【セブンスドラゴン2020】真竜ニアラ「ニンゲンがいない・・・」
真竜ニアラ「クァハクァハ…遂にこの時が来た!」
ニアラ「この星も良き味に肥えてきた…」
ニアラ「今こそ我らが喰ろうてくれようぞ!」
ニアラ「覚悟しろニンゲンども!」
シーン…
ニアラ「…あれ?」
ニアラ「帝竜たちよ!ちょっと周りを探してこい!」
帝竜ウォークライ「ガー!」
バサバサ…
ニアラ「一体どうなっておる…」
帝竜ジゴワット「バリバリ…」
ニアラ「そうか…駅にも1人も…」
ザ・スカヴァー「シャアアア…」
ニアラ「地下鉄を利用している者もいない…?」
トリニトロ「ボボボ…」
ニアラ「少しは見かけたが皆一様に口に布を当てていた…?」
ニアラ「ますます訳がわからんな…」
ニアラ「貴様は、昔我らが滅ぼしたヒュプノスの民…」
ニアラ「何故ここに…というのは聞くだけ野暮というものか」
エメル「今貴様らが来たところでこの星はどうすることもできん」
ニアラ「どういう事だ?」
ニアラ「なん…だと…」
エメル「政府も一般市民の外出を制限しているからな、フロワロに蝕まれることもない」
エメル「13班もSKYも自衛隊も件の対処に追われてるからな、手が足りないんだ」
ニアラ「そんなことに…」
サイキック(男)「はいはーい、治療してほしい人並んで―」
ハッカー(女)「マスクの生産ライン、確保」
リン「おい13班!交通整理手伝ってくれ!」
サムライ(女)「わかった」
アオイ「ちょっと!ちゃんとマスク付けてくださいよ!恥ずかしい女ですね!」
ナツメ「」
キリノ「ま、まぁまぁ…」
ガトウ「おい、そこのデカイの」
ロア=ア=ルア「わらわの事か?」
ガトウ「人手が足りねぇんだ、手伝ってくれ」
ロア=ア=ルア「・・・・・」
タケハヤ「配給の時間だぞ!」
ダイゴ「全員分ある、慌てなくていい」
アイテル「タケハヤ…あまり無理しないで…」
アイテル「いずれあなたも…」
タケハヤ「すまないアイテル、これは俺がやらねばならない事だからな」
タケハヤ「お前こそ家で待っててくれよ」
アイテル「タケハヤ///」ポッ
スリーピーホロウ「ここいらの奴ら混乱させてやろうか…」
ネコ「ちょっとそこの大きい人ー!」
スリーピーホロウ「何だ!」
ネコ「手空いてるなら手伝ってくんないかにゃー?」
スリーピーホロウ「・・・・・」
エメル「とにかく今は事態の収束が最優先だ、一時休戦してお前らも手伝え」
ニアラ「今の地球を喰らっても美味くないからな、仕方あるまい」
ゼロ=ブルー「マジっすか」
ニアラ「とりあえず色々必要なものを冷凍保存しておけ」
ゼロ=ブルー「へーい」
真竜フォーマルハウト「ニアラの奴、何をやっておるのだ!」
フォーマルハウト「待ちきれないから来てしまったぞ!」
帝竜オケアヌス「ヒャーハハハハハ!早くニンゲンどもに酸性雨を浴びせたいぜ!」
ニアラ「お、お前ら丁度いい所に来たな!」
フォーマルハウト「え?」
オケアヌス「え~」
フォーマルハウト「おい、お前何があった?」
ニアラ「このままでは喰い甲斐がないからな、2次被害があるかもしれんからお前も手伝ってくれ」
フォーマルハウト「むぅ…」
真竜ND「アハハ!これだからニンゲンって好きなんだよ」
アイオト「お前はこれも予想していたというのか?」
ND「さーね、でもこれだけは言える」
ND「ニンゲンでもドラゴンでも、諦めなければなんでもできるってね♪」
真竜ヘイズ(竜殺剣に封印中)「暇だな~」
~おわり~
2020年…ドラゴンとは別の意味で大変な事が…
酸性雨まみれとか発狂鱗粉もアレですけどね