城島「え?マツジュン・・・?」
城島「あーしんど。老体に畑仕事はきっついわー」
山口「俺はまだ大丈夫だけどな」
城島「ぐっさんはええわ。器用やし」
山口「まあ、ベース弾くより向いてるかなってたまに思うな」
城島「僕はやっぱギター弾いてる方がええなぁ・・・」
城島「おう太一。おつかれさん」
国分「リーダーと山口くんは村帰り?」
山口「うん。ちなみに明日はDASH海岸な」
国分「俺も来週は村だわ」
城島「なあ太一、俺もゴチに呼んでぇな」
国分「えー、無理じゃない?」
城島「なんでや。僕以外全員出たのに」
国分「リーダーには華がない」
城島「」
山口「失礼だな」
松岡「ごめんごめん。村行ってたの?」
城島「松岡もそろそろ来ればええのに」
松岡「いや、俺の使命は実況民の期待に応え続けることだから」
国分「なにそれ」
山口「2ちゃんの鉄腕DASH実況スレで、松岡はある意味人気者だからな」
国分「ごめん、解説されても理解出来ない」
山口「おい」
長瀬「あ、サーセンw村帰りっすかwww」
松岡「そういやお前もあんま行かねぇな、村」
長瀬「や、俺は収穫時期を狙い撃ちっすよwww」
国分「そういやお前、いちご作りに全く参加しなかったのに、真っ先に食べたよな」
長瀬「フヒヒwサーセンwwww」
松岡「あの季節って?」
山口「ほら、事務所の俺らのスケジュールボードにさ」
国分「田植え、って」
松岡「あー、そうだな。俺も田植えくらいは参加してぇな」
城島「松岡はなにげに村嫌いやないよな」
松岡「嫌いじゃねーよ。料理とかもっとやりたいし」
長瀬「田植えがスケジュールに入るアイドルとか俺らくらいっすよねwww」
長瀬「舐めたらアッカッンーwwwww舐めたらアッカッンーwwwwww」
山口「おい長瀬、さすがに失礼だろ」
城島「いや、ぐっさん、ええんや。これでこそ長瀬や」
国分「いいんだ」
松岡「いいのかよ」
長瀬「人生舐めずにwwwwwwこれ舐めてクレオパトラwwwwwwww」
山口「いきなり冷静だな」
城島「いわゆるひとつの賢者タイムやな」
国分「なにそれ」
松岡「ちげーし」
城島「」
TV<ひみつの嵐ちゃんwwwwwwww
国分「あー、長瀬、タイミング悪いよ。嵐の番組とかさぁ・・・」
長瀬「え、これ結構面白いっすよ」
山口「見てるのかよ」
長瀬「や、ちょっと前にカノジョ出たんで、その時ちょいと見たんすけどwwww」
城島「リア充氏ね」
松岡「えっ」
城島「・・・しかし嵐はホント売れとるなぁ・・・」
山口「全盛期のSMAPには遠く及ばないけどね」
松岡「こいつらの冠番組の視聴率、それこそ全盛期のスマスマには全然敵わないんだろ?」
国分「でも、視聴率が全日一桁余裕でしたのT豚Sで、コンスタントに二桁叩き出してるらしいよ」
長瀬「ダブルパーカーとかwwwwwwねーわwwwwwww」
山口「普通に楽しんでるし」
山口「そうかな。ドラマなんかは散々らしいけど」
松岡「・・・俺、今、大野と共演してっから、そこは触れない方向で・・・」
城島「怪物くんやな」
国分「松岡さ、あれってぶっちゃけ、大野のバーターなの?」
松岡「」
山口「・・・おい、太一」
国分「・・・ごめん」
TV<今夜の売れ残りマネキンは櫻井くんでしたーwwwwww
長瀬「ですよねwwwwwデュクシwwデュクシwwwww」
山口「うーん・・・若さ?」
国分「でもあいつら、ああ見えてアラサーだぜ。大野が今年30でしょ、たしか」
城島「それでも僕より10コも若いやん・・・」
松岡「ルックスは、多分負けてねぇと思うんだけどな」
長瀬「あ、悪いけど顔では負けないっすよwwwwwwww」
城島「イケメン爆発しろ」
松岡「えっ」
山口「そうだなぁ。茂くんはこれといってスキャンダルないしね」
国分「韓国ヘルスで3Pはスキャンダルじゃないの?」
城島「」
山口「いや・・・独身なんだし、それくらい許してやれよ」
松岡「歌は大野の方が上手いかもしれねーけど、リーダーはギターだしな」
国分「顔もねー、そうだなー、大野もイケメンではないし、引き分けってとこ?」
長瀬「でも松本には負けてますよねwwwwwwwwwwww」
城島「」
松岡「アクの強い顔だよな」
国分「好き嫌いが分かれるタイプの顔じゃない?」
山口「ああ、なるほど。イケメンって思う奴もいれば、キモイって思う奴もいるってとこか」
松岡「じゃあ嵐のイケメン枠って誰?」
国分「櫻井かな?」
松岡「あいつすげーなで肩だぜ」
山口「でも顔は松本よりはクセがないよな。雰囲気もあるんだろうけど」
城島「それや!」
長瀬「どれっすか?」
山口「長瀬、たまに普通のテンションに戻るの、逆にうざいわ」
山口「雰囲気イケメンってこと?」
城島「それもある!しかしそれだけやない!」
国分「じゃあなに?」
城島「例えば、櫻井や!あいつは雰囲気ボンボンなんや!」
松岡「いや、でもあいつガチでボンボンだろ?」
城島「雰囲気や!頭良いキャラも雰囲気だけや!」
