ミカサ「エレンが死んだ」
- 1 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/05/27(月) 04:40:03 ID:rOUNWqNI
- ミカサ「………ら、どうしよう」
ミカサ「まだエレンにしたいことが山ほどあるというのに」
ミカサ「これは由々しき事態」 - 2 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/05/27(月) 04:44:56 ID:rOUNWqNI
- ミカサ「まだエレンの髪もふもふもしてないし、エレンの首筋ぺろぺろもしてないし、
エレンのおでこちゅっちゅもしていない(怒られるから)」
ミカサ「エレンは調査兵団に将来入ると言っている。あの兵士がいつ死んでもおかしくない兵団に」
ミカサ「ということは、私はエレンが死ぬ前に、即刻なすべきことをなさなければならない。欲望に忠実に、愛のままにわがままに」
ミカサ「思い立ったが吉日」
ミカサ「さっそくエレンの元に向かおう」ダッ - 3 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/05/27(月) 04:50:30 ID:rOUNWqNI
- ミカサ「…む。私のエレンレーダーが、エレンはこの部屋にいると判断している」ピコピコ
がちゃ
ミカサ「……エレン?いる?」
ミカサ「!!!!!!!!」
ミカサ「て、天使がいる!?!?!?!?!?!?天使が下界に降り立っている!?!?!?!?!?!?」
ミカサ「……はっ、眠っているエレンだった!!!……びっくりした」
エレン「……」
ミカサ「エレンは健やかな寝息を立てている…!これは好機…」ジリジリ
ミカサ「起きてるときには怒られることを思う存分できる……おっとヨダレが」ジュルリ
ミカサ「エレンが起きないように、隠密にことを進める必要がある。冷静に、冷静に、ミカサ・アッカーマン……己を制御しろ」 - 4 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/05/27(月) 05:03:30 ID:rOUNWqNI
ミカサ「ま、まずは寝顔をじっくり堪能する」ハァハァ
ミカサ「一言で表わすとしたら……天使。さっきも言ったけれど天使///」
ミカサ「この光景を心のエレンフォルダに10000000000000回保存した」
ミカサ「……こうしていると、シガンシナ区でおじさんとおばさんとエレンと一緒に暮らしていたころを思い出す」
ミカサ「あのころもよくエレンは外で昼寝して、私が迎えに行って…でも気持ち良さそうに寝ているエレンを起こせなくて」
ミカサ「こうしてエレンの寝顔をずっと見てた」
ミカサ「あのころから、全然寝顔は変わってない……エレンの童顔かわいい//// 今から地球が滅亡するまで飽きることなく眺めていられる」キリッ
ミカサ「これは世界遺産に登録すべき光景」
ミカサ「エレンのまつ毛はこうしてじっくり見てみると、とても長いことに気づく」
ミカサ「それからエレンの唇が少しだけ開いて吐息が漏れている。しまった袋をもってくればよかった」
ミカサ「エレンの吐息を永久保存できるチャンスだったのに…!!」ギリッ
ミカサ「エレンの吐息だけで生きていきたい……!!!」- 5 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/05/27(月) 05:09:25 ID:rOUNWqNI
- ミカサ「次はエレンのほっぺをぷにぷにする」
ミカサ「起きないように……」ドキドキ
ぷに
ミカサ「………~~~~~~~~!!!!////」
ミカサ「おっと鼻血が。エレンについたら大変」
ミカサ「エレンのほっぺはほどよい弾力で心地よい。アルコールや煙草などより依存性が高いのではないだろうか」プニプニ
ミカサ「……ずっとぷにぷにしてたいけれど、エレンが起きてしまったら元も子もない。名残惜しいけれど、ほっぺは終わり」 - 6 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/05/27(月) 05:20:56 ID:rOUNWqNI
- ミカサ「次はエレンの手」スッ
ミカサ「エレンの手は私より少しだけ大きい、少しだけ」
ミカサ「私の手と比べてみると、骨ばっていて指の節がゴツゴツしている」スッ
ミカサ「…もう。ベッドで寝ないから少しだけ手が冷えてしまっている。子どものときも、外ですぐ寝ちゃって何回も風邪をひいていた」
ミカサ「私もおばさんも、何度も注意したのに……。仕方がない、私の上着をエレンにかけてあげよう」
ミカサ「でもこの世には等価交換という言葉があるとアルミンには教わった」
ミカサ「ので代わりにエレンの上着をもらおう」ゴソゴソ
ミカサ「平凡な兵士100人分の実力をもってすれば、エレンを微動だにさせずに服を脱がすことなど赤子の手をひねるより簡単」
ミカサ「合法的にエレンの上着ゲェェェット!!!!!!!!!!!!」ッシャァ!!
