少女「…………………気持ち悪い」
- 1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/09(日) 13:12:41.54 ID:ePq3SM+f0
少女「……」
生徒「お菓子食べる人ー!!」
生徒「はーい!!」
少女「……」
少年「サヨナラ……俺達の故郷!」
友「あははは!!ただの修学旅行じゃん!」
少年「バーカ、それでも離れることにはかわりねえだろ?」
友「はぁ……バスで3時間か。色んな風景を見れたらいいな」
少年「だな」
少女「………うぷ」
⇒気づきなさい。気持ち悪い男だと。- 3:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/09(日) 13:17:00.65 ID:ePq3SM+f0
教師「気分が悪くなったらすぐに言えよー」
「「はーい」」
教師「じゃあ、お願いします」
バスガイド「はい。―――みなさん、おはようございます」
「「おはようございます」」
バスガイド「今日はお天気になってよかったですね。絶好の修学旅行日和です」
少女「………」
バスガイド「えー、それでは諸注意を。走行中は急停車することがありますので立ち上がらないように」
バスガイド「それから窓を開けるときは必ず先生か私に言ってください」
「「はーい」」
バスガイド「気分が悪くなった時は無理せず近くの人に言ってください」
バスガイド「それではみなさん。短い間ですがよろしくおねがいします」
「「おねがいしまーす」」
少女「………うぅ……」
- 4:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/09(日) 13:19:46.52 ID:ePq3SM+f0
少年「質問いいですかー?」
バスガイド「どーぞ」
少年「ガイドさんって結婚してるんですか?」
バスガイド「まだなんですよねー」
友「じゃあ、俺としてください!」
バスガイド「あと三年したらかんがえてあげまーす」
少女「………うっ……」
少年「ん?」
少女「……すぅ……はぁ……」
少年「おい。大丈夫か?」
少女「……うん」
少年「……そっか」
- 6:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/09(日) 13:23:39.55 ID:ePq3SM+f0
―――出発から10分経過
少女「………」
女子「あ、音楽流してもいいですかー?」
バスガイド「はーい」
女子「これ、前にまわして」
生徒「おっけー」
少年「あ、おまえん家じゃん」
友「ほんとだー」
少女「………うぷ」
少年「おい」
少女「……なによ」
少年「顔色すげえわるいぞ?」
少女「気の所為」
少年「そ、そうか?」
- 8:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/09(日) 13:26:50.00 ID:ePq3SM+f0
―――20分経過
少女(吐きそう)
少年「いっせーので、にっ!」
友「いっせーので、いちっ!」
少女「………ねえ」
少年「―――だああぁあ!!負けたぁぁ!!」
友「よっしゃあ!!はい、このうまい棒は俺のな」
少年「もう一回だ!!」
少女「………ぅぇ……」
少年「よーし、次はまけねえ」
友「こいや!」
少女(やばい)
- 9:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/09(日) 13:31:38.97 ID:ePq3SM+f0
―――22分経過
少女「はぁ……はぁ……」
少年「ちくしょう!!」
友「お前、よわすぎ」
少年「うっせえなぁ」
バスガイド「はーい、みなさん。そろそろ高速道路に入ります。予定では15分後にサービスエリアでトイレ休憩になります」
少女(15分……)
少年「なんか、やることなくなったな」
友「トランプでもしようぜ」
少年「二人はなぁ。あ、おい」
少女「……なに?」
少年「トランプしようぜ?」
少女「……」
少女(気がまぎれるかな?)
少女「……うん」
- 10:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/09(日) 13:36:00.99 ID:ePq3SM+f0
少年「ほい。お前の分」
少女「……」
友「じゃあ、おれからいくぜー?」
少年「くくく、右端がおすすめだ」
友「くくく、ならば俺はあえて真ん中にしよう」
少女(……やばい……トランプの絵柄みてたら加速した)
少女「………」
少年「よし」
友「ジョーカー……」
少年「はい。次だ」
少女「…………………」
少年「ん?どした?」
少女「……………………とって」
少年「おう……これにしよかな?」
少女「はぁ……はぁ……ち、ちがう……それ、じゃない……」
- 11:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/09(日) 13:39:06.65 ID:ePq3SM+f0
少年「違う?バーカ、そんな手に引っ掛かるか」
少女「ち、がうのぉ……そ、れじゃ……ない」
少年「はぁ?」
少女「……ふ、ふくろ……」
少年「袋?」
少女「はぁ……はぁ……」
少年「お前、吐きそうなのか?」
少女「…………ち、がう……でも……ふくろ……いる」
少年「おいおい」
少女「……………」
少年「せんせ―――」
少女「………!!」
ガシッ!!
少年「な、なんだよ?!」
少女「……い、いわ、ないで……」
- 12:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/09(日) 13:42:49.75 ID:ePq3SM+f0
少年「いや、言わなきゃだめだろ」
少女「はぁ……はぁ……」
友「恥ずかしいんじゃねーの?」
少年「いや、でも……」
少女「………は、吐くなら、誰にも迷惑……かけないように……吐く」
少年「臭いとかでばれるって」
友「音もすごいだろうしな」
少女「……………」
少年「と、とりあえず袋」
友「お、おう……はい」
少女「………あ、りが……うぅっ!?」
少年「おい」
少女「…………だい、じょ、ぶ」
友「……」
- 14:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/09(日) 13:46:31.91 ID:tJ6RP3Ds0
- ⌒ ヾ 、ミ川川川彡
r/ ̄ ̄ ̄ ̄ヽ、 ヽ ミ 彡
/. ノ( (゚ッ)/  ̄ ̄~ヽ ヾ 三 こ 駄 三
/ ⌒ ト、.,.. \丶。 三 ら め 三
彳、_ | ∴\ ヽ 三. え だ 三
| ) r‐ / ノ( \\ |∴ 三 る 三
| ⌒|⌒ ヽ ヽ | 。o 三. ん ま 三
ノ( / | | / 三. だ だ 三,.
