葉山「俺とヒキタニ君が崖から落ちそうになっていたとする」
- 2013年12月15日 10:10
- SS、やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。
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- 1 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/12/14(土) 22:02:53.96 ID:YjC/2Ph00
- 葉山「片方しか助けられないとしたら、どっちを助ける?」
雪ノ下「……わざわざ部室までそれを聞きに来たのかしら?」
葉山「はははっ、気になっちゃってさ」
雪ノ下「へぇ……由比ヶ浜さん、」
由比ヶ浜「ヒッキーかな」
雪ノ下「」
葉山「……理由を聞こうか」 - 2 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/12/14(土) 22:08:07.08 ID:YjC/2Ph00
- 由比ヶ浜「まず隼人君、多分自分で上がれるよね」
葉山「まあ自重ぐらいなら、両手が使えたらなんとかなるかな」
由比ヶ浜「そしてヒッキーも多分自力で這い上がれる」
葉山「ここまではイーブンか」
由比ヶ浜「私がヒッキーを選ぶ理由は、助けてくれる人の数だよ」
葉山「というと?」
由比ヶ浜「私がいなくても、優美子とかいろはちゃんとか、隼人君を助ける人はたくさんいるよ」
葉山「それでヒキタニ君を……」 - 5 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/12/14(土) 22:10:40.30 ID:YjC/2Ph00
- 葉山「じゃあ前提を追加しよう、結衣以外に助けに来る人はいない」
由比ヶ浜「ヒッキーを助けるよ」
葉山「即答か……傷つくな。ちなみに、理由は?」
由比ヶ浜「だって隼人君なら、死んでも沢山の人が悲しんでくれるでしょ?」
雪ノ下「は?」
葉山「……えっ」 - 7 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/12/14(土) 22:17:07.95 ID:YjC/2Ph00
- 由比ヶ浜「ヒッキーが死んじゃったら、あたしと小町ちゃんぐらいしか悲しまないよ」
葉山「え、いや、なんでそれなのにヒキタニ君の方を」
雪ノ下「それなら彼を見捨てた方が道理に合うのではないかしら……?」
由比ヶ浜「えー、ヒッキーは生き残る、隼人君はみんなから泣いてもらって花も添えられてクラス全員出席の葬式で涙ながらにスピーチまでしてもらう!多分優美子に!十分じゃん」 - 9 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/12/14(土) 22:20:42.56 ID:YjC/2Ph00
- 葉山「そ、そうか」
由比ヶ浜「うんっ」
雪ノ下「……随分ねじ曲がった考え方ね、どこかの誰かさんから伝染ってしまったようだわ」
由比ヶ浜「やだなーゆきのん、そんなこと言われたら照れちゃうよー」
雪ノ下「……そう」
葉山(雪ノ下さん、少しいいか?)
雪ノ下(外に出ましょう。ちょっと由比ヶ浜さんは錯乱しているようだし) - 11 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/12/14(土) 22:25:48.31 ID:YjC/2Ph00
- ー廊下ー
雪ノ下「あの質問をいろんな人にするのを手伝ってほしい?」
葉山「ああ。ちょっと事情があって聞いて回らなくちゃいけないんだ」
雪ノ下「謎すぎる事情があるものね……それは奉仕部への依頼ということでいいかしら?」
葉山「ああ。俺は知らないけど雪ノ下さんが知っている人、特にヒキタニ君と絡みのある人には重点的に聞きたいからね」
雪ノ下「そう。では……彼はどうかしら」
葉山「……行こうか」
- 13 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/12/14(土) 22:29:46.89 ID:YjC/2Ph00
- ー中庭ー
戸塚「あれ、雪ノ下さんに葉山君。あんまり見ない組み合わせだね」
葉山「こんにちは。部活は休憩時間?」
戸塚「うん、何か用?」
雪ノ下「質問に答えて欲しいの。アンケートみたいなものなのだけれど」
戸塚「いいよ、僕に答えられる限りだけど」
葉山「じゃあ……俺とヒキタニ君が崖から落ちそうになっていたとする。君しか助けに行ける人がいないとしたらどっちを助ける?」
戸塚「八幡かな」
雪ノ下「……また即答」 - 18 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/12/14(土) 22:38:41.16 ID:YjC/2Ph00
- 葉山「理由を聞かせてくれないか?」
戸塚「うーんとね、説明しにくいんだけど」
雪ノ下「彼の方が仲良くしているから、ではなくて」
戸塚「おおまかにはそんな感じかなあ」
葉山「大まかにね……じゃあ厳密に、正確に言うと?」
戸塚「うん、葉山君が死んでも、僕には何の影響もないかなって」
雪ノ下「えっ」
葉山「……続けて」
戸塚「教室は同じだけど、ほとんど話さないよね。単純に比較して、八幡が死んだら挨拶の回数が一回減っちゃうし、一緒に遊んだりできないし」
葉山「それで?」
戸塚「葉山君が死んだら、みんなでお葬式に出て、葉山君の家族の人たちにご愁傷様ですって言って、おしまい」
雪ノ下「」 - 28 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/12/14(土) 22:42:21.34 ID:YjC/2Ph00
- ー廊下ー
雪ノ下「彼の人間関係を侮っていたわ……ゼロから雀の涙ほどと思っていたけど、ここまで狭く深い交友関係を持っていただなんて」
葉山「じゃあ次に行こうか」
雪ノ下「タフなのね……ショックを受けたりしないの?」
葉山「……」
雪ノ下(めちゃくちゃ凹んでる……)
雪ノ下「つ、次はあの人なんてどうかしら?」 - 31 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/12/14(土) 22:48:05.23 ID:YjC/2Ph00
- ー職員室前ー
平塚「ふむ……葉山と比企谷、助けるとしたらどちらか、か」
雪ノ下「はい。正直先生にこのような質問をするのも気が引けますが」
葉山「彼の知り合いにはなるべく多く当たっておきたいので」
平塚「……本当に、教師にする質問ではないな」
葉山「と、言いますと」
平塚「どちらも私の教え子だ。どちらも助ける」
雪ノ下(今日最もまともな回答ね……)
葉山「ではどちらを先に助けますか?」
雪ノ下(この男、大概しつこいわね……) - 33 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/12/14(土) 22:52:42.53 ID:YjC/2Ph00
- 平塚「そりゃあ、体力の差があるだろうから、比企谷を先に助ける」
雪ノ下「まあそうでしょうね。半分引きこもりとサッカー部では仕方のない判断です。葉山君、もういいかしら」
葉山「待ってください」
平塚「なんだ?」
葉山「では俺が複数人にリンチされた後で、片腕も折れている満身創痍の状態だったらどうです」
雪ノ下「あなたはこのアンケートで何を求めているの?当然そんな状態なら、先生はあなたを」
平塚「んー、比企谷だな」
雪ノ下「えっ」 - 36 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/12/14(土) 22:58:04.32 ID:YjC/2Ph00
- 雪ノ下「あの、先生?」
葉山「よろしければ、理由を伺っても?」
平塚「だから、あいつと葉山では差があるだろう。あいつを先に助けてやらなくてはな」
葉山「いえ、その、俺がボロボロになっているという前提があってですね」
平塚「それで?あいつは私が守ってやらねばならんよ。あいつとお前とでは差があるからなあ」
雪ノ下「いえですから、葉山君もビハインドを負って」
平塚「あいつはしっかりしていないからなあ。私が奉仕部に引っ張ってこなければどうなっていたことか」 - 41 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/12/14(土) 23:02:01.57 ID:YjC/2Ph00
- 雪ノ下「……」
葉山「……俺はその状態でも大丈夫だということですか」
平塚「いやお前の安否は知らん」
雪ノ下「はい?」
平塚「お前がどうとかではなくて、あいつはそういうことになったら私がきっちり助けてやらなくちゃいけないからなあ」
雪ノ下(……彼のことをなんだと思っているのかしら……庇護対象、なの?)
