P「もう会社辞めたい……」
- 1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/11(日) 21:29:38.96 ID:hCI6Vxo00
それは、定例ライブの打ち上げの席でのこと。
その日は、大人が4人……私とプロデューサーさん、それに音無さんと社長で
一つのテーブルに座って、お酒を飲みながら色々なお話をしていたんです。
でも、社長は途中から春香ちゃんたちに呼び出されてお酌をされていたので
実質このテーブルには三人しかいない状態でした。
さらに、音無さんはほろ酔い気分でどこか遠いところを見ているし、
プロデューサーさんは飲み過ぎて気分が悪いのか、テーブルに突っ伏していました。
だから……この時のプロデューサーさんの言葉をハッキリ聞いていたのは、私だけだったんです。
P「もう会社辞めたい……」
って。
- 4:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/11(日) 21:34:09.57 ID:KshkrWwa0
ほほう……
⇒アイドルと病- 5:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/11(日) 21:35:48.11 ID:hCI6Vxo00
あずさ「え……プロデューサーさん?」
P「zzz......」
プロデューサーさん、寝てしまいました……
ど、どうしましょう。プロデューサーさんがそんなことを言うなんて……
あずさ「あの、音無さん」
小鳥「結婚したいよぉ……ずっと独身なんてやだぁ……」
……音無さんは酔って、さっきのを聞いてなかったみたい。
困ったわ……社長もあっちにいるし。じゃあ、これを聞いたのは私だけ?
- 8:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/11(日) 21:44:48.21 ID:hCI6Vxo00
結局プロデューサーさんは起きないまま、打ち上げは終わってしまいました。
さっきの言葉が本心か、確かめたかったんですけど……
その後、プロデューサーさんと音無さんは自力で帰れそうにない状態だったので
プロデューサーさんは社長、音無さんは私が付き添って送って行くことになりました。
付き添いと言っても道中はタクシーなので、吐いたりしない限りあまり大変ではないんですけど。
小鳥「ひっく。あずささぁん」
あずさ「なんですか~?」
小鳥「私より先に結婚しないでくださいねぇぇ」
あずさ「あ、あはは……ぜ、善処します~」
小鳥「運命の人でしたっけぇ……そんなの簡単に見つかりませんよぅ」
……私は、プロデューサーさんが運命の人だと思ってる。
だからプロデューサーさんが辞めるのは、絶対にイヤ……
- 11:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/11(日) 21:49:53.36 ID:hCI6Vxo00
翌日の朝。
私は事務所に着くなり、プロデューサーさんの席に向かいました。
あずさ「おはようございます、プロデューサーさん」
P「おはようござッ……!」
あずさ「?」
P「あたた……す、すみません、頭痛がひどくて。二日酔いなんです……」
あずさ「あらあら~」
確かに、昨日は相当飲んでて……あんなに飲んだプロデューサーさんは初めて見たと思う。
あの言葉といい、もしかしてストレスが溜まってるのかしら……
- 13:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/11(日) 21:56:27.08 ID:hCI6Vxo00
あずさ「最近、溜まってるんですか~?」
P「へ……」
あずさ「溜め込むのはよくないと思います~。定期的に発散しておかないと、イライラしちゃいますから」
P「……だ、大丈夫です。俺は2、3日に1回は発散してますから」
あずさ「本当ですか~?」
P「ほ、本当ですって。なんで朝からこんな話を……」
あずさ「それならいいんですけど。溜め込み過ぎたら私もお手伝いしますから、いつでも言ってください~」
P「!?」
……どうしてプロデューサーさん、そんなに驚いているのかしら。
ストレス発散のお買い物やカラオケならいつでもお付き合いします、って言っただけなのに。
- 15:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/11(日) 22:02:42.88 ID:hCI6Vxo00
あずさ「それで、話は変わるのですけど」
P「あ……はい」
あずさ「プロデューサーさん……会社辞めよう、とか考えてません?」
P「いっ!?」
途端に目を丸くして驚くプロデューサーさん。
もう、分かりやすい人……じゃあやっぱり、あれは聞き間違いとかじゃなかったのね。
P「……誰にも話してないのに、よく分かりましたね」
あずさ「昨日、プロデューサーさんがご自分で言ったんですよ~?」
P「えっ……なにそれ、全然覚えてませんけど」
あずさ「だと思います~。それより、どうしてですか? もしかして私たちが至らないばかりに」
P「い、いえ! そうではないんです。ただ、理想と現実の狭間で揺れ動いているというか……」
- 20:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/11(日) 22:10:06.12 ID:hCI6Vxo00
P「俺は、社長の誘いがきっかけで765プロに就職しました」
あずさ「その話、音無さんから聞いたことがあります」
P「まあ自分で言うのも何ですけど、今ではこの仕事も板についてきたと思います。Aランクアイドルも何人か輩出しましたし」
あずさ「素晴らしいことじゃないですか~」
P「……でも、足りないんです。全然」
あずさ「えっと……何がです?」
P「お金ですよ。お金」
お金……? プロデューサーさんくらい活躍していれば、
お金くらい有り余っていると思っていたのだけど、違うのかしら。
- 26:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/11(日) 22:28:48.81 ID:hCI6Vxo00
あずさ「プロデューサーさん、お給料たくさん貰ってるのでは……」
