ハルヒ「有希、あんたたちいつから付き合ってたのよ?」

- 1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 18:35:38.56 ID:+BTYUvXX0
長門「…」モジモジ
ハルヒ「…」
長門「……聞きたい?」
ハルヒ「聞きたいわね」
長門「その前に話すことがある」
ハルヒ「なに?」
長門「私は、人間になった」
ハルヒ「……?」
長門「あなたがそう願ったから。女子高生らしい女子高生になりなさいって」
ハルヒ「……あ、なんか言ったわね、そういうの。で……人間??」
長門「なんでもない」
ハルヒ「なになに? なによー?」スリスリ
長門「くすぐったい」
ハルヒ「ほら言いなさい。聞かせなさいー」
長門「わかった」
長門「あれは」
ハルヒ「うん」
長門「半年ぐらい前」
ハルヒ「へぇ」
長門「一年前?」
ハルヒ「どっちよ!」
長門「私が彼を恋人と認識したのが、半年前」
ハルヒ「じゃあ一年前ってのは?」
長門「彼と話したこと」
ハルヒ「ほーほー」
ハルヒ「それでそれで?」
長門「……?」
ハルヒ「いやだ、あら、それから?」
長門「それから」
ハルヒ「うんうん」
長門「付き合ってる」
ハルヒ「うん」
長門「…」
ハルヒ「……いや、あのね。そこで終わりじゃなくてさ」
長門「?」
キィ
キョン「お、なんだ今日は二人だけか」
ハルヒ「あー! 丁度いいとこに!」
キョン「?」
ハルヒ「ほら座って座って!」
キョン「なんの話だよ」
ハルヒ「有希の話」
長門「…」
ハルヒ「馴れ初めをね」
キョン「ほぅ」
ハルヒ「聞こうかと」
キョン「それはまた……いいのか、長門」
長門「…」モジモジ
ハルヒ「いいのよ!」
キョン「お前な」
ハルヒ「ねー、有希? あたしは有希をどーやったら彼女にできるのか気になってたの」
長門「…」
ハルヒ「有希はそういうの疎いと思ってたからさ。だから、聞かせて?」
長門「……上手く言語化できない」
キョン「?」
長門「情報の伝達に齟齬が発生するかもしれない」
ハルヒ「そご?」
長門「でも……聞く?」
ハルキョン「「聞く」」
長門「…」コク
―一年前―
ハルヒ「ほらキョン! 行くわよ!」
キョン「なんで俺だけ」
ハルヒ「いいから来なさい!」
みくる「仲いいですねぇ」
古泉「最近はまた仲良くなりましたね。あの二人」
みくる「付き合ってるんでしょうか?」
古泉「さぁ? あの二人ですから……どうでしょうね」
長門「…」
古泉「僕らも帰りますか」
長門「…」コク
みくる「それじゃ、今日は私が鍵を返してきますね」
古泉「えぇ、お願いします」
長門「…」
古泉「帰りますか、長門さん」
長門「…」コク
古泉「…」
長門「…」トコトコ
古泉「寒くなってきましたね」
長門「…」コク
古泉「…」
長門「……あ」
古泉「?」
長門「本を図書室に返しにいかないといけない」
古泉「あ、そうですか」
古泉「じゃあ、また明日」
長門「…」コク
キィ
長門「…」
谷口「あれ、あの子……」
谷口「よう」
長門「?」
谷口「俺だよ、キョンの友達」
長門「…」
谷口「……覚えてない?」
長門「…」コク
谷口「うぅ……まあいいや。おーい、先帰るぞー?」
国木田「あ、うん。また明日ね」
長門「…」
長門「…」プルプル
国木田「?」
長門「……届かない」プルプル
国木田「長門さん……だっけ?」
長門「?」
国木田「こんにちは」
長門「こんにちは」プルプル
国木田「あはは。なに、届かないの?」
長門「…」コク
国木田「そこに戻せばいいの? 貸して」ヒョイ
長門「…」
国木田「よし」
長門「ありがとう」
国木田「どういたしまして」
国ちゃんktkt
ふぅ…
国木田「長門さん、本好きなの?」
長門「割と」
国木田「そう」
国木田「さっきの本は、面白かった?」
長門「割と」
国木田「へぇ」
長門「…」
国木田「どんな本が好きなの?」
長門「特に好きという種類はない。ただ……知識は身につけたい」
国木田「知識?」
長門「人間になったから。だけど、まだまだ色々となにかが足りない」
国木田「??」
長門「なんでもない」
国木田「はは、なんか変なの」
国木田「それじゃ、僕も帰るね」
長門「…」コク
国木田「?」
長門「?」トコトコ
国木田「長門さんも帰るの?」
長門「本を返しに来るのを忘れてただけ」
国木田「あぁ、そうだったんだ」
長門「…」コク
国木田「…」
国木田「家、どっち?」
長門「…」スッ
国木田「じゃあ途中まで一緒かも」
長門「…」
国木田「長門さんと二人で話すのは、初めてだね」
長門「…」
国木田「鬱陶しい?」
長門「…」フルフル
国木田「ならよかった」
長門「…」
国木田「あ、そういや、自己紹介ってしてなかったね」
長門「長門有希」
国木田「うん。ふふっ、知ってるよ。僕は国木田」
長門「知ってる」
国木田「あれ」
長門「……よろしく」
国木田「よろしくね。ちなみにさっきのは谷口」
長門「…」
国木田「あれ?」
長門「ここ」
国木田「?」
長門「私の部屋」
国木田「あ、このマンション?」
国木田「じゃあね」
長門「さようなら」
国木田「……でっかいマンションだね」
長門「そう?」
国木田「うん」
長門「一人では広くも感じる」
国木田「一人暮らしなの?」
長門「今は」
国木田「……そっか。うん」
長門「?」
国木田「ううん。今度こそ、また明日ね」
長門「…」コク
ハルヒ「それが」
キョン「国木田との最初の会話?」
長門「…」コク
ハルヒ「しょっぱなから、家まで着いてきたっての?」
長門「そう」
キョン「えーと……あぁ、でも確かにそっちのほうだ。あいつの家」
ハルヒ「やるわね」
長門「?」
ハルヒ「その後は?」
長門「聞きたい?」
ハルヒ「言わないと放さないわよ」ギュゥ
長門「くるしい」
キョン「お前らなぁ」
長門「…」ペラペラ
国木田「あれ、長門さん」
長門「?」
国木田「また逢ったね」
長門「…」コク
国木田「今日は、キョン達と一緒じゃないの?」
長門「彼は涼宮ハルヒと、どこかへ行った」
国木田「なんだ。相変わらず仲いいねあの二人」
長門「…」コク
国木田「何読んでるの?」
長門「これ」
国木田「あ、それシリーズ化してるやつだね」
長門「オススメ」ピッ
国木田「書いてるね。図書委員のオススメかな」
長門「?」
国木田「面白い?」
長門「割と」
国木田「そっか。僕も何か読もっと」
国木田「…」
長門「…」
国木田「長門さんってさ」
長門「?」
国木田「あ、ごめん。話しかけても大丈夫?」
長門「大丈夫」コク
国木田「中学とかって、どこだったの?」
長門「……あっち?」ピッ
国木田「方向?」
長門「恐らく」
国木田「……あはは。ほんとに不思議な子だね。長門さん」
長門「?」
長門「…」パタン
国木田「面白かった?」
長門「わりと」
国木田「それ、口癖?」
長門「?」
国木田「わり。って」
長門「……わりと」
国木田「わりと」
長門「わりと」
国木田「恐らく」
長門「恐らく?」
国木田「多分?」
長門「?」
国木田「ううん。なんでもないよ」
長門「……本、返してくる」
国木田「うん」
長門「…」トコトコ
長門「……ふみ台」キョロキョロ
長門「あった」
長門「っと」
長門「…」コトン
長門「…」スッ
長門「…」(面白そう)
長門「……本を読むのは、面白い」
長門「人間になれてよかったのかも……しれない」
サァァ…
長門「……雨」
長門「もう少し、ここに居よう」
長門「…」トコトコ
国木田「…」ペラ…
長門「…」カタ
国木田「?」
長門「これ、読む」
国木田「あ、僕それ読んだよ。面白かった」
長門「そう」
国木田「うん。読んでみて」
長門「うん」
長門「あなたは」
国木田「うん?」
長門「本を読む人?」
国木田「本を……読む人?」
長門「涼宮ハルヒは、読まない人」
国木田「あ、そういう意味か」
長門「?」
国木田「うん。といっても、最近になってからだけどね」
長門「そう」
国木田「部活もしてないから、暇でさ。谷口も誘ったんだけど、あいつは読まない人だった」
長門「そう」
国木田「長門さんは……読む人だね」
長門「…」コク
国木田「……、あ。外雨降ってるね」
長門「…」コク
国木田「そろそろ帰ろうかな」
長門「…」
国木田「長門さんは、まだ居る?」
長門「もう少し」
国木田「そう?」
長門「雨がやむまでは、居る」
国木田「? やまないかもよ?」
長門「走って帰る」
国木田「傘持ってきてないの?」
長門「雨が降るのは、知らなかった」
国木田「……僕の置き傘、貸してあげるよ」
長門「悪い」
国木田「気にしないで? 僕ももうちょっと残って読むから」
長門「…」コク
長門「…」パタン
国木田「終わった?」
長門「後は、帰ってから読む」
国木田「うん」
サァァ…
国木田「弱まってるけど……濡れちゃうね。これじゃ」
長門「…」
国木田「はい」
長門「…」コク
国木田「僕も長門さんも体小さいから、傘一つでも十分大丈夫そうだね」
長門「大丈夫?」
国木田「うん」
長門「ありがとう」
国木田「いいえ。じゃ、帰ろうか」
国木田「暗くなるのも、早くなってきたね」
長門「冬になる」
国木田「そうだね」
国木田「長門さんは、冬は好き?」
長門「……特に」
国木田「僕は好きかな。暑いよりはいいかも」
長門「うん」
国木田「でも雪降ったりしたら、この坂も危なくなるよね」
長門「?」
国木田「滑るから」
長門「…」コク
国木田「転ばないように、気をつけてね」
国木田「はい、着いたよ」
長門「ありがとう」
長門「上がっていく?」
国木田「ん?」
長門「お茶、だす」
国木田「ううん。いいよ、おかまいなく」
長門「そう」
国木田「また明日ね」
長門「さようなら」
国木田「バイバイ」
長門「……あ」
長門「あの人……肩、濡れてる」
ハルヒ「有希が濡れないように、ちょっとはみ出てたってわけね」
キョン「いいやつだなぁ。国木田は」
長門「…」コクコク
ハルヒ「あんたもそれぐらいの男になってほしいわね」
キョン「傘パクって逃げていく奴に言われたくないな」
ハルヒ「それで、そのまま帰ってったの?」
長門「帰った」
キョン「上がっていけばいいのに……」
ハルヒ「え? なに?」
キョン「なんでもないです。はい、続けてくれ長門」
長門「…」
長門「この本、面白かった」
国木田「よかった。面白くないって言われたらどうしようかと」
国木田「はい」
長門「?」
国木田「僕が最近買った本。これも、面白いから読んでみてよ」
長門「いいの?」
国木田「もちろん」
長門「……ありがとう」
国木田「いえいえ。じゃあ、今日は谷口と約束があるから」
長門「また明日」
国木田「うん。また明日」
長門「…」
長門「あ」
長門「部室に行くのを忘れた」
キィ
ハルヒ「あ、有希。珍しいわねこんな時間に」
長門「図書室に居た」
ハルヒ「そう?」
ハルヒ「暇ね」
長門「他の人は?」
ハルヒ「キョンはなんか、谷口達と約束があるからって」
長門「そう」
ハルヒ「古泉君はバイトで、みくるちゃんはわかんないわね」
長門「…」
ハルヒ「ねぇ有希?」
長門「?」
ハルヒ「有希ってさ、好きな人とか居ないの?」
長門「……好きな人?」
ハルヒ「彼氏とか」
長門「あなたに対する、キョンみたいな人のこと?」
