【ミリマスSS】劇場で秋刀魚を焼いてはいけません!!
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琴葉「こんにちは、最近涼しくなってきましたね」
P「少し寒いくらいだな。もう少し段階を踏んでくれれば良いんだけど」
琴葉「そうですね。先日慌てて秋服を出しました」
P「琴葉は今日は自主練するって言ってたっけ。疲れない程度にしておきなよ」
琴葉「はい、気を付けます。レッスンルームのカギ借りますね・・・あれ?」
P「鍵ならさっきエレナが持って行ったぞ。確か美也も一緒にいたはず」
琴葉「そうですか。それならついでに色々教えてもらおうかな・・・行ってきます。」
P「行ってらっしゃ~い」
琴葉「エレナと美也、ドラマで共演してからすっかり仲良しになったみたいね」
琴葉「・・・」
琴葉「・・・ん?この匂いは・・・?」
美也「お~、パチパチ良い音がして、香ばしい匂いが漂ってきましたぞ~」
エレナ「ンー!美味しそうー!早く食べたいヨー!」
美也「エレナさん、急いては事を仕損じる、ですよ~。中に火が通るまでじっくり待ちましょ~」
エレナ「みんなの分まで、たくさん焼いてあげようネ!」
美也「きっとみなさん喜びますよ~。楽しみですね~。」
琴葉「・・・」
琴葉「・・・」
琴葉「廊下まで焼き魚の匂いがするからおかしいと思ったら・・・」
エレナ「コトハ!コトハも一緒に食べようヨ~!」
美也「たくさん頂いたから琴葉ちゃんの分もありますよ~」
琴葉「そうじゃなくて・・・」
琴葉「どうしてレッスンルームでやるの!劇場で秋刀魚を焼いてはいけません!」
エレナ「隣の部屋の倉庫に七輪と炭があったからネ!」
美也「それに、外にいる皆さんに配るには、秋刀魚さんの数が足りないようですよ~」
琴葉「そもそも火災報知器があるでしょ!?」
エレナ「あ、それならさっき切っておいたヨ」
美也「エレナさん、ぴょ~んって飛んで、ポチッと押して、凄かったです~」
琴葉「そういう仕組みだっけ?」
琴葉「とにかく!危ないから、屋内で秋刀魚を焼くのはいけません!!」
エレナ「うーんそっか~。残念だネ~」
美也「そうですね~。火を消して、残りはつみれ汁でも作りましょうか~」
エレナ「ワーイ!一緒に作ろうヨー!・・・あっ」
エレナ「ところで今焼いてるこの三尾、どうしようネ」
美也「事務室に持っていっても、取合いになっちゃいそうですね~」
琴葉「・・・」
エレナ「ねぇねぇコトハ、どうしよっか♪」
美也「ほかほかご飯と、すだちもありますよ~」
琴葉「・・・」
琴葉「わ」
琴葉「私だって、たまには悪いことくらいするもん・・・」
エレナ「ワーイ!そうこなくっちゃー!」
美也「秋の風物詩、一緒に頂きましょ~」
琴葉「ま、まずは火を消してからね!それからだから!」
エレナ「ハーイ!」
美也「は~い♪」
美也「もぐもぐ・・・美味しいですね~」
エレナ「ンー!やっぱりコレだネー♪」
琴葉「おいしい・・・」
エレナ「コトハって、食べるときは結構ガッツリ食べるよネー」
琴葉「も、もう!からかわないでよ!」
美也「美味しそうにご飯を食べる琴葉ちゃんは可愛いですよ~」
琴葉「美也までそういうこと言う?」
エレナ「ミヤ~、しょうゆ取って~」
美也「はい~」
ガチャ
P「あ」
琴葉「あ」
エレナ「アー」
美也「お~」
P「休憩がてら様子を見に来たら・・・何やってるの君たち」
琴葉「えっと、ごめんなさい・・・」
エレナ「もう大体食べちゃったヨ。プロデューサー、ごめんネ?」
美也「私の残りはあと少しだけですが・・・、これで許してもらいましょ~」
P「いやそうじゃなくてね」
琴葉「は、白米で良かったらどうぞ!」
P「琴葉さん?落ち着いて?」
