キュアハッピー「聖杯戦争でウルトラハッピー!」凛「」
- 1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/05(金) 11:06:31.72 ID:resVrGdI0
凛「・・・・・・・・・。」
ハッピー「質問でぇす!あなたがわたしのマスターですか?」
凛「・・・・・・・・・あんた、サーヴァント?」
ハッピー「そうでーす!」
凛「クラスは?」
ハッピー「アーチャーです!」
凛「いつの時代、どこの英霊?」
ハッピー「2012年の、伝説の戦士プリキュアでーす!」
凛「・・・・・・・・・。」
ハッピー「?」
凛「・・・・・・・・・。」スッ つ高そうな壺
凛「・・・・・・どういうことじゃあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!」ガッシャアン
ハッピー「ああ!?なんだかとっても高そうな壺が木っ端微塵に!」
- 4:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/05(金) 11:14:36.40 ID:qbf54uId0
凛「えーと話をまとめると、つまりアンタは未来から来た英霊ってことになるわね」
ハッピー「ええと、よく分からないけどたぶんそうです!」
凛「んで、その・・・・プリ?キュアって、一体なんなの」
ハッピー「私たちプリキュアは、世界をバッドエンドにしようとするバッドエンド王国の人達から
みんなの笑顔を守るために戦っています!」
凛「・・・うん、まぁアンタが英雄だってのは分かったわ。ん、てか『戦っています』って何で現在進行形?」
ハッピー「ふぇ?」
凛「・・・まぁいいわ。で、その『キュアハッピー』ってのがあんたの真名で相違ないわね?」
ハッピー「あのぉーすいません、”しんめー”って何ですか?」テヘペロ
凛「」
- 5:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/05(金) 11:16:15.78 ID:qbf54uId0
凛「真名っつったらあんたのホントの名前に決まってんでしょーがぁ!!」
ハッピー「あぁ、本名かぁ!キュアハッピーはわたしの本名じゃないですよぉ、ちょっと待っててください」ピカーッ
凛「え?なに、何なのよ」
みゆき「ふぅ、改めまして、星空みゆきです!趣味は絵本を読むことです!」
凛「」
みゆき「あ、そうだ!わたしまだあなたの名前聞いてません」
凛「あ、そ、そうね。ん、こほん。あたしは遠坂凛。言わずもがな、あんたを召喚したマスターよ」
みゆき「うんっ!よろしくね、遠坂さん!」
凛(・・・・いかん、頭痛くなってきた。今日はもう寝よう)
- 6:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/05(金) 11:19:36.15 ID:qbf54uId0
--翌朝
凛「ふぁあ~~・・・・」
みゆき「おっはよう遠坂さん!いい朝だね!きっと素敵な一日になるよぉ!」
凛「・・・・・・・・」ジトー
みゆき「?どうしたんですかぁ?」ポカーン
凛「ず、ずいぶん能天気ね。もう戦いは始まってるっていうのに」
みゆき「えへへぇ、照れちゃう////」
凛「褒めてないから」
みゆき「心配しなくても大丈夫!昨日一晩は敵のサーヴァントが動いた様子もなかったですから」
凛「ああ、そう」
凛(思ったよりしっかりしてるのかしら)
- 9:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/05(金) 11:25:56.63 ID:qbf54uId0
凛「じゃああたしは今日学校に行くけど、あんたは霊体化して警戒を怠らないようにして頂戴」
みゆき「あぁ、そのことなんですけど・・・」
凛「?」
みゆき「わたし、霊体化できないみたいなんです・・・」
凛「」
みゆき「・・・・・・・・・」オドオド
凛「・・・・・・・・・・・」スッ つカバン
凛「・・・・・・どういうことじゃあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!」バーン
みゆき「ひえーーー!ごめんなさーーーーい!!」
- 11:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/05(金) 11:30:46.92 ID:qbf54uId0
凛「霊体化できないってどういうことよ!?あんたれっきとしたサーヴァントでしょっ・・・まさか」
みゆき「マスター?」
凛(まだ生きている英雄の魂が英霊の座に呼び出されたっていうの?・・・まったくイレギュラーにも程があるわよ)
みゆき「で、でも大丈夫です!姿を消す方法ならありますから!」
凛「え、本当?」
みゆき「はいっ!それがこの宝具、『ミエナクナール』でぇす!!」バーン
みゆき「さぁマスター!このカメラでわたしを撮ってください」
凛「え、ええ。あんまり機械得意じゃないんだけど・・・。っていうか、何そのポーズは」
みゆき「ごーにん揃ってゴプリキュア!です。特に意味はないです」
凛「ああ、そう。じゃあいくわよ、はいチーズ」カシャッ
ピカーッ
- 12:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/05(金) 11:34:52.32 ID:qbf54uId0
凛「うわっまぶしっ!・・・って、あれ、アーチャー?どこよ」
みゆき「ここですよぉ」ポンポン
凛「ひぇえ!?」ビクッ
みゆき「えへへぇ、どうですかぁ?これなら大丈夫でしょ!」
凛「ま、まぁ良しとしましょう。あと、一応言っておくけど学校で変なマネしたら承知しないからね!!」
みゆき「ご心配なく!わたしはそれを痛いほど知っているので」
凛「あんた一体何があったのよ」
- 13:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/05(金) 11:36:52.13 ID:qbf54uId0
キーンコーンカーンコーン
凛「ふぅ・・・やっと放課後ね」
みゆき「マスター、マスター」ヒソヒソ
凛「ん、どうだった?」
みゆき「この学校を見張ってるサーヴァントが2体います。片方は影から覗くような感じで、
もう片方はなんだか誘ってるように感じました」
凛(やっぱこーゆーとこはしっかりしてるのね)
凛「分かったわ、ご苦労。じゃあ学校に残って、その後者のサーヴァントを狙うとしましょう」
- 15:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/05(金) 11:41:29.25 ID:qbf54uId0
--夜
凛「・・・そろそろかしら」
みゆき「うぅ、さぶっ」
ランサー「今日は満月か、悪くねぇ。アンタもそう思わねぇか?嬢ちゃんよォ」
凛「っ!来たわね、サーヴァント」
ランサー「はっ、早速獲物にでくわすとはオレにしちゃあ珍しく運が良いみてぇだな。」
凛「アーチャー、出番よ!あんたの力、見させてもらうわ」
みゆき「おっけぇーい!任せてマスター!あ、あのその前に一ついいですか」
凛「なによ」
みゆき「そのぉー、『アーチャー』って呼ばれても何だかピンとこないしなんだかよそよそしいから、
できれば『みゆき』って呼んでほしいんですケド・・・」
凛「すこぶるどうでもいい」
みゆき「ががーん!何故か冷たい目~!!なんだかデジャブだよぉ、はっぷっぷー」
- 16:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/05(金) 11:43:45.34 ID:I7igyLOP0
ランサーはウルフルンか?
- 17:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/05(金) 11:45:07.76 ID:qbf54uId0
>>16
アーチャー以外は原作通りです
ランサー「オイ、まさかそこのガキがサーヴァントだってのか」
みゆき「んもー、失礼しちゃう!!よぉおし、こーなったらわたしの本気みせてあげるんだから!!」つスマイルパクト
ランサー「!いきなり宝具だと!?」
みゆき「プリキュア!スマイルチャージ!!」ゴーゴー!徹子ォハッピー!!
ハッピー「キラキラ輝く未来の光!キュアハッピー!!!」
凛「」
ランサー「」
ハッピー(決まったぁ~~/////)キラキラ
ランサー「それはひょっとしてギャグでやってんのか」
ハッピー「真剣そのものだよぉ!!ヒドイなぁ!!」プンスカ
ランサー「やれやれ、乗り気じゃないがマスターの命令だから仕方ねぇ。てめぇの力、測らせてもらうぜ!」
ハッピー「望むところよ!聖杯を手に入れて、マスターをウルトラハッピーにしてみせるんだから!!」
凛「いや、ウルトラハッピーって何。ハッピーなのはあんたの頭だろうが」
- 20:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/05(金) 11:50:34.61 ID:qbf54uId0
ガキィィィン!! ガキィィィン!!
ハッピー「うぉおおおおおおおおおおおおおおお!!」ドドドドドドドドド
ランサー「ちぃ、アーチャーのクセに接近戦たぁ、デタラメな奴だぜ!」
凛「しかも素手の格闘戦って・・・!あんたホントに何者なのよ!?」
ランサー(こう距離を詰められちゃ手が出せねぇ!だがな・・・)
ランサー「てめぇの間合いを作ることなんざ朝メシ前だぜ!」バッ
凛「いけない、距離を取られた!アーチャー来るわよ!」
ハッピー「っ!!」
ランサー「遅ぇ!!」ドスッ
凛「!!アーチャー!」
- 22:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/05(金) 11:52:09.99 ID:qbf54uId0
ランサー「安心しな、今回は様子見が目的だ・・・から・・・」
ハッピー「」シュゥゥゥゥ
凛「傷が・・・塞がった!?」
ハッピー「えっへん!わたしは『聖なる光』のプリキュアなので、傷を治すなんて余裕でできちゃうのです!!」ドヤァ
ランサー(マジかよ・・・!クソッ、こいつを仕留めるには宝具を開放しなきゃならねぇって訳か)
ハッピー「さぁ、今度はこっちの番だよおじさん!」
ランサー「誰がおじさんだコラァ!」
ハッピー「うぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!気合だ気合だ気合だ気合だ気合だぁあああああああああああああああああ!!!」カッッッッッ!!
