大神環「ももこが」中谷育「おやすみ?」
P「うん、うん……わかった。今回は無理せず休もう」
P「安心しろ。環と育なら、きっとうまくやってくれるから」
P「うん、うん……無理するなよ。それじゃ、またな」ピッ
大神環「おやぶん、だれと電話?」
中谷育「わたしの名前を言ってたよね?」
P「ああ、ちょうど良かった。二人に話があるんだ」
P「今の電話は桃子だったんだけど、明日のTIntMeのイベントは休むことになった」
環「えっ!」
育「どうしたの? かぜ?」
P「いや、そうじゃない。異常に重くて、動けないらしい」
環「おもい?」
育「びょうき?」
P「いや、その……」
P「いわゆる、お赤飯だ」
環「?」
育「?」
P「その……女の子の日だ」
環「?」
育「?」
P「えっと……」
P「あ、このみさーん」
馬場このみ「はーい……どうしたの?」
P「二人に女の子の日のことについて説明してくれませんか? 俺はちょっと外すので」
このみ「……わかったわ。環ちゃん、育ちゃん、いい?」
環「うん」
育「おねがい」
……
このみ「……ということよ」
環「大変だぞ」
育「そうなると動けなくなっちゃうの?」
このみ「それは人によるとしか言えないわね。私はそんなに重くないし」
P「へえ」
このみ「」ローキック
P「いて」
このみ「何聞いてるのよ」
P「話が終わった感じがしたので……すみません」
このみ「もう……それじゃ、話の途中みたいだし、私は台本読むのに戻るからね」
P「ありがとうございました」
環「ももこ、たいへんだぞ」
P「たしかに、俺との電話でも相当弱ってたからな……」
育「しんぱい……」
P「まぁ、大丈夫だ。安心して休んでもらうために、二人は明日のイベントを頑張ろう」
環「……うん!」
P「環と育なら、きっと上手くやれるはずだ。桃子の分まで、頼むぞ」
育「わかった! あ、でも……」
P「どうした?」
育「桃子ちゃんのパートどうしよう」
環「本当だ」
P「桃子パートは、音源から出そうかな、と思ってるが……」
育「でも、生歌の方がいいよね?」
環「たしかに、たまきたちまで口パクって思われるかもしれないもんね」
P「そうだな……完璧にすればするほど、そう言われるジレンマはあるな」
育「それに、そのあとも、二人ではきびしいんじゃない?」
P「そうか、たしかに。それは厳しいな」
環「どうしよう?」
P「うーん……あ」
育「あっ」
環「そうだ!」
P「このみさーん」
このみ「はーい……今度は何?」
P「明日のTIntMeのイベント、出てくれます?」
このみ「え? いいわよ」
育「やった!」
環「やったぞ!」
このみ「それで何をやればいいの? MC?アシスタント?」
P「桃子パートです」
このみ「……はい?」
このみ「それは歌うってこと? あの曲を?」
P「そうですね」
このみ「……あ、もしかしてさっきのって」
P「はい、桃子のことです。異常に重いらしく、明日も厳しそうだと」
このみ「……タイミングが悪いわね」
P「めちゃくちゃ悔しがってましたよ」
このみ「そりゃね。でも、私が小学生組に混じったら変でしょ?」
P「大丈夫です、全く問題ありません」
このみ「」ローキックローキック
P「いて、いて。す、すみません」
このみ「全くもう……無茶言わないでよ」
P「これは皆の総意ですから。ほら」
育「このみさん、おねがい!」キラキラキラキラ
環「このみと歌いたいぞ!」キラキラキラキラ
このみ「うっ」
このみ「……わかったわ」
育「やった!」
環「やったぞ!」
このみ「でも、歌はともかく、振り付けは期待しないでよ」
P「大丈夫です。簡単にするよう、お願いしますから」
環「よし、じゃあ、レッスンいくぞー!」
育「おー!」
このみ「おー……」
P「あ、それとコントもやるんで」
このみ「いやいやいやいや、私にどれだけ負担かけるつもり?」
P「大丈夫ですよ、基本ツッコミしてるだけなんで」
育「わたしのおかあさん役だから、大人のこのみさんにはぴったりだね」
このみ「お母さん役……」
このみ「……プロデューサー、あとで台本ちょうだい」
P「ありがとうございます」
環「あっかいなべ~あっかいなべ~」
このみ「よし、頑張るわよ。それじゃ行ってくるわね」
P(大人役が嬉しいんだろうな)
(イベント当日)
育「ざんねんだけど、桃子ちゃんがおやすみになっちゃったの」
エー
環「かわりに、今日は助っ人にきてもらったぞ! どうぞ!」
このみ「こんにちは!」
ワーワー
このみ「馬場このみです! 桃子ちゃんファンの皆様、ごめんなさい」
このみ「でも、体調崩した桃子ちゃんが、誰よりも悔しく思ってるはずです」
このみ「桃子ちゃんの思いも乗せて、精一杯代役を務めさせていただきます!」
環「それじゃあ、ライブパートいくぞ! せーのっ」
3人『Arrive You ~それが運命でも~』
……
(イベント終盤)
育「みんな、今日はありがとう!」
ワーワー
環「それじゃあ、さいごに一言ずつごあいさつ。まずは、助っ人のこのみから」
このみ「はい。改めて、皆様、本当のTIntMeじゃなくてごめんなさい」
このみ「こんな、倍の年齢のアダルトが混じって、戸惑った人も多いと思うけど」
イワカンナイヨー
このみ「ちょっと!聞こえたわよ!どういう意味よ!」
ドッハハハハ
育「きっと曲が、いわかんないってことだよ」
環「うんうん、大人っぽい曲だから、このみにぴったりだぞ」
このみ「……そうね。見た目のことじゃないってことにしといてあげるわ……命拾いしたわね!」
ハハハハ
(舞台袖)
P「……」
P「TIntMe feat.Kで活動するのも良いかもしれないな」
松田亜利沙「あなたは神ですか?」
おわり
このみさんならやってくれるはず、そして混じっても違和感ないはず……ごめんなさい。
完結報告してきます。
コメント一覧 (2)
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- 2020年09月25日 23:02
- アダルトもローティーンもいけるこのみ姉さん最強
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- 2020年09月26日 10:06
- 守護霊超有能