P「……765プロって、どれくらい儲かってるか知ってます?」
あずさ「え……いえ~、社長も律子さんも私たちアイドルにはそういう話をされませんから」
P「でしょうね。なんと年間の純利益、たったの1億です」
あずさ「……それって少ないのでしょうか。私には多いように思えるのですけど」
P「そう思いますか? ではちょっと計算してみましょう」
P「このうち半分は資本金に当てないと事務所の修繕・改装もできません。でも5千万は残ります」
P「更に、去年Aランクに上がったアイドルは給料が上がります。年100万程度ですね」
あずさ「去年上がったのは、春香ちゃんと真ちゃんですね~」
P「ということで200万引いて、残り300万です。ここに新しくコネを作るための交際費が入ります」
P「ランクアップしたアイドル2人に新しい仕事をくれと頼みこむのに、各々100万はかかります」
P「残りは100万です。でもこれは交通費や事務用品で無くなってしまうので……」
あずさ「……もしかして、プロデューサーさんはほとんどお給料が」
P「上がりません。というわけで、俺の家計はかなり厳しい状態です……」
- 27:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/11(日) 22:29:49.85 ID:yqdnJtYW0
決算どうなってるの
- 28:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/11(日) 22:30:20.72 ID:zWZ44PzN0
それは純利益じゃねええ
- 30:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/11(日) 22:32:18.79 ID:VvysJwcdO
ついでに4500万が使途不明
- 31:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/11(日) 22:34:21.10 ID:dkmSoGcV0
横領しすぎワロタ
- 39:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/11(日) 22:37:13.96 ID:beXiZmpP0
落ち着けこのPは二日酔いだ
- 43:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/11(日) 22:38:41.39 ID:hCI6Vxo00
あずさ「それって、もしかして横領してるのでは……」
P「かもしれないですね」
あずさ「そんな……社長には仰ったんですか?」
P「言ってクビになったり765プロが無くなったりしたら、俺も食い扶持が……」
あずさ「……聞いたらいけないのかもしれませんけど。お給料、おいくらなんですか……?」
P「入社時は年収250万、今は300万です。でも所得税、住民税、厚生年金、保険料で引かれるので手取りは250万程度ですね」
P「そこに営業の交際費が入るので、実質ほとんど貯金できてなくて……」
あずさ「……結婚とか、どうされるんですか?」
P「ほんと、どうしましょう。まあそんなわけで、辞めたくても辞められないジレンマに陥ってるわけです」
- 48:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/11(日) 22:47:35.84 ID:hCI6Vxo00
P「あ、この話は他言無用でお願いします。律子すら知らないんですから」
あずさ「わ、分かってます~」
こんな話、他のアイドルにはできないわ。
特に美希ちゃんなんてプロデューサーさんが不遇の目に遭っていると知ったら、社長に直訴しかねないもの……
P「はぁ……予定だと、あと2年くらいでいい人見つけて結婚するつもりだったのに」
あずさ「……お相手はいるんですか~?」
P「全然いませんけど……」
あずさ「で、では~。こういうのはどうでしょうか~」
あずさ「お金持ちのAランクアイドルと結婚して、養ってもらう……とか」
- 53:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/11(日) 22:55:50.40 ID:hCI6Vxo00
わ、私ったら何言ってるのかしら。
そんなの、プロデューサーさんのプライドが許さないに決まってるのに……
P「いいですね、それ」
あずさ「えっ?」
P「正直、上がる見込みも無いですし……結婚して養ってもらいながら新しい職を探すのもいいかなと」
あずさ「そ、そうですよ~! それに、Aランクアイドルならたくさんいるじゃないですか~」
P「Aランク……えーと」
あずさ「美希ちゃん、春香ちゃん、真ちゃんと、竜宮小町の3人です~」
P「俺に好意を持ってる子なんていないじゃないですか……」
あずさ「……それ、本気で仰ってるんですか?」
P「はい。俺みたいな甲斐性なしと結婚してくれる子なんているのかなって」
あずさ「………………」
- 62:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/11(日) 23:04:12.10 ID:hCI6Vxo00
あずさ「みんな、プロデューサーさんのことが好きだと思いますよ~」
P「恋愛対象としては見てませんよ。だって、俺の認識では……」
P「美希は懐いてくれてるけど、あれは年上の男性への憧れとかであって、好きのベクトルが違います」
P「春香と真はよく絡んでくるけど、ただ話し相手が欲しいだけでしょうね」
P「伊織は言うまでもなく、いつもつっけんどんで俺のことが嫌いみたいだし」
P「亜美は、そもそも恋愛が何かを分かってないような気がします」
あずさ「……そうですか」
呆れた。知ってたけど、この人すごく鈍感。
伊織ちゃんなんて普段の行動を見ていれば、むしろ分かりやすいと思うけれど。
- 66:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/11(日) 23:13:33.48 ID:hCI6Vxo00
あずさ「……ちなみに、私はどうなんでしょう」
P「え……本人を前にして言うのは、ちょっと」
あずさ「ど、どういう意味ですか~?」
私が前にいると言えないって……
嫌ってるとか嫌われてるとか、そういうこと……?
