メカ僧侶「ユウシャサマ カイフク ヲ スイショウシマス ピピッ」
- 1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/15(火) 09:47:04.19 ID:Wr53wqbn0
王城
王「では勇者よ。竜王討伐と姫の救出の任、頼んだぞ」
勇者「はっ……ですが一人では聊か心許無いかと」
王「そういうだろうと思い、頼もしい仲間を用意したぞ」
勇者「真ですか!?」
王「連れてまいれ!!」
側近「ははっ!!」
勇者(どんな人が……美人な僧侶ならいいが)
ガシャン……ガシャン……
勇者「……」
メカ僧侶「コンニチハ ワタシ メカソウリョ タイプ オンナ デス ピピッ」
勇者「人間じゃない……」
⇒まだ人間じゃない- 3:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/15(火) 09:50:28.81 ID:Wr53wqbn0
王「どうだ。いいだろう?」
勇者「いや……」
メカ僧侶「……プシュー……」
勇者「蒸気が頭から出てますが」
王「しかし、治癒呪文も使えるし、補助呪文もお手の物だ」
勇者「そうなのですか?!」
王「メカ僧侶よ、実演してみろ」
メカ僧侶「リョウカイ シマシタ」
勇者「……」
メカ僧侶「カイフクビーム ハッシャ」
ビィィィ!!!
勇者「怪我をしてないので効果のほどがわかりません」
- 4:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/15(火) 09:53:41.69 ID:Wr53wqbn0
王「まだまだこれからも機能は増やしていく予定だ。今は不満があるかもしれんが、まあ、がんばってくれ」
勇者「わ、わかりました」
メカ僧侶「ユウシャサマ ヨロシク オネガイ シマス」
ウィーン……
勇者「握手か……よ、よろしく」
メカ僧侶「ユウシャサマ ノ タイオンハ 36℃ ヘイネツデス」
勇者「……」
王「健康管理もばっちりだ。いいだろう?」
勇者「行ってまいります」
王「頼むぞ」
勇者「い、いこうか」
メカ僧侶「リョウカイ」
- 6:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/15(火) 09:56:32.08 ID:Wr53wqbn0
街
ヒソヒソ……
勇者「……」
ガシャン、ガシャン
「なにあれ?」
「さぁ?」
勇者(視線が痛いな)
メカ僧侶「ユウシャサマ ホコウソクド ヲ ユルメテ クダサイ」
勇者「いや、走れないのか?」
メカ僧侶「ユウシャサマ マダ ラン キノウ ハ ジッソウ サレテイマセン」
勇者「そうか……」
勇者「早く姫様を助けないと……」
- 8:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/15(火) 10:02:36.59 ID:Wr53wqbn0
フィールド
メカ僧侶「ココヨリ ナンセイ ヤク 15キロ サキ 二 マチ ガ アリマス ピピッ」
勇者「そうか……じゃあ、そこから目指そうか」
メカ僧侶「ユウシャサマ ホコウソクド ヲ アト 1キロ ヘラシテクダサイ」
勇者「でも……急がないと姫様の命が……」
メカ僧侶「ユウシャサマ レーダー 二 ハンノウ アリ! エマージェンシー エマージェンシー!!」
勇者「え?え?」
メカ僧侶「ユウシャサマ エネミー!エネミー!」
勇者「敵か?!」
魔物「グルルルッ」
勇者「よし。いくぞ!!」
メカ僧侶「エネミーデータ カイセキチュウ……ピピッ」
勇者「でぁぁぁ!!!」
魔物「ガァァァ!!!」
- 9:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/15(火) 10:08:13.58 ID:Wr53wqbn0
勇者「―――よし」
メカ僧侶「ユウシャサマ エネミーデータ カイセキシュウリョウ デス エツランサレマスカ?」
勇者「え?」
メカ僧侶「ユウシャサマ エネミーデータ カイセキシュウリョウ デス エツランサレマスカ?」
勇者「えと……はい」
メカ僧侶「エツランモード……ピピッ」
勇者「……」
メカ僧侶「エネミーNO.2 ドラキー HP MP トモニ ヒクイ コウゲキリョク ボウギョリョク トモニ ヒクイ」
勇者「どうでもいい機能だな。それよりも戦える機能は無いのか?」
メカ僧侶「ユウシャサマ アタックモード ハ マダ ジッソウ サレテイマセン」
勇者「そうか……じゃあいこう」
メカ僧侶「リョウカイ」
勇者(使えないな……こいつ)
- 12:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/15(火) 10:13:32.61 ID:Wr53wqbn0
勇者「でぁ!!!」
魔物「がぁぁ……」
勇者「……っつ!」
勇者「腕を負傷したか……」
メカ僧侶「ユウシャサマ カイフク ヲ スイショウシマス ピピッ」
勇者「ああ、頼む」
メカ僧侶「カイフクビーム」
ビィィィ!!
勇者「……おお。治った」
メカ僧侶「プシュー……」
勇者「お前がいれば薬草の類はいらないかもな」
メカ僧侶「ユウシャサマ エネルギー ザンリョウ ハ アト 64パーセント デス」
勇者「エネルギーが無くなるとどうなるんだ?」
メカ僧侶「キョウセイテイシ シマス ピピッ」
勇者「はぁ……万能でもないってことか」
- 14:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/15(火) 10:18:06.69 ID:Wr53wqbn0
街
勇者「はぁ……つかれた」
メカ僧侶「ユウシャサマ エネルギーザンリョウ ハ アト 21パーセント デス」
勇者「エネルギーはどこで補充するんだ?」
メカ僧侶「エネルギーホジュウシステム ハ マダ ジッソウサレテイマセン ピピッ」
勇者「はぁ!?!」
メカ僧侶「ユウシャサマ エネルギーホジュウシステム ハ マダ ジッソウサレテイマセン ピピッ」
勇者「いや、聞き直したんじゃない!!」
メカ僧侶「……」
勇者「なんでエネルギーが補充できないんだ!?!」
メカ僧侶「フメイ」
勇者「……明日までに回復できなきゃ、王に叩き返すからな」
メカ僧侶「リョウカイ」
- 15:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/15(火) 10:20:31.56 ID:BLN64EAE0
Apple製か
- 16:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/15(火) 10:21:02.90 ID:Wr53wqbn0
夜 宿屋
勇者「……」
メカ僧侶「スリープモードオン」
ウゥゥゥゥン
勇者「……・」
メカ僧侶「」
勇者「そんなモードはあるのに……なんで補充はできないんだ……」
勇者「意味がわかんねえよ……」
勇者「もう寝よう……」
メカ僧侶「」
ウィィィィン……ガリガリ……ガリ……
メカ僧侶「」
- 17:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/15(火) 10:24:12.23 ID:Wr53wqbn0
翌朝
勇者「ん……ふわぁぁ」
勇者「……」
メカ僧侶「―――オハヨウゴザイマス ユウシャサマ」
勇者「お、おお」
メカ僧侶「ユウシャサマ チョウショク デス」
チン!
勇者「え?!」
ガシャン!!
