【モバマス】誕生日会場のウラオモテ
ｶﾞﾁｬ
関裕美「おはようございます」
裕美「あれ……やっぱり少し早かったかな？」
裕美「12時までに着いててくれって、メールにはあったのに」
裕美「お仕事早く終わっちゃったから……」
裕美「あ、あれ？」
つ【誕生日おめでとうの垂れ幕】
つ【ご馳走の山】
つ【14本ろうそくが立ったケーキ】
裕美「あ、あれ……」
裕美「ひょっとして、サプライズパーティーかな？」
裕美「でも、誰もいないし…………もしかして」
裕美「早く来すぎちゃった？！」
西島さん、めんご
裕美「……どうしよう。急いで知らなかった振りをして出ていかないと……」ｸﾙｯ
ﾊﾟﾀﾊﾟﾀﾊﾟﾀ
裕美「え……もしかして……」
裕美「か、隠れないと！」ｺﾞｿｺﾞｿ
ｶﾞﾁｬ
麗奈「……」ｷｮﾛｷｮﾛ
麗奈「誰もいないわね」
裕美（いますよー）
麗奈「よし。この装置を使って、レンチンしたものが必ず爆発するようにしておくわ」
裕美（なんてものを）
麗奈「そうやってパーティーを邪魔してレイナ様の存在を世に知らしめるのよ。あーっはっはっはっ……げほげほ」
麗奈「……見つかる前に退散よ」ﾊﾞﾀﾝ
ｺﾞｿｺﾞｿ
裕美「……」
裕美「また、変なのを……」
ﾜｲﾜｲｷｬｯｷｬｯ
裕美「っ！」ｽｯ
モバP（以下P）「よーし、みんな。荷物は一旦置いて注目！」
乃々「あぅぅ……何ですか？裕美さんのバースデーとかけて、もりくぼのポエムの朗読会をやるとか言いませんですよね？」
P「志願ご苦労。ここに取出したるは！」
乃々「むーりぃーっ！」
P「蘭子のグリモワールの書だ！」
蘭子「禁断なる決壊！（やめてください！）」
P「というのは冗談として、裕美のサプライズパーティーの締め括りにプレゼントが見つかるといけないから、皆テーブルの下に隠しておけよ」
『はーい』
泰葉「千鶴ちゃんはどんなのを選んだのかな」
千鶴「あ……小物入れですけど……内緒です」
ほたる「聞こえてるんですが……」
裕美（聞いちゃってます……というか、テーブルの下？！）
裕美（ま、まずいよ……）←inバースデーケーキが乗ってるテーブルの下
葵「ケーキのテーブルの下は引っ掛かると危ないっちゃ」
夏樹「だな……場所を変えよう」
裕美（……ほっ）
拓海「……真奈美さん。やってもいいか？」
真奈美「まぁ、ここでは止めたまえ。私も手伝うから一度外に出して」
愛海「じょ、冗談だって！」
渚「で、裕美ちゃんが帰ってくる前に……」
智香「響子ちゃん、ここに置いておけばいいかな？」
響子「はい！特製のグラタンを温めちゃいましょう！」
茜「響子ちゃん特製ですね！漲ります！！」
凛「ちょっと、茜。落ち着いて……」
クラリス「……じゅるし」
星花「まぁ……クラリスさんったら」
クラリス「……これは失礼しました。一食浮きましたのでつい……」
亜里沙「もう、クラリスさんの誕生日も来週なんでしょ」
クラリス「お恥ずかしい……」
里美「ではシロップも取ってきますぅ～」
裕美（うわぁ……里美さんのあのシロップかぁ……）
響子「それじゃあ、オーブンに入れて」
真奈美「一度には入らないのが欠点だな」
凛「ねぇ、こっちのレンジは使えないの？」
渚「オーブンレンジだから大丈夫そう……かな？」
葵「多少の時間のずれはあるっちゃ」
夏樹「つまり、問題ないわけだな」
裕美（え……レンジ？）
裕美（さっき、麗奈ちゃんが……）
裕美（爆発する！？）
裕美（ど、どうしよう……爆発してみんなの迷惑になったらまずいし）
裕美（でも、ここに隠れてるのがバレたら……なんて言われるか）
拓海「じゃあ、15分でいいか？」ﾋﾟｯﾋﾟ
星花「ば、爆発しませんよね？」
亜里沙「さすがにそれはないウサ」
裕美（あ、あるかもしれませーん！）
茜「ボンバァァァァァァ！」
乃々「」ﾋﾞｸｯ
泰葉「あ、茜ちゃん……」
千鶴「さすがに今のは……」
ほたる「びっくりしたぁ……」
裕美（）ﾄﾞｷﾄﾞｷﾄﾞｷﾄﾞｷ
裕美（ど、どうしよう……教えないと）
雪菜「じゃあ、改めてぇ」
ﾋﾟｯ
裕美「だめぇぇぇぇぇぇぇっ！！」
裕美（勢い余って出ちゃった……）
裕美「そ、その……」
泰葉「……」ﾒｸﾊﾞｾ
千鶴「……」ﾒｸﾊﾞｾ
ほたる「せーの」
『『『裕美ちゃん、お誕生日おめでとう！』』』
ドカーン！
麗奈「あっはっはっはっ！やっぱりレイナサマの祝砲が必要ね」
裕美「え……えと？」
裕美「え、えっと……」
P「実を言うと」
菜帆「ぜーんぶ、知ってたのですよ」
裕美「え？」
智香「裕美ちゃんが早く着いたことも」
愛海「麗奈ちゃんがレンジに仕掛けをしていたのも」
星花「その時隠れていたのも」
裕美「え、え、え、え……」
裕美「ぷしゅー」
ほたる「わわわっ」
真奈美「まずいね。オーバーヒートを起こしたようだ」
ケイト「メディーック！！」
凛「器用だね。グラタンを食べながら、チキンの骨を取り分けるだなんて」
響子「もう少し、味わってほしいけど……」
葵「さすがに責められないっちゃ」
クラリス「」ｶﾞﾂｶﾞﾂﾑｼｬﾑｼｬ
菜帆「こちらにも、たくさん食べる方はいらっしゃいますし……」ｱﾊﾊ
里美「とりあえず～、はっぴーばーすでーですよぉ～」
星花「それでは皆様改めまして」
乃々「せ、せーの」
『お誕生日おめでとう、裕美ちゃん！』
裕美「もーっ、怒るに怒れ無いじゃない！」ﾊﾞﾝﾊﾞﾝ
P「ははっ、楽しい誕生日会だな」
おしまい
裕美「ちょっとぉー！」
では、二番煎じかもしれませんが、ありがとうございました
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コメント一覧 (3)
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- 2020年08月18日 09:17
- 無名×無名=虚無って感じの内容でしたね
-
- 2020年08月18日 12:49
- >>1
虚無なのはお前の人生だろ
-
- 2020年08月19日 02:56
- >>1
朝イチでSSサイト開いてこんなウンコ未満のコメント書き込むとか、お前の人生どんだけ虚無なんだよ。もっと有意義な生き方あるだろ。
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