ハルヒ「!! ……そ、そんな感じでいいわね」
長門「いない」
ハルヒ「そっか」
長門「居ないと、だめ?」
ハルヒ「そんなことないわよ。でも見つけたほうがいいかもね」
長門「何故?」
ハルヒ「そのほうが楽しいわよ?」
長門「……なるほど」
ハルヒ「にしても有希、なんか明るくなったわね。前みたいにロボットみたいじゃなくなった」
長門「人間だから」
ハルヒ「??」
ハルヒ「あたしも帰ろうかな。有希は?」
長門「帰る」
ハルヒ「じゃあ途中まで一緒に帰りましょ」
ハルヒ「明日なにしようかなー」
長門「明日?」
ハルヒ「休みじゃない」
長門「……あ」
ハルヒ「キョンでも呼び出して、どっか行こうかな」
長門「この本、明日返せない」
ハルヒ「? なにそれ、小説?」
長門「借りた」
ハルヒ「友達?」
長門「……多分」
ハルヒ「多分ってなによ。いいじゃない、月曜日に返せば」
長門「……そうする」
ハルヒ「あ、ちょっと寄りたいトコあるんだけど一緒に行かない?」
長門「ドコ?」
ハルヒ「喫茶店。クリームブリュレが美味しいお店見つけたの」
長門「行く」
長門「美味しかった」
キィ
長門「ただいま」
長門「…」
長門「……本」
コロン
長門「…」ペラ
長門「面白い」
長門「……ねむ……ん」
長門「……くぅ……」
チュンチュン
長門「……朝」
長門「お腹すいた」クゥ
長門「…」モグモグ
長門「……天気がいい」
長門「今日は外に出よう」
キィ
長門「行ってきます」
長門「……誰も、居ない……」
長門「…」トコトコ
ハルヒ「なんで有希って一人暮らしなの」
キョン「…」
長門「親はいない」
ハルヒ「えっ……ごめん」
キョン「あーあの、海外にいるんだよな? な?」
長門「…」コク
ハルヒ「な、なによ! びっくりしたじゃない!」
長門「ごめん」
ハルヒ「でも有希、寂しくない?」
長門「平気。今は彼が来てくれる。たまに泊まっていく」
ハルヒ「……そ、そうね。そうよね~?」
キョン「国木田……まあいいか。うん、続けてくれ」
長門「外で本を読むのも」
長門「気分がいい」
長門「…」ペラッ
国木田「あれ?」
長門「あ」
国木田「長門さん?」
長門「…」
国木田「なにしてるの?」
長門「本」スッ
国木田「僕が貸したやつだ」
長門「読んでた」
国木田「公園で?」
長門「外は、気持ちがいい」
国木田「あはは、そうかもね」
長門「あなたは」
国木田「散歩。昨日は遅くまでキョン達と遊んでたから、変な時間に起きちゃった」
長門「そう」
国木田「隣、座ってもいい?」
長門「いい」ポン
国木田「じゃあ失礼。その本、ゆっくり読んでね」
長門「大丈夫。もうすぐ読み終わる」
国木田「もう? 早いなぁ。僕それ読むのに一週間掛かったよ?」
長門「読むのは得意」
国木田「長門さんらしいね。うん」
長門「…」ペラッ
国木田「…」
長門「……終わった」
国木田「……すぅ」
長門「?」
国木田「くー……」
長門「眠ってる……遅くまで、遊んでたから?」
長門「…」
国木田「……ん」
長門「…」
国木田「あ、ごめん。なんか寝てた」
長門「寝ていた」
国木田「起こしてくれてよかったのに。もしくは帰ってても」
長門「選択肢にはなかった」
国木田「長門さん、お昼ご飯は?」
長門「食べたい」クゥ
国木田「……じゃあ、一緒にご飯食べに行かない?」
長門「行く」
国木田「ここの蕎麦がね、すっごく美味しいんだよ」
長門「そう」
国木田「蕎麦湯、飲む?」
長門「?」
国木田「これ」
長門「…」
国木田「あったまるよ。今日も寒いし」
長門「飲む」
国木田「じゃあ蕎麦つゆを……」
長門「…」コクン
国木田「どう?」
長門「……あったかい」
国木田「でしょ?」
長門「美味しい。好き」
国木田「よかった」
ハルヒ「蕎麦……なんていうか」
キョン「渋いな。あいつそんなトコ行ってたのか」
長門「よく行く」
ハルヒ「なんていうか、デートよねそれ」
キョン「だよな」
ハルヒ「なんで気がつかなかったのよキョン!」
キョン「国木田は昔から、休日なにやってるかよくわかんないやつだったからな」
ハルヒ「友達でしょ?」
キョン「そう毎日一緒にいるわけじゃいさ。それに、今は長門の方が一緒にいるだろ?」
長門「…」コク
ハルヒ「あ、あたしだってキョンと毎日一緒にいるわよ!」
キョン「なにを争ってるんだ」
長門「……それから」
キョン「おう」
国木田「うーん……いい散歩日和だね。今日はさ」
長門「…」コク
国木田「あのさぁ、この公園の反対側って行ったことある?」
長門「? ない」
国木田「ほんとに? じゃあ丁度いいね。行こう」
長門「…」
国木田「ほら」
長門「……銀杏?」
国木田「うん。この時期はさ、黄葉が舞ってさ……自然のトンネルができるんだよ」
長門「…」
国木田「綺麗でしょ? 小さい頃から、よくこの季節になったら来るんだ」
長門「綺麗」
国木田「よかった。そう思ってくれて」
長門「……少し、歩きたい」
国木田「うん」
国木田「コーヒー、奢ってあげる」
長門「いい。悪い」
国木田「一日付き合ってくれたお礼だよ。はい」
長門「……ありがとう」
国木田「キョンはね」
長門「うん」
国木田「涼宮さんに呼び出されて、二人っきりで水族館行ってるんだって」
長門「確か、昨日言ってた」
国木田「そう?」
長門「呼び出して、遊びに行くって」
国木田「あはは。彼女らしいね」
長門「…」コク
長門「はい」
国木田「ん?」
長門「あなたも飲んで。私だけじゃ、飲みきれない」
国木田「……ありがと」
長門「私の台詞」
国木田「それもそっか」
長門「こういうのは」
国木田「?」
長門「楽しい」
国木田「楽しい?」
長門「あなたと、こうやって」
国木田「……うん」
長門「SOS団としての行動とは、何か違う」
国木田「そうかな?」
長門「興味深い」
国木田「それはどういたしまして。さ、そろそろ暗くなってきたし、送るよ」
長門「…」コク
国木田「またね。月曜日に」
長門「さようなら」
長門「……待って」クイ
国木田「っと、ん?」
長門「上がって。お茶だす」
国木田「え? ううん」
長門「おねがい」
国木田「……じゃあ、お邪魔します」
長門「…」
国木田「……ほんとに一人暮らしなんだね」
長門「うん」
国木田「寂しくない?」
長門「わりと」
国木田「あ、また使った」
長門「……ごめん」
国木田「謝らないでよ? ふふっ、別に悪くないよ?」
長門「…」コク
国木田「景色いいね。七階だっけ?」
長門「そう」
国木田「……いい部屋だね。うらやましい」
長門「広いだけ」
国木田「確かにちょっと、さっぱりしてるとは思うけどね」
長門「そう?」
国木田「でもこたつはいいね」
長門「好き」
国木田「なるほど」
国木田「……そろそろ帰るよ」
長門「うん」
国木田「一人暮らしの女の子の部屋に、長居するのもなんだからね」
長門「?」
国木田「ううん。それじゃ」
長門「待って。私も下まで行く」
国木田「いいよここで。お茶、ありがと」
長門「…」コク
国木田「じゃあね。おやすみ」
長門「おやすみ」
ハルヒ「ああっ!」
キョン「なんだよ。うるさいな」
ハルヒ「だってキョン! なにもなしよ!? 有希が上がってって、部屋に入れたのに!」
キョン「ごめんな長門。ハルヒはもうダメみたいだ」
長門「なにもしなかったわけではない」
ハルキョン「「!」」
長門「お茶を飲んだ」
キョン「……そうだな」
ハルヒ「飲んだわよね」
長門「飲んだ」コク
キョン「まあ、付き合ってるわけじゃないしな」
長門「付き合っている」
キョン「いやだから、その時は」
長門「…」
ハルヒ「……じゃ、じゃあ今は?」
長門「?」
キョン「エロハルヒ」
ハルヒ「! ち、違うわよ! あんたこそ何想像してんのよバカ!」バシンバシン!
キョン「痛い痛いっ!」
ちょっと休憩。今日は投下間隔が遅めです。
まあ、明日の朝までは張り付いてると思うので
ゆっくりしていってね。
ハルヒも可愛いけど、なんか長門も可愛く思えてきた……
つ旦×100000
たっぷりあるから一杯ずつ持って行きな
>>97
もらうわ
旦 残り99999
>>97
いただきます。ノ旦
しかしなんだね、長門を国木田とくっつけるには
どーしても長門を「人間」に仕立て上げないといけないって思ってこう(>>1)したんだけど
ちょっと無理矢理っぽいかね?原作も一巻しか読んでないので、ほぼ予想と推測のみでできてるSSですが…
続きが気になる。
長門「…」
国木田「ー」ブンブン
長門「あ、手を振ってる……私も」フリフリ
長門「…」
長門「見えなくなった」
長門「…」
長門「……いい休日だった」
長門「お風呂入って寝よう」
カチ
長門「……おやすみ」
長門「…」
国木田「こんにちは。長門さん」
長門「こんにちは」
国木田「さっきキョンと涼宮さんとすれ違ったよ。またどこか行ってくるって」
長門「そう」
国木田「最近ずっと二人きりだね。あの二人」
長門「いいこと?」
国木田「そうだね。いいことだよ」
長門「これ、ありがとう」
国木田「うん」
長門「それと」
国木田「ん?」
長門「これ、読んで」
国木田「この本?」
長門「私もあなたに貸す」
国木田「うん。ありがとう」
長門「…」コク
長門「…」
国木田「…」ペラッ
国木田「……うーん」
長門「?」
国木田「なんていうか」
長門「うん」
国木田「難しいね。この本」
長門「そう?」
国木田「うん。ごめん、僕よくわかんないや」
長門「……ごめん」
国木田「あ、ううん。長門さんって頭いいんだね?」
長門「そう……かもしれない」
国木田「いいよ。こういうの、理解できてるのはすごいと思うよ?」
長門「…」
長門「もしかしたら、私は貴方達とずれているかもしれない」
国木田「? そんなことないよ?」
長門「ほんとに?」
国木田「うん。長門さんは、ちゃんと普通の女の子だよ」
長門「確証付けるものがない」
国木田「えーっと……この間のさ、銀杏のトンネル」
長門「?」
国木田「どうだった?」
長門「綺麗だった」
国木田「でしょ? そう思えるなら、十分に女の子だよ」
長門「……女子高生?」
国木田「うん」
長門「……うれしい」
国木田「どういたしまして」
長門「あなたは、色々知っている」
国木田「長門さんだって、僕が知らないこと沢山知ってるよ」
長門「違う。あなたは、私に人間らしいことを教えてくれる」
国木田「……そうかな?」
長門「そう」
国木田「じゃあそうなのかも。うん」
長門「私という個体は、あなたの話にとても興味を示している」
国木田「興味?」
長門「…」コク
国木田「それはつまり……なんだろう」
長門「色んな本や、その他……あなたの知っている、私の知らないことを教えて欲しい」
国木田「……わかった。教えてあげる」
長門「ありがとう」
国木田「じゃあさ、これからはたまにこうやって逢ってもいいかな?」
長門「もちろん」
長門「……電話番号」カサ
長門「登録」
長門「…」
長門「なんだろう、これは」
長門「……嬉しい?」
長門「そう、嬉しい」
長門「私は今、嬉しい」
長門「…」
長門「あの人の電話番号を教えてもらったことが……嬉しい?」
長門「…」ペラッ
長門「…」
長門「のどが渇いた」
キィ
長門「……お茶を作るのを忘れた」
長門「買いに行こう」
プルルルr
長門「? 電話」