雪ノ下「葉山君。もう次に行きましょう」
葉山「……ああ」
- 44 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/12/14(土) 23:08:38.58 ID:YjC/2Ph00
- ー生徒会室ー
いろは「あれ?雪ノ下先輩き……うわ葉山先輩、比企谷先輩みたいになってますよオーラが」
雪ノ下「こんにちは。城廻先輩ぉお久しぶりです」
めぐり「こんにちはー。えっと、彼、どうしちゃったの……?」
葉山「……」
雪ノ下「試練の最中なんです。優しい紅茶を恵んであげてください」
めぐり「へ、へえ……」
いろは「ハイハーイ、葉山先輩への紅茶なら私が淹れまーす!」
雪ノ下(良かった。少なくとも一色さんは葉山君派のようね。これ以上一方的だと不憫すぎるわ、なんならこの私が同情するまであるもの) - 51 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/12/14(土) 23:18:46.70 ID:YjC/2Ph00
- 雪ノ下(葉山君は紅茶を黙って飲んでいる……もう少し落ち着いてから切り出すべきね)
葉山「……ふう」
いろは「……」
雪ノ下「そういえば、城廻先輩はどうしてこちらに?」
めぐり「ちょっとお手伝いにね。そっちこそどうしたの?」
雪ノ下「ええと、その」
葉山「いろは、城廻先輩」
いろは「はい?」
めぐり「どうしたの?」
葉山「俺とヒキタニ君、どちらかを殺さなくてはならないとしたら、どっちを殺しますか?」
雪ノ下(……質問が大幅に変更されてるわね。頭が痛くなってきたわ。もう帰ろうかしら) - 55 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/12/14(土) 23:23:07.99 ID:YjC/2Ph00
- 雪ノ下「……ヒキタニ君とは、比企谷君のことです」
雪ノ下(もうどうにでもなってちょうだい)
めぐり「え、ええっ!?そんなこと聞かれても困るよぉ」
いろは「ふぇっ?そんな質問ですか~?あの人を殺すに決まってるじゃないですかー」
雪ノ下(今あなたは最高に輝いて見えるわ、一色さん)
- 60 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/12/14(土) 23:32:57.78 ID:YjC/2Ph00
- めぐり「え、えと、どんな状況かあんまり想像できないかな~って」
葉山「片方殺さなくては両方死にます。どちらとも何も悪いことはしていません。ただ俺と彼の命、どちらが軽いかということです」
雪ノ下(葉山君の心の荒み具合が伝わってくる言い草ね……)
いろは「だからは私は葉山先輩を殺したりしませんってー」
葉山「……いろは。今なら、君が何を言っても俺は怒らないし君を嫌わない
」
いろは「……」
葉山「正直に言ってくれ」
いろは「……」
葉山「……」
いろは「ごめんなさい。多分、葉山先輩を殺します」
雪ノ下(うわぁ) - 66 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/12/14(土) 23:41:12.31 ID:YjC/2Ph00
- 葉山「……」
雪ノ下「あー、ええと。理由を聞かせてもらえるかしら」
いろは「……葉山先輩は、みんなに優しいだけですよね」
葉山「……」
いろは「あの人は私を助けてくれました。私個人を」
雪ノ下「……それは」
いろは「別に知ってますー、私のためを思ってとかじゃなくて、もっと別のもののためにやったことだって」
めぐり「そうなの?」
いろは「女の勘です。当たるんですよこれ」
葉山「……それで?」
いろは「あの人には借りがあります。まだ返せていません。それなのにあの人を殺したりできません。葉山先輩がいなくなったら寂しいでしょうけど」
雪ノ下「それでも葉山君を殺すの?」
いろは「はい。だって葉山先輩はみんなに平等に優しいからみんな平等に悲しみます。でもあの人が死んだら、そんなに多くの人は悲しまないはずです」
雪ノ下「まあそうでしょうね」
いろは「私は多分すっごいショックを受けます。自分で殺したなんて無理です死にます」 - 71 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/12/14(土) 23:46:56.70 ID:YjC/2Ph00
- 雪ノ下(目下切り札だったはずの一色さんがダメだったなんて、本当にまずいわねこれ)
めぐり「あのー、私も答えた方がいいのかな?」
葉山「はい」
雪ノ下「そこはきちんと回答を求めるのね……というか城廻先輩、葉山君のことをご存知ですか?」
めぐり「うん、文化祭の時に手伝ってもらったからね~」
雪ノ下「ひょっとして、実行委員をあらかた覚えているんですか」
めぐり「比企谷君と話していたからね~」
雪ノ下(ダメそうねこれ)
めぐり「あ、私は……ごめんね、葉山君を、その……ごめんなさい」 - 74 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/12/14(土) 23:50:39.73 ID:YjC/2Ph00
- 雪ノ下(知ってた)
葉山「理由をお願いします」
雪ノ下(なぜ自分から地雷を踏みに……)
めぐり「私からも聞いていい?」
葉山「はい?」
めぐり「文化祭。……彼一人を悪者にして幕引きにして、どんなきもちだったのかなぁ?」
葉山「…………」 - 79 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/12/14(土) 23:53:35.91 ID:YjC/2Ph00
- いろは(文化祭のとき、何かあったんですか?)
雪ノ下(あとで由比ヶ浜さんか城廻先輩から聞いてちょうだい。思い出しただけで不愉快になるエピソードがあるのよ)
いろは(はぁ……)
葉山「あれは、彼自身が望んだことです」
めぐり「うん。でも、君がそれを言うのは逃げだよね」 - 84 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/12/14(土) 23:58:43.51 ID:YjC/2Ph00
- 葉山「俺だって、好きでああしたわけでは」
めぐり「君は相模さんの性格について、十分に知る機会があったよね?あまり話さなかった私でもあの子の性質は分かったんだもの」
葉山「それは」
めぐり「具体的な対策を他ならぬ君が講じなかったのは何か理由があったの?最後の手段として彼がああすることは予期していた。違う?」
葉山「……」
めぐり「だからこそああして最小限の人間だけが傷つく方針を止めなかった、場の調和を優先して相模さんを止めなかった」
葉山「……」
めぐり「だって最後には彼がなんとかしてくれる、犠牲になってくれるから」 - 90 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/12/15(日) 00:04:18.41 ID:VF1aEECj0
- 雪ノ下「……ちょっと待ってください」
めぐり「どうしたの?」
雪ノ下「確かに、葉山君にも非はあります。ですが最後に選んだのが彼自身だというのは事実です。あなたにここまで言う資格はありません」
めぐり「……」
雪ノ下「大体あなただって、あの時は彼を悪人だと認識していたはずです」
めぐり「……うん。そうだよ」
雪ノ下「そこあなたが葉山君をここまで責めるのは筋に合いません。むしろあなたは葉山君と同類と言っても過言ではありません」 - 95 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/12/15(日) 00:07:35.47 ID:VF1aEECj0
- めぐり「……ごめんね。ちょっと口が滑りすぎちゃったみたい」
雪ノ下(言いすぎだった、とは言わないのね)
葉山「……失礼します」
雪ノ下「あ、ちょっと。すみません……お騒がせしました」
めぐり「いいえ。またいらっしゃい」
いろは「次は先輩も連れてきてくださいよー」
雪ノ下「機会があれば私の方から言ってみるわ。それじゃあ」 - 99 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/12/15(日) 00:17:36.72 ID:VF1aEECj0
- ー廊下ー
雪ノ下「そう気に病むことではないわ。終わったことだもの」
葉山「けれど」
雪ノ下「あなたが気に病むことは、彼自身が一番望まないことよ」
葉山「……そうか」
雪ノ下「彼のやり方に気づける人間なんてごく僅かだもの。完璧に理解していたのは私だけよ。あなただって少し感づいた程度だったのでしょう?ああいう結末を迎えてしまっても無理ないわ」
葉山「……そうかな」
雪ノ下「ええ。ついでにもうこの取り組みも終わりにしてしまった方がいいのではなくて?」
葉山「いや、まだ終わらない。次の目星はついてる」
雪ノ下「タフなのかそうでないのか判断に困るわ……」 - 105 :10の人マジで許さん 2013/12/15(日) 00:27:37.73 ID:VF1aEECj0
- ー教室ー
川崎「なんか用?」
葉山「あまり時間は取らせないつもりだから、ちょっと付き合ってくれないかな」
雪ノ下「簡単なアンケートよ。葉山君と比企谷君の二人が崖から落ちそうになっていたら、あなたはどっちを助ける?」
川崎「……あたしが何かする前に、あいつは私に選択させないために自分から落ちそうだけど」 - 110 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/12/15(日) 00:34:31.99 ID:VF1aEECj0
