【まちカドまぞく】ミカン「うー…」ポリポリ シャミ子「耳が痒いんですか?」
ミカン「そうなのよ、ここ最近転校とか引っ越しとかで忙しくてサボり気味だったせいかしら…」
ミカン「うー…奥が痒い…」ポリポリ
シャミ子「だったら私が耳かきしてあげますよ!」
ミカン「え、そこまでしなくても…」
シャミ子「いえいえ、ミカンさんには普段からお世話になってますからそのお礼と思って」
シャミ子「それに私耳かきちょー得意なんです!」エッヘン!
シャミ子「お母さん直伝の吉田家流耳掃除をやっちゃりますよ!」
ミカン「そんなに自信があるならお願いしてみようかしら」
ミカン「じゃあ失礼します」プニッ
ミカン(シャミ子の太もも柔らかい…)
シャミ子「では最初は耳の上の方から失礼します」フキフキ
ミカン「ん…!まずそこからなのね」
シャミ子「ここの辺りは掃除が疎かになって粉っぽいのが溜まってたりするんですよ」
シャミ子「なのでここは少し濡れた綿棒で乾燥したのを拭き取ります!」フキフキ
ミカン「丁寧ねー、そういえば今日桃見ないけどどうしたのかしら…」
桃「まさか忘れ物をして学校に戻る羽目になるなんて」
桃(しかもシャミ子の隠し撮りの写真を忘れるとは)
桃「さて、無事回収できたし帰るか」
……ミコー……シャミ……
桃「隣のクラスから聞き慣れた声がする」ノゾキミ
リリス「シャミ子ー、シャミ子やー…グズグズ…」
桃「またごせん像忘れられてる…」
桃「いえ、たまたま通りかかっただけですし」
リリス「それはそうとお主何故学校に?部活とかもやってないであろうに」
桃「…そこら辺は気にしないで下さい、早く帰りまs…
ドカーン!ピシャーン!ゴロゴロ!ビュオー!
桃「さっきまで雲ひとつない晴空だったのに!」
リリス「なんだこの空は!世界の終わりか!?」
桃「この天候と違和感…まさか!」
リリス「知っているのか桃!?」
桃「ミカンの呪いのことはリリスさんも知っていますよね、実はこの呪いには2つのパターンが存在するんです」
リリス「動揺すると発動するやつ以外にもあるのか!」
桃「ミカンはいつも動揺しないよう注意しているので呪いもささやかレベルですが、意識とかがゆるゆるになってしまった時とんでもないレベルの呪いが解放されるんです…」
リリス「いやこれ急にレベル跳ね上がりすぎであろう!?あれ見ろ!お前がこの前持ってきてたでっかいタイヤが宙に舞っているぞ!」※アニメ7話参照
リリス「余も可愛い子孫が心配だ!危険は承知で行くぞ魔法少女よ!!」
桃「あなたは私に運ばれるだけでしょ」
リリス「ちょっとかっこいいこと言ってみたかったのだ...」
桃(一体ミカンの身になにが…ミカン、シャミ子、どうか無事で...)
_____________________________________________
シャミ子「ここですか~?ここがいいんですか~?」コヨコヨ
ミカン「ちょ!シャミ子!耳たぶの裏側そんな責めないでぇ~!」
シャミ子「掻きすぎは良くないですが、こうなでるようにすると気持ちいいでしょう?」
ミカン「ええ、今度自分でも試してみるわ」
シャミ子「さて、それではメインディッシュ!耳の中をキレイキレイしちゃいます!」
ミカン「いつにも増してウキウキね…」
シャミ子「まずは入口を~」コリコリ
ミカン「ん…!」
シャミ子「じわりじわりと撫で搔きして…だんだんと奥へ~」コリコリコリコリ
ミカン「んん~~❤しゃ!シャミ子…その撫でかたすごい気持ちいい…!」
シャミ子「気持ちいいでしょう!この角度が気持ち良さの肝なんです!」コリコリ
カゼデフェンスガフットンダゾー
ドウブツエンノドウブツガニゲダシター
桃「とんでもない状況になってる…」
リリス「ああ、ここまで来る途中で小倉が慌てて避難していたからよっぽどのレベルみたいだな…」
桃「今までに経験したことない、過去最高の呪い…」
リリス「!?桃!左に避けろ!」
桃「え?」サッ
ピシャーン!!!!!