メカ僧侶「ユウシャサマ ドウゾ」
勇者「頭からトーストが……」
メカ僧侶「ユウシャサマ ハイゼンシステム ガ ユウベ ジドウコウシンキノウニヨリ ジッソウサレマシタ ピピッ」
勇者「……そうか」
- 18:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/15(火) 10:28:18.03 ID:Wr53wqbn0
勇者「エネルギーは?」
メカ僧侶「ゲンザイ ノ ザンリョウ ハ 13パーセント デス」
勇者「減ってるじゃないか!!?」
メカ僧侶「ユウシャサマ ソノトオリ デス」
勇者「いや……もういいよ。お前はお荷物みたいだ」
メカ僧侶「ユウシャサマ」
勇者「もういい。ついてくるな」
メカ僧侶「ユウシャサマ」
勇者「ついてくるなって!!」
メカ僧侶「ユウシャサマ」
勇者「鬱陶しいんだよ!!」
メカ僧侶「ユウシャサマ」
勇者「うわぁぁぁ!!!!」
- 21:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/15(火) 10:31:41.24 ID:Wr53wqbn0
勇者「追ってくるなぁぁ!!」
ガシャン ガシャン
メカ僧侶「ユウシャサマ」
「な、なんだ!?」
「なんですかね、あれは?」
勇者「はぁ……はぁ……!!」
メカ僧侶「ユウシャサマ エネルギー ガ フソク シキュウ ホジュウ ヲ」
勇者「え……」
メカ僧侶「ホジュウ ヲ ピ ピ 」
勇者「……」
メカ僧侶「」
勇者「……おい?」
メカ僧侶「」
勇者「止まったのか……?」
- 24:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/15(火) 10:35:21.72 ID:Wr53wqbn0
勇者「……」
メカ僧侶「」
勇者「どうしたら……」
メカ僧侶「」
ウィィィィィン……ガリガリ……ガリ……
勇者「なんだ?駆動音が……」
ウゥゥゥン……
勇者「静かになった……」
勇者「おい?」
メカ僧侶「」
勇者「はぁ……どうすりゃいいんだよ……これから……」
メカ僧侶「」
「今日は良い天気ねー」
「本当ねー。洗濯物が良く乾きそうね」
メカ僧侶「」
- 26:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/15(火) 10:40:32.94 ID:Wr53wqbn0
勇者「王に連絡をとって引き取ってもらうか……」
勇者「それまでこいつを邪魔にならないばしょに動かさないと」
メカ僧侶「」
勇者「ふぐぐ……な、なんだ……見かけによらず……おもた、い……!!」
勇者「ふぅ……ふぅ……くそ……おもたいなぁ!!」
「なにしてるのかしら?」
「見ない方がいいわよ」
勇者(なんで勇者の俺がこんな目に……)
勇者「このポンコツやろう!!!」
メカ僧侶「――――ユウシャサマ オハヨウゴザイマス」
勇者「うわぁ!?!」
メカ僧侶「ジドウコウシンキノウ 二 ヨリ エネルギーホジュウシステム ガ ジッソウ サレマシタ ピピッ」
勇者「そ、そうなのか?」
メカ僧侶「チキュウ 二 ヤサシイ タイヨウコウ ヲ シヨウシテオリマス」
勇者「……」
- 27: 忍法帖【Lv=8,xxxP】 :2011/11/15(火) 10:41:32.51 ID:nD38CylU0
効率悪そうだ…
- 28:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/15(火) 10:44:59.73 ID:Vj5O26bg0
まぁマジンガーZも太陽電池で動いてるからな
- 31:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/15(火) 10:45:53.92 ID:Wr53wqbn0
フィールド
勇者「まだ戦えないのか?」
メカ僧侶「ユウシャサマ マダ アタックモード ハ ジッソウ サレテイマセン」
勇者「いつ実装されるんだ?」
メカ僧侶「フメイ」
勇者「そうか」
メカ僧侶「ユウシャサマ ホコウソクド ヲ―――」
勇者「あ、はいはい。悪かったな」
メカ僧侶「ユウシャサマ アリガトウゴザイマス」
勇者「……」
メカ僧侶「ユウシャサマ レーダー 二 ハンノウ アリ! エマージェンシー エマージェンシー!!」
勇者「魔物か!?」
魔物「ゲキキキキキ!!!」
勇者「こい!!」
メカ僧侶「エネミーデータカイセキチュウ……ピピッ」
- 35:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/15(火) 10:50:05.83 ID:Wr53wqbn0
勇者「よし、倒したか」
メカ僧侶「ユウシャサマ エネミーデータカイセキシュウリョウ シマシタ エツラン シマスカ?」
勇者「いや、いい」
メカ僧侶「リョウカイ……エネミーデータホゾンチュウ……」
勇者「はぁ……」
メカ僧侶「ユウシャサマ エネルギーザンリョウ 24パーセント デス」
勇者「……」
メカ僧侶「……」
勇者「日差しが強い場所でも探すか」
メカ僧侶「リョウカイ」
- 37:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/15(火) 10:53:04.53 ID:YlN32QelO
どんだけエネルギー効率悪りんだよ
- 38:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/15(火) 10:53:50.20 ID:Wr53wqbn0
花畑
勇者「ここなら大丈夫そうだな。ここで休憩するか」
メカ僧侶「リョウカイ」
勇者「はぁ……まあ、休足だと思えばいいか」
メカ僧侶「レストモード 二 キリカワリマス エネルギーホジュウカンリョウ マデ シバラクオマチクダサイ」
勇者「……」
メカ僧侶「……」
勇者「はぁ」
勇者(雨の日とか洞窟とか……屋内とか……どうしたらいいんだよ)
メカ僧侶「……」
- 42:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/15(火) 10:58:05.40 ID:Wr53wqbn0
勇者「すぅ……すぅ……」
メカ僧侶「レーダー 二 ハンノウ アリ! エマージェンシー エマージェンシー!!」
勇者「な!?」
魔物「ガルルルルッ!!!」
勇者「た、たすかった!!」
メカ僧侶「エネミーデータ カイセキチュウ……ピピッ」
勇者「おらぁぁ!!!」
魔物「ガァァァ!!!」
勇者「ぐぅ?!強い!?」
魔物「ガァァァ!!!」
勇者「くっ!!なんだ……こいつは……!?」
メカ僧侶「ユウシャサマ エネミーデータ カイセキシュウリョウ シマシタ エツラン シマスカ?」
勇者「は!?」
メカ僧侶「ユウシャサマ エネミーデータ カイセキシュウリョウ シマシタ エツラン シマスカ?」
勇者「あ、そ、それどころじゃ……くっ!?」
- 45:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/15(火) 11:03:44.74 ID:Wr53wqbn0
勇者「でぁぁ!!」
魔物「ガルルッ!!」
メカ僧侶「ユウシャサマ エネミーデータ―――」
勇者「みる!!アイツの弱点とかあるか!?」
メカ僧侶「リョウカイ エネミーデータエツランモード……ピピッ」
魔物「ガァァァ!!!」
勇者「きたぁ!!?」
メカ僧侶「エネミーデータNO.28 トロル HP ヒジョウ ニ タカイ MP ヒクイ コウゲキリョク ボウギョリョク ヒジョウ ニ タカイ」
勇者「そんな情報はいい!!弱点だ!!!ぐぁ!?」
トロル「グォォォ!!!」
メカ僧侶「トロル ノ ジャクテン ケンサクチュウ……ケンサクチュウ……」
勇者「ぐほぉ!?!?」
トロル「ガァァァ!!!」
メカ僧侶「ユウシャサマ アリマセン」
勇者「―――ざけんなぁ!!」
- 47:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/15(火) 11:07:29.57 ID:Wr53wqbn0
勇者「はぁ……はぁ……」
メカ僧侶「ユウシャサマ カイフク ヲ スイショウシマス ピピッ」
勇者「たのむ」
メカ僧侶「リョウカイ カイフクビーム」
勇者「よし」
トロル「ガァァ……」
勇者「おらぁぁ!!!」
メカ僧侶「ユウシャサマ ガンバレ ユウシャサマ マケルナ」
勇者「お前、応援できるのか!?」
メカ僧侶「ユウシャサマ オウエンキノウ ハ ショキジッソウ サレテイマス」
勇者「そうか……であぁぁ!!!」
トロル「オォォォ!!!」
メカ僧侶「ユウシャサマ ガンバレ ユウシャサマ マケルナ」
- 49:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/15(火) 11:09:11.87 ID:tQS9L4pH0
何の足しにもなってねぇじゃねーかwwwwww
- 50:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/15(火) 11:11:07.25 ID:aDvgvS5X0
ユウシャサマ ガンバレ ユウシャサマ マケルナ
- 51:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/15(火) 11:11:48.80 ID:Wr53wqbn0
勇者「―――か、かった……はぁ、死ぬかと思った……」
メカ僧侶「エネミーデータホゾンチュウ……」
勇者「回復してくれ」
メカ僧侶「リョウカイ カイフクビーム」
勇者「意外と気持ちいいな、これ」
メカ僧侶「エネルギーザンリョウ アト 11パーセント デス」
勇者「……」
メカ僧侶「ホジュウ ヲ スイショウシマス ピピッ」
勇者「……ま、今回はお前がいなきゃ寝込みを襲われてたし、傷の回復も間に合わなかったしな」
メカ僧侶「ユウシャサマ エネルギー ノ ホジュウ ヲ スイショウシマス」
勇者「わかった。ちゃんと100%にしろよ?」
メカ僧侶「ユウシャサマ アリガトウゴザイマス」
勇者「……」
メカ僧侶「レストモード 二 キリカワリマス」
- 55:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/15(火) 11:17:31.20 ID:Wr53wqbn0
夜 街
勇者「――もうすっかり夜か。早く宿に行かないと」
メカ僧侶「ユウシャサマ ヒダリホウコウ ヤク 15メートル サキ ヤドヤ デス」
勇者「ああ、見えてる」
メカ僧侶「……」
勇者「エネルギーは?」
メカ僧侶「アト 45パーセント デス」
勇者「なら、明日は日が昇ったらすぐに充電しとけ」
メカ僧侶「リョウカイ」
勇者「……」
メカ僧侶「メイレイ……ホゾンチュウ……」
勇者(ま、回復できるし、敵の襲撃も教えてくれるし、便利といえば便利か)
勇者(あとは戦ってくれればいいんだけどな……まだ走れないし)
- 57:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/15(火) 11:21:47.98 ID:Wr53wqbn0
宿屋
勇者「じゃあ、おやすみ」
メカ僧侶「スリープモード 二 キリカワリマス オツカレサマデシタ」
ウゥゥゥゥン……
勇者「……」
メカ僧侶「」
勇者「なんか夜中に等身大の人形があると怖いな」
勇者「見ないようにしないと」
勇者「なんか……今日は疲れたな……」
勇者「すぅ……すぅ……」
ウィィィィィン……ガリガリ……ガリ……
メカ僧侶「」
ウゥゥゥン……
- 58:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/15(火) 11:24:36.93 ID:Wr53wqbn0
翌朝
勇者「ふわぁぁ……」
勇者「あれ?」
勇者「……ああ、そうか。充電しとけって命令したんだったな」
勇者「どこで充電してんのかな?」
勇者「外に行ってみるか」
――――
勇者「あ、いたいた」
メカ僧侶「……」
勇者「おはよう」
メカ僧侶「ユウシャサマ オハヨウゴザイマス」
勇者「充電は完了したか?」
メカ僧侶「ユウシャサマ アト ゴフン ホド オマチクダサイ」
勇者「わかった」
- 61:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/15(火) 11:30:18.00 ID:Wr53wqbn0
勇者「よし、出発するか」
メカ僧侶「リョウカイ」
勇者「さて、姫様の情報も集めていかないとな」
メカ僧侶「……」
勇者「なあ、次の街までどれくらいかかりそうだ?」
メカ僧侶「GPS デ イチ ヲ コウシンチュウ……コウシンチュウ……」
勇者「……」
メカ僧侶「ツギ ノ マチ マデ ヤク 120キロ チョクシン デス」
勇者「遠いな。準備はしっかりしていかないと」
メカ僧侶「ミギホウコウ ヤク 5メートル サキ ブキヤ デス」
勇者「ああ、見えてる」
メカ僧侶「……」
勇者「そうだ。なんか姫様に関する情報がないか調べておいてくれないか?」
メカ僧侶「リョウカイ」
勇者「頼んだぞー」
- 62:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/15(火) 11:32:55.25 ID:Wr53wqbn0
休憩モード
- 63:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/15(火) 11:34:55.66 ID:aLBajIfpO
ほーら、太陽光だよー
- 64:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/15(火) 11:36:07.40 ID:aDvgvS5X0
このスレ太陽光すごい
- 68:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/15(火) 11:48:13.01 ID:ntkYLkZG0
>>64
誰がハゲやねん!!
