涼「冬馬さんってかっこいいですね……」 冬馬「へっ!?」
- 1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/26(水) 15:46:19.66 ID:DjQ4wKW60
涼(僕もこんなイケメンになれたらなぁ……)
冬馬(こ、こいつもしかして俺に惚れてる!?えっ!?)
涼「あっ、そろそろ私行きますね!それでは!」
冬馬「ぉ、ぉぅ」
冬馬「うぁぉおああああああああああああああ」
- 3:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/26(水) 15:51:09.66 ID:DjQ4wKW60
冬馬(きょ、今日も876と仕事か……!またあいつと!)
絵理「あの人ずっとこっち見てる……」
愛「あっ!!あの人はこの前も一緒に仕事した鬼ヶ島羅刹さんじゃないですか!」
涼「本当だ。何か用かな?」
冬馬「!!」サッ
絵理「……逸らした?」
冬馬(うわあああああああああ、やばいやばいやばいやばい!!!!)
- 5:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/26(水) 15:56:00.34 ID:DjQ4wKW60
翔太「冬馬君、さっきから何向こう見てるの?」
冬馬「べ、別に見てねえよ!!」
北斗「もしかしてあの娘達かい?確かに皆可愛いね」
冬馬「そ、そんなんじゃねえし。ただ敵事務所の奴らはどんなもんかって見てただけだ」
翔太「ふーん……」
冬馬(神様、あの天使と巡り合わせてくれてありがとう……!)
- 7:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/26(水) 16:01:26.83 ID:DjQ4wKW60
冬馬(しかも今日は料理対決……!俺の腕を見せるチャンス!)
冬馬「……」チラッ
涼「ん?」
冬馬「!」サッ
涼「……?」
冬馬「961プロからは当然俺が出るぜ!!誰が相手でも楽勝だぜ!」
涼「876プロからは私が!精一杯がんばります!」
冬馬(な、なにいいいいい!?こいつが出てくるなんて予想してなかった!!)
冬馬(ここは負けてやるべきなのか!?それとも勝って腕を見せつけるべきなのか!?)
- 8:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/26(水) 16:06:02.48 ID:DjQ4wKW60
スタート!!
冬馬(なんてこと考えてたら始まっちまった!)
冬馬(むこうは……)
涼「……」トントントントントントン サッサッ
冬馬(な、なにいいいいいいい!?かなり料理上手じゃねえかああああ!!)
冬馬(あれだけ可愛くて家庭的とか最強じゃねえかああ!!)
北斗「動かないな」
翔太「何ボケッとしてるんだろ」
絵理「楽勝……?」
愛「涼さんがんばれええええええ!!」
- 10:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/26(水) 16:12:13.60 ID:DjQ4wKW60
冬馬「でも俺はオリーブオイル!!」ダバァァ
翔太「出たっ!!必殺技!」
北斗「これで勝つるっ!」
シューリョー
涼(冬馬さん、料理うまいんだ……前半何もしてなかったのにあれだけのものを)ジー
冬馬(うわっ!こっち見てる!!視線が突き刺さる!!うおおおおおお)
- 12:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/26(水) 16:17:29.35 ID:DjQ4wKW60
愛「さっすが涼さん!」
絵理「オリーブオイルをものともしない」
涼「ううん、今回はたまたま勝てただけだと思うな。冬馬さんが本気出してたら負けてたかも」
翔太「ちょっとー、あれだけ自信満々にやったのにダサすぎるよ」
冬馬(エプロンが似合う女って良いな……)ホッコリ
北斗「なんかイっちゃってるぞ」
冬馬(休みの日に2人で料理作るんだ……キャッキャしながら……)
- 18:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/26(水) 16:22:37.61 ID:DjQ4wKW60
翔太「今日はおつかれー!」
絵理「あっ、どうも……」
北斗「エンジェルちゃん達、今日は楽しかったよ。また会えると良いな」
愛「はい!でもあたし達の中にエンジェルちゃんって名前の人はいませんよ!」
冬馬「お、お、おう!きょ、今日は負けたぜ。料理得意なんだな」
涼「そんな……私なんてまだまだです。冬馬さんの方こそあの短時間ですごいです」
冬馬「そ、そ、そ、そうか!?た、大した事ねえよ!」
- 19:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/26(水) 16:27:27.91 ID:DjQ4wKW60
翔太「何、あのドモリ具合」
冬馬「は?」
北斗「目線も泳いで、顔も真っ赤で声が上ずって」
冬馬「誰がだよ」
翔太「冬馬君しかいないじゃん。涼さんと話してる時かなり気持ち悪かったよ」
冬馬「な、なにいいいいいいいい!?」
北斗「自分で気付いて無かったのか?」
冬馬(や、やばい……このままじゃ童貞キモ男だと思われちまう……)
冬馬(もしかしてもう終わりか……!?)
- 20:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/26(水) 16:31:02.53 ID:DjQ4wKW60
涼(はぁ……冬馬さんかっこよかったなぁ)
涼(どうしたらあんな風になれるんだろ……)
涼(何かアドバイスもらえたら……)
冬馬(落ち着け、まだ挽回するチャンスはある)
冬馬(冷静になれ。要は普通に接したらいいんだ)
冬馬(そうだ、北斗や翔太を相手するみたいに自然な感じで)
冬馬(……それが出来たら苦労しねえええ!!)
- 21:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/26(水) 16:37:52.76 ID:DjQ4wKW60
涼「あ」
冬馬「あ」
涼「どうも、こんな所で会うなんて思いませんでした」
冬馬「お、俺もだ。何してるんだ?」
涼「これから愛ちゃん達と買い物なんです」
冬馬「そ、そうか……じゃあ急がないとな」
涼「あっ、そうですね」
冬馬(ちくしょおおおおおおおおおおお!!)
