赤羽根P「俺が」青羽根P「俺たちが」黄羽根P「プロデューサーだ」
- 1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/25(土) 17:45:35.61 ID:ip8+cKIK0
高木「というわけで新しいプロデューサーたちだ」
律子「はあ~、やっと人手不足から解消されるわ」
赤P「赤羽根です、よろしく!」
青P「青羽根と申します、よろしくお願いします」
黄P「黄羽根だ!よろしくな!」
春香「よ、よろしくお願いします」
美希「名前以外見分けがつかないの…」
⇒プロデュースの力―感動はつくれる、人は動かせる- 3:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/25(土) 17:47:17.71 ID:ip8+cKIK0
千早「じゃあ昨日の密着取材も仕込みだったんですね」
赤P「ああ、俺がカメラで」
青P「俺が音声」
黄P「俺がレフ板だ!」
真「コンビニに機材持った集団が入ってきたときはびっくりしたよ」
亜美「しかも顔同じだしね」
- 4:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/25(土) 17:49:36.10 ID:ip8+cKIK0
高木「それじゃ所信表明でもしてもらおうか!」
赤P「はい!えっと、まだ分からないことも多いけど頑張ります!」
青P「俺の計算だとプロデュース成功の確率は98.2%です」
黄P「ま、難しいことは置いといて!」
三人「「「夢はみんなまとめて、トップアイドル!」」」
小鳥「うるさっ」
貴音「面妖な」
第1話『これからが彼女たちのはじまり』 完!
- 5:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/25(土) 17:51:55.61 ID:ip8+cKIK0
伊織「まったくなんなのよあの役!この伊織ちゃんにはもっとメインどころを…!」
真美「ま→ま→、いおりん」
黄P「まあ俺だったらお前みたいなションベンくさいガキはお断りだけどな!」
伊織「う、うるさいわよ!」
青P「ただいま戻りました…って、音無さん?」
小鳥「はい、はい…それではまたの機会に…」ガチャリ
赤P「ま、まさか今回のオーディションも…」
小鳥「はい…」
小鳥「全滅です!」
- 8:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/25(土) 17:55:23.19 ID:ip8+cKIK0
青P「まあ宣材写真を見た時点で合格する確率はゼロに限りなく近いと思っていました」
亜美「洗剤?兄ちゃん洗濯すんの→?」
赤P「いや宣材ってのは…とりあえず見せてもらえますか音無さん」
小鳥「はい、こちらなんですけど…」スッ
真美「ああこれかー、亜美と真美の着ぐるみかわいいっしょ→?」
赤P「いや、これは…宣材としてはダメだろ…」
黄P「あずささんたまんねえ」
- 10:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/25(土) 17:57:09.85 ID:ip8+cKIK0
ガチャ
律子「ただいまー」
やよい「おかえりなさい律子さ…あれ、その衣装なんですかー?」
律子「ふふーん、奮発して新調したのよ!高かったんだから」
赤P「…律子!」バッ
律子「へ?」
律子「!!!」
律子「土下座しているのを同じ顔が2つ見下ろしている…」
赤P「青羽根と黄羽根も土下座しろよ!」
第2話『“準備”をはじめた少女たち』
- 13:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/25(土) 17:58:28.00 ID:ip8+cKIK0
律子「というわけで宣材写真を撮り直すことになりました」
赤P「衣装新調したばかりで資金が無いのに申し訳ない…」
小鳥「まあまあ、これも先行投資ですよ」
やよい「うーん、どんな服にしようかなー」
亜美「この雑誌に載ってるぷりち→なやつとかどう?」
真美「じゃあ真美はこっちのモデルさんの…」
伊織「…」
伊織「こんなんじゃ」
黄P「こんなんじゃダメだお前らー!」
伊織「!?」
- 15:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/25(土) 17:59:55.56 ID:ip8+cKIK0
黄P「お前らに足りないのは大人の色気だ、色気!」
伊織(それ私のセリフ…)
やよい「い、いろけ…」
亜美「なるほどー、黄色の兄ちゃんさっすが→!」
真美「じゃあじゃあ、どんなふうにすればいいの?」
黄P「そうだな、とりあえず」
黄P「あと5年してから出直してこい」
伊織「話が進まないじゃない!」
- 17:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/25(土) 18:01:19.90 ID:ip8+cKIK0
黄P「んだよ、うるっせえなあデコっぱち」
伊織「デ…!デコってアンタねえ!」
黄P「その通りだろうが、たかだか15のガキが何言ってやがる」
伊織「アンタさっきからガキガキうるさいのよ!」
黄P「ガキにガキって言って何が悪い」
伊織「私はガキじゃないわよ!」
やよい「はわわ…ケンカはやめてくださいー…」
- 19:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/25(土) 18:02:38.03 ID:ip8+cKIK0
黄P「お前がガキじゃねぇって言うんならな」
黄P「今度の撮影のときに俺を納得させられるような結果を出してみろ」
伊織「…!」
黄P「それが大人ってもんだ」
伊織「…やってやるわよ」
黄P「あ?聞こえねえなあ」
伊織「やってやるって言ったのよこのアホンダラ!」
黄P「おう、いい面構えだ」
- 20:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/25(土) 18:03:34.80 ID:ip8+cKIK0
-撮影当日-
あずさ「ありがとうございました~」
黄P「あーやっぱあずささんやべえわまじやべえ」
赤P「お前…伊織たちに変なこと吹き込んだんじゃないだろうな」
黄P「俺はわがままお嬢様のケツをちょっと叩いてやっただけだよ」
青P「まあ結果が出れば良いとされるのがこの世界でしょう」
赤P「それはそうかもしれないけど…」
伊織「お待たせしましたー!」
赤P「お、やっと……って伊織!?」
- 21:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/25(土) 18:04:59.64 ID:ip8+cKIK0
黄P「…」
伊織「どうよ!このセクシーな衣装とメイク!これで私も…」
黄P「脱げ」
伊織「え」
黄P「いいから脱げって言ってんだ!」ビリビリ
伊織「きゃ、きゃあああ!」
亜美「き、黄色の兄ちゃん!?」
カメラマン(何してんだあいつら)
- 23:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/25(土) 18:06:11.99 ID:ip8+cKIK0
伊織「な、何してんのよアンタ…!この変態!」
黄P「お前らがこんな格好して色気が出せんのか?」
伊織「は、はあ?アンタ何言って…」
黄P「あずささんが脱げば色気が出るよ、貴音が脱げば欲情するよ」
黄P「だがお前や亜美真美、やよいを脱がせたら何が出てくる?」
黄P「色気?いいや違う」
黄P「罪悪感だ!」
伊織「!!」
赤P(罪悪感だ!じゃねーよ)
- 24:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/25(土) 18:08:23.98 ID:ip8+cKIK0
黄P「セクシーな衣装を着るのがお前の魅力じゃねえだろ」
黄P「おら、見てみろ」
伊織「…」
真「よろしくお願いしますっ!」
雪歩「…」ニコッ
響「自分はこっちの角度の方がいいぞー!」
黄P「みんな自分をよく分かってる」
黄P「伊織、お前はどうだ?」
伊織「…」
- 26:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/25(土) 18:10:15.94 ID:ip8+cKIK0
黄P「俺はお前らのプロデューサーになってからたいした時間も経ってねえ」
黄P「いつもお前のそばにいたのは誰だ?」
伊織「…!」
黄P「待ちぼうけってのはな、寂しいもんなんだぜ?」
伊織「…当然よ!シャルルにはちょっと留守番してもらってただけなんだから!」
黄P「分かったから早く着替えてこい」
伊織「言われなくても行くわよ!」
赤P(ちなみに亜美真美とやよいは俺がアニメの通りに解決しました)
- 27:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/25(土) 18:12:37.69 ID:ip8+cKIK0
伊織「…お待たせ」
黄P「おう、いいんじゃねえか年相応で」
伊織「褒められてる気がしないんだけど」
黄P「似合ってるんだからいいじゃねえか」
伊織「…」
黄P「おいどうした?まさかこの期に及んでまだ何かあんのか?」
伊織「私ね」
- 29:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/25(土) 18:14:06.60 ID:ip8+cKIK0
伊織「大人っぽい言動とか服装とか、そういうのをしてれば大人になれると思ってた」
伊織「でも違うのよね」
伊織「私はあずさじゃないし、貴音でもない」
伊織「まだまだガキでキュートさが売りの」
伊織「スーパーアイドル伊織ちゃんよ」
黄P「…それが分かっただけでも、ひとつ大人になったんじゃねえか?」
黄P「体はまだまだだけど」
伊織「一言多いのよアンタは!」
- 30:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/25(土) 18:15:49.99 ID:ip8+cKIK0
伊織「それじゃあ撮影行ってくるから」
黄P「おう、迷うんじゃねえぞ」
伊織「すぐそこなのに迷うわけないでしょ」
黄P「へへっ、そんだけ言えるんなら大丈夫だろ」
伊織「ねえ」
黄P「?」
伊織「いつか、アンタが罪悪感を感じないような大人になってあげるから」
伊織「覚悟しなさいよね!」
- 31:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/25(土) 18:16:54.10 ID:ip8+cKIK0
黄P「…へん、生意気言うんじゃねえこのガキが」
伊織「あとで感想聞かせなさいよ」
黄P「ダメなところがあったらボロクソに言ってやるからな」
伊織「それが正当な評価なら構わないわよ」
黄P「おら、早く行ってこい」
伊織「はいはい、せいぜい伊織ちゃんの魅力にみとれるがいいわ」スタスタ
黄P(…んだよアイツ)
黄P(もう十分大人じゃねえか)
伊織「お願いしまーす!」
- 32:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/25(土) 18:18:14.12 ID:ip8+cKIK0
一方そのころ
青P「カメラマンに笑顔が不自然だと言われた?」
千早「…はい」
青P「…ちょっと笑ってみてくれますか」
千早「…」ニヘ
青P「…」
青P「素敵な笑顔です」
千早「!?」///
カメラマン「!?」
- 34:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/25(土) 18:20:12.40 ID:ip8+cKIK0
-数日後-
律子「宣材写真できたわよー」
亜美「わーい!」
真美「みんなちょ→かわい→じゃん!」
やよい「やっぱりお気に入りのトレーナーで良かったですー!」
赤P「今度はいい出来みたいだな」
黄P「まああずささんが一番だけどな」
青P「いえ、響ちゃんです」
- 35:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/25(土) 18:21:22.51 ID:ip8+cKIK0
伊織「ちょっとアンタ」
黄P「あ?」
伊織「…私の写真はどうなのよ」
黄P「ああ、いいんじゃねえの?100点だよ」
伊織「ひゃ、ひゃくてん!?」
黄P「1000点満点でな」
- 37:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/25(土) 18:22:30.71 ID:ip8+cKIK0
伊織「せっ…!ちょっとアンタねえ!」
黄P「へへー!悔しかったらここまで来てみろー!」
伊織「アンタ!待ちなさいよ!」
ワーワー ギャーギャー
高木「いやあ、にぎやかだねえ」
赤P「…片方社会人なんですけどね」
小鳥(素直になれない伊織ちゃんと自由奔放なプロデューサーさん…)
小鳥(…アリね!)
第2話『“準備”をはじめた少女たち』 完!
- 66:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/25(土) 21:01:46.68 ID:ip8+cKIK0
青P「夏祭りのイベントに出演することが決まりました」
赤P「明日の朝早く出発だからな、遅れるなよー」
真「お祭りかぁ…楽しそうだね、雪歩!」
雪歩「う、うん…」
響「場所はどんなところかなー!自分楽しみだぞ!」
貴音「食べ物がおいしいところだとよろしいのですが」
美希「ミキ的にはおにぎりがあればどこでもいいのー!」
- 69:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/25(土) 21:03:19.72 ID:ip8+cKIK0
-翌朝-
律子「それじゃあ準備ができた人から車に乗り込んでー」
春香「私と真、やよいと響ちゃんが赤Pさんの車」
千早「私、あずささん、美希と雪歩が青Pの車」
貴音「わたくしと亜美真美が律子の車で」
黄P「伊織は俺のバイクな」
伊織「なんでよ!」
- 70:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/25(土) 21:05:15.45 ID:ip8+cKIK0
-イベント会場-
あずさ「やっと到着したわね~」
亜美「いやー、遠かったですなあ!」
伊織「あ、アイツの後ろになんてこれからは絶対乗らない…」
やよい「い、伊織ちゃん大丈夫?」
真美「あ、兄ちゃんたち戻ってきたよ→」
千早「…打ち合わせのあとにしては浮かない顔ね」
- 74:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/25(土) 21:08:47.07 ID:ip8+cKIK0
春香「プロデューサーさん、なにかあったんですか?」
赤P「えーと、非常に言いにくいんだが…」
青P「会場設営を自分たちですることになりました」
黄P「他のいろいろな準備もな」
伊織「はあ!?」
あずさ「あらあら~」
律子「ま、まあ良い経験だと思ってみんな頑張ってちょうだい」
全員「は~い…」
第3話『すべては一歩の勇気から』
- 76:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/25(土) 21:11:42.92 ID:ip8+cKIK0
千早「機材が古すぎてよくわからないわ…」ガチャガチャ
貴音「歌は機材で歌うものではありませんよ、如月千早」
響「うがー!配線が絡まったぞー!」
亜美「ミキミキ寝てたら邪魔だよ→」
美希「あふぅ…」
雪歩「それじゃお茶運んできますぅ」
律子「はーい、よろしくね」
- 79:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/25(土) 21:13:38.06 ID:ip8+cKIK0
雪歩「うんしょ…うんしょ…」
雪歩「えーっと、どこに運べば…」
青年「あ、お疲れ様です萩原さん!」
雪歩「!」
雪歩「…」
雪歩「あ、お疲れ様ですぅ」
伊織「それにしても雪歩もだいぶ男に慣れたわよね」
あずさ「男のプロデューサーさんが3人も増えればね~」
- 81:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/25(土) 21:16:04.59 ID:ip8+cKIK0
一方そのころ
赤P「…衣装間違えて持ってきちゃったのか」
真美「…ごめんね、兄ちゃん」
律子「仕方ないわ、今日は自前の服でステージに上がりましょう」
やよい「仕方ないですよね…」
青P「しかしこの小さい村でボンテージ衣装というのは…」
黄P「あずささんに着せてぇよな」
- 84:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/25(土) 21:18:44.67 ID:ip8+cKIK0
春香「よし!なんとか準備終わったね」
真「あとはステージで頑張るだけだ!」
『でね、この村ってなにもないからミキびっくりしたの』
『HAHAHA』
雪歩(すごいなぁ美希ちゃんは)
雪歩(わ、私も男の人に見られるのもだいぶ慣れたし、ステージの様子は…)
雪歩(!)
真「ゆ、雪歩…?」
- 87:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/25(土) 21:21:29.05 ID:ip8+cKIK0
雪歩「…い」
春香「?」
雪歩「犬ぅぅぅぅぅぅぅ!!!!」ダダダダッ
真「ちょっと雪歩!」
赤P「おい、どうした!?」
黄P「…俺が行く、お前はステージ見てろ」
赤P「あ、おい!」
黄P「こんなんでもな、あいつは俺の担当アイドルなんだよ!」ダッ
- 89:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/25(土) 21:23:16.10 ID:ip8+cKIK0
春香「プ、プロデューサーさん、私たちは…」
赤P「…雪歩は俺たちが何とかする、二人はステージをどうにかつないでてくれ」
真「わ、分かりました!行こう春香!」
春香「う、うん!」
赤P「…くそっ」
雪歩「犬は…犬だけは……うぅぅ…」
黄P「こーんなところにいやがったかこの雌豚が」ザッ
雪歩「!?」
- 91:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/25(土) 21:25:11.27 ID:ip8+cKIK0
雪歩「プ、プロデューサー…」
黄P「聞いたところによるとお前犬が苦手らしいな」
雪歩「は、はい」
黄P「俺も苦手だ」
雪歩「プ、プロデューサーもですか…?」
黄P「ああ、どうも肉が粗くていけねえ」
雪歩「え、肉…え?」
- 92:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/25(土) 21:27:24.36 ID:ip8+cKIK0
黄P「んなこたぁどうでもいいんだよ雪歩」
雪歩「で、でも…」
黄P「でももストライキもねぇ、お前犬限定ライブとかあったらどうするつもりだ」
雪歩(それはさすがに無いと思いますぅ…)
黄P「いいか、お前らアイドルにとっての犬ってのはワンワン鳴く犬だけじゃねえ」
黄P「お前らに興奮して欲情して、ブヒブヒ言ってるおっさんたちも犬なんだよ」
雪歩「よ、欲情…」
- 94:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/25(土) 21:29:17.93 ID:ip8+cKIK0
黄P「女ってのはな、いつまで経っても男を欲情させなきゃいけねえんだよ」
雪歩「そ、そんな…じゃあどうすれば…」
黄P「さっきも言ったぞ、お前にとっての犬は見てくれる観客全員だ」
黄P「今日の観客も!全部!」
黄P「犬なんだよ!」
雪歩「!!」
- 96:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/25(土) 21:31:41.45 ID:ip8+cKIK0
黄P「いつまでも犬から逃げ続けるのか?違うだろ」
黄P「嫌なことから逃げ続ければ解決するのか?違うだろ!」
黄P「相手が犬なら!犬らしく!」
黄P「飼いならしてみろや!!!!!!」
雪歩「…観客は、犬……」
黄P「犬だ!お前の犬だ!」
雪歩「私の、犬……みんな、私の犬…」
黄P「犬だ!みんなお前に尻尾を振る従順な犬だ!」
- 99:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/25(土) 21:34:56.29 ID:ip8+cKIK0
雪歩「…プロデューサー、私、行きます」
黄P「おら、これ着ていけ」
雪歩「これは…」
黄P「犬を飼いならすにはふさわしい衣装だぜ」
黄P「女王様」
雪歩「…」
雪歩「はい!」
- 101:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/25(土) 21:36:37.14 ID:ip8+cKIK0
真「というわけで…あはは…」
春香(雪歩、まだかな…)
赤P「くそ、黄羽根のやつまだかよ…!」
黄P「急かす男は嫌われるぜ、赤羽根」
赤P「お前…!準備できたんならそれを早く…!」
黄P「いいから、ステージ見とけ」
黄P「お前も犬にならないよう気をつけろよ」
赤P「…?」
- 104:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/25(土) 21:38:25.92 ID:ip8+cKIK0
雪歩「お待たせしましたー!」
真「ゆき…ほ!?」ギョッ
春香「そ、その衣装…!?」
雪歩「…」
雪歩「…い」
雪歩「犬だお前らーーーーー!!!!」
赤P「!?」
真「!?」
春香「!?」
観客「!?」
- 105:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/25(土) 21:40:35.65 ID:ip8+cKIK0
雪歩「反応悪いぞお前ら!」
雪歩「…い」
雪歩「犬ーーーーー!!!」
観客「」
雪歩「もう一回!」
雪歩「犬ーーーーーーーーーーー!!!!」
観客「…わ」
観客「わんわーん!!!」
赤P「なんだこれ」
- 107:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/25(土) 21:44:45.67 ID:ip8+cKIK0
-イベント終了後-
青年団「いやー、ありがとうございました765プロのみなさん!」
赤P「いえ、こちらこそ良い経験になりました」
村の若者「ゆ、雪歩様ぁ…」
雪歩「あ、あの…えっと…」
雪歩(ど、どうしよう…ステージではついあんなこと言っちゃったけど)
雪歩(もともとあんなの私のキャラと違うし…ひうぅ…)
黄P「あー、ちょっといいかい兄さん」
若者「な、なんですかあなたは…」
雪歩「ぷ、プロデューサー…」
- 109:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/25(土) 21:46:31.03 ID:ip8+cKIK0
黄P「俺か?俺は雪歩のプロデューサーだ」
若者「だ、だったらなんですか!?僕はただ雪歩様にお言葉を…」
黄P「雪歩様はなぁ、お前みたいな下衆とは口をきかねぇようにしてんだよ!」
若者「ひっ…」
黄P「お前気付かねえのか?お前の大好きな雪歩様が嫌な顔してただろうが」
黄P「こんな気持ち悪い迫り方してくる男とはしゃべりたくねえってな」
雪歩(そ、そこまでは言ってないですぅ…)
黄P「自分の好きなアイドルが気持ちよく活動できるように応援する」
黄P「それが本当のファンってもんだろうが!違うか!?」
- 110:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/25(土) 21:49:02.70 ID:ip8+cKIK0
若者「え、えっと…あの…」ガタガタ
若者「す、すんませんでしたー!」ダッ
雪歩「あ、あの!」
若者「…へ?」
雪歩「つ、次のイベントにも来てくれるとうれしいです」
雪歩「そのときは雪歩様じゃなくて」
雪歩「ゆ、雪歩ーって声援くれたら…もっとうれしいです」ニコッ
若者「」キュン
- 113:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/25(土) 21:51:34.81 ID:ip8+cKIK0
-帰りの道中-
黄P「しかしバイクは失敗だったかなー、さすがに疲れてきたし」
黄P「お前もずっとつかまりっぱなしってのはきついだろ」
黄P「雪歩」
雪歩「あ、いえ…私は大丈夫ですぅ…」
黄P「まあお前がバイクを志願してくるとは思わなかったなー、伊織は喜んでたけど」
雪歩「い、伊織ちゃんもきつそうだったし…交代した方がいいかなって…」
雪歩(…それだけじゃないけど)
- 115:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/25(土) 21:54:43.34 ID:ip8+cKIK0
黄P「しかしお前も女だな」
雪歩「ど、どういう意味ですか!?」
黄P「帰り際のあの男、あいつもうお前しか見えてないぜ」
雪歩「そ、そんなものですか…」
黄P「そんなもんだろ男なんて」
雪歩「あ、あの、プロデューサー」
黄P「んあ?」
- 116:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/25(土) 21:57:21.02 ID:ip8+cKIK0
雪歩「私、今まで男の人のことがよく分からなくて怖かったんですけど」
雪歩「プロデューサーのおかげで少し分かったような気がします」
黄P「あ?」
雪歩「まだ完全に克服したわけじゃないし、本当の犬は怖いけど」
雪歩「これからも頑張るから、よろしくお願いしますね!」
黄P「…」
雪歩「プロデューサー…?」
黄P「やっぱお前女だわ」
雪歩「ど、どういう意味ですかー!?」
第3話『すべては一歩の勇気から』 完!