長門「もしもし?」
国木田「あ、長門さん?」
長門「……うん」
国木田「今ね、長門さんの家の近くに居るんだけど……ちょっと時間、ある?」
長門「大丈夫」
長門「…」トコトコ
国木田「こんばんわ」
長門「こんばんわ」
長門「?」
国木田「あのね、親戚の人から栗を貰ってね」
長門「栗」
国木田「食べきれないから、おすそ分けしにきたよ」
長門「……栗」ガサガサ
国木田「あれ、もしかして食べたことない?」
長門「……実物を見るのは初めて」
国木田「ほんとに? そっか。あげる」
長門「いいの?」
国木田「うん。栗ご飯にでもするとすっごい美味しいよ」
長門「……ありがとう」
国木田「じゃ」
長門「待って」クィ
国木田「?」
長門「……あの」
国木田「ん?」
長門「一緒に、コンビニまで行ってほしい」
国木田「? いいよ、どうしたの?」
長門「……?」
国木田「?」
長門「……まだ帰らないでほしい。そう」
国木田「あぁ、うん。わかった、行こう」
長門「…」コクン
長門「お茶を、作るのを忘れていた」
国木田「そうなんだ、長門さんもそういうの忘れちゃうんだね」
長門「最近は、よく忘れる」
国木田「そうなの?」
長門「二つ以上のことを考えるのが難しくなってきた」
国木田「ってことは、今までは?」
長門「?」
国木田「あれしたいなーって考えながら、これしようみたいな」
長門「それに近い」
国木田「……長門さんは凄いなぁ」
長門「でも、栗の味は知らない」
国木田「はは、やった。僕の勝ちかな?」
長門「…」コク
国木田「荷物、持つよ」
長門「大丈夫」
国木田「じゃあ半分ずつ持とうよ。それならいいかな?」
長門「ごめん」
国木田「なにが?」
長門「買い物につき合わせて」
国木田「これくらいなんでもないよ」
長門「そう」
国木田「……長門さんってさ」
長門「?」
国木田「ちょっと堅い人だよね」
長門「硬い……質感? そうは思わない」
国木田「あはは、そーゆーとこだよ」
長門「?」
国木田「ううん。そのままでもいいんだけど……なんだろう」
長門「…」
国木田「僕はもう少し、笑ってる長門さんも可愛いと思うよ?」
長門「笑っている……私」
国木田「難しく考えないでさ、長門さんの思った通りに笑ってみて?」
長門「……考えることを、やめる?」
国木田「どうだろ? その、考え込まない。かな」
長門「どうすればいい?」
国木田「そうだね、じゃあ……笑って?」
長門「…」
国木田「考えないで、僕が長門さんに笑って欲しいだけ。それだけ」
長門「…」ニコッ
国木田「うん、そう。可愛い」
長門「可愛い?」
国木田「可愛い。長門さん、笑ってるほうが可愛いよ?」
長門「……なら、笑う」
国木田「うん。僕も笑う。二人一緒だね?」
長門「……クスッ」
長門「あなたと喋っていると、私は人間らしくなる」
国木田「そうかな」
長門「楽しい」
国木田「あ、素直な意見だ」
長門「……素直?」
国木田「うん。今さ、楽しいって思って、そのまま楽しいって言ったでしょ?」
長門「言った」
国木田「それ。なんで楽しいか、なんで面白いかとか……そういうのは、考えなくていいんだ」
長門「考えなくていい?」
国木田「難しく考えてるうちに、熱は冷めちゃうってこと」
長門「熱はない」
国木田「そういうのじゃないよ」
長門「どういうの?」
国木田「例えばほら、この袋。一人で持つと重いけど……こうやって二人で持てば、重くないでしょ?」
長門「うん」
国木田「それをさ、なんで? って思っちゃだめなんだ。僕と長門さんで持つから、重くない」
長門「……あなたと、私」
国木田「長門さんが笑うと、僕が嬉しい。だから、笑ってほしい」
長門「……意味は、いらない?」
国木田「そうそう」
長門「ありがとう。わざわざ、部屋まで」
国木田「いいえ。どういたしまして」
長門「お茶」
国木田「ううん。ちょっと出てくるだけって言ってきたから、今日は帰るよ」
長門「……そう」
国木田「じゃあね」
長門「明日」
国木田「うん?」
長門「明日……また、来て欲しい」
国木田「ここに?」
長門「あなたと話すことが、私は今なにより楽しい」
国木田「……わかった。来るよ」
長門「ありがとう」
国木田「じゃあね」
パタン
長門「……私が笑うと、あの人が嬉しい」
長門「あの人が嬉しいと……私も……嬉しい?」
長門「……栗」
長門「煮る? 炊く?」
長門「……私は料理を覚えるべき」
カチカチ…
長門「……レシピ」カチカチ
長門「これ」
長門「ケーキ?」
長門「……甘いもの」クゥ
長門「栗は万能な食材?」
長門「……嬉しい」
長門「あの人、私に色々教えてくれる」
長門「あの人は、私にとっての……?」
ハルヒ「…」
キョン「……なんだ、その」
長門「?」
ハルヒ「国木田君って、いい人ね」
キョン「そうだな。俺も……なんか、そんな奴だったとは」
長門「そう?」
ハルヒ「ほんとに実話?」
長門「もちろん」
キョン「ちょっと信じられないけど、まあ……長門が笑ってるのは、事実だし」
ハルヒ「そうね」
長門「私は笑う。彼が好きだから」ニコッ
ハルキョン「「!!」」
キョン「それより、気になることがあるんだが」
ハルヒ「なによ?」
キョン「国木田は確か……一度は長門にふられたって」
ハルヒ「? そうなの?」
長門「確かに」
キョン「やっぱりそうなのか」
長門「事実。確かに私は、彼に告白され、それを拒否した」
キョン「でもここまでの話を聞く限りは」
ハルヒ「ラブラブよね。ラブラブよ。甘い甘いイチゴ味よ」
キョン「はいはい……まあ、そんな感じだ」
長門「聞きたい?」
ハルキョン「「お願いします」」
長門「じゃあ、話す。だけどもうちょっと先」
ハルヒ「?」
長門「俗に言う、のろけ」
キョン「!!」
前回のまとめない?
>>158
http://elephant.2chblog.jp/archives/51676606.html
長門「…」ペラッ
キョン「…」パチ
古泉「そうきましたか」パチン
みくる「お茶どーぞ」
ガチャ
ハルヒ「やっほー!」
キョン「……うるさいのが来たな」
ハルヒ「むっ? なによそれ!」
キョン「事実じゃないか。で、どうした?」
ハルヒ「今週の土曜日、みんなで映画を観に行くわよ!」
キョン「映画?」
ハルヒ「商店街の人からチケットを貰ったの! 次に作る映画の研究と思いなさい!」
キョン「作るのか。次も作るのか」
みくる「ふぇぇ」
長門「…」
長門「…」(土曜日は……彼と会う約束)
キョン「どんな映画なんだ?」
ハルヒ「あれよあれ! CMでやってるやつ!」
長門「……あの」
みくる「?」
古泉「あの、イタリアの映画ですね」
キョン「そうなのか」
ハルヒ「よく知ってるわね」
長門「土曜日は……」
古泉「僕も丁度、観たいと思ってましたから」
みくる「わぁー、私知らないですねぇ」
長門「…」
ハルヒ「? どうしたの有希?」
長門「……なんでもない」
長門「…」(SOS団は今、全員で映画を観ることを望んでいる)
長門「…」(私だけ抜けるのは、ダメ)
ハルヒ「じゃあ! 土曜日に時間厳守!」
キョン「遅れたら罰ゲームか?」
ハルヒ「もちろんよ!」
長門「…」トコトコ
長門「言わないと」ピッピッ
長門「…」プルルルr
ガチャ
国木田「もしもし?」
長門「……あ」
国木田「長門さん? どうしたの?」
長門「あの……」
国木田「……そっか」
長門「ごめんなさい」
国木田「残念だね」
長門「……逢うのが嫌になったわけじゃない」
国木田「ほんとかなぁ?」
長門「ほ、本当。信じて」
国木田「…」
長門「…」
国木田「キョンから聞いたんだけどさ」
長門「?」
国木田「SOS団? ってのは、待ち合わせに遅れたりすると罰ゲームあるんだってね?」
長門「うん、ある」
国木田「じゃあ、長門さんにも約束を破った罰」
長門「……なに?」
国木田「日曜日、予定空けといてください」
長門「?」
国木田「土曜日に逢えない分、日曜日に逢うってのはダメかな?」
長門「……それがいい」
国木田「うん。そうしよう」
長門「…」コクコク
長門「……うん。ありがとう」トコトコ
国木田「そろそろマンションに着いた?」
長門「着いた」
国木田「もうこの時間は暗いし寒いし、学校から帰るのも億劫だよね」
長門「あなたと電話しながらだと、そう感じない」
国木田「あはは。それは嬉しいね」
長門「今、ドコに?」
国木田「ちょっと待ってね……もう部屋?」
長門「そう」
国木田「窓、開けてみて」
長門「…」カララ…
国木田「もうちょい右……うん、長門さんから見て。あ、見えた」ブンブン
長門「…」フリフリ
国木田「暖かくして寝なよ? 今夜は、雪降るかもね」
長門「あなたも」
国木田「うん。おやすみ」
長門「おやすみ」
長門「……もう少し、電話していたい」
長門「何故?」
長門「彼を……必要としてるから」
長門「彼と話すと」
長門「私はどんどん、人間らしくなれる。なっている気がする」
長門「彼が喋ると……」
長門「…」
長門「なら、彼が喋らなければ?」
長門「彼がなにも教えてくれなければ、私は彼に……」
長門「……もう、寝よう」
長門「おやすみ」
ハルヒ「あ、有希!」
長門「遅れた」
キョン「珍しいな。長門が遅刻か」
長門「考え事をしていた」
古泉「?」
キョン「それで遅れたのか」
長門「答えは、わからなかった」
みくる「答え?」
ハルヒ「まあいいわ! さぁ、行きましょう」
キョン「おい、罰ゲームは」
ハルヒ「有希にそんなことさせるわけないじゃない!」
キョン「……お前な」
ハルヒ「ほら歩く歩く!」グィー
キョン「あぁもう」
長門「…」(眠れなかった)
長門「…」(私は彼に、知識を貰うことでしか満足していないのかもしれない)
長門「…」(それは、人と言えるのだろうか?)
みくる「人多いですねぇ」
古泉「中々に人気のある作品みたいですからね」
キョン「そうなのか」
ハルヒ「キョン! ホットドック食べたいわ!」
キョン「自分で買えよ」
ハルヒ「だーれのおかげで映画観れてるのかしら?」
キョン「……朝比奈さん? なにか飲み物でも」
ハルヒ「こらーっ!」
長門「…」
古泉「どうしました? なにか、ぼーっとしてるようですけど?」
長門「なんでもない。大丈夫」
みくる「?」
長門「…」
古泉「ほほぅ」
キョン「……おー」
みくる「ふぇ」
ハルヒ「くかー」
キョン「おいこら、起きろハルヒ。頭乗せるな、重い」ユサユサ
ハルヒ「んぁ? あれぇ……終わった?」
キョン「あぁ。お前がグースカ眠ってる間にエンドロールまで流れちまった」
ハルヒ「さ、参考になったでしょ? 映画作りの!」
キョン「なにがだよ。あぁもう、よだれ拭けバカ」フキフキ
ハルヒ「んー」
みくる「……いいなぁ、あの二人」
古泉「僕らはこのまま、消えたほうがいいかもしれないですね」
長門「…」
古泉「それじゃあ、また」
みくる「また月曜日に。さよなら」
長門「…」コク
長門「……映画」
長門「覚えていない」
長門「観たのに、観た気がしない」
長門「それより……気になる」
長門「私が欲しいのは、あの人の知識?」
長門「……それは、本を読んでいることと同じ」
長門「涼宮ハルヒが、キョンと居る理由は、そうではない気がする」
長門「……何?」
>>244
一応聞くがZEROか?