- 葉山「そうじゃなくて、助けるとしたら」
川崎「あいつが自分で手を離して落ちた後にあんたを助ける」
雪ノ下「推測なのにずいぶんと自信ありげね」
川崎「……別に」
雪ノ下「私だけだと思っていたのだけれど」
葉山「え?」
川崎「こんなくだらない質問だったの?あいつが自分以外を犠牲にして事態を収拾しようとすることがあると思う?」
葉山「いや、俺は」
川崎「……特にあんたは、それを体現させてるわけだし」
葉山「……」
川崎「勉強の邪魔なんだけど、まだ質問あるの?」
雪ノ下「いいえ。ありがとう、助かったわ。行きましょう葉山君」
葉山「……ほら。予想通りじゃないか」
雪ノ下「……?」 - 112 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/12/15(日) 00:39:02.25 ID:VF1aEECj0
- ー廊下ー
雪ノ下「ねえ、もうそろそろいいんじゃないかしら」
葉山「……何がだい」
雪ノ下「打ち止めにするべきよ、やってる意義が見つけられないもの」
葉山「……ああ、そうだな」
雪ノ下「えっ」
葉山「何を驚いてるんだ、度々やめるように言ってきたのは君だろ」
雪ノ下「そ、そうだけれど」
葉山「協力してくれてありがとう。今日は助かった。それじゃあ」
雪ノ下「え、ええ」
雪ノ下「…………」 - 114 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/12/15(日) 00:44:04.05 ID:VF1aEECj0
- ー屋上ー
葉山「というわけだ。賭けは俺の勝ちだな」
八幡「……お前、マジであのわけ分からん質問を聞いて回ったのか。即座に気が狂ったと判断されないあたりすげえな。俺なら即座に黄色い救急車を呼ばれる自信があるぞ。あれならドクターイエローまで飛んでくるレベル」
葉山「分かっただろ?君は君の想像以上に愛されているんだ」
八幡「……作り話なら今のうちに自白しとけよ、執行猶予ぐらいつけてやる」 - 118 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/12/15(日) 00:48:39.24 ID:VF1aEECj0
- 葉山「何をそんなに思いつめているのかと思ったけれど」
八幡「お前なんかに喋っちまうとは、数十分前の俺はどうかしてたな。わけもわからずじぶんをこうげきしてそうだ」
葉山「おかげで俺もかなりショックを受けたけど」
八幡「はあ?なんだそれ」
雪ノ下「みんながあんまりにも葉山君に辛く当たるからよ」
八幡「!」
葉山「……つけてきたのか」
雪ノ下「あまりにも怪しかったものだから、つい」 - 120 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/12/15(日) 00:53:20.61 ID:VF1aEECj0
- 雪ノ下「大体分かったわ」
八幡「はあ?お前、世界の破壊者かなんかか?ファイナルフォームライドとかくすぐったいだけじゃ済まなさそうだから勘弁してくれよ」
雪ノ下「部室に最近来ないのは、私が生徒会長になれなかったからかしら?」
八幡「……なんの話だよ」
雪ノ下「それで自分に自信を失っているところに葉山君と出会い、葉山君がお節介を焼いた」
八幡「お前は小説家になれそうだな」
雪ノ下「典型的な自白をありがとう、執行猶予ぐらいつけてあげるわ」
八幡「そりゃどうも」 - 126 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/12/15(日) 01:00:40.96 ID:VF1aEECj0
- 雪ノ下「……葉山君」
葉山「……余計な世話だったとは思う、けど」
雪ノ下「見当違いも甚だしいわ、判断が遅い上に正解を選べないのだから救い様もない」
葉山「」
八幡「うっわキレッキレだな雪ノ下……」
雪ノ下「あなただってそうよ」
八幡「はあ?」
雪ノ下「見くびらないでちょうだい。確かに、私はショックだったわ。私とあなたは欺瞞も馴れ合いもない。理解しあえる関係だと思っていた」
八幡「……だが俺は、奉仕部という枠組みを壊す事を選べなかった」
雪ノ下「今まで散々他人の人間関係を壊しておきながら」
八幡「すまん」 - 128 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/12/15(日) 01:05:22.88 ID:VF1aEECj0
- 雪ノ下「生徒会長選挙。……理解しあえなかった責任を自分一人に押し付けて、どんなきもちだったのかしら?」
八幡「……お前を責めれば良かったのか?言葉にしなきゃ分からんと」
雪ノ下「……そう、ね。私がきちんと言っておっておけば良かったわ、その通りよ」
八幡「お前はかつて俺に言ったよな。雪ノ下雪乃は比企谷八幡を知らなかった。だが今は知っている、と」
雪ノ下「……ええ」
- 133 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/12/15(日) 01:11:38.88 ID:VF1aEECj0
- 八幡「知っているだけなんだ。俺もお前も、お互いを知っているだけで、何をしようとしているのかなんて分からない」
雪ノ下「そんなことはないわ。私はあなたを理解していた」
八幡「押し付けんなよお前の想像を、俺もお前も同じだけど幻想に焦がれていたんだ、けれど、幻想は幻想なんだ。事実、お前が生徒会長になっちまってたら、奉仕部の関係は様変わりしていたはずだ」
雪ノ下「私はそうならないと賭けた、けれどあなたは賭けを無効にしてしまった」
八幡「人間個人はそう簡単には変われない。けれど、人間と人間の関係は瞬時に変わる。むしろ変わり果てるまである」
雪ノ下「臆病なのね」
八幡「自覚症状までセットだ」
雪ノ下「知ってた」
八幡「そうか」 - 135 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/12/15(日) 01:18:31.73 ID:VF1aEECj0
- 葉山「……君はどうしたいんだ、比企谷君」
八幡「ああ?外野は黙ってろよ」
雪ノ下「今は黙っててくれるかしら葉山君」
葉山「俺は詳しくは知らない。けれど、ここで長々と話していても良くないっていうのだけは分かる」
八幡「さっきから何なんだよお前。空気普段は作ってんだから読むぐらい簡単だろ、業務放棄してんじゃねえぞ」
雪ノ下「なんなら屋上から飛び降りてもらうまであるわよ。ちょうどあの辺りのフェンスは老朽化が激しくて触ってはいけないと書いてあるし」
葉山「いや、その、さっき中庭の辺りから、陽乃さんがこっちに満面の笑みで手を降っていたんだけど」
八幡「…………」
雪ノ下「…………」 - 140 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/12/15(日) 01:24:49.68 ID:VF1aEECj0
- 陽乃「来ちゃった」
八幡「……ども、ぶぶ漬けいります?」
陽乃「千葉県ではぶぶ漬けを出すという行為に含みはないから、遠慮なくいただいちゃうよ?」
雪ノ下「何のようかしら姉さん」
陽乃「んー、雪乃ちゃんの成長を確かめにね」
葉山「……成長?」
陽乃「そ。会長になって私を超えたがってたからね」
八幡「そういえば生徒会長にはなってないんでしたっけ」
陽乃「価値がある役職だとは思えなかったからやらなかっただけだよ」
雪ノ下「……違うわ」 - 142 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/12/15(日) 01:30:24.40 ID:VF1aEECj0
- 陽乃「え?何が?」
雪ノ下「姉さんには関係のないことよ」
陽乃「そんなことないよぉ、私たち姉妹でしょ?」
葉山「……ッ」
雪ノ下「私には私の意思があるの」
陽乃「何回も聞いたよ。それで、私の背中には追いつけそう?まず見えてる?」
雪ノ下「……」
八幡(殺伐とし過ぎだろ帰りてえ……)
葉山「……違うよ」
陽乃「んー?」
葉山「間違ってるよ……」 - 150 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/12/15(日) 01:42:07.51 ID:VF1aEECj0
- 葉山「雪ノ下さん」
雪ノ下「……」
葉山「どうしてそんなにして、陽乃さんになろうとするんだ。君は君だろ、雪ノ下雪乃だろ」
八幡「……」
葉山「無理してあの人を目指す必要なんてないじゃないか、君と陽乃さんは違うんだから」
八幡(……)
陽乃(比企谷君、面白い展開になってきたね。まるで王子様がお姫様を助けるワンシーンみたい)
八幡(……あなたって人は) - 151 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/12/15(日) 01:48:03.52 ID:VF1aEECj0
- 陽乃(何かな?)
八幡(あんな言葉で救われるのなら、雪ノ下はあなたの狂信者になっていますよ。何よりあの手の、何ていうかみんな違ってみんないいみたいな考え方は、あなたが直々に叩き折ってきたはずだ)
陽乃(推測なのに、自信ありげだねぇ)
八幡(あなたと同じシスコンなんで)
陽乃(……)
八幡(勘のいいガキですいません)
陽乃(ただの勘のいいガキなら良かったんだけどね)
八幡(はい?)
