両脚欠損者(♀)「うひ…………よくもまあ来てくれましたねぇ…。」
両脚「ま……そりゃそうか…。ワタシ、皆さんのあいだじゃあ浮いてましたしねぇ……友達なんて……ひとりもいないし…。」
両脚「あーあ…………浮いてるついでに、空中に浮けるようなタイプの義足とか発明して……あひひひっ、誰かしてくれないですかねぇ?」
両脚「…………外の空気が吸いたいですねぇ。車椅子、引いてくださいよぉ。それくらいは、してくれるでしょう…?」
両脚「うひひ……どうもどうも…。この身体になってからというもの、どうにもやる気がおきなくてですねぇ……ずーっと病室で……考え事ばっかりしてるんですよぉ…………アナタのこととか、ね…。」
両脚「駄目ですねぇ、こんなんじゃすぐボケちゃいますねぇ。そのうちなんにも考えられなくなって……それにすら気づかなくなって……おー、怖い怖い…。」
両脚「そうならないように、定期的にこうして……車椅子引いてくださいよぉ。人助けだと思って……ひひひ。」
両脚「ワタシの顔が見たくないって言っても、そうは行きませんよぉ…?…………来てくださいねぇ、ずっと待ってますから…。」
両脚「……いやぁ、どうもどうも…………本当に来てくたんですかぁ。てっきりあのまま……どっか行くかと思ったんですがねぇ…。」
両脚「それがアンタなりの……ってやつ?ま……どうでもいいけど…。」
両脚「さぁさ……せっかく来てくれたんだったら、車椅子……お願いしますよぉ。今日は天気がいいですからねぇ、ぽかぽかと……気持ちいいでしょうねぇ。」
両脚「…………そうそう……実はですねぇ、退院の目処が立ったんですよぉ。早ければ、今月の末にでも……ですって。いやぁ、案外早いですよねぇ。」
両脚「ワタシみたいなやつのために、ベッドを貸していたくないんでしょうか……まあ、こんなやつですしねぇ……しょうがないといえば、しょうがないですよねぇ……?ひひひっ…。」
両脚「…………いやだなぁ……脚が止まってますよぉ。ワタシと違って、健康なあんよがついてるんですから……ほらほら、歩いた歩いた……ひひ…。」
両脚「……もちろん……会いに行きますよぉ。○○さんは、ワタシがこんな身体になっても、唯一会いに来てくれた……大切な……たぁいせつなお友達ですからねぇ…。」
両脚「会いに行って……会いに行って……たっぷりと、お返しをして差し上げるつもりですよぉ…。…………今度は…。」
両脚「アンタが脚を失くす番だよ。」
締まり悪そう
「だぁれがアンタみたいなクズを悦ばせるために鍛えなきゃならねぇんだよ……バァーカ……♪」とか言われて意地でも筋肉鍛えてくれなくなりそう
両脚「あのときアンタが……ワタシのことを抱きしめてくれたら……ワタシはこんな身体にならずに済んだのに……アンタのせいで……アンタのせいでぇぇ……!!」
両脚「いやぁあぁ痛かったですよぉ本ッ当に痛かったぁぁぁ……!!失神したいのに……痛すぎて意識が飛ばないんですねぇああいうときってのは……。」
両脚「おかげで今でも……あひひひ……失くなったはずの両脚の感覚がねぇ……消えないんですよ……!!あのときの痛みが、24時間ワタシを襲うんだぁぁ……。」
両脚「こいつのせいで夜も眠れない……!!痛みと、恐怖と、苛立ちで……は、発狂しそうになる…っ。今すぐにでも叫んでしまいたいのに、それが出来ないんだなぁ……ほら、ワタシって……優秀だから…。」
両脚「今度はさぁ……アンタにも同じ感覚、知ってもらいたいんだぁ…?うひひ……大好きだから……ワタシといっしょ…………大ッ嫌いだからァ……お前もこの苦しみを味わえぇぇぇ…………!!!!」
両脚「……ああぁぁ………そぉんな顔するなら、あのとき……ワタシの想いを受け止めていればよかったですねぇ…?でももう遅い……もうワタシの脚は戻ってこないんだよ……絶対にねぇ…!!」
両脚「でも……これからは○○さんがいる……アンタがワタシの両脚の代わりになるんだよ…?ワタシの車椅子を引っ張って……どこにだって行くの…………ワタシの思うままに……愛する人のために……奴隷のようにぃぃ…!」
両脚「そうして馬車馬のように働かせて……ある日突然、ワタシのように突然に、脚を失うんだ……それで初めてフェアってもんでしょ…?ひひ、うひひひひ……!ねぇ、これでお揃いだよぉぉ…!!」
両脚「ねぇ…………まさか、逃げたりなんかしませんよねぇ…?アンタがワタシをこんなふうにしたんですよ…?その罪から逃れたいがためにっ、こうしてワタシに会いに来てくれてるんでしょう…!?」
両脚「だぁったらワタシのものになれよぉぉぉ今度こそおぉぉぉ……!!お、お前……わた、わ、ワタシのものだからなぁぁ!一生どこへも行くなあッ!!ワタシのために生きて死ねっ!死ねぇぇえッ!!!」
両脚「……ふぅ。……今度からはワタシの命令は絶対聞かなきゃ駄目ですよぉ?ワタシはほら、障害を持ってるんですから……やさしくしなきゃいけないんですよぉ?誰よりも、やさぁしく……ね?」
両脚「ワタシはもう、○○さんなしじゃ生きていけないくらい弱い弱い存在なんですから……だから○○さんは、誰よりも、何よりも……ワタシのことを優先しながら、これから生きるんですよぉ?」
両脚「ワタシが水を欲したら即座に水を飲ませて……トイレに行きたいと言ったら、ワタシをトイレまで押していくんです。……両脚が欲しいっつったらとっとと両脚寄越すんだよぉ…。」
両脚「これからアンタの人生は……ワタシ一色の人生…。……ぁああ……いいなぁ……最高に幸福ですよぉぉぉ…!たかが脚二本でアンタが買えるなら…………ひ、ひ、ひ…………や、安かったかもなぁ…?」