山口「いや、そこそこだと思うけど。大卒だし」
城島「そんなわけあらへん!大卒言うても慶応内部進学なんてバカばっかりやないか!」
国分「いや、内部進学でも、少なくともあいつが卒業した経済学部はただのバカだと入れないはず・・・」
城島「違う!僕が違う言うたら違うんや!リーダーが黒言うたら白鳥も黒くなるんや!」
長瀬「必死っすねw」
城島「雰囲気俺様や!」
松岡「はぁ?」
城島「あいつの当たり役はなんや?はい長瀬、答えて!」
長瀬「君はペットのモモっすか?」
城島「ちっがーう!お前はホンマ混じりっけなしのバカやな!」
長瀬「」
国分「今のは長瀬が悪いよ」
松岡「むしろ長瀬を指名したリーダーが悪いだろ」
城島「そうや!マツジュン=道明寺、このイメージが強すぎるんや!」
松岡「それは確かに」
城島「スイーツどもはそのイメージに騙されとるんや!」
国分「じゃあ、松本のファンは、松本自身じゃなく、道明寺のイメージ、雰囲気のファンってこと?」
城島「太一ええこと言うた。後でアメちゃん買うたるからな」
国分(いらねぇ・・・)
城島「長瀬は黙っとき!」
長瀬「いや、リーダーだって朝ドラのお父さん役のお陰でファンが増えたじゃないっすか」
国分「はい、こちらの写真でーす」
松岡「おお、いつ見ても笑えるな」
山口「ぶひゃひゃひゃひゃwwwwwww」
長瀬「山口くん!?」
城島「ぐっさん・・・!」
城島「傷つくでほんま・・・」
山口「ごめんごめん。えーっと、なんの話だっけ?」
松岡「松本が本人の魅力じゃなく、役の魅力でファンがついてるって話」
国分「で、長瀬はそれは別に悪いことではないと」
長瀬「花男は人気漫画っすからね。そりゃキャラも立ってますよ。
道明寺のキャラ、すなわち俺様なのに漢字が読めなかったりなにげに天然だったりという、わかりやすいギャップ萌えや、
なにより愛した女に一途なキャラクターがスイーツのみならず純粋な漫画好きや女オタクや腐女子の心をわしづかみにしたわけです。
でも、熱心な原作ファンが多いほど、実写化のハードルが高くなるのもまた道理っす。
あまりにもイメージとかけ離れてしまうと、原作レイプだのなんだのって話になりますからね。
で、現実はどうかと言えば、花男実写版は見事高視聴率。
ジャニーズ随一の視聴率男、キムタク先輩主演のドラマの視聴率を、後輩である松本主演の花男が超えたってことでも話題になりましたよね。
ヒロインつくしを演じた井上真央ちゃんや、脇を固めたF4、特に原作では道明寺を凌ぐ人気とまで言われた花沢類を演じた小栗旬くんに対する評価もあると思います。
原作の、いかにも漫画チックな世界観を、ある程度忠実に再現し、なおかつテレビ向けのわかりやすいラブコメディに仕立てた脚本が良かったっす。
しかし、やっぱり道明寺役の松本が、キャラが立ったキャラクター・道明寺司として違和感がなかった、という点は見逃せないでしょうね。
松本がいまだに道明寺のイメージで見られるのには、良い面も悪い面もあると思います。
でもそれは、道明寺の魅力として挙げられるファクターが、現実の松本潤の中にもあるから、とは言えませんか?
それはファンのイメージを裏切らないって事ですからね。
ファンのイメージを裏切らないというのは、ジャニーズのみならず芸能人としては本来当たり前であるはずなのに、
最近は個性だ自分らしさだと、わがままを通して、平気でファンの期待や幻想を裏切る芸能人が多いでしょう。
その点だけでも、充分評価に値すると思いますけど」
山口「」
国分「」
松岡「」
国分「ファンがお前に求めるイメージと違いすぎる」
松岡「お前が言うとおり、ファンのイメージを壊さないのも芸能人の大事な仕事だ」
城島「」
長瀬「あれ?リーダー、どうしたんすか、固まっちゃって」
山口「ん?リーダー?リーダー!?」
国分「息してないんだけど!」
松岡「長瀬!お前が老人にショック与えるようなこと言うから!」
山口「リーダー!リーダァァァァァ!!」
長瀬「あ、生きてた」
城島「・・・さて、嵐は雰囲気キャラ集団説、次は相葉や」
山口「流すんだ」
国分「流すんだ」
松岡「まあいいだろ。もっかい死なれても困る」
城島「シゲちゃんマンは不死身やで!」
長瀬「山崎邦正リスペクトっすかwwwwマジパネェっすwwwwww」
国分「あいつ、嵐の中では体張る担当だよな」
松岡「あとは天然とかバカとか、うん、確かに普段のまんまだな」
長瀬「俺と相葉、どっちがバカっすか?」
山口「長瀬だろ」
国分「長瀬だろ」
松岡「長瀬だろ」
城島「ま、長瀬やろうな」
長瀬「よっしゃ!!!!!」
山口「いやそこは負けとけよ」
国分「あー、長瀬は純度100%の真性バカで、相葉もまあそこそこだけど、長瀬ほどではないから・・・」
長瀬「俺はまじりっけなしのバカっすからね!」
山口「満面の笑顔出たよオイ」
松岡「つまり、相葉の天然とかバカとかは、キャラとして中途半端ってことか?」
