遊女「身請けの話? あるよ」
遊女「うふふ、ずぅっと見ててくれたものね」
客「女主人に勧められて君と初めて遊んで、それからハマっちゃったからなあ」
遊女「あのオババが唯一した良いことよね」
客「まあまあ、おかげで君と楽しめてるから良いじゃない」
遊女「そうなんだけどぉ……あっ、それより身請けの話だったね」
客「ああ、どんな人から声をかけられてるの?」
遊女「塩次郎さんと武座さんとさしさんかなあ」
客「人名……?」
遊女「五人くらいがそれらでね、身請けの提案は嬉しいんだけどぉ」
ぎゅっ
遊女「私としては、あなたみたいなおゆかり様に身請けされたいなぁ……」
客「本当に?」
遊女「うふふっ、あなたが私を気に入ってくれているように、私もあなたを気に入ってるの」
客「そんなに思ってくれてるなんて嬉しいなあ!」
遊女「あ、でも、今は色々教えて可愛がってあげたい娘がいるからもうちょっと後だと嬉しいな」
客「うん! 身請けの準備だけ進めておいて待つね!」
遊女「嬉しい……ありがとっ!」
女主人「あんたねぇ、一体何人に身請けの話させるんだい?」
遊女「いーじゃないオババ、身請けしようとしてる男なら余所の娼館行かないし」
女主人「代わりに別の娘で遊ぶこともなくなっちまうだろうが!」
遊女「他の娘は他の娘でお客引き込むのがオババの仕事でしょー!!」
女主人「全くあんたは、はーやだやだ、男吟味する女なんて」
遊女「はーやだやだ、人が金にしか見えない金の亡者は」
女主人「ハッ! ほら次のお客の時間だよ! 早く金稼いで来な!」
遊女「べーっだ! 精々男吟味してきますぅーだ!」
って話が書きたいからなんか娼館とかの知識これからつけようと思いました。
おしまい。
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コメント一覧 (5)
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- 2020年06月15日 17:54
- 未完!
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- 2020年06月15日 19:06
- 梅毒女やぞ
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- 2020年06月15日 22:29
- 無理じゃろ
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- 2020年06月16日 01:22
- 身請けする男って聖人か何か?
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- 2020年06月16日 06:34
- 俺も深キョンに身請けされたいよマジで