凛「」
ランサー「っオイオイ!何だよこのケタ外れの魔力は!?」
ハッピー「プリキュア!ハッピィー・・・・シャワーーーーーーーーーー!!!」
ランサー「っ!やべぇ!!」バッ
ズドォォォォォォォン
- 23:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/05(金) 11:52:27.67 ID:6A444ozVO
見てるぞ!
ちゃんと完走してくれ!
- 26:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/05(金) 11:55:28.76 ID:qbf54uId0
>>23
ありがとうございます!
凛「・・・・・な、何よそれ・・・・・・」
凛「え、まさか。今のぶっぱがアーチャーたる所以とかじゃないでしょうね?そんなフワフワした感じじゃないわよね聖杯戦争」
ハッピー「・・・・ふぅ。マスター!怪我は無いですか?」
凛「え、ああ、うん」
ハッピー「えへへ、良かったぁ!あっ、あの、ごめんなさい。偉そうなこと言っておいてランサーを逃がしてしまって・・・」シュン
凛「・・・・・・。」ギュッ
ハッピー「え、ま、マスター!?いきなりどうしたんですか、わたしの手を握って・・・」
- 28:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/05(金) 11:57:27.08 ID:qbf54uId0
凛「謝るのはあたしの方だわ。ごめんなさい。どうやらアンタを見誤っていたみたい」
ハッピー「遠坂さん・・・・」
凛「あたしはこれからマスターとして、あんたというサーヴァントに見合う働きをしてみせる。
だから改めてお願い。あんたの力をあたしに貸してほしい。異存無いかしら?」
ハッピー「うんっ!!もちろんだよぉ!だってわたしは、あなたをウルトラハッピーにするために呼び出されたんだから!!」
凛「良かったわ、ありがとう。あと、苗字で呼ぶなんてよそよそしいし、あたしのことは『凛』でいいわ。よろしくね?みゆき!」ニコッ
ハッピー「う、うんっ!!よろしく凛さん!!えへへっ、えへへへへ!!」ニヤニヤ
凛「?どうしたのよニヤついちゃって」
ハッピー「だってね、凛さんが初めてわたしの前で笑ってくれたんだもん!嬉しいに決まってるよぉ!!」
凛「む・・・・/////あ、あっそ!良かったわねっ」
- 30:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/05(金) 11:59:39.70 ID:qbf54uId0
ランサー(ったくしくじったぜ。令呪の縛りがあるとはいえこんなドジ踏むとはな。またあの野郎になじられちまうぜ)
ダダダ・・・
ランサー「!?誰か見てやがったのか!?くそっ、やっぱついてねぇぜ!」ダッ
ハッピー「!ランサーがまだ近くにいる・・・?でもなんだろう、マスターの所に帰るような感じじゃないような・・・」
凛「どういうこと?」
ハッピー「何か変なんです。まるで、何かを探すような動きを・・・」
凛「・・・・まさか!」
ヒューーーン
凛「迂闊だったわ・・・!まさか夜の校舎に人が残ってたなんて!早くランサーに追いつかないと・・・」
ハッピー「!!」ピタッ
凛「みゆき!?どうしたの」
ハッピー「サーヴァントが来ます!・・・・ランサーじゃない!?」
- 32:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/05(金) 12:05:29.88 ID:qbf54uId0
ザッ
セイバー「サーヴァントと、そのマスターとお見受けする」
ハッピー「そ、そうですケド」
セイバー「覚悟!!」ダッ
ハッピー「ええええ!?そんないきなり」
士郎「やめろォ!!」
セイバー「マスター、どういうつもりです!」
士郎「こっちが聞きたいよ!そもそも、女の子が剣なんて振り回すもんじゃ・・・」
凛「剣って・・・まさかセイバーのサーヴァント!?っていうか、衛宮くん!?」
士郎「あれ、お前は遠坂・・・・」
ハッピー「え?え?えー?」アタフタ
- 34:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/05(金) 12:08:44.88 ID:qbf54uId0
士郎「だからさ、俺はあの変な青タイツに追っかけられて家まで来て、そしたらこの子が現れて・・・」
凛「あたしらはその変な青タイツ・・・もといランサーを追って来たのよ。もっともランサーはもう遥か彼方まで逃げてしまったみたいだけど」
セイバー「敵意が無い相手に唐突に刃を向けてしまうとは、とんだご無礼を」ペコッ
みゆき「いえいえ、そんな・・・」
凛「ともかく衛宮くん。あんた何にもわかってないみたいだし、あたしに付いてきなさい。この戦争の監督役の所へ行くわ」
--言峰教会--
みゆき「んー、凛さんたち遅いなぁ~」ソワソワ
セイバー「・・・・・・」
みゆき「?どうしたの、セイバーちゃん」
セイバー「いえ、その、つかぬことを聞いてもよろしいでしょうか」
みゆき「なぁに?」
- 35:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/05(金) 12:10:41.04 ID:qbf54uId0
セイバー「あなたが聖杯に望む願いとは、一体何ですか?」
みゆき「わたしの、願い・・・。うーん、やっぱり凛さんに聖杯を取らせてウルトラハッピーにしたいってことかなぁ」
セイバー「では、あなた自身が聖杯に託す願いは無いと?」
みゆき「そうだなぁ、しいて言うなら世界中の人が幸せに暮らせる世界にしてほしい、とかかなぁ」
みゆき「でも、わたしはその願いを聖杯に託そうとは思わない」
セイバー「何故ですか?」
みゆき「確かに現実は嫌なこととか面倒なことばっかりだけど、それを乗り越えるから本当の幸せが、心の底からの笑顔があるんだって、わたしは学んだから。」
みゆき「きっと聖杯に頼らなくても、いつか世界中のみんなが困難を乗り越えて幸せになれる日が来るって、わたしは信じてるから」
セイバー「・・・・・・。強い心を持っているのですね、あなたは」
みゆき「いやいやそんな////セイバーちゃんは、何をお願いするの?」
セイバー「そうですね、言い出した以上私にも話す義務はあって然るべきです」
みゆき「そ、そんな固くならないでよぉ」アセアセ
- 36:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/05(金) 12:13:43.55 ID:qbf54uId0
セイバー「私は・・・過去の清算をしたいのです。私が王になったばかりに、取り返しのつかないことになってしまった・・・」
セイバー「ならばいっそ、私が王にならなければ良かった。王の選定をやり直す・・・それが私の願いです」
みゆき「うぅ、なんだか難しいくてよく分からないよぉ」グルグル
セイバー「構いません。別に、誰かに理解して貰おうなどと思っていませんから」
みゆき「うーん、それでセイバーちゃんがハッピーになれるならわたしは構わないんだけど。でも、例え望まない結果になっちゃったとしても、
それまでセイバーちゃんが一生懸命頑張ってきたことを無かったことにしちゃうのはちょっと違う気がするよぉ」
セイバー「・・・何ですって?」
みゆき「あぁ、気を悪くしちゃったならごめんなさい!!だけどわたしはセイバーちゃんに、
誰かのためとかじゃなくて自分のための幸せを見つけて欲しいって思っただけで・・・」
セイバー「私の、私自身の幸せ・・・?」
みゆき「あれ?ちょっと待って、セイバーちゃんが聖杯手に入れちゃったら凛さんの願いが叶えられくなっちゃうよぉ!?でも、
セイバーちゃんにもハッピーになって欲しいし・・・・。ああああんどうすればいいかわっかんないよぉーーー!!」
セイバー「・・・ふふっ、みゆき。あなたは優しい人ですね。」
- 39:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/05(金) 12:18:55.19 ID:qbf54uId0
凛「おーいそこの二人ー!待たせたわね」
みゆき「あっ、凛さん!!」
士郎「言峰綺礼か・・・オレあの神父なんだか苦手だよ」
凛「奇遇ね、あたしもよ」
凛「じゃ、衛宮くん。次会った時は敵同士だから。せいぜいあたしに近づかないことね」
士郎「あぁ、ありがとな遠坂。じゃ、帰るかセイバー」
セイバー「はい、シロウ。・・・あのっ、みゆき!」
みゆき「ふぇ?なぁに?」
- 41:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/05(金) 12:24:09.94 ID:qbf54uId0
セイバー「例え私とあなたが剣を交える日が来ようとも、遠慮はいりません。共に全力で戦いましょう」
みゆき「・・・うんっ!でもやっぱり、できればセイバーちゃんとは戦いたくないなぁー、とっても強そうだし」
凛「ほらみゆき、行くわよ」
みゆき「あ、はぁい!じゃあね二人共!!」タタタ・・・
士郎「何だか嬉しそうだな、セイバー」
セイバー「いえ、そんなことは・・・////」
士郎「分からないことばかりだけど俺も全力を尽くす。だから、一緒に頑張ろうな」
セイバー「・・・はい、マスター」
凛「まったく、あんたも大概お人好しよね。敵と仲良くしちゃって」
みゆき「えへへぇ、でも士郎さんもセイバーちゃんも良い人だよぉ!」
イリヤ「こんばんは、遠坂家のマスター。」
- 42:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/05(金) 12:26:28.86 ID:qbf54uId0
凛「!?あんたは・・・イリヤスフィール・フォン・アインツベルンね。何の用かしら?」
イリヤ「そんなの決まってるじゃない。あなたたちを殺しにきたのよ」ニコッ
みゆき「あの人のサーヴァント・・・とんでもなく強そうだよ・・・!」
凛「えぇ、マスターも並大抵じゃないわ。とにかく今は逃げることを考えるのよ」
イリヤ「ふふふ、逃げようとしても無駄だから。やっちゃえ!バーサーカー!!」
バーサーカー「■■■■■ーーー!!」ドドドドドドド
みゆき「プリキュア!スマイルチャージ!!」ゴーゴー!徹子ォハッピー!!