- 118:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/25(土) 22:00:25.81 ID:ip8+cKIK0
響「いやー、収録楽しみだなーみんな!」
貴音「そうですね、着ぐるみもありますし」
春香「でもやっぱり緊張も…あれ、千早ちゃん?大丈夫?」
千早「……ええ、大丈夫よ」
春香「…やっぱり歌のコーナーが無くなったから?」
千早「…もともと、歌を歌えるという条件だから出演しようと思ったのに」
響「そ、そんなわがまま言っちゃダメだぞ千早!」
貴音「そうですよ、着ぐるみもありますし」
- 120:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/25(土) 22:02:43.98 ID:ip8+cKIK0
千早「でも私たちは歌を歌うのが仕事じゃないの?もちろんバラエティも仕事のひとつかもしれないけど」
響「バ、バラエティだって自分たちのことを分かってもらうために必要な…!」
ガチャ
青P「皆さん、そろそろ収録が始まりま…」
青P「…なにかあったんですか?」
春香「い、いえ!よーっし、収録頑張るぞー!」
貴音「着ぐるみもありますからね」
千早「…」
第4話『自分を変えるということ』
- 122:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/25(土) 22:05:32.61 ID:ip8+cKIK0
-収録中-
MC「それでは食材争奪レース…スタート!」
響「うおおおおお!」ダダダ
千早「…くっ!」タタタ
ドサッ ザザー
響「取ったげろー!」
千早「…ぺっぺっ」
カメラ「…」ローアングル
千早「…!」バッ
- 123:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/25(土) 22:08:19.40 ID:ip8+cKIK0
千早「こんな映像を撮って…」
春香「ち、千早ちゃん…?」
千早「何が楽しいんですか!?」
MC「お、おぉう…」
青P「…」
響「千早…」
貴音(そんなに着ぐるみをいただけないのが気に入らないのでしょうか…)
スタッフ「すみませーん!一旦休憩入りまーす!」
- 125:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/25(土) 22:11:17.48 ID:ip8+cKIK0
番組P「頼むよ765プロさーん、もっとこうバシーッとさぁ」
青P「申し訳ありません」
番組P「いやー、いいんだけどさ、後半は頼むよ?」
青P「ええ、任せてください」
青P「俺の計算によると番組成功の確率は」
青P「100%です」
番組P(何言ってんだこいつ)
- 126:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/25(土) 22:14:38.50 ID:ip8+cKIK0
千早(…少し言いすぎたかしら)
千早(…いえ、でも私がしたいのは歌うことだし…)
千早(…)
千早(…なんだか落ち着かないわね、スタジオ裏にでも行って発声でもしましょう)
-スタジオ裏-
千早「重い扉ね…よいしょ、っと…」ギギギ
青P「計算通り」
千早「!?」
- 128:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/25(土) 22:17:38.81 ID:ip8+cKIK0
千早「ぷ、プロデューサー…なぜここに…」
青P「これまでの如月さんの行動パターンから考えれば、ここに来て歌を歌うだろうと思っていました」
千早(なにそれこわい)
青P「…歌の収録が無くなったのが、そんなに嫌でしたか?」
千早「!…ええ、まあ」
青P「如月さんは歌が本当に好きなんですね」
千早「好き、というか…私には歌しか無いので」
青P「…」
- 129:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/25(土) 22:21:21.71 ID:ip8+cKIK0
青P「俺はこんな性格ですから、どうしても物事を確率などで考えてしまいます」
千早「…」
青P「でも、如月さんの歌は違う」
青P「もっと聞いていたい、もっとみんなに聞いてほしい」
青P「確証はありませんが、そう思えます」
千早「…」
青P「俺は如月さんの歌、好きですよ」
千早「!!」
- 130:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/25(土) 22:23:28.69 ID:ip8+cKIK0
青P「…でも、ポッと出の新人には仕事をくれないのがこの業界の厳しいところです」
青P「だから有名になるためにも今回の仕事は我慢して…」
千早「…プロデューサー」
青P「?」
千早「プロデューサーに付いていったら」
千早「…私はもっと大きい場所で、たくさん歌を歌うことができますか?」
青P「はい」
千早「確率は?」
青P「100%です」
- 131:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/25(土) 22:25:13.19 ID:CRxVXOwL0
かっけええええええええええええええ
- 133:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/25(土) 22:26:29.52 ID:ip8+cKIK0
千早「…ふふっ」
青P「な、なにかおかしなことを言いましたか?」
千早「いえ、いつも通りです」
青P「そ、そうですか…」
千早「プロデューサー」
青P「はい?」
千早「…すみませんでした、後半の収録頑張ります」
青P「…はい、よろしくお願いします」
- 135:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/25(土) 22:28:21.65 ID:ip8+cKIK0
-後半収録中-
MC「それでは2回目の食材争奪レース…スタートぉ!」
響「うおおお!負けないぞー!」ダダダ
千早「今度は…私が勝つわ!」ダダダ
ドター! ズザザー
千早「くっ…ぺっぺっ」
千早「…あ、あれ?」
千早「旗…私が取ってる…!」
- 136:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/25(土) 22:31:08.91 ID:ip8+cKIK0
春香「千早ちゃん!ほら、あれ!」
響「千早!」
貴音「げろ!げろげーろ!」
千早「!」
千早「…と」
千早「取ったげろーーー!!!」
青P(しかし響ちゃんはかわいいなあ)
- 137:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/25(土) 22:34:47.28 ID:ip8+cKIK0
-収録後-
響「いやー、楽しかったなー!」
貴音「そうですね、着ぐるみも無理を言っていただけましたし」
青P「このあと甘いものでも食べに行きますか?甘味は頭の働きを助けると言いますし」
春香「い、いいんですか?やったー!あ、千早ちゃんも来るよね?」
千早「…私は」
青P「如月さん」
千早「?」
- 138:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/25(土) 22:37:07.52 ID:ip8+cKIK0
青P「甘いものを食べると太りますよね?」
千早「そ、それはまあ…」
青P「体格と声量の関係は…聞いたこともあるでしょう」
千早「…!」
青P「如月さんは少しやせすぎている気もします、ですから少しウェイトを増やして…」
千早「い、行きます!スイーツ食べます!」
青P(計算通り)
- 140:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/25(土) 22:39:46.45 ID:ip8+cKIK0
-スイーツのお店-
春香「んー、おいしい!ね、千早ちゃん!」
千早「…そうね、たまにはこういうのも悪くないわ」
貴音「すみません、こちらの『らぁめんぱふぇ』を3つ追加で」
響「このケーキおいしいぞー!」
青P「我那覇さん、鼻の頭にクリームが付いていますよ」
響「え、本当か?プロデューサー拭いてくれる?」
青P「ええ、いいですよ」
青P(計算通り)
第4話『自分を変えるということ』 完!
- 142:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/25(土) 22:44:00.67 ID:ip8+cKIK0
真美「あー…」
亜美「あーつーいー…」
響「まさかこんな真夏に…」
小鳥「事務所のエアコンが壊れるなんて…」
春香「…そうだ!」
赤P「?」
春香「海に行きましょう!海!」
黄P(あずささんの水着キタ!)
第5話『みんなとすごす夏休み』
- 144:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/25(土) 22:47:14.35 ID:ip8+cKIK0
伊織「というわけで」
美希「海なのー!!」
律子「こらー!ちゃんと準備運動してから行きなさーい!」
あずさ「あらあら~、みんな元気ね~」ドタプーン
千早「…くっ」ペターン
千早「……はっ!」
『甘いものを食べれば太りますよね』
千早「…あずささん」
あずさ「?」
千早「いつまでも天下のつもりじゃ困りますね」ニヤリ
あずさ「千早ちゃんのそんな顔初めて見たわ~」
- 145:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/25(土) 22:50:49.16 ID:ip8+cKIK0
真「響、向こうまで競争しようよ!」
響「よーっし、負けないぞー!」
『うおおおおお…』
青P(響ちゃんはかわいいなあ)
貴音「らぁめんおかわり」
黄P(貴音もたまらんなあ)
赤P「しかし楽しんでるなーみんな」
律子「あら、プロデューサー殿も混ざってきていいんですよ?」
- 147:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/25(土) 22:52:23.24 ID:ip8+cKIK0
赤P「俺まで遊んだら保護者がいなくなるだろ…」
律子「それはそうかも」
『プロデューサーさん、こっちですよ!こっち!』
『うっうー!お城が完成しますよー!』
赤P「…すまん、ちょっと行ってくる」
律子「あはは、行ってらっしゃい」
律子「…」
律子「竜宮小町…企画書通ればいいなあ…」
- 148:ここらへんアニメとあまり変わらないんでサクサクいきます:2012/02/25(土) 22:55:01.46 ID:ip8+cKIK0
-夜-
雪歩「お肉焼けましたよ、プロデューサー」
黄P「かー!やっぱ肉は牛だな!」
伊織「ちょっと!私のお肉まで取らないでよ!」
やよい「お肉おいしいですー!」
赤P「ほら、いっぱい食べろよー」
春香「プロデューサーさんも焼いてばっかじゃなくて食べてくださいよー」
美希「その分ミキが食べるのー!」
- 149:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/25(土) 22:56:39.19 ID:ip8+cKIK0
あずさ「いいですね~、こういうのも」
青P「ええ、そうですね」
千早「あ、あの、プロデューサー…飲み物です」
青P「ああ、ありがとうございます」
亜美「花火だ花火だ→!」
真美「ロケット花火点火→!」
真「わっ!こら、危ないだろー!?」
- 150:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/25(土) 22:57:37.41 ID:ip8+cKIK0
貴音「これが…すぺありぶ…!!」
響「貴音もいい加減食べるのやめて花火に参加するさー…」
赤P「ほら、そろそろ旅館に戻るぞー」
全員「はーい」
-深夜-
黄P「よーし!大人組は今から飲み会だー!」
あずさ「いぇいいぇーい!」
律子「あずささんもう酔っ払ってるし…」
- 151:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/25(土) 22:59:17.60 ID:KjtfoRN50
律子…?
- 153:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/25(土) 22:59:41.31 ID:ip8+cKIK0
赤P「明日の朝には帰るんだからほどほどにしてくれよみんな…」
黄P「ああ!?お前も飲むんだよ赤羽根ー!」
あずさ「そうだそうだ~!」
赤P「お、俺は…青羽根、お前からも何か言ってくれよ」
青P「俺は事前に牛乳を飲んだので酔っ払う心配はありません」
赤P「…お前もとから酒弱いじゃないか、酔っ払う確率は?」
青P「67.7%です」
律子「意外と高いじゃないですか!」
- 154:>>151 律子はアニメ通り飲まなかったっていうことで…:2012/02/25(土) 23:01:29.72 ID:ip8+cKIK0
-その後、アイドルたちの客室前-
『それで、来年の今頃はさ…』
『いいねいいね!ボクとしては…』
赤P(眠れないからちょっと散歩してたら…)
赤P(…まあ学校でもないし、別に注意とかはいいか…)
赤P(…)
赤P(向こうの椅子に座って休憩しよう)
- 155:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/25(土) 23:03:09.32 ID:ip8+cKIK0
赤P「…」
赤P「プロデューサー、か…」
青P「おや、こんなところにいましたか」
黄P「一人で黄昏てんじゃねえよ気持ちわりいなあ」
赤P「お前ら…酔っ払って寝てたんじゃ」
青P「女性の部屋で寝るわけにもいかないでしょう」
黄P「寝てるあずささんを襲おうかどうか3000回くらい悩んだけどな」
赤P「おい」
- 156:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/25(土) 23:05:17.19 ID:ip8+cKIK0
青P「ところで、何を考えてたんですか?」
赤P「何って、別に…」
黄P「俺たちのことか?」
赤P「…」
黄P「なんにせよお前一人でアイドル全員なんて無理なんだからよ、分担でいいじゃねえか」
青P「そうですよ、適材適所です」
赤P「それは…そうかもしれないけど…」
- 159:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/25(土) 23:07:56.49 ID:ip8+cKIK0
黄P「…あー!しめっぽいのは嫌いなんだよ!」
青P「まあまあ」
黄P「お前のアイドル全員見てやりたいっていう気持ちは分かるよ」
黄P「だけどよ、実際問題無理だろうが!」
青P「黄羽根くん、今は夜です」
黄P「…くそっ!俺は部屋に戻って寝るぞ!」
青P「それでは俺も…」
青P「…赤羽根くん」
赤P「…?」
- 161:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/25(土) 23:10:20.88 ID:ip8+cKIK0
青P「俺たちは3人で765プロのプロデューサーです」
青P「…明日の朝はアイドルたちにそんな顔を見せないでくださいね」
赤P「……」
青P「…それでは」
赤P「…おやすみ」
青P「ええ、おやすみなさい」
赤P「…」
赤P「…俺は…」
- 162:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/25(土) 23:12:14.37 ID:ip8+cKIK0
-翌朝-
赤P「よーし、みんな帰る準備できたかー?」
全員「はーい」
青P「赤羽根くん」
赤P「ん?どうした?」
青P「気持ちの切り替えはできましたか?」
赤P「…切り替えられたかって言ったらまだできてないけど…」
赤P「俺は俺にできることをやることにしたよ」
青P「そうですか」
- 164:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/25(土) 23:15:01.46 ID:ip8+cKIK0
赤P「そうじゃなきゃ、お前たち2人にも申し訳ないしな」
青P「良い判断です」
赤P「はは、相変わらず冷静だ」
青P「そういう性分ですので」
黄P「おらー!男2人でニヤニヤしてんじゃねーぞー!」
赤P「悪い悪い、それじゃ帰るぞー!」
全員「おー!」
第5話『みんなとすごす夏休み』 完!
- 165:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/25(土) 23:17:21.91 ID:ip8+cKIK0
律子「竜宮小町の衣装届いたわよ!」
亜美「やった→!」
あずさ「あらあら、かわいい衣装ですね~」
伊織「まあこの伊織ちゃんならどんな衣装でも着こなせちゃうけどね!」
やよい「伊織ちゃんすっごく似合ってますー!」
美希「……かわいいの」
小鳥(…律子さんの企画したユニット、竜宮小町)
小鳥(リーダーにはもともと素質バツグンの伊織ちゃん)
小鳥(足りない部分を補うように元気印の亜美ちゃん、大人の魅力のあずささん)
- 166:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/25(土) 23:20:10.01 ID:ip8+cKIK0
小鳥(現在竜宮小町は飛ぶ鳥を落とす勢いで大躍進している)
小鳥(ライバルとも言える他のプロデューサーが結果を出している中)
小鳥(うちの新人プロデューサー3人は果たして…?)チラッ
青P「やよいちゃんは高いところが苦手ですから特撮エキストラには他の人をまわしましょう」
黄P「やよいはゴスロリ雑誌の撮影行かせて、貴音はキャンペーンガールだな」
赤P「春香と雪歩にデパートのイベント、真と真美にダンスの仕事行ってもらって…」
黄P「じゃあ響にエキストラまわすか」
青P「完璧ですね」
小鳥「スムーズすぎワロタ」
第6話『先に進むという選択』
- 170:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/25(土) 23:23:59.93 ID:ip8+cKIK0
小鳥「プ、プロデューサーさん?」
赤P「はい?」
小鳥「あの、こう、もっと俺も頑張らなきゃみたいな焦りとか…」
赤P「ありますよ?」
小鳥「空回りしちゃってダブルブッキングみたいな…」
赤P「俺一人だったらあったかもしれないですけど、3人いますからねー、その失敗はダメでしょ」
小鳥「あ、そうですよね…えへへ…」
赤P「変な小鳥さんだなあ」
黄P「変なのはいつも通りだろ」
- 178:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/25(土) 23:48:01.54 ID:ip8+cKIK0
-仕事が終わって-
響「今日みたいなアクションの仕事もっとやりたいなー」
やよい「あんなにかわいい服着たの初めてかもですー…」
貴音「試供品を山ほどもらえて満足です」
春香「今日のイベント楽しかったね、雪歩!」
雪歩「うん、いろんな人が来てくれたし…」
真美「でもダンス難しかったな→、もっと練習しなきゃ」
真「なら練習付き合うよ、真美!」
小鳥「テンション管理パーフェクトすぎワロタ」
美希「……」
- 179:初めてさるさんくらった… どれくらいの間隔で投下すればいいんですかね?:2012/02/25(土) 23:51:14.35 ID:ip8+cKIK0
千早「…どうしたの、美希」
美希「…ミキだけ今日仕事無かったの」
千早「それを言うなら私だって…」
美希「千早さんはレコーディングでしょ?ミキはホントに何も無かったの」
千早「そう言われればそうだけど…」
美希「…ちょっとプロデューサーにガツンと言ってやるの!」
千早「あ、ちょっと美希!そろそろ竜宮小町の放送が…!」
- 180:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/25(土) 23:54:21.88 ID:ip8+cKIK0
美希「プロデューサー!」
青P「おや、どうしましたか星井さん」
美希「星井さんじゃないの!なんで今日はミキに仕事が無かったの!?」
青P「星井さんにまわす仕事は無いと判断したからです」
美希「ミキだったらどんな仕事でもできるよ!?ダンスのイベントだって…!」
青P「真美ちゃんは最近ダンスレッスンに頑張って取り組んでいました、亜美ちゃんの影響ですかね」
美希「そんなの…ミキだって頑張ってるの!」
青P「頑張ってるかどうか自分じゃなくて他人が判断するものです」
- 182:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/25(土) 23:57:32.09 ID:ip8+cKIK0
美希「…で、でもミキはミキなりに…!」
青P「星井さん」
美希「…なんなの」
青P「俺は星井さんのポテンシャルに期待しているんです」
美希「ぽて…?」
青P「素質、というか…星井さんには他の人を惹きつけてやまない何かがある」
美希「何かって?」
青P「とてもかわいいということですよ」
美希「!!」
- 183:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/26(日) 00:00:13.69 ID:NELATNHD0
青P「ですから星井さんにはもっとレッスンを頑張ってもらって…」
美希「…レッスン頑張ったら、竜宮小町に入れるかな?」
青P「それは無理ですね」
美希「!?」
青P「竜宮小町はあの3人で竜宮小町です、星井さんが入っても邪魔になるだけです」
美希「そ、そんなのやってみなきゃ…」
青P「星井さん、テレビを見てください」
- 184:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/26(日) 00:04:52.87 ID:NELATNHD0
美希「…」
『知らぬが~仏ほっとけない♪』
青P「あの中に星井さんが入ったとしたらどうしますか?」
美希「…何もできないの…伊織と、亜美と、あずさで完璧なの」
青P「星井さんの魅力はむしろソロ活動で生きると思っています」
美希「ソロ…?」
青P「歌やダンスはもちろん、CMなんかも面白いですね」
美希「ミ、ミキ化粧品のCMやってみたいの!」
- 187:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/26(日) 00:07:41.60 ID:NELATNHD0
青P「でも今はまだそんな大きな仕事はまわってこない」
青P「ならばやるべきことはひとつですよね?」
美希「レッスン頑張って、ミキの実力をもっと伸ばして、いろんな人に注目してもらうの!」
青P「そうですね、頑張っていたら仕事もたくさん入るでしょうね」
美希「レッスン頑張ったら、化粧品のCMもできるかな!?」
青P「もちろんです」
美希「じゃあミキ、レッスン頑張るの!」
美希「だからこれからもよろしくね、プロデューサー!」
青P「ええ、期待していますよ」
小鳥(あれ?青羽根Pさんって意外とジゴロ?)