- 69:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/15(火) 11:52:09.64 ID:Wr53wqbn0
武具屋
勇者「えっと……これとこれを」
店主「毎度!!」
―――
勇者「あいつはどこだ?」
ガシャン ガシャン
メカ僧侶「―――ユウシャサマ」
勇者「おかえり。どうだった?」
メカ僧侶「ジョウホウ ハ アリマセン」
勇者「なにもか?」
メカ僧侶「ハイ」
勇者「そうか……なら仕方ないな」
メカ僧侶「ミナサン ワタシ ヲ ミルト ニゲテイキマシタ ピピッ」
勇者「あ、そういうことか……」
メカ僧侶「タイジンヨウ ノ ハイセキモード ハ ジッソウサレテイマセン ピピッ」
- 70:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/15(火) 11:55:41.53 ID:Wr53wqbn0
フィールド
勇者「次の街までは1日じゃ着けそうにないな」
メカ僧侶「……」
勇者「……」
勇者(日常会話はできないのか?)
勇者「なあ」
メカ僧侶「ハイ」
勇者「好きな物とかあるのか?」
メカ僧侶「ソレハ……」
勇者「それは……?」
メカ僧侶「……ジドウコウシンチュウ……シバラクオマチクダサイ」
ウィィィィィン……ガリガリ……ガリ……
勇者「はぁ」
メカ僧侶「ユウシャサマ ジドウコウシンキノウ 二 ヨリ ランモード ガ ジッソウサレマシタ」
勇者「おぉ!!ついに走れるのか!?」
- 74:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/15(火) 12:01:16.27 ID:Wr53wqbn0
メカ僧侶「ユウシャサマ ランモード 二 キリカエマスカ?」
勇者「おお、頼む!!」
メカ僧侶「リョウカイ」
メカ僧侶「ランモード 二 キリカエマス」
ガシャン!!ガシャン!!!
勇者「!?」
メカ僧侶「ユウシャサマ ランモード 二 キリカワリマシタ」
勇者「な、なんだ?足がキャタピラ……に?」
メカ僧侶「ユウシャサマ イマ ノ ワタシ ハ メカソウリョ タイプ タンク デス」
勇者「そ、そうなのか」
メカ僧侶「コレデ ドンナ ミチデモ ヘッチャラ デス」
ガガガガガガ……!
勇者「速度は変わらないのかよ……」
メカ僧侶「ユウシャサマ ホコウソクド ヲ 1キロ ヘラシテ クダサイ」
勇者「はいはい」
- 78:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/15(火) 12:06:48.40 ID:Wr53wqbn0
魔物「ガルルルッ!!」
勇者「出てきたか!!」
メカ僧侶「エネミーデータカイセキチュウ……ピピッ」
勇者「おらぁぁぁ!!!」
魔物「ガァァァ!!!」
メカ僧侶「ユウシャサマ エネミーデータカイセキシュウリョウ デス エツラン シマスカ?」
勇者「頼む!!―――あぁぁぁ!!!」
魔物「ギャァァァオォォォ!!」
メカ僧侶「エネミーデータエツランモード……ピピッ」
メカ僧侶「エネミーデータNO.38 ゾンビ HP MP トモニ フツウ コウゲキリョク タカイ ボウギョリョク ヒジョウ ニ ヒクイ」
勇者「せい!!」
ゾンビ「グルルル!!」
メカ僧侶「トクチョウ ドク ヲ ハク」
ゾンビ「オロロッ!!」
勇者「あぶない!!―――ありがとう、助かった!!」
- 83:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/15(火) 12:11:16.45 ID:Wr53wqbn0
勇者「―――今回は助かった」
メカ僧侶「……」
勇者「聞いてるか?」
メカ僧侶「エネルギーザンリョウ アト 75パーセント デス」
勇者「まだ持ちそうだな」
メカ僧侶「……」
勇者「よし、行くか」
メカ僧侶「リョウカイ」
ガガガガガガ……!!!
勇者「次の街まで何日かかるんだ……」
メカ僧侶「ケイサンチュウ……」
勇者「いいから。無駄なエネルギーは使うな」
メカ僧侶「リョウカイ」
- 85:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/15(火) 12:17:06.46 ID:Wr53wqbn0
夜
勇者「ここで野宿だな」
メカ僧侶「……」
勇者「……さてと寝袋を――」
メカ僧侶「ユウシャサマ ムネ ノ ボタン ヲ オシテクダサイ」
勇者「え?」
メカ僧侶「ユウシャサマ ムネ ノ ボタン ヲ オシテクダサイ」
勇者「こ、ここか?」
ポチ
メカ僧侶「ステルスモード ガ オン 二 ナリマシタ」
勇者「ステルスモード?」
メカ僧侶「ワタシ ハ ウゴケナクナリマスガ ワタシカラ ハンケイ5メートルイナイ 二 イテクダサレバ マモノ 二 ハッケン サレルコトガ アリマセン」
勇者「それエネルギー消費するのか?」
メカ僧侶「ユウシャサマ モチロン デス」
勇者「じゃあ、ダメだ。警戒モードだけをオンにしてお前も寝てろ」
- 89:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/15(火) 12:21:28.60 ID:Wr53wqbn0
翌朝
勇者「ふー……よし」
メカ僧侶「ユウシャサマ チョウショク ヲ ドウゾ」
ガシャン!!
勇者「ありがとう」
メカ僧侶「ユウシャサマ サクバン ジドウコウシンキノウ 二 ヨリ オレンジジュース モ テイキョウ デキル ヨウ ニ ナリマシタ」
勇者「どこからでるんだよ」
メカ僧侶「ユウシャサマ コップ ヲ」
勇者「……はい」
メカ僧侶「オレンジジュース ノ カジュウパーセント ハ ドウサレマスカ?」
勇者「100で」
メカ僧侶「リョウカイ」
ジョロロロロ……
メカ僧侶「ユウシャサマ ドウゾ」
勇者「なんか飲みにくいな」
- 94:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/15(火) 12:23:46.68 ID:aLBajIfpO
>>89
おい!どこからでるんだよ
おい!