桃「目の前に雷撃が…」
リリス「余に感謝せよ魔法少女!このごせん像ボディの角部分は危険を感じ取れる優れものなのだ!」
桃(避雷針になってたりしないよね…)
シャミ子「ここかな~?ここかな~?」カリカリ
ミカン「んぅ……ああん……!」
シャミ子「上の辺りも重点的に…」カリカリ
ミカン「あ…そこは…らめぇ…」
シャミ子「かーらーのー、下攻め~!」カリカリ
ミカン「ひゃうん!そんなにいじめないでぇ…」
シャミ子(あれ?なんかすごく楽しい…!)
シャミ子「ミカンさん」
ミカン「ん…なぁに…?」
シャミ子「…ふー」イキフキカケー
ミカン「ひゃあん!」ゾクゾクゾク
ミカン「あ、ありがとう…なんかすごくスッキリしたわ」
ミカン(本当はもう少し続けて欲しかったけど…)
ミカン「じゃあ頭どかすわね」
シャミ子「……なにを言っているんですかミカンさん…」
ミカン「へ?」
シャミ子「まだ左耳の掃除が終わってないじゃないですか!!」ウキウキ
ミカン「今までに見たことないくらい眩しい表情!」
リリス「桃よ!雷が治まってきたぞ!」
桃「おそらくミカンが正常に戻っていってるのかも…」
リリス「やれやれ…一時はどうなるかと思」
ドガン!!
桃「…」
リリス「……余の気のせいか、今ミサイルみたいなのが飛んできたような...」
桃「気のせいじゃない…壁に穴が空いてるし…」
リリス「なんだこのおっさん!?」
おじさん「俺か?俺は通りすがりのサーファーだ!それよりあれを見ろ!!」
桃「あれは…竜巻…!?しかもとんでもなく大きい…」
リリス「しかもただの竜巻じゃないぞ!中に無数のミサイルみたいなのがグルグル回っているではないか!」
おじさん「ミサイルなんて可愛いものじゃない!おそらく竜巻に乗って“奴ら”もやってきたってことだ!」
桃「奴らって一体…!?」
おじさん「“サメ”だ!ついに日本にも上陸してしまったんだ“シャークネード”が!」
リリス「しかし流石にあれは危険すぎるであろう!当たったらすぐにガブリンチョされてしまうぞ!」
おじさん「だったら俺が道を開いてやる!俺の後についてこい!」
おじさん「シャークネードには…こうするのが手っ取り早いんだ!!」ドゥルルンドゥルルン!ウィーン!
リリス「どっからともなくチェーンソーが!!」
おじさん「うおりゃあああああ!!!!!」
ズバッ!ザバンッ!ギュイーン!
桃「すごい…サメを次から次へと真っ二つに…」
リリス「桃よ、道が開たぞ!」
桃「待っててねミカン!シャミ子!すぐに助けに行く…!」
_____________________________________________
シャミ子「ここか~ここがいいのか~?」カリカリ
ミカン「ひぅん!ひゃみこぉ~…しょこぉ…すごくいい…」
カサッ
シャミ子「!今の感触…貰ったああ!!」カリカリカリカリカリカリ
ミカン「きゅうううう~~❤❤」
ミカン「う~…恥ずかしいからあんなり言わないでぇ…」
シャミ子「ではではこれで耳掃除おしまいです、いかがでしたかミカンさん?」
ミカン「……隙あり!」シッポツカミー
シャミ子「ほげぇ!ミカンさんなにを…」
ミカン「こんなに気持ちいい耳かきしてもらったんだから、今度はお礼に私がシャミ子の耳かきをしてあげるわ!」
シャミ子「そんなお礼だなんて…」
ミカン「いーの!ほら、早く膝に頭を置いて!」ヒザポンポン
桃「ようやく…終わったのかな…?」
リリス「結局さっきのチェーンソー男はなんだったのであろうな。嵐が止んだら『俺は次の戦場に行く」と言ってどっかに行ってしまったし」
桃「そんなことよりミカン!なんやかんやパンダ荘前だし早く確認しないと!」
サメ「シャアアアク!」
リリス「おい桃!ばんだ荘の入口前で腹を空かしたサメの生き残りが!」
桃「これでもくらえ!」ポイッ
リリス「うおおおおい!!余をサメに差し出すなああぁぁぁ…」
パンダ荘ってなんや
桃「さすがメソポタのオーパーツ、サメに齧られてるのに傷一つ付いていない…」
リリス「痛くはないけど心が痛い」
桃「そんなことよりミカン!シャミ子」
ダダダダダ、バァン!