- 190:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/26(日) 00:10:51.75 ID:NELATNHD0
春香「あ、プロデューサーさんキャラメルどうぞ」
赤P「お、ありがとう」
春香「甘いものは頭の働きを助けてくれるんですよ!」
赤P「青羽根が言いそうだなあ」
春香「あとドーナツどうぞ」
赤P「サンキュ」モグモグ
赤P「うめー!」
第6話『先に進むという選択』 完!
- 193:>>192 そのネタは入れようかどうかすごい迷った:2012/02/26(日) 00:15:22.81 ID:NELATNHD0
赤P(…)
赤P(前回はあんなこと言ったけども)
赤P(やっぱ俺にも焦りはある)
赤P(むしろ律子よりも黄羽根と青羽根)
赤P(…あいつらは担当アイドルの信頼を着々と得ていってる)
赤P(俺にはまだそういう信頼は無い…)
赤P(いったいどうすれば…)
伊織「はあ?もやし祭り?」
- 194:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/26(日) 00:18:52.33 ID:NELATNHD0
赤P(…もやし祭り?)
やよい「うん!毎週水曜日はもやし祭りの日なんだよー!」
伊織「…へぇ、どんなものか興味あるじゃない」
響「自分も行ってみたいぞー、やよい!」
やよい「うっうー!じゃあ今日はみんなでもやし祭りですー!」
伊織「今日はオフだからいいわよね、プロデューサー!」
赤P「お、おう!いいんじゃないかな?」
響「よーっし!それじゃあさっそくやよい家に出発だー!」
第7話『大好きなもの、大切なもの』
- 200:すみませんまたさるさんくらってました…:2012/02/26(日) 00:36:48.55 ID:NELATNHD0
響「よっし、買い物も終わったし…」
伊織「もう遊び疲れたし…」
やよい「もやし祭りですー!!」
全員「わーい!」
かすみ「おいしー!」
浩太郎「早く食べないと無くなるぞー!」
浩司「たべろたべろー!」
- 203:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/26(日) 00:40:35.57 ID:NELATNHD0
伊織「こ、これおいしいのかしら…」
やよい「伊織ちゃん、もやしは本当においしいんだよ!」
響「騙されたと思って食べてみるさー、伊織」
伊織「…ん」パクッ
伊織「!!!」
伊織「なによこれおいしいじゃない!」
長介「だからおいしいって言ってるのに」
- 204:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/26(日) 00:45:31.94 ID:NELATNHD0
浩太郎「食べないなら僕が食べちゃうぞー!」
響「こらー!それは自分のだぞ!」
かすみ「あはは、響ちゃんおもしろーい」
浩司「…」
浩司「たべちゃうぞー!」
長介「あ、おい!こら!」ゴチン!
浩司「あう!」
やよい「!」
- 212:おおう…見てくれてるの分かるとやっぱりうれしいですね:2012/02/26(日) 00:49:59.01 ID:NELATNHD0
浩司「あ、あ…」ウルウル
長介「…」
浩司「びえええええ!ひぐっ、ひぐっ…」
浩太郎「あーあ、浩司泣いちゃった」
やよい「こら長介!お兄ちゃんなんだから我慢しなさい!」
長介「…」
やよい「長介!早く謝りなさい!」
- 215:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/26(日) 00:52:25.47 ID:NELATNHD0
長介「…なんだよ、偉そうに…」
やよい「え?」
長介「自分ばっか好きなアイドルして!」
伊織「…」
長介「姉ちゃんなんか、姉ちゃんなんか…」
長介「嫌いだーーーー!!!」
ダダダダ ガチャ バタン!
やよい「ちょ、長介!」
- 217:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/26(日) 00:56:51.97 ID:NELATNHD0
やよい「…」
響「や、やよい…大丈夫か?」
やよい「あ、は、はい!多分おなかすいたら帰ってくると思うし…」
伊織「探さなくていいの?」
やよい「う…」
響「やっぱ兄弟って大事だからさ、早く探してあげた方がいいぞ」
伊織「…それに長介くんだって本気で言ったわけじゃないわよ、きっと」
やよい「…」
- 218:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/26(日) 01:00:56.42 ID:NELATNHD0
-玄関前-
やよい「そ、それじゃあお願いします…」
響「任せとけ!自分は向こうの方探してくるぞ!」タッタッタッ
伊織「私はみんなを寝かしつけてから行くから、やよいは向こうの方探してきなさい」
やよい「わ、わかりました!」タッタッタッ
伊織「…」
伊織「さて、一応プロデューサーに連絡を…」
伊織「…」
伊織「…黄羽根じゃ何するか分からないわね…」
- 220:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/26(日) 01:04:54.00 ID:NELATNHD0
赤P「で、俺が呼ばれたわけか」
伊織「まあ3人の中じゃ一番マトモというか普通だしね」
赤P「…まあやよいは俺の担当だからいくらでも協力するけど」
伊織「とにかく探してちょうだい、私はあっちを探すから!」ダッ
赤P「あ、おい!」
赤P「…」
赤P「探せって言われてもなあ…名前しか分からないし…」
- 221:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/26(日) 01:08:21.42 ID:NELATNHD0
赤P「やよいの弟で、食事中にケンカ…」
赤P「だとしたら取るべき行動は…」
赤P「…」
赤P「ええい!違う違う!」
赤P(青羽根だったら行動パターンを予測するだろう、黄羽根だったら隠れてそうなところを爆破してまわるかもしれない)
赤P(…だが俺にはそんな頭脳も度胸も無い)
赤P(だったら俺がとる行動は…)
- 223:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/26(日) 01:12:34.62 ID:NELATNHD0
-高槻家物置の中-
長介「ぐすっ…ぐすっ…」
長介「なんだよ、いっつも兄ちゃんだから兄ちゃんだからって…」
長介「…謝りに来ても絶対許してやらないからな…」
『長介くーん!』
長介「…!…男の人の声?姉ちゃんのプロデューサーって人かな…?」
『長介くーん!高槻さん家の長介くーん!』
長介「う…、名前呼ばれるのちょっと恥ずかしいかも…」
『俺が悪かった!借りてたエロ本はちゃんと返すからー!』
長介「!?」
- 227:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/26(日) 01:15:56.47 ID:NELATNHD0
赤P「長介くーん!ナースものが好きなのは分かったからー!」
赤P(俺にはただひたすら歩き回り、声を出すことしかできない)
赤P(ならそれを愚直にやり続けるだけだ!)
赤P「長介くーん!長介くーん!」
赤P「また今度二人で新作AVの品評会しようなー!」
ガタッ ガタガタッ!
赤P「はっ!向こうから物音が…」
赤P「…やよいの家じゃないか」
- 230:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/26(日) 01:19:14.60 ID:NELATNHD0
ガラガラ
赤P「失礼しまーす」
長介「…プロデューサーさんですか?」
赤P「ああ、765プロの赤羽根だ」
長介「赤羽根だ、じゃないですよ!なんで有ること無いこと大声で叫んでるんですか!」
赤P「なら長介くんはナースは嫌いなのか?」
長介「……好きですけど」
赤P「ははは、こやつめ」
- 232:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/26(日) 01:23:33.80 ID:NELATNHD0
赤P「隣いいかな?」
長介「…」
赤P「よいしょっと」
長介「…なんで」
赤P「ん?」
長介「なんで俺を探しに来たんですか?姉ちゃんの身内だからですか?」
赤P「うーん、まあそれもあるけどさ」
- 234:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/26(日) 01:26:34.51 ID:NELATNHD0
赤P「長介くんはなんでやよいに怒鳴りつけたんだ?」
長介「それは…その…」
赤P「まあいろいろあってイライラしてたのかもしれないけどさ、特に理由なんて無いだろ?」
長介「…」
赤P「男なんてそんなもんだよな、理由も無いのに何かに反発したくなる」
赤P「俺も母さんにエロ本見つけられたときは3日くらい口きかなかったよ」
赤P「まあベッドの下なんてありがちな場所に隠してた俺が悪いんだけどな、ははっ」
長介「なんで話題がそっち方面ばかりなんですか」
- 236:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/26(日) 01:33:10.19 ID:NELATNHD0
赤P「でも長介くんもそういうの興味あるだろ?」
長介「うぐ…」
赤P「そこらへん男の方が分かるから、俺が探しに来た」
赤P「それじゃダメかな?」
長介「…」
赤P「…」
長介「……姉ちゃんは」
赤P「うん」
- 238:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/26(日) 01:41:07.66 ID:NELATNHD0
長介「アイドルだけじゃなくて家事もいつもやってくれて」
長介「本当にすごい姉ちゃんだって思ってます」
赤P「そうだな」
長介「…アイドルの仕事はあんまり無いみたいですけど」
赤P「う…」
長介「あはは、冗談です」
赤P「長介くんもなかなか言うなあ…」
- 240:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/26(日) 01:46:48.24 ID:NELATNHD0
長介「…でもなんか今日は爆発しちゃったっていうか…」
赤P「…」
長介「別にあんなこと言おうって思ってたわけじゃないのに、なんか…」
赤P「なら謝ればいいだろ?」
長介「え…」
赤P「それともやよいは、ちゃんと謝った人を許さないような人間なのか?」
長介「…!」ブンブン
赤P「ならちゃんとけじめ付けなきゃな」
赤P「それが男だ」
- 242:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/26(日) 01:52:16.72 ID:NELATNHD0
やよい「み、見つかったって本当!?伊織ちゃん!」
伊織「ええ、やよいの家の物置にいるらしいわ」
響「うがー!そんな近くにいたのかー!」
やよい「と、とにかく長介に会って…」
赤P「ああ、やっと来たか」
やよい「ぷ、プロデューサー!」
赤P「ほら、向こうにいるから話してこい」
やよい「は、はいっ!ありがとうございます!」
- 243:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/26(日) 01:57:29.39 ID:NELATNHD0
『ね、姉ちゃーん!ううっ…ぐすっ…』
『ごめんね、ごめんね長介…』
伊織「…アンタどんな手段で長介くんを見つけたのよ」
赤P「それは男にしか分からないものさ」
伊織「ま、とにかくお手柄じゃない」
赤P「にひひっ♪」
響「プロデューサー気持ち悪いぞ」
- 245:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/26(日) 02:02:28.15 ID:NELATNHD0
やよい「それでですね…」
赤P「?」
やよい「長介が今度はプロデューサーを家に呼んでくれって…」
響「!!」
伊織「へぇ」
赤P「俺はうれしいけど…いいのか?」
やよい「はい!私も、その、うれしいですし…///」
伊織「!!」
- 247:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/26(日) 02:06:54.47 ID:NELATNHD0
やよい「それに、長介が『男の約束だ』って…」
赤P「…ああ、なるほど」
やよい「約束ってなんですかー?」
赤P「男の約束ってのはな、他の人に話しちゃいけないんだぞ、やよい」
やよい「そういうものなんですかー…難しいですー」
赤P「ははは、あ、長介くんにひとつ伝言いいかな?」
やよい「いいですよ!なんですかー?」
赤P「次来るときは俺秘蔵の淫乱ナースものを持ってくるってな」
やよい「いんら…?…うっうー!わかりましたー!」
赤P「うっうー!」
- 249:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/26(日) 02:11:25.05 ID:NELATNHD0
-数日後-
赤P(あれから長介くんとはちょこちょこ連絡をとるようになり)
赤P(今ではソウルメイトと言っても過言ではない仲だ)
赤P(黄羽根はひたすら巨乳好き、青羽根は素人モノ好きだからな)
赤P(…)
赤P(俺とは少しズレている)
やよい「うっうー!聞いてくださいプロデューサー!」
赤P「お?どうしたやよい」
- 251:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/26(日) 02:15:21.67 ID:NELATNHD0
やよい「この前長介の部屋を掃除してたら、その…」
赤P「長介くんの部屋?それがどうしたんだ」
やよい「え、えっちな本が出てきて…私、どうしたらいいか…///」
赤P「あー…」
やよい「プロデューサー!なにかアドバイスくださいー!」
赤P(長介くん…)
赤P(すまん!)
赤P「そういうときはそっと机の上に置いてだな…」
第7話『大好きなもの、大切なもの』 完!
- 254:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/26(日) 02:22:20.62 ID:NELATNHD0
すみません、今日の昼過ぎまで中断します…
午前中にちょっと車運転して見舞いに行かなきゃいけないんで、そろそろ寝ないと怖い…
とりあえず赤Pも仕事できるんだってところまで投下できてよかったです
赤Pはコスプレ好きってことですね、青Pと黄Pは書いたとおりです
俺は全部好きです
落ちてたらまた8話から立てなおすつもりなんですが、できたらこのスレで書きたいのが正直なところです
14時過ぎには続き投下できると思うので、残ってたら残り頑張って投下していくつもりです
それではおやすみなさい
- 256:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/26(日) 02:25:51.88 ID:RbBNfeNj0
乙。事故には気をつけて
- 257:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/26(日) 02:26:44.39 ID:NELATNHD0
書き忘れてました
今回の投下は13話(アニメ1クール目)までの予定です
理由は14話以降の構想はできてるけど、書きためできてないからです…15話をどうするか…
長いのは書きためしないとダメなタイプなんで、とりあえず今回は13話までということでお願いします
ではあらためておやすみなさい
言うの忘れてたけど千早誕生日おめでとうございました!
- 259:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/26(日) 02:31:13.54 ID:gBXrdEGg0
乙
- 289:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/26(日) 08:59:16.73 ID:7ARrjfx40
おもしろいな
夕方まで残っててほしい
- 330:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/26(日) 14:13:30.73 ID:6/i1zqD60
気付けば昼過ぎか
- 331:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/26(日) 14:27:07.21 ID:NELATNHD0
ただいま!
親父が予想以上に元気になってた!そら話も弾むわ!
とにかく保守ありがとうございます
夜中書きこんだ通り、残り8話から13話まで続けて投下したいと思います
途中晩飯作らなきゃいけないんでそこだけ抜けます、ご勘弁を
あと昨日はさるさん3回くらったので、5分間隔くらいでのんびり投下する予定です
完結までお付き合いいただけるとうれしいです
それでは次から本編です
- 332:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/26(日) 14:30:23.76 ID:E9OQRolh0
wktk
- 333:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/26(日) 14:31:02.30 ID:NELATNHD0
美希「今日の撮影楽しみなのー!」
真「楽しみは楽しみだけど…なんでボクはタキシードなんですか…」
あずさ「あらあら~、でも真ちゃんとっても似合ってるわよ~」
青P「あずささんの相手役もウチから出してほしいとのことだったので、菊地さんが一番ふさわしいかと」
美希「ミキが撮影するときはプロデューサーがお婿さん役になってほしいのー!」
青P「俺は芸能人ではないから無理ですよ」
真(なんか美希が青羽根Pに対して積極的だなあ)
あずさ(美希ちゃんったら気が早いのね~)
- 334:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/26(日) 14:31:03.00 ID:6/i1zqD60
きたー!
最終的に13話で完結なの?
- 335:>>334 このスレでは13話で一旦終わります。また後日書きためてから続きを投下するつもりです:2012/02/26(日) 14:35:30.04 ID:NELATNHD0
青P「それじゃあ撮影まで時間がありますので、各自控え室で待機してください」
美希「ミキはプロデューサーといろいろ見て回りたいの!」
真「ぼ、ボクも結婚式場なんてめったに来ないから、見学したいです!」
青P「ああ、それなら俺が一緒に回りますけど…あずささんはどうしますか?」
あずさ「衣装汚してもスタッフさんに悪いですから、私は控え室にいますね~」
青P「分かりました、それではまたあとで」
美希「じゃあね、あずさ!」
あずさ「はーい、行ってらっしゃい」
第8話『しあわせへの回り道』
- 336:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/26(日) 14:39:37.36 ID:NELATNHD0
-控え室-
ガチャ
あずさ「ふぅ、ウェディングドレスって意外と疲れるものなのね~…」
あずさ「あ、そうだ」
あずさ「メールメール…っと」
あずさ「…ふふ、さっき撮ってもらったドレス姿見たら友美どんな反応するかしら」
プルルルル プルルルル
あずさ「あら、はーやい」ピッ
あずさ「はい、もしもし」テクテク
ガチャ
- 337:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/26(日) 14:44:16.76 ID:NELATNHD0
あずさ「うふふ、だから冗談だってば」テクテク
あずさ「はーい、それじゃあまた今度ご飯でも行きましょうね」テクテク
あずさ「うん、ありがとね~、バイバイ」テクテク
ピッ
あずさ「…あら?」
あずさ「ここ、どこかしら…?」
青P「ここに迷い込むと思っていました」
あずさ「!?」
- 339:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/26(日) 14:48:38.11 ID:NELATNHD0
あずさ「あら、プロデューサーさん?」
青P「どうしてもあずささんが気になったので、星井さんと菊地さんには2人で式場見学に行ってもらいました」
あずさ「え、それって…」
青P「あずささんのことを知らぬが仏ほっとけない、ってことですよ」
あずさ「」キュン
青P「…あれ?」
青P(如月さんと2人で考えた渾身のダジャレだったのですが…)
- 341:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/26(日) 14:52:28.36 ID:NELATNHD0
青P「…とにかく、どこか回るんでしたら一緒に…」
あずさ「いえ、どうせなら控え室でお話しましょ?」
青P「?ええ、まあ俺は構いませんけど」
あずさ「じゃあ早く行きましょ、プロデューサーさん!」ギュッ
青P「ちょ、ちょっと…!そんなにひっつかれると胸が…」
青P(黄羽根のやつには秘密にしておかないと…)
石油王「結婚シテクダサーイ」
女「よろこんで!」
手下「めでたしめでたし」
第8話『しあわせへの回り道』 完!
- 342:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/26(日) 14:57:39.04 ID:NELATNHD0
-車内-
亜美「はー、今日の収録めちゃんこ疲れた→!」
あずさ「そうね~、まさか本当に熱湯だと思わなかったわ~」
伊織「にひひっ!まあ事務所に戻ったらご褒美があるから楽しみにしておきなさいよ!」
律子「ご褒美って…私なにも準備してないわよ?」
伊織「そうじゃなくて、この前プリンを貰ったから事務所の冷蔵庫に入れておいたのよ!」
亜美「ぷ、プリンって…まさかいおりん!」
伊織「そう!あの限定ゴージャスセレブプリンよ!」
あずさ「!」
- 343:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/26(日) 15:02:40.55 ID:NELATNHD0
律子「へー、それってテレビでも取り上げられてる大人気のやつじゃない」
伊織「お父様の友人がお土産に持ってきてくれたのよ、だから普段そんな立派なものを食べられないアンタたちに…」
亜美「いおりんマジツンデレ!」
伊織「う、うるっさいわねぇ!///」
あずさ「い、伊織ちゃん…もしかしてそれって…」
亜美「結局亜美たちのこと考えてくれるいおりんマジ天使!」
伊織「なによその言い回し!」
亜美「この前ファンの兄ちゃんが言ってたよ→」
あずさ「……」
あずさ(黙っておくべきかしら…)
- 344:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/26(日) 15:07:14.54 ID:NELATNHD0
-765プロ事務所-
亜美「ただいま→!」
伊織「さあ、さっそくプリンを…」ガチャ
伊織「…!」
亜美「どしたの、いおりん?」
伊織「…無い」
律子「へ?」
伊織「ゴージャスセレブプリンが無いのよー!!」
あずさ「……」
第9話『ふたりだから出来ること』
- 347:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/26(日) 15:13:01.85 ID:NELATNHD0
伊織「一体誰が…」
真美「んっふっふ…」
あずさ「あら真美ちゃんもいたのね…」
亜美「任せていおりん、こんなときは…」
真美「灰色の脳細胞と七色の顔を持つ!」
亜美「せくし→美少女探偵亜美アンド真美!」
真美「じっちゃんばっちゃんの名にかけて…!」
亜美「月に代わって…!」
亜美真美「犯人逮捕よ!」
律子「あんたたち楽しんでるでしょ…」
- 349:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/26(日) 15:17:40.23 ID:NELATNHD0
ガチャ
黄P「ただいまー」
雪歩「うぅ…もう二度とあんなライブしません…」
黄P「よかったじゃねえか、犬(のような人たち)限定ライブ」
雪歩「で、でも…!」
黄P「この前の男も差し入れ付きで来てたしな、下積みってのはこういうふうにやっていくんだよ」
雪歩「ふぁ、ファンの人たちが増えるのはうれしいですけどぉ…」
黄P「っと、どうしたデコすけ辛気臭い顔して」
伊織「デコすけじゃないわよ!」
- 350:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/26(日) 15:21:33.39 ID:NELATNHD0
亜美「んっふっふ~、黄色の兄ちゃん」
真美「真美たちは今犯人探しをしているのだよ」
黄P「あ?犯人?」
亜美「実はだね鬼ワトソンくん…」
真美「いおりんのプリンが食べられていたのだよ!それも全部!」
黄P「あ、それ俺だわ」
亜美「亜美的にはやよいっちあたりが…え?」
黄P「だから俺がプリン食ったんだってば」
真美「え?ちょ…え~…?」
- 352:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/26(日) 15:25:34.20 ID:NELATNHD0
黄P「いや、うまそうだったから今日の朝につい」
伊織「ついじゃないわよ!私がどれだけ楽しみにしてたか…!」
あずさ「ごめんなさいね伊織ちゃん、私も一応止めたんだけど…」
黄P「あずささんも結局ひとつ食べてたじゃないですか」
あずさ「…あらあら♪」
真美「じゃあ黄色の兄ちゃんが全部食べちゃったってこと?」
黄P「ひとつはあずささんな」
亜美「あずさお姉ちゃんなんで言わなかったのさ→!」
あずさ「い、言いだしにくくて…」
- 353:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/26(日) 15:29:45.02 ID:NELATNHD0
伊織「せっかくみんなのために持ってきたのに…」
黄P「いや、あれ賞味期限ギリギリだったぞ?」
伊織「…え?」
黄P「高い洋菓子なんてそんなもんじゃねえの?足が早いっつーか」
あずさ「そ、そうなのよ!だからみんながお腹壊さないように…」
真美「あずさお姉ちゃんそれは言い訳っしょ→!」
亜美「そうだそうだ!亜美たちも食べたかったぞ→!」
あずさ「ご、ごめんなさい~」
- 354:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/26(日) 15:34:24.82 ID:NELATNHD0
黄P「…お前らそんなにプリン食いたかったの?」
伊織「そりゃそうに決まってるでしょ!?」
黄P「いや~、やっぱり持つべきものはファンだなあ、雪歩」
雪歩「た、たまたまだと思いますぅ…」
真美「あれ、ゆきぴょんその箱…?」
雪歩「う、うん…今日のライブでお客さんが差し入れで持って来てくれたんだけど…」
雪歩「多分そのプリンと同じだと思う」
伊織「!」
- 356:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/26(日) 15:38:47.71 ID:NELATNHD0
亜美「あれ、それじゃ事件解決?」
真美「みたいだね」
黄P「よーっし、お前ら食べろ食べろー!」
あずさ「わーい!」
律子「あずささんはちょっと控えてもらいましょうかね、スタイル維持もあるし」
あずさ「わーい…」
雪歩「よかったね、伊織ちゃん」
伊織「…ふん!もともとは黄羽根が勝手に食べたのが悪いんじゃない!」
- 357:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/26(日) 15:40:45.30 ID:+T4GSMsE0
挙げ足取りじゃないけど普通ファンから貰った食べ物はお店で買ったものであれ何がはいってるか分からないから処分されるお
- 361:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/26(日) 15:44:17.61 ID:w/XPcFkO0
>>357
なん……だと……?