- 98:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/15(火) 12:25:06.36 ID:uGewTJx2O
>>94
落ち着いてパンツをはけ
- 100:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/15(火) 12:28:36.83 ID:Wr53wqbn0
勇者「充電は?」
メカ僧侶「ユウシャサマ バッチリ デス」
勇者「おし。行くか」
メカ僧侶「……ジドウコウシンチュウ……シバラクオマチクダサイ……」
勇者「……」
ウィィィィィン……ガリガリ……ガリ……
メカ僧侶「ジドウコウシン ガ シュウリョウ シマシタ」
勇者「今度はどんな機能が?」
メカ僧侶「エコロジーモード デス」
勇者「どんなモードだ?」
メカ僧侶「ショウヒエネルギー ヲ 20パーセント セツヤク デキマス」
勇者「おお、すごいな」
メカ僧侶「タダシ ツウジョウ ノ シュツリョク ガ 20パーセント ダウン シマス」
勇者「まあ、普段なにもしてないし。しばらくはエコロジーモードでいいんじゃないか?」
メカ僧侶「リョウカイ エコロジーモード 二 キリカワリマス」
- 106:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/15(火) 12:33:14.29 ID:Wr53wqbn0
勇者「……」
メカ僧侶「……」
ガガガガ……
勇者「おい」
メカ僧侶「ユウシャサマ ホコウソクド ヲ 2キロ オトシテクダサイ」
勇者「速度まで落ちるのかよ!?」
メカ僧侶「ハイ」
勇者「はぁ……使えねえ」
メカ僧侶「ワタシ ノ リョウメ ハ ライト ノ カワリ ニ ナリマス」
ピカー
勇者「それは洞窟で使おうな」
メカ僧侶「リョウカイ」
勇者「早く戦えるようになってくれよ……」
メカ僧侶「ユウシャサマ マダ アタックモード ハ ジッソウ―――」
勇者「知ってる」
- 112:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/15(火) 12:38:34.54 ID:Wr53wqbn0
街 付近
勇者「なんだ……あいつ?」
ゴーレム「――――」
勇者「街を守ってるのか?」
メカ僧侶「エネミーデータカイセキチュウ……」
メカ僧侶「エネミーデータ フテキゴウ アンノウン ト ハンテイ」
勇者「どういうことだよ……」
メカ僧侶「ガイトウスルデータ ナシ シンシュ ト オモワレマス」
勇者「未知数の相手か……」
メカ僧侶「ドウサレマスカ?」
勇者「うーん……」
メカ僧侶「……」
勇者「お前、囮になれるか?」
メカ僧侶「リョウカイ」
- 114:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/15(火) 12:45:40.08 ID:Wr53wqbn0
メカ僧侶「ワタシ ハ オトリ ワタシ ハ オトリ」
ガガガガガガ……
ゴーレム「エネミー ハッケン タダチ ニ ハイジョ ヲ カイシ スル」
メカ僧侶「ワタシ ハ オトリ ワタシ ハ オトリ」
ゴーレム「ゴーレムビーム……エネルギージュウテン カイシ」
ゴォォォォォ
ゴーレム「ジュウテン……20%……40……60……80……」
メカ僧侶「ワタシ ハ オトリ」
ガガガガ……
ゴーレム「ジュウテン カンリョウ」
勇者「―――でぁぁぁぁ!!!」
ゴーレム「ビーム ハッシャ」
ピュン!!―――ドドーン!!
勇者「しまっ!?――メカ僧侶!!!」
メカ僧侶「ガガガガ……ソンショウ ジンダイ キノウ ガガガ テ イシ……ピピ ピッ 」
- 117:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/15(火) 12:50:05.29 ID:Wr53wqbn0
勇者「くそぉぉぉ!!!」
ザンッ!!!
ゴーレム「ギギギギ……キンキュウ テイシ ヲ スイショウ 」
ゴォォォン
勇者「止まったか……」
勇者「メカ僧侶!!」
メカ僧侶「ピピ……ピ……」
勇者「おい!!おい!!」
メカ僧侶「」
勇者「そ、そんな……俺の所為で……」
勇者「ごめん……」
博士「あれれ?ゴーレムが倒されてる」
勇者「だれだ!?」
博士「君が倒したの?―――すごいね。どうぞ、歓迎するよ」
勇者「……」
- 120:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/15(火) 12:55:41.73 ID:Wr53wqbn0
研究所
勇者「ここは……?」
博士「この街は昔から魔物に対抗するための機械兵士を作ってる街でね。ゴーレムは近年での最高傑作だったんだけど」
勇者「すいません」
博士「いやいや。いいんだ。まだまだ改良点があるってわかったしね……うん。大丈夫だ。メモリも破損してないし、修理はできる」
勇者「本当ですか!?」
博士「にしてもこのメカ僧侶、かなりの高性能だね。君が作ったの?」
勇者「いえ、王から貰いました」
博士「へえ……あ、なるほど」
勇者「え?」
博士「そうか……これ、あの人の作品か。だから、自動更新機能とかもあるんだ」
勇者「あの、メカ僧侶を作った人を知ってるんですか?」
博士「うん。でも、あの人は今行方不明らしいね」
勇者「そうなんですか……」
博士「確か、ここから北の洞窟に捕えられてるって噂だけど……あそこにはドラゴンが住み着いてて誰も助けにはいけないんだ」
- 124:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/15(火) 13:01:40.03 ID:Wr53wqbn0
博士「―――よし。修理完了だ」
勇者「おい!大丈夫か?!」
メカ僧侶「」
ウィィィィィン……ガリガリ……ガリ……
メカ僧侶「―――ユウシャサマ オハヨウゴザイマス」
勇者「はぁ……よかった」
博士「まだ武装がなかったみたいだったから、一つだけ搭載しておいたよ」
勇者「本当ですか!?」
博士「でも、流石はあの人の作品だ。ブラックボックスが多いね。かなり厳重にシステムロックされてるよ」
勇者「じゃあ、もとから武装があると?」
博士「多分、あの人が定期的にシステムロックの解除キーをこの子に転送してるんじゃないかな?それが自動更新機能なんだろうけど」
勇者「でも、どうしてそんな定期的に?一気にやってくれれば」
博士「きっと作業が出来ない状況にあるんじゃないかな?捕えられるわけだし」
勇者「なるほど……わかりました。では、俺がその人を救出しにいきます!!」
博士「本当かい!?嬉しいけど……危険だよ?」
- 129:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/15(火) 13:06:31.61 ID:Wr53wqbn0
勇者「こいつを直してくれたせめてものお礼です」
メカ僧侶「……」
博士「そうか……あ、なら、これも装備させておくよ」
勇者「それは?翼みたいですが」
博士「ジェットウィング。ゴーレムの背中に付けて飛ばすつもりだったけど、ゴーレムは壊れちゃったし、あげるよ」
勇者「ええ!?そんな……」
博士「いいからいいか……きっと役に立つよ」
ガチャガチャ……ガッシーン!!
メカ僧侶「……」
博士「がんばってね」
勇者「何から何まで……ありがとうございます」
メカ僧侶「……」
博士「あの人を頼むよ。――きっと君の助けを待ってるはずだ」
勇者「え……?」
- 133:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/15(火) 13:12:07.91 ID:Wr53wqbn0
洞窟
姫「……よっしゃー!!武道家タイプ完成!!」
ドラゴン「ちょ……」
姫「ドラゴンさん、はやく実戦データ取りたいんだけど。戦ってくんない?」
ドラゴン「やめてくださいよ!!今さっき、戦士タイプマーク6と戦ったばかりですよ?!?」
姫「でも、結局負けちゃったしー」
ドラゴン「こっちは辛勝でしたけど!?」
姫「はやくぅ」
ドラゴン「あなたねえ!!人質だって自覚ありますぅ!?」
姫「なら煮るなり焼くなりすきにしたらいいじゃーん!!」
ドラゴン「やれるならすぐにでもやってますよ!!!」
姫「いけー!!メカ武道家バージョン7!!」
メカ武道家「目標確認 排除開始」
ドラゴン「きたぁぁぁ!!!!」
姫「今度のは自信作なんだよねー♪」
- 136:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/15(火) 13:16:57.11 ID:Wr53wqbn0
ドラゴン「ガァァァァ!!!!」
バキィ!!