.⌒ / ヽ|/゙U 三 吐 三
/ u 三. く 三
三 な 三
彡 ミ
彡川川川ミ.
- 21:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/09(日) 13:52:13.63 ID:AAxi9DUh0
>>14
なんだこれwwwwww
- 16:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/09(日) 13:48:07.05 ID:ePq3SM+f0
少年「おい、袋は持っとけよ?」
少女「………うん」
友「(なあ、先生に言った方がいいぞ、これ)」
少年「(だな。隣で吐かれたら嫌だし)」
友「(なぁなぁ)」
生徒「なんじゃらほい?」
友「(あいつ、吐きそうなんだけど先生に伝えてくれないか?こっそり)」
生徒「(なんでこっそり?)」
友「(恥ずかしいみたいだ)」
生徒「(了解)」
少年「背中さすってやろうか?」
少女「…………おねがい」
- 20:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/09(日) 13:51:35.52 ID:ePq3SM+f0
少年「―――どうだ?」
少女「……ちょっと楽に……うぅっ!?」
少年(効果なしか)
友「……」
少女「はぁー……はぁー……」
少年「窓あけようぜ」
少女「……だめ……排気ガス臭い」
少年「……あ、そう」
少女「………うぷ……」
少年「袋に顔をもっていっとけよ」
少女「……ふ、ふくろ、の、な、かみてると……よけいに……吐き気が……」
友(おせえ。先生、はやくこいよ)
- 22:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/09(日) 13:55:24.51 ID:ePq3SM+f0
友「(おい)」
生徒「んあ?」
友「(ちゃんと伝えたのかよ?)」
生徒「(なんかどっかでとまってるんじゃね?)」
友「(誰が止めたんだよ!?)」
生徒「(しるかよ)」
少女「………あ、と、どれくらい?」
少年「なにが?」
少女「…………きゅう、けい」
少年「えっと、あと10分だな」
少女「…………………ぉおぉ」
少年「やべえ」
- 25:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/09(日) 13:59:37.87 ID:ePq3SM+f0
少年「やっぱり先生を呼ぼうぜ?な?」
少女「はぁ……はぁ……はぁ……」
少年「呼ぶぞ?いいな?」
少女「…………ねえ……」
少年「なんだ?」
少女「ぉえ………はい、たら……ら、くになれる……?」
少年「やめろよ」
少女「……ご、め……ぉぷぇ」
少年「……背中さすってやるよ」
友「(おい、もう一回伝えてくれ)」
生徒「(お、おう)」
- 26:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/09(日) 14:00:13.73 ID:rfFFqK8vP
いやに緊張感があるな
- 28:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/09(日) 14:03:45.49 ID:ePq3SM+f0
少年「あ、そうだ。外みとけ。できるだけ遠くをみると良いって聞いたことがある」
少女「う、……ん……うぉぅぅ……」
少年「酔う前じゃないと意味ないのか……」
友「(どうだ?)」
生徒「(あー分かった。前の女子がつたえてねえわ)」
友「(はぁ!?)」
生徒「(なんか聞こえてないふりしてるっぽい)」
友「(何考えてんだ、あのやろう)」
少年「上みとけば?」
少女「………そん、な、元気も、ない」
少年「………」
少女「………ぅ」
- 29:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/09(日) 14:08:55.53 ID:ePq3SM+f0
少女「はぁぁ……すぅぅ……はぁぁ……うぅぇ」
少年(もういつ爆発してもおかしくないな……)
少女「……はぁ……うぅ……はぁ……」
少年「お前、バス弱かったのか?」
少女「……に、おい……む、り……」
少年「そ、そうか」
少女「……の、った……とき、うぅぉっ……ぅぷ……」
少年「いや、無理して喋るな。悪い」
友「(おい、そいつをなんとかしろ)」
生徒「(無理だよ。俺からじゃ遠いし)」
友「(近くの奴は?)」
生徒「(わかんねえけど、あいつらも聞こえないふりしてる感じだな)」
友「(どうなってんだよ!?)」
- 30:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/09(日) 14:12:42.67 ID:ePq3SM+f0
バスガイド「はーい。みなさん、そろそろサービスエリアに到着しまーす」
少女「……!?」
少年「お!予定より早い!!やったな!!」
少女「う、うん……おぉ」
少年「あ、ゆ、油断はするな?」
少女「………」
友「……」
少年「背中、さすろうか?」
少女「……おね、うぅぷ……し、ます」
少年「お、おう」
友「(なあ、休憩中に先生に言おうぜ)」
少年「(だな)」
- 35:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/09(日) 14:17:12.41 ID:ePq3SM+f0
―――サービスエリア
バスガイド「それでは10分間の休憩となります。ここから次の休憩までは1時間以上かかりますので、お手洗いにはなるべくいっておいてください」
「「はーい」」
教師「じゃあ、休憩だ。遅れずに戻ってこいよー」
少年「おい、立てるか?」
少女「う、うん……ありが、とう……」
友「ちょっと、先に降ろしてくれー」
教師「ん?おい、どうかしたのか?」
少年「あ、それが……」
少女「……っ!!」
ガシッ!!