- 358:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/26(日) 15:42:39.44 ID:NELATNHD0
黄P「いやー、それにしても伊織には悪いことしたなー」
伊織「なによ急に」
黄P「だってさっき、『みんなのために持ってきたのに…くすん』って言ってたもんなー」
伊織「んなっ…!あ、あれは…!」
亜美「いおりんは仲間思いのやさしい子ですな→」
真美「んっふっふ~、素直じゃないのう」
伊織「…!この、黄羽根!ちょっと待ちなさーい!」
黄P「誰が待つかブァーカ!!」
- 363:>>357 なん……だと……?そこはスルーということで てかさるさんまたくらった…:2012/02/26(日) 16:01:21.38 ID:NELATNHD0
ガチャガチャ ドタンドタン
小鳥「あらあら、あの二人は相変わらず仲良しねぇ」
雪歩「黄羽根Pは誰とでもすぐ仲良くなれるから不思議ですよね」
小鳥「そうねぇ、ふふ」
雪歩「な、なんで私の顔見てニヤニヤしてるんですかぁ…」
真美「…」
亜美「このプリンおいし→!」
真美「ねぇ亜美、いおりんもゆきぴょんも黄色の兄ちゃんのこと好きなのかなぁ」
亜美「ふぇ?」
- 374:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/26(日) 16:33:15.70 ID:NELATNHD0
真美「だってゆきぴょん黄色の兄ちゃんには全然怖がってないし、いおりんもいつもより楽しそうだし」
亜美「うーん、そう言われてみればそうかも」
真美「だからさ、もっかい美少女探偵亜美アンド真美のつづきしようよ!」
- 375:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/26(日) 16:37:05.73 ID:NELATNHD0
亜美「あ!黄色の兄ちゃんたちの後をつけるってこと!?」
真美「そうそう!そしたらなんか面白いかな→って…」
亜美「でも最近お仕事忙しいもんな→」
真美「あ…」
- 378:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/26(日) 16:40:39.20 ID:NELATNHD0
亜美亜美「だから真美一人でやってみてよ!時間があるときは一緒にやるし!」
真美「…う、うん!任せといてよ亜美!なんたって美少女探偵亜美アンド」
律子「ほら亜美、プリン食べたら雑誌の取材行くわよー」
亜美「はーい!それじゃあ真美、またね!」
真美「あ…うん」
- 379:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/26(日) 16:44:09.53 ID:NELATNHD0
律子「伊織もほら!早く行くわよー!」
『アンタ覚えときなさいよね!』
『誰が覚えとくかブァーカ!』
真美「…」
- 384:>>378は 亜美「だから真美一人でやってみてよ!」ですね すみません:2012/02/26(日) 17:01:45.24 ID:NELATNHD0
カチャカチャ パタン
雪歩「それじゃ片付けも終わりましたし、帰りますね」
黄P「おうお疲れ、雪歩様」
雪歩「そ、その呼び方はやめてください!」
黄P「へへ、わんわーん」
- 386:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/26(日) 17:08:18.56 ID:0wOifGKl0
見てるぞ
- 387:支援ありがとうございます さるさんにビビりながら投下していきます:2012/02/26(日) 17:08:28.55 ID:NELATNHD0
雪歩「もう…それじゃ失礼します」
ガチャ バタン
黄P「…お?どうした真美、帰らねえのか」
真美「……黄色の兄ちゃん」
- 391:5分以上あければさるさん大丈夫なのかな…? さぐりさぐりなのでちょっと間隔長くなると思います:2012/02/26(日) 17:15:01.49 ID:NELATNHD0
黄P「…どうしたガキらしからぬ悩んだ顔しやがって」
真美「亜美はさ、真美のこと嫌いになったのかな」
黄P「ああ?どうしてまた」
真美「だって前みたいに一緒に遊んでくれないし、今日だって…」
- 395:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/26(日) 17:21:28.78 ID:NELATNHD0
黄P「そりゃお前より忙しいんだ、当然だろ」
真美「…けっこうハッキリ言うね」
黄P「前から俺はハッキリ言うほうだろ、赤羽根と違って」
- 397:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/26(日) 17:28:58.46 ID:NELATNHD0
真美「でも最近はアイドルとしても亜美の方が一歩先に行ってるっていうか…」
黄P「…」
真美「ホントに真美のこと気にしてくれてるのかなって…」
黄P「…なら亜美のこと調査してやろうぜ」
- 398:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/26(日) 17:32:24.29 ID:NELATNHD0
真美「…へ?」
黄P「今日から俺たちは…」
黄P「美少女探偵真美アンド黄羽根だ!!」
真美「び、びしょうじょ…?」
- 399:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/26(日) 17:37:30.51 ID:NELATNHD0
‐765プロ内、客室前‐
真美「兄貴、買ってきやしたぜ!」
黄P「おう、ご苦労」
真美「やっぱり張り込みと言えばアンパンと牛乳ですなぁ!」
黄P「分かってんなお前!」
- 403:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/26(日) 17:42:46.18 ID:NELATNHD0
真美「へへ→、で、この部屋はなんなの?」
黄P「ここは今竜宮小町がインタビュー受けてる部屋だ」
真美「のぞくの?」
黄P「さすがにバレたらまずいから盗み聞きだ」
- 404:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/26(日) 17:46:28.71 ID:NELATNHD0
『はい!水瀬伊織です!チャームポイントは…』
『そうですね、プロデューサーとしてはやはり幅広い世代に…』
真美「…なんかいけないことしてる気分だね、兄ちゃん」
黄P「まあいけないことしてるんだけどな」
- 405:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/26(日) 17:51:38.76 ID:NELATNHD0
『はい、三浦あずさです、よろしくお願いします~』
黄P「よし、真美は誰か来ないか見張りをしてこい」
真美「あいあいさ→!」
黄P(これである意味あずささんのインタビューは俺のものだぜ)
- 409:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/26(日) 17:56:33.63 ID:NELATNHD0
『ええ、やっぱり多くの方に聴いていただき…』
『え?スタイルですか?まあ多少は…』
『セクシーなポーズって言われても…律子さん』
『…じゃあ水着とかではないので少しだけ』
- 410:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/26(日) 18:00:26.45 ID:NELATNHD0
『…これでどうですか~?』
『ひゅ→!あずさお姉ちゃんダイターン!』
黄P(くっそおぉぉぉぉ!なんで俺は出版社に就職しなかったんだ!)
黄P(ダイターンってなんだよ!いおりんの力を借りて今必殺のサンアタック!)
真美「な、なんで兄ちゃん涙流してるの!?」
- 414:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/26(日) 18:04:29.80 ID:NELATNHD0
黄P「お、おおう真美か…誰もいなかったか?」
真美「うん!それより兄ちゃん早く代わってよ→!」
黄P「ああ、それじゃ次は俺が見張り行ってくるからがっつり盗み聞け」
真美「そんなこと初めて人から勧められたよ…」
- 417:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/26(日) 18:08:21.29 ID:NELATNHD0
『…はい、ありがとうございました~、うふふ』
真美(あ、ちょうどあずさお姉ちゃんのインタビュー終わったみたい…)
『それじゃ次は亜美だね!よろしくお願いしまーっす!』
真美(!)
- 419:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/26(日) 18:12:15.94 ID:NELATNHD0
『はい!スモスリはやっぱりダンスがせくし→で…』
真美(最近の亜美、ダンス上手くなってるもんなあ…)
『全国の兄ちゃん姉ちゃんに聞いてもらえればうれしいです!』
真美(インタビューもちゃんと答えてて、これじゃどっちがお姉ちゃんか…)
- 421:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/26(日) 18:15:13.43 ID:NELATNHD0
『ところで亜美のせくし→ぽーずはいらないの→?んっふっふ~』
真美(雰囲気もめちゃんこいいカンジだし…やっぱり亜美は真美とは…)
『え?絶対に負けたくないアイドル?』
真美(…?)
- 423:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/26(日) 18:19:39.26 ID:NELATNHD0
『えー、でもホントのこと書かれるの恥ずかしいし→』
『…じゃあ記事にはしないでよね、えっと…』
『負けたくないアイドルは、姉の真美です!』
真美(!)
- 424:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/26(日) 18:21:51.74 ID:NELATNHD0
『んー、やっぱ家族ってのもあるけど』
『最近の真美はダンス頑張っててちょ→ヤバいんだよ!』
『こら亜美、記事に関係無い話ばかりしても申し訳ないでしょ』
『ごめんごめんりっちゃん』
- 425:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/26(日) 18:24:31.50 ID:NELATNHD0
『でもとにかく、真美には負けたくないってのはホント』
『そんでいつかはさ』
『二人で世界中の兄ちゃん姉ちゃんをキャーキャー言わせたいよね!』
真美「……」
真美「う…」
真美「ううううう……亜美…ぐすっ…ひぐっ…」
- 457:すみません遅くなりました 再開します:2012/02/26(日) 21:37:13.55 ID:NELATNHD0
ム゙ーッ ム゙ーッ
真美(!…ケータイ……マナーモードにしといてよかった)
真美(…黄色の兄ちゃんからだ)
真美(えっと…?)グスン
- 458:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/26(日) 21:41:54.92 ID:NELATNHD0
from:黄色の兄ちゃん
本文:あと10分くらいしたらインタビューも終わるから
そしたら見張りも終えて迎えに行く
あと、さっき牛乳飲んだときに口にヒゲ出来てたから
ちゃんとトイレで鏡見て顔の調子ととのえてこいよ
美少女探偵 黄羽根
- 461:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/26(日) 21:44:18.63 ID:NELATNHD0
真美(…)
真美(…こりゃいおりんもゆきぴょんも好きになっちゃうよ)
『んー、じゃあライバルはテキト→な人で…』
- 464:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/26(日) 21:48:15.58 ID:NELATNHD0
‐後日、事務所‐
律子「こらー!亜美も真美もゲームやめなさい!」
亜美「えー、ひさしぶりにオフが合ったんだからいーじゃん」
真美「いーじゃんいーじゃーん」
律子「午後からは二人ともダンスレッスンあるでしょ!?それに…」
律子「なんで黄羽根Pも加わってるんですか!」
黄P「いや、こいつらの狩りっぷりには目を見張るものがある」
- 466:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/26(日) 21:52:18.08 ID:NELATNHD0
律子「そんなのどうでもいいですから!もー!」
律子「とにかく早めに行って準備しなさい!」
亜美「はーい…」
真美「そんじゃ兄ちゃん、またあとでね!」
黄P「おう、俺はもうちょっと肉の焼きかたを練習しとくよ」
律子「仕事してください!」
- 468:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/26(日) 21:57:05.10 ID:NELATNHD0
スタスタ
亜美「ねえねえ真美」
真美「ん?なに、亜美」
亜美「最近黄色の兄ちゃんとなにかあった?」
真美「!」
- 471:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/26(日) 22:01:25.57 ID:NELATNHD0
真美「な、なにかって…///」
亜美「そりゃ双子なんだから気付くっしょ→!でもそれがいったいなんなのかは…うむむ…」
真美「きょ、今日は亜美にステップ教えてもらう約束なんだから、それはあとでいいっしょ!」
亜美「ん→?…ま、いっか!二人だと楽しいしね!」
真美「…そだね!」
- 473:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/26(日) 22:05:50.97 ID:NELATNHD0
亜美「…ところでさ、真美」
真美「?」
亜美「最近、黄色の兄ちゃんかっこよくない?」
真美「!?」
第9話『ふたりだから出来ること』 完!
- 475:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/26(日) 22:09:14.42 ID:NELATNHD0
どうにか9話終わりました
ここまでやっといて完結させないのは自分自身気持ち悪いので、ぶっつづけで投下します
忍法帖のレベル下がったのとさるさん怖いので分割+ゆっくり投下になると思いますがご容赦ください
しかし10話から13話まででこれまでと同じくらいの分量あるという事実
次から本編投下です
- 477:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/26(日) 22:10:32.19 ID:rIHgUqkY0
頑張ってくれ
- 479:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/26(日) 22:12:22.83 ID:7ARrjfx40
見てます
- 480:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/26(日) 22:12:40.18 ID:NELATNHD0
小鳥「今日は芸能事務所対抗大運動会!」
小鳥「アイドルのみんなには頑張ってほしい!」
小鳥「…でも私と社長は今日も留守番ですぅ…ピヨヨ」
高木「…なあ音無くん」
小鳥「はい?」
高木「私たちも会場に行かないかね?」
小鳥「!?」
第10話『みんなで、少しでも前へ』
- 487:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/26(日) 22:30:30.49 ID:NELATNHD0
-大運動会会場-
真「だから転んだのは伊織のせいだろ!?」
伊織「違うわよ、真のせいよ!」
やよい「はわわ…」
黄P「拳でしか語り合えないこともある、もっとやれ」
赤P「いや、お前もとめろよ…」
雪歩「けんかは良くないよぉ…」
真・伊織「「雪歩は黙ってて!」」
青P(今のは鉄板ネタになりえますね)
- 489:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/26(日) 22:35:47.02 ID:NELATNHD0
真「転んで笑われただけじゃないか!」
伊織「だから転んだのは真のせいだって何回言えば…!」
春香「ほ、ほら!あずささんのパン食い競走始まるよ!」
美希「ミキ、パン食い競走初めて見たの!」
響「あずさー!頑張れー!」
あずさ『はぁ…はぁ…』ドタプーン
千早「…くっ」
真美「…アンパン」
- 493:さっきまたさるさんくらってました 基準がわからんです:2012/02/26(日) 23:01:06.57 ID:NELATNHD0
あずさ『つぶあんでおいしいです~』
黄P「あずささーん!俺のは濃厚な白あんですよー!」
赤P「おい」
あずさ『牛乳があればもっと良かったですね~』
黄P「俺の牛乳ならすぐに準備できますよー!」
赤P「おい」
あずさ『今度はゆっくり味わいたいですね』
黄P「俺はじらされたいですよー!」
赤P「おい」
- 495:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/26(日) 23:06:35.04 ID:NELATNHD0
春香「ま、またポイントは取れなかったね…」
響「でも観客の注目は全部あずささんに集まったさー!」
亜美「さっすがあずさお姉ちゃんですな→」
伊織「ほら見なさいよ!あずさはビリだったけどしっかり注目されてるじゃない!」
真「ふん!ボクたちは伊織のせいで笑われただけだけどね!」
- 502:さるさんって投下間隔によるんですかね?それとも時間あたりの回数?:2012/02/26(日) 23:13:17.03 ID:NELATNHD0
伊織「な、アンタ…!」
律子「ほら!伊織はステージがあるんだからさっさと行くわよ!」
伊織「…あーらごめんなさいね!売れっ子はこれだから…」
真「…」
律子「そんなこと言わないの、ほら早く来る」
伊織「…ふん!」
- 504:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/26(日) 23:19:34.89 ID:NELATNHD0
真「…くそっ」
赤P「…真、伊織も別に本気で言ってるわけじゃ」
真「…分かってますよ、でも…」
真「本気出したらもっと早いのにって思うと…なんか悔しくて」
赤P「…うん、このあとの借り物競走は頑張れよ」
真「…」
やよい「あ!美希さんの競技始まりますよー!」
- 506:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/26(日) 23:25:14.03 ID:NELATNHD0
雪歩「えーっと、競技の内容は…」
千早「…『おにぎり具当て400メートル走』?」
青P(…星井さん)
青P(俺はあなたのポテンシャルに期待していますよ)グッ
真美「青色の兄ちゃんなんでキメ顔してんの?」
- 510:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/26(日) 23:30:25.80 ID:NELATNHD0
-100メートル地点-
美希「明太子」
-200メートル地点-
美希「梅干し、種無し」
-300メートル地点-
美希「焦がし炒飯」
-400メートル地点-
美希「…」
美希「おかか醤油マヨ」
ウオオオォォォォ!!
青P「やった!」
千早(私にもそれ言ってほしいな…)
- 512:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/26(日) 23:35:43.68 ID:NELATNHD0
美希「ふー、おにぎりがおいしいだけだったの」
真「美希!お疲れ!」
美希「あ、真クン!ありがとなのー!」
やよい「うっうー!記録52秒なんてすごいですー!」
美希「おにぎりがあれば世界記録なんてメじゃないの」
青P「お疲れ様です星井さん」
美希「プロデューサー!ミキ、キラキラしてた?」
青P「モグモグしてましたね」
- 514:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/26(日) 23:40:34.75 ID:NELATNHD0
美希「むー!それ褒めてないの!」
青P「でも会場の目は765プロに向いてますよ、星井さんのおかげです」
美希「えへへ、これでCMのオファーとか来るかなあ?」
青P「ええ、業界の方も見てくれているでしょうから、十分考えられるでしょうね」
美希「よーっし!このあとも頑張るのー!」
青P「その意気です」
??「……」
- 516:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/26(日) 23:47:50.79 ID:NELATNHD0
ひかり「…ねえ、765プロの連中ちょっと生意気じゃない?」
のぞみ「確かに…弱小事務所のくせに調子乗ってるっていうか…」
つばめ「この前なんて竜宮小町のインタビューで、『ライバルは新幹少女』みたいなこと言ってたし!」
ひかり(ちゃんとチェックはしてるんだ…)
- 518:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/26(日) 23:52:13.10 ID:NELATNHD0
ひかり「…ま、とりあえず次の借り物二人三脚で見せつけてやろうよ」
のぞみ「りょーかい」
つばめ「さっき私が星井って子に負けた分、取り返してきてよ!」
ひかり「…あれはアイツが異常なだけでしょ」
- 521:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/26(日) 23:56:49.53 ID:NELATNHD0
MC『それでは借り物二人三脚、スタート!』
タッタッタッ
真「だから、事務所のイジラレ役は春香に決まってるだろ!?」
伊織「違うわよ!黄羽根の馬鹿よ!」
真「伊織は黄羽根Pと手をつなぎたいだけじゃないの!?」
伊織「ばっ…!違うわよ!何言ってんのアンタ!」
赤P(何やってんだあいつら)
- 523:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/27(月) 00:01:17.49 ID:fLkYR+FY0
-レース終了後-
真「っつぅ…」
伊織「ちょ、ちょっと真…大丈夫なの…?」
赤P「ひねってるかもしれないな…氷持ってくるから待ってろ!」ダッ
真「あっ…、まったく大げさなんだから…いてて」
- 524:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/27(月) 00:06:06.21 ID:fLkYR+FY0
伊織「あ、アンタが急にスピード上げるから…」
真「…うん、そうだね、ボクが悪かったと思う」
伊織「…なによ急に素直に謝って…」
つばめ「あらー?そこにいるのは765プロの方じゃないかしらー?」
真「!」
- 528:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/27(月) 00:10:14.91 ID:fLkYR+FY0
のぞみ「あらら、ケガなんてしちゃって」
ひかり「まああれだけモタモタしてたらケガもするかもねー」
伊織「…なによアンタたち」
つばめ「竜宮小町の水瀬さんがこれじゃあ、765プロの実力も知れたものね!」
伊織「っ!アンタたちさっきから…!」
真「ねえ、キミたち新幹少女の3人だよね」
- 533:>>530 なるほど ありがとうございます:2012/02/27(月) 00:15:11.88 ID:fLkYR+FY0
ひかり「…へえ、私たちのこと知ってるんだ」
真「この前の新曲、すごくかわいい曲だったね」
伊織「ちょ、ちょっと真…」
のぞみ「か、かわいいなんて…」
真「あんなかわいい曲歌えてうらやましいよ」
つばめ「急にそんなこと言われても騙されないわよ!」
- 537:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/27(月) 00:20:07.51 ID:fLkYR+FY0
真「…騙す騙されるってなんの話か分からないけどさ」
真「ボクは他のアイドルを馬鹿にするなんてみっともないことはしない」
真「ホントはこれもキミたちを馬鹿にしてることになるのかもしれないけど」
真「大事な仲間を馬鹿にされて黙ってられるわけないだろ!!」
ひかり「!!」
つばめ「うっ…」
のぞみ「」キュン
- 540:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/27(月) 00:25:34.53 ID:fLkYR+FY0
伊織「真…」
真「だからこれからはこんな真似は…」
のぞみ「あ、あの!」
真「?」
のぞみ「こ、これ!ハンカチです!傷口拭くのにでも使ってください!」
ひかり「き、傷口無いわよ?」
のぞみ「あ、あと、私たちが優勝したら付き合ってください!」
つばめ「え!?ちょ、え!?」
- 543:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/27(月) 00:29:37.37 ID:fLkYR+FY0
のぞみ「し、失礼しましたー!!」
ひかり「ちょ、ちょっとのぞみー!?」
つばめ「お、覚えときなさいよね!」
タタタタタ マコトサマー! ノゾミチョットダマッテ!
