猫耳アサシン(♀)「こんな時間に私を呼びつけて…………今度は誰だ?」
猫耳アサシン「……当たり前だ。それで、ターゲットは?…………なるほど、それはまた…。」
猫耳アサシン「まあいい。貴様が何を考え、腹に何を飼っていようが私には興味が無い。報酬さえもらえれば、なんでもいい。」
猫耳アサシン「……承知した。報酬の半額を前金としていただく。しめて……このあたりでどうだ?」
猫耳アサシン「フッ、話が早くて大いに結構。では明日にでも出立する。…果報を持ってくる。貴様は寝て待っていればいい。では……」
猫耳アサシン「……なんだ?まだ何か用か?」
猫耳アサシン「…………勘違いしてもらっては困るが……私は、貴様の情婦になった覚えはない。身の程を弁えろ。」
猫耳アサシン「それに…………若い芽には興味がない。さらに励んで、いい男になってみろ。そうしたら、少しは考えてやってもいい。」
猫耳アサシン「ではな……坊や。」
猫耳アサシン「……。」
猫耳アサシン「……すまないな。同業者とはいえ、殺されては困る相手ではな。…………。」
猫耳アサシン「…………もう気配もない。安心しろ、終わったぞ。」
猫耳アサシン「まったく、馬鹿な男だ。貴様が私に依頼をするのと同じように、貴様の命を狙っている人間などいくらでもいる。」
猫耳アサシン「これに懲りたら、少しは自分の身の振り方を考えることだな。」
猫耳アサシン「……別に、大したことではない。貴様に死なれては私が困る。貴様は私のお得意様だからな。」
猫耳アサシン「金の切れ目が縁の切れ目、とはよく言ったものだが……金が切れねば縁も切れん。ただ、それだけのことだ。」
猫耳アサシン「じゃあな。また危なくなったら、駆けつけてやる。……まあ、もう無いことを祈る。」
尻尾の付け根の尾骶骨部分をゴシゴシしたいお
猫耳アサシン「…………報告は以上だ。奴はもうこの世にはいない。念の為、証拠も持ってきた。これでどうだ?」
猫耳アサシン「……なに、大したことではない。かえっていい運動になった。ここ最近は温い仕事ばかりだったからな。」
猫耳アサシン「さ、報酬をよこせ。…………む……どういうつもりだ、これでは多すぎる。」
猫耳アサシン「……余計な気を回すな。私は自らが提示した額を貴様に払ってもらえればそれでいい。別に、金に困ってるわけでもない。」
猫耳アサシン「無駄なことに金を使う余裕があるなら、少しはマシな使用人でも雇ったらどうだ。天井裏にネズミが巣を作っていたぞ。」
猫耳アサシン「思わず………………いや、なんでもない。」
猫耳アサシン「とにかく、そういうことだ。大人ぶるのは結構だが、身の丈にあった範囲にしろ。では、失礼する。」
尻尾の付け根なでなでしたら「んんぅ~……♪」とかいうのかな
いわねぇのかな
俺は言うぞ
猫耳アサシン「どうだかな。貴様はそうかもしれんが、あちらはどう思っているやら。女は金に弱い。」
猫耳アサシン「……出てこれるはずがないだろう。私の存在が知れたら、余計な手間が増える。」
猫耳アサシン「…………懲りないな、貴様も。一方通行は迷惑だ、自重しろ。」
猫耳アサシン「それより、頼まれていたものを持ってきた。これでいいか?……なに、この程度のことは容易い。危険もないし、割がいい。」
猫耳アサシン「さあ、報酬をよこせ。……確かに。では、私はこれで失礼する。用があったらまた呼べ。」
猫耳アサシン「む……なんだ、また入り用か?…………なに?」
猫耳アサシン「……こんな耳など、触っても面白くあるまい。それに、易々と触れさせるほど安いものでもない。貴様の考えているような反応も、期待するだけ無駄だ。」
猫耳アサシン「それこそ、先程の女にでも頼んだらどうだ?小遣いをよこせば、いくらでも触らせてくれるだろう。フフッ。」
猫耳アサシン「形は違えど、同じく女の耳だ。さして差異もあるまい?」
猫耳アサシン「揉ません。」
猫耳アサシン「いくら積まれようと、触れさせん。私は金で雇われるが、尊厳まで売ったつもりはない。」
猫耳アサシン「だいたい、そんなことをよくも面と向かって言えたものだな。無礼だとは思わなかったのか?少しも?」
猫耳アサシン「……はぁっ……呆れてものも言えん…。」
猫耳アサシン「……そもそも、金を払って女の胸に触れようとするその魂胆が気に食わん。貴様に尊厳というものはないのか?」
猫耳アサシン「このままでは貴様は本当に“金”しかない男になるぞ。金の力に頼らなければ女も口説けないで……貴様は本当にそれでいいのか?」
猫耳アサシン「いいか、この際だからハッキリ言わせてもらうがな、貴様はまだ若いのにどうしてそう──」
真面目なので触らせてもらえなさそう
爪研ぎやら顔洗いやらやってるところを覗きたひ
猫耳アサシン「……ふぅ、ようやく着いたか。まったく、急な雨に降られて濡れてしまった……これだから雨は好かん。……まったく…。」
猫耳アサシン「…………。…………何故貴様がここにいる。」
猫耳アサシン「……そうか、それは殊勝なことだな。ありがたく使わせてもらおう。……なんだ。」
猫耳アサシン「…………おかしなことはあるまい。私の種族は、湿気が嫌いだ。だから、無意識のうちに顔を拭ってしまって……。………………。」
猫耳アサシン「……馬鹿にしているのか、貴様は。」
猫耳アサシン「まあ、貴様のような人間にはおもしろおかしく映るかもしれんが、これは本能であってだな、私は決して……」