涼「あの……よろしければメールアドレス教えて頂けないしょうか?」
冬馬「……あぇ?」
涼「そ、その!ご迷惑なら全然いいんです!ごめんなさい!急にこんな事!」
冬馬「あ、え、お、良いよ。うん」
涼「本当ですか!?ありがとうございます!」
- 23:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/26(水) 16:42:02.40 ID:DjQ4wKW60
涼(これでアドバイス貰えるかなぁ)
涼(でも急にイケメンになるためにはどうしたらいいですかとか変だし……)
涼(うーん……)
冬馬「んおおおおおおおおおおお」ゴロゴロ
冬馬「なんだあああああああああ」
冬馬「やっべええええええええええええええ」
冬馬「これなんてエロゲ!?こんな事あんのか!?何!?俺もうすぐ死ぬの!?」
- 26:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/26(水) 16:48:20.09 ID:DjQ4wKW60
[From]秋月涼
[Sub]秋月涼です
―――――――――――――――――――――
こんばんは、涼です。
急に失礼な事を申し訳ありません。
これからもっともっと冬馬さんとお話しできたら嬉しいです。
冬馬「ぬはああああああああああああああああああ」
冬馬「涼ちんマジアリス!」
冬馬「可愛さがギルティイイイイイイイイ!!」
- 28:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/26(水) 16:53:11.90 ID:DjQ4wKW60
[To]秋月涼
[Sub]冬馬
―――――――――――――――――――――
全然迷惑じゃないから気にすんな!
お互いトップアイドル目指して頑張ろうぜ!
冬馬「やっぱりお友達からの関係が大事だよな!急に遊びに行こうとか変だもんな!!」
冬馬「黒井のおっさんの方向性とかもう関係ねえ!」
冬馬「こうなったら誰にも俺を止める事は出来ないぜええええ!!」
- 31:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/26(水) 17:00:02.78 ID:DjQ4wKW60
涼「まさか私達の料理対決がここまで好評だなんて思いませんでしたね」
冬馬「ああ、専用コーナーまで出来るなんてな」
冬馬(最高のスタッフだな。うん)
涼「今日は負けちゃうかもしれません」
冬馬「ん、んなことねえよ。りょ、りょ、りょ、涼」
涼「?」
冬馬「ほ、ほら秋月って765プロの竜宮小町のプロデューサーと被るからさ!!だから涼の方がな!」
涼(律子姉ちゃんのことだぁぁぁ……)
- 34:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/26(水) 17:05:10.55 ID:DjQ4wKW60
冬馬(今日はカッコいい所見せてやる!!)ゴゴゴゴ
涼(す、凄い迫力……僕にはあんな迫力出せない……)
冬馬「……」ジャッジャッ ジュワァァァ
涼(この前とは全然違う……これが冬馬さんの本気……)
冬馬「ここで追いオリーブ!!!」ダバダバ
涼(なんて大胆なんだぁぁぁあ!やっぱりイケメンアイドル冬馬さんはすごい!)
- 35:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/26(水) 17:12:17.35 ID:kDhZey//P
何コレほほえましい
- 36:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/26(水) 17:12:23.60 ID:DjQ4wKW60
涼「すごいです。完全に負けちゃいました」
冬馬「いや、お前も俺に本気を出させるなんて大した奴だ」
涼「……私も冬馬さん……に……たら……」
冬馬「はぇ?」
涼「あっ……な、何でも無いです!今日はありがとうございました!失礼します!」タタッ
冬馬「あっ」
涼(女のアイドルの僕が『冬馬さんみたいになれたら』って言ったらおかしいじゃないか)
涼(あくまでさりげなく教えてもらわないと……危なかった……)
冬馬「あいつ何て言ったんだ!?冬馬さんに……たら……?」
冬馬「……冬馬さんにだったら抱かれて良い!?おおおおお!?」
冬馬「ま、まさかそんなわけねえよな!うん!何考えてるんだ!!!」
- 39:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/26(水) 17:18:37.02 ID:DjQ4wKW60
涼「こんな事送って失礼じゃないかな……?」
涼「大丈夫かな……?」
涼「……いっちゃえ!」ピッ
[To]天ヶ瀬冬馬
[Sub]失礼します
―――――――――――――――――――――
こんばんは、今日はお疲れ様でした。
冬馬さんの料理の腕には本当に驚かされました。
よろしければ、今度お暇な時に私に指導して頂けませんか?
涼(1日一緒に行動して……イケメンの秘訣をたくさん盗むんだ!)
涼(OKが出ればだけど……)
- 42:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/26(水) 17:24:07.05 ID:DjQ4wKW60
冬馬「こ、こ、これ」プルプル
冬馬「これデート!?デートだよなぁおい!?」
冬馬「指導とか……指導とかいかがわしい響だな……」
冬馬「これ、もう俺の事好きなの!?あの天使!?」
[To]秋月涼
[Sub]分かった
―――――――――――――――――――――
向上心があるやつ俺は好きだぜ!
最近そういうやつが少ないからな。
そっちが空いてる日教えてくれないか?