メカ武道家「ガガガガ……!!」
姫「あー、負けちゃった」
ドラゴン「ハァハァ……」
姫「うーん……何がいけないんだろう?」
ドラゴン「もう……やめてくださいよ……」
姫「次はメカ賢者セカンドでも作るか」
ドラゴン(頭から食ってしまいたいな)
魔物「グルルル」
ドラゴン「どうした?」
魔物「ガウ……ガッ」
ドラゴン「侵入者だと?わかった、すぐにかかれ。殺しても構わん」
魔物「ガルル」
姫「―――お?レーダーに反応が……メカ僧侶がこっちに向かって来てる。勇者様が助けにきたの!?」
- 139:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/15(火) 13:22:48.74 ID:Wr53wqbn0
メカ僧侶「ユウシャサマ ガンバレ ユウシャサマ マケルナ」
勇者「邪魔だぁぁ!!!」
魔物「ギャァ……」
勇者「はぁはぁ……」
メカ僧侶「ユウシャサマ カッコイイ」
勇者「応援のバリエーションが増えたのか」
メカ僧侶「ユウシャサマ レーダー 二 ハンノウ アリ! エマージェンシー エマージェンシー!!」
勇者「次から次へと……!!」
ドラゴン「よく来たな……」
勇者「ドラゴン……!?」
メカ僧侶「エネミーデータカイセキチュウ……ピピッ」
勇者「その必要はない。ドラゴンといえば竜王の右腕だからな。誰もでも知ってる」
ドラゴン「あなたは?」
勇者「勇者だ」
ドラゴン「違う。その隣の……メカっぽい人です」
- 141:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/15(火) 13:27:14.35 ID:Wr53wqbn0
勇者「こいつはメカ僧侶だけど?」
ドラゴン「ひぃ!?!」
勇者「え?」
ドラゴン「……やはり、作りが似ていると思った」
勇者「なんのことだ?」
姫「あー!!勇者様ー!!きてくれたのねー!!」
勇者「姫!?――うわぁ!?そんな抱きついてこなくても」
姫「あーん、私、すっごく怖かったんだからぁ」
勇者「お怪我は?」
姫「大丈夫!」
ドラゴン「なに勝手に牢屋を抜け出してるんですかぁ!?」
姫「え?メカ盗賊にピッキング機能付けてたの、知らなかった?」
ドラゴン「……」
姫「ささ、勇者様♪かえりましょ!」
勇者「あ、えと、はい」
- 144:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/15(火) 13:31:19.00 ID:Wr53wqbn0
ドラゴン「まてやぁぁぁ!!!!」
勇者「?!?」
姫「うわ……うるさ」
メカ僧侶「……」
ドラゴン「散々、私のことを弄びやがって……!!」
勇者「姫、一体なにを?」
姫「えと、ドラゴンさんで実戦データの収集を」
勇者「実戦データ?」
姫「うん。メカ戦士とかメカ魔法使いとかの」
勇者「じゃあ、このメカ僧侶は姫が!?」
姫「うん。そだよ。ねー?」
メカ僧侶「ユウシャサマ ヒメサマ ハ ワタシ ノ ボス デス」
姫「その言い方はすきじゃないなー」
勇者「―――大変だったな、ドラゴン」
ドラゴン「全くです」
- 146:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/15(火) 13:37:07.58 ID:Wr53wqbn0
ドラゴン「竜王様の命令で丁重に扱ってきたが……もう我慢の限界だ!!」
姫「ぶー!そもそも竜王との約束は果たしたけど?」
勇者「え?!」
姫「え?」
勇者「ど、どんな約束を?」
姫「えと、機械の体が欲しいっていうから、作ってあげたの。自由に機械兵士を作ってもいいって言ってくれたから」
勇者「な……」
姫「まあ、あとは脅されてたっていうのもあるけどね」
ドラゴン「だからもう……アナタを食べても問題はない!!!竜王様も逃げられるくらいなら殺せと言ってくれるはずだぁ!!」
勇者「くっ……!!」
メカ僧侶「ユウシャサマ サガッテ クダサイ」
勇者「メカ僧侶?!」
ドラゴン「な、なんですか……!!」
メカ僧侶「アタックモード 二 キリカワリマシタ コウゲキ ヲ カイシ シマス」
ドラゴン「ひぃぃ!?!?」
- 150:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/15(火) 13:42:41.43 ID:Wr53wqbn0
姫「まだ実装解除してなかったと思うけど……実験で忙しくて」
勇者「あ、実は―――」
メカ僧侶「ショウジュン セット」
ドラゴン「なめるなぁぁぁ!!!!」
メカ僧侶「ロケットアームミサイル シャシュツ」
ゴォォォ!!!
ドラゴン「うわ―――」
ドォォォォン!!!!
勇者「ぐっ!」
姫「きゃぁ!!」
メカ僧侶「クールダウン カイシ」
姫「―――なーる。あの街で改造を。それで背中に立派な翼があるわけね」
勇者「ええ」
ドラゴン「――あたた……なんだ……こいつ……恐ろしいほどの……力だ……」
勇者「まだ生きてるのか……タフだな」
- 151:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/15(火) 13:45:37.54 ID:BII8MaBDO
強すぎワロタ
- 153:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/15(火) 13:50:16.80 ID:Wr53wqbn0
ドラゴン「こ、これしきで……まけるか……!!私は竜王様の右腕なんだからな……!!」
ゴゴゴゴ……!!
勇者「え!?なんだ、この揺れ!?」
姫「今の爆発で崩落しちゃうんじゃない?」
勇者「それは……早く逃げないと。姫、こちらへ!!」
姫「あ、うん」
ドラゴン「にがす―――」
メカ僧侶「……」
ドラゴン「ひゃぁぁぁ!!!こっちにくるなぁぁ!!!」
メカ僧侶「ジェットウィング キドウ」
ゴォォォォ……!!
ドラゴン「ひゃ!?な、なにをする気ですか!?はなしてぇぇ!!!」
メカ僧侶「イマカラ ジョウクウ10000メートルマデジョウショウ シ ソコカラ アナタ ヲ カカエテ アタマ カラ ラッカ スル」
ドラゴン「やめて!!!おねがいします!!しんじゃう!!!」
メカ僧侶「ジョウショウ」
- 154:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/15(火) 13:52:11.82 ID:F5yS/tim0
ドラゴン可愛い
- 156:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/15(火) 13:56:08.14 ID:Wr53wqbn0
フィールド
勇者「はぁ……はぁ……抜け出せた」
姫「あー……大事な実験データがぁ……バックアップがあるからいいけど」
勇者「ところで姫?」
姫「ん?」
勇者「そのツナギ姿はなんですか?ドレスは?」
姫「あれで作業はできないからねー」
勇者(姫がこんな人だったなんて……知らなかった)
ドォォン!!
勇者「な!?」
姫「あ!!あれ、メカ僧侶とドラゴン!?」
勇者「なんだ!?ドラゴンと一緒に上空に……!!」
姫「違う!!あれはメカ僧侶がドラゴンを掴んで上空へ飛んでいってる!!」
勇者「なにをする気だ……!!」
姫「……デス・パイルドライバーって感じ?」
- 157:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/15(火) 14:00:17.82 ID:Wr53wqbn0
上空
メカ僧侶「ツキマシタ ココ ガ 10000メートル デス」
ドラゴン「たかい!!たかいです!!もうやめて!!!ふぎぎぎ……!!!はなしてよぉぉ!!!」
メカ僧侶「デハ ラッカ シマス」
ドラゴン「な、なんでもするからぁ!!やめてぇぇぇぇ!!!!!」
メカ僧侶「コウカ」
ドラゴン「あぁぁぁぁぁぁ―――――」
――――
勇者「……あ!!落ちてき―――」
ドォォォォォン!!!!
姫「向こうの森に落ちたみたい」
勇者「行ってみましょう!!」
姫「うん!」
- 159:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/15(火) 14:04:02.47 ID:Wr53wqbn0
森
勇者「メカ僧侶!!」
メカ僧侶「ユウシャサマ ゴキゲンヨウ」
勇者「大丈夫か!?」
メカ僧侶「ユウシャサマ ソンショウ ハ ケイビ モンダイアリマセン」
勇者「そ、そうか」
姫「ドラゴンさーん……げ」
勇者「どうしました?」
姫「あ、えと、見ない方がいいかな」
勇者「わかりました……はぁ……疲れた」
メカ僧侶「ユウシャサマ オレンジジュース ハ イカガデスカ?」
勇者「あ、じゃあ……」
姫「あ、私もちょーだい。久しぶりに走って、喉乾いちゃった」
ジョロロロロ……
メカ僧侶「ユウシャサマ ヒメサマ ドウゾ シボリタテ デス」
- 161:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/15(火) 14:09:43.81 ID:Wr53wqbn0
勇者「さてと……これからどうしますか?」
姫「一晩だけ、待ってくれない?」
勇者「え?」
姫「この子のロック解除、やっちゃうから」
メカ僧侶「……」
勇者「姫……」
姫「飛べちゃうなら一気に竜王の城まで行けるしね」
勇者「はい」
姫「流石にこの子だけで勝てる相手じゃないから。勇者様もがんばってね」
勇者「竜王も機械の体なんですよね?」
姫「うん。永遠の命が欲しいって言ってたから」
勇者「……」
姫「ごめんね、勇者様。脅されたとはいえ、私は敵に手を貸してしまった」
勇者「いえ。大丈夫です。たとえ相手が魔王だろうと俺は勝ってみせます」
姫「素敵……じゃあ、パパッとやっちゃうね」
- 165:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/15(火) 14:15:20.07 ID:Wr53wqbn0
