唯「はんてん!」

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1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/04/08(木) 23:50:59.69 ID:1X4h3hnhP
平沢唯はどこにでもいる至極普通の女子高生だ

成績やギターの腕前は確かに平均的とは言えないものだが

その人生は平凡で逸脱したものでは無い

毎日大きな変化があるわけでなく、退屈ともとれる毎日 

そんな暮らしの最中

彼女は道端で一人の老紳士に出会った

きっちりした身なりの老紳士は困った顔で口を開く

「いいところで人に出会えました。私の手助けをしてもらえないでしょうか・・」

「ひょっとして道に迷ってるとか・・?」

「いえ、実は車の燃料が尽きてしまったのです」

老紳士が指をパチリと鳴らすと、どこからともなくボールのようなカプセルが出現した

「うわっ な、なんですかコレ!?」

「実は私、未来からやって来た者でして・・・所謂タイムマシンという代物です」

いかにも胡散臭い物言いではあるが、唯はマシンを見て 

老紳士の言葉を一点の疑いも無い真実と認める


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唯「お花見!!」

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1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/04/10(土) 19:33:15.07 ID:3BGuVC30O
リアルが中止になったので

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キョン「ハルヒが怖い」

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1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/04/10(土) 17:08:15.53 ID:Og+X704A0
古泉「は?」

キョン「目が怖い口が怖い耳が怖い鼻が怖い全部怖い」

古泉「あの」

キョン「おおきなおおきな校庭の落書きが真理の宇宙を衝突させる」

古泉「もしもし」


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唯「授業中の一時間がなんで放課後じゃ一瞬♪」

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1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/03/17(水) 22:04:28.45 ID:GpbjZDSM0
唯「はー、やっと授業終わったよ~。
  音楽室いこーっと」

ガチャ
唯「ちょりーっす」

梓「遅かったですね、
  もう下校時刻ですよ」

唯「え?」


2 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/03/17(水) 22:05:06.52 ID:8Bkbz1jt0
日本語でおk


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国木田「お互いに嘘を言いながら付き合って、幸せなのかな…」【前篇】

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1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2010/04/02(金) 04:41:43.68 ID:mP/FTvlK0
高校一年の夏

俺は朝倉に恋をした。理由なんて何もない

ただ少し趣味と考え方が合って、俺から告白した

見事にオッケーをもらえ、二人で遊園地へ。初デートだった

週末は常にデートだった。SOS団の活動を疎かにしたつもりはない

でも確実にハルヒ達と話す時間は減っていた

このまま二年生になろうかという3月、朝倉から話をされた

朝倉「4月から、私引っ越すんだ」

キョン「え…」

朝倉「県3つ越えた場所なんだけどね。でももう気軽には会えなくなるわね」

キョン「それくらいだったら…会いにいくさ。4、5時間くらいで着くだろう?」

朝倉「でも普段は遠距離恋愛よ…?」

キョン「少しつらいけど…朝倉のためなら頑張れるさ。海外とかだったら流石にお手上げだけどな」

朝倉「…うん…ありがとう…」

今考えると、こんなにも好きだった気持ちが嘘のようだ


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国木田「お互いに嘘を言いながら付き合って、幸せなのかな…」【後篇】

309 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[age]:2010/04/03(土) 02:25:13.17 ID:tKwVb+xi0
>>263の続きから

キョン『ああ…あのな…』

長門『大体の事情は察している…』

キョン『…』

長門『…でも、貴方は多分違う』

キョン『え…』

長門『私に連絡をする理由が貴方には無い…』

キョン『いや、話を誰かに聞いてほしくて…』

長門『…』

キョン『…だから…』

長門『ウソつき…』

キョン『なんだよ…何がだよ…』

長門『貴方にとって私は必要?』


310 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2010/04/03(土) 02:25:40.22 ID:Qsj50irV0
結局こいつら勉強してないよな・・・


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国木田「お互いに嘘を言いながら付き合って、幸せなのかな…」【鶴屋さん】

267 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2010/04/03(土) 00:03:22.96 ID:mP/FTvlK0
燃え尽きたい。鶴屋さんで

時系列は少し戻って、大学1年生

朝倉と別れた直後辺り…新しい事?