真「…」
伊織「…」
真「…これは負けられないね」
伊織「…2つの意味でね」
真「…うん」
- 546:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/27(月) 00:34:12.74 ID:fLkYR+FY0
ひかり(…あのあと錯乱したのぞみをなだめるのにだいぶ時間がかかったけど)
ひかり(ここから先は、765プロの連中にはなんとしても負けないんだから!)
ひかり(…さっきプロデューサーとの作戦会議でそういうふうに決まったし…)
やよい「よーっし!私もがんばるぞーっ!」フンス
ひかり(この子確か…765プロのアイドルよね)
- 548:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/27(月) 00:38:10.22 ID:fLkYR+FY0
ひかり(…まずはこの障害物競走で圧倒的な差をつけて勝ってやろうかしら)
ひかり(それとも…)
MC『それではカツラかぶって障害物競走、スタートぉ!』
やよい「うっうー!」
ひかり「え、あ、ちょ!」
- 552:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/27(月) 00:43:11.47 ID:fLkYR+FY0
-レース後-
ひかり(…なによ、結局出遅れちゃったし)
ひかり(途中で765プロの…高槻?って子に引っかかって転んじゃったし)
ひかり(…まあ765プロが失格になったのはいいのかもしれないけど)
ひかり(結局自分が2位じゃなんの意味も…)
やよい「あ、あの!」
- 554:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/27(月) 00:47:12.96 ID:fLkYR+FY0
ひかり「…?ああ、アンタ765プロの」
やよい「2位おめでとうございます!あと…」
ひかり「…あと?」
やよい「さ、さっきは邪魔しちゃってすみませんでしたー!」ガルーン
ひかり「…いいのよ、別に」
やよい「はわっ、ひかりさんやさし…」
ひかり「アンタみたいな足手まといがいたら765プロもさぞかし大変でしょうしね」
- 557:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/27(月) 00:51:28.51 ID:fLkYR+FY0
やよい「あ…」
ひかり「さっきのもアクシデントにもめげず追い上げる新幹少女のひかりちゃんっていうのを…」
やよい「……」
ひかり「演、しゅつ…」
やよい「…ぐすっ……」
ひかり「う…」
ひかり(だ、ダメよ!765プロのやつらなんとしても勝つってのが今日の作戦で…!)
- 558:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/27(月) 00:56:38.48 ID:fLkYR+FY0
ひかり「ま、まあ私たちがいる以上、765プロには勝ち目は無いでしょうけどね!」
やよい「…ぐすっ…ぐすっ……」
ひかり(…なによ、完全に悪者じゃないの…)
やよい「……あ、あの…」
ひかり「…なに?」
やよい「…さ、さっき転んだとき……け、ケガとかしてないですか…?」
ひかり「」キュン
- 563:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/27(月) 01:04:34.61 ID:fLkYR+FY0
やよい「わ、私のせいで転んじゃったから…」
ひかり「」
やよい「一応ハンカチ持ってきたんですけど…」
ひかり「」
やよい「ひ、ひかりさん…?」
ひかり「はっ!」
やよい「も、もしかして具合が…」
ひかり「だだだ、大丈夫よ!」
ひかり(なによこのかわいい生き物!上目づかいは卑怯でしょうが!)
- 568:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/27(月) 01:09:39.52 ID:fLkYR+FY0
ひかり「そ、それよりあなたはケガしてないの?」
やよい「え、あ、はい…私はなんとか」
ひかり「万が一があるわ、ほら、私のハンカチで傷口を拭きなさい」
やよい「き、傷口無いですよ?」
ひかり「あとよかったら私と付き合わない?」
やよい「へ?い、いいですけど」
ひかり「っ!!」
- 571:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/27(月) 01:14:19.04 ID:fLkYR+FY0
ひかり「と、とにかく!ケガには気をつけなさいよ!それじゃね!」ダッ
やよい「あ、ひかりさん!」
やよい「付き合うってなんだろ?買い物かな?」
やよい「それともご飯…うぅ、最近家計がピンチなのに…」
やよい「…でも他の事務所の人と仲良くなれたのはうれしいですー!」
やよい「よーっし!このあともがんばるぞーっ!」
- 574:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/27(月) 01:19:57.61 ID:fLkYR+FY0
ひかり(やばいやばいやばいやばいやばいやばい)スタスタ
ひかり(勢いに任せて告白しちゃったでもOKもらっちゃったし)スタスタ
ひかり(え?ホントにいいの?あんな可愛い子と付き合っちゃっていいの?)スタスタ
ひかり(やったやった!これはここ最近で新曲の次にうれしいかも!やった)ピタッ
ひかり「やったじゃないわよ!!!」
つばめ「!?」ビクッ
- 579:支援していただいてなんですが、ペース的にこのスレで13話までいくの難しいかもしれないです…:2012/02/27(月) 01:25:36.95 ID:fLkYR+FY0
つばめ(なんかのぞみもひかりも様子変だし…)
つばめ(プロデューサーに作戦の見直しを…)
つばめ(…でもプロデューサーどこに…さっきこの通路に入っていくのは見えたけど…)
『…それはつまり、わざと負けろということですか?』
『いやいや、何もそこまでは言ってないだろ』
つばめ(あ、うちのプロデューサーと…あれは…)
- 582:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/27(月) 01:29:39.36 ID:fLkYR+FY0
新幹P「ただ、どっちがテレビ的に正しいのかはキミにも分かるだろ?」
赤P「…すみません、ちょっと失礼します」ピッ
つばめ(…仕事熱心なのは分かるけど…)
つばめ(…この世界じゃ仕方ないのかなあ…)
赤P「…あ、社長ですか?携帯から失礼します」
つばめ(これも私たちを売り出すためだし…今日の作戦も…)
- 585:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/27(月) 01:33:46.08 ID:fLkYR+FY0
赤P「それで社長のご意見をうかがいたいと…はい、はい」
つばめ(…でも、765プロの連中は私たちの名前を覚えてくれてた)
赤P「へ?場所…ですか?スタッフ用の通用口ですけど…」
つばめ(真面目にやれば…見てくれてる人はいるってことかな…)
『お嬢さん、ちょっと失礼するよ』
つばめ「!!」
- 587:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/27(月) 01:41:50.89 ID:fLkYR+FY0
赤P「しゃ、社長!?なんで…!」
高木「いやあ、こっそり忍び込むつもりだったのだが早々にバレてしまったね」
新幹P「…へえ、あなたが765プロの」
高木「高木と申します」
新幹P「…ところで社長さんがどうしてまた?」
高木「いや、アイドルの諸君はわが子も同然だからねえ、頑張りを見たいと思うのは当然でしょう?」
赤P「社長…」
- 590:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/27(月) 01:52:14.03 ID:fLkYR+FY0
新幹P「社長直々にここまで来たんだ、なにか言いたいことがあるんでしょう?」
つばめ(…これ覗いてていいのかな)
高木「先ほども言いましたがね、アイドルは私にとって子供同然なんですよ」
新幹P「だからそれがなにか…」
高木「頑張るわが子に向かって、わざと負けろなんて私は言えない」
赤P「!!」
つばめ(…!)
- 593:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/27(月) 01:57:07.55 ID:fLkYR+FY0
高木「全力を尽くした結果負けるのならそれもいいでしょう」
高木「しかし力を出し切れないまま負けることがどれだけ悔しいか」
高木「…私も無駄に歳をとってるわけではないのですよ」
新幹P「ぐ…」
高木「きみもそうだろう、赤羽根くん」
赤P「…俺もあいつらには後悔だけはさせたくないと思っています」
- 595:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/27(月) 02:01:25.55 ID:fLkYR+FY0
高木「よろしい、これが私どもの総意です新幹Pさん」
新幹P「…そんなこと言っても、あなた方のような弱小事務所が…」
高木「くどいですな、我々はもう結論を出したのですよ」
新幹P「…この…!」
新幹P「お、覚えとけよ!どうなっても知らないからな!」スタスタ
つばめ(あー…)
つばめ(捨てゼリフってかっこわるいんだなあ…)
- 596:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/27(月) 02:07:01.96 ID:fLkYR+FY0
赤P「しゃ、社長…良かったんですか?」
高木「なに、きみはアイドル達が全力を出せるよう気を配ってくれたまえ」
赤P「しかし…」
高木「構わん!責任は私がとる!」
赤P「社長…!…俺、行ってきます!」タッタッタッ…
高木「ああ、頼んだよ」
- 598:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/27(月) 02:12:27.26 ID:fLkYR+FY0
高木「…」
高木「若いなあ…私も昔は…」
高木「…おっと、昔話は年寄りの証拠だな」
高木「…」
高木「ところで、お嬢さん」
つばめ「!!」ビクッ
- 599:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/27(月) 02:18:22.63 ID:fLkYR+FY0
つばめ「は、はい…なんでしょうか…」
高木「新幹少女のつばめくん、だったかな?」
つばめ「な、名前覚えてくださってるんですか?」
高木「新幹少女さんは勢いのあるユニットだからね」
つばめ「…うれしいです」
高木「…あのような言い方をしてしまって申し訳ない」
つばめ「い、いえ!こっちも悪いですし…」
- 600:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/27(月) 02:23:24.34 ID:fLkYR+FY0
高木「はは、きみがそれを分かっているのなら大丈夫だろう」
高木「それでは邪魔したね、そろそろ戻らないと音無くんに…」
つばめ「あ、あの!」
高木「うん?」
つばめ「な、名前覚えていただいててうれしかったです!」
つばめ「今後もよければ…その…えっと…」
- 601:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/27(月) 02:28:56.28 ID:fLkYR+FY0
高木「つばめくん」
つばめ「へ?」
高木「今のきみはさっきまでと違ってとても良い顔をしている」
高木「素敵だよ」
つばめ「」キュン
- 605:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/27(月) 02:34:20.93 ID:fLkYR+FY0
高木「…おっと、本当にそろそろ戻らないと」
高木「それではまた!期待しているよ」スタスタ
つばめ「あ、はい…」
つばめ「……」
つばめ「…」
つばめ「…おじさま」
- 609:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/27(月) 02:38:55.65 ID:fLkYR+FY0
高木(…はぁ~、部下と女性がいる手前かっこつけたけど)
高木(本当に大丈夫だろうか…)
高木(…)
高木(まあどうにかなるだろう、うん)
高木(…音無くんもいるしな)
高木(あれ?そういえば音無くんは…?)
高木(…ま、いいか)
- 650:保守ありがとうございます再開します ここからピヨちゃんのターン:2012/02/27(月) 10:35:49.65 ID:fLkYR+FY0
新幹P「くっそー…765プロめ、調子に乗りやがって…」
新幹P「まあいい、こうなったら黒井社長に頼んで…」
『ピヨピヨ、ちょっとそこの方』
新幹P「ああ?今俺は忙しいん…」
新幹P「お、お前は!?」
- 653:さるさん怖いのでのんびり進行します ご容赦ください:2012/02/27(月) 10:40:15.37 ID:fLkYR+FY0
『ひとつ、ひとよひとよにひとみごろ』
『ふたつ、不埒な悪行三昧!』
『みっつ、みんなまとめて…』
小鳥「音無仮面にお任せピヨ!」バーン!
新幹P(緑の全身タイツにマスカレイドマスク…)
新幹P(へ、変態だ…!)
- 656:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/27(月) 10:50:31.17 ID:fLkYR+FY0
小鳥「…あなた、確かこだまプロのプロデューサーさんでしたよね?」
新幹P「そ、それがどうしたってんだ…」
小鳥「こだまプロの筆頭株主は?」
新幹P「株主…?それは水瀬グループだろう」
小鳥「そうピヨ、水瀬グループだピヨ」
新幹P「…」
小鳥「…」
小鳥「ところで…」
新幹P(話題変わるの!?)
- 657:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/27(月) 11:01:29.86 ID:fLkYR+FY0
小鳥「日高舞さんをご存じかピヨ?」
新幹P「ひ、日高舞といえば…我々の年代で知らない人はいないくらいの大スターじゃないか」
小鳥「…その日高舞と私が友人だとしたら?」
新幹P「だとしたら…?」
小鳥「…」
新幹P「…」
小鳥「すっごくいいなあって思うピヨ」
新幹P「願望かよ!」
- 659:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/27(月) 11:09:50.22 ID:fLkYR+FY0
小鳥「まあ実際に友人かどうかはこの際どうでもいいピヨ」
新幹P「なんなんださっきから!俺は急いでるって…」
『お待たせ、音無仮面!』
新幹P「!!」
新幹P「そ、その優しさを感じさせつつも、どこか凛とした張りのある声…!」
- 661:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/27(月) 11:14:45.58 ID:fLkYR+FY0
新幹P「俺が初めてCDを全部買い集めたアイドル…!」
新幹P「そして俺がこの業界を志したきっかけ…!」
新幹P「お、俺のうしろにいるのはもしかして日高舞さんですか!?」クルッ
舞「その通りよ!」バーン!
新幹P「なんで舞さんもマスク付けてるんだよ!」
- 663:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/27(月) 11:21:32.48 ID:fLkYR+FY0
舞「ふふ、これは友人へのリスペクトよ」
新幹P「え、友人ってまさか…」
舞「ねえ、新幹Pさん」
新幹P「は、はい!」
舞「私ね、今日は娘の活躍を見に来たの」
- 666:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/27(月) 11:54:38.27 ID:fLkYR+FY0
新幹P「あ、ああ、876プロの愛ちゃんでしたっけ?話題になりましたよね…」
舞「だって、わが子の活躍を見たいと思うのは当然のことじゃない?」
新幹P「はあ…」
小鳥「…」
舞「まあさっきスプーンリレーで勢い余って客席に突っ込んでたけど…」
新幹P「それはまた…」
舞「それはいいのよ、あの子が楽しそうだったから」
- 668:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/27(月) 12:00:22.69 ID:fLkYR+FY0
舞「あれがもし八百長かなにかで客席に突っ込めって言われてたら…」
舞「あの子より先に私が怒ってたでしょうね」
新幹P「…!」
舞「いい?一度しかないアイドル人生、好きにさせてあげなさい」
舞「もし横から変な手を加えるような真似したら…」
舞「アンタ、つぶすわよ」
新幹P「」キュッ(金玉的な意味で)
- 669:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/27(月) 12:06:16.06 ID:fLkYR+FY0
新幹P「す、すみませんでしたー!」ダダダダダ…
舞「…まったく、仕事熱心すぎるのもダメね」
小鳥「ありがとピヨ、舞さん」
舞「ふふ、そのしゃべりかたやめない?小鳥」
小鳥「…そうね、なんだか恥ずかしくなってきたわ」
舞「その格好は恥ずかしくないの?」
小鳥「むしろ快感だピヨ!」
舞(変態だなあ)
- 670:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/27(月) 12:11:30.75 ID:fLkYR+FY0
舞「まあたまたま私が会場に来てたからいいものの…」
小鳥「舞さんなら愛ちゃんの姿を見に来てるって思ったもの」
舞「小鳥には分かっちゃうのかな?」
小鳥「ふふ、どうだろ」
舞「…あなたのところのアイドル、みんないい顔してるわね」
- 672:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/27(月) 12:18:31.27 ID:fLkYR+FY0
小鳥「自慢の娘ですもの!」
舞「娘ねぇ…」
小鳥「あ!ね、年齢的な意味じゃなくて!」
舞「わーかってるわよ、早く相手見つけなさいよ」
小鳥「うう…そう簡単に見つかれば苦労しないピヨ…」
舞「あはは、相変わらずね」
- 673:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/27(月) 12:23:35.16 ID:fLkYR+FY0
舞「それにあの新幹少女…だっけ?あの子たちもきっと伸びるわよ」
小鳥「舞さんに保証されたらブレイク確実ね」
舞「それもこれから次第よ、あのプロデューサーも心を入れ替えなきゃ」
小鳥「その点ウチのプロデューサーは敏腕揃いよ!」
舞「なんか巨乳アイドルが出るたびに騒がしい765プロの人がいたんだけど」
- 675:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/27(月) 12:30:29.19 ID:fLkYR+FY0
小鳥「…それもウチの敏腕プロデューサーだピヨ…」
舞「あはは、まあプロデューサーなんてちょっと奇抜なところが無いと」
小鳥「奇抜で済ませていいのかな…」
舞「とにかく、今はあの子たちがのびのびアイドルできる環境を作ってあげないと」
小鳥「それが私たち大人の役目よね」
舞「…でも、2度目のアイドル人生ってのも面白いわね」
- 677:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/27(月) 12:36:44.11 ID:fLkYR+FY0
小鳥「え?なにか言った?」
舞「いいえ、なんでも」
小鳥「そう?ならいいんだけど」
舞「さーって、わが娘の活躍を再び見に行きましょうかね!」
小鳥「あ、私も行くピヨ!」
舞「いや、まずは着替えなさいよ」
小鳥「ピヨ…」
- 679:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/27(月) 13:02:18.84 ID:fLkYR+FY0
-会場-
『みんなー!今日は俺たちジュピターのために…おわっ!なんだお前!』
『すみませーん!お母さんが来てるって聞いたんですけど知りませんかー!』
『知らねえよ!ステージに上がってくるんじゃねえよ!』
『キミ、日高愛ちゃんだよね?いやあ、かわいいなあ』
『ありがとうございまーっす!!!』
- 683:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/27(月) 13:09:26.85 ID:fLkYR+FY0
『あ!マイク借りますね!』
『ちょ、おま…』
『お母さーん!!!!!!!!私頑張ってるよー!!!!!!!!』キィーン
『うるせーっ!』
春香「愛ちゃんはあいかわらずフリーダムだなあ」
千早「あの声量は見習わなきゃいけないわね」
- 684:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/27(月) 13:15:23.96 ID:fLkYR+FY0
律子「さ、いよいよラスト種目の事務所対抗リレーよ!」
響「がんばるさー!」
亜美「ぜーったい勝とうね、みんな!」
伊織「…大丈夫なの、真」
真「走るよ、勝たなきゃ」
- 686:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/27(月) 13:25:56.44 ID:fLkYR+FY0
赤P「…無理だと思ったらすぐに言え、体が一番大事だ」
雪歩「真ちゃん…」
真「分かってますよプロデューサー、雪歩も大丈夫だから」
MC『それでは事務所対抗リレー…スタートぉ!』パァン!