少年「え……?」
少女「お、おしっこ……がまん、してて……」
教師「そ、そうか……早くいってこい」
少年「おい、何言ってんだよ」
- 37:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/09(日) 14:21:53.69 ID:ePq3SM+f0
―――駐車場
少女「はぁぁ……」
少年「おい、平気か?」
少女「うん、少しだけ気分、よくなった」
友「でも、言った方が良いと思うけど?」
少年「そうだな。先生の近くなら水とか貰えるし」
少女「……いや……だって」
少年「なんだよ?」
少女「そうなると……ずっと、前の席に座らないと……だめでしょ?」
少年「そりゃそうだけど」
友「………はぁ」
少女「……」
少年「それが嫌なのか?」
少女「……う、うん」
- 40:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/09(日) 14:25:12.40 ID:ePq3SM+f0
女子「あ、いたいたー!!」
少年「ん?」
女子「ねえねえ、座席かわってくれない?」
少女「え……?」
女子友「かわってあげなよー。どうせ先生もみてないしさー」
少女「……そ、れは」
友「やめろ」
女子「なに?」
友「……」
少年「おい、どうしたんだ?」
友「お前ら、どういうつもりだ?」
女子友「なにが?」
女子「意味分かんないんですけど?」
少女「え……え……?」
- 41:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/09(日) 14:25:17.64 ID:WcEyr7xA0
ちょっと前の女子ボコボコにしてくる
- 42:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/09(日) 14:26:09.53 ID:w0CkBde+0
>>41
いってこい
- 45:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/09(日) 14:29:39.53 ID:ePq3SM+f0
友「……」
少年「おい、どうしたんだよ?」
教師「おーい、あと五分だぞー!!」
女子「ねえ、代わってよ」
少女「……い、いや……」
少年「座席は話し合いで決まっただろ?文句言うなよ」
女子「だって、ねえ?」
女子友「隣の席にすわりたんだってー」
女子「もう、やめてよぉ!」
少年「はあ?仲のいいやつと隣になるほうがいいじゃん」
女子「だからじゃん」
少年「いや……」
少女「……」
友「お前らがくるとうるさいから俺はやだな」
女子「はぁ?あんたにはいってないし」
- 48:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/09(日) 14:33:48.48 ID:ePq3SM+f0
少年「とりあえずそろそろ戻るか」
友「だな」
少女「……」
女子「―――なによ、あの子」
女子友「マジでむかつくよね。あの子の隣、強引に取った癖に」
女子「……まあ、いいか。あの子をあの席から移動させるなんて簡単だもんね」
女子友「あ、そっか。あの子、ゲロしそうなんだっけ?」
女子「そうそう。それを先生に伝えれば一発じゃん」
女子友「あははは。それ、いーね」
少年「とりあえず窓は開けとこうな?」
少女「でも、排気ガス……」
友「外の風にあたってるほうがいいって」
少女「……うん」
- 49:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/09(日) 14:34:06.65 ID:oL/mR76m0
ああ、だから少女はこんなにも・・・
- 54:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/09(日) 14:37:23.48 ID:ePq3SM+f0
―――バス車内
バスガイド「みなさん、そろってますかー?」
「「はーい」」
教師「おーし、点呼すっからちゃんと座ってろよー」
少年「大丈夫か?」
少女「ま、まだ……なんとも」
少年「でも、匂いでダメなんだろ?」
少女「うん……」
教師「うん。全員いるな。大丈夫です。出発し―――」
女子「先生!!」
教師「なんだ?」
女子「後ろの人が吐きそうになってまーす」
少女「……っ!?」
少年「え?」
友「……あの野郎」
- 58:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/09(日) 14:40:41.62 ID:ePq3SM+f0
教師「そうなのか?」
少女「あ……あの……」
少年「実は―――」
友「すい、ません……マジで、やばいっす」
少年「?!!?」
教師「そうか。じゃあ、前に行こうな」
少年「お、おい……」
友「(ちゃんと世話してやれよ?)」
少年「はぁ……?」
少女「……」
女子「なに、あいつ……」
女子友「きしょ……」
バスガイド「では、出発しまーす」
- 62:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/09(日) 14:41:57.93 ID:85mR3mNI0
友GJ
- 63:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/09(日) 14:42:56.99 ID:DCIzx7Lt0
友かっけえええぇえぇ
- 68:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/09(日) 14:45:31.36 ID:ePq3SM+f0
―――5分後
少女「…………」
少年「早速だな、おい」
少女「……ふ、く……」
少年「ああ、袋な」
少女「……うぅ……ぇ……」
少年「こりゃ、ぜったいに持たないな……」
女子「せんせー!!」
教師「どしたー?」
女子「後ろのあの子も気分悪いみたいですよー?」
少女「……っ!?―――おぉぉ」
少年「おい。大丈夫か?」
教師「わかった。ちょっと待て。すぐにいく」
少年「もう無理するなって。辛いだけだぞ?吐いた方が恥ずかしいだろうし」
少女「……ち、が……うぅ……うぷ……」
- 71:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/09(日) 14:50:10.94 ID:ePq3SM+f0
教師「ほら、立てるか?」
少女「あ……ぅ……」
少年「なんだ?」
少女「………」
女子「せんせー、後ろ空いたみたいだから移動してもいいですか?」
教師「あー?まあ、いいけど?」
女子友「やっほー!!」
女子「いどうっいどうっ♪」
教師「ほら、前の席なら水もあるから」
少女「は、はい……うぅ……ぇ……」
女子「よっと!えへへー」
少年「なんだよ?」
女子「何して遊ぶ?」
少年「いや、なんでもいいけど……」
女子「じゃあ、トランプでもしよっか。負けた方が勝った方の言うことをなんでも聞くことにしてさ」
- 73:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/09(日) 14:52:41.90 ID:DCIzx7Lt0
>>71
女子くそうぜぇ