冬馬「す、好きって別にそういう好きじゃないからな!」
冬馬「別にLOVEの方の好きじゃねえから!!だから良いんだ!!」ピッ
冬馬「……送っちまったあああああああああああ!!」
- 51:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/26(水) 17:29:55.59 ID:DjQ4wKW60
涼「あっ、冬馬さん!」
冬馬「あれ……何でこんなに早いんだ……絶対俺の方が先に着くと思ったのに」
涼「先輩をお待たせするのは流石にどうかと思うので」
冬馬「そんなに気を遣わなくても大丈夫だぜ?」
涼「そ、そうですか……?でも……」
冬馬「肩の力抜けって。とりあえず食材見に行こうぜ」
涼「は、はい!」
冬馬(うわああああああああああ服装可愛いいいいいいい!!清純な感じがたまらねええええええ)
冬馬(しかも俺より先に待ってるとかどれだけ健気なんだよ!!良い娘すぎる!!)
- 53:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/26(水) 17:36:40.91 ID:DjQ4wKW60
冬馬「そうだな、市販のやつだったらそのオリーブオイルが一番だと思う」
涼「そうなんですかー、知りませんでした」モゾモゾ
冬馬(そんなお尻突きだされて商品見るなよ!!目のやり場に困る!!)
涼「そ、そんな荷物は私が持ちます。付き合ってもらってる方なのに……」
冬馬「大丈夫だ。俺が持ちたくて持ってるんだからよ」
涼「で、でも……後輩の私が……」
冬馬「じゃあ先輩命令だ。俺に持たせろ」
涼(か、かっこいい!こういう所を真似しないと……今度やってみよう)
冬馬(デート!!!めっちゃデートっぽい!!こんなに可愛い娘とデート!!)
- 55:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/26(水) 17:38:32.36 ID:Aw8b5V300
なんという圧倒的童貞力……!
- 58:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/26(水) 17:43:18.93 ID:DjQ4wKW60
冬馬「丁度いい時間だしあの寿司屋に入ろうぜ」
涼「あっ、そうですね。お昼にしましょう」
冬馬「食材持ったままだけどまあ大丈夫だろ」
冬馬「ハンバーグ……」ピッピッ
涼(い、イケメンはまずハンバーグを頼むんだ!子どもっぽいかなって思ってたけど……)
涼(冬馬さんが食べるぐらいだから業界ではカッコいいお寿司って事で有名なんだ!)
冬馬「何か食いたい物あるか?」
涼「じゃ、じゃあ私もハンバーグお願いします!」
冬馬「おっ、マジで!?趣味が似てるな!」
- 63:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/26(水) 17:49:48.40 ID:DjQ4wKW60
冬馬「えんがわにするか」
涼「私もえんがわで!」
冬馬「うーん、甘エビ」
涼「私も冬馬さんと同じのを!」
冬馬(さっきから俺と同じの食べてる……何、俺のハート崩壊させようとしてんの?)
涼(えーっと、何食べたっけ……ちゃんと覚えておかないと……)ムー
冬馬(一々仕草が可愛すぎるんだよ!!ああああああ、もうううう!!)
- 66:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/26(水) 17:56:58.96 ID:DjQ4wKW60
冬馬「そろそろ行くか」
涼「はい」
冬馬「じゃあ先に出てくれ。後で金貰うからよ」
涼「分かりました」
涼「そ、そんな!そこまでしてもらうのは申し訳ないです!」
冬馬「いいから、気にすんな」
涼「うぅ……でも私結構食べちゃったんですよ?」
冬馬「じゃあ今度払ってくれよ。今日は俺の番」
涼「……はい。本当にありがとうございます」
冬馬(さりげなくまた会うような空気にしてやったぜええええええ!!俺天才じゃね!?)
涼(代金は黙って全部払う……これも覚えておかなきゃ)
- 67:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/26(水) 18:02:10.12 ID:DjQ4wKW60
冬馬「あれ……そういえばどこで料理するんだ」
涼「あ……」
冬馬「……」
涼(僕の家は……ダメだ!男だってバレちゃうかもしれない……)
冬馬「うーん……」
涼「あの……私、冬馬さんの家に行きたいです!!」
冬馬「え……」
涼「や、やっぱりダメですか……?」
冬馬「い、良いけど」
涼「ありがとうございます!わー、楽しみです!」
冬馬(な、何これ……これって……もう……マジで童貞卒業する五秒前だろ……)
- 76:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/26(水) 18:08:19.28 ID:DjQ4wKW60
涼「冬馬さんって1人暮らしなんですね」
冬馬「まあな。ちょ、ちょっと待っててくれ!部屋散らかってるから」
涼「分かりました」
冬馬(フィギュアを隠して……あと雑誌も……)ドタバタ ゴソゴソ
冬馬「……」キョロキョロ
冬馬(……良し!大丈夫だ!!)
冬馬「悪い、待たせた。入ってくれ」
涼「お邪魔します」
冬馬(お、俺の家に初めて女の子がきたあああああああああああああああああ!!)
- 82:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/26(水) 18:14:49.76 ID:DjQ4wKW60
冬馬「切れ目を斜めに入れた方が味が染み込みやすいぞ」
涼「あっ、そうだったんですか……」
冬馬(何これ幸せすぎる……俺は今可愛い女の子と一緒に料理作ってるんだ……)
涼「あっ、冬馬さん。これちょっと味薄くないですか?」
冬馬「ん?……本当だ。おかしいな、俺分量間違えたかな……」ペロッ
涼「えへへっ、冬馬さんでもミスすることあるんですね。ちょっと安心しました」
冬馬「ぇ……ぅ、まあ……な」
冬馬(だって全然集中出来ねえんだよ!!こんなに近いと!!)