そうは言っても、大学だけでは何か物足りない…

…バイト?そうだ、バイトだ

社会勉強や出会い、目的は様々だが、今の俺は何より体を動かしたかった

近場の店…この辺りは賑やかな場所だ。お店はたくさんある

そこで目に付くひとつの店…雑貨屋か。


268 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2010/04/03(土) 00:04:55.76 ID:gGKe7laaP
俺の好きな鶴屋さん登場ktkr


 
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しんのすけ「臼井先生をおたすけにいくゾ」

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1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/04/06(火) 01:10:05.12 ID:ObcQCwTV0
臼井「……こ、ここは?」



3 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/04/06(火) 01:11:33.95 ID:PcxabYc00
おいやめろ


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律「ツーリング行こうぜ!」

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1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/03/06(土) 19:49:22.19 ID:P50rpk+20


早朝の峠に2台のバイクのエキゾーストが響き渡る
前を走るはAprilia RS125
125cc でありながら34psを叩きだす
軽量なボディと相成って上位クラスを突付けるほどのポテンシャルを秘めている
高回転型のエンジンは誰しもがじゃじゃ馬と形容し、乗りこなすのは至難の業であると言われる

対するはHONDA CBR250RR
レッドゾーンが19,000rpmからという超高回転型のエンジンを搭載しているが
決してじゃじゃ馬などでは無く、誰しもが速く走る事の出来る、HONDAお得意の味付けがされて有る
1992年モデルなので45psと言うのも魅力的である


やがて前方を走るCBRがハザードを焚きエスケープゾーンへとバイクを止める
後ろを走っていたRSもそれにならう

そして二人はバイクから降り、ヘルメットを外す



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マツコデラックス「えぇ!?私がプリキュアー!?無理~~!!」

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1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/03/26(金) 20:14:49.40 ID:Kicyxa3f0
マツコデラックス「ありえないありえないありえない……え、うっそぉ~、え~~?」


6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/03/26(金) 20:16:57.63 ID:quCoLGsHO
ムリキュア


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サトシ「ゆけっ! かめだ!!」かめだ「シャアコラア!!」【前篇】

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1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/03/28(日) 10:53:25.50 ID:CCk9IuZbO
サトシ「かめだ!ロケット頭突きだ!!」

かめだ「ワカットルワ!」

かめだは くびを ひっこめた!

かめだの ぼうぎょが あがった!

サトシ「いっけぇ!かめだーっ!!」

かめだ「シャアコラアァァ!!」

かめだの ロケットずつき!!

ぽんさくには ぜんぜんきいていない!!

サトシ「なんやて!?こ・・・こんなん八百長やっ!!ありえへん!!」

かめだ「カ…カネワタシテナカッタンカ…トウチャン!?」ガクガク…ジュワッ


7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/03/28(日) 11:11:55.55 ID:586/k08z0
シャアコラアァァ!って鳴き声はありだと思う


 
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サトシ「ゆけっ! かめだ!!」かめだ「シャアコラア!!」【後篇】

94 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2010/03/28(日) 17:35:11.69 ID:RJK2KE3O0
ホシュャアコラ!!


 
96 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/03/28(日) 18:41:32.88 ID:Ox4QbAcG0
シャアコラア!!


 
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唯紬「秋、夏、春、そして冬」

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1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2010/03/29(月) 16:51:27.28 ID:eu45cZuv0
・         ・
     ・

ムギちゃんは意地悪だ。

最初彼女に会った時、私はおっとりポワポワした人だなって思った。

だけど彼女はとても意地悪な人で、そんな彼女に私は怒りを感じてる。

私を怒らせるの彼女だけ

みんな私の事をのんびりしたいつもニコニコしている子だって思っていて、
私も自分の事を少なからずそう思ってるし、そんな自分が嫌いじゃなかったりする。


だから怒りたくなんてないのだけど、
今――いや、最近の私は今までのを取り返すようにイライラしたりムカムカしちゃっている。


両親も、妹の憂も、親友の和ちゃんも、軽音部の他のみんなも、今まで会ったどんな人達も私を怒らせたりしなかったのに……

彼女だけが私にこんな気持ちを抱かせるんだ。


だけど私は怒り慣れてないからいつもこの感情に自分が振り回されてしまって、だから2人っきりで彼女と帰える道すがら、
私は些細な抵抗として絶対自分から話しかけないと決めていた。

そんな私の心を読んでるのか、彼女も自分から言葉を発しない





3 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/03/29(月) 16:52:25.91 ID:/zwaR3hs0
創作板でやれ
それがお前のためでもある



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キョン「俺は、ここにいる」【起】

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1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2010/03/25(木) 23:10:17.98 ID:vO9ae9mY0