ミカサ「くんくん…… ああ、素晴らしいエレンの香り。グッドスメル/////」
ミカサ「幸せ…………」ギュッ - 13 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/05/27(月) 14:57:31 ID:rOUNWqNI
- ミカサ「エレンのぬくもりプライスレス」
ミカサ「次は、エレンに抱きつく」
ミカサ「小さい頃は、抱きついても怒らなかったのに、最近エレンは私が抱きつくと怒る」
ミカサ「だから今のうちにぎゅっとする」
ミカサ「………」ドキドキ
ミカサ「…なぜか柄にもなく緊張してしまった。不覚」
ミカサ「ここは冷静に任務を遂行すべき…」フーッフーッ
ぎゅっ
ミカサ「……//////」ドキドキ
ミカサ「エレンの細く見えて意外と筋肉がついている身体に、今私は密着している…///」ドックン ドックン
ミカサ「私の心臓が暴れている。私の鼓動の音だけが部屋中に響いている」ドックン ドックン
ミカサ「うるさすぎて、このままではエレンを起こしてし、しまう……もう離れよう」ドキドキ - 14 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/05/27(月) 15:08:32 ID:rOUNWqNI
- ミカサ「次はなにしよう」
ミカサ「……そうだ、エレンの髪の毛をもふもふしよう」
ミカサ「エレンは猫っ毛だから髪の毛ふわふわしていてかわいい」モフモフ
ミカサ「私の黒髪とは全然ちがう」モフモフ
ミカサ「……ツインテール」ギュ
ミカサ「…………なかなか似合う。さすがエレン」
ミカサ「オールバック」サッ
ミカサ「わ、ワイルドでかっこいい。これは私以外に見られてはならない。エレンがもてもてになってしまう」
ミカサ「でもやっぱり、いつもの真ん中分けのエレンが一番いい」
ミカサ「少しだけ覗くおでこがとってもデリシャスパーフェクトリリカルグレート鬼かわいい」ジーッ
ミカサ「うん。これは神が作りたもうた芸術」
ミカサ「この髪のもふもふ具合さえも神が作り上げた芸術だとするならば私は神に一生を捧げる」モフモフ - 15 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/05/27(月) 15:20:38 ID:rOUNWqNI
- ミカサ「次は……服をめくってみよう」ペロ
ミカサ「エレンの健康的な小麦色の肌のお腹が丸見え……!!!!!!!!」
ミカサ「ここが桃源郷!!??私だけが辿りつくことを許された理想郷!!!???」
ミカサ「よろしい、ならば私が征服する……」ソーッ…
エレン「……」
ぴく
ミカサ「……!!」ピタ
エレン「……」
ミカサ「……」
エレン「……」
ミカサ「……なんとかセーフ」フー
ミカサ「エレンの覚醒の時は近いみたい。ここらでお腹サワサワは切り上げて……」 - 16 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/05/27(月) 15:24:38 ID:rOUNWqNI
- ミカサ「最重要任務に移行しなければ」
ミカサ「……………」
ミカサ「エレンの、く、唇を奪う……!!!!///」
ミカサ「…」ドキドキ
ミカサ「…でも…さすがにキスはやめておいた方がいいだろうか」
ミカサ「……眠ってる間に奪うのは少し卑怯かもしれない」
ミカサ「エレンが起きたら、怒るかもしれない。もう口をきいてkるえないかもしれない」
ミカサ「ミカサなんか大っきらいって言われちゃうかも、しれない……」
エレン「……」 - 17 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/05/27(月) 15:31:09 ID:rOUNWqNI
- ミカサ「……うっ、お願いだからエレン、そんな天使の寝顔で私を誘惑しないでほしい」
ミカサ「…でももしかしたらエレンが明日アニに蹴飛ばされて死んじゃうかもしれないし」
ミカサ「もしかしたら明日サシャがエレンを芋と間違えて食べてしまうかもしれないし!」
ミカサ「もしかしたら今日このあとエレンが階段を踏み外しちゃって死んじゃうかもしれない!!!そう!!!!!」
ミカサ「そうしたらもう一生エレンとキスできない!!!!今やるしかない…」ゴクリ
ミカサ「……でもやっぱりファーストキスはエレンが起きてるときに、エレンの意思でエレンに奪ってほしい………かもしれない///」
ミカサ「う………」グルグル - 19 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/05/27(月) 15:41:06 ID:rOUNWqNI