陽乃(あ、雪乃ちゃんが喋り出したよ!) - 153 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/12/15(日) 01:52:33.81 ID:VF1aEECj0
- 雪ノ下「あなたには……分からないわ」
葉山「……ッ」
八幡(陽乃さんになる必要はない?よりにもよってその言葉か。お前は浅はかだよ、葉山、それじゃあ雪ノ下の心は動かない)
八幡(……俺にできることが何かあるのかと言っても、この状況じゃあな)
八幡(…………)
八幡("俺に"できることなんて、あるはずがないだろ、妙な英雄願望は捨てろ)
八幡(……) - 154 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/12/15(日) 01:57:07.94 ID:VF1aEECj0
- 八幡「雪ノ下、ちょっといいか」
雪ノ下「何かしら」
葉山「待ってくれ!まだ話は」
雪ノ下「聞く価値があるとは思えないのだけれど」
八幡「おい可愛らしく首かしげてエグいこと言ってんじゃねえぞ、心臓止まりそうになったじゃねえか」
陽乃「きゃーっ、比企谷君の女殺し文句だー!ねえねえ私は?私は可愛い?」
八幡「はいはい可愛いし綺麗ですよ」
陽乃「やったっ、お揃いだね雪乃ちゃん」
雪乃「違う!!」
陽乃「!?」
葉山「雪ノ下さん!?」
八幡「……」 - 155 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/12/15(日) 02:01:19.26 ID:VF1aEECj0
- 雪ノ下「彼が、言ってくれたから……」
陽乃「え……?」
雪ノ下「私の笑顔と姉さんのとは全然違うと、彼が言ってくれた。言ってくれたのよ。だから違うわ、絶対に違う……違うわ……」
八幡「今更何言ってんだお前は。顔のパーツがちょろっと似てるぐらいじゃねえか」
葉山「……君は、そう見えるのか」
八幡「そう見えねえんならお前の目がおかしいってことだ」 - 156 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/12/15(日) 02:04:04.15 ID:VF1aEECj0
- 陽乃「ちょ、ちょっと待って比企谷君」
八幡「はい?」
陽乃「私と雪乃ちゃんの笑顔が、違う?どうして?」
八幡「あんたのその、オリハルコン製のデスマスクみたいな笑顔の方が逆にお目にかかれませんよ。雪ノ下の方が5000%可愛いです」 - 164 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/12/15(日) 02:16:08.94 ID:VF1aEECj0
- 八幡「雪ノ下、一つ聞いていいか?」
雪ノ下「……」
八幡「お前さ、陽乃さんになりたいの?それとも……あの人に、勝ちたいの?どっちだよ」
雪ノ下「私は……」
八幡「……」
雪ノ下「……ふぅ、私は姉さんに、
追いついて、追い越したい……勝ちたい……」
陽乃「……」
葉山「雪ノ下さん……」
八幡「……」
雪ノ下「……」
八幡「うん、それ無理」 - 165 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/12/15(日) 02:23:12.02 ID:VF1aEECj0
- 雪ノ下「……あなたに言われると、すごく胸が痛いわ」
葉山「おい!なんだってそんなこと!」
八幡「勝負する領域に達してねえよまず。お前はあの人の背中すら捉えてない。上ばっかみてたら足元掬われるし、下ばっか見てたら置いてかれる。前をみてたら後ろ髪を引かれて、後ろに振り向いてたら前方不注意の交通事故だ、お前の進んでる道は」
雪ノ下「……じゃあどうすればいいの?私は……」
八幡「どうすればいい、か」
陽乃「……」
八幡「俺じゃなくて向こうに聞いてくれ」
雪ノ下「えっ……」
由比ヶ浜「ゆきのんっ!」 - 166 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/12/15(日) 02:27:18.28 ID:VF1aEECj0
- 雪ノ下「由比ヶ浜さん、どうして」
由比ヶ浜「ヒッキーからいきなりメールが来て、屋上にこっそり来いって……」
陽乃「話、聞いちゃってたんだ?」
由比ヶ浜「……ごめんなさい」
雪ノ下「謝るようなことではないわ。けれど……」
由比ヶ浜「ねえゆきのん」
雪ノ下「……何かしら?」
由比ヶ浜「私ね、もしゆきのんが死んじゃったら、そうとうヤバイと思う」
雪ノ下「は……?」 - 168 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/12/15(日) 02:32:12.40 ID:VF1aEECj0
- 由比ヶ浜「いくら豪華なお葬式でも無理。泣く人が何人いても無理、十分なんかじゃない」
雪ノ下「……別に私が死ぬ予定はないのだけれど」
由比ヶ浜「ごめん。どうやったら伝わるのか、分からなくて」
雪ノ下「もういいわ」
由比ヶ浜「ゆきのん……」
雪ノ下「なんとなく、伝わる分には伝わったから」
由比ヶ浜「ゆきのん!」
雪ノ下「ちょっと、抱きつかないでちょうだい。暑苦しいわ」 - 169 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/12/15(日) 02:35:14.80 ID:VF1aEECj0
- 陽乃「……」
八幡「百人友達を作るより、百人分大切にできる親友を作れ。第二次世界大戦を生き残った元兵士のお爺さんが言った言葉です」
葉山「……」
八幡「雪ノ下!」
雪ノ下「……何かしら」
由比ヶ浜「ヒッキーどうしたの?」
八幡「一つ、アンケートに協力してくれないか」
雪ノ下「!」 - 170 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/12/15(日) 02:37:06.22 ID:VF1aEECj0
-
八幡「由比ヶ浜と陽乃さんが崖から落ちそうになっていたとする」
八幡「片方しか助けられないとしたら、どっちを助ける?」
- 171 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/12/15(日) 02:39:24.81 ID:VF1aEECj0
- 雪ノ下「…いい機会だから、姉さんを抹殺することにするわ」
八幡「ちゃんと言えよ」
由比ヶ浜「ちゃんと言ってくれなきゃやだよ」
雪ノ下「……ええ。由比ヶ浜さんを迷わず助けるわ。何か問題があるかしら」
由比ヶ浜「ゆきのん大好きーっ!」
雪ノ下「ちょっ、息ができな……もごもご」 - 172 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/12/15(日) 02:44:56.17 ID:VF1aEECj0
- 八幡「だそうですよ」
陽乃「だからどうしたの?」
八幡「気づいてるんじゃないですか?雪ノ下はもう、あなたには執着していなかった」
葉山「え……」
八幡「あいつを意地にさせていたのは強迫観念だ、自分は姉を追いかけていなければならない、いつまでも姉の切り拓いた道をなぞるマシーンでなければならない。他でもない、あなた本人が刷り込んだものだ」
陽乃「……」
葉山「強迫観念って、じゃあ」
八幡「ああ。あいつはどこかでそれを嫌がっていた。追いつきたいという欺瞞、打ち負かしたいという幻想から抜け出したがっていた」 - 174 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/12/15(日) 02:50:27.31 ID:VF1aEECj0
- 八幡「あー疲れたぜ……屋上ってきたねえな、フェンスでいいか」
葉山「……」
八幡「真似してんじゃねえよ」
陽乃「あーあ……自信あったんだけどなあ。切り札は君じゃなかったのか。王子様が負けちゃった後だから、忍者が出てくるのかと思いきやもう一人のお姫様が出てきちゃったよ」
葉山「……」
八幡「あんたの負けですよ陽乃さん。雪ノ下はもう、あんたの後を追いかけては来ない」
陽乃「……うん」
陽乃「そうみたいだね……」
八幡(……やっぱこの人ハンパねえシスコンだわ。俺の負けだ。小町のためにこのレベルまで小町に嫌われるとか無理だもん) - 176 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/12/15(日) 02:56:19.13 ID:VF1aEECj0
- 由比ヶ浜「ヒッキー!ありがとね!」
八幡「何もしてねえよ」
陽乃「……やられっぱなしは悔しいから、仕返ししちゃおうかなー」
葉山「仕返し?」
陽乃「比企谷君、これでもう自分が奉仕部をやめても大丈夫だって安心してるでしょ」
葉山「!?」
由比ヶ浜「えっ……!?」
八幡(は、んなわけねえだろ。陽乃さんもまだまだ相手の気持ちを理解できてねえな」
雪ノ下「そう、なの……?」
八幡「なななわけねーだろ陽乃さんもまだまだですねははっ」
八幡(言い当てられた動揺を全く隠しきれなかった。俺もまだまだ陽乃さんのやり口に対応できてねえな) - 177 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/12/15(日) 03:03:13.24 ID:VF1aEECj0
- 葉山「どうして君は……!」
