【アイマス】伊織「ミキノート?」
伊織「ルール? うわ、カタカナばっかりね……漢字使いなさいよ」
~~ミキノート ルール~~
・このノートに書かれたコトをミキがみたらやるの
・書かれたことはだいたいやるけど、ヘンなこと書いちゃダメだよ?
伊織「書くわけないでしょ!」
伊織「ミキノート、ね……」
伊織「……」
伊織「……いや、こんな遊びに付き合ってる場合じゃ」バッ
伊織「……」
伊織「……ああもう!」ペラッ
美希「ありがとーなの」バッ
伊織「ひゃあ!? アンタいたの!?」
美希「うん。だって、ノート見ないとでしょ?」
伊織「言いなさいよ! 私がひとりごと言ってるときどんな気持ちだったのよ」
美希「見てなかったことにするの。ごめんね?」
美希「さてさて、でこちゃんはなんて書いたのかな~?」
伊織「あっ! か、返しなさい!」
美希「なんで? ミキノートに書いたことは取り消せないの」
伊織「そんなわけないでしょ」
美希「どれどれ……」
美希「……」
伊織「な、なんか言いなさいよ」
美希「あ、うん……えっと、本当にこれでいいの?」
伊織「ノートに書いたことはやってくれるんでしょ」
美希「うん」
美希「オッケーなの。にしても、でこちゃんがミキとお昼寝したいなんてね~」
伊織「ばっ! そう書いてないでしょうが!」
美希「そういう意味でしょ?」パッ
『寝るときにそばにいてほしい』
伊織「うう……書くんじゃなかったわ」
伊織「言っておくけど、別にあやしてほしいじゃないから!」
美希「分かってるの。よーしよし」
伊織「わかってないじゃない!」
美希「コーフンすると寝れないよー?」
伊織「う……」
美希「……あふ。ミキもちょっと寝ちゃった」
美希「あ、やよいなの」
美希「やーよい」
やよい「美希さん! あの、このノートって」
美希「うん。ミキノートなの!」
美希「そうだけど、そうじゃないカンジ。ミキにお願いしたいこと、書いてみて」
やよい「お願い、お願い……な、なんでもいいんですかっ」
美希「あんまりヘンなことはダメ。えっちなこととか!」
やよい「え、えっ……だ、だいじょうぶです! そんなの!」
やよい「うーん……あっ!」カキカキ
やよい「お願いします!」
美希「はいなの」
『おそうじを手伝ってください!』
美希「お掃除?」
美希「あ、みんなで窓拭いたりしたやつ!」
やよい「はいっ。まだ給湯室まわりが手つかずなんです」
美希「わかったの。一緒にやろっ」
やよい「ありがとうございます! ふたりでやるときっとすぐです!」
やよい「ふーっ、おわりましたー」
美希「けっこうガンコだったのー」
やよい「ありがとうございました!」
美希「こっちこそ、いつもありがとーなの。やよいのおかげで事務所キレイだし」
やよい「えへへっ」
美希「そーだね」
雪歩「お疲れ様、ふたりとも」
真「お疲れ様~」
美希「ふたりとも、読み合わせ終わった?」
真「バッチリ!」
真「ボクのほうがドキドキだよ。雪歩、演技うまいから」
雪歩「ええっ!? わ、私なんて全然」
やよい「雪歩さんはすっごく上手ですよね! 別の人になっちゃったみたいです」
美希「そうだね」
雪歩「み、みんな……恥ずかしいよぅ」
雪歩「ミキノート?」
真「あ、これ? なんかすごいデスノートっぽいね」ペラッ
美希「それは言わないお約束なの」
真「なるほどね……ボクは特にお願いしたいことないなあ。雪歩、なんかある?」
美希「なんでもいいの。ヘンなことじゃなかったら」
雪歩「美希ちゃんにお願いしたいこと……あ」カキカキ
真「思いついた?」
雪歩「うん」
美希「はいなの」ペラッ
『メイクを教えて下さい』
やよい「あっ! 私も教えてほしいですーっ」
美希「メイクかあ、ミキかんたんなことしかしてないよ?」
真「ボクも分かんないかも。なんとなくやってるけど」
美希「みんな元からかわいいもんね」
雪歩「そ、そういうわけじゃないけど……将来のために、教えてほしい、です」
美希「いいよ。やよいと真くんも一緒でいい?」
雪歩「うん! もちろん!」
真「……雪歩っていまメイクしてる?」
雪歩「その、簡単な下地とアイラインぐらい……」
やよい「すごいです! 私、なんにもしてません」
真「なんにもしてなくてこんな白いのかぁ……」
やよい「ま、真さん?」
雪歩「はいっ」
真「はーい」
やよい「はい!」
美希「うんうん。元気があって先生はうれしいの!」
雪歩「ありがとう美希ちゃん。帰ったらやってみるね」