ミカサ「……ッ」ジーッ
エレン「……」
ミカサ「……」
エレン「……」
ミカサ「………エレンが意識ない=ノーカンということにしよう!!!!!!!!!!!イエス!!!!!!!」
ミカサ「そう、これはただの味見。別に私の純情が欲望に屈したということではなく、味見!!!!テイスティング!!!!!」
ミカサ「…ェ、エレン……////」ソーッ
ミカサ「エレンの…顔が、こんなに近くにある……」ハァハァ
ミカサ「………んっ………/////」
ミカサ(あと、ちょっとでエレンと私の唇が…!////)- 20 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/05/27(月) 15:42:02 ID:rOUNWqNI
- ガチャ
アルミン「……」
ミカサ「」 - 22 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/05/27(月) 15:43:41 ID:rOUNWqNI
- アルミン「……」
ミカサ「……」
アルミン「……」
ミカサ「……」
アルミン「…ミカサ?」
ミカサ「……アルミン、なに?」
アルミン「何してるの?」 - 23 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/05/27(月) 15:47:22 ID:rOUNWqNI
- ミカサ「…………何も?」
アルミン「……」
ミカサ「……」
アルミン「…いや。ごめん」
アルミン「そろそろ時間だから、行こう」
ミカサ「…? ああ、朝ごはんの時間」ホッ…
ミカサ「待ってて、今エレンを起こすから…」
アルミン「………ッ…」グッ - 25 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/05/27(月) 15:51:57 ID:rOUNWqNI
- ミカサ「エレン。エレン、起きて……朝ごはんまたサシャに食べられてもいいの?」
エレン「……」ユサユサ
エレン「……」
ミカサ「もう、昔からエレンの寝起きは悪いんだから」クス
アルミン「…………ミカサ」
ミカサ「アルミンも、そこに立ってないで手伝って。エレンを起こすの」
アルミン「ミカサッ!!!」 - 26 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/05/27(月) 15:53:08 ID:rOUNWqNI
- ミカサ「!?………急にどうしたの、アルミン?」ビク
ミカサ「…? アルミン、どうして…泣いてるの?」
アルミン「ミカサ……辛いのは分かる。僕もすごくすごく辛いよ…っ」
アルミン「でも、気をしっかりもってくれ」 - 28 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/05/27(月) 15:57:45 ID:rOUNWqNI
アルミン「エレンは、もう起きないんだ」- 29 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/05/27(月) 16:01:46 ID:ARxdxSoU
- うわああああああああ
- 30 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/05/27(月) 16:03:42 ID:rOUNWqNI
- ミカサ「……?」
ミカサ「アルミン、あなたはそういう冗談は嫌いと思っていたけれど」
ミカサ「エレンはここにいる。ねえ、どうしてそんなこと言うの」
アルミン「……」グスッ
ミカサ「…エレンは眠ってるだけでしょ?ほら、寝息が聞こえる」
アルミン「僕には……何も聞こえない」
アルミン「ほら、ミカサ。エレンの手を…触ってみてよ」
アルミン「こんなに……っ 冷たいんだ……!!」ボロボロ
ミカサ「何言ってるの?エレンはベッドじゃないところで寝てしまったから少し身体が冷えただけ」
ミカサ「エレンはどこでも寝ちゃうんだから……子どものときから」
ミカサ「アルミンも、知ってるでしょ?」 - 31 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/05/27(月) 16:04:53 ID:/YeGoWrk
- !?ヽ(゚Д゚)ノ
- 32 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/05/27(月) 16:11:14 ID:YisE3Tgg
- なんと?!