P「悪い意味じゃなくて、なんか恥ずかしいなって」
あずさ「な……なぁんだ、びっくりしました~。それじゃあ、言ってください」
P「えぇ? ま、まあそれは次の機会ということで」
あずさ「今ですっ。今言ってくれないと、さっきの話をみんなに広めちゃいます~」
P「そ、それシャレになってないです!」
あずさ「では、今お願いします~」
P「マジですか……」
あずさ「マジですっ」
- 76:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/11(日) 23:23:26.67 ID:hCI6Vxo00
プロデューサーさんの想いを聞く、いい機会だもの。
もしかしたら、一歩前に進むチャンスかもしれないわ。
P「……あずささんはさっきみたいに、よく俺のことを気遣ってくれますよね」
P「同じ大人で目線の高さが似ているからか、俺が自分で分かってないところにも気付いてくれる」
P「それが誰にでも向けられるものかっていうと、どうにも俺だけ……のような気がしてて」
P「飲み会とかでも、よく隣に座ってくれるし……」
P「……た、たぶん、他のアイドルよりは……可能性がある、というか……」
P「す、すみません! たぶん俺の勝手な自惚れです!」
……大変。
とても……顔が熱い。
たぶん、真っ赤になってる。
気遣ってるとか、隣に座ってるとか。
私、さりげなくやってるつもりだったのに……!
- 84:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/11(日) 23:34:34.74 ID:hCI6Vxo00
本当は、好きだって言いたい。
でも、ダメ……逆にプロデューサーさんが私をどう思ってるかは、まだ分からないし。
それにここで言ってしまったら、私はプロデューサーさんを束縛することになる……
あずさ「え、ええと~」
P「はい!?」
あずさ「その……だいたい、合ってると思います~」
P「え……」
あずさ「だから……プロデューサーさんのこと、ちょっといいなって思ってます」
P「………………」
あずさ「もう、何度も言わせないでください~……」
P「ごっ、ごめんなさい」
……うん。今はこれくらいでいいわよね。
後々プロデューサーさんが他の女の子を好きになったとしても、
私のことは『少しいい人だと思われてた』程度に思ってくれるはず。
それなら、後腐れなく他の女の子を見ることができるもの……そんなの、本当はイヤだけど……
- 89:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/11(日) 23:44:19.46 ID:hCI6Vxo00
あずさ「……でも、フェアじゃないです」
P「フェアじゃないって……」
あずさ「私は自分の気持ちを言ったんですから、プロデューサーさんの気持ちも聞きたいです~」
P「そ、それは本当に勘弁してください!」
あずさ「……じゃあ、10段階です。結婚したいくらい好きなら10、知り合い程度なら5、顔も見たくないなら1ですっ」
P「え、ええ!?」
あずさ「プロデューサーさんっ」
P「わ、分かりました! それならきゅ……な、7くらいです」
あずさ「えっ……」
P「……どうしました?」
あずさ「いえ……そう、ですか」
……思ったより低いんだ、私。
さっきのプロデューサーさんの反応からすると、もうちょっと好かれていると思っていたのに。
プロデューサーさんは自分が自惚れてたって言ったけど……自惚れていたのは私の方。
こんなのじゃ、結婚どころかお付き合いもできないわよね……
- 98:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/11(日) 23:50:25.24 ID:hCI6Vxo00
あずさ「はぁ……」
P「あ、あずささん」
あずさ「……そろそろ、お仕事に行ってきます……」
P「え……テンション凄く下がってますけど、大丈夫ですか?」
あずさ「大丈夫です……では、支度がありますから」
P「あっ……どうしたんだ、あずささん。急に落ち込んで……」
――――――――
――――
――
- 105:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/12(月) 00:00:16.07 ID:G4NlnwSj0
昼頃――
小鳥「プロデューサーさん、一緒にご飯食べませんか?」
P「いいですけど、俺今日は菓子パンですよ」
小鳥「私もですよ。机だと汚れちゃうので、そっちのテーブルにしましょう」
P「オッケーです。よっこいしょっと……」
小鳥「もう、おじさん臭いですよ?」
P「四捨五入すればまだ20代です。そういう音無さんは四捨五入すると」
小鳥「ところでちょっと聞きたいことがあるんです」
P「うわぁ、自分で振っといて露骨に話題を変えましたね……何ですか?」