- 87:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/26(水) 18:22:38.26 ID:DjQ4wKW60
冬馬「っ……」
涼「血が……出てますね」
冬馬「ああ。ちょっと切っただけだから」
涼「痛そう……」
冬馬(俺ださすぎる……何でこんな失敗を……)
涼「救急箱とかありますか?」
冬馬「そこの棚にあった気が……」
涼(たまには良い所見せないと!カッコイイ男は迅速な行動を!)ガサゴソ
冬馬(おいおい、四つん這いになるなよおおおおおお!!俺の理性をどうしたいんだよおおおお)
涼「あれー……無い……」ガサゴソ
冬馬(神様ありがとう。そして指切った俺GJ)ゴクリ
- 91:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/26(水) 18:30:18.33 ID:DjQ4wKW60
涼「大丈夫ですか?消毒液染みないですか?」
冬馬「ああ、わざわざ悪いな」
涼「いえ、私なんかが少しでもお役に立てて私嬉しいです」
冬馬(健気ええええええええええええええ!!)キュン
涼(冬馬さんに認めてもらった……!)
冬馬「後はこのまま煮込めば完成だな」
涼「はい!ご指導ありがとうございました!」
冬馬「いや、俺が教える所なんかほとんど無かったぜ。お前の方が料理上手だろ」
涼「そ、そんな……全然ダメダメで……」
冬馬(謙虚な所もたまんねえなあ!!おい!)
- 93:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/26(水) 18:37:24.68 ID:DjQ4wKW60
冬馬「いただきます!!」
涼「いただきます」
冬馬「……うめえな……」モグモグ
涼「冬馬さんの作ったドレッシングもすごく美味しいです」モグモグ
冬馬「俺のなんか大した事ねえよ」
涼「大した事ありますよ。あ、ほっぺたにソース飛んでます」
冬馬「うそ」
涼「動かないで下さいね」フキフキ
冬馬「……」ドキドキ
涼(ふふっ、気づかいが出来る男はイケメン……)
冬馬(うひょおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお)
- 96:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/26(水) 18:42:29.32 ID:DjQ4wKW60
涼「お皿洗っておきますね」
冬馬「俺もやるぞ」
涼「傷口に染みちゃいますよ?私に任せて下さい!」
冬馬「……サンキュー」
涼(今日一日で分かった事は冬馬さんは面倒な事も自分から積極的にやってる!)ゴシゴシ
涼(あと人に対する気遣いがすごい!僕も見習わないと!)ゴシゴシ
冬馬(ああ、涼は良い奥さんになれる……子供は何人が良いかな……)
- 100:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/26(水) 18:45:57.98 ID:DjQ4wKW60
冬馬(ふう……一息ついた……ここからが勝負だ……!)
涼「じゃあ今日はお世話になりました!」
冬馬「……へ?」
涼「こんなに遅くまでお邪魔してしまってすみません」
冬馬「い、いや……ちょっと」
涼「本当に今日はありがとうございました。お邪魔しました」
冬馬「う、うん……」
ガチャッ パタン
冬馬「……」
冬馬「NOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOO!!」ゴロゴロ
冬馬「なんだそりゃああああああああああああ」
冬馬「もっと必死に呼びとめればよかったじゃねえかあああああああああああああああ」
- 138:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/26(水) 20:13:11.94 ID:DjQ4wKW60
[From]秋月涼
[Sub]こんばんは
―――――――――――――――――――――
今日は本当にありがとうございました!
とても楽しい1日でした。
後、迷惑かけてばかりですみません……。
今度会う時は今日の分お返しできるように頑張ります!
それではおやすみなさい。
冬馬「うん、楽しかったなら良いんだ……」
冬馬「俺も楽しかったし」
冬馬「……今度会う時……?また会える……?」
冬馬「いよっしゃああああああああああああ!!終わって無い!!」
- 143:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/26(水) 20:17:19.97 ID:DjQ4wKW60
[To]秋月涼
[Sub]お疲れ
―――――――――――――――――――――
俺も楽しかった。
また遊ぼうぜ。おやすみ。
冬馬「ふぅ、こんなもんか」ピッ
冬馬「……」
冬馬「はぁぁ、今度いつ会えるんだ……」
- 147:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/26(水) 20:22:55.82 ID:DjQ4wKW60
冬馬「なぁ」
北斗「ん?」
冬馬「かっこいいって言われてメアド聞かれて」
翔太「うん」
冬馬「メールをやり取りして遊んで」
北斗「うん」
冬馬「そのまま家に来たら、脈ありか?」
翔太「ブッ……ふ、そ、そうなんじゃない……?」プルプル
冬馬「な、何がおかしいんだよ!!」
翔太「だ、だってそんな具体的な例出すとか……冬馬君……あはははは!!」バンバン
冬馬「ばっ、別に俺の事じゃねえよ!!」
北斗「まあ少なくとも好意は抱いてると思うよ」
冬馬「そ、そうか!」
翔太(ただの友達としか見られてない可能性もあるけどねー)
- 150:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/26(水) 20:27:41.07 ID:DjQ4wKW60
愛「ごちそうさまでしたー」
涼「それじゃあ今日は私が全部払うね」
絵理「良いの……?」
涼「うん!任せて!」ドン
愛「わーい!!ありがとうございます!!」
涼「あれ……?足りない……」
- 152:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/26(水) 20:33:16.35 ID:DjQ4wKW60
冬馬(今日こそ……今日こそ……俺は……涼に……)
涼「あ、冬馬さーん!」
冬馬「おっ」
涼「今日は遊園地に行くんですよね」
冬馬「そうだな、何か結構面白いアトラクションがあるって聞いたからな」
涼「そうなんですか。ワクワクします!」
冬馬(はぁぁあああああああああああん!!守りたいこの笑顔!!)