- 34 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/05/27(月) 16:11:45 ID:rOUNWqNI
- アルミン「ミカサ、もうやめようよ……!!」
アルミン「僕のせいなんだ…エレンは、エレンは僕を庇って、あのとき!!!」ボロボロ
アルミン「エレンの左腕と……エレンの左足を」
アルミン「ミカサ、ちゃんと見て……」
ミカサ「いいえ、ある。エレンの左腕も左足もちゃんとついてる」
ミカサ「冗談はやめてアルミン。いくらアルミンでも、言っていいことと悪いことがある」
ミカサ「ねえエレン。アルミンが変なこと言うの。起きて、起きてよ」
ミカサ「いつもみたいに笑い飛ばしてエレン」
ミカサ「アルミン何言ってんだって、笑って」
ミカサ「エレン。エレン、からかってるの?ねえ」
ミカサ「エレンってば」
エレン「……」 - 35 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/05/27(月) 16:12:22 ID:moHMKo/.
- Σ(・ω・ノ)ノ!
- 36 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/05/27(月) 16:13:44 ID:xdUtMOVM
- やめろぉー
- 38 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/05/27(月) 16:17:52 ID:rOUNWqNI
- アルミン「……ミカサ、本当はもう分かってるんだろう?」
ミカサ「………」
ミカサ「エレンは生きてる。だってエレンは私が…私が…」
アルミン「ミカサ、エレンの心臓の音を聴いて……」
ミカサ「……」
ぎゅっ
ミカサ(今日のアルミンはおかしい。変なことばかり言う)
ミカサ(さっきだってこうやって、エレンにぎゅっとして、確かに心臓の音を聴いたというのに)
ミカサ(さっきも…そう。さっきも…) - 39 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/05/27(月) 16:20:54 ID:rOUNWqNI
- ミカサ(私の鼓動の音だけが……部屋中に響いて………)
ミカサ(………)
ミカサ(わたしの、しんぞうのおと、だけ)
ミカサ「う、あ」
ミカサ「うあああぁああっぁぁぁあぁぁああぁぁああぁぁぁぁぁぁああぁ…………!!!」 - 42 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/05/27(月) 16:25:51 ID:QOXjaEvA
- ああ…
- 43 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/05/27(月) 16:29:23 ID:rOUNWqNI
- ミカサ「……うそ、こんなのうそ………」ポロポロ
ミカサ「エレン、エレンエレンエレンエレン……!」
ミカサ「おきてよぉ…………おねがいだから…」
アルミン「……うぅぅう…っ」
ミカサ「あなたがいれば、私はなんでもできるけれど」
ミカサ「あなたがいないと、私は何にもできないよ……」
ミカサ「……おいてかないで、エレン……」 - 44 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/05/27(月) 16:32:50 ID:rOUNWqNI
- ――――――――・・・
――――――・・・
――――・・・
ミカサ「じゃあ、そろそろ行くね。アルミン」
アルミン「うん、気をつけてね」
私はあれから、予定通り調査兵団に入団した
エレンがいなくなったことで世界が消滅した、なんてことはなく
相変わらず世界は残酷なまま、一日一日と歴史を積み重ねていった
エレンが隣にいないまま送る生活は とても辛くて辛くて辛くて辛くて
自分の喉を引き裂きたくなる衝動に駆られたことは一回や二回ではない - 45 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/05/27(月) 16:33:30 ID:rOUNWqNI
- それでも。
空が青く 雲が白く
朝は輝いて 星は瞬いて
世界はとても美しいことを教えてくれたのは
ほかでもない あなただから。 - 46 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/05/27(月) 16:34:13 ID:rOUNWqNI
- だから私は戦い続ける
あなたの追った夢を 私が叶えるために。
きっといつの日か あなたが望んだ壁の向こうの世界で
あなたに再び会えることを信じて。 - 47 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/05/27(月) 16:35:40 ID:rOUNWqNI
- ―――――――――
お☆わ☆り
読んでくれた方どうもありがとうございました。 - 48 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/05/27(月) 16:37:54 ID:wPNpqN0s
- 乙
普通に寝てたルートも見たかった - 50 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/05/27(月) 16:48:55 ID:sfJXfCxM
- わた・・・ミカサが救われるルートはないの?