城島「そのとおり。中途半端、つまり雰囲気や。松岡にもあとでアメちゃん買うたるからな」
松岡(全力で要らねぇ)
国分「次は二宮か。二宮っつったら、やっぱ演技って話になるよね」
松岡「ハリウッドだもんな」
山口「今更だけど、あれ、ガチだったのかな?」
国分「裏でなんかあったのかってこと?」
松岡「いや、あの頃の嵐は事務所の節税対策要員みたいなもんで、半分見放されてたんだぜ」
山口「あそこで二宮に大金をかける意味はなかったってこと?」
国分「オーディションを受けるチャンスを貰うまでにはなにかあったかもしれないけどね」
松岡「まあ、多少の推しはあったのかもしれないけど、完全なゴシ押しネジ込みではないのかな?」
長瀬「いやでも社長は世界のジャニーっすよ」
山口「まあいいや。ここで議論しても仕方ない。実際、ある程度は評価されてるしね」
長瀬「シカトっすかwwwwwwwww」
城島「ドンマイや長瀬」
長瀬「リーダー、風邪っすか?年寄りの風邪は死に至る病っすよ」
城島「誰が棺桶に片足突っ込んだ死にぞこないやねん!」
松岡「さっき死んでたじゃん」
城島「その話はもうええ。そやからな、硫黄島からの手紙、それや。そこからもう雰囲気なんや」
国分「リーダー、よく考えてから喋った方がいいよ。二宮だけならいいけど、イーストウッドをdisるのはまずい」
長瀬「世界のクリキントンですからねwwwwww」
山口「うわぁ、白亜紀のギャグだろそれ」
山口「ごめんリーダー、聞くよ。謹んで拝聴する。雰囲気の話ね」
城島「そや。硫黄島の二宮が評価されたのはな、あの顔や」
国分「ん?褒めてるの?」
城島「太一、最後まで落ち着いて聞き。アメちゃん買うてやらんで」
国分(いや、別にいらねーし)
城島「二宮のあのいかにも庶民丸出しの幸薄そうな昭和顔が、あの役に合ってただけなんや」
松岡「それならリーダーでも良かったじゃん」
国分「はい、再びこの写真をご覧くださーい。戦前生まれのお父さん役でーす」
山口「うけけけけけけけwwwwwwww」
長瀬「や、山口くん!?」
松岡「どうもこの写真がぐっさんのツボを突くらしいな」
国分「なんか上から目線だね」
城島「硫黄島もええ活動や」
松岡「活動?」
山口「リーダーが生まれた頃は、映画を活動って呼んでたんだよ」
長瀬「まめちしきっすねwwwwwwww」
国分「まあいいよ。で、つまりなにが言いたいの、リーダー」
城島「つまりやな、二宮の演技者としての評価は硫黄島補正や。イーストウッド効果や。カナダ人もびっくりの爆発age銀河点なんや」
松岡「どっかで聞いたフレーズだな」
山口「じゃあ最後。大野は?」
城島「あいつは見るからになんとなくやないか」
松岡「・・・(ここからまた長いんだろうな)」
国分「・・・(ここからまた長いんだろうな)」
山口「・・・(ここからまた長いんだろうな)」
城島「・・・」
長瀬「・・・あれ?それで終わりっすか?」
城島「そろそろ空気読んでさくさく進めんとな」
山口「嵐は雰囲気キャラの集団って話だろ?」
国分「つまり嵐の人気も雰囲気ってこと?」
松岡「まあ、流行ってるらしいからのっかっとけってスイーツも多いだろうからな」
長瀬「あー、はい、そういう話っすか。理解です」
城島「ちがぁぁぁぁぁう!!!!」
山口「」
国分「」
松岡「」
長瀬「」
山口「TOKIOだからだろ」
城島「僕も嵐になりたいんや!」
国分「じゃあ入れてもらえば。今から」
城島「えっ。頼めば入れてもらえるんかな?」
松岡「知らねーけど、とりあえずTOKIOから出てっていいよ」
城島「出来れば僕は松本くんのポジションがええなぁ。かっこええし」
長瀬「あー、腹減りましたね。そろそろ帰りません?」
山口「帰ろうぜ。子供が待ってるし」
国分「なんか食って帰ろっと」
松岡「おつかれさまっしたー」
城島「あー、マツジュンになりたいわー。仮にマツジュンがワキガでも重度のやない限り耐えられるわー」
例)城島(松本)「ふっとw眉毛ふっとwwwwwwww」
これは、外見が松本、中身が城島という意味です。
ついでに、連続規制にひっかかるとアレなんで
見てる人がいたら適当に茶々入れていただけるとありがたいっす。
山口(櫻井)「なんで俺らまで・・・」
国分(大野)「勘弁してくれよ・・・今日俺ゴチの収録なのに・・・」
松岡(二宮)「ふざけんなよマジで・・・」
長瀬(相葉)「嵐はどうなってんですかね?」
国分(大野)「電話してみるか・・・」
大野(国分)「・・・俺だけじゃなかったんだ・・・」
松本(城島)「どういうことだよコレ!なんなんだよ!」
櫻井(山口)「ひとまず落ち着こう。落ち着け。落ち着けよ皆」
二宮(松岡)「翔くんがいちばん焦ってない?」
相葉(長瀬)「えーっと、ごめん、どれが誰だっけ?」
携帯<ゆーあーまいwwwそうっwwwwwそうっwwwwww
二宮(松岡)「デビュー曲着うたにしてる恥ずかしい人だれーー!!」
松本(城島)「恥ずかしい言うな」
二宮(松岡)「うわぁ、城島くんにつっこまれるとか超新鮮なんですけど」