小鳥「実は……朝のあずささんとのお話をこっそり聞いてたんですけど」
P「……経理の話ですか。しまったな……音無さんは知ってるから大丈夫ですけど」
小鳥「いえ、お二人の関係についての方です」
P「ぶほぉっ!」
小鳥「きゃっ! ちょっと、焼きそばパン吐き出さないでください!」
P「げほっ、げほっ……そ、そっちですか!?」
- 109:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/12(月) 00:08:03.59 ID:G4NlnwSj0
小鳥「あの時、9って言いかけませんでした? あずささんは気付いてませんでしたけど」
P「……あそこで9とか答えたら、軽い男に見えるじゃないですか」
小鳥「うふふ。あずささんのこと、好きなんですね」
P「そうですよ。プロデューサーがアイドルを好きになっちゃ駄目ですか?」
小鳥「わっ……開き直ってますね!」
P「本人を前にすると全然言えないんですけどね……」
小鳥「……私は応援します。世間にどう言われようと、二人には幸せになって欲しいです」
P「その前に、あずささんにもっと好かれる努力をしないと。今の『ちょっといい人』程度じゃ……」
小鳥(10段階評価を求める時点で好きって言ってるようなものなんだけど……そこは自分で気付いて欲しいなぁ)
- 121:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/12(月) 00:16:21.01 ID:G4NlnwSj0
小鳥「あの評価は、相対的に見ないとあまり意味がないですよね」
P「相対的……?」
小鳥「あの子は5だけど私は6。女の子は、どれくらい好かれてるかハッキリさせたいものなんです」
P「はあ、そうなんですか……」
小鳥「例えば、春香ちゃんや美希ちゃん、千早ちゃんはいくつなんですか?」
P「え……なんとも思ってないので、5くらいですけど」
小鳥「それをさっき言えば良かったんです。あずささんは7でちょっと好きくらいだけど、アドバンテージはあるよって」
P「そんな気の利いたことできるわけないじゃないですか!」
小鳥「でしょうね。これだからプロデューサーさんは」
P「……今、あなたの評価が3になりました」
小鳥「さ、さん!?」
- 149:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/12(月) 01:11:10.71 ID:G4NlnwSj0
【3時間後 とあるスタジオ】
あずさ「はぁ……今日の写真撮影のお仕事、失敗しちゃったわ……」
律子「表情、固かったですからね。今日は朝から調子悪かったみたいですけど……何かあったんですか?」
やっぱり私、朝のこと完全に引きずってる。
プロデューサーさんは7って言ってたけど、あれも私に気を使って言ってくれたのかも……
亜美「律っちゃん! せっかく遠出してきたんだし、亜美、買い物してから帰りたいYO!」
伊織「あら、奇遇ね。私も同じこと考えてたわ」
律子「私はこのまま別の営業に行くから……今日は現地解散ね。あずささんもそれでいいですか?」
あずさ「あ、はい……でも私、一人で帰れるでしょうか」
律子「ここから最寄り駅までは送ります。そこからは電車の乗り継ぎだけだから大丈夫だと思いますけど……」
- 157:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/12(月) 01:22:56.99 ID:G4NlnwSj0
みんなに駅まで送ってもらった後、私は発車寸前の電車に乗り込んだ。
まだ帰宅ラッシュの時間には早いのか、全体的に空いているようだった。
『次は~、大手町、大手町~』
……このままもやもやしたものを抱えてたら、いつまでも仕事に集中できないような気がする。
なんとかしないと……
『次は~、渋谷、渋谷~』
何か、自分から行動を起こさないとダメなのかしら。私っていつも受身だし。
さっきだってそうだった。プロデューサーさんの気持ちを確認してからじゃないと好きだって言う自信もない。
『次は~、中央林間、中央林間~。終点です』
でも、私にそんな度胸は……
車掌「お客さん、終点ですよ」
あずさ「あ、はい……え? ここ、どこ……?」
- 162:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/12(月) 01:32:35.86 ID:G4NlnwSj0
いつものことだけれど、どうして私は全然知らない場所に来てしまうのかしら。
三回乗り換えれば事務所の最寄り駅に着くはずだったのに……
とりあえず、事務所に電話をかけてみましょう。
もしかしたらここ、意外と事務所に近い駅なのかもしれないし。
あずさ「……あ、もしもし。あずさです~」
小鳥『音無です。お疲れ様です』
あずさ「あの~、実は、また迷ってしまって」
小鳥『……ええと。最寄り駅とか分かります?』