ZERO?わかんないけど
寝過ごしたとだけ言っておこう。うん。
別スレと間違えた・・・スマソ
キィ
長門「……眠い」
長門「昨日は、睡眠時間が足りなかった」
長門「…」ウツラウツラ
長門「…」
長門「こんなに考えても、答えは出てこない」
長門「明日、会える」
長門「逢って……どうする?」
長門「教えてもらう。色々」
長門「……もし彼が」
長門「私に、なにも教えてくれないなら」
長門「私は彼を……」
長門「……スゥ」
チュンチュン
長門「…」パチッ
長門「朝……コホッ」
長門「?」
長門「ケホ、ケホッ」
長門「……熱?」
長門「咳嗽、発熱……コホッ」
長門「風邪……いけない。今日は彼と」
長門「…」フラフラ
長門「……人間の体では、迅速に完治するのは不可能……」
長門「約束」フラフラ
長門「ケホッ」
プルルルr
長門「電話……はい」
国木田「おはよう。起きてた?」
長門「起きて、クシュッ!」
国木田「?」
国木田「長門さん?」
長門「なんでもない」
国木田「風邪ひいた?」
長門「ひいてない。大丈、ケホッ」
国木田「ひいてるね」
長門「…」
国木田「病院……あ、今日は日曜日か」
長門「問題ない」
国木田「ダメだよ。寝てなさい」
長門「大丈夫」
国木田「ダメ。風邪ひいてるのに連れまわして、余計悪化させちゃったら僕が悲しいよ」
長門「…」
国木田「今日はやめておこう。ね?」
長門「……わかった」
国木田「うん。暖かくして寝なよ?」
長門「…」コク
ツーツーツー…
長門「……逢えなくなった」
長門「…」
長門「彼は、こない」
長門「私が病気になってしまったから……逢えない」
長門「せめて、早く治さないと」モソモソ
長門「…」
長門「眠れない」
長門「……眠りたくないから……眠れない」
長門「逢いたい」
長門「何故?」
長門「……わからない」
長門「でも」
長門「願うなら……今、私に」
長門「願望実現能力があれば……今、それがあれば」
長門「…」
長門「……寂しい」
長門「……くぅ」
キィ…
トコトコ
長門「すぅ……」
シュー……
長門「…」
長門「?」
長門「やかんの音……」
長門「?」モソモソ
ヒョコ
長門「…」
国木田「あ、起こしちゃった?」
長門「…」ジー
国木田「おはよう。どう? 気分は?」
長門「……あ」
長門「あれ?」
国木田「ごめんね。心配になって見にきたら、玄関開いてたからさ」
長門「…」ボー
国木田「ほらほら、寝てて?」
長門「…」
国木田「ホットレモン作ったんだ。温かくて美味しいよ」
長門「…」
国木田「ふーふー……ん、ちょっと熱いかな?」
長門「…」
国木田「飲める?」
長門「……飲む」
国木田「うん。はい」
長門「……あったかい」
国木田「そう。よかった」
ニヤニヤがとまらないwww
長門「……美味しい」
国木田「うん」
長門「何故、ここに?」
国木田「なんでって、長門さんが風邪ひいたから」
長門「だって、逢わないって」
国木田「長門さん一人暮らしだから……辛いかなってね」
長門「…」
国木田「ほら、横になってて?」
長門「ありがとう」
国木田「ううん」
長門「……逢いたかった」
国木田「うん」
長門「あなたに、逢いたかった」
国木田「…」
国木田「熱、あるかな」ペト
長門「…」
国木田「……ちょっとあるかもね」
長門「…」コク
国木田「ちょっと待っててね。冷却シート買ってきてるから」
長門「?」
国木田「おでこ」ペタ
長門「ん」
国木田「冷たい?」
長門「冷たい……けど、あったかい」
国木田「そっか」
長門「…」ジー
国木田「ん?」
長門「お願いがある」
国木田「なに?」
長門「……もう一度、私に触れてみてほしい」
国木田「?」
長門「なにか、わかるかもしれない」
国木田「……手、かして?」
長門「…」
キュ
国木田「……手も熱いね」
長門「…」
国木田「なにかわかったの?」
長門「私が」
国木田「うん」
長門「そこに、いる」
国木田「?」
長門「あなたに触れている手のひらにも、私がいる」
国木田「…」
長門「……触れている所が……嬉しいと、思ってる」
国木田「安心する?」
長門「それかもしれない」
国木田「なら、長門さんが安心するのならさ……僕が手を握っててあげる」
長門「…」コク
国木田「寝てていいよ」
長門「……もう少し、あなたの顔を見ていたい」
国木田「……わかった」
長門「…」
国木田「外ね、雪降ってるんだよ」
長門「?」
国木田「見えないかな」
長門「この位置からは、窓の外は見えない」
国木田「見たい?」
長門「あなたが見たもは、私も見たい」
国木田「起きられるかな?」
長門「……ん」モソモソ
国木田「いいよ。僕に掴まって」
長門「…」
国木田「よ……っと。ほら、見える?」
長門「雪」
国木田「でしょ?」
長門「……白い」
国木田「まだ積もらないとは思うけど、初雪だね」
長門「初雪」
国木田「そのうちさ、積もる日も来るだろうから……そしたら一緒に、見に行こうね」
長門「…」コク
国木田「ほら、寝て」
長門「待って」
国木田「ん?」
長門「……少し、このまま」
国木田「…」
長門「あなたに触れている所が、とても暖かい」
国木田「そうかな」
長門「思考、感覚は今は鈍っているかもしれない」
国木田「…」
長門「だけど……私の全てが、触れていることを望んでいる」
国木田「……うん」
長門「熱のせい?」
国木田「そうかもしれないし、違うかもしれない」
長門「…」
国木田「だけど僕も、今は長門さんに……引っ付いていたいよ」
長門「私と、一緒」
国木田「一緒。ほら、傍に居るから、おとなしく寝てようね?」
長門「…」コク
長門「…」
国木田「…」ペラッ
長門「手を繋いだまま、本を読める?」
国木田「ん? 読めるよ。ほら」パタパタ
長門「…」コク
国木田「大丈夫。今日はまだ時間あるし……遅くなるまでは、ここに居れるから」
長門「ありがとう」
国木田「うん」
長門「…」
国木田「…」ペラッ
長門「…」(喋らなくても……彼は私に、なにかを教えてくれている)
長門「…」(それが、手を離したくないという気持ちに、繋がっている)
長門「…」(私は……彼に知識を求めては、いない)
長門「…」(彼に……手を繋いでいてもらうことを、望んでいる)
長門「…」(これが、人間?)
長門「…」
国木田「シート、取り替えるよ」ペリ
長門「ん……」ペタ
国木田「お腹空いてない?」
長門「少し」
国木田「家にあった果物ね、幾つか持ってきたんだ。ちょっと待ってて」
長門「あ……」
パタン
長門「…」
長門「手を、離しただけ」
長門「それだけ。彼は戻ってくる」
長門「絶対に戻ってくる。わかってるのに……寂しい?」
長門「…」
長門「精神的に弱っているのも、病気の所為。これは、正常な思考ではないと判断」
長門「……彼は、暖かい」
キィ
国木田「おまたせ」
長門「…」ジー
国木田「桃」
長門「…」
国木田「あーん」
長門「?」
国木田「あれ、自分で食べる?」
長門「…」フルフル
国木田「じゃあほら、あーん」
長門「……あむ」
国木田「美味しい?」
長門「…」コクコク
国木田「よかった。食べたら、薬もあるからね」
長門「……手を」
国木田「?」
長門「繋いでほしい。今日は、それが私の中でずっと巡っている」
国木田「……全部食べてからね」
長門「…」コクン
長門「昨日」
国木田「うん」
長門「映画を観た」
国木田「そうなんだ」
長門「けど、覚えていない」
国木田「内容?」
長門「観たけど……観ていなかった」
国木田「寝てたの?」
長門「あなたのことを、考えていた」
国木田「……僕のことを」
長門「逢えないのは、辛いと思った。声が聞きたい、色々教えて欲しいと」
長門「だけど今は、その願いが全てどうでもよくて」
長門「ただ、傍に居てほしい」
国木田「…」
長門「これは、人間らしいということ?」
国木田「わからないけど、僕もそうだよ。長門さんに逢いたくて、逢えて、嬉しい」
長門「…」コク
国木田「長門さんが、風邪ひいてよかったみたいだね。これじゃ」
長門「結果はよかった。だから、私は風邪さえも嬉しい」
国木田「あはは。うん、後は治すだけ。良くなれ良くなれ……」ナデナデ
長門「…」コク
長門「…」
国木田「そろそろ帰るよ。あとは大丈夫?」
長門「…」コクン
国木田「寝るまで、手を握ってるから」
長門「…」
国木田「おやすみ」
長門「目を覚ますと、あなたはいない?」
国木田「……学校で、逢おうね」
長門「…」コクン
国木田「元気になったら、僕が一ついいこと教えてあげる」
長門「?」
国木田「僕が……こうやって、長門さんに逢いに来る根元の理由」
長門「理由……」
国木田「今言うよりは、ちゃんと君が元気になって……それから、君に伝えたい」
長門「…」コクン
国木田「おやすみ」
長門「おやすみ」
長門「……すぅ」
国木田「…」
パタン
長門「…」ヒョコ
長門「……朝」
長門「体温は、正常」
長門「……治った」
長門「人間の自己治癒能力?」
長門「……私一人で治せたとは、思えない」
長門「彼の……」
ガサ
長門「?」
長門「これは」
長門「……マフラー?」
長門「彼が、この間巻いていた」
長門「…」
長門「暖かい。行ってきます」
パタン
ハルヒ「…」
キョン「そうか。国木田は……長門の看病に」
長門「…」コク
ハルヒ「…」
キョン「どうしたハルヒ」
ハルヒ「ううん。すごいなぁって」
キョン「?」
ハルヒ「だってさ、有希が会いたいって願ったら、国木田君は有希の部屋に来たのよ?」
キョン「不法侵入だけどな」
ハルヒ「来てほしいって思ったんだからいいの」
キョン「お、おう」
ハルヒ「病気のときって、本当に辛いのよね。死んじゃうかもって」
キョン「そうだな」
ハルヒ「そんなときに、好きな人に手握っててもらうと……本当にそれだけで治っちゃうかも」
キョン「事実、治ってるしなぁ」
ハルヒ「いいなぁ。有希、いい恋愛してるわね……私と変わってほしいぐらいよ」
キョン「なんだって?」
ハルヒ「バカキョン。うっさい」ムギュ
キョン「なんだよ、くるしい」
長門「…」
ハルヒ「そんでさ」
キョン「その国木田が長門に伝えたいことってのは」
長門「…」
ハルヒ「いよいよ告白ね」
長門「…」コク
キョン「でも、それを長門は拒否しちゃうと」
長門「してしまう」
ハルヒ「なんで?」
長門「……私はまだ……人間になりきれていなかった」
キョン「?」
長門「その最後の鍵を、彼が見つけてくれた」
ハルヒ「……教えて?」
長門「…」コクン
なんだかいつもより長いSSに。
長門はキョンの嫁とか、国木田はねーよと言われますが
無機質な彼女にとって、足りない感情を補ってあげられるのは
あのなんだか優しそうな雰囲気と可愛らしい顔を持つ国木田じゃねーかと。
前回書いたのとリンクはしてるみたいですが
まあ、なんだ。読んでる人が長門可愛いってなれば俺の勝ち。
ちょいと抜けます。
九時前ぐらいには、戻ってきます。それで最後かな?
ノシ
長門「…」トコトコ
キョン「お、長門」
長門「…」
キョン「おはよう。朝に会うなんて珍しいな」
長門「…」コク
キョン「? どうした、マフラーなんか着けて」
長門「おかしい?」
キョン「いや、そういうの初めて見たな、ってさ」
長門「暖かい」
キョン「そうか、ならいいな」
ハルヒ「おいーっす!」バシン!