相葉(長瀬)「はーい、もしもーし」
二宮(松岡)「お前かよ」
大野(国分)「てゆーか、相葉ちゃんだけいつもとあんま変わんないね」
櫻井(山口)「メンタリティが長瀬くんと似てるのかもね」
相葉(長瀬)「相葉ですー。あー、リーダーの声www」
国分(大野)「(無駄に元気だな)相葉か。俺、国分だけど」
相葉(長瀬)「おはようございまーすwww」
国分(大野)「(むかつくテンション・・・)そっちどうなってんの?俺ら、なんか、お前達に変身?してるんだけど」
相葉(長瀬)「こっちもっすよ。朝起きたらこうなってて、なんすかこれーwww」
相葉(長瀬)「リーダーの声の太一くんが、翔ちゃんかニノに代われって」
櫻井(山口)「ニノ出る?めんどい?じゃあ俺出るわ。・・・もしもし、櫻井です。おはようございます」
国分(大野)「(めんどいってなんだよ二宮・・・)櫻井が山口くんか・・・じゃあ、俺の見た目になってるのって大野?」
櫻井(山口)「ですね。あとは、二宮が松岡くん、松本が城島くんです」
国分(大野)「じゃあランダムに入れ替わってるわけじゃないんだな」
櫻井(山口)「これ、どうなってるんですか?事情とかわかります?」
国分(大野)「わかるようなわかんないような・・・。とりあえず合流出来る?」
櫻井(山口)「出来るって言うか、しないとですよね。じゃあ俺らそっちに行きます」
国分(大野)「頼む。待ってるから。うん、うん。じゃあ」
国分(大野)「うん。向こうも混乱してるみたい」
松岡(二宮)「そりゃそうだろ」
城島(松本)「しかしええなぁ・・・イケメンってええなぁ・・・」
長瀬(相葉)「ナルきめぇwwwwwwwwww」
二宮(松岡)「で?」
櫻井(山口)「ニノ、先輩に向かってそういう高飛車な態度は良くない」
二宮(松岡)「だんだんむかついてきたんだもん」
国分(大野)「いや、あのな、昨日これこれこうこうで」
山口(櫻井)「うちのリーダーがかくかくしかじかで」
松本(城島)「いや俺ワキガじゃないんですけど」
二宮(松岡)「そこ!?」
大野(国分)「あー、なんかますます混乱してきた・・・」
二宮(松岡)「リーダー、大丈夫?いいよ、難しい話は俺らがするから」
国分(大野)「俺が松岡にいたわられてる・・・」
櫻井(山口)「二宮はうちのリーダーにだけは優しいんで」
山口(櫻井)「だけ・・・」
長瀬(相葉)「やっべーwwwwww俺ってやっぱかっけーなーwwwwww」
相葉(長瀬)「マジかっこいいっすよねwwwww俺ちょっとラッキーっすwwwwww」
城島(松本)「あー、やっぱイケメンはええわー・・・」
櫻井(山口)「そうですね。元に戻るのもそうですけど、とにかく今日の仕事とか」
山口(櫻井)「うん。このことはひとまず俺達だけの秘密にして、元に戻る方法を探りつつ・・・」
櫻井(山口)「日々のスケジュールはきっちりこなす、という方向で良いんですかね」
国分(大野)「山口くんと櫻井、意外と違和感ないなぁ」
松岡(二宮)「なんつーか、一番精神バランスが取れてる者同士ってかんじだな」
松本(城島)「翔くんの場合、追い詰められてテンパった時に、もの凄いミラクルを起こすか、グッダグダになるか・・・」
国分(大野)「え、櫻井ってそうなの?」
松本(城島)「案外プレッシャーに弱いんですよ」
二宮(松岡)「リーダー、色々決まったら説明するから、そっちで休んでなよ」
大野(国分)「そうする・・・」
城島(松本)「(くんくん)なんや、ワキガやないんやな」
松本(城島)(うわぁ殴りてぇ)
長瀬(相葉)「俺ら入れ替わっても問題なくねwwwwwwwww」
相葉(長瀬)「そんな気がしてきましたwwwwwwww」
櫻井(山口)「グループでの仕事についてはその後にしましょう」
二宮(松岡)「リーダーが頼りにならないあたりは、うちも兄さん達も同じなんですね」
松岡(二宮)「そういう遠慮ねぇとこ、お前意外と俺に似てるな」
松本(城島)「なんか俺だけギャップありすぎじゃない?」
城島(松本)「なんでや松本くん。僕もワキガやないで!」
松本(城島)「あのー、ちょっと軽くぶん殴っていいですか?」
長瀬(相葉)「よーし、じゃあ打ち合わせしようぜ、俺wwwwwwwww」
相葉(長瀬)「そうですね、俺wwwwwwwww」
松本(城島)「なんかむかつくんであっちも殴っていいですか?」
山口(櫻井)「ど、どうしよう・・・」
国分(大野)「どしたの?真っ青だけど」
山口(櫻井)「今日、月曜日なんだよ!生放送だよ!ニュースとかわかんねーよ!」
長瀬(相葉)「ぜーwwwwwwろーwwwwwwwwwww」
松岡(二宮)「映画の撮影二本とかマジかよ・・・きっちー・・・」
国分(大野)「俺もドラマの撮影なんだよね・・・ドラマとか超久々なんだけど・・・」
城島(松本)「俺、案外ヒマやったわ。今日はアイドル雑誌の撮影やけど」
長瀬(相葉)「俺、トラの赤ちゃんのお世話っすよwwwwwマジ楽しそうなんすけどwwwwww」