- 74:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/09(日) 14:54:07.07 ID:ePq3SM+f0
少女「……うぅ……ぷぉ」
友「―――やろう」
教師「まさか、1時間足らずで二人も体調不良者がでたか」
バスガイド「大丈夫?」
少女「…………………」
バスガイド「この子は、相当ですね」
教師「ええ。水、飲むか?」
少女「は、うぅおぉぇ………」
友「はぁ……」
少年「―――これ。な!?ババかよ……」
女子「じゃあ、これっと!!」
少年「あ……」
女子「やったー!!私のかちー♪」
少年「あーあ……」
女子「じゃあ、なんでも言うこときいてね?……ふふふ」
- 77: 忍法帖【Lv=22,xxxPT】 :2011/10/09(日) 14:57:38.76 ID:RyfOtBal0
もうこのバス爆発しろ
- 78:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/09(日) 14:57:55.33 ID:ePq3SM+f0
友「……」
教師「酔い止めは飲んだか?」
少女「い、いえ……」
バスガイド「あの……君は大丈夫なの?」
友「え……あ、はい……」
教師「なんだ?水を飲みたくて前に来たのか?」
友「いやぁ……そういうわけじゃあ……」
バスガイド「ふふ。私の近くにきたかったのかな?」
友「そ、そんなことありませんよ!!」
少女「……ぅ」
少年「はいはい、なんでも言えよ」
女子「じゃあ、夜私たちの部屋に来てくれない?」
少年「なんで?」
女子「……いいじゃん」
少年「いや、よくねーよ」
- 83:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/09(日) 15:02:20.83 ID:ePq3SM+f0
少女「……ふぅぉっ……!?」
友「あ!?大丈夫か!?」
バスガイド「袋を口にあてて」
少女「ふぅ……ふぅ……」
友「……はぁ……大丈夫か」
バスガイド「背中、さすってあげるね?」
少女「は、うぅ……ふぅ……はぁ……はぁ……」
バスガイド「車に弱いの?」
少女「……は、い」
バスガイド「もしかして、結構我慢してた?」
少女「………」
バスガイド「もう、すぐに言ってくれてないと」
少女「す、いません……おぉっぷ……!?」
友「うわぁぁ……もう限界か……?」
- 85:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/09(日) 15:06:27.30 ID:ePq3SM+f0
女子「大丈夫。みんなで口裏あわせるから」
少年「いやいや、何するんだよ」
女子「なにって、一つしかないじゃん?」
少年「まくら投げか?」
女子「違う」
少年「なんだよ、言えよ」
女子「……気持ちいいことにきまってるじゃん」
少年「はぁ?」
女子「ねえ、いいでしょう?」
少年「いや、だから……」
少女「はぁ……はぁ……すぅぅ……はぁぁ……」
バスガイド「吐いた方が楽になるよ?」
少女「だ、だいじょう……ぶ、です」
友「先生、ちょっといいですか?」
教師「どうした?」
- 89:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/09(日) 15:08:51.25 ID:9NsVNG2q0
女子は一回 はらパンして吐かせたほうがいいな
- 90:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/09(日) 15:09:06.05 ID:3p+r4MvZ0
えっまだまだご褒美の域だろ
- 91:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/09(日) 15:10:47.70 ID:ePq3SM+f0
女子「ねえねえ」
少年「別に俺は気持ちよくなんかなりたくねえし」
女子「そんなこといってぇ」
少年(なんだこいつ、うぜえ)
教師「おーい!!」
生徒「おい、呼んでるぜ?」
少年「え?はーい!」
教師「こいつが、お前に来てほしいらしいぞー」
友「せ、背中さすってくれー……うぅっぷ……」
少年「………」
女子「アイツ、仮病でしょ?ほっとこうよ」
少年「……しゃーねーなぁ。今行くから待ってろー!」
友「たのむー……」
女子「な……!?」
教師「おまえら、仲良いな!」
- 92:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/09(日) 15:13:39.80 ID:ef6vNZve0
女子ざまああああ
- 94:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/09(日) 15:14:41.32 ID:ePq3SM+f0
少年「で、何の用だよ?」
友「背中……さすってくれぇ……」
少年「はいはい」
少女「……ぁ……」
バスガイド「へえ、仲良しさんなんですか?」
教師「いっつも一緒にいるよな、お前ら」
少年「まあ、家が隣だし」
友「親友です」
バスガイド「へえ、羨ましい」
少年「正直、助かったぜ。あいつがすげーうぜえんだ」
友「だろ?」
少女「……うぅっぷ……ぅぉおぉ……!?」
少年「おいおい、平気か?」
少女「……む、り……」
バスガイド「袋、口にあててなきゃ」
- 96:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/09(日) 15:17:51.73 ID:g/AUauPTO
俺も極端に乗り物弱いから分かるわ
バスの中の臭いも原因の一つ
- 113:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/09(日) 15:31:16.80 ID:jyHIPgK20
>>96
同士よ!
バスって普通の車より気持ち悪くなりやすいよな…バスに乗ってるわけじゃないのに気持ち悪くなってきた…
- 97:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/09(日) 15:19:17.92 ID:IVdxY1tn0
免許取ってから酔わなくなった
不思議
- 98:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/09(日) 15:21:10.60 ID:ePq3SM+f0
女子「……むかつく」
女子友「ねえねえ、あんたも気分悪いふりしたら?そしたらもう……」
女子「そうねえ……どっちもむかつくし……でも、すぐにいったら変だから、ちょっと時間おいてみる」
少年「お前、もう吐けよ」
少女「………」
バスガイド「そうだよ?」
友「楽になるって」
教師「次の休憩までまだまだだしな」
少女「……い、いいの……?」
少年「いや、なんのために前に来たんだよ?」
少女「………………ふ……ぅぅ………」
友「あ、目そらせよう」
少年「見ないようにすっから、ごゆっくり」
少女「……………………うっ……………うぉ………うろろろぉっ!!」
―――ビチャビチャビチャ!!!
- 102:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/09(日) 15:25:07.93 ID:aIl/phpy0
女子と関わらなすぎてわからんけど
こんなにうざいやつらいるの?