キョン「ったっ! なんだハルヒ」
ハルヒ「なんだじゃないわよ。おはようって言ったの!」
キョン「はいはい」
長門「…」
長門「…」
ハルヒ「今日は皆で外に行くわよ!」
キョン「えぇ、寒い。じっとしてろ」
ハルヒ「口答えしない!」
みくる「ドコ行くんですか?」
ハルヒ「さあね! とにかく不思議な感じがする方向に!」
キョン「もう少しちゃんと計画しろ」
古泉「あはは」
長門「…」パタン
キョン「?」
ハルヒ「ん? どうしたの有希?」
長門「今日は、ちょっと用事がある」
ハルヒ「……え」
キョン「お、おお。そうか」
長門「…」コク
ハルヒ「? なら仕方ないわね……」
長門「また、明日」
ハルヒ「??」
パタン
ハルヒ「……有希が消えた」
キョン「自分からどこかへ行くって言い出したの、初めてだな」
ハルヒ「追いかけるわよ!」
キョン「だめだ。それはなんか……だめだ」
ハルヒ「むぅ」
キィ
長門「…」
長門「誰もいない」
長門「…」
長門「……思えば、約束もしていない」
長門「彼は来る?」
長門「…」
長門「待つ。彼は……私に教えてくれると」
キィ
長門「!」
国木田「あ、居た」
長門「…」
国木田「もう大丈夫?」
長門「大丈夫」
国木田「よかった、元気になって」
長門「…」コク
長門「これ」
国木田「マフラー、朝寒いかなぁってさ」
長門「暖かかった。ありがとう」
国木田「貸して?」
長門「?」
クルクル…
国木田「ちょっとさ、外歩こう」
長門「…」コク
国木田「はい、できた」
国木田「今日も雪が降りそうだね」
長門「…」コク
国木田「また面白い本見つけたんだ」
長門「そう」
国木田「今読んでるんだけど、読み終わったら貸すね」
長門「ありがとう」
国木田「…」
長門「あの」
国木田「うん」
長門「昨日の、あなたが私に逢う……理由」
国木田「……知りたい?」
長門「知りたい」
国木田「じゃあ、教えてあげる」
長門「…」
国木田「初めは、キョンの友達だと思ってた」
長門「…」
国木田「図書室でさ、長門さんと話してから……」
国木田「それからどんどん、君に惹かれた」
長門「惹かれた?」
国木田「君が、気になったってこと」
長門「私を……」
国木田「話せば話すほど、もっと君が知りたい。君の傍に居たいって」
国木田「だから、僕は君に告白します」
長門「……告白」
国木田「長門さん、僕の彼女になってください」
長門「……彼……女」
国木田「…」
国木田「君を好きになりました」
長門「…」
国木田「これからも、君の傍に居たい」
長門「…」
国木田「他にも沢山、言いたいことやしてあげたいこと、見せてあげたいものがあるんだ」
長門「…」
国木田「僕は、長門さんが好きです」
長門「…」
長門「……それは」
国木田「うん」
長門「私とあなたの関係が、変わるということ?」
国木田「うーん……そうかも」
長門「…」
長門「ごめんなさい」
国木田「…」
長門「……私は」
国木田「…」
長門「私は、あなたとこのままで居たい」
国木田「このまま……うん」
長門「恋人というのが、どういうのかはわからない」
長門「だけど……私は、今のあなたとの関係に満足している」
長門「だから、それ以上もそれ以下もなく、私はこのままがいい」
国木田「……そっか」
長門「ごめんなさい」
国木田「ううん。気にしないで」
長門「…」
国木田「ごめんね、変なこと言って」
長門「大丈夫。気にしていない」
国木田「…」
長門「…」
国木田「…」
長門「あなたに、お願いがある」
国木田「なに?」
長門「もう一度、私の手を握ってほしい」
国木田「…」
長門「そうしてもらうと、私は……?」
国木田「…」
長門「?」
国木田「ごめんね」
長門「え?」
国木田「ごめん」スタスタ
長門「…」
長門「…」
長門「……悲しそうな顔……何故?」
長門「私は、ただあなたと――」
ハルヒ「ちょっと! 有希じゃない!」
長門「…」
ハルヒ「なにしてんのよ? こんなとこで……一人?」
ハルヒ「なんかなんにもなかったから、今日は解散したの」
長門「…」
ハルヒ「キョンも親から電話が、って帰っちゃった」
長門「…」
ハルヒ「? 有希、聞いてる?」
長門「私は……」
ハルヒ「なによ? どうしたの?」
長門「…」
ハルヒ「……あ、雪降ってきた!」
長門「雪……」
ハルヒ「うぅー、どーりで冷えるわけね!」
長門「…」
ハルヒ「あら、雪そのマフラーいいわね。暖かそう」
長門「マフラー……」
ハルヒ「そう、それよ」
長門「私のでは、ない」
ハルヒ「?」
長門「返さないと」タッ
ハルヒ「え? あ、ちょっと有希!」
タッタッタッ…
長門「…」
長門「……はっ……はぁ」
長門「教えて。彼はどこに?」
長門「……反応して。心拍数を上げないで。呼吸を、乱さない……で」
長門「はぁ……っ……そうか」
長門「私は、人間」
長門「彼の居場所を、見つけられない……普通の人間」
長門「……私は……あなたと話したい」
長門「恋人とは、なに? 何故、私の傍から……」
長門「…」
ガチャ
長門「はぁ、はっ」
ゴソゴソ
長門「ここに、本が……あった」
ペラペラ…
長門「恋人……あった」
長門「恋しく思う人……恋?」ペラッ
長門「……強く惹かれ、ひとりじめにしたい、一緒になりたいと思う気持ち」
長門「……違う」
長門「私は、彼にそんな感情は抱いていない」
長門「私は……あなたと話がしたい」
長門「あなたと、手を合わせていたい」
長門「それは……恋じゃない? 恋人じゃない?」
長門「彼は、私の恋人に……なりたかった?」
長門「私と話したいのではなく、私を……独り占めしたかった?」
長門「……わからない」
長門「恋人とは、なに?」
長門「……彼女」
長門「彼女とは、男性から見て……愛している人?」
長門「愛……」
長門「対象をかけがえのないものと認め、それに引き付けられる心の動き」
長門「私は、彼を愛している」
長門「なら……そう、私が嬉しいと、彼は嬉しい。私が笑うと、彼は笑う」
長門「だから、彼も私を愛しているはず……だけど」
長門「恋人ではなかった?」
長門「何故、今になって……私を恋人に?」
長門「…」
長門「誰か、誰か教えて。何故彼は、悲しそうな顔を……」
長門「……教えて……」
長門「私はこれ以上を望まない。このまま、彼と話していたい」
長門「彼は言葉を発しなくても、私に見えないなにかを教えてくれる」
長門「……触れているだけで……そう、幸せ」
長門「幸せだった」
長門「だけど、彼はそれよりも……」
長門「……彼は私を愛していなかった?」
長門「だから、愛してくれるタメに、彼女になってほしいと」
長門「…」
長門「なら今までの、彼の言葉、ぬくもり、笑顔は?」
長門「彼の全ては、私に何を伝えてくれていたの?」
長門「愛してくれていなかった……これから、愛してくれると言った?」
長門「…」
長門「載っていない。この私の感情は、本には載っていない」
長門「わからない」
長門「…」
プルルルr
長門「……出ない」
長門「教えて。私は……彼の何?」
長門「彼は、私に、人としての足りない部分を教えてくれた」
長門「堅い人間だと、素直になれと……」
長門「……難しく考えるのは、良くない」
長門「私の悪い所。まだ私が、人間になりきれていない所」
長門「なら、素直な私の感情は……」
長門「……あなたに、傍に居てほしい」
長門「電話に出てほしい。あなたに、私は謝らないと……」
長門「出て……おねがい」
プルルルr…
長門「……出ない」
長門「もうこんな時間」
長門「……あ」
長門「マフラー、返していない」
長門「明日、逢って渡そう」
長門「そのときに、謝ろう。謝って……」
長門「あの人に、愛していると言おう」
長門「私は、彼を愛している」
長門「ここに載っている言葉の通り……愛している」
長門「今日のは恐らく、間違い」
長門「彼は言葉を間違えただけ」
長門「なにも、問題ない」
長門「……寝よう」
長門「…」パタン
キョン「? もう終わりか。今日は早いな」
ハルヒ「ねぇねぇキョン? あんたこのあと暇でしょ? 付き合いなさいよ」
キョン「決め付けるな」
トコトコ
長門「…」
キィ
長門「……誰もいない」
長門「…」
長門「…」
長門「…」
長門「……来ない」
長門「今日は、もう帰ったのかも」
長門「私も帰ろう」
長門「…」
長門「…」
長門「…」
長門「…」
長門「また……今日も来ない?」
長門「もう一週間……」
長門「何故? 私は、このままの関係を望んだ」
長門「逢わないでほしいという選択肢は……選んでいない」
長門「…」
長門「また明日……明日は、休み……」
長門「…」トコトコ
ガチャ
長門「…」トコトコ
長門「!」
長門「…」タッタッ
長門「あの」
国木田「ん? ……あ」
長門「…」
国木田「長門さん……」
長門「あの、えっと」
国木田「…」
長門「この間の……そうだ」
長門「これ」
国木田「……マフラー?」
長門「返す」
国木田「……そっか。貸したままだったね」
長門「あなたに、返したかった。この一週間ずっと……」
国木田「…」
長門「?」
国木田「うん。ありがとう、それじゃ」
長門「待って」
国木田「…」
長門「……待って……」
なんでかな、目から汁が・・
高校時代には帰れないんだよな、もう
長門「…」トコトコ
長門「……何故……」
長門「私は、あなたと話したい」
長門「あなたと……」
長門「ずっと待っていた。図書室で」
長門「あなたは……こなかった」
長門「…」トコトコ
キョン「……? 長門? 長門じゃないか」
キョン「なにやってるんだ。一人か?」
長門「…」コク
キョン「?」
キョン「なぁ長門……」
長門「…」
キョン「なにか、あったのか?」
長門「……教えてほしい」
キョン「え?」
長門「私の知っている答えでは、答えにならない」
キョン「??」
長門「あなたにとって……彼女とは、何?」
キョン「彼女?」
長門「恋人とは、好きな人とは……どういうこと?」
キョン「な、なんだよ急に」
長門「…」
キョン「なにか、あったんだな」
長門「…」
キョン「恋人か……」
長門「…」
キョン「そうだな……一緒に居て、楽しい人かな」
長門「楽しい人……」
キョン「でもそうだな、友達じゃないんだ」
長門「…」
キョン「同性じゃなく……まあ、同性の場合もあるかもしれんが」
長門「…」
キョン「とにかく、その人じゃないと嫌だって人かな」
長門「……何故、そう思うの?」
キョン「何故って言われてもなぁ」
キョン「それはわからない」
長門「…」
キョン「とにかく、恋人ってのは特別な存在なんだよ」
長門「特別な存在」
キョン「誰でもいいってわけじゃなくて……そう、沢山の人の中から、自分が選んだ人」
長門「それが恋人?」
キョン「あぁ、多分そんな感じだ」
長門「…」
キョン「じゃあな。俺、用があるから」
長門「……待って」
キョン「っと、なんだよ」
長門「あなたには、恋人はいる?」
キョン「……いきなりだな」
長門「教えてほしい」
キョン「…」
長門「…」
キョン「いるよ。長門も良く知ってる人だ」
長門「涼宮ハルヒ?」
キョン「あぁ、そうだ」
長門「彼女は……あなたの恋人」
キョン「誰にも言うなよ? あいつ、なんか隠してるつもりみたいだからさ」
長門「…」
キョン「それじゃ、今度こそ行くからな」
長門「涼宮ハルヒと、キョン」
長門「…」
長門「あれが、恋人……彼氏、彼女」
長門「二人は」
長門「私が見るかぎりでは……確かに、特別な関係」
長門「互いが互いを、必要としている関係」
長門「私と……彼は……片方が嬉しいと、もう片方も嬉しい」
長門「特別な、関係」
長門「特別な関係を、恋人と言うのなら」
長門「あの時、彼は私に……私が彼にとって、特別であると示してくれた?」
長門「…」
長門「彼は、私にとって特別な存在だった」テクテク
長門「それは、私が証明していた」テクテク
長門「だけど、彼は私のことを……」タッタッ
長門「私のことを、特別であると、私に伝えていなかった」タッタッ
長門「だからっ、私に……っ」
長門「教えてくれた」
長門「彼は……私の恋人なんだと」
長門「曖昧な関係に、絆を示してくれた」
長門「私を……好きだと言ってくれた」
長門「私はそれを……断った」
長門「それをまるで、今とは違う関係になると思ったから……」
長門「本当は、なにも変わらない」
長門「変わるとすれば……」
長門「彼も、私を愛してくれていると、私が気がつけたことっ!」
長門「はぁっ、はぁ……っ」
長門「……なんで、私はっ、大声を……?」
長門「…」
長門「……逢いたい」
長門「あなたにあって、手に触れてほしい」
長門「私の名前を呼んでほしい。私の隣で笑ってほしい」
長門「私が笑うのを……見てほしい」
長門「…」
長門「……無理?」
長門「彼はもう、私を……特別な人と見ていない?」
長門「私が断ってしまったから、私が彼のマフラーを返してしまったから」
長門「私は……もう……彼と接点がない……?」
長門「…」
ガチャ