- 51 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/05/27(月) 16:50:22 ID:BfPelFY6
- 寝てただけルートはよ
- 53 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/05/27(月) 18:43:48 ID:J4lUJkKA
- 寝たふりルートはよ
- 55 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/05/27(月) 21:35:32 ID:rOUNWqNI
- おまけ
アルミン「うーん…むにゃむにゃ」
エレン「……」スースー
・・・・・・ダダダダダダダダダッッ
ガチャガチャガチャガチャ!!!!
ライナー「!? だ、だれだ!?まだ起床時間まで時間はあるはずだが…」
アルミン「うわっ? 何の音?」
ミカサ「開けて!!!!!!! 開けなさい!!!!!」ガチャガチャ!!
アルミン「ミカサ!?なんで男子寮に!?」
ミカサ「開けろぉおおおおおおお!!!!!」
バキャアッ!!! - 56 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/05/27(月) 21:36:00 ID:.BKA33cg
- こわい
- 57 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/05/27(月) 21:39:15 ID:rOUNWqNI
ライナー「ドアが――――――!!!?」
アルミン「やばい!なぜかバーサク化したミカサが男子寮に侵入してきた!みんな急いで避難を!!!!」
エレン「……ん~、おいなんだよ…騒がしいな…」
ミカサ「…ハァーッ ハァーッ……」ギラギラ
アルミン「みんな窓からこの部屋を脱出するんだ!落ち着いて!」
アルミン「あ、エレンは時間稼ぎのために残っててね!」
エレン「?」ウトウト- 58 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/05/27(月) 21:50:07 ID:rOUNWqNI
- ミカサ「エレン…エレンはどこ?」
エレン「……あれ。ミカサ、なんで男子寮にいるんだ」
ミカサ「!!!!! エレン……っ!!!」ガバッ
エレン「うおおおおおおおお!?」ドキー
エレン「おまっ なにしてんだよ!?」
ミカサ「エレン、エレンだよね?本物だよね?死んでないよね?」
ミカサ「エレンの心臓、ちゃんと動いてるよね?そうだよね?」ソッ
エレン「うわああああっ、胸に耳をあてんな馬鹿!!///」
バックン バックン バックン…
ミカサ「…動いてる。エレンは死んでない…っ!!!」 - 59 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/05/27(月) 21:54:07 ID:OX8CxFAc
- ((((*゜▽゜*))))
- 62 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/05/27(月) 22:06:14 ID:rOUNWqNI
- エレン「お前なんなんだよっ 離れろって!///」
ミカサ「……エレンが生きててよかった」ジワ
ミカサ「よがっだぁぁぁ…………うぅぅっ………ひぐっ……」ポロポロ
エレン「!? ミ…ミカサ、どうしたんだ?」
ミカサ「エレンの馬鹿ぁぁぁああ………ぐすっ…うえぇええん…」
エレン「…はあ、なんだよ…怖い夢でも見たのか?」ナデナデ
ミカサ「ぅん……ごわがっだぁぁ………うっ…えぐ……」
ミカサ「……寝ているエレンのほっぺつんつんしたり、服を脱がして匂い嗅いだり、抱きついたり、お腹触ろうとしたり、エレンのファーストキスを奪おうとしていたら、エレンはもうすでに死んでいた夢を見た………」ヒックヒック
エレン「なにそれ怖い」 - 64 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/05/27(月) 22:08:27 ID:xx1WpzgQ
- よかった
- 65 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/05/27(月) 22:08:43 ID:6sMNC4IM
- 本当によかった
- 67 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/05/27(月) 22:17:53 ID:rOUNWqNI
- エレン「つか、勝手に殺してんじゃねぇよ。俺は外の世界を見るまで死なねぇぞ」
ミカサ「…ごめん。そう…エレンは絶対死なない。私が命に代えても守るから。エレンを死なせないから…」ギュッ
ミカサ(エレンの心臓が正常に脈打っていること……なんてかけがえのないことなんだろう)
ミカサ(この世のどんな音よりも、素敵な音…)
ドック ドック ドック…
…バックン バックン! バックン!!