涼(冬馬さんチョイスのアトラクション!どんなのを選ぶんだろう)
- 155:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/26(水) 20:38:51.11 ID:DjQ4wKW60
冬馬「まずはジェットコースターだ!」
涼「い、いきなり絶叫系ですか……」
冬馬「時間が経つと待ち時間が長くなるからな。最初に行っとこうぜ」
涼「そうですね……」
冬馬「どうした?怖いのか?」
涼「い、いえ……そういうわけじゃないんですけど」
冬馬「大丈夫だって、俺が隣にいてやるから」
涼(こういう事をサラッと言えるなんてすごい……僕にはとても……)
冬馬(ああああああああああああ!!しまったあああああ!!今のは流石にキモすぎる!!)
- 160:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/26(水) 20:44:47.55 ID:DjQ4wKW60
冬馬「意外と混んでるな……」
涼「そうですね……」
冬馬「俺ちょっとジュース買ってくる。何が欲しい?」
涼「そ、そんな大丈夫です」
冬馬「じゃあ適当にお前の分も買ってくるから待っててくれ」タタッ
涼「あ……」
冬馬(恋人の顔にいきなりジュースをピタッ!!やってみたかったんだよな!!)
涼(どうしてこんなに優しいんだろ……かっこいい人ってみんなこうなのかな)
- 161:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/26(水) 20:48:29.92 ID:DjQ4wKW60
涼(うーん……遊園地に1人って落ち着かないな……)
チビ「お姉さん1人ー?」
涼「あっ、いえっ……、ちょっと」
チャオ「俺達とちょっと遊ばないかい?」
涼「そ、その……」
チビ「良いじゃん良いじゃん!絶対楽しいから!」
涼「私は……」
チャオ「さあ、俺達と共に楽園へ……」
涼(2人ともサングラスにマスク……怪しすぎるよ……)
- 168:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/26(水) 20:54:29.44 ID:DjQ4wKW60
冬馬「おい!!てめえら何してんだ!?」
涼「あ……」
チビ「あっ、逃げろ!!」
冬馬「待てコラ!!」
涼「だ、大丈夫です。何もされてませんから」
冬馬「チッ、あいつらどっかで見た事あるような……」
涼「そういえば……私もそんな気が……」
冬馬「……悪いな。俺が目を離したばっかりに」
涼「そんなことありません、その……とってもかっこよかったです。来てくれて嬉しかったです」
冬馬「あぇぇ……そ、そうかぁ?」
涼(僕にあんな勇気があったら、絡まれても何とかできたのに……)
冬馬(かっこよかった!!!俺はかっこいいのかああああ!!いえええええい!!)
翔太「はい、もう確定」
北斗「思ったより簡単だったな」
- 172:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/26(水) 21:00:54.64 ID:DjQ4wKW60
ゴオオオオオオ
涼「ああああああああああああああああ!!」
冬馬(俺は悲鳴出したらダメだあああああああああああばばばば)
冬馬「だ、大丈夫か……?」
涼「ひゃ、ひゃい……」フラフラ
冬馬「ほら、さっき買った飲み物」
涼「ありがとうございます……」ゴクゴク
冬馬(……ペットボトルってエロイな。構造を考え付いた人に賞をあげたい!!)
涼「……あの、何か?」
冬馬「な、何でもないです!!」
- 173:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/26(水) 21:05:19.17 ID:DjQ4wKW60
冬馬「さーてお次はお化け屋敷か」
涼「お、お化け屋敷!?」
冬馬「ジェットコースターよりよっぽど楽だと思うぜ?」
涼(お化け本当に苦手なんですけど……)
冬馬「まあどうしても嫌なら無理にとは言わねえけど」
涼「い、行きます!!行かせてください!!」
冬馬「お、おう?すごい気合だな」
涼(そ、そうだ!お化け屋敷なんかにビビってたら逞しい男の子になれない!今日僕は克服する!)
冬馬(お化け屋敷で抱きつかれる!!!これ定番かつ最強!!)
- 175:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/26(水) 21:10:47.82 ID:DjQ4wKW60
ウボアアアアアアアアアアア
冬馬「うおぉ!?」
涼「ヒィッ!?」ビクッ
グアアアアアアアアアアア
冬馬「ほぁ……!!」
涼「あ……ぁあ……」ギュッ
冬馬(手を握ってくれたああああああああああああ)
ヌッ ダラーン
冬馬「うおあああああああ!?」
涼「ぎゃおおおおおおおおおおおん!!」ギュウウウウ
冬馬(だきつきいいいいいえあああああああああああああああああああああああ)
- 180:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/26(水) 21:16:32.84 ID:DjQ4wKW60
冬馬(至福の時間はあっという間に過ぎ去ってしまう。でも涼の感触は忘れない)
涼「みっともないところお見せしてしまって……」
冬馬「結構レベル高かったから仕方ねえって」
涼(はぁ……やっぱり僕はダメダメだぁ……)
冬馬「もうこういうのやめて楽しいアトラクションに行くか」
涼「はい……すみません……」
冬馬(あああああ、デートしてる感が半端じゃねえ!これぞカップルだろ!!!)
- 184:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/26(水) 21:21:09.42 ID:DjQ4wKW60
冬馬(2人でメリーゴーランドにコーヒーカップ……ふふふ)
涼(かっこいい人とああいうアトラクション乗るって複雑な気分だなぁ……)
冬馬「やっぱりラストは観覧車だよな」
涼(最後は観覧車……これが冬馬さんの選択!)
冬馬「丁度今ぐらいの時間が夕焼けで一番綺麗に見えると思うぜ」
涼「そうなんですか、楽しみですね」
冬馬(確か北斗がこんな事言ってた気がする!!)
