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男「やった! ミニスカサンタの召喚に成功したぞ!!!」

1: ◆CItYBDS.l2 2020/12/15(火) 17:28:58.31 ID:WHEHXdi70

~クリスマスの日~

ミニスカサンタ「メリークリスマス!」

男「うっひょー召喚成功だ! 本物のミニスカサンタだ! エッロっ///」

先輩「……つ、遂に成功だ。見てみろ、あの体のラインが浮き彫りとなった衣装、こんなに美しいものがかつてあっただろうか(いやない)」

男「ところで、先輩。どうして俺たちは、ミニスカサンタを召喚してたんでしたっけ?」

先輩「この阿呆め、そんなこともわからず手伝っていたのか」



2:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/12/15(火) 17:29:31.93 ID:WHEHXdi70

先輩「説明しよう」

先輩「男よ。普通、願望を叶えたいと思ったら何を召喚する?」

男「あ、悪魔とかですか?」

先輩「そう常人が思いつくのは、生足、生腕、最低限の布面積に尻尾、角、羽を持った悪魔だ!」

男(生足、生腕は悪魔でなくても持っているのでは……?)



3:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/12/15(火) 17:30:05.51 ID:WHEHXdi70

先輩「悪魔っ娘も実に素晴らしいっ! その細腕に宿った悪魔的膂力で俺の首を絞めてもらえれば、どんなにうれしいことか!」

先輩「だが、悪魔は願いの代償に魂を持っていく! いくら願望を叶えるためとはいえ代償が大きすぎる」

男「確かに」

先輩「しかし、世の中には願望を叶えるだけで代償を要求しない存在がいるのだ」

男「つまり、それこそが……」



4:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/12/15(火) 17:30:36.90 ID:WHEHXdi70

先輩「ミニスカサンタだ!」

男「なるほど……サンタに、プレゼントの代償は必要ない!」

先輩「しかし、サンタが来てくれるには条件がある……」

男「そ、それは?」

先輩「サンタはいい子のところにしか来ない!」



5:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/12/15(火) 17:31:09.49 ID:WHEHXdi70


男「!?」

男「ま、まさか……先輩……」

先輩「あぁ、その通りだ……響子の日の為に俺はこの一年、良い子であり続けた。思い出してみろ……」


ほわんほわんほわ~ん



6:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/12/15(火) 17:31:38.16 ID:WHEHXdi70

~ 回想 ~

上司「おい、何帰ろうとしてるんだ。仕事は山ほどあるんだ、サービス残業していけ」

男「え、でも今日は入院している彼女のお見舞いに……」

上司「口答えするな!」

先輩「男……ここは俺に任せて行ってこい」

男「せ、先輩!」

上司「ほぅ……そういうことなら、お前には男の分と合わせて二倍分働いてもらおうか!」

先輩「ふん、そんなの俺にとっちゃご褒美だぜ」



7:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/12/15(火) 17:32:05.48 ID:WHEHXdi70

~ 回想 その2 ~

先輩「おい、男。煙草を買ってきてくれないか?」

男「先輩、吸い過ぎですよ。節制しないとお体に障りますよ」

先輩「こう寒い日が続くとな……心まで凍てついちまうのさ」

先輩「俺が煙草を吸うのは、それを溶かすためさ」

男「それにしても、吸い過ぎっす。絶対、肺が深刻なダメージおってるっすよ」

先輩「深刻なダメージが……考えただけで絶頂してしまいそうだぜ。痛みは俺にとっちゃ喜びなのさ」



8:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/12/15(火) 17:32:32.20 ID:WHEHXdi70


男「……先輩っ!わかりました。コンビニに走ってきます!」

先輩「これで、お前の分のコーヒーでも買ってこい」ヒグチー

男「先輩、野口はないんすか? お釣り貰ってくるのだるいっす」

先輩「馬鹿野郎。釣りは全部、募金箱に突っ込んで来い」

男「せ、先輩っ!」



9:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/12/15(火) 17:32:59.56 ID:WHEHXdi70

ほわんほわんほわ~ん

男「あれは、全てこの日のために!?」

先輩「そういうことさ……さあ、男。あんまりサンタを待たせるもんじゃない。願いを言うんだ」

ミニスカサンタ「いやマジで、寒いんで。早くしてもらえます?」

男「え、でも、願い事って何個もできるんですか?」

先輩「……」

ミニスカサンタ「願いは一つだけよ。一人一つじゃないわよ。二人で一つだけ」



10:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/12/15(火) 17:33:26.40 ID:WHEHXdi70


男「じゃ、じゃあ先輩が願い事をするべきです! この一年いい子でいたのも先輩じゃないですか!」

先輩「馬鹿野郎!」パンチ!

男「ぐあーっ! な、何故殴るんです!?」

先輩「お前が、苦しんでいることを俺が知らないとでも思っているのか? 彼女さん、大変なんだろう?」

男(不治の病で苦しんでいる俺の彼女のこと、先輩は知っていたのか……!)

先輩「俺が、何のためにサンタを召喚したと思っているんだ」



11:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/12/15(火) 17:33:53.35 ID:WHEHXdi70


男「っ先輩……わかりました。感謝します!」

男「サンタさん、俺の彼女を健康にしてくれ。俺は彼女とクリスマスデートがしたいんだ!」

ミニスカサンタ「わかったわ。ん~~~はいっ! これで彼女さんは健康そのものよ」

ミニスカサンタ「おっと、願いは彼女とクリスマスデートがしたいだったわね」



12:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/12/15(火) 17:34:25.21 ID:WHEHXdi70


ミニスカサンタ「ちょっと時間がかかるけど、デートに相応しい格好でココにテレポートさせてあげるわ」

男「ありがとうございます!」

ミニスカサンタ「ふふふ、さあ、次の願いはあなたの番よ」

先輩「なに? 願いは一つだけじゃなかったのか?」

ミニスカサンタ「特別サービスよ。貴方は近年まれにみる良い子だからね?」

先輩「それじゃあ……俺の願いは―――」



13:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/12/15(火) 17:35:20.67 ID:WHEHXdi70

~~~

彼女「ここはどこ? それにいつのまに、こんなお洒落な服を……?」

男「彼女!」

彼女「え、なんで男君がいるの!?」

男「もうキミは健康なんだ、病気に苦しむことはない。さあ、クリスマスデートに行こう!」

彼女「うれしい……もしかして私、死んじゃったのかな? そしてここは天国……」

先輩「あぁ~~~~っっっ! もっと! もっと強く絞めて! そして罵って!!!」アヘアヘアヘ

ミニスカサンタ「豚の癖に、私に命令するなっ! 豚は豚らしくブヒブヒ喚きなさい!!」

先輩「あああああああああああああああ~~~~~っつっつつつ ???」

彼女「いや……やっぱり地獄だ」



14:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/12/15(火) 17:35:49.97 ID:WHEHXdi70

おわり

メリークリスマス!



元スレ
男「やった! ミニスカサンタの召喚に成功したぞ!!!」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1608020937/
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