真美「はっ…はっ…」タッタッタッ
あずさ「真美ちゃん、頑張ってー!」
真美「み、ミキミキお願い!」パシッ
- 687:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/27(月) 13:32:24.42 ID:fLkYR+FY0
美希「真美お疲れ!次はミキの番なの!」ダッ
黄P「おう真美、よく走ったな」
真美「あ、兄ちゃん…えへへ」ハァ ハァ
黄P「…」
黄P(いや、俺はロリコンなんかじゃ…)
- 690:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/27(月) 13:39:05.26 ID:fLkYR+FY0
千早「くっ…!」タッタッタッ
青P「如月さん!声を出しながら走ると足が速くなると科学的に証明されています!」
千早(声…!?そうか!!)
千早「あおいいいいいいとりいいいいいいい」シュタタタタタタ
春香「ち、千早ちゃん…速いけど…速いけどぉ……っ!!」
貴音「面妖な」
- 692:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/27(月) 13:47:31.62 ID:fLkYR+FY0
千早「高槻さん!お願い!」パシッ
やよい「は、はいぃ!」タッ
やよい「はっ…はっ…」タッタッタッ
雪歩「ああ…がんばってるけど抜かれちゃいそうですぅ!」
やよい「はっ…はっ…うう…」タッ タッ タッ
やよい(…やっぱり私って足手まといなのかな…)
ひかり「こら!やよいちゃん!」タタタタタ
やよい「!?」
- 693:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/27(月) 13:53:58.66 ID:fLkYR+FY0
ひかり「走りの基本は腕!速く走りたいなら腕を振りなさい!」タタタタタ
やよい「う、腕…!」タッタッタッ
ひかり「それから胸を張って!スピードを一気に高めるの!」タタタタタ
やよい「む、胸を張る!」タタタタタ
赤P「お、おお!やよいのスピードが…!」
律子「一気に速くなってる!」
- 696:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/27(月) 14:00:09.64 ID:fLkYR+FY0
ひかり「だてに新幹少女名乗ってないわよ!」タタタタタ
やよい「ひ、ひかりさん!なんで私にアドバイスくれるんですか!?」タタタタタ
ひかり「そ、それは…」タタタタタ
ひかり「か、かかか彼女だからに決まって」タタタタタ
やよい「うっうー!気付いたらバトンパスですー!」パシッ
- 698:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/27(月) 14:06:42.75 ID:fLkYR+FY0
やよい「伊織ちゃんがんばってー!」
伊織「トーゼンよ!」タッ
ひかり「」
つばめ「ひかり!さっさとバトン渡してよ!」
ひかり「あ、ああ、ごめん…」パシッ
つばめ「まったく…あんな小さい子のどこがいいんだか!」
- 700:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/27(月) 14:13:12.60 ID:fLkYR+FY0
つばめ「つばめ、出発しんこー!」ダッ
赤P(なんだあのかけ声)
高木(なんだあのかけ声)
会場(なんだあのかけ声)
響(自分だったら『ヒビキ、いきまーす!』だなあ…うへへ)
伊織「くっ…!速い…!」タッタッタッ
つばめ「新幹少女をなめるんじゃないわよー!」ダダダダダ
- 703:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/27(月) 14:18:11.38 ID:fLkYR+FY0
亜美「あー!いおりん抜かれちゃった→!」
美希「デコちゃん頑張ってー!」
黄P(いや、待て慌てるな…俺は決してロリコンなんかじゃ)
真美「兄ちゃんも応援してよ!」
伊織「真…ごめん…っ!」パシッ
真「伊織、お疲れ様!」ダッ
- 704:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/27(月) 14:24:36.94 ID:fLkYR+FY0
真「はぁっ…はぁっ…!」タッタッタッ
真(くそっ…足が痛い…!)
真(新幹少女ののぞみちゃんがあんなに前に…)
真(そうだ…声を出せば速く…!)
真(で、でも…さすがに千早みたいにやるのは恥ずかしいし…)
赤P「真ぉーーーっ!!」
- 706:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/27(月) 14:31:02.33 ID:fLkYR+FY0
真「プロ…!」
赤P「俺には応援することしかできないけどー!!」
赤P「他の誰よりお前を応援してるぞーっ!!」
赤P「だから…」
赤P「だから走れ真ーっ!!」
真「!!」
- 707:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/27(月) 14:37:44.70 ID:fLkYR+FY0
伊織(なによ、そんな必死に声張り上げちゃって…)
伊織「…みっともないったらありゃしないわ」
伊織「…」
伊織「真ーっ!!」
真「!!」
伊織「なにちんたらやってんのよ!走りなさーい!!」
真(伊織…)
- 709:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/27(月) 14:45:42.04 ID:fLkYR+FY0
あずさ「真ちゃーん!」
春香「真ー!!」
貴音「真!!」
千早「あおいいいいいとりいいいいい!!」
青P「如月さん落ち着いて」
真(みんな…)
- 711:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/27(月) 14:51:47.13 ID:fLkYR+FY0
やよい「真さーん!!!」
真(やよい…みんな大きな声を出して応援してくれてる…)
やよい「前見てくださーい!!!」
真「へ?」タッタッタッ
のぞみ「はぁ…真様はぁはぁ…」スタタタタタ
真「!!」
- 714:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/27(月) 14:57:32.03 ID:fLkYR+FY0
のぞみ「こんな近くで全力疾走する真様はぁはぁ…」スタタタタタ
真「…」
真「…う」
真「うわああああああああああああああああ!!!!!!!!!!」ドドドドドドド
パァン! ゴール!
- 715:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/27(月) 15:05:40.60 ID:fLkYR+FY0
MC『さあ、総合成績の発表です!』
MC『優勝は、最後の最後で怒涛の追い上げを見せたー…』
MC『765プロー!』
ウオオオオオオ!
千早「声出し走法、あなどれないわね」
赤P(なんか俺の想像と違った)
- 717:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/27(月) 15:16:08.68 ID:fLkYR+FY0
-765プロ事務所-
高木「いやー、みんなお疲れ様!」
小鳥「ささやかながら優勝祝賀会の準備もしてあるわよ!」
春香「わー、すごいですねー!」
雪歩「お茶いれてきますぅ」
貴音「唐揚げがなんとも面妖ですね」
律子「ほら、涼も絵理ちゃんもこっち来なさい」
涼「り、律子姉ちゃん引っ張らないでよ…」
絵理「これはなかなか…楽しい?」
- 718:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/27(月) 15:23:19.88 ID:fLkYR+FY0
小鳥「愛ちゃん…よね?」
愛「あ、はい!音無さんですよね!?お母さんからお話はかねがね…!!」
小鳥「も、もうちょっと小さな声でしゃべってくれるかしら…?」
愛「す、すみません…私…よく声が大きすぎるって注意されるんですー!!!」
小鳥「最後の方は戻っちゃってるわよ」
- 719:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/27(月) 15:29:43.84 ID:fLkYR+FY0
愛「あ!そういえばうちに音無さんのCDがあるんですけど…」
小鳥「えーっと、それは秘密でお願いできるかな?」
愛「えーっ!なんでですかー!?音無さんの歌大好きなんですよー!」
小鳥「ふふ、それじゃあ舞さんにお勧めのレストランでも連れてってもらいなさい」
愛「!!!!?????」
小鳥「そこはハテナひとつでいいんじゃない?」
- 721:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/27(月) 15:40:25.92 ID:fLkYR+FY0
-社長室-
高木「…」
高木(この前届いた差出人不明の小包…)
高木(中にはハンカチが一枚)
高木(そして手紙が一通)
高木(『傷口を拭くのにでも使ってください』)
高木「…」
高木「傷口なんて無いんだけどなあ…」
第10話『みんなで、少しでも前へ』 完!
- 724:多分13話は無理ですね… 12話もいけるかどうか微妙なところです:2012/02/27(月) 15:47:36.53 ID:fLkYR+FY0
-765プロ事務所-
ガチャ
春香「おはようございまーす!」
小鳥「おはよう春香ちゃん…って、あれ?今日は制服?」
春香「えへへ…学校から直で来ちゃいました」
春香「それに、テスト勉強もしたかったので…」
- 725:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/27(月) 15:54:37.31 ID:fLkYR+FY0
やよい「うっうー!春香さん、私もテスト勉強ですー!」
春香「やよいー!一緒に頑張ろうね!」
小鳥「ふふっ、テスト勉強かぁ…なつかしいなあ」
小鳥「……なつかしいなあ…」
響「ぴよ子!暗い、暗いぞ!」
- 726:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/27(月) 16:03:01.19 ID:fLkYR+FY0
『…はい!分かりました!お疲れ様です!…はい、失礼します!』
春香「あれ?赤羽根Pさん来てたんだ」
赤P「みんな!聞いてくれ!」
やよい「?」
赤P「さっき社長から連絡があって…」
響「社長から?」
- 728:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/27(月) 16:10:59.91 ID:fLkYR+FY0
赤P「ライブだ!ライブ!」
春香「へ?」
赤P「765プロ感謝祭のライブが決定したぞ!」
「…」
「ライブ!?」
第11話『期待、不安、そして予兆』
- 730:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/27(月) 16:16:39.10 ID:fLkYR+FY0
ダンスの先生「1、2、3、4!1、2、3、4!」
雪歩「あぅ…!」コケッ
やよい「あっ!」ステーン
先生「ストップストップ!萩原さん遅れてるわよ!」
雪歩「す、すみません…」
先生「高槻さんも!移動は気をつけないと!」
やよい「は、はいー…」
- 732:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/27(月) 16:33:16.06 ID:fLkYR+FY0
先生「どうします…?やっぱり少し動きを削って…」
雪歩「…!」
赤P「うーん、それも考えなきゃなあ…」
美希「ミキはそれ反対なの」
真「み、美希…」
美希「だってせっかくのチャンスだよ?全力でやるのがトーゼンだと思うな」
- 734:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/27(月) 16:38:35.49 ID:fLkYR+FY0
真美「ま、真美もそう思う!竜宮小町に負けたくないし!」
千早「…それは同感ね」
先生「…じゃあチームを組んで教え合いをしましょう、できる人ができてない人と一緒になって」
真「雪歩は貴音さんとボクで教えるよ!」
響「やよいは自分と真美がつくぞ!」
春香「二人ともファイトだよー!」
- 738:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/27(月) 16:44:43.80 ID:fLkYR+FY0
美希「春香はミキと千早さんでレッスンなの」
春香「へ?」
千早「後半ズレてるところがあるから、そこを直さないとね」
春香「が、がんばります…」
赤P「よし、みんなチームごとに練習がんばるんだぞ!」
「「はい!」」
- 740:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/27(月) 16:49:32.16 ID:fLkYR+FY0
-数日後-
先生「1、2、3、4!1、2、3、4!」
雪歩「あぅ…!」コケッ
やよい「あっ!」ステーン
先生「…はい、ストップ!」
雪歩「はぁ…はぁ…」
やよい「す、すみません…」
- 741:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/27(月) 16:55:11.82 ID:fLkYR+FY0
赤P「…うーん、これは…」
先生「…やっぱりダンスを簡略化しないと…」
やよい「うぅ…」
雪歩「…私、ライブ出るのやめる」
真「ちょ…!雪歩!」
雪歩「だって!だって…頑張っても頑張っても上手くならないし…!」
雪歩「それだったらいっそ出ない方が…!」
貴音「萩原雪歩」
- 743:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/27(月) 17:02:45.71 ID:fLkYR+FY0
雪歩「…しじょ…う、さん…」
貴音「あなたには技術以前に足りないものがあるようです」
貴音「…それがなんだか分かりますか?」
雪歩「…」
貴音「それは覚悟です!」
雪歩「覚悟…」
- 744:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/27(月) 17:07:51.77 ID:fLkYR+FY0
貴音「雪歩の定例犬(のような人)限定らいぶ第4回、拝見させていただきました」
雪歩「み、見に来てくださったんですか…」
響(あれまだ続いてたんだ…)
貴音「まあなんというかその…面妖ならいぶでした」
雪歩「あ、ありがとうございますぅ…?」
貴音「もう本当に面妖でして…なにが面妖かと言われると困るのですが…」
真美「お姫ちん、話がズレてるよ」
貴音「これは失礼いたしました」
- 747:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/27(月) 17:14:25.87 ID:fLkYR+FY0
貴音「内容はともかく、犬らいぶのときの貴女は今とは全く違います」
雪歩「そんな…」
貴音「現在、わが765ぷろで竜宮小町の次に売れているのは間違いなく萩原雪歩、あなたです」
貴音「やはりこれがひとつ高みにのぼった人間なのかと、感服したのを覚えています」
真(あれを高みと呼んでいいのだろうか…)
やよい(みんなわんわん言ってて面白かったですー!)
- 748:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/27(月) 17:20:49.76 ID:fLkYR+FY0
貴音「ですが、今の貴女にはなんとしても成功させるという気迫が見受けられない!」
貴音「感謝祭らいぶには貴女のふぁんもいらっしゃるということを理解していますか!?」
響(雪歩ファンのゾーンだけ異様な雰囲気になりそうだぞ…)
雪歩「わ、私のファン…」
貴音「あなたに必要なのは、あいどるという道を選んだことへの覚悟」
貴音「そして、期待に応えさらにもうひとつ高みへのぼる覚悟です」
- 750:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/27(月) 17:26:33.45 ID:fLkYR+FY0
貴音「萩原雪歩」
雪歩「は、はい…」
貴音「自分の壁を打ち破る覚悟を持ちなさい」
貴音「あなたのどりるは…」
貴音「天をも貫くどりるです!」
貴音「…」ドヤァ
春香(なに今の)
千早(そういえば四条さん、黄羽根Pからアニメを勧められたと言っていたけど…)
- 752:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/27(月) 17:33:21.38 ID:fLkYR+FY0
雪歩「で、でも!私だって私なりに頑張って…!」
美希「雪歩、それは甘いの」
雪歩「!」
美希「評価ってのはね、自分じゃなくて他の人がするものなの」
美希「雪歩はまだ頑張ってない、まだやれるはずなの」
真「そ、そうだよ雪歩!ボクならいくらでも練習付き合うから!」
雪歩「美希ちゃん、真ちゃん…」
- 754:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/27(月) 17:39:39.79 ID:fLkYR+FY0
雪歩「…ごめんなさい、四条さん!私、もう弱音は吐きません!」
貴音「その意気です、雪歩」
貴音「あなたが信じる、あなたを信じなさい」ドヤァ
やよい「…わ、私も頑張ります!」
真美「やよいっち!真美も練習付き合うよー!」
響「自分だって協力するさー!」
- 755:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/27(月) 17:44:55.21 ID:fLkYR+FY0
春香「よーっし!765プロー!」
全員「ファイトー!!」
千早「春香も後半の練習しなきゃだめよ」
春香「あうぅ…」
「あははは」
真「よっし!それじゃさっそくチームに分かれて練習だ!」
「おー!」
- 757:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/27(月) 17:50:35.26 ID:fLkYR+FY0
赤P(…これなら大丈夫かな)
赤P「すみません、迷惑かけます」
先生「いいえ、これも我々の役目ですからね」
赤P「助かります…」
-竜宮小町レッスンルーム-
『くーちびるポーカーフェーイス♪』
黄P「…で、なんで俺たちはこっちにいるんだ?」
青P「仕方ないでしょう、秋月さんから頼まれたんですから」
- 758:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/27(月) 17:55:40.41 ID:fLkYR+FY0
律子「すみません、二人がいた方が竜宮小町三人みんな頑張れるって言うもんですから…」
黄P「まあ俺はあずささんのおっぱいが見れるならいいけどよ」
青P「個人的には秋月さんの踊る姿も見てみたいですね」
律子「んなっ!?」
青P「以前はアイドルだったのにもったいないですよ」
黄P(…よく見れば律子もなかなか…)
- 760:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/27(月) 18:01:28.87 ID:fLkYR+FY0
伊織「はぁ…はぁ…、こら黄羽根!今のダンスどうだった!?」
黄P「いいんじゃねえか、100点だよ」
伊織「…どうせ1000点満点でしょ?」
黄P「いや、100点満点だよ」
伊織「え」
黄P「やっぱり竜宮小町はさすがだわ、真美と貴音、それから雪歩にも見習わせなきゃならねえ」
伊織「…え…その……」
伊織「あ、ありがと…///」
黄P(こいつちょろいなー)
- 761:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/27(月) 18:06:38.72 ID:fLkYR+FY0
亜美「黄色の兄ちゃーん、亜美は亜美は→!?」ダキッ
黄P「だー、お前汗かいたまんまひっついてくんなよ!」
伊織「ちょ、ちょっと亜美!離れなさいよ!」
あずさ「青羽根Pさん、私はどうでしたか~?」
青P「ええ、とても魅力的でしたよ」
あずさ「あらあら~///」
ワイワイ ガヤガヤ
律子「…」
律子(あれ?プロデューサー私なんだけど)
- 764:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/27(月) 18:11:44.96 ID:fLkYR+FY0
-春香たちのレッスンルーム-
春香「…ふぅ」
千早「だいぶ良くなったわ、春香」
春香「ありがと千早ちゃん、みんな帰ったあとも歌の練習付き合ってもらっちゃって」
千早「いいのよ、私も歌いたかったし」
ガチャ
赤P「お二人さん、そろそろカギ返してもいいかな?」
- 767:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/27(月) 18:17:21.57 ID:fLkYR+FY0
千早「あ、すみませんプロデューサー」
春香「こんな遅くまで、熱中しすぎちゃった…ね……」
春香「!!」
千早「どうしたの春香?」
春香「…電車無くなっちゃうかも」
赤P「ええ!?い、今10時半だぞ!?」
春香「わ、私の家遠いから…乗り継ぎもあるし…」
- 768:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/27(月) 18:22:17.20 ID:fLkYR+FY0
赤P「…あちゃー、気付かなかったなあ…」
春香「どうしよう…」
赤P「と、とりあえず今日は千早の家に泊まるとか…」
千早「わ、私の家は…ちょっと…」
千早(言えない…青羽根Pとお互いに交換してる…)
千早(『作詞』と表紙に書いたダジャレノートが散乱してるから家に呼べないだなんて言えない…!)
- 772:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/27(月) 18:29:41.54 ID:fLkYR+FY0
春香「お金はかかるけどタクシーで帰るとか…」
千早「…ごめんなさい、春香」
春香「ち、千早ちゃんは悪くないよ!家に帰ればお母さんにお金も払ってもらえるだろうし…」
赤P「いや、けっこうな金額だし、経費でも落ちないだろうしなあ…」
春香「…でもそうしないと帰れないし…」
赤P「…」
赤P「…俺ん家でよかったら泊まるか?」
春香「!?」
千早「!」
- 777:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/27(月) 18:38:23.66 ID:fLkYR+FY0
春香「そそそそそそ、そんな悪いですよぉ!」
千早「…いいんじゃないかしら」
春香「ちちち、千早ちゃんまでぇ!!」
千早「でも家に帰れないんだから、お世話になるしかないんじゃないの?
春香「そ、それはそうかもだけど…」
- 778:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/27(月) 18:45:17.70 ID:fLkYR+FY0
赤P「…春香が嫌なら断っても構わないんだぞ?」
春香「…」
春香「……お」
春香「お世話になります…///」ペコリ
千早(あらかわいい)
- 825:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/27(月) 22:30:44.65 ID:fLkYR+FY0
赤P「…はい、よろしくお願いします。失礼します」ピッ
赤P「うん、春香の家にも連絡ついたし、大丈夫だろ」
春香「は、はい!」
赤P「…でも、友達の家に泊まるってウソついて良かったのか?」
春香「お、男の人の家に泊まるって言ったら怒ると思うし…」
赤P「プロデューサーって言ってもダメかなあ…」
春香「だ、ダメです!」
赤P「うーん?女の子の親ってそういうもんか」
春香「そういうものです!」
- 829:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/27(月) 22:37:56.74 ID:fLkYR+FY0
春香「ごめんね千早ちゃん、泊まるって言い訳に使っちゃって…」
千早「いいえ、私こそ泊めてあげられなくてごめんなさい」
春香「そんな…」
千早「春香、ちょっと耳を貸して」
春香「?」
千早(お母さんには恋愛相談とかよくするの?)
春香(…気付いてたの?)
千早(ふふ、プロデューサーさんがかっこいいんだ、くらいは言ってるんでしょ?)
春香(…お察しの通りです)
- 835:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/27(月) 22:50:28.28 ID:fLkYR+FY0
千早(それじゃあプロデューサーの家に泊まるなんて言えないわね)
春香(それこそ本気で怒られると思うんだ…)
千早(…春香)
春香(?)
千早(頑張ってね)
春香(…ありがと、千早ちゃん)
赤P「おーい春香!そろそろ行くぞ!」
春香「あ、はい!…それじゃ千早ちゃん、また明日ね!」
千早「ええ、また明日」
- 836:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/27(月) 22:55:31.91 ID:fLkYR+FY0
千早(…)
千早(母親、か…)
千早(…)
千早(お!隣の家にお泊りかい?)