- 104:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/09(日) 15:25:58.43 ID:gJ3ol4xc0
>>102
うじゃうじゃいる
- 103:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/09(日) 15:25:47.79 ID:rfFFqK8vP
女子と関わらなすぎて分からない
- 105:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/09(日) 15:26:57.34 ID:ePq3SM+f0
少年(うわぁ……不快音……)
友(気分悪くなりそう……)
少女「はぁ……はぁ……うろぉろっ!!」
バスガイド「全部、出し切った方がいいからね?」
少女「ふぅ……ふぅ……うっ!?―――うっろろっ!!」
教師「次の休憩のときに酔い止めを用意してもらえますか?」
バスガイド「あ、はい。わかりました」
少女「はぁ……はぁ……はぁ……」
少年「……楽になったか?」
少女「………う、うん」
少年「唇に吐いたもんがついてるぞ」
少女「ご、ごめ……うふぅ!?……ごぶぅろろっ!!」
―――ビチャビチャビチャ!!
- 109:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/09(日) 15:28:00.09 ID:ph3/saEO0
吐いてる声がなんかリアルでワロタwww
- 111:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/09(日) 15:28:52.67 ID:CdeV4sJD0
一番力を入れるべきとこが分かってるなww
- 115:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/09(日) 15:32:32.16 ID:ePq3SM+f0
少女「はぁ……はぁ……はぁ……」
少年「どうだ?」
少女「あ、あたまがぼぉっとしてる……」
少年「水、いるか?」
少女「あ、あの……あまり、近づかない方が……」
少年「なんで?」
少女「臭い……から……」
少年「気にしねえよ」
少女「……はぁ……はぁ……」
少年「ほら、水だ」
少女「あ、あり、がとう……」
少年「ゆっくり休んどけよ?まだ初日なんだから」
少女「う、ん……ごめんね?」
少年「はいはい」
バスガイド(いいなぁ……私もあんな子に優しくされたかったなぁ)
- 118:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/09(日) 15:34:46.42 ID:mcJr6dLXO
ペロペロ(^ω^)
- 123:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/09(日) 15:37:16.25 ID:ePq3SM+f0
―――20分後
少女「すぅ……すぅ……」
友「寝たみたいだな」
少年「俺も寝るかな……朝、早かったし……ふわぁぁ」
友「そうだなぁ……俺も―――」
女子友「せんせー!!たいへんでーす!!」
教師「どうした!?」
女子友「気分悪いっていってまーす!!」
教師「またか!?」
バスガイド「このクラスの子はバスに弱いのかなぁ?」
友「(おい、嫌な予感しないか?)」
少年「(言うなよ)」
教師「ほら、大丈夫か?こっちに座れ」
女子「す、すいません……うっぷ」
少年(きたか……!!)
- 126:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/09(日) 15:42:16.06 ID:ePq3SM+f0
教師「じゃあ、お前は先生の横に座れ」
女子「あ、はい……ちっ」
少年「(前の席に座るのか)」
友「(ああ、よかったな)」
少女「すぅ……すぅ……」
女子「……あぁぁ」
少女「―――ふぐぅ!?!」
少年「お前!!なにそいつの上に倒れ込んでんだよ!!!」
女子「め、まい、よ……ごめんね?」
少女「い、いや……いい、よ」
女子「そう……」
少女「……ふぅ……ぅ……」
少年「おい、大丈夫か?」
少女「へ、へいき……」
友(ただでさえ体調が悪いっていうのに……!!)
- 133:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/09(日) 15:48:56.46 ID:ePq3SM+f0
女子(どうにかして隣にいきたいな……)
少年「……」
少女「はぁ……はぁ……ふぅ……」
バスガイド「また気分悪くなってきたの?」
少女「だ、だいじょうぶ……で、ぅっお!?」
友「……」
教師「お前も酔い止め飲むか?」
女子「い、いえ、そこまで気分悪くないですから」
教師「そうか?辛くなったら言えよ?」
女子「は、はい」
少年「(なあ……同じこと考えてる?)」
友「(ああ……多分な)」
少年「(俺、もうちょっと我慢できねえわ)」
友「(流石にあんなことされるとな……嫉妬でも可愛い嫉妬と可愛くない嫉妬があるわけで)」
少年「(嫉妬……?それはなんのことかわかんねえけど、とりえあず今はすげー腹立ってる)」
- 139:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/09(日) 15:53:05.76 ID:ePq3SM+f0
少女「ふぅ……ふぅ……」
バスガイド「大丈夫?」
少女「うぅ……はぁ……」
少年「おい、これ袋だ」
少女「あ、ありがとう……でも、もう出る物ないから……い、いらない……かも」
少年「いいから」
少女「う、うん?」
友「予備でこれもこれも、あとこっちのもあげる」
少女「こ、こんなにいらないよぉ……」
バスガイド「ちょっと、それは他の人の……」
少年「しーっ」
友「すいません、少しだけ協力してください」
バスガイド「え……?」
少女「な、に、するの?」
少年「いーから。いーから」
- 143:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/09(日) 15:57:08.38 ID:ePq3SM+f0
女子(チャンスがないなぁ……)
少年「よお、隣いいか?」
女子「え……!?うん!!いいよ!!座って座って!!」
教師「……」
少年「なんだ、元気そうだな」
女子「あ……す、すこし気分が悪いだけだし……」
友「(よぉし……)」
少年「まあ、無理するなよ?」
女子「うん」
友(おらおら)
女子「ん……?」
少年「どうかしたか?」
女子「ううん、別に」
女子(なんか少し揺れてるような……気の所為かな?)