猫耳アサシン「……チッ…………可愛くなどないッ。」
猫耳アサシン「まったく不愉快だ。わざわざ私の帰りを外で待ってタオルを差し出してくれた貴様の心遣いには感謝するが…………だからっ、可愛くなどないッ!」
猫耳アサシン「まったく……不愉快極まる……これだから雨は、まったく……」
たまに全身ふりふりしたりしてそう
多分きっと体温高いと思うからぽかぽかしそう
猫耳アサシン「……ッ、こんなところにいたかっ。」
猫耳アサシン「まったく…ッ、この大馬鹿者がっ!物見遊山でこんなところに来るからこうなるっ!これだから金持ちのボンボンは好かんのだっ、いつも自然を舐めてかかるから…っ。」
猫耳アサシン「いいか……意識はしっかり持てよ、私が来たからにはもう安心だ。決して死なせはしない…っ!」
~~~~~~~~~~~~~~
猫耳アサシン「……少しは落ち着いたか。」
猫耳アサシン「……ああ、この吹雪のなかで無闇に出るのは危険だ。陽が出る明朝まで、ここにいる。」
猫耳アサシン「…………黙れ。誰のせいでこうなったと思っているんだ。私も貴様がこんなことになりさえしなければ、好きで来ようなどとは思わなかったッ!…………チッ……。」
猫耳アサシン「……貴様も、少しは自らの思慮の浅さを反省したか?…………それなら、もういい。二度とこんな間抜けなことはしないと誓うなら、いい。」
猫耳アサシン「…………とにかく、もう休め。寒さとこの標高で、貴様の体力は限界のはずだ。明日下山する頃に倒れられても困る。」
猫耳アサシン「……ああ……私も疲れた。まさかこんなところまで人の気配はしないし、私も眠ろう。…………っ…。」
猫耳アサシン「…………ああ、実は私は、寒いのは得意でなくてな。いくら暖をとっているとはいえ、この寒さでは少々堪えるものがあるな…。」
猫耳アサシン「……なに?………………貴様……。…………いや、いい考えかもしれない。」
猫耳アサシン「確かに、固まって眠った方が体温を保てる。古典的ではあるが、道理だな。……では……。」
猫耳アサシン「…………言っておくが、妙な気はおこすんじゃないぞ。私は睡眠時でも瞬時に臨戦態勢を取れるよう鍛えてある。……殴るだけじゃ、済まんからな。」
猫耳アサシン「では、もう休もう。…………○○、今日はよく頑張ったな。……おやすみ…。」
猫耳アサシン「…………っ、手を回すなっ。引っかかれたいのかっ。」
最初は嫌がるけど結局一緒に寝てくれそう
猫耳アサシン「…………貴様という男は、本当に……。」
猫耳アサシン「……雪山の一件でなにを勘違いしたかは知らんが、私は貴様の女になったつもりはない。弁えろ。」
猫耳アサシン「っ、妙な言い方はやめろっ!褥を共にするだなんてっ、私はただ状況的に仕方なく…っ!」
猫耳アサシン「…………ああもうっ、ふざけるなッ。いい加減にしろ、調子に乗るなっ……くそッ、くそッ……。」
猫耳アサシン「…………金などいらんッ!舐めるなっ、ガキが……ッ。」
猫耳アサシン「ああもうっ、何故こうなる…っ。貴様は好かんッ。起きたら、覚えていろ…っ。」
猫耳アサシン「少し甘い顔をしたらこれだっ、まったく……ああイライラする……腹が立つッ、くそッ……。」
チョロくていいのか
猫耳アサシン(♀)ちゃんは俺のことが大好きだから俺はワキガ
今調べて来たけど普通の腋の匂いとワキガの匂いって汗腺レベルで違うんだってな
そんで猫ってワキガの匂いも好きだけど女性の股の匂いも好きなんだってさ
おやおや
赤ちゃんもポンポン生まれましたとさ
おわり
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コメント一覧 (6)
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- 2020年01月06日 21:35
- 猫はいいんだが、問題は………アイルーみたいな猫なのか、それとも人の姿で猫耳ある程度なのか………
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- 2020年01月07日 02:10
- うまく説明できんが、8~9割人間、猫耳や鼻、所々の毛皮っぽい部分が獣っぽさをって感じじゃね?俺はFF11のミスラ?とやらをイメージした
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- 2020年01月07日 05:10
- その辺は戦争勃発しかねないんで...各自好きな状態を想像するだけにしようね
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- 2020年01月07日 07:51
- 何割だろうが可愛ければ全部良いんだよ
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- 2020年01月07日 10:32
- 100%人間の美女 ⇒ かわいい
100%猫 ⇒ かわいい
あとは比率がどうなろうがかわいいことに変わりないだろう?
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- 2020年01月07日 16:40
- だれも損しないという素晴らしさ