千早「…ぷっ!く、くくくっ…!」
通行人「?」
- 838:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/27(月) 23:02:34.70 ID:fLkYR+FY0
-赤羽根P宅-
ガチャ
赤P「どうぞ、汚いかもしれないけど」
春香「お、お邪魔します」
赤P「いやー、それにしても今日はレッスン頑張ってたな」
春香「だって…私まだまだ出来てない部分多いし・・・」
赤P「あ、荷物はその辺に適当に置いといてくれ」
春香「あ、はい」
赤P「飲み物はコーヒーでいいか?」
春香(…なんかこの感じいいなあ)
- 844:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/27(月) 23:09:47.96 ID:fLkYR+FY0
赤P「はい、お待たせ」コト
春香「ありがとうございます!」
赤P「まあインスタントだけどな」
春香「えへへ…」
赤P「…」ズズ
春香「…」ズ…
赤P「あー、すまん砂糖いるよな」
春香「…すみません」
- 846:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/27(月) 23:14:27.03 ID:fLkYR+FY0
春香「それにしても私がブラック飲めないって知ってたんですか?」
赤P「いや、一口飲んで苦そうな顔してたから」
春香「…けっこうよく見てるんですね」
赤P「そりゃあプロデューサーだからな、お前たちを見るのも仕事だよ」
春香「…そうですよね、プロデューサーの仕事ですよね」
赤P「…どうした?」
春香「別になんでもないです!」プイッ
赤P「?」
- 847:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/27(月) 23:18:22.11 ID:1OBpDXqb0
- ___, -、__
__ ,.ィ´:::::::::く i:,-、::>、
i } /::::::::::::::::::::\_|-='、::::::::\
rァ'イ:::::::::::::::::::::::::::::/ ト、 >:::::::::ハ  ̄ ̄)
|':/:/::i::|:|:::i::::::i:::il::::ヽ」ヽ`´:::::::::::::::l /
l/:/::::|::|:|::::!:::::l:::||V::::::::::l::::::::::::::::::::| 別になんでもないです!
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!:::∧ ___ 'ヒ炒' .l::::::::::l|:::::::::::::l
l:::::∧lリ} ''''''' l::::::::::|/:::::::::::::::|
V:::::ハ''' l |::|::|::l::::|::::::::::::::\
V:::∧ ,-( ,l/l:::l/::::|:::::::::|、::::!ヽ
∨::::> ..,,___,∠ .|/ト、/∨\| ヽ|
\| |/lヘ,ィ´ ̄ ̄二コ_
_「 ̄_,ヽ_/´ `ヽ ぷ
/ | /r‐'/ , -===-、! い
/ ┌' ./|/ / ! っ
! ヽ/__,l/ / |
/ __.l::::/ / /
j r'__.`Y)/ /
_ノ r' -、ヽ_) ,ィ
/ 〈 ‐┬'´ //
- 848:>>847 かわいい:2012/02/27(月) 23:20:08.26 ID:fLkYR+FY0
春香「…」ズズ…
赤P「…」ズズ… コトン
春香「…」コトン
赤P(気まずい…)
春香(いざとなったら何話していいかわかんない…)
赤P「…あー、そういえば春香さ」
春香「ひゃ、ひゃい!」
赤P「びっくりしすぎだろ」
春香「す、すみません」
- 850:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/27(月) 23:25:38.68 ID:fLkYR+FY0
赤P「最近学校の方はどうだ?」
春香「学校ですか?うーん、いつも通り楽しいですけど」
赤P「勉強とか」
春香「う…、そういえばもうすぐテストなの忘れてた」
赤P「あはは、春香は勉強苦手か」
春香「に、苦手っていうか…得意じゃないだけで…」
赤P「それ苦手って言うんだろ」
春香「うー…」
- 854:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/27(月) 23:31:29.89 ID:fLkYR+FY0
赤P「うーん、じゃあ出来る範囲で教えてやろうか?」
春香「いいんですか!?」
赤P「これでも一応人生の先輩だしな、任せとけ!」
春香「じゃあじゃあ!この数学の問題なんですけど」
赤P「社会にしようか」
春香「え?」
赤P「悪いことは言わない、社会にしようか」
春香「えー」
赤P「…数学苦手だったんだよ」
- 856:ちなみに12話終わりまででおそらく残り52レスです このスレでいけますかね?:2012/02/27(月) 23:37:14.40 ID:fLkYR+FY0
赤P「まあ青羽根は数学とかめちゃくちゃ得意だけどさ…」
春香「そんな感じしますね」
赤P「ちなみに黄羽根は意外と英語が堪能」
春香「へー」
赤P「いや、俺だって勉強苦手な方じゃなかったけどさ、数学だけはどうも…」
春香「…ふふ」
赤P「…なんだよ、急に笑ったりして」
春香「いえ、プロデューサーさんのこといろいろ知れたなーって思って」
赤P「あー……、…勉強しようか」
春香「はい!」
- 857:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/27(月) 23:40:55.90 ID:bwDv26i/0
外野による
支援
- 858:ちなみに12話終わりまででおそらく残り52レスです このスレでいけますかね?:2012/02/27(月) 23:43:52.55 ID:fLkYR+FY0
-数時間後-
赤P「んー、そろそろ休憩するか」
春香「そうですね…んっしょ」
赤P「もう風呂も沸いたしな、春香先に入っていいぞ」
春香「へ!?いやいや、いいですよそんな!」
赤P「仮にもアイドルなんだから身だしなみには気をつかえよ」
春香「いや…そうじゃなくて…」
赤P「ああ、着替えか?嫌じゃなかったら俺のジャージとか…」
春香「……もう!お風呂入ってきます!」
スタスタ バタン!
赤P「…年頃の女の子は難しいなあ」
- 859:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/27(月) 23:45:26.77 ID:RaNjwkQc0
次スレ立てるの?
ってこんなレスも邪魔だよな。ごめん。
- 860:>>859 さるさんこわいのでありがたいです 12話までやって、以降をまた後日ってのが理想ですね:2012/02/27(月) 23:49:18.84 ID:fLkYR+FY0
赤P「春香ー、着替えここに置いとくぞー」
『あ、はい!ありがとうございます!』
赤P「サイズ大きいだろうけど我慢してくれよー」
『はーい!』
赤P「それじゃあなんかあったら…」
『あの、プロデューサーさん!』
赤P「ん?」
『…ありがとうございます!』
赤P「おう」
- 862:あああ:2012/02/27(月) 23:55:17.12 ID:fLkYR+FY0
チャポーン
春香「…」
春香「一緒に入りませんかー…なんて…」
春香「…」
春香「いやいやいやいや」
春香「…それはさすがになー」
春香「まだ付き合ってすらないのに」
春香「…つ、付き合う…!」
春香「~っ!」ブクブクブク
- 865:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/28(火) 00:01:34.37 ID:lVo9dKYs0
ガチャ
春香「あ、あがりましたよー」
春香「…あれ?プロデューサーさん?」
赤P「すぅ…すぅ…」
春香(…寝ちゃってる)
赤P「うーん…」
春香(…そりゃそうだよね、私たちのレッスンに夜まで付き合ってくれて)
春香(おまけに勉強まで教えてくれて)
赤P「ん、はるか…」
春香「!」
- 868:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/28(火) 00:07:09.81 ID:lVo9dKYs0
赤P「んむ…すぅ…」
春香(な、なんだ寝言か…びっくりした…)
赤P「……がんばれ、よ…すぅ…」
春香「…」
春香「風邪、ひいちゃいますよ」ファサッ
赤P「ん…」
春香「…プロデューサーさん」
春香「……」
春香「…今言ったら、卑怯だよね」
- 870:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/28(火) 00:12:08.44 ID:lVo9dKYs0
-翌日、765プロ事務所-
春香「おはようございまーす!」
千早「あら春香、おはよう」
春香「あ、千早ちゃんおはよう!」
千早「昨日はあのあとどうだったかしら?」
春香「べ、べべべ別に何も無かったよ!」
千早「…それにしても赤羽根Pのどこが好きなの?」
春香「ち、千早ちゃんここ事務所…」
千早「いいじゃない、まだ音無さんも来てないんだし」
- 873:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/28(火) 00:19:09.23 ID:lVo9dKYs0
春香「ど、どこって…その…」
千早「正直、頼りない感じがするのだけれど」
春香「そ、そんなことないよ!昨日も勉強教えてくれて…」
千早「…へえ」
春香「にやにやしないでよ!」
ガチャ
青P「おはようございます」
春香「あ、おはようございます!…この話は終わり!」
千早「ふふ、残念」
- 875:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/28(火) 00:24:18.45 ID:lVo9dKYs0
千早「おはようございます、プロデューサー」
青P「如月さん、おはようございまするめいか」
千早「!」
青P「おはようございまするめいか」
千早「…ぷっ!くっ…ふふっ……!」プルプル
春香(あいかわらず沸点が低いなー)
青P「これは使えますね」メモメモ
春香(使えないと思うなー)
- 880:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/28(火) 00:29:50.58 ID:lVo9dKYs0
-レッスンルーム-
先生「1、2、3、4!1、2、3、4!」
雪歩「…!」タッ スタッ
やよい「うんしょ、えい!」スッ スッ クルッ
~♪…
先生「…うん!みんなよく頑張ったわ!」
真「雪歩!完璧じゃないか!」
雪歩「ま、真ちゃ~ん…ぐすっ」
響「やよいもキレがすごかったぞ!」
やよい「うっうー!皆さんのおかげですー!」
- 884:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/28(火) 00:35:45.10 ID:lVo9dKYs0
貴音「雪歩、頑張りましたね」
雪歩「四条さん!私、私…!」
貴音「ここで満足してはいけません、まだまだ先があるのです」
貴音「わたくしたちは、一分前のわたくしたちより進化する」
真美(あ)
貴音「一回転すればほんの少しだけ前に進む」
美希(きっとまた貴音のドヤ顔なの…飲み物でも買いに行こーっと)
貴音「それがドリルなのです!」ドヤァ
千早(ドリルなんだ)
春香(アイドルじゃないんだ)
- 887:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/28(火) 00:40:57.80 ID:lVo9dKYs0
雪歩「四条さぁん…私、私、がんばりますぅ!」
貴音「ふふ、行くぜダチ公」
-レッスンスタジオ、自販機前-
美希「ふー、とりあえず一件落着!ってカンジなの!」
美希「…あれ?律子…さん、がいるの」
美希「律子、さーん!」
律子「…ああ、美希か…お疲れ様」
美希「律子…さん、疲れてるカンジなの、竜宮小町は大丈夫なの?」
律子「……大丈夫じゃないの?」
美希「…それってちょっと無責任だと思うな」
- 889:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/28(火) 00:46:51.43 ID:lVo9dKYs0
律子「…無責任も何も、私には…」
美希「とにかく、ライブには竜宮小町のファンの人もいっぱい来るんだから、頑張ってもらわないと困るの!」
律子「…うん、仕事はしっかりこなすわよ」
美希「…?」
律子「ああ、そういえば美希にオファーが来てたわよ」
美希「おふぁー?それってもしかして…」
律子「CMの仕事よ」
美希「やったーー!!!」
- 892:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/28(火) 00:52:31.96 ID:lVo9dKYs0
律子「な、なによ急に大声出して…」
美希「だってミキ、CMのお仕事するの夢だったの!」
律子「…ああ、そういうことね…良かったじゃない夢がかなって」
美希「ファンデーションもいいし、マスカラもいいし…美容液はミキにはまだ必要無いかなー?えへへ」
律子「…美希、あなた何の話をしてるの?」
美希「え?だって化粧品のCMに出れるんじゃないの?」
律子「何言ってるの、今回のオファーは農協からよ」
美希「え…?」
- 898:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/28(火) 00:58:32.70 ID:lVo9dKYs0
律子「この前の大運動会であなたがおにぎり好きって一気に広まったみたいでね」
律子「それで今回お米のCMをしてもらいたいってことで連絡が来たの」
美希「……化粧品じゃ、ないんだ」
律子「いいじゃないの、CMに出れるだけでもすごいことよ」
美希「…でもミキは別にお米のCMなんてしたくないの」
律子「あなたね…」
美希「………」
律子「美希、よく聞きなさい」
美希「…?」
- 900:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/28(火) 01:04:34.48 ID:lVo9dKYs0
律子「あなたが化粧品のCMに出たいって言うのは構わないわ、目標は大きい方がいいもの」
律子「でも今のあなたじゃそんな大きな仕事はまわってこない、分かるわね?」
美希「……だって頑張れば化粧品のCMに出れるってプロデューサーが…」
律子「…だからそれはもっと有名になったらの話で」
美希「それでもヤなの!ミキはもっとキラキラしたCMに出たいの!」
律子「いいから話を聞きなさい!」
美希「!」
律子「さっきも言った!今のあなたの実力じゃそんな大きな仕事はまわってこない!」
律子「自分のやりたいように世界が動くなんて思わないで!!」
- 902:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/28(火) 01:10:23.61 ID:lVo9dKYs0
美希「…」
律子「あ…」
美希「……律子のバカ!」ダッ
律子「あ!美希…!」
律子「…」ストン
律子「最悪だ、私…あの二人に仕事とられちゃってるからってイライラして…」
律子「…」
律子「……こんなとき、どうすればいいのかなあ…」
律子「わっかんないなあ…」
- 905:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/28(火) 01:16:22.01 ID:lVo9dKYs0
-竜宮小町レッスンルーム-
亜美「はー疲れた!兄ちゃんジュースジュース→!」
黄P「ほらよ、ポカリ」
伊織「わ、私にもよこしなさいよ!」
あずさ「汗かいちゃったから、お化粧直してきますね~」
青P「ええ、ごゆっくり」
アオイートリー モシシアワセー
青P(メールですか)
青P(…星井さんから…?)
- 908:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/28(火) 01:23:26.16 ID:lVo9dKYs0
青P「…一体何を…?」ピッ
From:星井さん
本文:
うそつき><
青P「…」
青P「『><』…?」
第11話『期待、不安、そして予兆』 完!
- 911:12話まで投下します あと少しお付き合いください:2012/02/28(火) 01:29:41.60 ID:lVo9dKYs0
-レッスンルーム-
真美「ミキミキ今日も来てないね…」
やよい「心配ですー…」
響「美希のことだから、おなかすいたら戻ってくるさー!」
真「だといいんだけど…」
青P(星井さんの自宅に電話しても本人は家を出たというし)
青P(一体何が…)
律子「…」チョイチョイ
青P(あれは…秋月さん?)
- 913:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/28(火) 01:34:55.86 ID:lVo9dKYs0
-レッスンルームの外-
律子「すみません、忙しいときに…」
青P「いえ、大丈夫ですよ…それでどうしたんですか?」
律子「美希、今日も来てないんですよね…?」
青P「ええ…本人とも連絡がつかなくて…」
律子「…もしかしたら、私のせいかもしれません」
青P「…詳しく話していただけますか?」
第12話『一方通行の終着点』
- 915:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/28(火) 01:40:14.64 ID:lVo9dKYs0
青P「…そんなことが……」
律子「本当にすみません!なんだか私イライラしてて…!」
青P「いえ、秋月さんは悪くありません」
律子「で、でも…!」
青P「担当アイドルを管理しきれなかった俺の責任です」
律子「…申し訳ないです」
青P「…だとするとこのメールはどういう…」
律子「メール…?」
- 917:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/28(火) 01:45:24.99 ID:lVo9dKYs0
律子「うそつき…」
青P「俺としては『><』の意味がまったくつかめないのですが…」
律子「これはきっと…プロデューサーが化粧品のCMに出れるって言ったのを美希が勘違いして」
青P「いや、『><』は一体」
律子「美希は頑張ればすぐに出れるって思ってたんでしょうね…」
青P「秋月さん聞いてます?」
律子「そんなすぐに化粧品CMなんて出れるわけないのに…あの子ったら…」
青P「もうあきらめます」
- 919:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/28(火) 01:51:48.85 ID:lVo9dKYs0
青P「とにかく、星井さんは俺の担当アイドルですから俺が探します」
律子「そんな、私も…!」
青P「秋月さんは竜宮小町があります、そちらに全力を注いでください」
律子「…」
青P「赤羽根くんと黄羽根くんもいます、他のみんなは二人に見てもらいましょう」
律子「…すみません」
青P「それにね、秋月さん」
律子「…?」
青P「竜宮小町のプロデューサーは、あなたなんですよ」
- 920:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/28(火) 01:56:35.58 ID:lVo9dKYs0
-熱帯魚ショップ-
美希「…」
美希「…プロデューサーも律子も、うそつきなの」
ホンジツハミンナニー ワタシノトッテオキノコーイバーナヲー♪
美希「電話…どうせまたプロデューサーか事務所なの…」
美希「あれ?知らない番号…」ピッ
美希「…はい、もしもし」
『俺です』
美希「!?」
- 922:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/28(火) 02:02:30.82 ID:lVo9dKYs0
美希「ぷぷぷ、プロデューサー!?」
『事務所や俺の携帯番号じゃ出てくれないと思って、公衆電話からかけています』
美希「やりすぎなの!」
『いやあ、最近は公衆電話も少なくなって大変でしたよ』
美希「そんな苦労はどうでもいいの!」
『ところで、今どちらに?』
美希「…魚屋さん」
『わかりました』ピッ
美希「えっ」ツーツー
- 924:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/28(火) 02:07:18.45 ID:lVo9dKYs0
5分後
青P「おま、たせ、しました…」ハァハァ
美希「…別に待ってないの」
美希(…このお店だって一言も言ってないのに)
青P「そ、それは…しつ、れい、しました……ふぅ…」ハァハァ
美希「…」
青P「…戻っては、いただけませんか…?」
美希「…ヤなの、もうアイドルやめるの」
青P「それは許しません」
美希「…!」
- 926:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/28(火) 02:12:46.04 ID:lVo9dKYs0
青P「星井さんにはすでにファンの方もたくさんいらっしゃいます」
美希「…」
青P「それに…」
美希「…?」
青P「俺自身、キラキラ輝く星井さんを見ていません」
美希「…!ぷ、プロデューサーには関係無いの!」
青P「関係無くありません、俺はプロデューサーです」
美希「…もう行くの!」
青P「まあついていきますけどね」
- 928:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/28(火) 02:18:23.36 ID:lVo9dKYs0
美希「…」スタスタ
青P「…」スタスタ
美希「…」スタスタ
青P「…」スタスタ
美希(む、無言でついてこられても困るの…)
青P「ノド乾きませんか?」
美希「んー、そういえばそろそろ…あっ」
美希「ぷ、プロデューサーとはしゃべらないの!」
青P「残念です」
- 929:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/28(火) 02:22:48.16 ID:lVo9dKYs0
美希「あ!あそこのお店いい雰囲気なの!」
青P「ああ、あそこの骨董品のお店は俺もよく使ってます」
美希「むー!違うの!その横の洋服屋さんなの!」
青P「…今普通にしゃべってくれましたね」
美希「あ」
青P「作戦勝ちです」
美希「むぅ…」
- 932:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/28(火) 02:28:23.21 ID:lVo9dKYs0
-ショップ内-
美希(あ、このアクセかわいいの…)
青P「これが欲しいのでしょう、星井さん」
美希「な、なんでミキが欲しいと思ったのが分かったの!?」
青P(やはりさりげないダジャレは分かりにくいですね)
青P「星井さんに似合うと思って」
美希「へー…」
青P「これでもプロデューサーですからね」
美希「…じゃあ、こっちのセーターは!?」
青P「星井さんには少し子供っぽすぎますね」
美希「せーかい!えへへ」
- 936:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/28(火) 02:33:29.14 ID:lVo9dKYs0
美希「じゃーん!」
青P「おお、そういった落ち着いた服装も似合うんですね」
美希「トーゼンなの!ミキは将来モデルもやるんだから!」
青P「これはメモしておかなければ」メモメモ
美希「あはっ!プロデューサー面白いの!」
青P「…俺は普通のことをしているつもりなんですけど」
美希「それでもやっぱり面白…あ…」
青P「?」
- 938:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/28(火) 02:39:06.64 ID:lVo9dKYs0
美希「…これ、買うのやめるの」
青P「どうしてですか?似合っていたのに」
青P「さっきのアクセサリーと合わせたらそれこそモデルのような」
美希「やめるって言ったらやめるの!」スタスタ
青P「あ、ちょっと星井さん…」
青P「…!」
青P(竜宮小町のポスター…)
青P「星井さん、待ってください!」
美希「…?」
- 942:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/28(火) 02:43:24.93 ID:lVo9dKYs0
-公園-
美希「…なんなの、急にこんなところ連れてきて」
青P「特に深い意味は無いです、ちょっとゆっくり話したいと思って」
美希「…」
青P「公園に行こうえん」
美希「え?」
青P「忘れてください」
美希「…?」
- 944:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/28(火) 02:49:12.68 ID:lVo9dKYs0
青P「星井さん」
美希「……なに」
青P「…竜宮小町の皆さんがうらやましいですか?」
美希「…なんでそう思ったの?」
青P「星井さんはいつも竜宮小町を意識しているからです」
美希「…!」
青P「いえ、今ではライバル視といった方がいいのでしょうか」
- 946:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/28(火) 02:54:35.41 ID:lVo9dKYs0
美希「…別に意識なんか…」
青P「最初竜宮小町に入りたいって言ったのは星井さんですよ?」
美希「う…」
青P「それに…秋月さんにも対抗意識を燃やしてるんじゃないですか?」
美希「!」
青P「おかしいと思ったんです、如月さんのことは『千早さん』と呼べるのに」
青P「秋月さんにはいつも呼び捨てで怒られている」
青P「確かに如月さんの姿勢は尊敬できますが、理由はそれだけじゃないでしょう?」
美希「…」
- 949:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/28(火) 03:00:37.77 ID:lVo9dKYs0
青P「さっきだってそうです」
美希「さっき…?」
青P「活躍してる竜宮小町のポスターを見て、悔しくなったから服を買わなかったんでしょう?」
美希「…なんだ、全部お見通しなの」
青P「プロデューサーはアイドルの皆さんを見るのも仕事ですからね」
美希「仕事…」
青P「ああ、勘違いしないでください」
美希「?」
- 952:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/28(火) 03:04:51.20 ID:lVo9dKYs0
青P「アイドルの皆さんを一番見てるのは誰だと思いますか?」
美希「? それはプロデューサーじゃ…」
青P「いいえ、ファンの皆さんです」
美希「ファン…」
青P「だからライブをこんな中途半端で投げ出すのは、ファンの皆さんにも申し訳ない」
青P「それにね、星井さん」
美希「…?」
青P「俺も、星井さんのファンの一人なんですよ」
青P「だから、星井さんのことを見続けるのは何の苦労もありません」
美希「!!」
- 955:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/28(火) 03:10:25.08 ID:lVo9dKYs0
青P「言ったでしょう、俺は星井さんのポテンシャルに期待していると」
美希「…プロデューサーの言う通りにすれば、ミキ、キラキラできる?」
青P「もちろんです」
美希「…化粧品のCMも?」
青P「今のまま星井さんが努力すれば、100%です」
美希「…じゃあ」
青P「じゃあ?」
美希「……指きり」スッ
青P「はい、どうぞ」スッ
- 957:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/28(火) 03:14:22.84 ID:lVo9dKYs0
美希「…もう、ウソつかないでね?」
青P「約束します」
美希「ずっとミキのこと見ててくれる?」
青P「当然です」
美希「……えへへ」
青P「…そういえば、そろそろ17時ですね」
美希「…夕日がキレイなの」
青P「ちょっと飲み物買ってきます、星井さんはここで待っててください」ダッ
美希「え?あ、ちょ…」
- 959:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/28(火) 03:19:20.56 ID:lVo9dKYs0
美希(なんなのプロデューサー…ちょっといいカンジだったのに)
美希(…まだ少しドキドキしてるの)
美希(それにしてもまだかな…さすがに遅いの)
トントン
美希「!」
美希「もー、うしろからいきなり肩をたたくのはマナー違は…」クルッ
美希「…!」
美希「律子…さん」
律子「…お疲れ様」
- 962:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/28(火) 03:23:52.71 ID:lVo9dKYs0
美希「……なんでここにいるって分かったの?」
律子「…1時間くらい前に青羽根Pからメールがあってね」
美希(1時間前…ちょうど洋服屋さんにいるときなの)
美希(……ミキが試着してるときかあ)
律子「…えっと、その…美希……」
美希「…なに?」
律子「ご、ごめんなさい!」バッ
美希「!」
- 963:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/28(火) 03:24:35.57 ID:AlPdgkBo0
このスレで投下終了しそうですか?