両脚「…………なぁんでもないですよぉ。いちいち聞き返すんじゃない、このクズが。人の脚を奪ったゴミなんですよぉアンタは……身の程わきまえろよ…?……………ぅぅぅあぁぁ~……♪ッ、くうッ…!」
両脚「あァ…………キス……キスしたいよぉ……キス…ここで今すぐキスしろよぉ…………舌、べーって出せ……ほらあ遅いんだよっ、つ、使えねぇなぁもう…………ぁ………あ……………あァ~………♪」
逃げた先のアパートに車椅子を自分で引いて尋ねてきそう
たとえ2階でも地べたを這いずってやってきそう
「うひ……ひ、ひひひ……ここかぁ……ここですかぁ…………ワタシの脚を奪ったうえに……ワタシを裏切って逃げた罪人の部屋はぁぁぁ……!!!」
「は、はは……あっひひひ!!痛い!!痛いなぁああ!!蹴らないでくださいよぉ!!また怪我しちゃうじゃないですかぁあああアンタのせいでさぁああ!!」
「なんだぁ!?また拒むのか!?またワタシを突き放すのかぁ!?今度はどこだぁ!?どこを切り飛ばせばいいんだぁ!?腕か!!それとも目でも潰せば気が済むかぁ!?あああ!!?」
とか言われて近所迷惑になりそう
両脚「いやぁ外もずいぶん秋めいてきましたねぇ。上着を羽織ってきて正解でしたねぇ、○○さん?」
両脚「覚えてますぅ?去年の今頃……ワタシが○○さんに六度目の告白をして……半分キレ気味に断られたんですよぉ…。」
両脚「いい加減にしてくれとか、仰ってましたよねぇ…?うっひ…………それが今じゃあこうして車椅子を押してくれる間柄になるんだから……人生何が起こるか分からないですよねぇ…?」
両脚「当時のワタシに「お前は1年後に両脚と引き換えに○○さんの心を射止めるぞ」って言ったら……どんな反応するのかなぁ…?」
両脚「ひっひ……そうしたらそのときの○○さんにも伝えてあげなきゃいけませんよねぇ?「お前はあのキモい女の両脚を奪って一生罪滅ぼしの人生を送る羽目になるぞ」ってさぁ……!!うひ!うひひッ!」
両脚「罪人っ!!罪人の汚名着せられてやんのおっ!!アンタは罪人だよお罪人罪人罪人だぁああっ!!罪人なんだよお前はあッ!罪人は罪人らしくはやく罪滅ぼししろ!!ワタシに尽くして刑を軽くしろよお!!はやく!!なあはやくってばあ!!」
両脚「……ぅうぅぅぅぁあっ…♪あ、ぁぁあぁあっ……!あ、頭すっごいよぉぉ……さ、触られるだけで脳みそグッチャグチャああッ…♡か、かッハァ……あ、ぐ、ぐぁ……脳細胞死ぬッ……撫でられるたびにどんどん壊死してくうぅぁぁ、ぉ、おぉ……。」
頭なでるだけで幸せそうにヨダレ垂らしそう
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コメント一覧 (13)
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- 2019年10月27日 14:05
- 脚が喋ったに全部持ってかれたな
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- 2019年10月27日 14:22
- 脚なんて飾りです 偉い人にはわからんのです
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- 2019年10月27日 14:23
- 足が喋ったは草
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- 2019年10月27日 17:49
- ???なにコレ。事故で精神病んじゃったヒトの妄想?
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- 2019年10月28日 01:59
- 最高 どうよの人の作品見れるだけで1週間頑張れる
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- 2019年10月28日 02:34
- オクトレイン出発進行!
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- 2019年10月28日 07:35
- 新堂エル先生の両腕両足欠損女の奴は滅茶苦茶シコだった
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- 2019年10月28日 23:31
- その後義足を手に入れた彼女は金髪の背の低い少年と全身鎧の男と出会うんやね。
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- 2019年10月29日 21:36
- 罪悪感を盾に精神的に縛られたい...
そして性的に虐められたい
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- 2019年11月04日 09:15
- なろうで書いたら評価してやってもいい
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- 2019年11月09日 00:41
- ゴミ。
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- 2021年03月24日 18:59
- キモイのはまぁいいとして、欠損利う鵜がないとかssだとしても話を書く才能がない
悪いが誰か解説してくれ