バーサーカー「■■■■■■ーーーー!!」ズドォン
ハッピー「うわぁぁぁ!!」
凛「みゆき!!さっきの戦いの消耗が・・・!」
イリヤ「あははは、弱っちいサーヴァントだね!バーサーカー、ひねり潰しちゃえ!
こいつらをやっつけたら、次はもう一体のサーヴァントよ!」
- 44:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/05(金) 12:28:44.80 ID:qbf54uId0
ハッピー「!セイバーちゃん達を・・・!そんなことさせるもんかぁ!!」
イリヤ「もう、うるさいなぁ。バーサーカー!」
バーサーカー「■■■■ッ!!」ブォンブォン
ハッピー「あぁああああ!!」ドゴォォォン
凛「みゆき!!・・・っこの!」ビシュビシュ
イリヤ「ふんっ、ガンドなんて効かないんだから。いいわ、バーサーカー。まずそのマスターから消しちゃいなさい」
凛「くっ・・・・・・・!!」
ゴーゴー!徹子ォピース!!
ズバァァァァァァァァァン!!
- 48:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/05(金) 12:31:24.82 ID:qbf54uId0
バーサーカー「■■■ッ!?」バチバチバチ
イリヤ「なっ、何よ!?」
凛「雷・・・?」
???「その人は、わたしの友達の大切な人!だから、わたしにとっても大切な人!絶対に傷つけさせたりしないもん!!」モクモクモク
凛「みゆき・・・じゃない?土煙で見えない・・・」
イリヤ「あなた、一体誰よ!」
キュアピース「ぴかぴかぴかりん♪じゃんけんぽん!キュアピース!!」
凛「」
イリヤ「」
バーサーカー「」
- 52:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/05(金) 12:35:51.15 ID:qbf54uId0
凛「・・・・・え、ぴか、何て?」
ピース「今日のぴかりんじゃんけんはチョキ!わたしに勝てたら、今日一日はウルトラハッピーだよっ!」
凛「いや、今日ったってもう夜中の・・・・っていうか!!あんた誰よ!?みゆきは!?」
ピース「みゆきちゃんはだいぶ疲れてるみたいだったので、代わりにわたしが来ちゃいました!」
凛「んと、つまり、宝具の力って解釈で良いかしら?」
ピース「それでいいです!細けぇこたぁいいんです!ヒーローに理屈なんていらないんです!」
凛「いや、ヒーローってあんた」
イリヤ「な、何よそいつ!イリヤのことバカにしてるの!?もう怒ったんだから!バーサーカー!!!そいつらまとめて潰しちゃええーー!!」
バーサーカー「■■■■■■■■ーーーーーーーー!!!」グォォオオオオ
ピース「よぉし、見ててねマスター!100%ヒーローのわたしが、かっこいいとこ見せちゃうからっ!!」ヒョイヒョイ
イリヤ「すばしっこい奴・・・!バーサーカー!もっとよく狙いなさい!!」
ピース「やぁあああ!!」ドカッ
バーサーカー「■■■■ーー!?」
凛「すごい・・・!あのバーサーカーを翻弄してる・・・!」
- 56:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/05(金) 12:37:18.21 ID:qbf54uId0
ピース「今だっ!!ほぉおおおおおお・・・・・!!!」カッ!!
イリヤ「・・・何をする気か知らないけど!あんたなんかにイリヤのバーサーカーを倒せっこないんだから!!!」
ピース「プリキュア!ピース・・・サンダァーーーーー!!」
バーサーカー「■■■■■■■ーーーーーーーーッ!!!」ズババババババババババババ
凛「っ・・・直撃!やったの・・・?」
イリヤ「ふんっ!そんな子供騙しでバーサーカーが倒せるワケ・・・・!」
バーサーカー「」
イリヤ「え・・・。バーサーカー?」
- 57:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/05(金) 12:38:32.07 ID:BRukMcVt0
ピースつええええ
- 60:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/05(金) 12:42:08.07 ID:qbf54uId0
バーサーカー(見事だ・・・。一撃のもとに我が身を全て滅ぼすとは・・・)
イリヤ「そ、そんな!たった、たった一撃で『十二の試練』を打ち破ったっていうの!?」
ピース「なんたって”必(ず)殺(す)技”だもん!」ピース
凛「何よソレ!?無茶苦茶にも限度があるわよ!!!」
バーサーカー(すまない、イリヤ・・・)シュゥウウウウウ
イリヤ「そんな、嘘だよ、バーサーカー・・・!イリヤを、イリヤを一人にしないでよぉ・・・・・!!!
ふ、ふぇええええええええん!!」ダッ
凛「アインツベルンのホムンクルス・・・。あんな子供を使ってまで、あの一族は・・・・。」
ピース「はぁ、はぁ」ヘタッ
凛「ちょ、何へたりこんでんのよ」
ピース「いやぁ、さっきの一撃に全力をかけてしまったもので・・・」
凛「やれやれ・・・」
- 61:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/05(金) 12:44:05.32 ID:qbf54uId0
--遠坂邸--
凛「ふぅ、いいお湯でしたっと」
やよい「♪」カキカキ
凛「?ちょっと、何やってるの?」
やよい「うひゃぁあああ!!び、びっくりしたぁ・・・!」
凛「絵を描いてたの?ちょっと見せてみなさいよ」
やよい「は、はい!気にって貰えるといいけど・・・」
凛「これは・・・あたしと・・・」
やよい「わたし達プリキュアです!」
凛「みゆきとあんた以外に3人いるんだけど、この子達が残りのその・・・プリキュア?」
やよい「そうです!私たち通りすがりのスーパーヒーローなんです!」
凛「いや、知らんけど。なるほど、あたし達が聖杯を手にした時のことを想像して絵を描いたのね?なかなか上手じゃない」
- 64:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/05(金) 12:45:27.90 ID:XfvmSMpcO
バーサーカーはアカオニ枠か
- 65:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/05(金) 12:45:45.83 ID:bXN5ytuyO
よくあんな強面のデカブツに怖がらず立ち向かえたな
- 66:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/05(金) 12:45:46.77 ID:qbf54uId0
やよい「ほ、本当ですか!?良かったぁ・・・」ウルウル
凛「え、ちょ、なんで泣いてるの」
やよい「えへへ、嬉しくって/////」
凛(あざといなこやつ)
凛「しっかし、よくあたしをこんなに可愛く描けたわねぇ。すっごい満面の笑顔なんだけど」
やよい「えへへ、凛さんに喜んで貰いたいなぁって思ったら、その絵が浮かんできて・・・!」
凛「・・・・あんたもいい子ね」
やよい「そ、そんなことないですよぉ!わたし、小さい頃から絵を描いたり想像したりすることが大好きだったから・・・」
凛「そういえば、さっきからヒーローヒーロー言ってるけど、それも昔から?」
やよい「そうなんです!頼もしいヒーローを見てると、なんだか死んだお父さんと一緒にいられるような気になれて・・・」
- 68:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/05(金) 12:48:15.94 ID:qbf54uId0
凛「えっ・・・。あ、ごめんなさいね。不謹慎だったわ。・・・辛いわよね、家族を失うって」
やよい「そ、そんな気にしないでくださいよ!わたしはもう全然平気・・・って、凛さんも・・・?」
凛「うん、父は10年前の聖杯戦争で死んだわ。だからあたしがその後を継いで、今回の聖杯戦争に参加したワケ。」
やよい「・・・・・・。」
凛「悪かったわね、せっかく素敵な絵を見せてくれたのに、なんだか湿っぽくなっちゃった。」
やよい「凛さん!」ガシッ
凛「なっ、なに!?」
やよい「大丈夫!きっと、いや絶対!天国のお父さんも応援してくれてます!だから、頑張りましょう!」
凛「やよい・・・。うん、そうね!ありがとう!明日からもよろしく頼むわよ!」
凛(「家族を失うことが辛い」・・・か。こんなこと今まで誰かに言ったことあったかしら)
- 69:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/05(金) 12:48:43.51 ID:N4y5DVDhO
5人勢揃いしたら恐ろしいな
- 70:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/05(金) 12:50:45.18 ID:qbf54uId0
--翌日
男子生徒「おはよーっす」
女子生徒「スラマッパギ!」
凛「ふぁああ・・・寝不足ね」
ドクンッ
凛「!?」
やよい「マスター、これって・・・!」ヒソヒソ
凛「ええ、間違いない。どっかのバカがこの学校に結界を張ってるわ。おそらく、昨日みゆきが言ってたランサーではない方のサーヴァント・・・」
やよい「そんな、関係ない人を巻き込むなんて・・・!」
凛「これは戦争ですもの。そういう見境のない奴がいたっておかしくないわ。とにかく、今日の放課後に
生徒がいなくなったのを見計らって結界の解除を行うわ」
- 71:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/05(金) 12:52:49.15 ID:qbf54uId0
士郎「おい、遠坂!」
凛「」
士郎「お前、校門を通ったときなにか感j」
凛「」スルー
士郎「おい!なんでさ!!」
やよい「あのぅ、いいんですか?」
凛「いいんですー」プイッ
桜「あっ・・・・」バッタリ
凛「あ、お、おはようさk・・・間桐さん」
桜「お、おはようございます、先輩・・・」ペコッ タタタ・・・
凛「・・・・・・・。」
やよい「?」
- 72:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/05(金) 12:54:15.80 ID:qbf54uId0
--放課後
凛「さ、始めるとしますか」
「キャアアアアアアア!!」
凛「悲鳴!?どこから・・・」ダダダダ
士郎「おい、しっかりしろ!」
凛「衛宮くん!?一体何の騒ぎよ!」
士郎「遠坂、この子を頼む!俺はあいつを追う!」ダッ
凛「おいコラ!!ったく・・・!やよい、あのバカを追って!おそらく例のサーヴァントだわ!」
やよい「はいっ!凛さん、やっぱりあの人のこと心配なんですね♪」
凛「あ?」
やよい「ひぇええ、ごめんなさぁい!!」ビュン
- 73:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/05(金) 12:55:56.15 ID:qbf54uId0
凛「はぁ、はぁ、あの子はなんとか助けられたけど、アイツら一体どこまで追いかけっこしにいったのよ!?」
???「どぉおりゃあああ!!」ボォォオオオ
慎二「な、どうなってやがる!さっきの黄色のガキはどこへ行った!?」
凛「間桐慎二!よりにもよってあいつがマスター・・・って、この炎は一体・・・」
???「さっきから後ろでギャーギャーギャーギャー、やかましいねんこのワカメ頭!