櫻井(山口)「DASH海岸てなにするの?俺、こう見えてあんま体張れないんだけど」
二宮(松岡)「翔くんの筋肉は飾りだけど、山口くんのはガチだから大丈夫じゃない?」
松本(城島)「ニノ、なんか余裕だな」
二宮(松岡)「怪物くんの撮影なんだけど、俺、水に浸かってるだけでいいらしいから。超ラク」
大野(国分)「松岡くんの役、ずーっとカプセルに浮かんでるだけなんだよ」
松本(城島)「あー見た見た。そういうのこそ、いっぺん撮ったら上手いこと使いまわせ的な」
相葉(長瀬)「じゃあ、怪物くんの撮影には、松岡くんな見た目のニノと、リーダーな見た目の太一くんが行くんだね」
二宮(松岡)「不安だなー。あいつ大丈夫なの?ドラマとか」
櫻井(山口)「あいつ言うな」
相葉(長瀬)「5LDKの収録までヒマ」
二宮(松岡)「マジ?いいなー、俺よりヒマじゃん」
相葉(長瀬)「えー、じゃあ俺もDASH海岸とかDASH村とか行こうかなぁ」
櫻井(山口)「あー、来て欲しいわ。にぎやかし的な役で」
松本(城島)「来れば?そのへんはなんとかなるっしょ。俺も翔くんとだけだと不安だし」
大野(国分)「海なら俺も行きたいけど、ゴチの収録なんだって」
二宮(松岡)「ゴチ?負けちゃえ」
大野(国分)「えっ」
二宮(松岡)「おもっきし惨敗して自腹増やしてクビにしちゃえ」
大野(国分)「いや、まずいっしょ。そのへん太一くんに釘刺されたし」
二宮(松岡)「平気だって。太一くん、ゴチ以外にもピンの仕事あるしさ」
櫻井(山口)「ニノ、企んでることバレバレ」
先生<海の生物が増えてきたかどうか、確認してみましょうねー。
櫻井(山口)「・・・意外と疲れないなぁ。山口くんて体力あるんだな」
松本(城島)「・・・腰いってぇ・・・」
櫻井(山口)「・・・大丈夫?松本くん本体だったら案外平気なんだろうけどなぁ・・・」
松本(城島)「・・・城島くん、老体に鞭打って頑張ってんだな。ちょっと尊敬したわマジで」
長瀬(相葉)「ちょwww水wwwww超冷たいんですけどwwwwwww」
櫻井(山口)「(うぜぇ)」
松本(城島)「(うぜぇ)」
監督<カァァァァァット!どうしたの二宮くん。台詞忘れちゃった?
松岡(二宮)「すみません・・・あの、ちょっと時間もらっていいですか?」
スタッフA<どうしたんだろうな。いつもは台詞カンペキに頭に入ってるのに、今日はNG連発(ヒソヒソ
スタッフB<珍しいよな。忙しいからしょうがないけどさ(ヒソヒソ
松岡(二宮)「(あんだけ忙しくしててこんだけ台詞入ってるってどんだけだよ二宮・・・)」
松岡(二宮)「(あー、カプセルん中戻りてぇ・・・。今日も水に浮かぶ仕事が始まるお・・・とか言ってて悪かったわマジで・・・)」
国分(大野)「えーっと・・・ブツブツブツブツ・・・」
二宮(松岡)「大丈夫ですか?台詞入ります?」
国分(大野)「うん、なんとか・・・ブツブツブツブツ・・・」
二宮(松岡)「うちのリーダー、ぼんやりしてますけど、あれで案外台詞とかちゃんと覚える子なんでー」
国分(大野)「あのさ、二宮、ここのシーン、ドラキュラと狼男とフランケンの台詞やって。相手して」
二宮(松岡)「フンガー!wwwwww」
国分(大野)「お前、俺のことバカにしてる!?」
二宮(松岡)「いぃえぇー、べつにぃー」
バード<国分さんが注文したフカヒレの姿煮込みでーすwwww
岡村<おいしい?
大野(国分)「え・・・ちょ・・・(もぐもぐ)・・・うめぇ!」
矢部<国分さん、そこは「まだ食ってないです」の流れやないですかー
岡村<そこはちゃんとリアクション取ってくれなアカンわ
大野(国分)「あ・・・すいませ・・・」
岡村<なんや、お前今日元気ないなぁ
矢部<あー、そんな国分さん見たなかったわー
大野(国分)「・・・」
大野(国分)「えーっと・・・に、にせんよんひゃくえん!」
岡村<えええええええええ!?wwwwwww
矢部<それはないわwwwwwwww
ささきき<ちょwwwwやっすwwwwwwwww
江角<そのDQNっぽいリアクション・・・とうとう正体を現したわねこのメス猫!
ささきき<ババァうぜぇwwwwwwwww
大野(国分)「(隣りの厚化粧がちょっと怖い・・・)」
長瀬(相葉)「ちょwwwwトラwwwww爪wwwww牙wwwwいwたwいwwwwwww」
カメラマン<じゃあ撮影始めまーすwwwよろしくお願いしマースwwwwwww
城島(松本)「(松本は俺様キャラやから、ここは高飛車に・・・)・・・気分乗らないっすね」
カメラマン<えwwwwどうしたのマツジュンwwww
城島(松本)「気分乗らねぇって言ってるだろ!俺様を誰だと思ってる!(かー!気分ええわ!)」
カメラマン<マツジュン、ちょっと勘弁してよ、いつも気分良くいいかんじでやってるじゃん
城島(松本)「(え、そうなんか・・・?)」
カメラマン<お願いしますよー。マツジュンらしくないよー?