俺がこの県立北校に入学してから二回目の春が訪れた。


俺はまたこの一年も前年度と変わりなく、また色々と面倒くさい事態に出くわし巻き込まれることになるんだろうなと
うすぼんやりと予測していた矢先に、変な集団プラス旧友が俺の目の前に現れた。
そしてなんやかんや、まあなんやかんやとあった末に、事態は新たな勢力のせめぎあいを巻き起こしながらもなんとか現状維持へとこぎつけた訳だ。

そんなどたばたがあった一方、高校の方はそんなこと関係なしに平常営業を続けており、その後の中間テストは散々なものだった。
俺は来年はもう受験だという事実を胸になんとか期末で取り戻そうと決意するまでは良かったのだが、
中間テストの終了を待ちかまえていたと言わんばかりにまた面倒くさい事態が、主に団長によってこれでもかと降り注がれてしまい、
台風過ぎ去る季節の期末試験はそれはもう酷いものだった。

親が予備校のパンフレットをさもどこぞの印籠か何かのごとくいよいよ俺に突きつけ入学を迫ってきそうな予感のする、
この現状をどうにか打開できないかと思案する一方、俺はテストを終えて後は夏休みを待つだけという
何となく浮かれた教室の雰囲気に抗うことは到底出来ずにいた、そんな七月頭の出来事だった。


過ごしやすかったはずの教室内の温度はじわりじわりと上昇を続け、今年もまたうだるほどに暑い夏になりそうだななどと考えつつ窓の外をぼんやりと眺めていると、
季節問わず一年中真夏の太陽のようなテンションで周囲を振り回しまくっているSOS団団長こと涼宮ハルヒが、それこそ太陽のような笑顔で俺の椅子を叩いて話しかけてきた。

「ねえキョン、最近みんなで出かけたりはしてるけど部費って全然使ってなかったじゃない? でさ、その予算をどう有意義に使うか考えたのよ」

俺は成績の事で頭を悩ませているという時に、お前はそんなことを考えてたのかよ。

「そりゃご苦労なこったな。で、一体どんな使い道を考えついたんだ?
 俺としてはこれからのために扇風機なんかじゃなくクーラーとかを設置してくれるとありがたいんだが」


 
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キョン「俺は、ここにいる」【承】

74 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/03/26(金) 11:18:51.64 ID:wYDAoPkMO
誰か今までのを三行でまとめてくれ


80 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2010/03/26(金) 14:03:34.58 ID:15X/iccw0
>>74
七月二日の世界改変一日目、キョンが周囲に動揺して部室から飛び出す。
二日目、朝倉登場。キョンが長門と古泉に普通の人間であることを確認。
三日目、朝比奈さんが普通の人間であることを確認。長門から呼び出し←今ココ


82 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2010/03/26(金) 14:10:06.54 ID:H5wQMVYG0
>>80
よくまとまってると思ったら、書いた本人だったか


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キョン「俺は、ここにいる」【転】

131 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2010/03/26(金) 19:29:02.79 ID:oiVn1sNf0
まだかなー


 
134 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sageエピ書き終わんね]:2010/03/26(金) 20:42:13.02 ID:15X/iccw0


そんな土曜日が終わって翌日。今日こそは何もない、まっさらな休日だ。

なんだかそれがものすごく久々なような気がして、俺は惰眠をむさぼったりだらだらとテレビを見たりして過ごすことに終始していたのだが、
頭の中にはここが改変世界であり、元の世界を取り戻さなくてはいけないという俺一人が抱えるには重すぎる事実が俺の頭に延々とのしかかり続けていた。

そこで、ふと疑問が浮かぶ。

―――なんで、改変した奴は俺の記憶だけを残したのだろうか。

長門がまた俺に選択することを託したのか。いや違う。あいつが改変したにしてはあまりにも不自然な点が多すぎる
。俺がこの世界でやっていることは大体あの冬と同じようなもんだが、あの時は一年前までしかさかのぼっていないのに対し、
ここでは四年前のハルヒの記憶にまで改変が及んでいる。

しかし、長門がハルヒの力を利用したときほど改変は正確じゃない。
つい数日前までの世界の面影を残しすぎたせいでちぐはぐな部分が存在していて、
もしかしたら俺以外にも何かおかしいと気付いた奴がいるんじゃないかと思えるほどだ。SOS団の周辺にいる人物に限られるがな。
考えてみれば、ジョン・スミスがいなけりゃハルヒが北高に入る理由だってなかったんだ。

……もしかしたら、長門や古泉はしっかりその特異な属性を持ち合わせてはいるが、
自分がそうであるという記憶――自分が宇宙人であるとか超能力者であるとか――だけしか変わっていないんじゃないだろうか。
未来人であるはずの朝比奈さんについてはこの時間平面に存在している時点で確定的だ。