- 190:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/26(水) 21:27:31.72 ID:DjQ4wKW60
涼「本当に綺麗ですね……町が夕日に染まって……」
冬馬「お、おま、おま……」
涼「?」
冬馬(お前の方が綺麗だ!お前の方が綺麗だ!!)
涼「……」
冬馬(無理!!北斗の野郎、よくこんな台詞平気で喋れるな!!)
涼「……どうかしましたか?」
冬馬「い、いや!綺麗だよな」
涼「はい、この景色が見れるのも冬馬さんのおかげです!」
冬馬「別に俺は……」
涼「こういうの、大切な人と一緒に見れると幸せですよね」
冬馬(……ん!?今のって!?俺が大切な人!?そういうこと!?どうなの!?)
- 194:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/26(水) 21:33:35.85 ID:DjQ4wKW60
涼「今日も自分ばっかり楽しんで……本当私って……」
冬馬「良いんだよ。俺も楽しい!お前も楽しい!それで何か問題があるのか?」
涼「……冬馬さんは本当に優しいですね」
冬馬(……い、今言うんだ……俺……)ドキドキ
涼「あ、あの……」
冬馬「んぁ!?」
涼「その……良ければ!また少しだけ家にお邪魔してもよろしいですか!?」
冬馬(なんだああああああああああああ!?これはあああああああああああ!?)
涼(この前は料理に必死で忘れてたけど今日は冬馬さんがどんな家具を持ってるか覚えて帰らなきゃ)
- 197:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/26(水) 21:38:06.18 ID:DjQ4wKW60
冬馬「……」ドキドキ
涼(冬馬さんずっと車道側歩いてたな……やっぱり気遣いがすごい)
冬馬「お、おう!ついたぜ!」
涼「本当にごめんなさい。すぐに帰りますから」
冬馬「き、気にすんなよ!さあ入ってくれ!」
涼「それでは……お邪魔します」
冬馬(ついに俺は……今日……)
- 199:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/26(水) 21:43:54.68 ID:DjQ4wKW60
涼「お洒落な部屋ですね」
冬馬「そ、そうか!?何も考えてないけどな!」
涼「黒と白の家具で統一されてるのですごくかっこいいです」
冬馬(北斗とか翔太にはボロクソに言われたんだけどなぁ)
涼(物の配置は……ん?)
冬馬「ん?どうした?」
涼「それって……」
冬馬「ああ、これ俺達のライブの映像だ。反省点とか見直すためのな」
涼「……み、見たいです!その映像!」
冬馬「え?別に面白いもんじゃ……」
涼「お願いします!」
冬馬「……まあ、別に良いけどよ」
涼(これで冬馬さん達のステージのかっこよさの秘訣を……!)
- 204:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/26(水) 21:47:50.26 ID:DjQ4wKW60
涼「……」ジー
冬馬(黙りこくってずっと見てる……)
涼「あの……」
冬馬「何だ?」
涼「どうして冬馬さん、こんなにかっこいいんですか?」
冬馬「は……?」
涼「……すいません。急に変な事言っちゃって……」
冬馬「……」
涼「……」
冬馬「……どうして涼はそんなに可愛いんだろうな」
涼「……えっ」
- 207:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/26(水) 21:50:57.00 ID:FaB/E+DWO
これは…
- 208:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/26(水) 21:52:04.03 ID:DjQ4wKW60
涼「そ、それって……?」
冬馬(俺……がんばれ俺!!)
涼「わ、私……」
冬馬(な、何でここまで言ったのに!……言っちまえよ!)
涼「その……あ!すいません!長居しちゃいました!」
冬馬「!」
涼「そろそろ……」
冬馬「……待ってくれ!」ガシッ
涼「!?」
冬馬(……ここで言わねえでいつ言うんだよ!!)
涼「冬馬さん……?」
冬馬「……涼、好きだ!!」
- 210:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/26(水) 21:52:16.09 ID:2HiA+/+v0
ああ……
- 209:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/26(水) 21:52:04.36 ID:oG1bqht10
もう見てられん…
- 222:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/26(水) 21:55:57.93 ID:DjQ4wKW60
涼(え?好き!?僕が!?え!?どういうこと!?何で!?どうして!?)
