妹「お兄ちゃんって>>4(童貞)だったの!?」俺「あぁ…」
俺「黙ってて悪かったな…」
俺「ど、童貞ってもまだ若いんだし、別にいいだろ!」
妹「ね、ねぇ…お兄ちゃんさえよければなんだけど…///」
妹「私がお兄ちゃんの>>16してあげよっか…?」
俺「えっ…///!」ドキンッ
(名)スル
① そばについていて世話をすること。また,その人。後見。「御―の女房達をも参らせず」〈平家物語•6〉
② 切腹をする人のそばにいて,その首を斬ること。また,その人。「―人」
俺「な、なんでそうなるんだよ!俺が童貞だったからって別にどうでもいいだろ!?」
妹「だっていくら若いって言ってもその歳で童貞だなんて生きてる価値ないよww 妹の私も恥ずかしいからここで死んどきなって!」
俺「うぅ…さっきから黙ってりゃ実の兄に向かって言いたい放題言いやがって…」
俺「もう怒った!>>39して反省させてやる!!」
妹「えっ」
妹「ちょっとからかっただけじゃーん!市中引き回しなんて酷いよー!」
俺「うるせー!さっさとこい!」
>>56「コラコラ、兄妹で喧嘩はよくないな。2人とも仲良くしなきゃだめだよ?」
俺「あ、あなたは…」
妹「>>56さん!」
俺「そうだな…たしかに兄妹で争うなんてよくないよ!」
妹「うん!喧嘩はやめて外で一緒に遊ぼう!」
俺「おう!」
タッタッタッ
石原さとみ「ふふ、仲のいい兄弟でいいわね…」
>>67「へへ、オレたちもあの兄弟みたく一緒に部屋で遊ばないかい?」
石原さとみ「あ、あなたは…>>67…」
>>67「ぐへへ…」
悪代官「いいじゃねぇか。お前にいくら金を貸してると思ってんだ?身寄りのない子供たちを引き取るなんて立派な慈善事業もオレがいなきゃできないことを忘れるなよ?」
悪代官「それともなにか?あの子たちが飢えて死んじまってもいいってならオレは別に構わしねぇんだがよ…ひひっ!」
石原さとみ「うぅ…」
夕刻
俺「ただいまー!」
妹「さとみさん!私お腹空いちゃったー!」
悪代官「おう、へへ…よく帰ってきたなガキども」
妹「っ…あ、あなた…悪代官…どうしてうちに…」
石原さとみ「お、おかえり2人とも…今日は悪代官様もうちで食べていくみたいだから。2人とも仲良くするのよ?」
俺「……はーい」
夜
石原さとみ「すぅ…すぅ…」zzz…
悪代官「ぐがーぐごー」zzz…
妹「お兄ちゃん…見た?見たよね?」
俺「あぁ、隠してたけどさとみさん身体中痣だらけだった」
妹「きっとあの悪代官に酷いことされたんだよ!」
俺「身寄りのない俺たちを引き取ってくれたさとみさんを酷い目に合わせるなんて許せない!俺たちで>>80して助けるんだ!」
妹「おー!!」
新型じゃねぇなら
妹「そうと決まればさっそく明日にでも人混みになりそうな場所に出かけよう!」
俺「おう!絶対にあの悪代官からさとみさんを助けてやるぞ!」
妹「うん!」
こうして俺たちは無事?コロナの症状を発症して寝込むことになったのだった…
俺「けほけほ…」
妹「ごほごほ…」
石原さとみ「まったく、町で新しい病が流行っているから出歩かないように言っておいたのに…」
悪代官「がはは、まあいいじゃねぇか!ガキなんざ外で遊んでなんぼよぉ!」
悪代官「そして大人は家の中で遊ぶもんだ…なぁ、ガキの看病なんて放っておいてオレと遊ぼうぜ?」
石原さとみ「悪代官様…やめてくださいっ、子供の前ですから…」
俺「(ちくしょう、今に見てろよ…)」
夜
俺「ごほごほ!」
妹「けほけほ!」
悪代官「ぐぅぅ…」zzz…
俺「へへへ、これで明日の朝にはこいつもコロナで寝込むはずだ!」
妹「私たちと違ってこの人は若くないからきっと重症になるはずだよね!」
翌日
悪代官「>>94!」
俺「え…!?」
石原さとみ「ごほっ、げほっ…お、お前たちのせいじゃないよ…私がちゃんと気をつけていないから…」
悪代官「はっ、こいつはなぁ、借金を返すためにお前たちにはたらふく食わせて自分はあまり食わずに耐えてたんだ。そのせいでこんなに重症化しちまった!」
妹「そ、そんな…嘘でしょ…!?」
俺「俺たちのせいで…さとみさんが…?うっ、うわああああ!」
悪代官「(くくく、今ならガキどもを処分する口実もできた!病状のさとみに借金を返す体力はねえ!)」
悪代官「覚悟しろお前ら、2人ともわし自ら>>113してやる!!」
俺「!!」
石原さとみ「そんな…やめてぇ!悪代官様ぁ!」
俺「!!」
石原さとみ「そんな…やめて!けほけほっ、この子たちには手を出さないって約束のはず…」
悪代官「うるせえ!わざわざ人混みに出歩いて流行り病を育ての親に移したんだ!お奉行様もさぞお怒りになるだろうぜ?」ニヤニヤ
妹「お兄ちゃん…私たちどうなるんだろう…?」
俺「大丈夫だ…お兄ちゃんがついてるからなっ…」ギュッ
北町奉行所
悪代官「お奉行様…自分の育ての親にコロナを移し床間へと追いやったこの悪鬼共に、どうか正当な裁きを!」
松平健「>>124」
悪代官「え…はは、そういえばそんな輩がいましたなぁ。確か私どもの店が不当にマスクを買い占め、高値で売り捌いているなどと宣っていましたか」
松平健「そうだ、そのマスク転売の話に相違はないか?」
悪代官「とんでもない!とてもそのような悪巧みに見覚えはございませぬ。何かの間違いでございましょう」ニコニコ
俺「事実です!お奉行様!」
妹「そうだよ!それに確かにコロナを移したのは私たちだけど、この悪代官はひとみさんに酷いことしてるんだから!」
悪代官「ええい!黙らんか!?どこにそんな証拠がある!その遊び人の金さんがここにいれば話は別だがな!わはははは!!」
松平健「そうか…その金さんがいれば話は別か…おうおうおう、やかましぃやい!この悪党が!!」
悪代官「は…?」
松平健「黙って聞いてりゃ寝ぼけたことをぬかしやがって!まさかこの金さんの桜吹雪ィ、見忘れたとは言わせねぇぞ!!」ババンッ
悪代官「!!」
俺「!!」
妹「!!」
ざわざわざわ…!!!お奉行様が…遊び人の!?