姫「ここを……外してっと」
メカ僧侶「……」
姫「偉いね……もしもときのために早めにこれだけは解除してたんだけど、勇者様も優秀だったってことかな?」
メカ僧侶「……」
姫「……これだけは使わないでほしいな」
メカ僧侶「……」
姫「でも……相手はあの竜王……」
姫「それも機械の体となった……最悪の魔物」
姫「使うときがあるかもしれない」
メカ僧侶「……」
姫「……使わないことを祈るしかないか」
姫「自爆装置……だけは」
- 173:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/15(火) 14:38:29.65 ID:Wr53wqbn0
翌日
勇者「ふわぁぁ~」
メカ僧侶「ユウシャサマ オハヨウゴザイマス」
勇者「ああ」
メカ僧侶「ユウシャサマ チョウショク ノ ジュンビ ハ デキテマス」
勇者「ありがとう」
姫「もぐもぐ……ん……おはよう、勇者様!」
勇者「おはようございます」
メカドラゴン「……どうも」
勇者「うわぁぁぁ!?!?!?」
姫「なんかあまりにも可哀想だったんで」
メカドラゴン「どうもすいません。わざわざ助けて頂いて」
姫「いやぁ。私を運んでくれる存在が必要だったからね」
勇者「姫……」
姫「もうこの子は味方だから、安心して」
- 175:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/15(火) 14:44:50.44 ID:Wr53wqbn0
メカドラゴン「体の半分が機械っていうのも悪くないですね」
姫「でしょう?」
勇者「竜王もこのような姿に?」
姫「竜王は半竜半機じゃないわ。完全に機械だから」
勇者「そうなんですか」
メカドラゴン「それはきっと手強いでしょうね」
メカ僧侶「ユウシャサマ オレンジジュース デス」
勇者「こいつがいるから、大丈夫ですよ」
姫「……うん、そうだね」
メカ僧侶「ヒメサマ モ オカワリ イカガデスカ?」
姫「ありがとう」
勇者「……ドラゴン」
メカドラゴン「はい」
勇者「正直なところ、俺は竜王に勝てると思うか?」
メカドラゴン「……難しいでしょうね。竜王様は今までも十分に凶悪な力を持っていましたが、機械化により力を更に増してしまいましたから」
- 179:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/15(火) 14:51:58.18 ID:Wr53wqbn0
姫「心配ないって。メカ僧侶の武装ロックは全部解除したから!!」
勇者「どうな武装が?」
姫「火炎放射、レールガン、グレネードランチャー、反応弾、ビームサーベル……」
勇者「もういいです」
姫「そう?」
メカ僧侶「ユウシャサマ オカワリ ハ イカガデスカ?」
勇者「あ、もういいから」
メカドラゴン「でも、それだけの兵器があっても勝てるかどうか」
姫「力を合わせれば大丈夫だって!!」
勇者「そうですね。戦う前から気持ちで負けていては、勝てるものも勝てない」
姫「うんうん!!」
メカ僧侶「ユウシャサマ ガンバレ」
メカドラゴン「では、朝食を終えたら行きましょうか」
勇者「ああ。ドラゴン、姫を頼むな」
メカドラゴン「任せてください」
- 181:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/15(火) 14:57:43.33 ID:Wr53wqbn0
勇者「大丈夫か?俺を背負って飛ぶなんて」
メカ僧侶「ユウシャサマ モンダイ アリマセン」
姫「じゃあ、よろしくね」
メカドラゴン「命の恩人になっちゃいましたからねぇ。ちゃんとお守りしますよ」
勇者「では、姫。必ず俺は生きて城へ戻ります」
姫「うん」
勇者「――行ってくれ!!」
メカ僧侶「ジェットウィング キドウ」
ゴォォォォ!!!
姫「んじゃ、こっちも飛ぶよ!!」
メカドラゴン「りょーかいでーす!!」
バッサバッサ!!
勇者(姫はドラゴンに任せておけば問題はないだろうな……無事に城へ送り届けてくれるはずだ)
姫「たかーい!!」
メカドラゴン「あまり身を乗り出さないようにしてくださいよ!!」
- 182:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/15(火) 15:05:27.76 ID:Wr53wqbn0
竜王の城
メカ僧侶「ユウシャサマ トウチャクシマシタ」
勇者「ここが……」
姫「竜王の城」
メカドラゴン「はい」
勇者「姫!!どうしてついてきたんですか!?」
姫「言ったでしょ?力を合わせたら勝てるって」
勇者「姫、これは遊びではないんですよ!?」
姫「知ってる。だけど、私の所為で勇者様が死んじゃったら、きっと生きていけないから」
勇者「姫……」
メカ僧侶「ユウシャサマ レーダー 二 ムスウ ノ ハンノウ ガ アリマス」
メカドラゴン「ここは魔物の巣窟ですからね」
姫「勇者様……足は引っ張らないようにする。―――この、武器で戦うから」
勇者「それは……?」
姫「ナックルリング。拳に装備すると、パンチ力が50倍になる護身用の武器。私が作ったの!」
- 184:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/15(火) 15:11:25.29 ID:Wr53wqbn0
城内
勇者「とりあえず、姫は自分の身だけを守るようにしてくださいね?」
姫「はーい」
メカ僧侶「ユウシャサマ レーダー 二 ハンノウ!!」
メカドラゴン「うわぁぁ!!魔物の群れだぁぁ!!!」
魔物「「ガァァァァ!!!」」
メカ僧侶「エネミーデータカイセキチュウ……ピピッ」
勇者「いくぞ!!」
姫「しゃー!!」
メカドラゴン「うおっぉぉ!!!――口からふぁいあー!!!」
メカ僧侶「ユウシャサマ エネミーデータカイセキシュウリョウ デス エツランシマスカ?」
勇者「頼む!!」
メカ僧侶「リョウカイ エネミーデータエツランモード……」
メカ僧侶「エネミーNO.107 ヒドラ HP MP トモ ニ ヒジョウ ニ タカイ コウゲキリョク ボウギョリョク トモ ニ ヒジョウ ニ タカイ」
メカ僧侶「ジャクテン ナシ」
- 186:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/15(火) 15:16:18.66 ID:Wr53wqbn0
勇者「―――ハァハァ」
姫「この先に、竜王が?」
メカドラゴン「……はい」
勇者「メカ僧侶、エネルギーは大丈夫か?」
メカ僧侶「エネルギーザンリョウ アト 71パーセント デス」
勇者「エコロジーモードが役に立ったな」
メカ僧侶「ハイ」
姫「じゃあ、開けるよ」
勇者「ええ」
ギィィ……
姫「たのもー!!」
メカドラゴン「竜王さまー!!裏切ってすいません!!」
メカ僧侶「ピピッ……エネミーNO.1 リュウオウ ヲ カクニン ユウシャサマ ジュウブン ニ チュウイ ヲ」
勇者「ああ、分かってる。ここからでもすごい圧迫される」
竜王「―――来たか。勇者一行」
- 187:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/15(火) 15:22:21.25 ID:Wr53wqbn0
勇者「竜王……」
竜王「……」
姫「久しぶりね」
竜王「姫……感謝しているぞ。不老不死の肉体を授けてくれたことはな」
姫「そりゃどーも」
メカドラゴン「……」
竜王「よく私の前に顔を出せたなぁ?」
メカドラゴン「ご、ごめんなさい……」
竜王「そして、純然たる機械兵士」
メカ僧侶「アタックモード 二 イコウ ウェポン センテイ グレネード ランチャー セット」
竜王「ふふ……面白い面子だな」
勇者「お前を倒す……!!」
竜王「まあ、まて。少し話をしようではないか」
勇者「なに?」
- 189:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/15(火) 15:32:30.16 ID:Wr53wqbn0
竜王「私は人間と手を結んでもいいと考えている」
勇者「なに?」
竜王「この永遠に老いることのない体を提供してくれたのは、そこの姫君だ。感謝してもし足りんよ」
姫「……」
竜王「そこでだ。私は敬意を表したい。―――勇者よ、共存の道を歩もうではないか」
勇者「共存だと?」
竜王「そう。世界の半分は私の、もう半分は人間たちのもの。これでいいだろう?」
勇者「半分……」
竜王「互いの領地には一切、手を出さないという条件もつけてな。文句あるまい?」
勇者「なにを勝手な……!!」
姫「その通り」
竜王「……」
姫「それなら初めから円卓の場で提案すべきです。貴方は姫である私を誘拐し、脅迫した。これは立派な侵略行為です」
竜王「ほぅ……?」
- 190:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/15(火) 15:38:35.67 ID:Wr53wqbn0
姫「侵略しておいて、今更手を取ろうなどと世迷言です」
メカドラゴン「そ、そうだ!!」
竜王「ん……?」
メカドラゴン「きゃぁ!?!」
勇者「俺の後ろじゃ隠れきれないから」
メカ僧侶「リュウオウ ノ タイオン ガ ジョウショウ」
姫「手を結ぶ義理も理由もありません!!」
竜王「つまり、全面戦争ということでいいのか?」
勇者「そうだ」
竜王「よかろう……この機械と竜の力を得た私に逆らったこと、後悔するがいい!!!」
勇者「くる!!!」
姫「しゃー!!こい!!」
メカ僧侶「ショウジュン セット」
メカドラゴン「わぁぁ!!わぁぁぁ!!!」
竜王「塵も残さんぞ!!!」
- 192:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/15(火) 15:43:46.72 ID:Wr53wqbn0
メカ僧侶「グレネードダン ハッシャ」
バシュン!!
竜王「む――」
ドドォォン!!
メカドラゴン「―――口からほのおぉぉぉ!!!」
ゴォォォォ!!!