ミカサ「……ちょっと激しく脈打ちすぎではない? まさか、エレン病気!?たたた大変、医務室にすぐ…!!!」
エレン「お前はいい加減に俺の胸から耳を離してくれ!頼むからっ!!!///」 - 68 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/05/27(月) 22:34:28 ID:rOUNWqNI
- エレン「病気ではないから落ち着け」
ミカサ「さすがに私も病原菌は駆逐できないから…」ウル
エレン「だから泣くな!……俺は死なない。絶対死なない。お前を一人残して死なないって約束するから」
ミカサ「うん……うん」
エレン「……今はこれで、安心しといてくれ」チュッ
ミカサ「!!!!!!な、ななななにか柔らかいものがおでこにあたった気がするけどこれも夢かな白昼夢かな!!!」
エレン「馬鹿、夢じゃねーよっ///」
エレン「まあ確かに俺たちはいつ死んでもおかしくない世界にいるけどさ…」
エレン「お前が俺を守って、俺がお前を守ればどっちも死なねぇだろ?」
ミカサ「……うん。じゃあいつか、エレンの夢を叶えられる日がきたら……」
ミカサ「そのときは、おでこじゃなくて……その///」
エレン「わ、分かってるよ!楽しみにしとけ!!///」 - 69 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/05/27(月) 22:46:47 ID:rOUNWqNI
アルミン「……あー、じゃまして本当に申し訳ないんだけど…そろそろ僕たち中に入っていいかな」
ライナー「まだ日の出前なんだが」
コニー「まだ外寒いんだが」
二人「「!!!」」
エレン「わ、悪いみんな!!………ほら、ミカサ、こっち」スッ
ミカサ「…うん。……エレンの手…」ギュ
ミカサ「エレンの手…あったかい。……とってもあったかい…っ」ギュウ
お☆わ☆り- 70 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/05/27(月) 22:52:59 ID:OX8CxFAc
- やっぱしんでなかったか(安心)
- 72 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/05/27(月) 22:56:06 ID:.BKA33cg
- 素晴らしかったです
おつおつ
ミカサ「エレンがストーカー被害にあっている!?」
転載元
ミカサ「エレンが死んだ」
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/internet/14562/1369597203/
ミカサ「エレンが死んだ」
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/internet/14562/1369597203/
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コメント一覧 (55)
-
- 2013年05月27日 23:50
- こういうSSはもっと増えるべきだと思う
-
- 2013年05月27日 23:52
- 乙
-
- 2013年05月27日 23:53
- ※2そこまでだよミカサ
-
- 2013年05月27日 23:54
- ハッピーエンドでよかった。途中(´・ω・`)てなった
-
- 2013年05月27日 23:56
- 圧倒的ヒロイン力
-
- 2013年05月27日 23:56
- おまけいらね
-
- 2013年05月27日 23:59
- ミカサ自重しろ
-
- 2013年05月28日 00:00
- 果たして、原作のミカサがこれらのようなSSみたいに報われる日が来るのだろーか?
-
- 2013年05月28日 00:03
-
ジャンの心臓の鼓動が聞こえないんだが・・・
-
- 2013年05月28日 00:05
- よかった・・・よかった・・・
-
- 2013年05月28日 00:06
- ミカサ可愛いよミカサ
-
- 2013年05月28日 00:17
- 夢でしたENDがあると唐突に醒めるな
せっかくの余韻が台無しに
-
- 2013年05月28日 00:19
- どっちが夢なんですかねぇ…
-
- 2013年05月28日 00:22
- オマケが本編だな
-
- 2013年05月28日 00:24
-
ミカサのエレンへの愛が見事に描写された素晴らしいSS
美しい
-
- 2013年05月28日 00:24
- ミカサは可愛いなあ
-
- 2013年05月28日 00:31
- これよかったね。
正直体戻すとこからこうではないかと
考えていたが、やはりか。。。
。。。まじだから。ほんとわっかてたからな
-
- 2013年05月28日 00:31
- こういうの一体何が面白いの?