八幡「なんで分かったんですか」
陽乃「だって私は、君と同じシスコンだから」
由比ヶ浜「そんな、ヤダよ!」
八幡「無理だ。お前らの気持ちの問題じゃない」
雪ノ下「……!」
八幡(雪ノ下が歩み寄ってきた、と思いきやビンタされた。思いっきりのけぞってしまい、後ろのフェンスに背中をぶつけた)
雪ノ下「そうやって、いつもあなたは……」
八幡(女の子にビンタされるのとか久々過ぎだろ……すげえ痛いな金切り音が頭蓋骨の中で響いてんぞ)
陽乃「えっ」
由比ヶ浜「!!ヒッキー、隼人君、危ないっ!!」
八幡「へ?」
葉山「は?」
八幡(その瞬間、俺と葉山が寄りかかっていたフェンスが、金属音を響かせて千切れ落ちた) - 191 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/12/15(日) 03:19:21.82 ID:VF1aEECj0
- 八幡(由比ヶ浜が俺に手を伸ばすのが見えた。気持ちはありがたいが遠くて間に合いそうにねえぞ)
八幡(意外にも陽乃さんが掴もうとしたのは俺の腕だった。しかしわずかに一歩分足りない)
八幡(……やたら世界がスローペースに見える。走馬灯はまだだろうか。いや、黒歴史しかないから出てきても困るが)
八幡(奇しくもこの状況は、葉山が聞いて回ったというアホな質問をまさに再現していた)
八幡(そういえば、葉山の話を聞く限り、雪ノ下はこの問いに対する答えを明示していなかったはずだ)
八幡(走馬灯は、まだ始まらない)
八幡(雪ノ下が、手を延ばした。非力だけど大丈夫だろうな、一緒に落っこちてくんなよ?まあまさか両方ということはないだろう)
八幡(…………)
八幡(走馬灯は、結局見えなかった) - 194 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/12/15(日) 03:27:40.51 ID:VF1aEECj0
- 雪ノ下「ハァッ、ハァッ……ハァッ」
由比ヶ浜「え、ぁ……ぇ?」
陽乃「……雪乃、ちゃん?」
雪ノ下「ふぅーッ、男子高校生というものは、重い、もの、なのね、ッ」
雪ノ下「特に……ふうっ、運動部ともなれば、やっぱり重いわね」
葉山「…………雪ノ下、さん」 - 201 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/12/15(日) 03:35:40.09 ID:VF1aEECj0
- 由比ヶ浜「いやあああああああっ!!?ヒッキーヤダよっ!!死んじゃヤダよおおお!!!」
陽乃「ゆき、の、ちゃんッ……何で……どうして」
雪ノ下「……」
葉山「何故だ……雪ノ下さん、どうして俺を助けたんだ」
雪ノ下「……」
葉山「どうして俺なんだっ!?君は!君は彼を助けるべきだった!!」 - 207 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/12/15(日) 03:45:49.42 ID:VF1aEECj0
- 雪ノ下「むしろ感謝して欲しいぐらいなのだけれど」
葉山「そうじゃないっ!君が助けるべきだったのは……!」
雪ノ下「……手を伸ばそうとしたわ。でも無駄だった」
陽乃「無駄?」
由比ヶ浜「…………はは、ははははは。あははははははっ!!」
葉山「結衣……?」
由比ヶ浜「下見てみてよ、はははっ」
雪ノ下「だって……あんなに必死な形相で彼を助けようとしていたのに、上から降ってきたのが葉山君じゃあ可哀想でしょう?」
陽乃「え……?」
八幡「…………ジブリの撮影かなんかか?これ」
材木座「ふむぅ。今日ぐらいは、我はピザデブだと胸を張って公言できるのう!あっ待ってやっぱちょっと凹むわ」
八幡「だから素に戻ってんじゃねーぞ中トトロ」 - 224 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/12/15(日) 03:56:40.22 ID:VF1aEECj0
- 雪ノ下「彼だけじゃないわ」
陽乃「あ……すごい……」
川崎「いった……ちょっとどきなよデブ!重い!」
材木座「ひいいっいつぞやの姉御でござるか!?」
戸塚「あはは、普段以上に語尾が迷走してるね……でも重いのは本当かなって」
材木座「げるぶぷしゃぁっ!!と、戸塚殿の一撃は我でさえも四倍はかたいでおじゃるぅ……」
八幡「テメー戸塚が弱点なのかよ……」
いろは「漫才やってないでどいてくださいよーっ!」
めぐり「うう、ヘッドスライディングして顔擦っちゃった……」
いろは「いや、先輩のあれはただこけただけだと思いますけど」
平塚「比企谷ァ……ちょっとお前らまとめて吹っ飛ばすがいいか?」
八幡「えちょ、ファーストブリッドはらめぇっ!」
平塚「安心しろ、衝撃、撃滅、抹殺どれも違う……シェルブリッド・バーストォッ!!」
材木座「あべし!」
八幡「たわば!」 - 227 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/12/15(日) 03:59:32.76 ID:VF1aEECj0
- 雪ノ下「あれでもまだ、自信がないなんて言うつもりかしら」
由比ヶ浜「……言わせないよ、そんなこと」
雪ノ下「もしそんな世迷い言を口にしたら」
陽乃「したら?」
雪ノ下「娶るわ」
由比ヶ浜「えっ」
陽乃「えっ」
雪ノ下「えっ」 - 236 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/12/15(日) 04:16:36.87 ID:VF1aEECj0
- 受け止めた方法については見逃してくださいなんでもしますから
いろは「先輩のバーカッ!!ぐずっ、ホントに死んじゃったらっずびっ、どyするんですかっ!ずずっ」
八幡「あの、人が貸したハンカチで躊躇いなく鼻をかみやがるのやめてくれる?」
いろは「美少女後輩の鼻水ですよ!?いらないんですか!?」
八幡「お前って時々ほんとわけ分からん方向に逆走するよな法廷速度ガン無視して……っと、めぐり先輩、いきなり倒れこんでこないでくださいよ」
めぐり「心配……したんだよ?」
八幡(めっちゃ涙目になってる……罪悪感がやばい)
川崎「というかあんたケガは?」
八幡「俺は大丈夫、先生の一撃モロ入ったさっきのトトロは森まで吹っ飛ばされたがな」
戸塚「八幡っ!」
八幡「……戸塚ぁっ!」
川崎(え、何このハリウッド映画のラストシーンみたいな構図は) - 237 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/12/15(日) 04:25:50.76 ID:VF1aEECj0
- 八幡(戸塚とめぐり先輩がセットで腕の中に!俺は今、人生の絶頂期にいるのかもしれない……)
いろは「むー……とりゃ」
八幡「うおっ、いきなり飛びついてくんじゃねえよ養殖ビッチ」
いろは「だぁーれが養殖ビッチですかぁ!このこの!」
八幡「いてて!いてぇやめろ!」
川崎「……」
戸塚「えへへ……」
めぐり「ふふっ……スーッハーッ」
いろは「スーハースーハー」
川崎「…………」
八幡「あ?どうしたにじり寄ってきて」
川崎「あーめまいがー」
八幡「えりょホント無理だって……助けて平塚先生!あれどこ!?」
平塚「抱きつこうと思った時!すでに行動は完了しているんだッ!クンカクンカ」
八幡「うろ覚えでネタ使ってんじゃねーぞ!」
川崎「あーれー」
八幡「あっ……ちょっ」
雪ノ下「……行きましょうか」
由比ヶ浜「そうだね。ちょっとヒッキーとお話ししないとね」
陽乃「修羅場修羅場修羅場~♪修羅場~をくぐーると~♪命命命~♪命~があぶーない~♪」
葉山「……」
陽乃「あ、隼人はここで待っときなよ」
葉山「え……」
陽乃「いーからいーから」 - 239 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/12/15(日) 04:31:00.21 ID:VF1aEECj0
- 葉山(俺は……何もできなかったな……)
三浦「隼人ー?」
葉山「え……優美子?」
三浦「なんか知らないお姉さんから、隼人が屋上で待ってるって言われたんだけど」
葉山「……そうか」
三浦「なんか大変だった?っぽいじゃん」
葉山「ん……」
三浦「そっか。お疲れ様」
葉山「いや、俺は何も」
三浦「隼人は何かしようとして失敗したらその情けない表情になるでしょ、マジウケる」
葉山「えっ」
三浦「だから、お疲れ様。サイゼ寄る?」
葉山「………」
三浦「隼人?」 - 241 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/12/15(日) 04:32:24.25 ID:VF1aEECj0
-
葉山「くだらない質問が一つ、あるんだけどーーーー」
Fin - 245 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/12/15(日) 04:37:13.33 ID:VF1aEECj0
- くぅ疲
はるのんいろはすめぐりんさきさきがセフレから恋人にワープ進化するss書いて俺ガイルのssは楽勝と思ってた
反省している
なんにしてもとんでもない時間まで付き合ってくれてありがとう。
次はめぐりんいろはすに絞ってスレ立てるわ
じゃあの - 248 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/12/15(日) 04:39:20.47 ID:AFmc+qPNO
- 乙!
