイマス関連のSSはラブコメやほのぼのより、極端なギャグかこういうぶっ飛んだモノの方が好きだな。
まぁアイマスキャラの曲とかアイドルとしての顔に興味がないせいかもしれんが。
-
- 2014年01月08日 12:49
- ???「大成功なの」
-
- 2014年01月08日 12:55
- ※51
というか大体のSSがそうだろ
それらの内容で面白く感じたのはハルヒのSSぐらいだったな
-
- 2014年01月08日 13:05
- ぷちどる達も明日は我が身だな
-
- 2014年01月08日 13:08
- 内容はかまわないでけど
響が壊れたのにそれに何も思わないハルカスにイライラするなあ。何も聞いてないにしたって突然いなくなったら自分のせいと気にはかけるだろ。
-
- 2014年01月08日 13:31
-
- 2014年01月08日 13:47
- ハム臓が海老蔵だったらこんな悲劇はおこらなかったのに
-
- 2014年01月08日 13:47
- そうか…読めたぜ、この事件の真相が
一人いるだろ?春香と響を仲違いさせ、
傷心の春香を慰めつつ孤立した響を独り占めすることで両得を得られる壁が…
そいつが黒幕だ…!(錯乱)
-
- 2014年01月08日 13:51
- ハム臓達の遺体は定期的に掘り起こされ高槻家がおいしく召し上がっているのはまた別の話し
-
- 2014年01月08日 14:04
- ダメ絶対…
-
- 2014年01月08日 14:20
- 結局クビにしただけとかP含め大人連中が無能すぎる
病院に連れてくとか動物虐待で通報するとかやるべきことたくさんあるだろ!
-
- 2014年01月08日 14:34
- あらあらあああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!?????(ブチブチブチブリョリョリョリョリョリョ!!!!!!ブツムムブブブチチチチブリリイリブドタプンンンンッッッ!!!!!!!)
-
- 2014年01月08日 14:42
- 読後感と作品の出来不出来、読者の記憶に残るかはそれぞれ正の相関をもつとは限らない
-
- 2014年01月08日 14:43
- 心苦しくて最初の方しか読めなかった…
俺もハムスター尻に敷いたことあるけど奇跡的に死ななかったわ
まだ小2で体重が無かったからだろうけど、口から血出てて死んだと思ったからマジ泣きしたなぁ…
でもさすがに肝を冷やしたのか、カゴを自分で開けて行方不明
-
- 2014年01月08日 15:02
- あのでかさのワニとかハサミなんて立たなそうだし噛まれたらそのまま腕千切れそう。
ワニ子ちゃんはちゃんと手加減できる賢い子。
-
- 2014年01月08日 15:40
- P無能すぎんよー
男ならいつまでも響の隣に居座ってハム蔵を忘れさせるくらい幸せにしてやるのがプロデューサーだろ
-
- 2014年01月08日 15:44
- ところで、両側が刃になってるハサミってどんなハサミだ?
んな西洋剣みたいなハサミあったかな…金切りはさみの事かな。
-
- 2014年01月08日 16:00
- うちで飼ってたハムをリアルで踏み殺してしまったことある俺には辛すぎる内容だわ…
-
- 2014年01月08日 16:00
- これは765プロ総出で響を追い出そうとした巧妙な手口
-
- 2014年01月08日 16:05
- あんなちっこいのを部屋の中うろつかせればいつかはこうなるわな
-
- 2014年01月08日 16:06
- ζ*'ヮ')ζ<うっうー!今晩のおかずは臭いハムスターで決まりですー!!
-
- 2014年01月08日 16:08
- なぜ春香はSSだとこんな役回りにされるのか
-
- 2014年01月08日 16:15
- よく事故聞くけど、ハムスターって意外と鈍くさいのね。
っつか、オチ無し、ヤマ無しで数レスしか読めなかった。
最初の1レス書きたかっただけだろこれ
-
- 2014年01月08日 16:34
- 米73
> オチ無し、ヤマ無しで数レスしか読めなかった
自分でおかしいと思わないの?
100回音読しとけ池沼
-
- 2014年01月08日 16:34
- んー冷静に考えると、10にん以上の人間の往来が激しい事務所で小さなハムスターを放し飼いにするってのは結構難しいぞ。むしろ今までこういうssがなかったでけで、現実だったら普通に生活開始して1ヵ月で既に踏み潰されてると思うけどな 。自分の都合でペットつれてきて、籠にも入れずにみんなに踏ませないように気を付けろっていうなら別だけど
-
- 2014年01月08日 16:41
- 地の文とか胸糞話とかあいつかと思ったら違った。
-
- 2014年01月08日 17:00
- ブチwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
-
- 2014年01月08日 17:10
- 最初の1レスで爆笑して2レス目以降が意外にシリアスすぎて真顔になった
-
- 2014年01月08日 17:24
- ※73
お前本当は全部読んだろ
-
- 2014年01月08日 17:30
- え?何が書きたかったんです?