城島(松本)「(俺様、やないんか・・・)すいません、冗談ですw」
カメラマン<もー、冗談きついなー。じゃあ始めるよーwwwwwww
城島(松本)「(そんならマツジュンの為にも、ひとつかっこええポーズを・・・)キリッ」
カメラマン<ちょwwwマツジュンwwwwwポーズ古いよwwwwww昭和かwwwwww
城島(松本)「」
山口(櫻井)「やべぇ・・・何喋ればいいんだ・・・体使うのはいいけど、頭使うの慣れてねぇ・・・」
村尾<ぜろーwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwって、櫻井さん!今夜もよろしくねwwwwww
山口(櫻井)「・・・あの人、あんなテンションなんだ・・・」
城島(松本)「・・・ごめんなぁ、松本くん。イケメンって大変なんやな・・・(ポーズが昭和・・・orz」
松本(城島)「・・・関節バッキバキ・・・つれぇー・・・」
山口(櫻井)「・・・ニュースとかマジ無理。村に帰りてぇ・・・」
櫻井(山口)「・・・俺、割と大丈夫です。山口くん、さすがファイト一発ですね」
国分(大野)「・・・撮影はともかく、自腹38万って・・・。スペシャルでもねーのに・・・」
大野(国分)「・・・さんじゅうはちまんえん・・・」
松岡(二宮)「・・・映画二本並行撮りとか無理に決まってんじゃん・・・」
二宮(松岡)「・・・やべ、俺結構ラクだった・・・」
長瀬(相葉)「トラちょー可愛かったっすよwwwwwwwwwww」
相葉(長瀬)「ヤドカリちょー可愛かったっすよwwwwwwwwww」
山口(櫻井)「嵐の予定はどうなってるの?」
櫻井(山口)「えーっと、VS嵐の二本撮り、歌番組の収録、雑誌の撮影とインタビューが・・・えーと」
松本(城島)「雑誌は三本だな」
松岡(二宮)「結構ハードだなー」
二宮(松岡)「雑誌のは、事前に質問アンケートもらってるんで、俺らが書いて渡しますよ」
城島(松本)「・・・ついでにポーズの指南書も作ってくれんかなぁ・・・」
大野(国分)「・・・さんじゅうはちまんえん・・・」
二宮(松岡)「リーダー、まだ凹んでるの?大丈夫、超GJだよ」
国分(大野)「・・・俺がクビになっても、絶対お前だけは後釜にさせねーからな二宮」
長瀬(相葉)「VS嵐ってあれだろwwwwフレンドパークのパクリみたいなやつだろwwwwww」
相葉(長瀬)「ちょwwwwwそれは言わない約束ですよwwwwww」
城島(松本)「一週間経ってしもたなあ・・・」
山口(櫻井)「・・・月曜日が・・・月曜日がやってくるぅぅぅぁぁぁぁぁ!!」
国分(大野)「山口くん落ち着いて!!」
松岡(二宮)「なあ、このままだったら、俺らどうなっちまうんだ?」
長瀬(相葉)「つーかバレないもんっすね」
城島(松本)「でも僕、正直もう疲れたわ・・・」
山口(櫻井)「元はと言えばお前がおかしなこと言うからだろがぶるぁぁぁぁ!!」
城島(松本)「ぐわぁぁぁぁ!!!(メコメコメコッ」
国分(大野)「リーダァァァァ!!!」
二宮(松岡)「いやー、ついにこの日がやって来ましたね、大野さん」
大野(国分)「やって来ちゃったね」
松本(城島)「マジで書いてるんだもんなぁ・・・『田植え』って・・・」
櫻井(山口)「仕方ないよ。頑張ろう」
相葉(長瀬)「DASH村行けんのチョー楽しみなんだけどwwwwwww」
松本(城島)「あーもう腰いてぇ!ふざけんなクソッ!」
櫻井(山口)「俺もさすがに疲れた。山手育ちのお坊ちゃんに農作業はきつい」
二宮(松岡)「って言うか、なんでコンバイン導入しないわけ?バカなの?」
大野(国分)「作業遅いって怒られちゃった・・・」
相葉(長瀬)「えー、楽しいじゃん。村サイコーwwwwww」
そんな嵐達の背後から、怪しい影が・・・
櫻井(山口)「はい?」
相葉(長瀬)「あ、明雄さんwwwwチョリーッスwwwwwww」
明雄<おめぇだぢ、TOKIOでねぇな?
大野(国分)「えっ」
松本(城島)「ア、アキオサン、チャイマンガナ。ワテラ、トキオデンガナ」
二宮(松岡)「いくらなんでもてんぱりすぎだろwwwwwww」
櫻井(山口)「あ、あの・・・これには色々わけがありまして・・・」
二宮(松岡)「入れ替わったんですよ」
松本(城島)「おいニノ!」
明雄<・・・・・・
二宮(松岡)「しょーがないじゃん。もうバレてるみたいだしさ」
大野(国分)「えっ」
明雄<元に戻してやろう。入れ替わったままではなにかと不便であろうからな。
相葉(長瀬)「あれ?明雄さん、なまってないね?」
二宮(松岡)「今驚くべきとこはそこじゃないだろ」
櫻井(山口)「・・・明雄さんこそ、明雄さんじゃない人みたいだ・・・」
松本(城島)「戻りたいです!」
櫻井(山口)「出来れば、元に戻りたいですけど・・・」
大野(国分)「戻りたいです・・・」
相葉(長瀬)「えー、俺、このままでも別に・・・」
二宮(松岡)「よし、じゃあお前だけこのままな。決まり。明雄さん、この子、このままでいいって」
相葉(長瀬)「ちょ、やだよ!俺だけとか!」
明雄<ふふふ、お前達もなかなか面白いな。まあ、そういうことならついて来るといい。
明雄<少し下がっていろ。
櫻井(山口)「木のウロに、スイッチ・・・?」