前作的なSSのタイトルはよ - 255 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/12/15(日) 04:50:50.55 ID:VF1aEECj0
- 前作
雪ノ下「あなたって本当に友達がいないのね」
こんなんだったはず - 259 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/12/15(日) 07:35:32.77 ID:uBMEWzENo
- 乙。かなり良かった。
また書いてくれ
転載元
葉山「俺とヒキタニ君が崖から落ちそうになっていたとする」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1387026173/
葉山「俺とヒキタニ君が崖から落ちそうになっていたとする」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1387026173/
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コメント一覧 (142)
-
- 2013年12月15日 14:46
- ※39
推測だが、原作はその救いが誰になるのかを描く話だと個人的に思ってる
やっぱラブコメってタイトルは間違ってるよなぁ…
-
- 2013年12月15日 16:03
- 最終的に雪ノ下姉妹が葉山にトドメを刺す展開になると予想してたら案外シリアスだった
良かったと思う
八幡に違和感持ってる奴は一部の人間しか八幡を理解してなくて周りからしたら悪者になって終了が多い原作に比べて八幡が報われ過ぎてるからじゃねーの
SSでくらい良い夢みさせてやれw
-
- 2013年12月15日 16:04
- 面白い!
最近の他と比べると特にそう感じる
-
- 2013年12月15日 16:11
- 台詞回しがクサいの何とかならんか
幻想とか鳥山求めないかよ
-
- 2013年12月15日 16:13
- 葉山の扱いは原作より多少酷いけど(最後に救いがあるにしても)
葉山自身の性格については割と原作最新巻準拠だしいいんじゃないの?
それに自分を犠牲にして他人を助けるって葉山が(深層心理下で)一番やってみたかったことだろ、たぶん
今回だけ八幡と役割を交代しただけみたいなもんだよ
-
- 2013年12月15日 17:11
- 嫌いじゃないのだが人が受け止めて無傷ってどうがんばっても三階くらいの高さだよね
-
- 2013年12月15日 17:18
- 多分海老名さんなら全力で両方助ける
もしかしたら八幡が死んで嘆く葉山に萌えを見いだし葉山を選ぶかもしれないけど
-
- 2013年12月15日 17:29
- 前作もコレもよかった
>>49ソレに萌えを見いだすとか怖いよ
-
- 2013年12月15日 18:11
- 葉山ってこんなに嫌われてるか?
どちらかと言うと八幡が腕を掴まれる方で、落下した葉山を学校中が助けると思うけどな
-
- 2013年12月15日 18:37
- 葉山はそこまで好きでもないが露骨に下げられるとムカつくな
-
- 2013年12月15日 18:41
- でもまじめな恋愛SSだと十割方三浦って八幡になびいてるよね
そのせいで最後もすごい取ってつけて葉山に救い与えた感がする
-
- 2013年12月15日 18:47
- て言うかさんざん葉山叩きまくってこんな最後の一レスで
ちょろっと描写があった程度じゃ全然救われてると思えないんだが
葉山sageって言われたくないから無理やりねじ込んだとしか
-
- 2013年12月15日 19:02
- 助けた方法は何でも良いだろ!いい加減にしろ!!
-
- 2013年12月15日 19:07
- 本スレ読んでて思ったけどこういう特定キャラディスみたいなSS書く奴って
どうして聞かれてもいないのに言い訳の如く「本当はこのキャラが一番好きなんです」みたいなこと言いだすんだろ
-
- 2013年12月15日 19:08
- ss界隈がどうかは知らんけど、少なくとも原作では三浦は葉山一筋やで?
なんかssって葉山sageるの多いよな……流行ってんのかな
-
- 2013年12月15日 19:11
- 問題を何とかする為に奔走しても理解されない、弾かれて周囲から孤立する
この構図を八幡たちが葉山に対して悪意も無くやっているのがモヤモヤする
八幡や雪ノ下、その周囲の人間もさんざんそういう状況をみてきているはずなのに
普段ぼっちに対するリア充の行動や干渉をさんざん罵倒して嫌悪している八幡が、
いざ同じ立場に立つとやってることが同じなのは少し違和感がある
-
- 2013年12月15日 19:36
- 葉山は自分の考えをそのまま集団の考えにできるから世間一般では間違いなく最強だよ
でも八幡と雪乃を中心とした世界から見ると、集団としての意味がないから上から目線の高慢ちきに見える
結局の話、葉山と八幡&雪乃は相性が悪い
そしてこの二人に毒されると由比ヶ浜みたいに集団以外の所にある魅力を見つけられるようになる
あとはSS補正だネ!
-
- 2013年12月15日 20:10
- 葉山「俺とキン肉マンビックボディが崖から落ちそうになっていたとする。君しか助けに行ける人がいないとしたらどっちを助ける?」
八幡「片方崖から落ちて平気そうじゃねえか」
-
- 2013年12月15日 20:37
- これが八幡教の信者か・・・
-
- 2013年12月15日 20:41
- 夜空「私と肉が崖から落ちそうになっていたとする。貴様しか助けに行ける人がいないとしたらどっちを助ける?」
難聴「え、なんだって?」
-
- 2013年12月15日 21:12
- 面白いし格好いいけど、これは八幡じゃないと思った
そして葉山くんが何も悪くないのになんだか不純な目にあってる
でも面白かったのは事実 これは俺ガイルという形をとらずに、願わくばオリジナルで見たかった展開だ
-
- 2013年12月15日 21:48
- 八幡と関わりが多い人間に絞ってこういう質問してんだからこのSSで八幡が優遇されてんのはおかしなことじゃねーだろ
同じクラスの奴に聞いたらガハマと戸塚以外全員葉山助けるだろうし
別に葉山sageって程じゃねぇよ
過敏になり過ぎ
-
- 2013年12月15日 22:05
- 二次創作なんやからええやん(笑)
葉山ズタボロに叩き潰される話見たい俺って異端でちゅ?
-
- 2013年12月15日 22:58
- 葉山君は何も悪くない。
ただ相模の一件後、もし葉山が八幡に積極的に話かけたりして、友達になろうという姿勢を見せれば、クラス内の八幡に対する評価も全然違ったものになったんだろうけどな。
葉山君にはそれが出来る(八幡を孤立から救う)だけの力があるけど、しないのが八方美人たる由縁。まあする義理もないと思うがね
-
- 2013年12月15日 23:10
- 葉山ズタボロより八幡ハッピーを見たい
八幡ハーレムもあり
-
- 2013年12月15日 23:19
- 限り無く原作に近いものを作ろうとしたんだろうけど、致命的な欠陥が多過ぎて、最高に同人らしい同人になったな〜って印象
原作を読んでないのでアレなんだけど、原作者の文章もこんなもんだったら、、その、酷評してすまんな
ひとつ言える事は難しい言い回しや漢字を無理に使おうとしない方がいいよ。
藍染も言ってたろ?あんまり強い言葉を遣うな、弱く見えるぞってw
-
- 2013年12月15日 23:26
- コメント数がこの作品の価値を示しているな
賛否両論の中身なんかどうでもいい
素直にグッときたから、これは俺にとって良作
-
- 2013年12月16日 00:43
- ※69
そういう風に自己完結しとけば論争なんて起こらないんだけど、一言二言言いたがる人が多いよね
俺もだけど
-
- 2013年12月16日 01:08
- ずいぶん面倒くさい高校生達だな。
-
- 2013年12月16日 01:51
- 葉山はあのスペックだからあんな薄っぺらな八方美人でもトップカーストなんだよな
三浦は葉山のどこが好きになれたんだ?
-
- 2013年12月16日 02:01
- 葉山「俺とヒキタニ君が堕ちそうになっていたとする」
あのひと「きましたわっ」
-
- 2013年12月16日 02:17
- 正直八幡とほとんど関わりのない人たちならば、確実に100%葉山って答えるんだろうけどな
八幡と関わって、なおかつ自分を犠牲にしてしまう姿を見てしまったら、これもまた逆に100%八幡って答えるんだろうなぁ
-
- 2013年12月16日 02:23
- ※63
不純な目ってなんだしwエロい描写なんてなかったやろ!