竜王「喝ッ!!!」
勇者「な!?」
メカドラゴン「ひぃぃぃ!!!声だけで炎が消えたぁぁ!!」
竜王「そんなものか?」
勇者「でぁぁぁぁ!!!」
姫「私だってぇぇ!!!」
メカ僧侶「エンゴ シマス レールガン セット」
竜王「ふふふ……フィンガーミサイル、セット!!」
勇者「え―――」
- 193:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/15(火) 15:48:38.45 ID:Wr53wqbn0
竜王「十指の爆撃、避けられるものなら避けてみよ!!!――発射ぁ!!」
ドドドドドド!!!
勇者「姫!!危ない!!!」
姫「きゃぁ!?」
メカドラゴン「メカ僧侶さん、にげてぇぇ!!!」
メカ僧侶「ハイ」
ガガガガ……
メカドラゴン「……おそい!?」
ドォォォォン!!!!
メカ僧侶「ギギッ……!!」
メカドラゴン「ギャース!!!」
勇者「メカ僧侶!!」
竜王「ふはははは!!!!苦しめ!!もがけぇ!!!」
姫「わ、我ながら……恐ろしい体を作ったものだわ……」
- 195:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/15(火) 15:55:08.46 ID:Wr53wqbn0
勇者「くっ……」
メカ僧侶「ユウシャサマ カイフク ヲ スイショウシマス ピピッ」
勇者「……頼む」
メカ僧侶「カイフクビーム」
勇者「おまえこそ、大丈夫か?」
メカ僧侶「ダメージ 二 ヨル ソンショウ ハ チュウハ セントウケイゾク 二 モンダイ ハ アリマセン」
勇者「……」
竜王「ふふふ……貴様らでは勝てはしないのだよ……」
メカドラゴン「……おっしゃる通りで」
姫「でも……だからって……」
勇者「――メカ僧侶」
メカ僧侶「……」
竜王「諦めろ……ここで朽ち果てる運命なのだよ、お前たちは!!!」
メカドラゴン「ひぃ!?」
姫「気圧されないの!!」
- 196:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/15(火) 16:01:45.12 ID:Wr53wqbn0
勇者「―――竜王!!」
竜王「ん―――な!?」
姫「勇者様!?その武器は……?!」
勇者「メカ僧侶のレールガンを借りました」
竜王「貴様……何をする気だ?」
勇者「近付いてもそのそのミサイルがあるかぎりは、勝てそうにないからな」
メカ僧侶「……」
竜王「ふん……近づけなければ遠くからか?浅はかな考えだな」
勇者「くらえ―――」
バチバチバチ……!!
竜王「ふははは!!では、こちらもビーム砲をお見舞いしてやろうかぁ!!!」
姫「ドラゴンさん!!!私を背中に!!」
メカドラゴン「え?!」
姫「――はい!!竜王に突っ込む!!私たちでかく乱させるの!!」
メカドラゴン「マジでぇ!?」
- 197:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/15(火) 16:06:32.27 ID:Wr53wqbn0
メカドラゴン「―――うわぁぁぁぁぁ!!!!もうやけくそー!!!!」
竜王「裏切り者めが!!!身の程を知れぇ!!!」
メカドラゴン「しるかぁぁ!!!」
竜王「フィンガーミサイル!!!」
ドドドドド!!!
メカドラゴン「ひゃ――――」
ドォォォォン!!!
竜王「他愛もない」
姫「歯、くいしばれ!!!」
竜王「な、いつの間に懐へ――」
姫「アッパー!!!」
ドガァ!!
竜王「ぐほぉ!?!?!」
勇者「―――レールガン、発射ぁ!!!」
竜王「しまったぁ?!」
- 199:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/15(火) 16:12:46.06 ID:Wr53wqbn0
バリバリバリ!!!
竜王「がぁ!?」
姫「効いた!?」
竜王「―――これしきで」
ゴォォォ!!!
竜王「!?」
メカ僧侶「ジェットウィング キドウ」
勇者「ドラゴンを倒したときの技で、トドメだ!!」
メカ僧侶「トラエル」
竜王「ぐぅ……あまいわ!!―――口からビーム!!!」
ピュン!!――バァン!!
メカ僧侶「ギギィ!?」
勇者「メカ僧侶!!」
姫「あ……顔が……吹き飛んだ……」
竜王「ふははは……・惜しかったなぁ」
- 200:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/15(火) 16:13:39.96 ID:bvkpv11j0
まだだ
- 202: 忍法帖【Lv=40,xxxPT】 :2011/11/15(火) 16:14:54.81 ID:fmFT9zxT0
たかがメインカメラがやられただけだ!
- 203:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/15(火) 16:18:41.96 ID:Wr53wqbn0
勇者「そ、んな……」
メカ僧侶「」
姫「……」
メカドラゴン「……いてて」
竜王「万策、尽きたな」
勇者「僧侶……僧侶!!」
姫「……っ」
メカ僧侶「……ジジッ……」
ガシャン……ガシャン……
勇者「お、おい……」
姫「な、なにを……」
竜王「ふん……ジャンク同然になっても、まだ刃向うか!!」
メカ僧侶『警告!警告!』
姫「!?」
勇者「な、なんだ……!?」
- 205:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/15(火) 16:23:44.96 ID:Wr53wqbn0
竜王「……?!」
メカ僧侶『メガンテシステムが起動しました。関係者及び支援者はただちに避難してください』
勇者「メガンテ……システム?」
姫「馬鹿……」
竜王「なんだ……?なにをした?!」
姫「ドラゴンさん!!!私たちを連れて逃げましょう!!!」
メカドラゴン「え?え?」
姫「私たちの負けよ」
勇者「姫!!」
姫「……彼女の想いを無駄にしたくないの、勇者様」
勇者「まさか……そんな……!!」
姫「いって!はやく!!」
メカドラゴン「は、はいぃ!!!」
勇者「いやだ!!メカ僧侶!!!そうりょぉぉぉ―――」
メカ僧侶『速やかに退避を。繰り返します。メガンテシステムが起動しました―――』
- 206:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/15(火) 16:28:04.98 ID:Wr53wqbn0
竜王「貴様たち、にがさ―――」
ガシッ
竜王「!?」
メカ僧侶「」
竜王「な、なんだ!!離せ!!!」
メカ僧侶「」
竜王「死にぞ来ないめ!!――ビーム!!!」
ピュン!!――バァン!!!
竜王「腕が吹っ飛べば――」
ガシッ
竜王「な……!?足で?!!?」
メカ僧侶「」
竜王「くそがぁ!!!胴から切り離してくれるわぁ!!!」
メカ僧侶『メガンテシステム……起動……10……9……8……』
竜王「な――」
- 207:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/15(火) 16:31:27.48 ID:Wr53wqbn0
姫「早く!!!」
メカドラゴン「これ以上はスピードだせませんてぇ!!」
勇者「メカ僧侶ぉぉぉ!!!!」
―――
竜王「でぁぁ!!!」
バギィ!!!
竜王「はぁ……はぁ……よし……取れた」
竜王「奴らを追わなくては―――」
メカ僧侶『3……2……1……』
竜王「勇者どもめ、生きてはかえさ――」
メカ僧侶『0』
カッ!!