長門「…」
長門「…」キィ
長門「……彼は私の為に、看病してくれた」
長門「この部屋で、私の手を握ってくれた」
長門「私に、雪を見せてくれた」
長門「それを私は……断ち切ってしまった」
長門「…」
長門「……んっ」
長門「っ……ひっく……?」
長門「これは……っ……涙?」
長門「私は……悲しい」
長門「彼にっ、会えないのは、悲しい」
長門「そうか……これが、私に足りなかった人間らしさ……」
長門「大切な人が、傍にいないのは……悲しいこと」
長門「私は……彼を愛してる……っ」
長門「ひっく……逢いたい……んっ、ごめんなさい」ポロポロ……
長門「大好きなのに……っ、知らなかった……っ」
ハルヒ「そっか……んっ」
キョン「ハルヒ、泣いてるのか?」
ハルヒ「な、泣いてないわよバカ!」
キョン「…」ナデナデ
ハルヒ「な、なによぉ」
キョン「いや、なんでもないよ」ナデナデ
長門「…」
ハルヒ「有希、よくわかってなかったのね。好きな人って意味」
長門「人を好きになることは、物を好きになることとは違う」
キョン「…」
長門「私には……大切な人が、ちゃんと傍にいた」
ハルヒ「うん……そうね」
長門「だけど、気がついたときには遅かった」
キョン「でも、今は」
長門「そう」
長門「世界は、もう一度私を彼と逢わせてくれた」
長門「これが、私と彼の始まりの……終わりの話。聞く?」
ハルキョン「「当たり前!」」
長門「…んんっ」モゾモゾ
長門「…」
シャッ
長門「寒……っ」
長門「雪? ……積もってる」
長門「…」
長門「雪が積もれば、また一緒に……」
長門「……目が、赤い」
長門「人間は泣くと、目が赤くなる」
長門「悲しいと……泣く」
長門「大切な人と逢えないと……悲しい」
長門「…」
長門「逢いたい」
長門「私は、あなたに逢いたい」
ガチャ
長門「……あなたと歩いた場所に……私は行きたい」
長門「あの、銀杏のトンネル……あそこに」
ギュモ、ギュモ…
長門「……雪。すべるから……危ない」
長門「…」
長門「この公園で、本を読んだ」
長門「彼は眠った。私はそれを……そう、可愛いと思った」
長門「…」
長門「ここで、蕎麦を食べた」
長門「蕎麦湯を飲んで……それを、美味しいと思った」
長門「たった一度の思い出が」
長門「私の中で……こんなに生きている」
長門「…」トコトコ
長門「…」
長門「ここで、彼は黄葉の舞う景色を見せてくれた」
長門「彼に連れてこられなかったら、私はここを知らないまま」
長門「…」
長門「葉がないから……空が見える」
長門「……綺麗」
長門「綺麗って思うのも、人間のあかし」
長門「…」
長門「だから、あなたを愛している」
長門「お願い……もう一度、あの人に逢わせて…あの人と話をさせて」
長門「…」
国木田「…」トコトコ
長門「…」
国木田「!」ピタ
長門「……!」
国木田「……長門さん?」
長門「…」
国木田「散歩?」
長門「違う」
国木田「…」
長門「あの」
国木田「?」
長門「……私と……その」
国木田「…」
長門「私の話を、聞いてほしい」
国木田「……うん」
長門「あなたに……色々、言わないといけないことがある」
国木田「わかった」
長門「…」コク
国木田「……寒くない?」
長門「大丈夫」
長門「あの……」
国木田「ごめんね」
長門「えっ?」
国木田「いや……あの、僕が変なこと言うからさ」
長門「…」
国木田「長門さんにさ、変に思われたかなって……ちょっと、避けてた」
長門「いい。私は……ううん。私が悪い」
国木田「長門さんは悪くないよ」
長門「…」
国木田「長門さんは……今までのままがいいって、言ってくれた」
長門「…」
国木田「ごめんね。僕も、長門さんと話すのは楽しくって」
長門「違う」
国木田「……?」
長門「私は……あなたを拒否していない」
国木田「…」
長門「私は、あまり感情を知らなかった」
長門「だけど、あなたに逢って……変わった」
長門「嬉しい。楽しい。辛い。寂しい……悲しい」
長門「人が涙を流す意味を、理解できた」
長門「あなたと話すことが、なによりもの楽しみだった」
長門「学校であなたに逢うのは、とても楽しかった。嬉しかった」
長門「だけど……あなたに告白されて、私が断ってからは、辛かった」
国木田「…」
長門「今のままが、よかった」
長門「恋人というのになれば、私は……あなたとのこの関係を失うと思った」
長門「だけど違う」
長門「あなたが好きって言ってくれたのは……」
長門「私に、あなたが私を好きだってことを……伝えてくれたってこと」
長門「あやふやだった私の感情に、あなたが最後の鍵をはめてくれた」
長門「あなたのおかげで、私は……こんなにも感情を表に出すことができるようになった」
国木田「長門さん……うん」
長門「ごめんなさい」
国木田「…」
長門「私、恋人ってなにか……わかってなかった」
長門「私はもう、あなたの恋人だった」
長門「あなたは、それを私に教えてくれた。私があなたに必要だと……言ってくれた」
長門「だから、本当にごめんなさい」
国木田「……ううん。長門さんは悪くないよ」
長門「…」
国木田「僕は、長門さんが好きです」
長門「…」コクン
国木田「それの気持ちは……受け取ってもらえるかな?」
長門「もちろん」
国木田「ありがとう」
長門「…」
国木田「それが、言いたかったんだ。ずっと……言いたかった」
長門「ごめんなさい。気がつけなくて」
国木田「謝らないで? はは、長門さん謝りすぎだよ」
長門「……ごめん」
国木田「ほらまた」
長門「…」フルフル
長門「……私を、好きになった」
国木田「うん」
長門「何故?」
国木田「……何故……って聞かれると」
長門「?」
国木田「わからない」
長門「…」
国木田「気がついたらさ、好きになってたんだ」
長門「…」
国木田「長門さんは?」
長門「私は……図書室で逢った時に」
国木田「あれ、一目惚れしてくれてたの?」
長門「あなたを知った」
国木田「……ふふっ、そうだね」
長門「好きになったのは……わからない」
長門「けれど」
長門「あなたの手に触れたとき……生まれて初めて、理由のわからない感情が生まれた」
国木田「…」
長門「上手く言い表せられないけど……あなたに、触れていたいって」
国木田「手を、貸して」
長門「…」スッ
国木田「冷たい」
長門「少し……冷えた」
国木田「でも、冷たくても……すっごい暖かい」
長門「…」
国木田「前にさ、長門さんが言ってた」
長門「?」
国木田「触れている所にも、自分が居るみたいって」
長門「……うん」
国木田「僕も、そう思うよ」
国木田「君となら、僕は全てが一つになっても……大丈夫」
長門「…」
国木田「僕はこれから、君にもっと色んなことを教えてあげる」
長門「…」
国木田「君を喜ばせると……僕も嬉しい」
長門「二人、一緒」
国木田「一緒だよ。長門さん」
長門「また、新しい願望が生まれた」
国木田「?」
長門「立って」
国木田「うん」
長門「……上手く言語化できない」
国木田「…」
長門「情報の伝達に齟齬が発生するかもしれない」
長門「だけど、聞いてほしい」
長門「私は……あなたが大好き」
長門「愛しています」
長門「……とても、とても大切な人」
長門「あなたに、両腕で……抱いてほしい」
国木田「……僕も、大好きだよ」
ギュゥ
ウッヒョオオオォォォォ!
うひゃああああああああああああああああああ
うわっちゃああああああああああああおおおおおおおおううううううう
ふぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお
うわあああああああああああ
ちくしょおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお
うっひょおおおおおおおおおおおおおおおおおおお
んんんんにゅうぅううぅうぅうぅぅう
ぎえええええええええぇぇぇぇぇぇぇぇぇ
お前らwwwwww
長門「……んんっ」
国木田「長門さん、やわらかくて……抱きしめたら、壊れちゃいそうだよ」
長門「大丈夫。私は壊れない。だから……このまま」
長門「これが、恋人?」
国木田「わからない。僕も……こうやって誰かを抱きしめるのは、初めてだから」
長門「あなたにもわからないことは、あるの?」
国木田「あるよ。もちろんあるとも」
長門「……じゃあ」
国木田「うん」
長門「私が今泣きそうな理由も……わからない?」
国木田「…」
長門「悲しくはない。むしろ、嬉しい」
長門「全身が……私と言う一つの生命体」
長門「それが全て、あなたを好きだと言ってる」
長門「こんなに嬉しくて……幸せなのに……んっ」
長門「嬉しいときに泣くのも、人間だから?」
国木田「……そうだよ。それが、人間なんだ」
長門「……私……んっ」ギュゥ
国木田「…」ナデナデ
長門「……私は……」
国木田「うん」
長門「他の人に比べて、知らないことが多すぎる」
長門「だけど、恐らく知っていることも多すぎる」
長門「あなたに……迷惑を沢山かけるかもしれない」
長門「わかってる。だけど、だけどそれでも……」
長門「あなたの傍に、居させてほしい」
長門「これが、私が見つけた答え」
長門「女子高生らしい、女子高生……だと思う、私の答え」
国木田「正解」
長門「ほんとに?」
国木田「僕が正解って言うんだよ?」
長門「……じゃあ、そうなのかもしれない」
長門「…」
国木田「……帰ろうか?」
長門「…」フルフル
国木田「送るよ?」
長門「素直に言うと、離れたくない」
国木田「それは僕も同じだよ」
長門「?」
国木田「だけどずっと外に居るんじゃ、また風邪ひいちゃう」
長門「そうなったら、あなたに看病してもらう」
国木田「んー、自分からひいちゃった風邪は僕も看病しないかも?」
長門「……なら、帰る」
国木田「よし。遠回りして、ゆっくり帰ろうか」
長門「…」コク
国木田「足、滑らさないようにね」
長門「…」コク
国木田「…」
長門「恋人というのは」
国木田「うん」
長門「主に……なにをすれば?」
国木田「うーん」
長門「…」
国木田「特に、なにもしない」
長門「?」
国木田「一緒に遊んだり、一緒に話したり、一緒にご飯食べたり……」
長門「…」
国木田「一緒に居る、いなくても、一人じゃないんだよって思ってれば……それで恋人の完成かな」
長門「……頑張る」
国木田「僕が長門さんを好きだって証明するにはさ」
長門「するには?」
国木田「長門さんに、好きだって言ってもらう必要があるんだ」
国木田「だから……なにかしなきゃって思うんじゃなくて」
国木田「ずっと僕を、好きだって思ってて? それだけで、僕も幸せになれるから」
長門「……私の存在の証明が、あなたの存在の証明?」
国木田「難しいね?」
長門「でも、わかった。私も……あなたにそうしてほしい」
国木田「うん。お互いに、ずっと好きでいようね」
長門「……着いた」
国木田「うん」
長門「帰るの?」
国木田「……また明日」
長門「明日は、逢える?」
国木田「長門さんが風邪ひかなかったらね」
長門「ひかない」
国木田「約束」
長門「だから、できれば……あなたが来れる、一番早い時間に来てほしい」
国木田「うん」
長門「…」クイ
国木田「ふふっ、放しくれないと帰れないよ」
長門「……ごめん」
国木田「大好きだよ」
長門「え? ……んっ」
国木田「…」
やりやがった…
やりやがった…
やりやがった…
高校生か・・・はあ・・・
国木田「……うん」
長門「…」
国木田「上手く……できたかな?」
長門「……わからない」
長門「だけど……今のは、一番嬉しい」
国木田「一番?」
長門「まるで私は、今のを……望んでいた、そう。そんな気持ち」
国木田「そっか」
長門「……本当に、帰る?」
国木田「帰りたくないから、帰るよ」
長門「何故?」
国木田「そのほうが、明日逢うときが……楽しみになるでしょ?」
長門「…」コク
国木田「おやすみ」
長門「見えなくなるまで、ベランダから見る」
国木田「うん。ありがとう」
ガチャ
長門「…」パタパタ…
国木田「…」フリフリ
長門「居た……サヨナラ」フリフリ
国木田「そんなに乗り出しちゃあぶないよ……ははっ」
国木田「またね。また明日」
国木田「…」
長門「…」
長門「……見えなくなった」
長門「…」チョン
長門「唇が……暖かい」
長門「ここにも、私は存在した?」
長門「……大好き」
長門「おやすみなさい。また、明日」
カララ…
長門「…」
ハルヒ「ひっく……よかった、よかったよぉぉキョンー」
キョン「そうだな。長門……ありがとう。こんないい話、聞かせてくれて」
長門「いい。私も、思い出してまた彼に逢いたくなった」
ハルヒ「はぁっ……んっ、大恋愛ね。有希」
キョン「大号泣だな。ハルヒ」
ハルヒ「うっさい!」
長門「…」コク
ハルヒ「どう? 大切な人が居るっていうのは?」
長門「幸せ。これが……人間だけが味わえる、幸福感」
キョン「そうだろうな」
ハルヒ「あたしもそう思うわ!」