冬馬「涼が好きだ……!」
涼(そ、そんな僕は男で冬馬さんは男で……そんなありえない……)
冬馬「……お前の気持ちを聞かせてくれ!」
涼(も、もしかして今の僕が女の子だから!?でも僕なんかより可愛い人はいっぱい……)
冬馬「……」
涼「ぁ……ぅ……」
- 229:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/26(水) 21:59:18.90 ID:DjQ4wKW60
冬馬「涼……」ズイッ
涼「ヒッ……」
冬馬「……」
涼「ぁ……あの……僕……」
冬馬「頼む、答えてくれ」
涼「……ご、ごめんなさい!!」
冬馬「ぇ」
涼「さよなら!!」ダダッ
ガチャッ バタンッ
冬馬「……」
冬馬「……」
冬馬「……」フラフラ バタッ
- 236:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/26(水) 22:02:41.33 ID:nEgB4s3W0
oh…
- 237:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/26(水) 22:02:59.02 ID:ipoleDYc0
きついわあ
- 241:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/26(水) 22:04:51.53 ID:DjQ4wKW60
冬馬(あの後涼は俺を避けるようになった)
冬馬(いや、挨拶や共演する時は普通に接してくれる)
冬馬(だけど……明らかに怯えている……もう俺は……)
冬馬「……」
翔太「冬馬君あの日からずっとこの状態って事は……」ヒソヒソ
北斗「まあ、散ったんだろうね……」ヒソヒソ
冬馬「何ヒソヒソ話してるんだ……?」
翔太「い、いや!ただ冬馬君最近暗いなぁって!」
冬馬「俺はいつでも元気100%だぜ……」
北斗「そ、そうか……」
- 246:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/26(水) 22:10:05.60 ID:DjQ4wKW60
冬馬「はぁ……」
北斗「おい!冬馬、涼ちゃんが重大発表するらしいぞ!」
冬馬「は……?」
翔太「何ボケッとしてるの?ほら!早く早く!テレビ見て!」
冬馬「……」
涼『――――――。―――――――』
冬馬「……涼が……男……?」
- 248:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/26(水) 22:11:57.86 ID:Axa5j8WO0
ああ…
- 254:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/26(水) 22:14:25.17 ID:GQ/1myGd0
これは死ねる
- 255:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/26(水) 22:15:46.13 ID:DjQ4wKW60
涼「本当にごめんなさい。僕が冬馬さんの告白を断ったのは……」
冬馬「僕……か」
涼「……あんなにお世話になったのに……僕は……」
冬馬「……」
涼「冬馬さんを傷つけてしまって……」
冬馬「……俺の目が節穴だっただけだ。あんな変装も見分けられなくて何がトップアイドルだ」
涼「何度も……メールをしようとして……でも怖くて……」
冬馬「当たり前だろ。男に告白されたら俺でもビビるぜ」
涼「……僕は……僕は……」グスッ
冬馬「もう良いって言ってるだろ。男の癖にいつまでもウジウジしてんなよ」
- 262:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/26(水) 22:21:12.90 ID:DjQ4wKW60
冬馬「あー、あの時の告白はお前の事友達として好きって意味に変換しといてくれ」
涼「あ……」
冬馬「それなら問題ないだろ?俺も男に告白した過去があるとか嫌だからな」
涼「……」
冬馬「またどっか遊びに行こうぜ!もう遊園地は行かねえけどな」
涼「……はいっ」
- 266:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/26(水) 22:23:08.75 ID:z+HrUyhm0
イケメンすなあ
- 277:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/26(水) 22:27:13.03 ID:DjQ4wKW60
冬馬「まあ、敵としてステージで戦う事になったら容赦しないぜ」
涼「……」
冬馬「同じ男のアイドルとしてお前には絶対負けねえからな」
涼「ぼ、僕も冬馬さんみたいになって……きっと……!」
冬馬「俺を目指してどうすんだよ。頑張っても俺にしかならねえじゃねえか。トップアイドルになんだろ?」
涼「あ……」
冬馬「お前はお前のやり方でトップを目指すんだな。俺は俺のやり方を貫く」
涼「……分かりました。冬馬さんに勝って……そしてトップアイドルに!」
冬馬「良い度胸だ。俺を失望させんなよ」
涼(冬馬さん……ありがとうございます)
- 282:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/26(水) 22:33:10.65 ID:DjQ4wKW60
翔太「冬馬君なんか元気になったね」
北斗「一時は目が死んでたからな……本当に良かったよ」
冬馬「けっ!いつまでもクヨクヨしてられるか!俺は涼だけには負けねえからな!」
翔太「へー、でも涼さんに惚れて……」
冬馬「うっせえええええええええ!もうその事は言うんじゃねえ!!」
―――――――数ヵ月後―――――――――
冬馬「なあ……」
北斗「どうした?また恋の悩みか?」
冬馬「……やっぱおかしいか?」
翔太「だから何が?」
冬馬「男でも……悪くないんじゃねえか?」
終わり☆
-
283:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/26(水) 22:33:47.55 ID:pD3N0ZLk0
-
乙アッー
- 284:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/26(水) 22:34:10.46 ID:2HiA+/+v0
乙乙
面白かったよ
- 290:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/26(水) 22:35:03.07 ID:DsfaSqlZ0
乙かれー!よかったよー
-
299:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/26(水) 22:40:38.66 ID:5ELKGVYY0
-
乙
ついに目覚めてしまったかあまとう
- 301:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/26(水) 22:52:35.04 ID:TznzoWI80
おつかれちゃん
転載元
涼「冬馬さんってかっこいいですね……」 冬馬「へっ!?」
http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1348641979/
涼「冬馬さんってかっこいいですね……」 冬馬「へっ!?」
http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1348641979/
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コメント一覧 (62)
-
- 2012年09月26日 23:38
- 1げt
-
- 2012年09月26日 23:42
- ぎゃおおおん
-
- 2012年09月26日 23:44
- ほろ苦い話かと思ったら最後はホモだったでござる
-
- 2012年09月26日 23:46
- 男の子が男の娘に恋をして何がいけないんですか!?
アメリカでだって同性婚を認めてる州があるんですピヨ!?
-
- 2012年09月26日 23:48
- あのさぁ……
-
- 2012年09月27日 00:02
- うちさぁ……
-
- 2012年09月27日 00:02
- アメフトォ……
-
- 2012年09月27日 00:03
- もっとやれぇ……
-
- 2012年09月27日 00:06
- ┌(┌^o^)┐ホモォ
-
- 2012年09月27日 00:09
- なんてことだ…
-
- 2012年09月27日 00:20
- 冬馬のssはいいな
普通におもろい
-
- 2012年09月27日 00:26
- 終わり方が面白かった、お疲れサマ。
-
- 2012年09月27日 00:28
- 可愛ければ性別とかどうでもいいですよね
-
- 2012年09月27日 00:28
- 鬼ヶ島さん…
-
- 2012年09月27日 00:29
- いくらあまとうが望んだところで涼はノーマルだから(震え声)
-
- 2012年09月27日 00:43
- こじらせてんなぁピピン板橋
でも、このカップォは応援したくなるわ
-
- 2012年09月27日 00:47
- これは涼が悪い
-
- 2012年09月27日 00:50
- ホモとうとはたまげたなぁ…
-
- 2012年09月27日 00:53
- 夢子「ノーカン」
-
- 2012年09月27日 01:00
- なんでや!涼ちんが可愛かったりホモとうがカッコよかったら問題ないやろ!!