友(ひゃっはー)
- 149:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/09(日) 16:02:27.89 ID:ePq3SM+f0
バスガイド「(女の子の座席を後ろから小刻みに揺らしてる……)」
少女「(はぁ……はぁ……な、んの意味が……?)」
少年「―――へえ、そうのか」
女子「うん、そうだよ。それでねー」
友(俺のテクで昇天させてやんぜ)
女子(うっ……なんだろう……ちょっと、気分が……)
少年「どうかしたか?」
女子「う、ううん……何でもないよ?」
友(汚物は消毒だ~)
少年「で、その話はどうなるんだよ?」
女子「そ、それでね……うっ……ぷ」
少年「ん?」
女子「ご、ごめん……ちょ、まって……うぅ……」
少女「あ……」
- 151:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/09(日) 16:07:16.21 ID:ePq3SM+f0
教師「どうした?」
女子「えと……その……」
少年「なんだ?」
友「なになにー??」
バスガイド「どうかしたのかな?」
女子「……うっ……!?い、や……あの……き、きぶんが……」
教師「水飲むか?」
女子「あ、はい……」
少年「あ、先生。俺のお茶のいいですよ。ちょっと待ってろ」
女子「え……い、いいの?」
友「優しいな、お前」
少年「まあな」
教師「お茶って……」
少年「―――ほら、飲め飲め」
女子「あ、ありがと……うぷっ……ゴク……ゴク……」
- 153:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/09(日) 16:11:52.29 ID:ePq3SM+f0
少女(いいなぁ……私もお茶、飲みたいなぁ……)
女子「ふう……ありがと」
友(再開)
少年「いいっていいって」
女子「優しいんだね?」
少年「まあ、男としては当然だろ?」
女子「ねえ、さっきの話なんだけどさ……」
少年「ああ、あれか……」
女子「かんがえて……うぅっ……ぉぉお……」
友(んががががががが)
女子「っは……ぉおっ!?」
少年「おい?顔色、悪いぞ?」
女子「ちょ……は、はき……そう……」
友「まじでー!?やばいじゃーん!!」
バスガイド「……ああ、そういうことか」
- 156:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/09(日) 16:16:28.51 ID:ePq3SM+f0
少女「あー……」
教師「おい、エチケット袋は?」
少年「え?もうないですよ?」
教師「そんなわけあるか」
友「だって、全部渡しちゃったし」
女子「え……?」
少女「……あ」
女子「ちょ……ひとつ、はぁ……ちょうだい……はぁ……」
少女「あ、う、うん―――」
少年「なら、ちゃんと言え」
女子「な、なにを……ううっ!」
少年「さっきはわざと倒れ込んでごめんなさい。もうしないから、エチケット袋をください。ってな」
少女「あ……あの……」
友「そうだぞ」
女子「……な、なんで……おぉえっ……」
- 163:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/09(日) 16:21:41.45 ID:ePq3SM+f0
友(もうちょっとやっとくか)
女子「せ、せんせいからも……なにか……」
教師「……まあ、謝った方がよくないか?」
女子「!?」
少年「早く言えよ。吐くぞ?」
女子「ぐっ……」
少女「あの……別にそこまでしなくても……」
少年「お前がよくても俺が良くない」
少女「え……?」
少年「……俺は……」
バスガイド(いいなぁ……私もこんな子に惚れられてみたかったなぁ……)
女子「……はぁ……はぁ……」
少年「早く言え」
女子「うっぅぅ……ご、ごめん……も、もう、しないから……ふく、ろ……ちょう、だい……」
少女「ど、どうぞ……」
- 169:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/09(日) 16:25:57.31 ID:EMI39hX40
バスガイドや教師からしたら女子はただの被害者だよな
女子の悪者オーラを感じ取ったのか
- 170:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/09(日) 16:25:58.56 ID:ePq3SM+f0
女子「……………………うぅ…………ぉぉお………」
少年「よし。おい、耳塞いでおけ」
少女「あ、うん……」
友「俺も聞かないようにしないと」
少年「だな。もらいゲロなんてしたくないし」
友「おし」
少女「あ、の……」
少年「なんだよ?」
少女「あ、ありがとう……えへへ、ちょっと嬉しかった」
少年「ふ、ふん……別に……」
友「照れんなよ」
少年「照れてねーよ」
バスガイド(かわいい……)
女子「………うっろろっ!!!うろろっぉぉおお!!!!」
―――ビチャビチャビチャ!!!」
- 172:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/09(日) 16:26:45.67 ID:QLyv90ok0
うわ・・・女子きったね!!!
- 176:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/09(日) 16:29:21.42 ID:ePq3SM+f0
女子「はぁ……はぁ……」
少年「大丈夫か?」
女子「お、おかげさまで……」
少年「おら、お茶だ」
女子「あ、ありがとう……」
少年「おかわり、いるか?」
女子「うん……いる」
少年「どんどん、飲んでいいからな」
女子「うん……」
女子(急に優しくなった……ふふ……やっぱり、私のことが……)
少女「……」
友「羨ましいって思ってる?」
少女「少し……」
友「でも、お茶をあんなに飲んじゃあ、ダメだよね。あいつ、さっきのサービスエリアではトイレに行ってなかったし」
バスガイド「え……!?」
- 182:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/09(日) 16:30:56.93 ID:mcJr6dLXO
まさか・・・
- 192:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/09(日) 16:34:26.44 ID:ePq3SM+f0
―――15分後
女子「……ん」
少年「いっせいのーで、さんっ!!」
友「あ!!ちょっと、そこで二つもあげるー?」
少女「だって……えへへ」
少年「な?」
友「てめえら……」
女子(ちょっと……おしっこしたくなってきたかも……)
女子「あの……」
バスガイド「ん?」
女子「つ、つぎのサービスエリアまでは……どれくらいですか?」
バスガイド「えーと……予定だと30分くらいかな?」
女子(30分……そ、それならなんとか……)
少年「あ、おい。お茶、いるか?」
女子「え……あ、う、うん……」
- 193:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/09(日) 16:34:37.60 ID:JwBZl6kQ0
やりすぎだろ…
いいぞもっとやれ
- 197:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/09(日) 16:37:06.80 ID:mcJr6dLXO
おとなしくなった女子ちゃん可愛い
- 198:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/09(日) 16:38:46.13 ID:ePq3SM+f0
―――5分経過
女子「……(モジモジ」
教師「どうした?」
女子「な、なんでも……ないです……」
教師「そうか?」
少女「はぁ……はぁ……」
少年「また気分悪くなったか?」
少女「ううん……大丈夫だから……少し、休むね」
少年「悪いな。無理に付き合わせて」
少女「いいって……楽しかったし」
少年「そっか」
友「んじゃ、俺と語り合おうぜ」
少年「やだよ。おまえ、いっつもアニメの話になるじゃん」
友「うっせーな」
女子(ちょ……これ……や、ばい……かも……)