-
- 2013年05月28日 00:38
- ジユン(ノД`良かった
-
- 2013年05月28日 00:39
- 作者は欝ENDと夢ENDの好きなほうをどうぞと言っていたんだがな
夢オチとか文句言う輩がいる以上その辺のコメもまもめてもらえるとありがたい
-
- 2013年05月28日 00:40
- エレンが寮の部屋に居なくて、ベッドの外で寝ているから手が冷たいって所でうん? って思ったがそういう事だったのか
おまけの方は現実に耐えられなかったミカサの見ている妄想世界って考えると辛いな
-
- 2013年05月28日 00:42
- 子のよは残酷だ。そして、とでも美しい。
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- 2013年05月28日 00:43
- ベルトルトも同部屋なのに…
放置されたか
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- 2013年05月28日 00:48
- ※21あとがき自体嫌われるし
ましてやくぅ疲のようだしまとめとしてはなるべく拾いたくないんじゃないのかな
紛らわしさもあって完全に蛇足になってるし
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- 2013年05月28日 00:59
- 面白くない
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- 2013年05月28日 01:19
- ※26を抱きたい
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- 2013年05月28日 01:25
- 面白い
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- 2013年05月28日 01:26
- 夢オチにしないとエレンがいなくて穴塞げないから全滅ENDだしな
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- 2013年05月28日 01:27
- ところどころにアニが※蘭に隠れておる
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- 2013年05月28日 02:16
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ミカサはエレンが死んだら後追い自決するよね
「エレンのいない世界なんている意味が無い」
「命の恩人を守りきれなかったから、私には生きている意味が無い」
エレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレン
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- 2013年05月28日 02:36
- 訓練兵ども。もう開拓地に行っちゃえよ。
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- 2013年05月28日 02:43
- ※10俺の親父が俺よりずっと上手く盗んだからかな。
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- 2013年05月28日 03:42
- これはハンナとフランツ
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- 2013年05月28日 03:42
- エレンって女の名前だよなぁ…
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- 2013年05月28日 05:03
- スレのやつらが気持ち悪いな
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- 2013年05月28日 07:25
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良かった・・・せっかくだから俺は幸福ENDを選ぶぜ!
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- 2013年05月28日 08:11
- ※35
カ??ユ「一方的に殴られる痛さと怖さを教えてやろうか」
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- 2013年05月28日 10:19
- ※31
2箇所も「エレ」になっている。
このミカサは偽物。
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- 2013年05月28日 10:28
- ジャンの心臓の音が聞こえないっていったやつ、俺のモーニングコーヒー返せww
ジャンならほらここに……し、死んでる……
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- 2013年05月28日 11:50
- 8話ラストのミカエレに萌えた
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- 2013年05月28日 13:47
- このひとでなし! じゃないのか
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- 2013年05月28日 14:46
- すばらしい
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- 2013年05月28日 15:09
- ※35
綴りは違うが男性名にもあるぞ、エレン
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- 2013年05月28日 18:17
- ミカサ「エレンは死んだもういない!だけど私の心の中で生き続ける!」
って熱い進撃の巨人がみたいです
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- 2013年05月28日 18:46
- 米45
もう本編でやったじゃないですかー
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- 2013年05月28日 20:48
- ミカサ可愛いよミカサ
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- 2013年05月28日 22:52
- いいねえ
ジャンが息してないけどw
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- 2013年05月29日 19:29
- ミカサを一時期の照みたいな扱いするのやめろよ!
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- 2013年05月31日 02:48
- あーびっくりしたわ・・・・・・
夢落ちでほっとしたが実際エレンが死んでしまったらミカサはどうなるんだろうってのを考えさせられたわ
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- 2013年05月31日 18:48
- この1はできる子って知ってた!
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- 2013年06月25日 04:58
- 駄目だよ、この場合ミカサがアルミンを連れて外の世界をみると思う。
だってエレンの夢だもの
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- 2013年12月26日 21:44
- あれ?エレン途中動いたよな
ピクって…。
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- 2013年12月26日 21:45
- ↑ごめん間違えた…。
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- 2015年11月16日 11:55
- このミカサが可愛いって、お前らもミカサと同じで変態なのかw
ってかなんでミカサはほとんどのSSでヤンデレか変態の扱いなんだ?w
百合豚もまとめてくれ