悔しかったらこっちの兄ちゃんみたく、体の一つくらい張ってみぃって話や!」
ライダー「何者です、あなたは・・・」
???「ウチか、ええやろ自己紹介や!」
キュアサニー「太陽サンサン、熱血パワァー!キュアサニー!!」
凛「キュアサニー!今度は炎使いってワケね」
- 77:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/05(金) 12:58:49.91 ID:qbf54uId0
慎二「クソっ!舐めやがってぇ・・・!ライダー!一旦引くぞ!モタモタするな!覚えとけよこのガキ!!」
サニー「刹那で忘れたるわアホーー!!ふん、口ほどにもあらへん」
士郎「助かったよ、ありがとう。さっきの子にも礼を言っておいてほしいんだけど・・・」
サニー「どういたしまして!任しとき、やよいにはしっかり伝えたるさかい。あ、マスター!」ピカーッ
士郎「遠坂!あの子は?」
凛「心配ないわ。それで、あんたは・・・」
あかね「初めましてやな。ウチは日野あかね。よろしゅう頼んます!」ニカッ
凛「えぇ、こちらこそ。しかし、わざわざ衛宮くんを助ける必要なんてなかったのに」
士郎「なんでさ」
あかね「んもぅマスター、そんなこと言うもんやないで!こん人は、凛さんを狙っとったあのワカメの誘いをきっぱり断って、
ウチらの味方してくれはったんや!」
凛「えっ」
士郎「俺はただ、あいつのやり方が気に入らなかっただけさ。遠坂は俺を助けてくれたのに、そんな仇で返すような真似はできないよ」
凛「・・・・まったく、ホントにバカなんだから」
- 78:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/05(金) 13:00:16.95 ID:qbf54uId0
凛「・・・・・で、アンタは一体なにをやってるの」
あかね「見てわからへん?お好み焼き作ったろ思てん」
凛「材料はいつ買って来たの」
あかね「あんたが自室で物思いにふけっとる間や。いやはや、こないな時に便利やな、『単独行動スキル』っちゅーのは」
凛「そのホットプレートは?」
あかね「おたくのガッコーの家庭科室から拝借してきましたわ。あとで返しとくさかいご心配なく」
凛「お金は?」
あかね「金庫からちーとばかし拝借しました。ごめんなさい。」
凛「・・・・ま、まぁいいわ。反省の意が見えることだし、ここはマスターとして大人の対応をしてあげようじゃない。」
あかね「話のわかるマスターで助かったわ。ほな、ちょっと待っててーな、ごっつ気合入ったの作ったるでぇ!」
- 81:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/05(金) 13:03:44.30 ID:qbf54uId0
凛「む、美味しい!やるわねアンタ!!ボロ儲け間違いないわよコレ」
あかね「にしし、嬉しいこと言ってくれるやん!!おおきにな、凛さん!
ウチ、自分の作ったお好み焼きでたくさんの人を笑顔にするのが夢なんや!」
凛「ふふっ、あかねならきっと叶えられるわよ。さ、じゃんじゃん焼いて頂戴!
あたしの胃袋はまだまだ満たされないわよ!」
あかね「望むところや!たらふく食わしたるでぇ!!」
- 79:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/05(金) 13:00:33.29 ID:edbLnzq2O
このプリキュアたちは原作のどの辺りの強さなんだ?
- 84:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/05(金) 13:06:28.20 ID:qbf54uId0
>>79
ロイヤルレインボーバースト習得以降という設定です
--翌日
凛「生徒たちが倒れて・・・!?あのバカ、とうとうやりやがったわね・・・!」
慎二「ひゃははははは!!どうだい、見ろよ遠坂!人がゴミのようだぜぇ!!」ゲシゲシ
凛「あかね!遠慮はいらないわ、ライダーを倒しなさい!!」
あかね「任しときぃ!プリキュア!スマイルチャージ!!」ゴーゴー!!徹子ォサニー!!
ライダー「決着を付けましょう。炎の戦士さん・・・」
- 85:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/05(金) 13:08:11.89 ID:qbf54uId0
サニー「おらぁあ!!」
ライダー「ふっ」グルンッ
サニー(こなくそ、目ぇを隠しとるせいか、まるで動きが読まれへん!せやったら・・・)
ライダー「どうしました?隙だらけですよ!」
サニー「っそこやぁあ!!」
ライダー「何っ!?」ドゴォ
サニー「どやぁ!こっちから攻めてもいなされるんやったら、ウチが後手に回ればええだけの話や!」
ライダー「ふふっ、その物怖じしない思い切った戦いぶり、楽しませてくれますね」
慎二「ライダー!いつまで手こずってやがる!さっさと宝具でその生意気なガキをぶち殺せぇ!」
ライダー「ちっ・・・。名残惜しいですが宴は終わりです、炎の戦士。『 騎英の手綱(ベルレフォーン)』!! 」ヒヒーン
サニー「上等や、受けて立つでぇ!ウチの本気、見せたらぁあああああああああああ!!」カッッ!!
- 87:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/05(金) 13:11:32.52 ID:qbf54uId0
サニー「プリキュア!サニーファイヤーーーーーーーーー!!」ボォオオオオオオ
ライダー「っ!!まさかこれ程とは・・・!すみません、桜・・・・」シュウウウウ
慎二「なっ、ライダー!!馬鹿な、そんな馬鹿な・・・・!」
凛「馬鹿はお前だこの・・・・あほんだらぁあああああああああああ!!」ドゴォ
慎二「ぐべらぁ!!」ドサッ
サニー「おーおー、えらい気合の入った拳やなぁ。おおきにな、マスター!