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キョン「俺は、ここにいる」【結】

199 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage色々とギリギリ]:2010/03/27(土) 01:05:04.80 ID:RpRp6iNC0
白くつつまれた視界が、一気に暗転する。
実際にそうなったかは分からない。閉じた瞼の向こう側でそうなったように感じただけだ。

ゆっくり目を開けると、そこはどこまでも暗闇が広がる空間だった。
真っ暗という訳じゃない。俺の手も、足も見える。どこが地面の境目かさえも分からないのに、俺はその場に立っていた。
なんだこれは。とりあえず現実にある空間ではないことだけは分かった。

「………失敗か?」

頭に浮かんだ最悪のシナリオ。
元の世界に戻れるわけでもなく、改変世界にとどまったわけでもない。どこでも無い空間に、俺は放りだされたのか。

あの改変世界はどうなった?
俺のせいで全て崩壊しちまったのだろうか。ならあいつらに悪いことをしたな。

俺はどうなるんだろう。このまま暗闇を永遠に漂い続けるのか。
あいつらへの仕打ちを考えれば、この結果も当然かもしれない。

再び目を閉じようとすると、ほとんど暗闇と同化したような奴が恐らく数メートルほど離れた場所に浮かび上がった。
あまりにも暗闇と溶け合い過ぎていて、下手すればずっと気付かなかったかもしれんな。

「………やっぱりお前が犯人か」

そいつがゆっくりと、子供でもあやすような柔らかい笑みを浮かべた。
その貼り付けたような笑顔が、人間味の無さと相まって不気味さを加速させる。
服装はあの時と同じだった。光陽園学院の女子制服。


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キョン「長門、何読んでるんだ?」  長門「シグルイ」

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1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/03/23(火) 14:02:12.88 ID:14ADU4Z+0
キョン「なあ長門、その本面白いのか?」

長門「……ユニーク」

キョン「そうか…(ちょっと読みたい気もするが…)」

長門「……読む?」

キョン「いいのか?」

長門「……」コクッ


2 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/03/23(火) 14:04:39.19 ID:qG9p363hO
その漫画をひとたび読んでしまったら二度とは・・・二度とは・・・



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ハルヒ「お泊まり会しましょう!」

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1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/03/20(土) 22:23:26.70 ID:H/CuO/4P0
キョン「いきなりなんだ」

ハルヒ「聞いた通りよ。この時期はイベント事もないしね。なければ作るしかないじゃない!」

キョン「どういう理屈だ。しかもこの歳でお泊まり会なんて」

古泉「おや、いいじゃないですか」

キョン「古泉、お前まで何言いやがる」

古泉「一つ屋根の下皆で夜を明かし親睦を深める。僕はそのような青春に憧れていたのですよ」

ハルヒ「さすが古泉君!話がわかるわ。有希もみくるちゃんもいいわよね?」

みくる「はぁー、お泊まり会ですか。みんながいいならやってみたいです~」

有希「構わない」

ハルヒ「ほら決まりよキョン。多数決、実に民主的な決定だわ」

キョン「その裏では少数派の意見は抹殺されていることを忘れるなよ。で、誰の家でやるつもりなんだ?」

ハルヒ「もちろん
>>5の家よ!」


2 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/03/20(土) 22:24:39.17 ID:DIPyC2e+P
長門


3 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/03/20(土) 22:29:25.15 ID:gfYq1kel0
古泉


4 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/03/20(土) 22:31:39.78 ID:kXdtyqS20
鶴屋さん


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佳子さま「わたくしと……添い遂げて頂けませんか?」

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1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/03/24(水) 10:45:47.27 ID:ecTe8fsF0
俺も佳子さまに深い愛情を抱いていたが
庶民の俺と彼女とでは釣り合わないと断る

佳子さまは「家柄など関係ありません」と諦めきれず
ついには泣き出してしまう

そんな彼女に俺は露店の安物のブローチをプレゼントし
たとえ一緒にはいられなくても、お互いがお互いを忘れなければ大丈夫だと諭し
ふたりは泣く泣く別れる


ある日、佳子さまご成婚のニュースが流れる
静かな笑みをたたえてテレビに映る佳子さまの
胸元にはあの日渡したブローチが付けられている

番組に登場した専門家は
「あのブローチはおそらく純金で3000万はくだらないだろう」と吹聴している

そんな妄想




2 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/03/24(水) 10:52:54.57 ID:ZOF++pOw0
泣いた


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はじめに

コメント、はてブなどなど
ありがとうございます(`・ω・´)

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