悪代官「ま、まさか遠山様が金さんだったとは…申し訳ございません!!」
松平健「マスクを転売し罪のない子供たちをこの遠山に裁かせようとした罪、とても見過ごせるものではない!悪代官、お前を>>142の刑に処す!」
「「「は、はは~~~~っ!!!!」」」
「「「はっ、はは~~~っ!!!」」」
悪代官「……は?」
ドドドドドドドドドドドド…
悪代官「な、なんだこの音は…なにかが近づいてくる…!?」
「オ~レ~オ~レ~ビ~バ~サンバ~」
松平健「マツケンサンバ~~~~!!!」
俺「オレ!」
(陽気なリズムが流れ出す)
妹「あぁ恋せよ アミーゴ!」
石原さとみ「踊ろう セニョリータ!」
悪代官「眠りさえ忘れて 踊り明かそう~」
「「「サンバ ビバ サンバ~」」
「「「「「マ・ツ・ケ・ン サ~ン~バ~」」」」」
「「「「「「「「「「オレ!」」」」」」」」」」
松平健「これにて一件落着!!」
こうして俺と妹はお奉行様の活躍により無事さとみさんの元へ帰ることができた!
悪代官はサンバの陽気なリズムに当てられ反省したのか、今は溜め込んでいたマスクを困っている人たちに配り歩いている
そして…
俺「ははは、捕まってたまるかー!……いてっ」ドスン
松平健「おうおう、2人とも元気がいいじゃねぇか!」
石原さとみ「あら…お奉行様!すみません!2人がご無礼を!」
松平健「なんのことだい?見ての通りオレはただの遊び人の金さんだ。それより、身体よくなったみたいでよかったよ」
石原さとみ「えぇ、それもこれもお奉行様の…いえ、金さんのサンバのおかげです!」
妹「あのサンバのおかげで流行っていたコロナもすっかり収まったんだよ!」
俺「おかげでこうして兄妹2人、外で元気に遊べるよ!本当にありがとう!金さん!」
松平健「おう!子供はやっぱり外で元気に遊ぶのが一番だ!どれ、オレも久々に思いっきり走り回ってみるかな」
妹「やったー!それじゃあ次は金さんが鬼ねー!」タッチ
俺「逃げるぞ!妹!」ダッ
松平健「あっ、コラ!待ちやがれ!かつて町1番の健脚と歌われた金さんに勝てるか~!」ダダッ
石原さとみ「あらあら…3人ともはしゃいじゃって。うふふ、またこうやって子供たちの元気に走り回る姿を見られてよかったわ!」
おしまい!
「兄弟・姉妹」カテゴリのおすすめ
「ランダム」カテゴリのおすすめ
コメント一覧 (11)
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- 2020年03月08日 22:48
- 意外とちゃんとした時代劇になってて草
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- 2020年03月08日 23:07
- 松方弘樹?
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- 2020年03月08日 23:18
- 時代劇の筋書きに沿ったつくり
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- 2020年03月08日 23:30
- くそこんww
安価もスレ1も優秀で上手くまとまったな
-
- 2020年03月08日 23:42
- くっそ面白かった
-
- 2020年03月09日 01:03
- これはありだわw
-
- 2020年03月09日 01:27
- 松平健の金さんもアリかもしれんなあwww
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- 2020年03月09日 03:57
- 急にインド映画みたいなノリになって吹いたw いやインド映画見たことないけど
たまに傑作に出会えるから安価スレはやめられないw
-
- 2020年03月09日 12:42
- そりゃ江戸時代なら童貞煽りで命取られてもしゃあない
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- 2020年03月09日 13:01
- 浄化の舞、マツケンサンバ
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- 2020年03月10日 10:54
- ダメだ、腹いてえwwww
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