- 199:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/09(日) 16:39:04.03 ID:JbS96+ct0
こういうスカッとするSSもいいな
- 202:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/09(日) 16:40:34.03 ID:+BhmLwkR0
>>199
「ろ」がぬけてるぞ
- 213:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/09(日) 16:48:03.91 ID:JwBZl6kQ0
>>202
ほう…
- 206:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/09(日) 16:43:40.97 ID:ePq3SM+f0
―――10分経過
女子(あ、あと15分……)
少年「そうだ。なんか面白い擬音でも言い合おうぜ」
友「ほお……面白い」
少年「何が良いかな……?」
友「じゃあ、あれは?水の音をよりリアルに表現しようぜ」
少年「おおー、なんかいいな。おし、やるか」
友「んじゃ、俺からな。―――しーっ……しーっ……」
女子「……!?」
少年「それ、ションベンじゃん」
友「そっか?」
少年「次、俺な。じょぼぼぼぼ……」
友「それもションベンじゃん!!」
少年「あははははは!!」
女子(……やだ……もう……げ、んかい……)
- 207:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/09(日) 16:44:55.86 ID:OWVWnBG00
女子がかわいそうになってきたぞ?
- 210:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/09(日) 16:46:39.86 ID:UI+P016A0
流石にこれはやりすぎ…
じゃないな、もっとやれ
- 215:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/09(日) 16:48:44.16 ID:ePq3SM+f0
女子「はぁ……はぁ……はぁ……」
少女「もう……恥ずかしいこと言わないでよ……」
教師「お前らは本当に馬鹿だな」
バスガイド「もう、ダメだぞ?」
少年「あ、すいません」
友「はーい」
女子「ふぅ……ふぅ……!!」
教師「ん?おい、どうした?すごい、汗だぞ?」
女子「はっ……ひ……」
バスガイド「だ、大丈夫?気分が悪くなったの?」
女子「ち、ちが……ちが……い……」
少女「ど、うかしたの?」
女子「はぁ……はぁ……サービス、エリア……まだ……ですか?」
バスガイド「えっと……あと10分ぐらい」
女子「じゅ……はぁ……くっ……!」
- 223:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/09(日) 16:53:41.50 ID:ePq3SM+f0
女子(出したい……出したい……出したい……!!)
教師「お前……まさか」
バスガイド「(お茶、飲ませすぎたんじゃないの?)」
友「(はい。ちょっと反省してます)」
少年「……おい。席、移動できるか?」
少女「え……う、うん……」
友「そうだな。そろそろ、元のとこに戻ろうぜ」
バスガイド「……あ」
少年「この水筒、あいつが全部飲んだからもう空です」
バスガイド「い、いいの?」
少年「こいつにお茶もらいますよ」
友「へえへえ」
少年「先生もちょっと、後ろで俺たちと遊びませんか?」
教師「あ、ああ……そうだな」
女子「はぁ……はぁ……で、る……も、う……はぁ……ふぅ……!!」
- 224:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/09(日) 16:55:04.18 ID:UI+P016A0
ふぅ…
- 225:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/09(日) 16:55:04.86 ID:LOPIOSHB0
漏らしたか
- 232:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/09(日) 16:59:04.02 ID:ePq3SM+f0
―――サービスエリア
少年「ふう……やっぱ、外がいいなー」
友「だな」
少女「うん」
少年「もう体調いいのか?」
少女「少し体が重たい感じもするけど……酔い止めも飲んだし、もう平気だと思う」
少年「そっか……あ、じゃあ、あのさ……」
少女「ん?」
少年「……目的地に着いたら……一緒に……」
友(俺は!?)
少女「う、うん……いいよ」
少年「あ、ありがとう……」
友(俺は!?)
女子「―――はぁ」
女子(なんで好きな人の水筒におしっこしなきゃいけないのよ……さいてーじゃん……)
- 239:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/09(日) 17:02:01.24 ID:CdeV4sJD0
>>232
おい描写頑張れっつったろ!!!ばか!!!!
- 237:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/09(日) 17:01:31.98 ID:BXeCPKawO
最高過ぎる!最高すぐる!!再考だ!最高だよおおおおおおおおおおおおおお!!!!最高!!!
- 241:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/09(日) 17:04:06.10 ID:RwF0uxwK0
女子ちゃんくっさああああwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwまじきめぇwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
- 242:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/09(日) 17:04:42.32 ID:ePq3SM+f0
―――目的地 水族館
教師「じゃあ、2時間は自由行動だ。遅れずにここへ帰ってこいよ!!」
「「はーい」」
少年「じゃあ、行こうぜ」
少女「うん♪」
友「はぁ……バスにいようかなぁ……」
バスガイド「あれ?いかないの?」
友「もう……友達が……いないんです……」
バスガイド「へえ……あ、じゃあお姉さんと一緒に行く?少し待ってもらうことになるけど」
友「マジっすか?!いきます!!いかせてください!!」
バスガイド(ふふ……かわいい……やっぱり、いいわ……年下って)
少年「―――何から見る?」
少女「えへへ……君の好きなところでいいよ」
少年「好きな……ところか……んじゃ、このままでいいか―――目の前にいるし」
少女「……私も目の前にいるから……ここで……いいよ?」
おしまい。
- 250:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/09(日) 17:06:28.60 ID:TJa2c7CU0
乙ろろろろろろろろろ…
- 256:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/09(日) 17:11:11.79 ID:0cVyjjrt0
後ろに同級生達がいるのにパンツ脱いで放尿
しかも出したところが好きな人の水筒とかそそられるシチュだな
- 260:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/09(日) 17:16:19.77 ID:xQfmbJuH0
女子友どうなった
- 262:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/09(日) 17:18:05.13 ID:ePq3SM+f0
>>260
女子から手渡された水筒で喉を潤したに決まってるだろ
みんな乙
- 266:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/09(日) 17:31:45.13 ID:bAlZaDxt0
家に帰るまでが就学旅行だろ…?