-
- 2014年01月08日 18:01
- あーいかん
こういうのはいかんやつや
-
- 2014年01月08日 18:46
- よかった、潰されたり埋められたりした春香さんは居なかったんだね。
後味良くないけど。
-
- 2014年01月08日 19:18
- あんだけペット飼ってんだから過去にペットが死ぬ経験くらいしてるだろ
響はこんなに弱い子じゃないよ
-
- 2014年01月08日 19:53
- 見捨てるの早すぎだろ
-
- 2014年01月08日 20:20
- ※75みたいに会話文と同じ感じで「んー」つって文章始める奴はたまにいるけど、投稿する前に確認とかしないのかな?
すげぇ気持ち悪いけど、普段のメールとかにも使ってるんだろうか?
-
- 2014年01月08日 20:48
- 響のペットはマンションが全焼して焼き殺されたり
食べられたり踏み潰されたり散々だな
かわいそう
-
- 2014年01月08日 21:16
- 救われないな・・・
-
- 2014年01月08日 21:33
- ※85
あんま揚げ足取りみたいで言いたくないがあなたも会話文みたいになってるぞ、俺もだが
こんなところで堅苦しい文使う人間のほうが少ないべ
むしろ※75は冷静に考えて現実問題にしちゃった点にツッコむべきだろ
-
- 2014年01月08日 21:54
- 踏まれる事を危惧しているのか、ハム蔵っていつも高いところに居るよな
事務所のテーブルの上とか、ゲロゲロキッチンでもやはり調理場に乗ってたし
今度は美希の胸で圧死とかしたりして……な訳ないか
-
- 2014年01月08日 22:03
- ※85
※88
こんなとこで何をごちゃごちゃ他人の落書きに粗探ししてんだよ
もうちょっと肩の力抜けよ
-
- 2014年01月08日 22:20
- 面白かった
こういう暗い話好きなんだよなー
-
- 2014年01月08日 22:32
- ちょっとPがすぐ諦めすぎじゃないかなあ
-
- 2014年01月08日 22:40
- 響は寿司屋の中でもハム蔵野放しだからな…。
-
- 2014年01月08日 22:46
- ※88
口語になってることに突っ込んでるわけじゃないと思う。んーとかって、喋る時に間をもたせる言葉だけど、間をもたせる必要がない文章でわざわざ書くって不思議だなぁってことじゃない。
-
- 2014年01月08日 22:47
- 春香さんカワイソス
-
- 2014年01月08日 22:55
- ※90
ブーメランになるからやめとけって
-
- 2014年01月08日 23:49
- ※96
ならないからあたいはやめないよ!
-
- 2014年01月09日 01:31
- 貴音「響の代わりを探さなくては…」
-
- 2014年01月09日 01:45
- ハム蔵は普通のハムスターを超越しているので事務所のアイドルが3倍になっても全て避けきるはず
ま、たまには鬱なのもいいかな
-
- 2014年01月09日 01:47
- 残念な部分はあるけども・・・話の起伏はかなり良いし、長さもちょうど良いくらいだった
P無能っていうけど、明るい響がぶっ壊れててどうしようもなかったんだろ・・・俺もゾッとしたわ
個人的には、Pが泣き崩れるところが自然な流れで良かったよ
後日談がアレだったので評価一個下げたが、こういうのもアリだろう
-
- 2014年01月09日 02:26
- Pが鳴海孝之・伊藤誠に並ぶヘタレっぷりだな
-
- 2014年01月09日 02:27
- 燃やされるわ踏み潰されるわ
ssではさんざんな扱いだな
-
- 2014年01月09日 05:10
- ぼかぁ不愉快だよ!
響はどんな事情があろうとも
他者の命を奪うような子じゃないんだぁ
Pも情けなさすぎるぞぉ
-
- 2014年01月09日 08:47
- はむ蔵さんが踏まれた程度で死ぬのか?