あずさ「ちょうど今、中央林間という駅にいます~」
小鳥『ふう……良かった、まだ神奈川だったんですね。この間は確か名古屋でしたから』
あずさ「はい、その節はご迷惑を……」
- 165:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/12(月) 01:41:33.40 ID:G4NlnwSj0
あずさ「それで……音無さん、迎えに来ていただけないでしょうか~」
小鳥『私ですか? プロデューサーさんならここにいますよ?』
あずさ「……プロデューサーさんは、ちょっと」
たぶん私、プロデューサーさんを前にしてもつらくて笑顔でいられない。
そんな情けない顔、好きな人に見られたくないもの……
小鳥『……そういうことですか。プロデューサーさん。中央林間まであずささんを迎えに行ってください』
あずさ「えっ!?」
小鳥『あずささん。気持ちは分かりますけど、逃げてても解決しないと思います』
あずさ「音無さん……」
小鳥『3の私が、7のあずささんに言っても保証にならないかもしれませんけど。逃げなければ、絶対うまくいきますから』
- 170:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/12(月) 01:48:19.28 ID:G4NlnwSj0
2時間ほど待っていると、プロデューサーさんが迎えに来てくれました。
律子さんがいない時は、よくこうやって迎えに来てもらってたんですよね……
P「お待たせしました。こういうのも久しぶりですね」
あずさ「……ありがとうございます」
P「あずささん……もしかして、まだ落ち込んでるんですか?」
あずさ「………………」
P「ううん……よし、決めた」
あずさ「?」
P「あずささん。今から俺と、デートに行きましょう」
あずさ「…………え」
P「ちょっと好きな者同士、行ったって不思議じゃないですよね。デートくらい」
あずさ「え……ええぇぇぇっ!?」
- 174:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/12(月) 01:59:28.29 ID:G4NlnwSj0
数字の評価じゃなくて、ちゃんと『ちょっと好き』って言ってくれたのが嬉しくて。
その日のデートは年甲斐もなく、はしゃいでしまいました。
P「『ぬ~ぼ~』って今売ってないんですよね。美味しかったのに」
あずさ「私も小さい頃に食べてました。あのチョコレートと食感がいいんです~」
P「分かってくれます? 美希や亜美に聞いたら知らないって言うんですよ」
あずさ「まだ中学生ですから、世代が違うのかもしれませんね~」
P「そっか……地域振興券とかも知らないんだろうなあ」
なんて、普段他のアイドルの子達とはできないような話もしてみたり。
いつも以上に話が弾んで……気がついたら、プロデューサーさんと腕を組んじゃってました。
プロデューサーさんは恥ずかしそうにそっぽを向いてるけど……
デートだって言ったのはプロデューサーさんですから。離してあげませんよ?
- 181:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/12(月) 02:14:35.43 ID:G4NlnwSj0
それから2時間ほどデートして夕食を摂った後、事務所に戻ってきました。
名残り惜しいですけど、楽しかった時間も終わり……組んでいた腕も離してしまいました。
P「ただいまー」
あずさ「ただいまです~」
小鳥「おかえりなさい。遅かったですね」
P「ええ、ちょっと……」
小鳥「うふふ」
……音無さんは、たぶん気付いてるんですよね。私たちがデートしてきたって。
でも、音無さんのお陰だからすごく感謝してます。
小鳥「あずささん、良かったですね」
あずさ「はい……ありがとうございます、音無さん」
小鳥「いえいえ、お安い御用です」
P「本当ですよ、あずささんが元気になって良かった」
『良かった』って、プロデューサーさんとデートしたって意味の方が大きいんだけど……
プロデューサーさん鈍感だから、気付いてくれなさそう。もう……
- 187:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/12(月) 02:29:06.23 ID:G4NlnwSj0
あずさ「プロデューサーさんも、今日は本当にありがとうございました~」
P「こちらこそ。また一緒にどこか行きましょうか」
あずさ「それはもう、喜んで。でもプロデューサーさん、私なんかでいいんですか~?」
P「……さっき俺『ちょっと好き』って言いましたよね」
あずさ「は……はい……」
P「でも俺は小心者なんで、デートに誘うにしても『かなり好き』くらいじゃないと誘いませんから……」
あずさ「えっ……」
そ、それってもしかして……プロデューサーさん、私が好きってこと?