あんたからぎょーさん魔力もろたおかげで絶好調やったで!」
凛「そうね、拳に気合が入ったのも、魔力をたくさんあげられたのも、あかねのお好み焼きの力かしら?」ニコニコ
サニー「えっ・・・・/////いや、それ程でも・・・・あるでぇーーーー!!」
凛「やっぱ褒められて伸びる子ねあんた」
サニー「よっしゃ、帰ったらお祝いのお好み焼きパーティーや!!」
凛「望むところよ!今日はあたしにも手伝わせなさいよ」
- 88:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/05(金) 13:13:39.16 ID:qbf54uId0
--翌朝
凛「む・・・、寝坊だわ。ま、いっか。昨日の事件で学校はしばらく休みだし」
凛「・・・昨日は楽しかったなぁ。ふふっ、食卓でバカ騒ぎなんて優雅のカケラもないし、
お父様やお母様に怒られちゃいそうだけど。さ、起床起床っと」
れいか「あ、マスター。お目覚めになったんですね。おはようございます」ペコッ
凛「あ、お、おはよう。えと、あんたは・・・」
- 92:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/05(金) 13:18:08.18 ID:qbf54uId0
れいか「申し遅れました。わたくし、青木れいかと申します。あかねさんに引き続き、あなたのサーヴァントを務めさせて頂きます。
至らぬ点は多々あるとは思いますが、あなたに聖杯を捧げるために尽力致しますのでどうぞよしなに」ペコッ
凛「あ、こちらこそ、よしなに」ペコッ
凛「あら、朝食を作っていてくれたのね」
れいか「はい、お口に合うか分かりませんが、もしよろしければと思って・・・」
凛「和食かぁ・・・。たまにはいいかもね、早速ご馳走になっちゃおうかしら」
凛「いただきます。・・・・むぅ、美味いわね・・・」
れいか「ふふっ、良かったです・・・!ゆっくり召し上がってくださいね」ニコニコ
凛(よくできた子ねぇ・・・)
ニュース『昨夜、またも新都でガス漏れ事件が発生し・・・・』
- 93:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/05(金) 13:19:55.17 ID:qbf54uId0
凛「ふぅぅ・・・・・」パキパキパキパキ
れいか「おぉぉ・・・・!すごいっ、すごいです!!宝石がペガサスさんになってしまいました!!/////」パァアア
凛「おぉ、あんたはまともな反応をしてくれるのね。やよいに見せたらショータイムがどうとか訳わからんことを言ってたけど」
れいか「マスターがこれまで歩んできた魔導の『道』、しかとこの目に焼き付けさせて頂きました!ありがとうございます!」ペコペコ
凛「そ、そんな大したことじゃないわよ////」
れいか「いいえ、大したことです!凛さんの魔法には、人を笑顔にする力があるに違いありません!!」
凛(笑顔かぁ・・・。お父様にこれを教わってた頃のあたしも、こんな嬉しそうだったのかしらね)
凛「さて、少し真面目な話をしたいのだけれど、良いかしら?」
れいか「・・・はい。今後のことについてですね」
- 95:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/05(金) 13:22:46.62 ID:qbf54uId0
凛「とりあえず、今最も対処すべきはキャスターね。最近頻発してるガス漏れ事件、あれは十中八九キャスターの仕業だわ」
れいか「つまり、人間の魂を集めて自らの魔力源にしている、と?」
凛「そう。理解が早くて助かるわ。それで奴の根城なんだけど、柳洞寺でまず間違いないわ。
陣地防衛において無類の強さを誇るキャスターが引き篭るのに、あれ程うってつけの場所は無いもの」
れいか「居場所が分かっているのなら、敵の態勢が整う前に手を打つべきです。
何より、無関係の人間を巻き込んで私腹を肥やすなどという卑劣な行為を見過ごす訳にはいきません!」
凛「同感ね。じゃあ早速今夜、柳洞寺に攻め込むとしましょう。」
れいか「あのぅ、凛さん。一つ提案があるのですが・・・・」
- 96:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/05(金) 13:24:01.13 ID:qbf54uId0
--衛宮邸
士郎「昨日はごめんな、行くのが遅れちまって。熱出した藤ねえの看病やら、セイバーとの特訓やらで学校どころじゃ無くて・・・」
凛「別にいいわ。あかねだけで片付けちゃったし。むしろ、藤村先生が巻き込まれなかったことを喜ぶべきじゃなくて?」
士郎「ありがとな、遠坂。やっぱお前いい奴だよ。こうして俺たちに協力を申し出てくれたし」
凛「利害の一致よ。それに、言いだしっぺはれいかなんだから。それより本当なの?キャスターの傘下にアサシンがいるって・・・」
士郎「あぁ、一昨日の夜だ。俺とセイバーで柳洞寺の偵察に行ったら、山門の守護を任されてるサーヴァントがいたんだ。そいつがアサシン。
侍の格好をした奴で、『佐々木小次郎』って名乗ってた」
れいか「佐々木小次郎・・・、巌流島の決闘で知られる剣客ですね」
士郎「でもさ、アサシンてのは暗殺者のサーヴァントなんだろ?それがあのセイバーと剣で互角に渡り合うなんておかしくないか?」
セイバー「結局、あの時は決着は付かず終いでした・・・」
凛「・・・まさか、キャスターがルールを破ってアサシンクラスで無理やり現界させた・・・?ありえない話じゃないわね」
セイバー「とにかく、今は特訓あるのみです。さぁ、シロウ!続きを始めましょう」
れいか「あの、お二人は一体どんな特訓をされたいたのですか?」
士郎「あぁ、戦い慣れするためにセイバーに剣を教えてもらってるんだ」
れいか「剣・・・!すなわち、剣道ですね!?」
- 98:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/05(金) 13:26:25.20 ID:qbf54uId0
れいか「はぁああああ!」
セイバー「れいか、踏み込みが甘いです!迷いは剣を鈍らせますよ!己の剣を信じるのです!!」
凛「どうしてこうなった」
れいか「”剣の道”と書いて剣道!『道』を究めし者として、避けては通れぬ『道』なのです!!」
凛「あの子もアホだったか」
士郎「あはは、真面目でいい子じゃないか」フンフン
凛「それでアンタは筋トレね・・・。え、なにこれ、まさかあたし浮いてる?」
- 100:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/05(金) 13:28:14.78 ID:qbf54uId0
一同「いただきます!」
士郎「さぁ、晩飯が済んだら出発だ!みんな、たらふく食えよ!」
れいか「では、早速・・・。あぁ、運動の後のご飯は一味違います!」
セイバー「れいか!一人占めはさせませんよ!それは私のおいなりさn」
士郎「それ以上はやめろォ!」
凛「ほんとに大丈夫かコレ」
- 103:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/05(金) 13:29:41.77 ID:qbf54uId0
士郎「今日は星が綺麗だなぁ。さぁ、行くか」
れいか「あら?誰かこっちに歩いてきます。あれは・・・」
凛「・・・・桜?」
セイバー「桜、どうしたのですか?こんな時間に・・・」
桜「」ザクッ
セイバー「ッ!?」
士郎「おい、桜!?」
桜「うふふ、まさかこんなに上手くいくとは思わなかったわ」
セイバー「桜・・・ではないな、彼女の意識を乗っ取ったかキャスター!!」
桜「ご名答。この子は聖杯を呼ぶ生贄に使わせてもらうわ。返して欲しくば私の神殿へいらっしゃい・・・」フッ
凛「桜っ!」
士郎「セイバー、大丈夫か!」
セイバー「不覚です、どうやら先ほどの奴の宝具で、私の宝具の開放を封じられたようです・・・」
れいか「とにかく急ぎましょう、柳洞寺へ!」
- 106:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/05(金) 13:31:21.53 ID:qbf54uId0
--キャスターの神殿--
竜牙兵「」ゾロゾロ
凛「ちょっと、冗談じゃないわよこの数!こっちは急ぐってのに!!」
セイバー「・・・・。シロウ!ここは私が引き受けます、二人と共に先へ行ってください!」
士郎「セイバー!何言って・・・」
セイバー「今は桜の救出が最優先です!大丈夫、宝具を開放せずともこの程度の使い魔どうということはありません!」
士郎「・・・分かった!無茶するなよ!!」ダッ
セイバー「れいか、アサシンはあなたにお任せしてもよろしいですか?」
れいか「はい、セイバーさん。いえ、我が師よ!必ず勝利してみせます!!」
- 108:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/05(金) 13:34:15.98 ID:qbf54uId0
アサシン「よくぞ来た。」
士郎「アサシン!」
アサシン「む、セイバーはどうした」
れいか「我が師は我々の活路を開くべく戦っておられます!あの方の穢れ無き剣には遠く及びませんが、貴方のお相手はわたくしが務めさせて頂きます!」
アサシン「ふ、いいだろう。そこの二人、行くがよい。私はこの者との決闘を心ゆくまま楽しみたいのだ。」
凛「れいか、頼んだわよ」ダッ
れいか「はい、マスター。プリキュア!スマイルチャージ!!」ゴーゴー!!徹子ォビューティ!!
キュアビューティ「しんしんと降り積もる清き心!キュアビューティ!!」
アサシン「ほう、美しい・・・。さながら宙を舞う蝶のようだな」
ビューティ「いざ!」ヒュォオオン つアイスソード
アサシン「尋常に勝負!」
- 111:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/05(金) 13:35:56.33 ID:qbf54uId0
キィィイイン!! ガキィイン!!
ビューティ「はぁっ!!」
アサシン(剣の腕自体は大したものではない。だが、並々ならぬ気迫と穢れ無き闘志!それがこの者の太刀筋を凄腕の剣客のそれへと昇華させている・・・!)
ビューティ(徐々に、相手の動きが見えてきました・・・!これも我が師の教えの賜物ですね)ガキィン!
セイバー「れいか!!」
ビューティ「!セイバーさん!マスターと士郎さんはこの先です、行ってください!」
アサシン「名残惜しいが仕方あるまい。行け、セイバー」
セイバー「・・・済まない、佐々木小次郎。れいか、ご武運を!」ヒュンッ
- 113:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/05(金) 13:37:32.23 ID:qbf54uId0
ビューティ「どうやらわたくし、お二人の決着に水を差してしまったようですね・・・。とんだご無礼をお許しください」
アサシン「なに、無礼などと思ってはおらぬ。それよりお主、まだ何か隠しているな?遠慮はいらぬ。全力を見せてみよ!」
ビューティ「分かりました・・・。はぁああっ!!」カッ!!
アサシン「来い!秘剣、『燕返し』!!」
ビューティ「プリキュア!ビューティーーーーー・・・・・・ブリザーーードっ!!」ビュォオオオオオ!!
アサシン「くっ!!美しい蝶かと思ったがその実、獅子の類であったか・・・!!」シュゥウウウ
ビューティ「はぁ、はぁ。ありがとう、佐々木小次郎さま。手合わせできて光栄でした・・・!」
桜「う・・・ねえ・・・さ・・・」ガクッ
凛「桜っ・・・・・!」ガシッ
キャスター「うふふ、良かったわねぇ、無事に救い出せて。けれど、状況はあなた方が圧倒的に不利よ?」
凛「くっ・・・!」
- 115:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/05(金) 13:39:13.40 ID:qbf54uId0
士郎「葛木!!キャスターを止めろ!このまま関係のない人が死んでいくのを見過ごす気か!?」
葛木「・・・・・・」
セイバー「シロウ、下がって!!」ズバァァン
キャスター「よく来たわねセイバー!けれど、宝具を封じられたいまのあなたに、私を倒すことができて?」
ビュォォォォォ
キャスター「っ!何者!?」
???「これ以上、あんたの好きにはさせないよ!」
凛「・・・・あんたは!」
キュアマーチ「勇気凛々、直球勝負!キュアマーチっ!」
セイバー「今度は風を操るサーヴァントですか」
マーチ「来い!あたしが相手だ」
葛木「・・・・・・・」タンッ
- 117:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/05(金) 13:40:35.70 ID:qbf54uId0
ドドドドドドドド
マーチ「ふっ!やぁあ!」
葛木(疾い・・・)
マーチ「もらった!」ドカッ
葛木「ぬぅ・・・!」
キャスター「マスター!おのれ小娘・・・!」ドシュドシュ
マーチ「遅いよ!こっちこっち!!」ダダダダ
士郎「何てスピードだ・・・!」
マーチ「次はあんただ!キャスター!」タンッ!