真「ボクも!」
やよい「私もお母さんの借りてやってみます!」
美希「みんなすっごく真面目だったの。ノートとかとってたし」
真「書かないと忘れちゃうから……」
美希「ヒマだったんだもん」
真「そんな理由なんだ……」
美希「最近、みんなと遊んでなかったしね」
やよい「たしかに久しぶりですね」
貴音「おはようございます」
貴音「おや?」
やよい「貴音さん、美希さんにお願いしたいことないですか?」
雪歩「美希ちゃんへのお願いをノートに書くと、叶えてくれるんです」
貴音「なるほど……」カキカキ
真「見当もつかないね……」
貴音「では、これで」
美希「ありがとーなの」ペラッ
『美味しいらぁめんを作ってください』
美希「なるほどねー。貴音、ミキ料理はゼンゼンだけど、それでもいい?」
やよい「あ、それなら手伝いますよ!」
貴音「なんと!」
美希「やよいがいたら百人力なの!」
やよい「真さんと雪歩さんも、待っててくださいね」
美希「なんだか燃えてきたの!」
雪歩「袋麺のアレンジって楽しいよね」
貴音「袋麺、ですか?」
美希「えっ、ラーメン作るんだよね」
貴音「はい。麺やスープにこだわった、美味しいらぁめんをぜひ」
やよい「麺やスープ……」
美希「貴音」
貴音「はい」
美希「……パスなの!」
貴音「なんと!」
美希「このノートは絶対じゃないの……」
真「なんの説明もしてないもんね」
やよい「番組とかじゃないですよ~」
貴音「……それでは」カキカキ
貴音「これでいかがでしょう?」
美希「どれどれ?」
美希「うん。いいよ」
貴音「ふふっ。最近はあまり皆で食事をしていないものですから」
真「そうだね。じゃあ行こっか」
やよい「貴音さんのおすすめ、食べてみたいですーっ」
雪歩「わ、私も!」
真「オッケー」
貴音「それにしても、なぜあのようなノートをはじめたのですか?」
美希「ああ、それはね……」
ガタン
ガチャリ
小鳥「ただいまぁ」
小鳥「あら? 誰もいなくなっちゃってた?」
小鳥「……ミキノート。なにかしらこれ」
小鳥「……えっ! 美希ちゃんがなんでもしてくれるノート!?」
小鳥「も、もしかして神様が落としたんじゃ……」
伊織「ふあーあ……小鳥……?」
小鳥「ひゃっ! い、伊織ちゃん! 見て見てこのノート!」バッ!!
伊織「ああ、それ美希の……きゃあ!?」
小鳥「美希ちゃんがなんでもやってくれるノートなんですって!」
伊織「アンタ何ページ分書いてんのよぉ!?」
つづかない
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コメント一覧 (9)
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- 2020年01月12日 04:46
- 暇人である証左にしかならん見た事ある気がする宣言じゃマウントとれてねえぞ
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- 2020年01月12日 05:26
- 美希とデスノートがテーマの作品なら、
千早「おにぎりノート?」があるけど、
内容はほとんど別物だぞ
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- 2020年01月12日 06:20
- 「個性が欲しいです」
「胸」
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- 2020年01月12日 10:19
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- 2020年01月12日 10:22
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- 2020年01月13日 20:06
- 平和で素晴らしい
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- 2020年01月19日 18:48
- この事務員、既に書かれてた内容に反応しないだと···!?
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- 2020年02月15日 22:28
- 天使か?
何番煎じ?