…エロ描写ください、ハヤハチでお願いします(´・ω・`)
-
- 2013年12月16日 02:29
- >68
最後のうまい事言ったつもりなんだろうな~意味不明だけどねwww
-
- 2013年12月16日 04:22
- 面白かった
ここ最近の俺ガイルSSだと頭一つ抜けてたね
-
- 2013年12月16日 05:19
- 無理矢理なところあるから妙に嫌な風に感じるんだろうよ。それでも流れを見るとおちゃらけ糞SSよりはいい。言葉の裏を汲み取りそれに対して最も人間らしい思考の選択。本質から見て豊富な表現、語彙がないと二次創作でレベル高いのは望めない。世界観、キャラ、その他もろもろに
-
- 2013年12月16日 08:52
- 文化祭に関しては葉山はなにも悪くないだろうが強いて言うならみんなの運が悪かった
-
- 2013年12月16日 12:03
- イケメンに何か恨みでもあるのかよ!!逆にかわいそうだよ!!
-
- 2013年12月16日 12:32
- 盛り上がってますね〜
-
- 2013年12月16日 12:45
- いろはす~
いろはすスレに期待
-
- 2013年12月16日 14:04
- 由比ヶ浜に聞いて、次に行こうっていった時に、
八幡に関わった人間が精神的に異常になるという展開で、
葉山がそれを解決するという話かと思った。
ゆきのんはただ一人まともだと思われてたけど、
最後の最後で一番狂ってることが判明するとか。
-
- 2013年12月16日 14:04
- これ、普段の八幡と葉山の立場を入れ替えてSSにしただけの話だよな
実際こういう展開になるなら八幡が毎回何かを背負い込む展開になんてなるはずない
だからこそ違和感があるんだと思うよ
-
- 2013年12月16日 15:27
- ※68
あまり長く語るな、塵に見えるぞ
-
- 2013年12月16日 15:32
- アニメ組だからいろはの存在知らんけど
割りと核心をついてる気がする
ただ理解者はゆきのんと先生と小町だけのような気がする
姉のんと葉山はわかってるけど認めてない気がする
そんな気がする
-
- 2013年12月16日 19:05
- どんな良SSにもケチつける奴はいるんだな(小並感)
-
- 2013年12月16日 19:51
- いや、良SSだと思ってない人がこんだけいるからケチつけられてるんだと思うが
-
- 2013年12月16日 21:40
- 良SSだったらもっと批判少ないんだよなぁ~
-
- 2013年12月16日 21:43
- 普通に良SSの部類だとは思うけどなあ。
何度も言われてるように、もともと人選からして葉山自身が指定してるように八幡寄りの人間なわけで。
それでこういった反応が来るのは別におかしかない。
というか、葉山自身もそれを望んでる事がはっきりと書いてある。
これまた上でも言われてる事だけど、もっと人の多い所で聞けば間違いなく葉山を支持する人間が多数にのぼる。
もともと葉山自身もそうなる事を望んで、そういう風に答えるであろう人間を選んで質問していったわけで
言ってみれば自然な帰結と見ていいんじゃないのかな。
それをコミカルに読みやすく流れを作っていった点で、良SSの部類には入るんじゃないかと思う。個人的にはね。
流れとテンポがよくて一気に楽しく読めたよ。
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- 2013年12月16日 21:43
- 普通に良SSの部類だとは思うけどなあ。
何度も言われてるように、もともと人選からして葉山自身が指定してるように八幡寄りの人間なわけで。
それでこういった反応が来るのは別におかしかない。
というか、葉山自身もそれを望んでる事がはっきりと書いてある。
これまた上でも言われてる事だけど、もっと人の多い所で聞けば間違いなく葉山を支持する人間が多数にのぼる。
もともと葉山自身もそうなる事を望んで、そういう風に答えるであろう人間を選んで質問していったわけで
言ってみれば自然な帰結と見ていいんじゃないのかな。
それをコミカルに読みやすく流れを作っていった点で、良SSの部類には入るんじゃないかと思う。個人的にはね。
流れとテンポがよくて一気に楽しく読めたよ。
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- 2013年12月16日 21:44
- なんで2重投稿になっちまったんだw悪いw
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- 2013年12月16日 22:00
- まあこんな風に特定の誰かをこき下ろして誰かをマンセーってSSはそれだけで不快に思う人が一定多数いるだろ
もしここのコメント欄にあるように戸塚とが由比ヶ浜に聞かないでクラスメートA、B、Cとかに質問して八幡sageるような話だったらどそれこそ大荒れしてたと思うが
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- 2013年12月16日 22:54
- ※93
※90の者だけど、誤解してほしくないのだけど、そういった踏み台SSは俺も好きじゃない。
ただこのSSはわざわざ葉山が八幡の為に、自分が凹むのも構わずに
八幡寄りの人間に聞いていった、という所にポイントがあると思う。
そこら辺をちゃんと書いた事で、葉山という人間が非常に善良な人間である事が逆に一層明確にわかって感心できた。
千人いれば990人に支持されるであろう葉山という人間が、990人に支持されないであろう八幡という人間の為に
身体を張って10人の支持者が存在する事を示して見せた、というのは面白い手法だと思った。
わざわざ凹む事を葉山が八幡の為に自主的にやってる、と種明かしした時点で逆に葉山という人間性の善良さが
非常に強く感じられたんだよね。個人的な感想だけどさ。
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- 2013年12月16日 22:54
- ※93
※90の者だけど、誤解してほしくないのだけど、そういった踏み台SSは俺も好きじゃない。
ただこのSSはわざわざ葉山が八幡の為に、自分が凹むのも構わずに
八幡寄りの人間に聞いていった、という所にポイントがあると思う。
そこら辺をちゃんと書いた事で、葉山という人間が非常に善良な人間である事が逆に一層明確にわかって感心できた。
千人いれば990人に支持されるであろう葉山という人間が、990人に支持されないであろう八幡という人間の為に
身体を張って10人の支持者が存在する事を示して見せた、というのは面白い手法だと思った。
わざわざ凹む事を葉山が八幡の為に自主的にやってる、と種明かしした時点で逆に葉山という人間性の善良さが
非常に強く感じられたんだよね。個人的な感想だけどさ。
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- 2013年12月16日 22:55
- だからどうして二重投稿になってしまうんだw本当に悪いw
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- 2013年12月16日 23:10
- て言うか普通に八幡誉めてるだけだったらよかったのに戸塚とか会長みたいに葉山どうでもいいとか葉山叩きに走ってる奴がいるからもやもやすんだよな
お前が死んでも俺に何の影響もないとか思っててもクラスメートに言う言葉じゃねえだろ非常識にもほどがある
SSにマジレスすんなって言われそうだけどさ
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- 2013年12月16日 23:11
- とりあえず葉山はもっと人間出来ててかっこいいよ。
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- 2013年12月16日 23:21
- ※97
アニメしか見てない人間だけど、戸塚に関しては葉山に対してそう言いたくなる気持ちもわからんではない。
テニスコートの一件ではあーしさんのせいでもあるが、
戸塚の事情とか考慮せずにいきなり葉山グループにテニスコート乗っ取られそうになった。
一回こういう経験をさせられた側にすれば、それをした側のリーダーである葉山に対して
「なんでもお前が中心で回ってると思うなよ」と言いたくなる気持ちもわからんではない。
まして戸塚は八幡とは仲がいいし、上記の理由からして含む事があっても不思議じゃない葉山に
「俺と八幡どっちの命を選ぶ?」とか聞かれたら、
「八幡に決まってるだろ、なんで自分が友達を死なせてまでお前を選ばなきゃいけないんだ?
なんでもお前が中心で回ってると思うな」的な反発があってついついキツイ言葉になってしまうのも
納得できるといえば納得できちゃうんだよなあ。
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- 2013年12月16日 23:21
- ※97
アニメしか見てない人間だけど、戸塚に関しては葉山に対してそう言いたくなる気持ちもわからんではない。
テニスコートの一件ではあーしさんのせいでもあるが、
戸塚の事情とか考慮せずにいきなり葉山グループにテニスコート乗っ取られそうになった。
一回こういう経験をさせられた側にすれば、それをした側のリーダーである葉山に対して
「なんでもお前が中心で回ってると思うなよ」と言いたくなる気持ちもわからんではない。
まして戸塚は八幡とは仲がいいし、上記の理由からして含む事があっても不思議じゃない葉山に
「俺と八幡どっちの命を選ぶ?」とか聞かれたら、
「八幡に決まってるだろ、なんで自分が友達を死なせてまでお前を選ばなきゃいけないんだ?