セイバー「風王鉄槌(ストライクエア)!!!」ボッッッ!
マーチ「追い風!?ありがとう!」ビューーン
キャスター「なっ・・・・」
- 120:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/05(金) 13:42:20.50 ID:qbf54uId0
凛「巧い!セイバーの起こした風に乗って、一気にキャスターとの距離を詰めた!」
マーチ「これで!プリキュア!マーーーーーチ・・・・シュートォォーーーー!!」ドシュゥゥゥゥ
キャスター「あっ・・・・・」
葛木「キャスター・・・!」
キャスター「・・・宗一郎・・・さま・・・・」シュゥゥゥゥゥゥ
ズズン・・・・
凛「いけない、神殿が崩壊を始めた!撤収するわよ」
葛木「衛宮、それに遠坂」
凛・士郎「?」
葛木「キャスターはこの戦争には何か裏があると常々言っていた。くれぐれも気をつけることだ」
士郎「葛木・・・先生」
セイバー「シロウ、急いで!」
葛木「・・・・・・・」ズズゥン
- 123:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/05(金) 13:43:50.44 ID:qbf54uId0
--衛宮邸--
桜「すぅ・・・すぅ・・・」zzz・・・
凛「・・・・・・。」
なお「マスター、代わるよ。もうずっと見てあげてるでしょ?」
凛「大丈夫、仮眠は取ってるから。それに、あたしにはこんなことしかできないもの」
なお「・・・・・凛さん?」
凛「桜はね、あたしの妹なのよ」
なお「え・・・・・」
凛「いや、違うか。正しくは『妹だった』、ね。色々あってこの子は11年前に間桐家の養子に出されたのよ」
凛「魔術師の家系に生まれた以上仕方がないこととは割り切ったつもりでいたけど、やっぱり負い目を感じないでもないのよね」
なお「・・・・・・・・・・・。」
- 125:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/05(金) 13:45:11.91 ID:qbf54uId0
なお「凛さん。あたしには魔術師のこととかまるでわからないけど、家族を大切に思う気持ちはあたしにもよく分かるよ。」
凛「・・・なお?」
なお「そりゃあ、現実はそんなに上手くいくもんじゃないけどさ。だけど、凛さんが希望を捨てなければきっと、
また桜さんと心の底から笑って過ごせる日が来るよ。家族ってきっと・・・そういうものだと思うから」
凛「・・・そうね、ありがと。あんた達には励まされてばっかりね」
大河「遠坂さーん?ちょっと良いかしらー」
凛「あ、はい。なんでしょう」
- 127:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/05(金) 13:46:19.57 ID:qbf54uId0
凛「気晴らししてこいだなんて言われてもねぇ・・・・」
士郎「まぁ良いじゃないか、桜は藤ねえが見ててくれるんだし。セイバー、どこに行きたい?」
なお「あぁ~、お腹空いたぁ~」グゥゥゥーーーーー
セイバー「同感です」
凛「」
士郎「外食かぁ、どこがいいかなぁ」
- 128:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/05(金) 13:47:37.30 ID:qbf54uId0
なお・セイバー「おかわり!」
店主「ば、馬鹿な!?開店から3年間無敗を誇り続けた、俺の『超(スーパー)ウルトラグレートデリシャス大車輪山嵐ラーメン』が、
こうも簡単にたいらげられた・・・・だと・・・!?」
凛「どーゆーネーミングセンスしてんのよ。てゆーか店の歴史浅っ」
店主「もうだめだ、おしまいだぁ・・・」ズーン
なお「あぁっ!?おじさんからバッドエナジーが!」
凛「いやバッドエナジーって何」
セイバー「愚か者!あなたも戦士の端くれならば、最後まで戦う意志を捨てるべきではない!」
凛「この人怖いわー」
- 130:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/05(金) 13:49:39.07 ID:qbf54uId0
士郎「ふぅ、楽しかったか?セイバー」
セイバー「ええ、とても。現代の街というのも中々良いものですね。そしてなお。見事な食べっぷりでしたね」スッ
なお「セイバーさんこそ。筋の通った、直球勝負の食いっぷりだったよ」ガシッ
士郎「フードファイターの友情が芽生えちゃったよ」
凛「じゃ、あたし達は自宅に戻るわ。桜のことよろしくね。今日はなかなか楽しめたわよ」
なお「あ、いっけない忘れるとこだった!セイバーさん、れいかから伝言が」
セイバー「なんでしょう?」
なお「えーっと、『あなたの導きのおかげで戦いに勝つことができました。心より感謝いたします』だって!」
セイバー「えっ・・・・」
凛「じゃあね、二人とも。行くわよなお」
なお「はぁい!士郎さん、セイバーさん、今日はありがとう!」タタタ
- 133:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/05(金) 13:52:24.70 ID:qbf54uId0
セイバー「・・・・・・」
士郎「セイバー、どうかしたか?」
セイバー「い、いえっ、なんでもないです」
『貴様は己の臣下を救うばかりで、導くことをしなかった!』
セイバー「・・・少しだけ、前に進めた気がします」
士郎「・・・・そっか、良かったな」
- 135:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/05(金) 13:54:15.13 ID:qbf54uId0
--翌日
凛「行くわよ、ランサーの拠点へ。準備はいい?みゆき」
みゆき「はーい凛さん!」
凛「えらく張り切ってるじゃない」
みゆき「モチのロンだよぉ!だって、ランサーとの決着はわたしがつけなくちゃだもん!」フンフン
凛「そ、信じてるわよ」
みゆき「な、何これ・・・!人の、腕・・・!?」
凛「おそらくランサーのマスターの物ね。サーヴァントの気配も無いし結界も張られてないから妙だとは思ったけど・・・」
みゆき「一体、誰がこんな・・・!ランサーはもう別の誰かに倒されちゃってたんですか?」
凛「恐らく、別の魔術師がランサーのマスターから無理やり令呪を奪って、ランサーを自らのサーヴァントにしたのよ。
痕跡が古いのを見ると、あたしらと戦った時にはランサーは既に別のマスターのサーヴァントになっていたようね」
みゆき「・・・・・」
凛「とにかく一旦帰るわよ。一応、士郎達にも伝えときましょう」
- 136:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/05(金) 13:55:19.18 ID:qbf54uId0
--衛宮邸--
士郎「・・・・やぁ、遠坂か」
凛「どうしたのよ、えらいボロボロじゃない!?」
みゆき「・・・士郎さん、セイバーちゃんは?」
士郎「あぁ、セイバーは・・・・・」
士郎「消えちまったよ」
みゆき「えっ・・・・・・」
- 138:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/05(金) 13:57:27.96 ID:qbf54uId0
凛「八人目のサーヴァントですって!?」
士郎「あぁ、前回の聖杯戦争からずっとこっちにいるみたいで、奴はギルガメッシュと名乗ってた」
凛「古代バビロニアの英雄王・・・」
士郎「とんでもなく強いサーヴァントだった。宝具を大量に所持していて、セイバーでも撃退するのが精一杯だった。
それでセイバーは力を使い果たしちまって・・・・!」
凛「士郎・・・」
士郎「・・・でもさ、あいつ最後まで嬉しそうな顔してたよ。みゆきちゃん、セイバーは君に礼を言ってたよ」
みゆき「セイバーちゃんが、わたしに?」
- 142:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/05(金) 14:02:09.65 ID:qbf54uId0
セイバー『みゆきと話をしてからずっと考えていたのです。私のための、私自身の本当の幸せとは何なのか。
この数日間シロウたちと過ごした時間のおかげで、私の知らなかった幸せのカタチを知ることができた。
彼女の言葉のおかげで、自分が本当にするべきは何だったのか気づくことができました。ありがとう、みゆき・・・・。』
みゆき「・・・・・・・」
凛「行くわよ、みゆき」
みゆき「行くって、どこへ・・・?」
凛「言峰教会よ。あのエセ神父なら何か知ってるに違いないわ!」
- 146:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/05(金) 14:04:29.10 ID:qbf54uId0
--言峰教会--
ランサー「よぉ。待ってたぜ、嬢ちゃんたち」
凛「ランサー!?やはり生きていたのね、みゆき!」
みゆき「はい、マスター!プリキュア!スマイルチャージ!!」ゴーゴー!!徹子ォハッピー!!