キョン「泣いたと思ったら、もうこんなに元気か」
ハルヒ「いーだ!」
ハルヒ「でさ? 次の日、国木田君はちゃんと来たの?」
長門「朝の八時ぐらいには」
ハルヒ「早いわね」
長門「あまり眠れなかった」
キョン「わくわくして?」
長門「そんな感じ」
ハルヒ「そうよね。あたしも初デートのときは……」
長門「だから、二人で一緒に寝――」
コンコン
国木田「こら二人とも。僕の彼女を捕まえて……なにしてるんだい?」
ハルキョン「「!!」」
キョン「国木田」
国木田「おまたせ、長門さん」
長門「…」タタタ…
国木田「いい話は聞けた? 二人とも」
ハルヒ「えぇ! まるで漫画や小説みたいに甘々な話をね!」
国木田「うん。実は、全てフィクションです」
キョン「!」
長門「…」フルフル
キョン「お前な」
国木田「はは、だってさ。実際見てないと、それが本当の出来事かなんてわからないでしょ?」
ハルヒ「甘いわね。わかるに決まってるじゃない!」
キョン「?」
ハルヒ「有希のその笑顔! 有希がそんな風に笑えるってことは……幸せってこと」
長門「…」コク
ハルヒ「だったら有希が言ったことは嘘じゃないわ! ね、キョン?」
キョン「あぁ。そうかもな」
国木田「……まったく。キョン達には負けるなぁ」
長門「でも恐らく、私の方が……とても幸せ」
ハルヒ「それは私のセリフよ!」ムギュウ
キョン「……重い」
ギギギ・・・くやしいのう・・・くやしいのう・・・
国木田「それじゃ、僕達はこの辺で」
キョン「あぁ、また明日な」
長門「……また、明日」フリフリ
ハルヒ「ちゃんとこれからも仲良くしなさいよね! 団長命令だからねっ!」
キョン「……珍しいな」
ハルヒ「なにが?」
キョン「いや、ハルヒがさ。他人の幸せ願うってのは」
ハルヒ「なっ、あたしはそんなに酷い人間?」
キョン「そうじゃなくて。そういうの、気にするんだなって」
ハルヒ「当たり前。だって有希は……あたしの大切な友達よ?」
キョン「…」ナデナデ
ハルヒ「んん、なによ~」
キョン「さ、俺達も帰ろう」
ハルヒ「うん!」
ハルヒ「でもさ」トコトコ
キョン「んー?」
ハルヒ「本当に有希、可愛く笑える子になったわよね」
キョン「そうだな」
ハルヒ「……ちょっと予想外。あんなに素敵なエピソードだったてのも」
キョン「まあ、人にはそれぞれの物語があるってことだろうな」
ハルヒ「それを見つけるのが! 我がsos団の仕事ね?」
キョン「新聞部とかそういうのじゃないのか?」
ハルヒ「あれ、そうかな?」
キョン「……いい笑顔か」
ハルヒ「?」
キョン「いや、笑顔ってのは本当にいいもんだってさ」
ハルヒ「にーっ」
キョン「作り笑いはやめろ」
ハルヒ「それより!」
キョン「?」
ハルヒ「有希に……あんた、なに言ったの?」
キョン「は?」
ハルヒ「だから、有希が国木田君を振ってさ、あんたに出会ったって」
キョン「あぁ」
ハルヒ「なにを言ったのかまでは、私には教えてくれなかったわ」
キョン「まあ……いいじゃないか。知らなくても」
ハルヒ「教えなさい!」
キョン「いやだね」タタタ…
ハルヒ「こらっ!」
ハルヒ「もう、逃げるんじゃないわよ」
キョン「長門の笑顔ってさ」
ハルヒ「はっ?」
キョン「あれって、国木田のモノなんだよな」
ハルヒ「なによ急に……うん」
キョン「俺達に見せてくれても、発掘したのは国木田で、所有者も国木田」
ハルヒ「? 羨ましくなったの?」
キョン「いいや」
キョン「俺は俺で、いいモノ貰ってるから……これで十分だよ」
ハルヒ「……バカキョン! ほら、今日は遠回りして帰るわよ!」
キョン「あいよ」
終。
また書いてくれよ
今度は出来上がってからスレ立てを要望する
待ってる時間がもどかしすぎる!!
乙です
ありがとうしか言えない
本当にありがとう
すごいなあ
gj
乙!いい文読ませてもらったぜ。
さて、模試組の為に保守するか!
長編乙でした!
さらにオイラの目ん玉もお疲れモードです
>>1乙。全米が泣いたぜ
保守
死守
バイト中ほしゅ
ありがとう>>1
久々に感動したよ・・・
ほす
ほっしゅ
ほ
しゅ
ほ
ほ
保守
おぉまだ残ってる
てことで保守
ほっしゅ
朝読んで感動したのに
こんな時間まで残ってたのにまた感動した!
このSSはみんなに愛されてるんだね。
1000まで行っちゃえ!!
>>1帰ってこないかな・・・
ほしゅ
ほ
はぁ恋愛したい
ほ
愛知の保守
1000までいくか?
1000まで届けー
寝る前に最後のksk
どうせなら1000までいきたいな
ksk
ksk
ksk
さてkskksk
…ksk
国木田「面白いよね、あの二人」トコトコ
長門「涼宮ハルヒと、彼?」トコトコ
国木田「うん。キョン達ね、未だに好きだって伝えてないんだって」
長門「?」
国木田「ほら、周りから見れば、恋人同士に見えるでしょ?」
長門「…」コク
国木田「だけど二人とも、互いの気持ちを素直に想いを打ち明けてないんだよ」
長門「…」
長門「言い忘れた」
国木田「え? なにを?」
長門「私は彼女に、伝えていないことがある」
国木田「……涼宮さんに?」
長門「ここで、待ってて」
国木田「……うん。行っておいで」
!!!
キョン「あ、やっべ。忘れ物した」
ハルヒ「え? なに、学校に?」
キョン「おう。ちょっと待っててくれ」
ハルヒ「あ、こら! 先に帰っちゃうわよバカキョン!」
キョン「それでもいいぞ! じゃーなー!」タタタ…
ハルヒ「……もぅ」
ハルヒ「…」
ハルヒ「いいな。有希と国木田君」
ハルヒ「二人とも……ちゃんと好きだって言えたのよね……」
ハルヒ「……はぁっ」トボトボ…
!!!!
再開だと・・・!?
wktk
再投下キターーーーー( ・∀・)ーーーーー
わっふるわっふる
ハルヒ「…」
タッタッタッ…
ハルヒ「?」
ヒョコ
長門「はぁっ……はぁ」
ハルヒ「? 有希? ど、どうしたの?」
長門「はぁ……あなたに……言わないといけないことがある」
ハルヒ「え? え?」
長門「…」
長門「私は」
長門「あなたに、感謝してる」
長門「あなたが居たおかげで……私は、彼に出会えた」
ハルヒ「……何? ど、どういうこと?」
長門「ただの意思でしかなかった私は」
長門「あなたに、自我を持って行動することを教えられた」
長門「あなたに……人間になるチャンスを貰えた」
長門「時間を貰った。私が彼を、好きだと気がつける時間を」
長門「チャンスを貰った。自我を持って行動し、彼と私を結びつけるチャンスを」
長門「幸せを貰った。あなたと……キョンと呼ばれる彼の行動を見て、憧れるという幸せを」
長門「……私は……あなたほど、優秀な生物ではないかもしれない」
長門「だけど、今の私なら……あなたに、あなたの知らない能力を教えることができる」
長門「私の意志で、あなたに伝えることができる」
長門「……聞いて」
ハルヒ「…」
ハルヒ「な、なによ。有希? なに言ってるのかわかんないよ……?」
長門「…」トトッ
ハルヒ「?」
長門「あなたに、触れてもいい?」
ハルヒ「え? あ……えっと」
長門「…」スッ
ハルヒ「ちょっと……顔?」
長門「あなたと同じ血が、私にも流れている。だから……暖かい」
ハルヒ「……うん」
長門「これは」
長門「私の、私だけの言葉」
長門「あなたは……私の、大切な友達」
長門「あなたは、おかしな人じゃない」
長門「不思議な人でも、忌み嫌われる存在でもない」
長門「たとえそうだとしても……私は、あなたの友達」
ハルヒ「……友達……や、やめてよ。恥ずかしい」
長門「ごめん。でも、聞いて?」
ハルヒ「…」
長門「あなたのおかげで……私は、幸せになれた」
長門「だから、あなたに恩返しをする」
長門「それは……私があなたに、あなたのことを教えること」
長門「あなたに秘められた力」
長門「それは……」
ハルヒ「…」
長門「あなたには、人を引き寄せる力」
長門「そして、誰にでも好かれる……力が、ある」
ハルヒ「私に?」
長門「…」コク
長門「私は、それに気がついた」
長門「他の人は気がついていないかもしれない」
長門「だけど……あなたの周りに、あなたを嫌いな人間なんていない」
長門「彼もそう」
ハルヒ「誰?」
長門「キョン」
ハルヒ「! ……キョン」
長門「…」コク
長門「彼は、あなたにとって大切な存在」
長門「私にとっての……あの人のように」
長門「だから、あなたの傍にいる。あなたと話す。あなたに……触れる」
ハルヒ「キョ、キョンはそんなんじゃないわよ」
長門「そう。彼は……あなたのことが好き」
ハルヒ「……わからないわよ。そんなの」
長門「わかる」
ハルヒ「なんで有希にわかるのよ? だって、キョンは……だって」
長門「わかる。なぜなら私は」
長門「あなたの……友達だから」
ハルヒ「…」
長門「彼と同じように。だけど、彼とは違う感覚で……あなたのことを、愛してる」
長門「あなたに出会えて、本当によかった」
長門「だから、私にはわかる。信じて?」
ハルヒ「……でも」
長門「……彼が、あなたの最後の鍵になる」
ハルヒ「…」
長門「その前に、私があなたの背中を押す」
長門「私に……分けてくれた幸せを、あなたに返す」
長門「彼の言葉を待つことは……あなたにとって、いい選択肢ではない」
長門「だから」
長門「……素直になって?」
ハルヒ「あたしが……素直に……」
長門「私は、素直になることができた」
長門「素直という意味を……知った」
長門「好きという想いを伝えるのは、難しいこと」
長門「思っていても、言葉に出すのは、難しいこと」
長門「だけど信じて。彼は、あなたを愛している」
長門「あなたも……彼を愛している」
長門「彼を信じて」
長門「あなたを、自分を信じて」
長門「わたしには、できた。だから、あなたに」
長門「私を彼と出会わせてくれたあなたにできないわけがない」
長門「彼に……想いを、伝えて?」
長門「それが、あなたの幸せ。怖くない」
長門「私が、ついてるから」
ギュゥ
ハルヒ「……有希」
長門「…」
ハルヒ「……本当かな?」
長門「…」
ハルヒ「本当に、キョンはあたしのこと……好きかな?」
ハルヒ「だってあたし、今まで何度もキョンに」
長門「大丈夫」
ハルヒ「…」
長門「あなたは、あと少しだけ」
長門「少しだけ、素直になればいい」
長門「……大丈夫だから」
長門「私は、私の大切な友達に……幸せになってほしい」
長門「それが、私の見つけたもう一つの答え」
長門「あなたも、私の大切な人。だから……頑張って」
ハルヒ「……わかった」
長門「…」コク
ハルヒ「あたし……頑張ってみる」
長門「…」コク
ハルヒ「あたしも、有希みたいに……キョンに好きって言ってほしい」
ハルヒ「だから……あたしから、言ってみる」
ハルヒ「キョンのこと……好きだよって」
長門「言える」
長門「あなたは、ちゃんと言える。伝えられる」
ハルヒ「……うん」
長門「頑張って」
ハルヒ「……ありがとう。有希」
長門「私は、あなたの友達。だから、当たり前」
ハルヒ「……ありがとう。大好きだよ……有希のことも」
長門「…」コクン
長門「…」スッ
長門「それじゃ、私は戻る」
長門「私は、私の愛している……彼の所へ行く」
長門「あなたは、あなたの愛している彼の所へ」
ハルヒ「…」コク
長門「頑張って」
タッタッタッ…
ハルヒ「……有希……うん」
キョン「……あれ、ハルヒ」
ハルヒ「…」
キョン「なんだ、待っててくれたのか」
ハルヒ「当たり前じゃない」
キョン「? なんだよ。怒ってるのか?」
ハルヒ「怒ってない」
キョン「……こっち向けよ。どうした」
ハルヒ「…」
ハルヒ「キョン」
キョン「おう」
ハルヒ「……キョンに、言うことがある」
キョン「なんだよ」
ハルヒ「……すぅっ」
キョン「…」
ハルヒ「あたし、キョンのこと……」
キョン「…」
国木田「……!」
長門「…」
国木田「……伝えられた?」
長門「…」コク
国木田「そっか」
長門「彼女は……私の大切な人」
国木田「うん」
長門「あなたとは違う、私の大切な人」
長門「あなたに出会わせてくれた、私の友達」
長門「……だから、教えた」
長門「あなtに教えられたこと。素直に、なれと」
国木田「伝わった?」
長門「大丈夫」
長門「私にできたこと。彼女にも……できる。信じてる」
国木田「そっか」
長門「…」
国木田「君がそう言うのなら、そうだね」
長門「…」コク
国木田「さ、帰ろう」
長門「待って」
長門「あなたにも、もう一度伝えることがある」
国木田「僕に?」
長門「……もう、何度も伝えた」
長門「それに、これからも何度も伝える」
長門「今更に聞こえるかもしれない」
長門「今言うことに、意味はないかもしれない」
長門「でも……聞いてください」
長門「あなたのことが、大好きです」
国木田「……うん。僕も、君が大好きだよ」
終。
うぁあああああああああああああんあなああぁがとぅおおおおお
終わったぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!