なんでもお前が中心で回ってると思うな」的な反発があってついついキツイ言葉になってしまうのも
納得できるといえば納得できちゃうんだよなあ。
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- 2013年12月16日 23:22
- また二重投稿になってるwwどうしてこうなってしまうんだろw
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- 2013年12月16日 23:26
- なんか約一名の影響で一気にコメント欄が伸びたな
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- 2013年12月16日 23:27
- ※102
なんでか2重投稿になってしまうからなw悪いなw
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- 2013年12月16日 23:28
- ごめんなさい
長文やめろって遠回しに言いたいだけでした
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- 2013年12月16日 23:38
- そこまでの長文でもないと思うのだけどなあ
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- 2013年12月17日 00:06
- 前読んだけど葉山が八幡のために自分とどっちが大事か聞いて回った話しなんだろ一応
原作でそういうシーンあったし、そんな悪意じゃないんじゃね
あと二重投稿になってる奴はマウスが故障して常にダブルクリック現象にでもなってんじゃね。はよ買い換えるんや
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- 2013年12月17日 00:38
- 微妙
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- 2013年12月17日 03:12
- つうか、(本人からしたら的外れだったけど)慰めようとした人間に対して聞く価値がない、とか部外者は黙ってろとかいうとかただの屑だろ。
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- 2013年12月17日 04:20
- 前作みたいなエロいやつまだーふつーすぎてつまらん
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- 2013年12月18日 05:37
- >>108
誰のセリフか説明しないで書いたってわかんねーよ
てか葉山の扱いって荒れるんだなかなり
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- 2013年12月18日 09:40
- ※欄の伸びが物語ってるな。
賛否が出るというのはいいところを狙ったんだと思うわ。
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- 2013年12月18日 09:59
- 崖の下で待ち受けるとは、八幡のみならず彼ら彼女らもまた捻てますなぁ。ほっこり。
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- 2013年12月18日 17:44
- なんかなぁ。あんまいわれのない事でここまで露骨に葉山下げられると流石にちょっとなぁ。気持ち悪くなってくる。屋上でのシーンとか八幡も雪ノ下も言いすぎ。更に気持ち悪い。
お前ら二人とも人になんかごちゃごちゃ言えるような立場でもキャラでもねえだろって言う。
あと、相変わらず八幡は八幡でめんどくせえ奴だな。鬱陶しい。
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- 2013年12月18日 17:50
- ※30 もうなんかそれでいいと思う。
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- 2013年12月19日 00:42
- ※113
もっともらしいこと言う割には気持ち悪いだの鬱陶しいだのしか言ってねぇじゃねぇかw
葉山下げっぽいのは確かだが
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- 2013年12月19日 01:02
- ※113
一応読み直してからこの作品を擁護してみると、気に入らない意見もわかるっちゃわかる
不自然に葉山を下げたり八幡を持ち上げたりしてる部分はあるんで
ただ落ちそうになってるときどっちを助けようとしてるかを葉山が聞いて回る部分は、葉山が自発的に自分を下げて八幡に自分自身の価値を信じさせようっていう行動だし、そこまで評判下げる意図はないはず
そういう行動をキャラに取らせること自体が駄目だって思うかもしれんが
あとは葉山があーしさん以外から好意を寄せられなかったのは、単純に下げるって以上に、葉山が博愛的な誰もを平等に大切にする人格だからこその極端な結果なんじゃないか
単純に言えば八幡よりの偏った人間にだけ聞いたからこういう結果になっただけで、例えば全校生徒に聞けば9割が葉山を助けるっていう話になるんだと思う
そこまで描写できたり作中の誰かが説明したりすれば良かったのかもしれない
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- 2013年12月20日 05:08
- 次はいろはの出てるSSでも書いて欲しい
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- 2013年12月20日 21:33
- めぐりさんが葉山責めてるけど、考えたら全部仮定の話であって結末なんて誰にもわかるはずかないんだよね。めぐりさんみたいに可能性の話で相手を責めてたら、雪ノ下が相模の依頼を受けたから悪い、めぐり先輩が他に立候補者が居なかったとはいえ相模を委員長に推したから悪いって感じで結局いろんな人が悪い事になってしまう。それは違うと思う。責任の所在は明らかにしないといけない。つまり、実行者本人。
結局はさ、間接的な加害者ではなく直接的に被害を与えた相模が一番悪いと私は思う。
結論、相模が全ての巨悪の根源である。 ―了
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- 2013年12月22日 09:36
- そりゃあ八幡が中心の物語なんだから登場人物が八幡の味方だらけなのは当然なのであって、
通行人Aとかも含めれば真逆の結果になるだろ
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- 2013年12月22日 18:25
- ※63
だよな
良いSSだと思うが何か違和感を感じる
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- 2013年12月22日 23:58
- 原作最新刊のネタバレ含んでるなら、ネタバレ注意みたいな注意書きが欲しかった
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- 2013年12月23日 11:19
- んっ?今何でもするって言ったよね?
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- 2013年12月27日 00:21
- アニメ組の俺からすると葉山の良さがさっぱりわからない
いい人なんだろうけど友人にはなりたくないやつ
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- 2013年12月27日 10:28
- 原作からして陰鬱でめんどくさいのに
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- 2013年12月29日 06:51
- まぁ葉山は雪乃とフラグ立っててムカつくから多少はね?
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- 2013年12月29日 11:16
- ※125
どこをどう見ればフラグが立ってるように見えたんだ?節穴君
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- 2014年01月15日 02:47
- >>68の必死さがキモい
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- 2014年01月15日 11:06
- 葉山がこういうやり方するのは、八幡が一番嫌う展開じゃないかなあ。そこに物凄く違和感を感じた。
※118
文化祭の一件で葉山を責めるのは筋違いだよな。悪いのは、責任感も能力もないのに委員長に立候補した相模だし。それにしたって、全て相模が悪いとは言い切れないが…。
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- 2014年02月23日 14:36
- まあ他の奴等がこのSSみたいな考えかとなると違うかもしれんな
でも川崎、雪ノ下、比企谷、この三人の特に雪ノ下と比企谷に関して言うと自分に綺麗事みたいな諭し方されるのが一番イラつくだろ
比企谷はずば抜けてそういうのが嫌いな奴だし、何より自分の考え方とある種真逆の葉山に対して嫌悪感を持つのは至極当然
つまり由比ヶ浜や戸塚がどうか知らんが、雪ノ下が葉山に諭されてた状況で比企谷と雪ノ下が葉山を雑に扱うのは当たり前だよ、原作でもそんな事葉山にされたら同じ対応かそれ以上に酷いだろうな
葉山の扱いが酷いんじゃなくて、このSSの登場人物の交友関係上盛ってるとはいえ仕方の無い事だと思うがね
踏み台というより、この登場人物全体だとこうなるみたいな感じ
逆に比企谷だけとその他の葉山の周りの奴、クラスメイト(比企谷と仲の良い奴はすべて除く)の場合逆の結果になるだろうよwww
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- 2014年02月27日 23:44
- 8巻での葉山の行動は複雑だよな。なぜ自分の評判犠牲にしてまで八幡をかばったのか
なんか負い目に感じてるんだろうか
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- 2014年08月27日 02:03
- ハムスターにメロンパン食わせたらその日意向近づくたびに駆け寄ってきて口をパクパクさせるようになったんだが
どうすればいい?
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- 2014年09月09日 02:23
- とりあえずアンダーソン君を見習おう(提案)
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- 2015年02月01日 11:01
- とりあえずお前らにぴったりな言葉を送ってあげるよ
「嫌なら見るな」
実際にコメントに載せる必要のないことまで載せてる時点でお前らがツンデレさんだってことはわかるんだけど、とりあえずこれだけが言いたかった
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- 2015年04月14日 02:39
- 嫌なら見るな
見るまで嫌かどうかなんて
判断できません
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- 2015年05月06日 14:46
- 最後、ミュージカルみたいになって
ちょっとくさい感じになったのはあれだったが、
とても良いSSだった!ありがとう!
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- 2015年06月09日 12:42
- 三浦「あーしはヒキオを助けるかな」
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- 2015年06月15日 23:13
- 八幡教気持ち悪いな
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- 2015年11月24日 18:16
- 魚魚魚~魚を食べ~ると~
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- 2016年05月29日 00:44
- 何げに大天使戸塚エルが一番エグい
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- 2016年10月20日 14:21
- なんかよくわからんが、>>1がヒッキーに自己投影しまくりなのはわかった
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- 2017年07月19日 00:14
- 好き
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- 2019年11月18日 22:56
- 屋上から落ちて。下に待ち構えていた奴等に助けられたと。なるほどねぇ...無理じゃね?