言峰「ふっ、よくぞここまで生き残ったものだな、凛よ」
凛「綺礼!?どうしてあんたがランサーと・・・まさか!?」
言峰「そう、ランサーのマスターから令呪を奪ったのはこの私だ。だが、私が本来契約しているサーヴァントは別に存在する。出てきていいぞ」
ギルガメッシュ「ほぉう、綺礼。この小娘が例の・・・。なるほど、確かにあの男よりは楽しませてくれそうな面構えだ」
ハッピー「この人・・・まさか、セイバーちゃんを倒したサーヴァント・・・!?」
言峰「紹介しよう。彼はギルガメッシュ。前回の聖杯戦争で遠坂時臣氏が召喚したサーヴァントだ」
凛「え・・・。なんで、お父様のサーヴァントがあんたと・・・。そんな、嘘でしょ・・・・・!?」
言峰「ククク、ご名答だ。ギルガメッシュと私は聖杯戦争の終盤で共謀し、遠坂時臣を抹殺したのだ」
- 147:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/05(金) 14:06:13.51 ID:qbf54uId0
ギルガメッシュ「フッ、あの男の最後ときたら、まさに間抜けそのものだったなぁ!」
凛「・・・・それでアンタは、自分の父の仇とも知らない男の世話になっていたあたしをほくそ笑んでたってワケ・・・」
言峰「あぁ、中々に滑稽だったぞ。そうそう、それからお前に父の形見として渡したアゾット剣。あれが他でもない・・・」
凛「このっ・・・・外道がぁあああああ!!!」ダッ!
言峰「フンッ!!」ドゴッ
凛「ぅあっ・・・・!」
言峰「まったく、美しい親子愛だな。虫唾が走るよ」ガシッ
ハッピー「マスターを放せ!こんのぉっ!!」ブンッ
言峰「ちっ、まあいい。ギルガメッシュ、ランサー!そこのゴミを始末しろ。私は聖杯召喚の儀式を始める」
凛「待てっ!!綺礼!!」ゲホッゲホッ
ランサー「・・・・・・・」ジャキン
ギルガメッシュ「王の財宝(ゲート・オブ・バビロン) 」カッッ!!
ハッピー「あれが、士郎さんの言ってた・・・!」
- 149:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/05(金) 14:08:09.21 ID:qbf54uId0
ランサー「ピンクのガキ。マスターを連れてさっさと逃げろ。この金ピカの相手は俺がする」
ギルガメッシュ「ほう、聖杯を前にマスターとの契約に背くというのか?」
ハッピー「ランサー!?何言って・・・!」
ランサー「モタモタしてんじゃねぇ!言っておくが、お前らの為じゃねぇ。俺は俺の心情に従ってるだけだぁ!!」ガキィイン!!
ハッピー「・・・・ありがとう、ランサー!・・・・気をつけてね。」ダッ!!
みゆき「凛さん、大丈夫?」
凛「大丈夫。治癒は効いてるわ、ありがとう。さぁ、柳洞寺へ行くわよ。何としてもあいつを止めなくちゃ」
みゆき「マスター。この戦いに勝つには、プリキュア五人の力が必要になると思う。だから・・・」
凛「いいわ、魔力のことは気にしないで。あたしの全てをアンタたちに託すわ!」
みゆき「・・・・はいっ!」
- 151:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/05(金) 14:09:48.70 ID:qbf54uId0
--柳洞寺--
ギルガメッシュ「来たな、雑種ども」
みゆき「ランサー・・・・。くっ!!」
凛「あたしはあのエセ神父の相手をするわ。頼むわよ、プリキュア!!」カッ!!!!
あかね「任しとき!!凛さん、あの根暗なオヤジにキツイのかましたってや!!」
やよい「正義は必ず勝つ!あんな人たちやっつけちゃうんだから!」
なお「直球勝負だ!」
れいか「我がマスターの歩む道を阻む者に容赦はしません!」
みゆき「行くよ、みんな!!凛さんの笑顔は私たちが守ってみせる!!」
5人「プリキュア!!スマイルチャージ!!!」ゴーゴー!!徹子ォ!!
- 152:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/05(金) 14:11:21.36 ID:qbf54uId0
ハッピー「キラキラ輝く未来の光!キュアハッピー!」
サニー「太陽サンサン、熱血パワァー!キュアサニー!」
ピース「ぴかぴかぴかりん♪ジャンケンポン!キュアピース!」
マーチ「勇気凛々、直球勝負!キュアマーチっ!」
ビューティ「しんしんと降り積もる清き心!キュアビューティ!」
5人「五つの光が導く未来!輝け!スマイルプリキュア!」
ギルガメッシュ「面白い、この我にも見せてみよ!消えない光とやらをな」
凛「あれが聖杯・・・!それに、イリヤスフィールまで!?」
言峰「彼女は聖杯完成に不可欠な存在だ。さて凛、お前にはここで消えてもらう!」
言峰「アンリマユ・・・。『この世全ての悪』を、受けるがいい!!」ドバァアアア!!
凛「これが聖杯の中身!?うわぁああああ!!」
- 154:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/05(金) 14:13:29.28 ID:qbf54uId0
ギルガメッシュ「ふん、この程度か。これならまだ先ほどのランサーの方が手応えがあったぞ?失望させるな」
ハッピー「はぁ、はぁ、負けるもんか・・・!気合だぁああ!!」キッ!
サニー「何が愉悦や、冗談はダサい格好だけにせぇよ金ピカぁ!!」
ピース「自分が楽しみたいってだけで世界中の人々の幸せを奪うなんてこと、絶対させないんだから!!」
マーチ「凛さんだって今一生懸命戦ってる!あたし達がへばってる場合じゃないっ!!」
ビューティ「あの方の暖かい心、明るい笑顔はあなたたちになど曇らせません!!」
ギルガメッシュ「・・・ほう、なかなかどうしていい目ではないか。気が変わった。貴様ら凡骨の意地に免じて我もほんの少し本気を見せてやろう」ガチャン
ギルガメッシュ「さぁ、目覚めよ『乖離剣(エア)』よ!!」ジャキィイイン
ハッピー「みんな、全力で勝とう!!マスターの、凛さんの未来の為に!!」
5人「ペガサスよ!私たちに力を!プリキュア!!プリンセスフォーム!!!」バーーン!
ギルガメッシュ「ゆくぞぉ!『天地乖離す開闢の星(エヌマ・エリシュ)』!!」ズドォォォォン
5人「届け!希望の光!!羽ばたけ、光り輝く未来へ!!プリキュア!!ロイヤルレインボォォォォォーーーーー、バーストォーーーーーーーー!!!!」
ズドォォォォォォォオン
- 157:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/05(金) 14:18:10.71 ID:qbf54uId0
ギルガメッシュ「何ぃ!?『天地乖離す開闢の星』を相殺しただと!?」
ハッピー「うぉぉぉおおおおおおお!!!!」ダッ
ギルガメッシュ「なっ、貴様・・・・!!」
ハッピー「この距離なら・・・・!!気合だぁああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!」カッッッッッッ!!!
ハッピー「プリキュア!!ハッピーシャワーーーーーーーーー!!!!!」ドシューーーン
ギルガメッシュ「・・・・ふっ。しかとこの目に焼き付けたぞ、消えない光というものを・・・・」シュゥウウウウ
ハッピー「はぁ、はぁ、やった・・・・!」
サニー「みゆき、よぉやったな!!」
ハッピー「あ、あかねちゃ・・・あれ、みんな・・・」
ピース「わたしたち、もう現界できないみたい・・・」
マーチ「でも、あとは凛さんとみゆきちゃんだけで大丈夫だよね!」
ビューティ「みゆきさん、どうかご武運を・・・」
ハッピー「みんな・・・!助けてくれて本当にありがとう!!」
シュゥウウウウ
ハッピー「・・・・・。凛さん、待ってて!!」ダッ
- 158:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/05(金) 14:19:29.73 ID:qbf54uId0
死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね
死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね
死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね
死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね
凛「な、何よこれ・・・!?冗談じゃないわよ、こんなのっ・・・・・・!!!」
『凛さんの笑顔は私たちが守ってみせる!!』
凛「・・・・・・・・!!」
凛「・・・そうよね、あたしはアンタたちのマスターなんだから。こんな所で、足踏みなんてしてられない!!」バーーーン
- 160:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/05(金) 14:21:08.23 ID:qbf54uId0
言峰「!?馬鹿な、自力でアンリマユを打ち破ったというのか!」
凛「お生憎様!あたしが笑顔じゃなくなると困るっていうバカがいるもんですからねっ!!」ダッ
言峰「ちぃいっ、おのれぇ!」
凛「はぁあああああああ!!」ドスッ
言峰「ぐはっ!これは、アゾット剣・・・・!」
凛「・・・・・『last(レスト)』」カッ!
言峰「く・・くく・・、皮肉なものだな、よもやこの剣で仕留められようとは・・・。これもまた、一興か・・・・」ドサッ
イリヤ「」ヒュゥウウン
凛「おーらいっ、と」ガシッ
ハッピー「凛さん!」
凛「みゆき、勝ったのね!・・・あれ、他の子たちは・・・」
ハッピー「みんな、力を使い果たして消えちゃいました・・・」
凛「・・・・そう」
ハッピー「でも、皆から伝言を預かって来ました!」
- 165:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/05(金) 14:26:32.29 ID:qbf54uId0
サニー『みゆき、凛さんにまたウチのお好み焼き食わしたるって伝えといてーな!』
ピース『凛さんは、私にとっての新たなスーパーヒーローだったよぉ!』
マーチ『みゆきちゃん、凛さんはあたしたちの友達で、仲間で、そんでもって家族!って感じでよろしく!!』
ビューティ『わたくしからも。凛さんに恥じない道を歩みます、とお伝えください!』
凛「・・・ったく、あいつらったら。さ、みゆき、最後の仕上げよ。聖杯を破壊するわ。こんなもの、万能の願望機なんかじゃなかった」
ハッピー「・・・それで、凛さんはハッピーになれるの?」
凛「・・・・ええ。自分の幸せは、自分で掴み取ってみせる。あんた達みたいね。さ、いくわよ!」
凛「令呪を以て命ずる!!キュアハッピー、聖杯を破壊しなさい!!」カッ!!