うそ……私が、勝手に勘違いしてるだけじゃ……
P「……その辺の話は、今度改めて」
あずさ「は、はいっ! お、お待ちしてます……!」
小鳥「………………」
小鳥(応援したい……応援したいけど、二人を見ていると抑えきれない怒りと焦りが……)
- 198:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/12(月) 02:40:46.32 ID:G4NlnwSj0
その日の夜。
今日の私の用事が済んだので、プロデューサーさんと音無さんに挨拶して帰ろうと思ったら。
P「zzz....」
あずさ「プロデューサーさん。ソファで寝たら風邪を……」
小鳥「あっ、寝かせてあげてください。最近徹夜が多いみたいで……さっきも無理言って迎えに行ってもらいましたし」
それって、私が道に迷ったから……いえ、私を元気づけるためにわざわざ?
プロデューサーさん。そんな状態で私のために何時間も……
あずさ「もう。そんなの、少しも言ってなかったじゃないですか~」
小鳥「男の人はカッコつけたがりなんですよ。それじゃ私も、そろそろ帰りますね」
あずさ「え……プロデューサーさんを起こさないんですか?」
小鳥「その大任はあずささんにお任せしますから。お先に失礼します」
- 204:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/12(月) 02:48:51.53 ID:G4NlnwSj0
P「zzz....」
あずさ「プロデューサーさん」
P「zzz....」
あずさ「……ちゃんと、寝ておられますか~?」
深い眠りに落ちてるのは明らかだけど。
それでも今からすることを考えたら、確認せずにはいられなくて。
あずさ「……プロデューサーさん。こんな状態で卑怯かもしれませんけど」
あずさ「私も……プロデューサーさんが、大好きです……」
そっと……プロデューサーさんの唇に、自分のそれを重ねました。
頭の中では、後日のプロデューサーさんの告白にどう答えようかとか、
友人の友美に報告しようとか、そんなことが渦巻いていて……
- 214:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/12(月) 02:58:45.08 ID:G4NlnwSj0
公然とこういうコトができる関係になったら、私はたぶんプロデューサーさんと結婚する。
新しいお仕事が見つかるまでの間は私が養うと思うけど……運命の人だもの。きっと、なんとかなる。
……そのまま働かずに私が一生養うっていうのは、ちょっと困るけど……
P「………………」
あずさ「も、もう一回しちゃおうかしら~……」
P「………………」
あずさ「んっ……」
P「…………っ」
もう一度……今度は長めのキスをした。
プロデューサーさんの唇は、一度目のキスで少し湿っていた。
あずさ「うふふ。プロデューサーさんったら、全然起きないんだから」
P「………………」
- 220:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/12(月) 03:12:12.82 ID:G4NlnwSj0
それから、あっという間に一年が経過しました。
あの日実はプロデューサーさんが途中から起きていて
そのまま事務所で一線を越えるなんて無茶をやったけれど、今ではそんなスリルを味わうこともありません。
なぜなら、プロデューサーさんがプロデューサーを辞めてしまったから。
もう彼が事務所に姿を現すことは無いと思います。その彼が、いま何をしているかと言うと……
小鳥「結婚はさすがにできませんけど、こっそり同棲くらいならできるんじゃないですか?」
という鶴の一声ならぬヒヨコの一声で、私とプロデューサーさんは今、同棲してたりします。
私がアイドルとして働く一方で、プロデューサーさんは毎日求人情報を漁っては面接に出かけてるみたいです。
P「ただいまー」
あずさ「おかえりなさい~。ご飯にします? お風呂にします? それとも……」
なんて、昔流行ったようなやり取りもしてみたり。
その話を音無さんにしたら、割と本気で怒られてびっくりしました。何が琴線に触れたのかしら……
- 226:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/12(月) 03:22:24.41 ID:G4NlnwSj0
音無さんに怒られた日……その夕食時だったと思います。
P「そういえば今日、2社から連絡が来てさ。両方、面接合格だって」
あずさ「あらあら、おめでとうございます~。どこの会社なんですか?」
P「876プロと961プロ」
あずさ「え……えぇっ!? もしかして……」
P「うん。給料の増加が見込めるなら、やっぱり俺はプロデューサーがやりたいなって」
あずさ「……そうですか。働きすぎないように注意してくれれば、あなたはそれが一番似合ってると思います~」
P「ありがとう」
あずさ「それで……実は、私もおめでたい報告があるんです~」
P「え、何?」
うふふ。この人、どんな顔するかしら。
よくやったって喜んでくれるか、早過ぎるって焦っちゃうか……
何にしても、お仕事も決まったんだし……がんばってくださいね、お父さん!