-
- 2012年09月27日 01:12
- 冬馬の童貞臭がやぶぁい
-
- 2012年09月27日 01:25
- なんでホモスレになってるんですかね・・・
-
- 2012年09月27日 01:34
- おいおいぃw
春香さんのときはあんだけ噛みついたのに涼チンはくれてやってもいいのかよww
-
- 2012年09月27日 01:37
- ホモアイドルとして売り出せばいいんじゃないですかねぇ
-
- 2012年09月27日 01:38
- ※23
閣下がP以外の誰かとくっ付いてみろ。
ジュピターアンチと閣下信者が手を組むことになるぞwwww
-
- 2012年09月27日 01:45
- ※23
あんとき荒らしてたのは全員NGになったんじゃね
-
- 2012年09月27日 01:57
- ┌(┌^.o^)┐ピヨォ…
-
- 2012年09月27日 02:08
- 武田さんってバイっぽいし武田さんから恋愛アドバイス貰ったらいいんじゃない?(適当)
夢子は帰って、どうぞ
-
- 2012年09月27日 02:20
- (^)(^) ヾヽ よっしゃ!!!
彡 とノ│ ホモSSやんけ!!
/⌒ ⌒ /
(__⌒つ /
ノ /
( ヽ
(´・ω・`)←ノンケ/ 人 )
( ) //, /
`u-u' し' ヽつ
-
- 2012年09月27日 02:31
- もういい、もう休め……っ
-
- 2012年09月27日 02:43
- あまとうさんイケメン過ぎる…
て言うかあまとうが報われるSS読んだことないぞ
P以外の男は幸せになっちゃいかんのか
-
- 2012年09月27日 02:55
- 目覚めよ……!
-
- 2012年09月27日 02:58
- あまとうカワユスなあ
-
- 2012年09月27日 03:02
- 最近あまとうと涼への好感度が半端ない
-
- 2012年09月27日 03:06
- 765プロのホモ担当OTNS事務員は帰って、どうぞ
-
- 2012年09月27日 03:09
- これはぜひ続きが読みたい
-
- 2012年09月27日 03:19
- どうてイケメン…
つうかだいたいホモですね羅刹さん
-
- 2012年09月27日 03:40
- いいゾ~これ
-
- 2012年09月27日 04:17
- ホモSSああ^~いいっすね~
-
- 2012年09月27日 04:56
- 読んでてすごく切なかったわ‥‥‥
-
- 2012年09月27日 05:09
- 事務所の方針とはいえ涼って早い話し、やってることは慎吾ママみたいなもんだよな
-
- 2012年09月27日 05:38
- やっぱジュピター好きだわー
-
- 2012年09月27日 07:30
- 自由に恋を、しよう(提案)
-
- 2012年09月27日 08:08
- 最後が良かった(小学生並み感想)
-
- 2012年09月27日 14:10
- またホモか壊れるなぁ(憤怒)
-
- 2012年09月27日 15:57
- ※29
このAAすき
-
- 2012年09月27日 19:18
- たまにはあまとうが幸せになるssが読みたいです・・・
-
- 2012年09月27日 20:31
- ホモり具合?(乱視)
-
- 2012年09月27日 21:49
- そりゃ女として売り出してるんだから男が食い付いてきてくるのはおかしくないだろうな
-
- 2012年09月27日 23:43
- はじめてジュピター主体のSSで最後まで読んだ
-
- 2012年09月27日 23:48
- やっぱり、羅刹さんはイケメンやでぇ・・・
にしてもここまで恋愛模様を見守りたくなったSSは初めてだ。
※47
恋愛SSでそれを望むのは難しいだろうな。
貴音のやつがあったけど、冬馬→貴音→Pで、失恋ENDだし。
PKジュピターシリーズみたいに男だらけでバカをやっている方が幸せだろう。
-
- 2012年09月28日 01:59
- 胸がグッとなる。これからは弟分みたいに仲良くしてたらいいなぁ。
-
- 2012年09月28日 04:03
- なにこれ凄いむず痒い・・・
-
- 2012年09月28日 10:52
- ああ^~ 切ないホモSSが気が狂う程好きなんじゃあ^~
-
- 2012年09月29日 02:26
- SSからアイマス入ったんだけど、実は俺 最初のうちは涼ちんと真の設定がごっちゃになってて、しばらくの間は『真=男』ってガチで勘違いしてた(笑)
-
- 2012年09月29日 12:11
- 羅刹さん普段大人ぶってんのに子供っぽいのがいいな
-
- 2013年01月08日 12:10
- そらもう涼ちんが悪い
こんなんハルカスでも勝てないわ
-
- 2013年01月27日 21:25
- 涼ちん覚醒エンドは彼女つきだから冬馬くんキツいなこれ…
武田さんせめてジュピターに曲かいてやってくれ
-
- 2013年03月13日 22:22
- だって、あの状況でもう一回部屋行って良い?だもんな…
とはいえ二回目はまだアレだが、不憫だよなぁw
-
- 2013年05月07日 00:11
- チビとチャオは何がしたかったんだよw
-
- 2013年10月27日 23:03
- これは涼が悪いwww
チャオだったら抱いてから気づくレベル
-
- 2015年09月18日 21:56
- 昔の漁っててこのSS見つけたけど、今じゃこの二人同じ事務所なんだよなあ