-
- 2014年01月09日 09:03
- ※83
ペットの死に慣れてるといってもハムが親友に踏まれて圧死とかキツイと思うが…
-
- 2014年01月09日 09:49
- これラストは響が今度こそ回復したように見せて、今では何事も無かったように生活している的な方が怖かったな
-
- 2014年01月09日 15:05
- 職場にハムスター持ってくるやつが一番悪い
-
- 2014年01月09日 15:07
- そんなに大事なら放し飼いするなよ
-
- 2014年01月09日 16:34
- アイマスSSにはこういうのがたまにあるのが面白い
-
- 2014年01月09日 18:03
- こういうSSがあっても全然構わないと思うけど
こんな素人の創作を元に響を叩いてるアンチが湧いててそれに引く
-
- 2014年01月09日 18:57
- たかがアニメのキャラにアンチって(笑)
-
- 2014年01月09日 19:27
- ※107、108が正論過ぎてワロタ
まあ現実的に考えたらそうそうなるわなw
身を呈して助けてくれたワニ子に泣いた
-
- 2014年01月09日 20:31
- ※112
何から何まで現実とは関係ないけどなw
-
- 2014年01月09日 23:55
- 何よりビックリしたっていうか笑ったのが米欄なんだが…
放し飼いすんなだの死別には慣れてるだのツッコミどころがズレすぎだww
何でそんな突然フィクションの設定にリアルを持ち込んでんのwww
-
- 2014年01月10日 00:13
- 読み終わって鬱だったが最後の春香さんの画像に救われたw
まぁハム蔵がいる時はは基本ひびきんに乗ってたり高い場所に居るから踏まれる事なんてないと思うがね
※98
怖いから止めてくれ
-
- 2014年01月10日 09:23
- ※114
ゲームとかアニメ見てるときに放し飼いするなよ!とかはいちいち言わんがぶっ潰れたら突っ込みたくなるわwww
-
- 2014年01月11日 13:22
- カーペットのコピペ思い出したわ
-
- 2014年01月11日 15:01
- ないわーこれはないわー
-
- 2014年01月11日 15:22
- なんで春香になんの咎めもないんだよ!
事務所にペットを連れてくる響が悪いように書かれているけど、私は90%春香が悪いと思う
-
- 2014年01月12日 00:26
-
単純につまらない
貴音が白い箱に入れた段階でシュレディンガーの猫のような展開を期待していたのに
もしくはゾンビ物かなとも思ったがただのブン投げで終わったのが残念
-
- 2014年01月12日 02:42
- これは巧妙なワニ子スレと見た
-
- 2014年01月13日 00:18
- >なんで春香になんの咎めもないんだよ!
中の人つながりで春香をハム蔵代わりにして飼うのかと思ったらそんなこともなくてがっかりだったぜ!
-
- 2014年01月15日 04:41
- 春香を咎めてどうするの?すげえ謝ってるのにさらに咎めるとかいじめかよ。お前の性格がよくわかるな。
-
- 2014年01月15日 12:58
- はいはい^^
-
- 2014年01月15日 16:17
- こういうの好き
特にただの二次創作にグダグダ言ってるきっしょいコメを見るのが楽しい
-
- 2014年01月17日 23:27
- これが荒れたのは作者と管理人が悪いってことでおしまい
-
- 2014年02月21日 23:35
- ※125
お、かっこいいな中学生?
-
- 2014年02月22日 13:25
- 誰が悪いだの言ってるやつ気持ち悪い。学校会社でもボッチなんだろ?早く孤独死しろよクズども
-
- 2014年10月04日 10:06
- 響が完璧に壊れたssってこれくらいか
-
- 2015年07月26日 06:28
- 名作やんけ…
なのになんだこのコメ欄
-
- 2015年08月12日 22:30
- 名作とまでは行かなくても、良い着眼点のBADENDなSSだった
可能性の世界としてはありえなくは無い
作中で「誰も悪く無い」って言ってたけど、寧ろ関わった全員が悪いでしょ、春香も響も他の皆も
謝ったとはいえ、その後部屋で起きた惨状を見て、響を救う事を諦めたPは最悪だし、
部屋で起きたことを隠蔽されたにしろ、響が事実上のクビになったことに対して、なんの疑問も持たず(作中では語られなかった)連れ戻そうともせず、平然としてる春香や他のアイドル達は流石に酷いかなって思った。
-
- 2015年08月23日 05:11
- ハムスター一匹で精神崩壊…すげぇな
まぁ響がそれだけ大切にしてたんだろうけど
-
- 2015年08月31日 00:34
- タイトル見たときはギャグ物だと思ったのに…
思ったのに…
-
- 2015年09月17日 00:28
- 文句なしに最低最悪の胸糞SS
-
- 2015年10月27日 07:12
- ジュイッ(胸糞)
-
- 2015年12月10日 22:45
- 冒頭の グチャ!ヂュッ! で草生えてしまったごめん
-
- 2016年03月31日 14:19
- 胸糞=最悪とか言う意味の分からない思考回路の奴なんなの?
お前は一生頭ハッピーエンドでも見てろ
途中で見るのだってやめられるのに勝手に見て勝手にキレてるとかほんと頭おかしい
-
- 2016年06月30日 20:41
- ※137
おっ、作者様の登場だ~~wwwwwww
-
- 2016年08月22日 22:30
- ※138
擁護コメを見ただけで作者認定とかいうくっそなさけない判断力。
恥ずかしくないの?
-
- 2016年10月10日 07:30
- これはでもリアルにあり得るし想像出来ちゃうわ
実際にこうなったら飼い主もやばいが殺した方も罪悪感やばいし迷惑極まりないからペット飼う奴は家から出すなという教訓ss
アイマスかどうかは割とどうでもいいが…
-
- 2016年10月19日 00:27
- 懐かしい
普段走らせてるハム蔵が潰されるって指摘が本当リアルで好きだったわ