松本(城島)「なんだよこれ・・・」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・
大野(国分)「地震・・・?いや、山が・・・」
二宮(松岡)「こいつ、動くぞ・・・!」
相葉(長瀬)「なにこれ!なにこれ!超テンション上がるんですけどwwwwwww」
松本(城島)「すげぇ・・・。地下は機械だらけだぜ」
大野(国分)「これは・・・」
明雄<ここは我々の基地だ。
二宮(松岡)「・・・あんた、何者?」
明雄<三瓶明雄。ただの開拓者さ。
相葉(長瀬)「でも、なまってないっすよね」
二宮(松岡)「お前しゃべんな。緊迫感が薄れるだろ」
櫻井(山口)「能力?」
明雄<余分なことは教えていないつもりだったが、自然と身についたのかもしれん。
松本(城島)「なんなんですか、能力って」
明雄<究極の精神力。強い意志が具現化する現象と言うべきかな。
大野(国分)「強い意志・・・例えば、誰かに成り代わりたい、入れ替わりたい・・・とか?」
明雄<そのとおり。なかなか飲み込みが早いな。
大野(国分)「いや・・・」
二宮(松岡)「うちのリーダーはやればできる子なんで」
明雄<やればできる子、か。TOKIOがまさにそうなのだ。
相葉(長瀬)「なんかよくわかんないけどなんかすげぇ」
櫻井(山口)「・・・ってことは、あなたは地球人ではないんですか?」
明雄<言っただろう。私は『開拓者』なのだ。
松本(城島)「開拓って・・・もしかして、侵略とかそういうことなんじゃねぇの?」
明雄<いや、そうではない。我々はただ、穏やかに暮らせる星を探していただけだ。
大野(国分)「この村は、確かに穏やかに暮らせそうな場所だけど・・・」
明雄<そう。我々はここで静かに暮らしてゆければそれでいい。しかし、だからこそ予想外だった。
二宮(松岡)「俺達とTOKIOが入れ替わってしまったことが?」
明雄<我々はその気になれば他人の肉体を乗っ取ることが出来るのだよ。
相葉(長瀬)「なんかよくわかんないけどなんかすげぇ」
櫻井(山口)「ここで、穏やかに暮らしていたからですか?」
明雄<そうだ。しかし、やはり影響があったのだな。君達には申し訳ないことをした。すまない。
松本(城島)「いや、多分悪いのは城島くんなんだけど・・・」
明雄<ほほう、彼が『思い込んだ』のか。なるほど。
大野(国分)「長いことここで過ごした城島くんが、知らず知らず『影響』されて、『能力』を身につけて、『思い込んで』、『入れ替わった』わけですか」
明雄<不思議なものだな。彼は他の誰とも入れ替わる必要などない、良い人間なはずなのに。
二宮(松本)「それも知らず知らずってやつじゃない?人間が出来てても、気の迷いってのはあるっしょ」
明雄<なるほど。気の迷い、そうかもしれん。だからこそ、自覚なしに『能力』を発揮したのだな。それも、ほぼ完璧に。
相葉(長瀬)「今、城島くんが凄いって話をしているの?うっそマジで?」
櫻井(山口)「条件?」
明雄<難しい話ではない。私の正体を、秘密にしておいてもらいたいのだ。
松本(城島)「それはまぁ・・・バレると大変なことになりそうだし・・・」
明雄<記憶を消すのは簡単なのだが、そういう介入の仕方はしたくないのだ。
大野(国分)「どうして元に戻れたのか、不思議に思うんじゃないですかね?」
明雄<半日畑仕事をすれば、そんな些細なことは忘れてしまうさ。
二宮(松岡)「些細かなぁ・・・」
相葉(長瀬)「めんどくさくなってきたからさっさと戻りたい」
明雄<それなら、このカプセルを飲みたまえ。
櫻井(山口)「薬・・・?」
松本(城島)「なんすかこれ」
明雄<カプセルの中には、『能力』の『結晶』が入っている。大丈夫、体に悪影響は及ぼさない。
二宮(松岡)「じゃ、いっただきまーす(ゴクン」
相葉(長瀬)「俺も俺も。いただきまーっす(ゴクン」
松本(城島)「お、おい!」
二宮(松岡)「」
相葉(長瀬)「」
櫻井(山口)「ニノ?雅紀?大丈夫?」
大野(国分)「・・・大丈夫、脈は正常だよ」
松本(城島)「なんでリーダーそんな冷静なの?」
大野(国分)「・・・そんなことないよ。超焦ってるって」
松本(城島)「そうは見えないけど・・・」
大野(国分)「・・・じゃあ、俺も。翔くんとマツジュンも、早く飲んだ方がいいよ」
松本(城島)「そんなあっさり信用していいのかよ」
大野(国分)「やだな、マツジュン知らないの?」
松本(城島)「・・・?」
大野(国分)「明雄さんは、いつもTOKIOに、絶対に役立つ、正しいことばかり教えてくれてるじゃん」
櫻井(山口)「そういやそうか。じゃあ、俺も(ゴクン」
松本(城島)「最後までわけわかんねぇ・・・(ゴクン」
明雄<短い付き合いだが、楽しかったよ。そのうち遊びに来るといい。
大野(国分)「・・・」
明雄<うん?どうした?・・・ん?君は・・・?
大野(国分)「いえ、俺も元に戻ります。それじゃあ、さよなら、明雄さん・・・(ゴクン」
明雄<こら!おめだぢ!サボってねぇでおぎろー!
山口「う・・・明雄さんの声・・・?」
明雄<揃いも揃ってなーに寝惚けてんだぁー?
国分「ここは・・・?」
明雄<まだまだ仕事はたーんとあるぞー!
松岡「・・・DASH村?」
明雄<さっさとおぎれー!田植えの続きやっどー!