ハッピー「プリキュア!!ハッピィーーーーーー・・・・・シャワーーーーーーーーーー!!!!」ズドォオオオオオン
- 167:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/05(金) 14:29:09.88 ID:qbf54uId0
凛「・・・・・・これで、全部終わったのね」
みゆき「うぅ・・・・ひぐっ・・・・!」
凛「ちょっと・・・、あんた泣いてんの?」
みゆき「うぅ、だってぇ、凛しゃんと、お別れにゃんてぇえ・・・!」グスッ
凛「はぁ・・・。みゆき、こっち向きなさい」
みゆき「・・・・ふぇ?」
凛「」ニカッ
みゆき「・・・・・凛さん・・・」
凛「どう?結構いい笑顔でしょ。この笑顔をくれたのは、紛れもなくあんた達よ」
凛「あたし、これからあのイリヤの面倒を見るわ。あんた達があたしに笑顔をくれたみたいに、あたしもあの子に笑顔をあげたいから」
凛「ううん、イリヤだけじゃない。桜も、士郎も。みんなあたしが笑顔にしてみせるんだから!!」
- 169:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/05(金) 14:31:13.42 ID:qbf54uId0
みゆき「凛さん・・・・!!」
凛「ほら、アンタも笑顔笑顔!!泣いてるとハッピーが逃げちゃうわよ?」
みゆき「あぁ!それわたしのセリフなのにー!!はっぷっぷー」
凛「・・・くすっ、あははははは!」
みゆき「・・・うふふ、あははははは!!」
凛「・・・・大丈夫、あんたたちならきっと、世界中のみんなの笑顔を守れるわ。あたしが保証する。」
みゆき「・・・うん!ありがとう、凛さん!」
凛「あたしの方こそ、本当にありがとう。あたし、あんた達のこと、大好きよ」
みゆき「わたしたちもだよ!!凛さんこと、大大だぁーーーーーーーーーーい好きっ!!」シュゥウウウウウ
凛「・・・・さようなら。」
- 170:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/05(金) 14:32:47.42 ID:qbf54uId0
みゆき「・・・・・・うん」パチッ
キャンディ「みゆきぃ、おはようクル!」
みゆき「あ、おはよぉキャンディ」
みゆき「・・・・・・・・」
- 172:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/05(金) 14:34:47.83 ID:qbf54uId0
--七色ヶ丘中学校--
あかね「えぇ、みゆきも見たんか!?」
やよい「わたしもだよぉ!いやーすごい夢だったよね!!」
なお「うんうん、そりゃもうすごい夢だった!」
れいか「わたくしもです。何か大きなことを成し遂げたような、そんな夢でした!」
みゆき「うんっ!すっごくウルトラハッピーだったよぉ!・・・・で、どんな夢だったっけ」
あかね「」
やよい「」
なお「」
れいか「」
佐々木先生「はーい、それじゃあホームルーム始めまーす」
- 174:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/05(金) 14:37:33.10 ID:qbf54uId0
--放課後
キャンディ「みゆきぃ、がっこーに残って勉強してくなんて、どういう風の吹き回しクルぅ?」
みゆき「えへへぇ、なんかね、今日は頑張りたいなって気分だったの!!」
男の子「うぇええええん!!」
みゆき「あぁ!?目の前に転んで膝を擦りむいたことが原因で泣いてるであろう男の子が!!助けなくっちゃ」
キャンディ「説明乙クルぅ」
女性「・・・・・・。」スッ
みゆき(わぁ、きれいな人・・・・!誰だろう)
女性「坊や、大丈夫?痛いの痛いの・・・・飛んでけーーー!」
- 176:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/05(金) 14:40:58.92 ID:qbf54uId0
男の子「・・・・うぅ、痛くない・・・!」
女性「そう、良かったわね!うん、いい笑顔!」ニコニコ
男の子「えへへぇ////おねーさん、ありがとう!!」タタタッ
みゆき「わぁ、お姉さんすごぉい!!まるで魔法みたいだよぉ!」
女性「そうね、言うなれば『笑顔の魔法』かな?」
みゆき「笑顔の魔法・・・?」
女性「ええ、、自分の笑顔で他の皆を笑顔にする魔法。あなた、笑顔って好き?」
みゆき「うんっ!!!大大大大だぁーーーーーい好きっ!!!」
女性「ふふっ、なら安心ね。あんたの笑顔は周りの皆を幸せにする力がある。これからも笑顔で頑張るのよ、みゆき」
みゆき「あぁ、行っちゃった・・・。うーん、あの人誰かに似ているような・・・。あれ?そもそも何でわたしの名前を知ってるのぉ!?」
凛「・・・聖杯戦争でウルトラハッピー!!なんてね」
おわり
- 179:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/05(金) 14:42:55.22 ID:qbf54uId0
以上です。
読んでくださった方、支援してくださった方、レスくださった方
ありがとうございましたm(__)m
Fate歴1年強、プリキュア歴不定のにわかがお送りしました
- 186:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/05(金) 15:15:00.44 ID:6A444ozVO
乙!
とても楽しめたぜ。
- 190:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/05(金) 16:12:09.48 ID:emYDxeZS0
面白かった、おつ
転載元
キュアハッピー「聖杯戦争でウルトラハッピー!」凛「」
http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1349402791/
キュアハッピー「聖杯戦争でウルトラハッピー!」凛「」
http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1349402791/
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コメント一覧 (28)
-
- 2012年10月05日 20:25
- ゴーゴー徹子ォ…
-
- 2012年10月05日 20:35
- 徹子wwwwwやめろよwwwwwwww
-
- 2012年10月05日 20:39
- >オチ
ちょっぴり未来だからできたこと よなぁ
テツコハヤメロヨ
-
- 2012年10月05日 20:41
- ゴーゴー徹子ェ……
しかしフェイトは最近クロスSSばっかだなあ 面白いから良いんだけども
-
- 2012年10月05日 20:56
- テンポいいな
-
- 2012年10月05日 21:20
- スマイルでこれだけ闘えるとなると
初代やSSはやばそうだな
-
- 2012年10月05日 22:02
- ギル様の婚約相手(仮)をギル様自ら退場させるとは…
-
- 2012年10月05日 22:10
- 5人交替制の癖に火力高いな
-
- 2012年10月05日 22:28
- 良いクロスだったぜ。僕もFateじゃないがクロスSS書いてるぜ。(駄作ばっかだが・・・)
-
- 2012年10月05日 22:32
- 面白かったわ、徹子でニヤニヤしてた
-
- 2012年10月05日 22:45
- あふれでるスマプリ勢のコレジャナイ臭
まぁギャグタッチだからいいけど
-
- 2012年10月06日 00:30
- 最後の凛が五代(クウガ)にかぶった
-
- 2012年10月06日 00:42
- サーヴァントがサクサク死んでてワロタ
-
- 2012年10月06日 01:12
- ロイヤルレインボーバースト>>>>>レインボーバースト>>>>>星を破壊するほどの威力を持つバッドエナジー砲
どう考えても最強です
フリーザ並です
-
- 2012年10月06日 01:27
- zeroでもこういうのやって欲しい
がむこうはキャスター以外は呼ぶやつ決まってたんだっけ?
-
- 2012年10月06日 01:35
- ※12
五代といえば、クウガとFateのクロスがあったな
かなりよかった覚えがあるけど、ここに載ってたっけ?
-
- 2012年10月06日 05:25
- そりゃ、最強クラスのSSやハートキャッチはコズミックビーイングみたいな連中でもぶちのめすからナw
プリキュア召喚とか大当たりだろw
-
- 2012年10月06日 13:52
- ※11
どのへんが違和感?
-
- 2012年10月07日 21:59
- 面白かったとスレ主に伝えてくれまたえ
-
- 2012年10月09日 02:47
- 乙
楽しませてもらいました///
-
- 2012年10月09日 08:55
- キャラと話しの雰囲気が中途半端。駄作ロス
-
- 2012年10月09日 23:16
- 微妙にみゆきの性格というか言動が違う気がする…けどSSだからしょうがないよね
-
- 2012年10月12日 12:02
- ロイヤルレインボーバーストからの至近距離ハッピーシャワー・・・うまいじゃないか!!
フェイトシリーズは未見だけど、なかなか楽しめたよ!!!
-
- 2012年10月18日 11:20
- プリキュア勢はまだいいけどFate側の崩壊&踏み台っぷりが著しくないかこれ。
ラストはすごく良かったと思うけど。
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- 2017年03月08日 19:43
- 最終回まで鑑みるに、SSほどでなくともスマもなかなかだったからなあ…
むしろアレを相殺できるエアは原作より強補正されてる気さえする
ただ、肉弾戦はもうちょいfate勢に分があって良かったと思う
そのせいで踏み台と言われても仕方ない感じになっちゃってるし…
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- 2017年03月08日 21:08
- バーサーカーが喋るとイリヤをお嬢様と呼んでたり敬語だったりして、執事みたいな喋り方をするんだけどそこに突っ込むのはヤボというものか
個人的には面白いと思うし好きです
-
- 2017年09月04日 17:25
- キュアハッピーが可愛かったのでOKです
-
- 2018年06月08日 10:22
- コレ面白いか?バーサーカー戦まで期待してたし、実質5人の鯖ならバーサーカーとの相性も良いなーと思ったら一撃だし。ライダーも一撃と。士郎側は何と戦ってんだコレ状態なんだが。