桃「2人とも大丈夫!?」
(仕切りドア越しに聞こえる声)
シャミ子『ミカンさ~ん、早く入れてください~』
ミカン『ほらほら~先っちょ入っちゃったぞ~』
桃「」
ミカン『ここがいいの~?』
桃「…」モ“ーン
ミカン『それにしてもシャミ子のこれ(ツノ)大きい…』
シャミ子『ひゃう!急に触らないでくださいー!』
桃「……」モ”ーーン
シャミ子『ミカンさん…そこすごくきもちいい…もっとしてください…』
ミカン『うふふ、お楽しみはこれから、もっと気持ちよくしてあげるんだから…』
桃「………」モ“ーーーン
サメ「ガジガジ」
リリス「うぅ…余はいつまで齧られるのだ…」
桃「……」
リリス「おお桃よ!2人はどうだった!?ていうかさっさと助けろ!」
桃「………だよ…」
リリス「?」
桃「シャミ子が悪いんだよ…」
がんばれ桃さん!
ちなみに耳かきのしすぎはあんまりよろしくないぞ!
適度にやって耳が綺麗な女の子になるんだ!
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コメント一覧 (23)
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- 2019年11月20日 14:32
- >>1
速水奏「は?」
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- 2019年11月20日 05:05
- 急なフィンは笑ったけどウガルルちゃんは🍊の中から外の様子がわからないからって良し悪しに関係なく🍊の心が揺れている時に無差別に呪いを発動させているだけなのでゆるゆるになったらむしろ寝てると思うんですけど
-
- 2019年11月20日 06:41
- サメおじさん好き
いらないけど好き
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- 2019年11月20日 06:43
- 耳かきシチュは良かった、非常に良かった
でもなんでクソサメ映画ネタぶっこむんだよw
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- 2019年11月20日 07:06
- そもそも片手ダンプ桃ならサメくらいワンパンできるだろw
-
- 2019年11月20日 07:10
- 桃(闇落ち&ハイライトオフ&殺意の波動)「ミカン・・・今すぐ死んで・・・この泥棒猫・・・!!!」
ミカン「ヽ((((ヽ;゜Д゜)))ヒイィィィ!助けてシャミ子!!!」
-
- 2019年11月20日 07:58
- そろそろサメも異世界転生しそうなほどネタが飽和してきたな
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- 2019年11月20日 09:23
- シャミカンは和む
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- 2019年11月20日 09:29
- 現場に突入できない辺りやはり桃は童貞魔法少女なんだなぁ
🍊なら最高のタイミングで飛び込んでくるぞ
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- 2019年11月20日 11:54
- 唐突なシャークネードに草
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- 2019年11月20日 12:00
- 耳かきしてる所に急に入って行ったら最悪、膜が破れちゃうからな
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- 2019年11月20日 12:12
- 本編でもZ級らしきサメ映画のポスターあったもんね
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- 2019年11月20日 18:48
- >>12
あったなそういえば
だからシャークネードネタ入れたのか
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- 2019年11月20日 12:25
- デンデンデデデンデデデデン \シャーク!/
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- 2019年11月20日 12:32
- シャミ子は棒の扱いが上手いまぞくなんだね!
-
- 2019年11月20日 12:35
- 耳かきがエッチなんですか?
まぞくがえっちなんですか?
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- 2019年11月20日 15:58
- フィン・シェパードはニューヨーカーを率いたことはあるけど彼自身はニューヨーカーではないんだよなあ
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- 2019年11月20日 16:43
- どうしてサメを殴らないんだ...
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- 2019年11月21日 03:20
- 後日、顔を赤くしながら「自分じゃ気持ちよくできなくて」っていう🍊と
くすっと笑いながら「いいですよ、今からしますか?」っていうシャミ子と
それを見て闇落ち寸前で「桃もしますか?」って言われて勘違いMAX🍑で
つづきが見たい
-
- 2019年11月21日 23:25
- >>20
お前が描くんだよぉ!!
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- 2019年11月22日 10:21
- 桃×リリス良くね?
あとデビルシャークとかいう円盤状の燃えないゴミの話する?
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- 2019年11月22日 14:28
- >>22
リリスさんとかリコくんと居る時の素に近い桃好きだわ
他はよかった。でもサメのくだりは要らない
あとサメのくだりは要らない