長瀬「おっとキタコレwwwwww田植えっすねフヒヒwwwwwwwwwww」
大野「・・・あ、おはよ相葉ちゃん。元に戻れてるんだよね、俺達」
櫻井「はっ・・・良かった、元通りだ・・・」
二宮「あとは潤くんだけだね。おーい、潤くーん(ペチペチ」
松本「まだ眠いよママァ・・・」
二宮「ちょwwwwwww」
櫻井「修学旅行でこういう奴いたな」
相葉「いたいたwwwwww」
松岡「あー、やっぱ村はいいな」
国分「豊作になるといいね」
山口「しかしなんだったんだろうな。それに、どうして元に戻れたんだろう?」
城島「なんやったんやろなぁ・・・」
明雄<さー、メシにすっぞー
長瀬「ヒャッハーwwwwwwwwww」
国分「うん、メールきてた」
山口「腑に落ちないけど、まあいっか」
城島「僕、今回のことでよおわかったわ。やっぱTOKIOがええわ」
山口「もう変なこと考えないでよリーダー」
国分「俺達は俺達なりにがんばろうぜ」
松岡「そうだよな。さ、明雄さん待ってるから、行こうぜ」
長瀬「米うめぇwwwwwwwwwwwwwwwww」
松本「・・・開拓者って言ってたけど、明らかに地球人じゃないような・・・」
相葉「厨二が好みそうなラノベみたいなかんじだよね」
二宮「だからお前はしゃべんなって」
櫻井「いや、雅紀の言うことも満更間違ってないよ。あれはヒトではない何かだと思うんだけど・・・」
松本「・・・でも、俺らを元に戻してくれた恩人でもあるんだぜ?」
大野「・・・・・・」
大野「いや・・・あのさ、いいんじゃない?別に、明雄さんが何者でも」
櫻井「そうかなぁ。智くんは気にならないの?」
大野「気にならなくはないけど、でも、いいじゃん、元に戻れたんだしさ」
松本「そうだよな。秘密にするって約束したし」
相葉「あの秘密基地かっこよかったよねwいいなーDASH村wwwwwwwwww」
二宮「どしたの翔くん。改まって」
櫻井「いや、こう言っちゃなんだけど、アラフォーなのにあんだけ体張ってがんばってんだなって」
松本「そうだよな。俺、城島くんの体になってしみじみ思った。すげぇよやっぱ」
相葉「ってゆーかさ、TOKIOって男に人気あんだね。この一週間、すげぇ声かけられたもん」
大野「あ、俺も」
二宮「何気に長寿番組持ってるし、男女問わず人気あって、ただのアイドルじゃないよね、やっぱ」
櫻井「俺達ももっとがんばんないとな」
松本「とりあえずアラフォーまであと10年、なんとかやっていきたいよな」
二宮「俺らも兄さん達見習って、ずっと5人でがんばってこーかね」
相葉「そうだねー」
スタッフ<お待たせしましたー。次は全員でお願いしまーす。
嵐「「「「「はーい!」」」」」
大野「穏やかに暮らしたいだけ、か。俺もそうだったのにな・・・」
松本「リーダー、なにしてんの?」
二宮「リーダーがいないと始まんないよー」
相葉「早く早くー!」
櫻井「またぼんやりしてもー」
大野「あー、ごめんごめん」
大野「・・・・・・」
大野「・・・予想外に忙しくなっちゃったけど、まあ、いっか」
明雄<そういやぁ、みんなの後輩に、嵐っつーのがいるべ?
山口「え?(ギクッ」
国分「ど、どうしたんすか明雄さん、急に」
明雄<いやぁ、テレビで見てなぁ。
松岡「ああ、よく出てますからね」
明雄<あの中に、一人ちょっと変わった子がいるなぁ。
長瀬「変わった子?誰だろ」
明雄<なぁんかちょっとぼやっとしてる子だなぁ。
城島「大野くんかな?あの子、あのグループのリーダーなんですよ、明雄さん」
山口「大野がどうかしたんですか?」
明雄<んー、あの子と仲良くしてやってくれねぇかなと思ってな。
国分「え?まあ、仲悪くはないですよ。でも、なんでですか?」
明雄<いや、あー、孫がな、好きでな。
松岡「そういうことっすか。俺、ちょうど今あいつと仕事してるんで、伝えておきますよ」
明雄<そっかそっか。
長瀬「つーかあいつら、ほっといても仲良いっすから大丈夫っすよw」
明雄<仲良くしてくれる人間がいるんなら、寂しくはないなぁ・・・うん・・・
城島「どうしたんですか明雄さん?」
明雄<いや、なんでもねぇ、なんでもねぇよ。
明雄<・・・私と共にこの星にやって来た『開拓者』も、だいぶ少なくなった・・・
明雄<私も10000歳を超えた・・・もうそれほど長くはないかもしれん・・・
明雄<しかしあの子は・・・間違いなく『開拓者』の子孫・・・
明雄<・・・・・・
明雄<・・・もしかしたら、他にも居るのかもしれんな。我々の子孫が・・・
明雄<今夜は満月か・・・
明雄<そろそろ、この星からも、我々のふるさとが消える瞬間が見えるかもしれんな・・・
明雄<さあ、畑の様子を見に行くか・・・
明雄<・・・・・・
明雄<・・・また、会いたいものだな・・・
大野「ん、星見てんだよ。ほら、あのへん」
相葉「えー、どこどこ?全然見えないよ、星なんか」
大野「そっか。残念」
松本「見えないけど、その星がどうかしたの?」
大野「あと少しで、消えるんだ」
櫻井「え?なに言ってんの?」
大野「・・・わかんないよね、いや、ごめん」
――その時、地球の人間には見えない星の光が消えるのを、大野だけが見た。
――奇しくもその瞬間、「明雄さん」も夜空を見上げ、僅かに目を潤ませた。
――「明雄さん」にとって二度目となる、故郷の消滅の瞬間であった。
The end.
ケータイも規制中で、どうにも出来なかったんだ。
どうせ落ちてるだろと思ってたから、起きてからもずっと放置してたw
保守してくれた人ありがとう!
乙でした