P「まぁ、美也はそれ一旦食べちゃってね。で、そっちの七輪だけど」
琴葉「さっき水をかけて消しました」
エレナ「もう触っても熱くないヨー」
P「よし、じゃあ後で外に持って行って全体に水かけて、炭の処分」
琴葉「はい」
エレナ「ハーイ」
美也「もぐもぐ・・・」
P「えー、それでは、田中琴葉さん、島原エレナさん、宮尾美也さん」
琴葉「はい」
エレナ「ハイ」
美也「もぐもぐ・・・」
P「美也が飲み込んだら話し始めます」
美也「むぐぐ・・・」
P「慌てなくていいからね」
美也「こくん。お待たせしました~」
P「はい、それでは改めて」
P「汚れるとか、匂いがつくとか、色々あるけど!」
P「危ないから!マジで危ないから!屋内で秋刀魚を焼いてはいけません!」
エレナ「う~、プロデューサー、ごめんね?」
美也「すみませんでした~」
琴葉「申し訳ございません」
P「火災報知器は改めて業者呼んで点検してもらうことになるからね!ちゃんと青羽さんにごめんなさいすること!」
琴葉「はい・・・」
エレナ「プロデューサー、コトハは止めてくれたから悪くないんだヨ」
琴葉「でも秋刀魚食べちゃったし・・・」
美也「それも私たちが無理やり勧めたからですから~」
P「とにかく、危ないから屋内ではダメ絶対。オーケー?」
エレナ「ハイ」
美也「はい~」
琴葉「はい」
P「反省したか?絶対もうやらない?」
エレナ「ウン」
美也「反省します~」
琴葉「申し訳ございませんでした」
P「それならよし!絶対ダメだからね!・・・あ」
P「それじゃあ罰として、そこの秋刀魚で料理を作ってみんなに振舞ってもらおうかな」
P「また冷凍してもよくないでしょ、それ」
美也「まぁ、そうですね~」
エレナ「それでいいノ?」
P「反省してること前提だからな!」
エレナ「ワーイ!じゃあコトハ、ミヤ。一緒につくろ~!」
琴葉「はい、丹精込めて作らせていただきます」
in 事務所の台所
琴葉「美奈子ちゃん、鍋とか包丁とか使って良いって」
美也「ふむふむ、調味料も一通りそろっていて良かったです~」
エレナ「秋刀魚がたくさんあるから、つみれたっぷりにしようネ!」
美也「それでは改めて、秋の風物詩をいただきましょ~!」
エレナ「お~!」
琴葉「お、おー!」
可憐「クンクン・・・つみれ汁ですか?」
琴葉「あ、可憐さん。そうですね。」
美也「秋刀魚がたくさんあるので、皆さんで頂きましょ~」
エレナ「ミナコの持ってきたおっきな鍋で料理するの楽しいヨー!」
可憐「わ、私もお邪魔でなければ、お手伝いしますね・・・!」
琴葉「いえ、気持ちはありがたいですがこれは私たちの贖罪なので・・・」
可憐「・・・ところで」
可憐「秋刀魚の塩焼き、美味しかったですか・・・?」
琴葉「すみませんでしたっっ!!!!」
おわり
劇場で秋刀魚を焼いてもらうためにはこうするしかなかったんだ・・・。ごめんなさい・・・。
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- ゲンドウ「出撃」 シンジ「わかった! 行ってくる!」
- オーキド「今回のテストはサザンドラ君が満点です」
コメント一覧 (3)
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- 2019年10月12日 19:25
- さんまの塩焼き食いたい・・・今年はやよい軒でやってくれるかなあ
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- 2019年10月13日 00:14
- サンマ☆トリを思い出した
2020年を来年に控えて、だと、なんとなく秋刀魚は養殖ものでないといけない気がしちゃうなぁ、某健康優良不良少年ががっついてるのが目に浮かんじゃう。