支援
- 964:>>963 もうそろそろ終わります 支援ありがとうございます:2012/02/28(火) 03:28:42.51 ID:lVo9dKYs0
美希「り、律子、さん!?」
律子「私、あのとき自分のプロデュースがうまくいってなくて、それで…!」
美希「いいよ!もう頭上げてよ!」
律子「いいえ!私があなたにもっと言葉を選んで話せばこんなことには…!」
美希「律子さん!!」ダキッ
律子「!!」
美希「もう謝らなくていいよ…ミキ、怒ってないから…」
律子「で、でも…」
美希「それにホントに悪いのはミキだもん、律子さんは悪くないよ…」
- 967:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/28(火) 03:32:26.83 ID:lVo9dKYs0
律子「わ、私…あなたにひどいこと言って……」
美希「律子さんはミキのために厳しく言ってくれたんでしょ?全然ひどくなんかないよ」
律子「み、美希ぃ…ごめ、ごめんなさい……ぐすっ…」
美希「…うん、ミキこそごめんね、律子さん」
律子「う…うう…!」
青P(…なんとか丸く収まったみたいですね)
小鳥「うう~!みきりつ…いいわぁ~!」
青P「音無さん、勝手についてきたんだからせめて静かにしてください」
- 971:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/28(火) 03:36:34.85 ID:lVo9dKYs0
小鳥「修羅場のにおいがしたので」
青P「そんなことにはなりませんよ…」
小鳥「おや、妙に自信満々ですね?」
青P「ええ、それはそうです」
青P「なぜなら」
青P「俺の計算によると円満解決の確率100%だったからです」キリッ
小鳥(ちょっと気持ち悪い)
青P「そういえば音無さん、ひとつお願いしたいことが」
小鳥「…?」
- 972:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/28(火) 03:40:25.76 ID:lVo9dKYs0
-765プロ事務所-
美希「ホンっトーに…ごめんなさいなの!」バッ
春香「み、美希!私たち別に怒ってないし…」
やよい「そうですよー!」
千早「謝らないで」
美希「!」
春香「ち、千早ちゃん…!」
千早「…謝るくらいなら早く練習しましょう」
千早「結果を出したいの…プロとして」
美希「…うん!」
- 973: 忍法帖【Lv=3,xxxP】 :2012/02/28(火) 03:41:39.97 ID:fnNUmcbwO
どうでもいいけど黒羽根っていうプロ野球選手知ってる?
- 975:>>973 キャッチングうまいですよね:2012/02/28(火) 03:44:21.86 ID:lVo9dKYs0
『わー、ミキミキ新しい衣装似合ってるよ→!』
『ホント?ミキ、キラキラしてる?』
『めっちゃ輝いてるよ→!』
ワイワイ ガヤガヤ
春香「ねえ、千早ちゃん」
千早「…なに?春香」
春香「ちょっとだけ怒ってた?」
千早「全然…と言ったら嘘になるわね」
春香「ふふ」
- 976:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/28(火) 03:48:12.88 ID:lVo9dKYs0
千早「…でも、ライブを成功させたいというのは本当」
春香「…うん」
千早「絶対に成功させましょう、春香」
春香「うん!」
律子「よっし、これで全員衣装合わせ終わったわね!」
美希「ばっちりなの!」
赤P「それじゃあ今度のライブに向けて、追いこみ頑張るぞー!」
全員「「おー!!」」
- 978:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/28(火) 03:50:40.81 ID:lVo9dKYs0
美希「おーなのー!!」
小鳥「美希ちゃん美希ちゃん」チョイチョイ
美希「?」
小鳥「これ、青羽根Pさんから」ガサッ
美希「紙袋…プロデューサーから?なんで?」
小鳥「あと伝言、『衣装合わせをちゃんとしておいてください』ですって」
美希「衣装合わせ…?」ガサガサ
美希「!!」
- 979:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/28(火) 03:54:09.19 ID:lVo9dKYs0
美希「これ…!ミキが欲しかったアクセと服…!」
律子「あのとき私と入れ替わりで買いに行ってたみたいよ、その服」
美希「…!」
律子「ダッシュで行ってたから、汗だくで店員から不審者扱いされてそうだけど、ふふっ」
美希「…プロデューサー、今どこにいるの!?」
律子「屋上で休憩中、早く行ってあげなさい」
美希「ありがと、律子!」ダッ
律子「こらー!さんを付けなさーい!」
律子「…ったく」
小鳥「ふふ」
- 981:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/28(火) 03:57:27.74 ID:lVo9dKYs0
-屋上-
青P(…こんなに走ったのは久々です)
青P(…)
青P(黄羽根くんを見習うべきかもしれませんね…)
ガチャ!
美希「ハニー!」
青P「星井さん…」
美希「ハニー!あのね!ミキ、ミキね!」
青P「俺はハチミツじゃありませんよ、星井さん」
美希「それでもハニーはハニーなの!」
- 983:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/28(火) 04:00:55.24 ID:lVo9dKYs0
美希「ミキ、これからいっぱい頑張るの!いっぱいいっぱい頑張るの!」
青P「ええ、期待しています」
美希「だから、ハニーにずっと見ててほしいの!ミキがキラキラしてるとこ!」
青P「キラキラしている星井さん、楽しみですよ」
美希「それでね、それでね…!」
律子(…)
律子(私も、頑張らなきゃな)
律子「よーっし!竜宮小町、明日は午前6時集合!とことん特訓するわよー!」
伊織・亜美・あずさ「えーーっ!!?」
第12話『一方通行の終着点』 完!
- 987:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/28(火) 04:03:43.66 ID:lVo9dKYs0
終わった…やっと終わった…
以上で投下終わりです お付き合いくださりありがとうございました
アニメで1クール終わりの13話までやるつもりだったんですが今回はここまでということで…
お気づきの方も多いと思いますが、各Pの色と対応する担当アイドルはSP準拠になってます
だから前半影の薄かった赤羽根Pは、今後活躍する!はず!
13話以降は書きためして、忍法帖のレベル上げなおしてから改めてスレ立てる予定です
ただ次のスレタイは悩み中 今回と同じで問題無いかな…?
思ったより長くなってしまいましたが、支援・保守・その他レスがうれしくて続けられたと思います
それでは、読んでくださってありがとうございました!
最後に、こんな時間まで付き合ってくれた人ホントにありがとう!
寝てくれ!俺も寝る!おやすみ!
- 989:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/28(火) 04:04:29.33 ID:D/Trjm160
乙!
後半の赤Pの活躍が楽しみ
- 990:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/28(火) 04:04:31.87 ID:RU/JIGu90
おつかれさま 同じスレタイの方がいいんじゃね
- 993:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/28(火) 04:07:06.36 ID:AlPdgkBo0
お疲れ様でした
おやすみなさい
- 996:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/28(火) 04:22:18.03 ID:Wm4/Gqjx0
乙です
次回も期待してます
- 999:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/28(火) 04:57:08.10 ID:+oUU0RBu0
乙!楽しませてもらったぜ!
- 1000:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/28(火) 04:59:38.69 ID:Kj0gwAD40
>>1000ならまとめに載る
- 1001:1001:Over 1000 ID:Thread
- 16歳♀暇だから全レスします☆ こちらスネーク 1990年生まれ集まれ~☆ 安価でお絵描き
中学生 遊戯王 新ジャンル VIPで本格的にRPG作ろうぜ XBOX360
全力で釣られるのがVIPPERだろ!w ポケモン コテデビューする ら
が カレシと別れそう・・・ 初心者 鬱病♀だけど 彼氏/彼女いないVIPPERちょっとこぃ♪ き
っ 唇スレ mixi招待するお 釣った厨房に安価でメールwwwww ☆
こ さみしい・・・誰かかまって 425はどこも変えてなかった ピカ厨 自 す
う 時代の流れ デブきめぇんだよ 捨てアド晒してメル友 メンヘラ 殺 た
い VIPヌクモリティ 顔晒し 馴れ合いスレ 「~だお」 コテ雑 し
き 今のVIPが嫌ならVIPから出てけww A雑 大阪VIPPER集まれ!!☆ ま
た 工作員 18歳♀が16歳♂に安価メール VIPでMMO ネタにマジレスの嵐 す
く 隠れオタ skype パートスレ Skype mp3垂れ流し
な 住所ギリギリまで晒して近かったらラーメン 二番煎じ
い 空気読め リア充 ニコニコ動画 >>1 そっヵ、残念やわ(´・ω・`)
お 付き合ってくだしあ>< 今から元カノに痛メする >>3 ウチは高校生だぉ☆
>>9 うはwwこれがVIPクオリティw
∩∩ V I P は ぼ く ら の 時 代 だ !! V∩ >>2 自重しろwwwww Be
ハ (7ヌ) (/ / >>7 ブラウザゲーやらないか?
ル / / ∧_∧ || モリタポ
ヒ / / ∧_∧ ∧_∧ _( ゚ω゚ ) ∧_∧ || 埼 >>5 2chって有料なんですか?
\ \( ゚ω゚ )―--( ゚ω゚ ) ̄ ⌒ヽ( ゚ω゚ ) // 玉 >>6 え?俺マジ貧乏なんだけど
\ /⌒ ⌒ ̄ヽ ゆとり /~⌒ ⌒ / O >>8 お母さんに何て言えば
| |ー、 / ̄| //`i構って女/ F 安価で絵描くお
低 | 恋愛 | | 厨房 / (ミ ミ) | | F 14歳♀中学生処女だけど質問ある? ハ
年 | | | | / \ | | ム
齢 | | ) / /\ \| ヽ PCに詳しい人ちょっときて!!! イ ス
化 / ノ | / ヽ ヽ、_/) (\ ) ゝ | 電車男 ミ タ
| | | / /| / レ \`ー ' | | / サーセンwwwwwwwwwwwwwww フ |
ニュー速VIP
http://live28.2ch.net/news4vip/
- 174:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/25(土) 23:39:52.95 ID:59Pt4bF10
赤っぽい
青っぽい
黄っぽい
- 176:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/25(土) 23:41:53.10 ID:mEi6J0+00
>>174
分かりやすいな
◆以下、おまけ(小ネタ)になります。
分かりやすいな
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コメント一覧 (60)
-
- 2012年02月28日 11:35
- 中の人w
-
- 2012年02月28日 11:42
- おう、Deの黒羽根も呼べや
-
- 2012年02月28日 12:11
- つまんねwww
こんなの真剣に書いてる奴の気がしれんわwwww
-
- 2012年02月28日 12:24
- 黄羽根Pの声がどうやっても赤羽根さんで再生できねぇww
-
- 2012年02月28日 12:28
- 黄羽根が受け付けない
雪歩のキャラ崩壊させんなや
-
- 2012年02月28日 12:38
- 最後の3人っぽい画ワロタww
赤羽根Pがんばれ
-
- 2012年02月28日 12:44
- ん?ベイスターズの若き正捕手がどうしたって?
-
- 2012年02月28日 12:56
- いつ太陽戦隊に変身するのかと気が気でなかった
-
- 2012年02月28日 13:34
- 黒羽根さんはOP戦で大車輪だったからしょうがないね(ニッコリ
-
- 2012年02月28日 13:45
- 赤青黄 そうかそうか
-
- 2012年02月28日 13:49
- 社長に届いたハンカチがツボったw
-
- 2012年02月28日 14:08
- 面白かった!!続きが凄く楽しみです!!
-
- 2012年02月28日 14:18
- ゴキブリのように陰湿で気持ち悪く粘着質な茶羽根P
聖人君子か菩薩の化身としか思えない白羽根P
全てを金で解決してしまう豪富、金羽根P
さあ、貴方が池に落としたPはどれ?
-
- 2012年02月28日 14:32
- いつ特命を帯びて戦い始めるのかと思った
-
- 2012年02月28日 14:52
- SPで担当分けか
-
- 2012年02月28日 14:56
- 顔同じってかいてあるのに青Pの顔が
テニプリの乾で再生されるwww
-
- 2012年02月28日 14:57
- ただのオリキャラにしか見えねえ
-
- 2012年02月28日 15:01
- 黄Pからするおれの考えたさいきょうのプロデューサー臭が微妙
-
- 2012年02月28日 15:21
- おもろい
が、リビドー丸出しの黄色がなぜモテるのだww
-
- 2012年02月28日 15:40
- 下ネタは受け付けなかったけど、それ以外は中々面白かった
ってか、青羽根Pかっこよすぎだろ
-
- 2012年02月28日 17:02
- 担当アイドルがほとんど後半輝くからねえ赤羽根P
-
- 2012年02月28日 19:39
- 二次創作としては面白いけど、
これを見てるとアニメ本編のPの位置付けって絶妙だったんだなぁと思うわ
-
- 2012年02月28日 20:09
- 最初黄羽無双で最後は青羽無双で赤はどうすれば・・・
-
- 2012年02月28日 21:03
- 評価はするが、無理矢理な改変(悪改)はダメだと思う。
主に雪歩の件に関してね
次に必要以上にメンバーを出す必要もない。
アニマス準拠ならその範囲で描くべきだし、
せっかくの3色P設定を活かし切れていない感じになってしまう。
話数毎に人数の絞り込みを徹底して、シーン毎に丁寧に描くべき、
それだけで数段良くなる、というか、贔屓があったりは別にいいんだが、
全員出すなら贔屓してるように見える描写はやめるべき、むしろ徹底的に贔屓してくれ!
最終的になにが言いたいかというと、後半戦に期待している、つーか、
ここで終わりなので不満なのである。
個人的にはダイターンの件がツボだったw
恐らくおれと同じ年代だなw
-
- 2012年02月28日 22:22
- 何だかネトラレ感がパネェんですけお・・・
-
- 2012年02月28日 23:15
- >挙げ足取りじゃないけど普通ファンから貰った食べ物はお店で買ったものであれ何がはいってるか分からないから処分されるお
765プロは普通に食ったり使ったりしてるしいいんでね
-
- 2012年02月28日 23:20
- 何故か青羽根は手塚、黄羽根は黄猿で再生されてた
-
- 2012年02月29日 04:37
- いいチームじゃないか
黄羽根もげろ
-
- 2012年02月29日 06:09
- ロボットアニメ好きなのか
続きが気になる
-
- 2012年02月29日 16:52
- 茶羽根Pマダー?
-
- 2012年03月01日 08:16
- 黒羽根P「ジュピター引き抜いてきました」
-
- 2012年03月02日 03:42
- おまけのイメージワロタ
面白かったから、続き期待
-
- 2012年03月06日 13:38
-
バルイーグル「赤羽根です」
バルシャーク「青羽根です」
バルパンサー「黄羽根です」
-
- 2012年03月07日 01:31
- 黄羽根Pにイラッときた貴方はこれまでのリア充度、10段階評価で4以下なのは間違いない
-
- 2012年03月07日 01:32
- 黄羽根Pにイラッときた貴方はこれまでの人生のリア充度、10段階評価で4以下なのは間違いないね
-
- 2012年03月12日 22:03
- ※31
どこやらせんのよ。先発?
-
- 2012年03月17日 15:49
- 抱き締めたいなァ!!プロデューサーァァッ!!!!
-
- 2012年04月20日 13:10
- 罪悪感ワロタwwww
ちなみに
青羽根:杉田智和
黄羽根:吉野裕行
で脳内再生。
-
- 2012年07月03日 00:03
- 黄羽Pはコブラで脳内再生余裕でしたw
-
- 2012年08月14日 02:36
- 強肩弱打の黒羽根P
-
- 2012年08月14日 15:43
- え、カモ先生は?
-
- 2012年09月24日 23:42
- 信号Pと呼ばせてくれ
-
- 2012年10月11日 17:20
- 黄羽根Pはスクライドも見てる
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- 2012年12月01日 05:58
- 黄羽根Pの再生は小野坂さんだったわ
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- 2012年12月29日 20:33
- ちゃんと意見つけて批判してる人はいい人だね。俺はすごく良かったと思うよ
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- 2013年01月18日 16:06
- >ファンが送った食べ物は食べない
PreStarとはなんだったのか。
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- 2013年03月16日 17:13
- 最初モバマスの属性だと思ったけど、美希が青だからアレッ?てなった
そうかSPか
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- 2013年05月25日 16:37
- 黒羽根Pは打撃練習して、どうぞ
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- 2013年07月28日 07:53
- 茶羽根P「カサカサカサカサカサ」
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- 2013年07月28日 08:00
- 黄羽根はなんか見てて痛いわ。改変も臭いし。もうお前ss書かなくていいよ。
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- 2013年08月26日 22:01
- 青一強
特に青×ちひゃ壷
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- 2013年09月03日 19:00
- サンバルカンPでいいと思う
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- 2014年01月06日 13:18
- 続きは?
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- 2015年01月02日 21:12
- ホームベース守り抜け 我らの司令塔
刺せ白い矢で 黒羽根利規
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- 2015年05月27日 00:58
- 茶羽根P
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- 2015年10月01日 15:19
- 茶羽根P 言おうとしたらもうあった
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- 2015年12月11日 22:02
- 茶羽根おおいよwwww
あと黄色結構反応悪いんだね…まあ見てて痛々しい上もうちょっとコブラでも良かったと思うけど
赤さんの胃がストレスでマッハ
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- 2016年03月11日 19:08
- わりと面白かったけどなぁ
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- 2019年02月08日 09:12
- 黄色がキモすぎる
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- 2019年03月27日 13:10
- 茶羽根はPじゃなくてGだろいいかげんにしろwwwww
結構面白かったけど合わなかった人も割といるんね