終わり。
- 229:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/12(月) 03:25:18.93 ID:traGQCtdO
乙!
おもしろかった
- 233:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/12(月) 03:30:21.48 ID:Jcnj7AbK0
乙
珍しいあずささんメインの話が読めて良かった
- 235:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/12(月) 03:32:06.91 ID:bKtaDHzH0
乙乙
幸せそうなあずささんが見れて満足じゃ
- 236:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/12(月) 03:36:24.45 ID:YzUIyrdn0
大層乙であった
- 242:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/12(月) 05:57:48.98 ID:/ybUvzA+O
乙
あずささんは天使やで
- 245:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/12(月) 07:48:04.60 ID:OwS2mniR0
よかったおつ
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コメント一覧 (56)
-
- 2012年03月12日 18:37
- 素晴らしい!股ぐらがいきり立つ!
-
- 2012年03月12日 18:54
- 小鳥さんはまさにキューピッドですね
けどわた小鳥さんと結婚すれば万事解決でしたね
-
- 2012年03月12日 18:58
- あずささんメインとかまじでこれが初めてじゃないの
-
- 2012年03月12日 19:09
- スレでも突っ込まれてるけど
簿記の初歩レベルの知識すら無いなら
無理して書かなくてもいいのに
経常利益から法人税とか諸々引いたらPの給与無くなるやん
-
- 2012年03月12日 19:16
- まあ、無知な人にそれらしいこと言って同情させるためと脳内補完
-
- 2012年03月12日 19:51
- 3ちゃんはあずさ叩きの祭りになるんだろうな。
-
- 2012年03月12日 19:58
-
あずささんも可愛いけど小鳥さんも可愛いなぁ
でも横領って基本的に事務員がくぁwせdrftgyふじこlp
-
- 2012年03月12日 20:11
- つーか横領だの細かい出費の下りいらなくね?
-
- 2012年03月12日 20:43
- 結局、事務所でHした後プロデューサーから無職にジョブチェンジしただけじゃねえか
-
- 2012年03月12日 21:05
- 年商と純利益を混同している時点で壊滅的
資本金の使い方も間違っているしそれ以降の内容も1から10まで間違っている
-
- 2012年03月12日 21:22
- 書いた人働いたことないだろこれ
-
- 2012年03月12日 21:30
- 4500万円の使途不明金www
それが許されるなら誰が経理やっても横領するわwww
-
- 2012年03月12日 21:32
- せっかくのあずささんメインなのに色々と残念だな
-
- 2012年03月12日 21:33
- シチュエーションだけはいいんだが、壊滅的に一般常識が欠けてるなこの>>1
わからないなら濁しとけよ
普通に給料少ないでいいだろうが
-
- 2012年03月12日 21:36
- 落ち着けこのPは二日酔いだ!
ってたぶんこのレスした人もネタじゃないなら二日酔いわかってないなww
-
- 2012年03月12日 21:47
- 何で社長に酌する側の春香が社長を呼びつけてんだよw
-
- 2012年03月12日 21:49
- 突っ込みどころ多いけどまあいい話なんでないのww
-
- 2012年03月12日 21:57
- あずささんの10段階、実質5以上しか選べないじゃないですか。やだー
-
- 2012年03月13日 00:00
- 私の息子も喜んでいます!
私は破廉恥な男かもしれん…
-
- 2012年03月13日 00:35
- Pが会社辞めたいっていう設定が上手く活かせなかったな
-
- 2012年03月13日 01:20
- 叩いてる奴にはもうなにも言うまい
設定(笑)とか
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- 2012年03月13日 01:38
- 序盤はギャグだと思って流してたのに
お前らのマジレスの嵐にワロタ
普通に面白かったよ
-
- 2012年03月13日 01:44
- 作者の頭が悪いとそれだけで読む気なくすよね
-
- 2012年03月13日 03:32
- あずささんが良かったから他はどうでもいいよ
-
- 2012年03月13日 04:43
- 俺、ドルオタがアイドルのスキャンダルとか彼氏とのプリクラ流出するとなぜ発狂するのかずっと疑問だったんだけど
今謎が解けた
アイマスにエロというか事後は一切いらない
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- 2012年03月13日 12:35
- アイドルと出来婚したプロデューサーって他事務所への印象最悪だろ……
-
- 2012年03月13日 13:08
- 細かいこたぁいいんだよ!な感じで読んでた俺は何も感じなかった
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- 2012年03月13日 13:08
- 細かいこたぁいいんだよ!な感じで読んでた俺は何も感じなかった
-
- 2012年03月13日 17:56
- あずささんって北乃きいや、南明奈とかと同世代になるんだよか? そう考えるとかなり若いな
-
- 2012年07月12日 11:49
- 純利益の下りで切った
分からないならせめて調べるだろjk……
-
- 2012年07月18日 16:09
- 細かいなあ
それっぽい経理内容に脳内変換してスルーすればいいのに
-
- 2012年08月12日 09:26
- ピヨさんは私が頂けばいいのか
-
- 2012年09月06日 17:40
- ぬーぼー、自分も好きだったわ
-
- 2012年10月03日 16:49
- 原作やってないから、あずささんイメージするとどうしてもむつみさんっぽく脳内再生される。画風も。
-
- 2012年10月30日 00:50
- いいあずささんでした
-
- 2012年11月25日 13:33
- アイマスのPて人を売り出すことにかけて天才的な人が多いから再就職も一年もかからなそうな気がしなくもない
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- 2012年12月19日 14:20
- なんかこう大筋はいいのになんでも分かった気になってる新入社員みたいなPのキャラで損してるような…いい話なんだけどね
-
- 2013年02月28日 14:23
- >4500万円の使途不明金www
この会社の経理は誰がやってるんだと不審になったわw
事務はピヨちゃん…あっ(お察し)
-
- 2013年03月30日 12:16
- 細かいことは気にしない方がいいですよ!!