- 257: 忍法帖【Lv=1,xxxP】 :2011/10/09(日) 17:11:27.72 ID:UkMXPIZD0
俺たちの修学旅行はまだ始まったばかりだ‼
- 282:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/09(日) 18:37:01.71 ID:fJ0MsTND0
乙面白かったよ
発想が天才
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コメント一覧 (34)
-
- 2011年10月10日 00:27
- これが後に語り継がれるバスの中戦争の真相である
-
- 2011年10月10日 00:41
- 最高にスカッとろした
-
- 2011年10月10日 01:24
- バスってほんとにくさいよね
-
- 2011年10月10日 01:50
- コヤツ、やりおるわ!!
-
- 2011年10月10日 01:51
- ゲロで勧善懲悪とは初めてみた
あとペロペロいってるやつはゲロなめてるんだよな?
にしてもバスって独特の臭いがあるよな
あの臭いはなんだ?
染み付いた人臭って聞いたことあるけど
-
- 2011年10月10日 02:36
- 人臭染み付くまで放置しないだろ
-
- 2011年10月10日 06:31
- バスは酔いやすい体質にとっては最凶の空間に仕上がっているのが何とも腹立たしい
その副産物も魅力的でただお菓子を食っているという変哲も無い行動をしている奴に
殺意が芽生えるという呪いまで付いてくる
バスの中に居るというだけで人生のダークサイドに堕ちれる・・・
-
- 2011年10月10日 08:36
- バスと電車は車両内にトイレの設置義務付けろよ
「その気になればいつでも吐きまくれる」っていう気持ちになれるだけでだいぶ違うんだよ
-
- 2011年10月10日 09:12
- これ見てたらいつの間にかろスカッとしてた
-
- 2011年10月10日 09:34
- 女子が可哀想だな
好きな人と一緒にいたくてちょっと暴走してしまった結果がこれじゃ、立ち直れんだろ
それどころかいじめられる可能性も
-
- 2011年10月10日 10:03
- おいバスガイド×友の続きはやく
-
- 2011年10月10日 10:11
- つか、何歳なんだろうな
三年待てば結婚を考えるって……
15歳か?
-
- 2011年10月10日 10:20
- リア充にはリア充の闘いと友情と恋愛がある訳だ
それを頭ごなしにリア充氏ねと一蹴してしまうのはいかがなものかと思うがとりあえずリア充は氏ね
-
- 2011年10月10日 10:23
- ゲロから始まる恋
あると思います!!
-
- 2011年10月10日 12:08
- ねーよ
-
- 2011年10月10日 13:01
- ふぅ
-
- 2011年10月10日 13:45
- 友と教師がなんかツボだった
結局女子はスパーキングして後日から変なあだ名つけられて虐められるようになるんですねおいしいですと思ってたんだが
多少の救済はあるべきなんだよな、イジメSSじゃないし…これでよかったんだよな…
-
- 2011年10月10日 16:33
- 隣でスルメを食い始めた友人を
俺は優しく締め落とした
-
- 2011年10月10日 18:34
- 少年も友も良い奴だな
-
- 2011年10月11日 01:08
- 予想外に内容があったw
-
- 2011年10月11日 14:46
- 女子の放尿シーン……(´・ω・)
-
- 2011年10月19日 21:29
- リアルだな…
-
- 2012年01月06日 13:31
- なぁ…友が一番得してるよな…?
-
- 2012年01月07日 20:20
- 水筒ゲットがかえって虚しい
飲み干した本人にも責任があるし
あとバスの臭いってなんでみんなああなんだろうな
製造や管理も対処できないのかな
-
- 2012年01月07日 20:28
- 女子が目障りのは勝手に始まっているところ
会話のペースや方向性についていけん
-
- 2012年01月07日 20:35
- レイパーやDQNみたいだよな
人の話を聞かないあたり
-
- 2012年01月17日 22:46
- 中学生か…
-
- 2012年01月25日 03:17
- この件でいじめられるようになった女子をバスガイドとしっぽり楽しんだ友が見かねて助けたことから牝奴隷ルートですねわかります
-
- 2014年06月22日 03:24
- こういうSS特有のクッソ気持ち悪いやり過ぎ勧善懲悪ストーリーなんなんだ…。 書いた奴とかこのストーリー褒めてる奴がどんな人生おくってきたのか分かる気がするわ。そんな価値観してるから…σ(^_^;)
-
- 2015年05月10日 01:19
- ・・・などとコメ欄で唯一の低評価をして他と共通しない価値観を持つことを曝け出し「他の奴らと違う俺カッコeeeee」と供述しており・・・
-
- 2015年06月12日 23:23
- 少女が吐いたシーンだけで興奮したんだが…
病気かな俺
-
- 2015年08月17日 00:59
- スレ住民の女子への敵意が強過ぎて怖い
-
- 2016年03月21日 00:25
- ガイドさんすこ
-
- 2016年08月27日 02:56
- いや…これはやりすぎだろ…。
ゲロはかせたところでおあいこで終わりだろ。
女子はなんでこんな最低野郎好きになったんだ…?