竜王「―――」
- 209:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/15(火) 16:36:36.26 ID:Wr53wqbn0
上空
メカドラゴン「……お城が跡形もなくふっとんだ」
勇者「そ、そんな……・うぅ……」
姫「勇者様……」
メカドラゴン「……こうするしかなかったんでしょうか?」
姫「……」
勇者「……帰りましょう」
姫「勇者様」
勇者「機械兵士が一人、犠牲になっただけです。姫が無事で竜王を倒せたのなら、それでいいじゃないですか」
姫「……」
メカドラゴン「あ、あの……」
勇者「ドラゴン、城まで送ってくれ」
メカドラゴン「は、い……」
勇者「短い間だったか……楽しかった。ありがとう、僧侶」
姫「勇者……様……」
- 210:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/15(火) 16:39:07.15 ID:Wr53wqbn0
王城
王「よくぞもどった!!あっぱれじゃ!!」
勇者「はっ」
王「勇者よ。ときに相談だが、姫と結婚し、新たな国を作ってはもらえんか?」
勇者「……」
姫「勇者様」
王「悪い話ではなかろう?」
勇者「……すいません。少し考えさせて下さい」
王「な、何故……」
勇者「すいません」
王「そ、そうか」
姫「……」
- 213:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/15(火) 16:43:52.54 ID:Wr53wqbn0
中庭
勇者「はぁ……」
メカドラゴン「勇者さん……」
勇者「このまま一人で―――」
姫「勇者様!!」
勇者「姫……すいません。折角のお話なのに」
姫「少し待ってて」
勇者「え?」
姫「3日だけ、時間をくれない?」
勇者「どういうことですか?」
姫「……3日あれば……なんとか」
メカドラゴン「姫さん?」
姫「どこにもいかないで!!お願い!!」
勇者「わ、わかりました」
姫「ありがとう!!できるだけ急ぐから!!」
- 214:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/15(火) 16:48:13.93 ID:Wr53wqbn0
三日後
勇者「……」
メカドラゴン「これからどうするんですか?」
勇者「新しい大陸を探してみようと思う」
メカドラゴン「お供しますよ」
勇者「悪いな」
姫「わ、私も連れて行って!!!」
勇者「姫……しかし……」
姫「あと……この子もね」
勇者「え……」
メカドラゴン「あぁ!?」
メカ僧侶「ユウシャサマ オハヨウゴザイマス」
勇者「ど、どうして……!?」
姫「科学者たるものバックアップが常にとってあるの。この子の場合は作り直すのが面倒だったから、あまり壊れてほしくなかったんだけど」
メカ僧侶「ユウシャサマ オレンジジュース ハ イカガデスカ?」
- 215:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/15(火) 16:49:41.18 ID:w1PdlLD30
ジョロロロロ……
- 216:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/15(火) 16:49:54.93 ID:kyuAEHvR0
オレンジジュースがどこから作られるのかは
このスレでは禁句なのだろうか
- 218:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/15(火) 16:52:56.41 ID:yqhUkxjL0
>>216
なぜロボットがいるんだ。と同じぐらい謎だな
- 219:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/15(火) 16:53:53.34 ID:Wr53wqbn0
姫「まあ、竜王を倒した記憶までは共有できてないけど。ドラゴンさんを倒したところこまでは覚えてるよ」
姫「あと、空は飛べなくなったけど……それはまた今度、私が作るから……」
勇者「よかった……よかったぁ!!」
メカ僧侶「ユウシャサマ オレンジジュース ハ イカガデスカ?」
メカドラゴン「すっごーい!!」
姫「勇者様……さあ、行きましょう?」
勇者「……姫」
姫「新たな門出、ですね」
メカドラゴン「私も……!!」
メカ僧侶「ユウシャサマ」
勇者「ついてきてくれるか?」
メカ僧侶「ユウシャサマ チョウショク ハ?」
勇者「ああ、食べる。あとで、ゆっくりと」
メカ僧侶「ユウシャサマ リョウカイ」
勇者「―――行きましょう。新たな大地を目指して」
- 225:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/15(火) 17:04:33.25 ID:Wr53wqbn0
十数年後
勇者「この街も随分と大きくなったな……」
姫「あなた……ドラゴンさんがまた愚痴をこぼしてましたよ?子どもが悪戯ばかりするって」
勇者「そうか……」
姫「ふふ……やっと、この街も安定してきたわね」
メカ僧侶「ユウシャサマ カレーライスの準備ができました」
勇者「お、じゃあ、頼む」
メカ僧侶「リョウカイ」
ドバドバドバ……!!
メカ僧侶「ユウシャサマ ドウゾ」
勇者「ありがとう……うん、うまいな」
姫「これからもよくしていきましょう……ロボットと人間の共存する世界を目指して」
勇者「ああ……俺たちなら、やれるさ。な?」
メカ僧侶「ユウシャサマ ソノトオリ デス ワタシタチ ナラ キット デキマス」
- 233:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/15(火) 17:12:52.96 ID:Wr53wqbn0
メカドラゴン「こらぁ!!王子!!悪戯もほどほどにぃ!!」
王子「へへーん!!」
王子「あ―――」
メカドラゴン「あぁ!!王子!!大丈夫ですか!?」
王子「いたい……」
メカドラゴン「血が……どうしよぉぉ!!」
メカ僧侶「ユウシャサマ カイフク ヲ スイショウ シマス ピピッ」」
王子「あ、うん……お願い」
メカ僧侶「リョウカイ カイフクビーム」
王子「……ありがとう」
メカ僧侶「ユウシャサマ テ ヲ」
王子「あ、うん……ありがとう」
メカ僧侶「ユウシャサマ 二 ツカエル ノガ ワタシ ノ シメイ デスカラ コレカラモ ヨロシク オネガイ シマス ネ?」
END
- 235:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/15(火) 17:14:53.66 ID:w5drf98S0
たまにはこんなのほほんとしたロボものもいいな乙
- 241:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/15(火) 17:51:47.30 ID:bMsG1L6aO
乙でした。
- 248:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/15(火) 18:38:58.61 ID:zOiyLZSW0
>>1カイフクビーム乙
- 127:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/15(火) 13:03:19.59 ID:DaucLNw70
メカ僧侶「ア ダメ デス ユウシャサマ マダ セックスモード ハ ジッソウ サレテ イマセン」
メカ僧侶「ア ア ア ソコハ イケマセン ユウシャサマ」
メカ僧侶「……」
メカ僧侶「ユウシャサマ ノ セイヘキ ヲ キロクチュウ……」
メカ僧侶「ブッカケ ハ サビマス ノデ ゴチュウイ クダサイ」
- 128:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/15(火) 13:06:25.16 ID:+EvszwW5I
>>127
うどん返せwwwwww
◆以下、おまけ(小ネタ)になります。
ア ダメ デス
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「勇者・魔王」カテゴリのおすすめ
コメント一覧 (35)
-
- 2011年11月15日 20:26
- ドラゴンが可愛いな
-
- 2011年11月15日 20:30
- 作者AC好きだろ
-
- 2011年11月15日 20:49
- よかった、こういうのもいいな。
-
- 2011年11月15日 20:57
- やだ・・・ドラゴンかわいい・・・
-
- 2011年11月15日 21:12
- ロボットにはロマンがある
面白かった片言とか大好きだ
-
- 2011年11月15日 21:14
- おいカレーどこから出てきてんだよ…
-
- 2011年11月15日 21:21
- ((_))| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
H (二) (二)|
H | |
ヒ/厂丶 ̄ ̄/ ̄フ\
\Y |==イ レ<
| |根 | | H
| |性 | |_H_
|_|―-|__((~))
_||_ _||_
└─┘ └─┘
-
- 2011年11月15日 21:49
- なんか突撃パッパラ隊に有りそうな話だなwww
-
- 2011年11月15日 21:54
- クロノトリガーのロボが大好きだった俺から見たら、このスレは最高です
-
- 2011年11月15日 21:57
- サイバーパンクなドラクエって
意外と鳥山明が描きそうな内容っぽい
-
- 2011年11月15日 23:13
- なぜだろう…
このメカ僧侶、メイド服を着ているイメージしか湧かない…
-
- 2011年11月15日 23:13
- 反応弾で倒せないとかメカ竜王どんだけ硬いんだよw
-
- 2011年11月15日 23:18
- メカ翡翠思い出したわ
-
- 2011年11月15日 23:22
- カレー…
-
- 2011年11月16日 02:39
- 姫で発明家とかマールとルッカどっちも好きな俺得
-
- 2011年11月16日 02:43
- メカとロボと魔王(竜王)と魔法って、どこの『クロノ・トリガー』って言おうとしたら、既に>>9で名前が挙げられてたwww
いや、新鮮で面白かったですな。
-
- 2011年11月16日 13:57
- ブッカケ ハ ラメェ
-
- 2011年11月17日 13:32
- やはりメカ翡翠ちゃん…
-
- 2011年11月17日 14:33
- なぜいつも僧侶ちゃんはちょっとダメな子が多いのか
そこが良いのだが
メガンテする僧侶ちゃんSSが俺は好き
-
- 2011年11月19日 20:08
- DQ1?
-
- 2011年11月23日 10:17
- オレンジジュースとカレーは姫様の趣味により実装
そう考えると興奮する
-
- 2011年11月25日 02:00
- メカ千早じゃ(いかんのか?)
-
- 2011年11月30日 11:52
- カタカナで話されるとゴンスケにしか見えなくなった
-
- 2011年12月14日 02:48
- 誰か俺のオレンジジュース飲まない?
-
- 2011年12月30日 18:06
- 姫が本気出せば勇者いらなかったというのは禁句なんだろうか
-
- 2012年12月26日 18:41
- ポンコツ僧侶とバカやってる時は面白かったが
姫が出てから微妙になった
-
- 2013年03月23日 07:45
- 脳内でメカ僧侶の見た目がテツコだった俺にジュースはキツすぎた…
-
- 2013年04月21日 19:35
- メカ勇者が完成すれば勇者は用無しだ!
-
- 2014年02月24日 00:47
- ずーっとメカ沢で再生されてた
面白かったよ、オマケもね
-
- 2014年09月16日 12:01
- だんだん有用な機能が実装されてくる頃が楽しい
-
- 2015年09月26日 22:34
- ※2
詳しく
-
- 2016年03月28日 22:13
- カレーはアカン・・・百歩譲ってオレンジジュースはアリでもカレーはダメだ・・・
-
- 2019年02月01日 12:25
- メカドラゴンがメイドラゴンに空目した。
-
- 2019年07月08日 15:09
- ナックルリングでパンチ力50倍になっても姫の腕耐えきれなそう…
-
- 2020年07月14日 13:49
- ドラクエの世界でも機械体のモンスター普通にいるからセーフ