わた春香さんが出てこないのはおかしいですよ!
-
- 2013年05月21日 11:45
- 経理関係ってピヨちゃんがやってるんじゃないのかね…
-
- 2013年05月26日 15:37
- 素晴らしい!
-
- 2013年07月28日 13:56
- 設定は気にならないけどPの性格が気持ち悪かった
プライド無いしアドバイスくれた人に3評価下すし
正直このPじゃアイドルたちに好かれたりしないと思う
真っ当な(暴走するPがウリのギャグ系除く)SSなら多少なりともイケメン要素を持ったPが見れるのに
なんつーか自己中なガキそのままっていうか…おそらく作者が無自覚に自分の性格を投影した結果なんだろうな
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- 2013年10月11日 10:30
- 各キャラの性格も設定ですから
-
- 2013年10月23日 23:59
- 実は4500万の出費は迷子のあずささんを迎えに行くのにかかる費用だったりして…
とアホらしいことを考えてみたり
-
- 2014年09月15日 03:36
- キモ豚ドルオタに媚売って金巻き上げてる奴らが子供作るとか糞以下ですやん
Pも糞だし、寝込み襲ってキスとか気持ちわるい発想してわ作者
題材はいいのにこいつが書くことでゴミ屑になるね
-
- 2014年10月12日 03:38
- ※この世界の765プロ所属アイドルはギャラ格安の文化人枠で仕事をしています
-
- 2014年10月29日 10:45
- 二年以上前の作品に今頃糞とかゴミとか
ここの住人ほんと気持ち悪いわ
-
- 2014年11月21日 18:55
- 久しぶりに読んだけど、やっぱり良いわ。
-
- 2014年11月25日 11:47
- 本当ここのサイトのコメントは他に比べて糞だな
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- 2015年03月25日 21:58
- 結局用途不明の金は突っ込まないんだな
もし横領なら証拠掴んで事務所叩き潰して所属アイドル引き抜きゃいいのに
-
- 2015年04月03日 22:22
- 小鳥さんの3評価は話の流れの冗談だろ。他の事にも文句垂れてる奴等は、会話の流れとか人の心を理解出来ない人種かな。
用途不明金も、明言されてた給料は、新しくAランクになった二人の話しかしてないから、他の子や社長やP達の給料その他でPは細かく知らないって事で良いだろ。文中ではなんか横領してるみたいな書き方してたけど。
Aランク数人輩出出来るプロデューサーが辞めちゃったら、765の業績は確実に悪化するな。アイドル何人かは再就職先に着いてきそう。
-
- 2015年05月21日 14:59
- そもそもAランクアイドルが半分超えてるのに純利益1億とかいうゴミさ加減
この世界はテレビなんてものはないのかな?
Aランクならもれなく10本20本は来ている筈だが…ギャラたるや安すぎて草
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- 2015年10月08日 04:28
- 5000万→500万のインパクトが強すぎて…www
Pは二日酔いだからな、仕方ない仕方ない
-
- 2016年01月13日 01:16
- SSにもこまけぇこたぁry
-
- 2019年09月21日 20:38
- 字数も割いてるから真剣に計算しながら読んでたらビビった
-
- 2020年12月12日 04:12
- 4500万の使途不明金がパワーワード過ぎてずっと笑ってる
あ、内容はよかったです
横領といえばちひろみたいなイメージgおっと誰か来たようだ…