感動した( ;∀;)スーパー乙。楽しませてもらったよ……
温かくして寝ろよ。自分からひいた風邪は看病してやらないからな。
まあ、ほら。
ココまで来たら、1000に迎えとさ。言うんだよ。長門とハルヒが。
キョンも国木田もさ。だから、ちょっとだけですが、おまけ的な。
まさか昨日終わってから、こんなに感想をいただけるとは思いませんでした。
このSSは、俺自身も忘れられないモノになりそうです。
またさ、時間があれば……幸せなハルヒと、幸せな長門を書きたいね。
だけどまあ、それはお楽しみってことで。
今度こそ、ありがとう。
それじゃノシ
超乙!
最高におもしろかった!
( ;∀;)…あああああああああああああああんんんんん
乙かれ、俺も人生がんばってみるわ!!
わぁあああああぁあああああああ!!!!!!!
>>1乙ぅうううううううううううう!!!!!!!
ときめきをありがとう!!
ksk
1000までいったら嬉しいよな
乙!!
いい話であった!
日本に生まれて本当に良かった
なんか寂しくなったww久しぶりに恋がしたいぞ!
ほしゅ
読んじゃった。
読み終わっちゃった。
もっと続いてほしいよおおおおおおおおお
改めて言う、なあああああああああああああああああがああああああああああああああああああとおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!
うおおおおおおおおおおおおあありがとおおおおおおおおおおおお!!!!!
もう少しで1000ksk
>>1000までゆっくりksk
1000なら長門と国木田一生幸せ!!
>>993なら長門最高
>>1よ、感動をありがとう
>>996なら
このスレを読んだ人は『素敵な恋』が出来る
>>1000なら彼女できる
>>1000ならみんな幸せ
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コメント一覧 (62)
-
- 2011年03月15日 00:31
- ハルヒかわいい
-
- 2011年03月15日 01:47
- くだらねえ
血みどろを期待してたんだみょむんあxっわ
-
- 2011年03月15日 02:09
- 近年まれにみるほっこりSS
-
- 2011年03月15日 03:02
- これだいぶ前に一回読んだなぁ…
長いけどすごいいい話だよね
-
- 2011年03月15日 06:51
- 3年前? 始めて読んだ
読むことができてよかった
-
- 2011年03月15日 09:33
- 国木田はイケメンな奴だなぁ
-
- 2011年03月15日 10:36
- ※3
三年前のSSに何言っちゃてるんですか^^;
-
- 2011年03月15日 12:39
- これ読んで、
ハルヒはキョンの嫁
長門は国木田の嫁
が俺の中で既定事項になった
-
- 2011年03月15日 13:17
- いつまで昔のハルヒSS出す気なんだろう
知ってるやつ多いしいい加減飽きたんだが
-
- 2011年03月15日 13:35
- 別に昔のでもいいじゃん。
自分が知っててもまだ知らない人だっているんだし。
-
- 2011年03月15日 13:51
- 昔のSSだとかなんとか言ってるやつなんなの?おまえらが知ってるSSまとめちゃいけない決まりなんてねぇし、いちいち知ってるってことを書かなくていいわ。
それともおれは色んなSS読んでるって自慢したいの?
-
- 2011年03月15日 14:09
- >近年まれにみる良SS
三年前のSSだと知らない奴、もしくは勘違いしてる奴が多すぎる
最近多いよな
数年前のSSを最近のだと勘違いしちゃう奴
しっかり日時を確認してコメントして欲しい
-
- 2011年03月15日 14:19
- えっ
「近年」についてつっこんでるやつはネタだよね?
-
- 2011年03月15日 14:36
- まーたゆとりがアホなこと言ってるな
-
- 2011年03月15日 14:47
- ごちゃごちゃうっせーわバカ
-
- 2011年03月15日 14:48
- いつのSSでもいいじゃん
読んだ読んでないは人それぞれ
それにしても※12釣り針でかいぞ
-
- 2011年03月15日 15:20
- リアルミサワコメがあるときいて
-
- 2011年03月15日 15:46
-
最高でした
最近涙もろくなっていかんなぁ
-
- 2011年03月15日 19:31
- この二人めっちゃかわいいな
-
- 2011年03月15日 20:55
- ごちそうさまでした。腹八分の後のデザートを食べたあとのような読後感じゃ。誰かこの気持ち分かるヤツはおらんか。国木田、この気持ちも教えてくれ。
-
- 2011年03月16日 00:11
- 長門はキョンの嫁じゃん
賞賛コメが薄ら寒いわ
国木田と長門ってほぼ関係性のない
キャラで…
しかもハルキョン(笑)かよwないわー
ハルヒとキョンってのが国木田と長門ってのと
同じくらいありえない。
-
- 2011年03月16日 00:59
- ※21 おまえの中ではな
-
- 2011年03月16日 01:13
- ここはこういう組み合わせなんだよ
巣に帰れよ
マジで糞キョン長厨はどこでも喚き過ぎなんだよ
気持ち悪過ぎ
この世からいなくなればいいのに
-
- 2011年03月16日 01:45
- 管理人さんに恨みはないけどな、昔のSSで見たことある人も少なからずいるだろうに毎度毎度図ったような絶賛コメばかりで薄ら寒いわ。
-
- 2011年03月16日 01:57
- ※24
前読んだときにつまんないと思ったんならもう一回読んだりしないしコメントも残さないだろ
それだけ多くの人に面白いと思われてるSSってことなんじゃないの?
頭の回らない上にそんな考え方しかできないお前のコメントのほうが寒いぞ
マジレスすると地震の影響かVIPにSSが少なくて管理人も更新するネタがないんでしょ
-
- 2011年03月16日 01:59
- …そう。
このSSを否定するのは長門萌えとキョン崇拝を持ち合わせた…
自己投影型キョン長厨。
もしくはリアルミサワ。
-
- 2011年03月16日 02:06
- コメントたくさんついてると思ったら…
※24「毎回毎回図ったように賛否両論になるべき!!」
気持ちわるー
クズ作者かクズブログの嫉妬かな?
-
- 2011年03月16日 02:47
- はいはいお前の価値観お前の価値観
-
- 2011年03月16日 04:54
- 人の価値観を否定したら論破されちゃったんだ
コメント欄で何回同じこと繰り返してんのさ
いい加減、他人の意見に口出ししなきゃいいのに
-
- 2011年03月16日 10:00
- ハルヒキョンの話がちょくちょく入ってくるのも良かった
古泉とみくる空気すぎんだろw
-
- 2011年03月16日 10:32
- SSってのは
地の文を書けない人の自己表現なの?
-
- 2011年03月16日 12:03
- はい
-
- 2011年03月16日 15:08
- それでも伝わるものが有るなら、それでも良いじゃない。
-
- 2011年03月17日 00:30
- 長門が可愛い
-
- 2011年03月17日 23:41
- よかった
-
- 2011年03月19日 15:33
-
良かったー。
谷口とみくるでこの人の作品見てみたいわw
-
- 2011年03月19日 22:34
- >>23
お前ホントどこにでも出てくるなあ。
糞だの巣だのって大げさに書いて。
気持ち悪…
この世からいなくなればいいのに。
>>26
世の中には二種類の人間しかいないとでも
思ってんのかwかわいそうに。
-
- 2011年03月22日 07:31
- キョン長厨文盲すぎw
特に※37は酷い
普段ラノベばっかり読んでそうw
-
- 2011年04月02日 20:15
- ※38
自分がそうだから他人もそうに違いない
って考えちゃう典型的な視野の狭い人間の考え方、
くわえて「キョン長厨」「文盲」などの
低レベルな決め付け。育ちが知れちゃうねえ。
「文盲」の意味がちゃんとわかってから使おうねw
-
- 2011年05月22日 12:38
- おもしろかった
台本形式で高精彩な文章にできるのはすごいわ
-
- 2011年06月09日 19:11
- >>腹八分の
なんかわかるわ…
-
- 2011年08月22日 03:28
-
しにたい…
-
- 2011年08月23日 18:09
- 何度も読んでしまう。
-
- 2011年08月24日 23:15
- なんでVIPのお兄ちゃんは自分の考えを強要しようとするの?
-
- 2011年08月28日 13:44
- とりあえず
全員死ねってことで
-
- 2011年09月10日 17:37
-
・・・
-
- 2011年10月12日 11:10
-
何度読んでもいいなあ。
-
- 2011年12月19日 00:45
-
もうだめ死んじゃう。
-
- 2012年03月06日 23:47
- お前らさ、良いSSとか悪いSSだとかそういう評価するのは構わないんだが
そういう言い争いやめようぜ?見てて口からゲロ吐きそうなんだけど?
所詮はSSなんだからさ、自分の思い通りになってなかろうがいいじゃん
-
- 2012年06月28日 23:12
-
マジで泣ける話をありがとうございました なんかいろいろ勇気をもらえた気がしました
-
- 2012年07月21日 09:33
- どうやって国木田は不法侵入したんだろ…
確か長門のマンションって….
-
- 2012年08月09日 04:46
- ↑盲点だったわw
-
- 2013年02月26日 10:40
-
まぁまぁじゃの。
-
- 2013年05月14日 00:34
- 原作で国木田は鶴ちゃん崇拝大好きくんと確定しちゃったせいか全然入り込めなかった…
-
- 2013年06月27日 08:19
- 心をありがとう
俺も素直に生きます
-
- 2014年04月27日 16:42
-
甘甘なラブコメでニヤニヤだったぜ
-
- 2014年09月29日 23:10
- なんかめっちゃいいSSなのにコメントで萎えた
-
- 2015年05月09日 03:07
- >>1000なら彼女できる
彼女できたのかな
おもしろかった
-
- 2015年11月01日 08:06
- ぬおおお…
甘い…甘酸っぺえなあこれ…良いモンを見させて貰ったわ
-
- 2016年05月11日 02:50
- くそぅ… モブknkdのくせにぃ…knkdのくせにぃっ!
羨ましいんじゃぁぁぁぁぁ!
-
- 2018年01月29日 21:47
-
2年ぶりに読んだな。
やっぱええのお
-
- 2019年10月15日 18:56
-
なんか心が暖まったわ
最後の方のハルヒと長門のやりとりはなんかウルっときた