罪人「ワイ殺したら呪い殺したるで」役人「ほーん」
罪人「!!」ゴロゴロッ
罪人(うおお石噛む!石噛む!石噛……)
罪人「」チーン
役人「大丈夫やで」
お付き「なんでそう思えるんや?」
役人「あいつが死ぬ時に考えてたのはワイのことやなくて石のことやからや」
ぐう有能
あれガセらしいで
まばたきの実験はけいれんとかなんとか
なんやそうなんか
役人のことを恨んで死ぬ→化けて出られる
石を噛むことに集中して死ぬ→化けて出られない
小泉八雲の「怪談」シリーズやで
首切り役人とか言うタイトルだったはず
下男「旦那様殺して駆け落ちするで!」ズバー
旦那様「グエー死んだンゴ」
ヨッメ「素敵!抱いて!」
下男「旅人殺してもの奪ったろ!」ズバー
ヨッメ「私も手伝う!」ブサー
~~~
下男「疲れたンゴ……旅人最近警戒して通らへんし、ヨッメは収穫ないとキレるし……」
ヨッメ「やっぱ山賊なんかなるんじゃなかったわ、旦那様なら綺麗な着物着せてくれたのに……」
下男「もう無理や、逃げるで」スタコラー
マッマ「ほんとやぞ」
息子「ふざけんなや……殺したる」
息子「未だに仇は見つからんで」
ワイワイ
息子「ん?なんやあの人だかりは」
村人「おおお侍さんやんけ!お坊さんが素手でトンネル作っとるんや!」
息子「ファッ!?素手で岩山に穴開けるとか無理やん!」
坊さん「……」カーンカーン
坊さん「サンガツ!ところであんた何しにこんな田舎に来たんや」
息子「○○山で10年前に殺されたパッパの仇探しとるんや」
坊さん「……」
息子「?どうしたんや」
坊さん「……その仇、ワイや」
坊さん「殺されて当然のことをしたから抵抗はせんが、トンネル完成するまで待ってクレメンス……」
息子「ダメや殺すで」
坊さん「この岩山さえなければ村人たちは医者に行くのももっと楽になるんや!頼む!」ドゲザー
息子「……村人に罪はないし、しゃーないわ。完成したらすぐ殺すで」
坊さん「……すまん」
息子「……まだなんか」
坊さん「いま10分の1ぐらいや」
息子「あと何年待てばええんや」
坊さん「ワイが掘り始めて5年くらいやから……45年やろか」
息子「ファッ!?待ってられんわ!もういいわワイも手伝う!」
カーンカーン
村人「……変人が増えたで」
村人「……ワイらも手伝うか?」
村人「……」
カーンカーン
村人「……手伝うか」
カーンカーン……
ガラッ
みんな「「!!!!」」
村人「光が見えたで!開通したんや!」
ワーッ
息子「……」
坊さん「……」
息子「……」
坊さん「……どうした、やらんのか。親の仇やぞ」
坊さん「……」
息子(……こんなヨボヨボ爺、殺せんわ)
息子「……グスッ」
坊さん「お前……泣いとるんか」グスッ
息子「お前こそ泣いとるやんけ……」
二人は幸せな握手をして終了
下女「ワイの給料までつぎ込まないでクレメンス……」
貧乏侍「もとはワイの金やぞ!いやなら辞めろや!」
下男「ワイも辞めるわ」
下女「さいならー」
貧乏侍「……ん?」
少年と娘「……」
貧乏侍「お前らどうしたんやぼーっと立っとって。行く当てないんか?」
少年「はい……」
貧乏侍「ならうち来てもええで、ぼろいけどな」
貧乏侍「ここがワイの家や!離れが開いとるから住んでええで!」
少年「ボッロ!!離れの方がまだましやん!」(ありがとうございます!助かります!)
貧乏侍「いいことすると気分がええなあ。さーて菊育てたろ」
少年「……」ジーッ
少年「ええ……僕にも育てさせてもらえますか?」
貧乏侍「ええで!いくつかやるわ!」
少年「ありがとうございます!」
数日後
貧乏侍「そういやあいつにやった菊どうなったやろな、初心者やから枯らしとるやろか」ソーッ
少年「あ、お侍さん!菊育ってますよ!」
めちゃくちゃ見事な菊「」ドーン
貧乏侍「ほ、ほぉ~……ま、まあ初心者にしてはなかなかやん?」
少年「あ、大丈夫です!まだ一本も枯らしてません!」
すんごく見事な菊「」ドーン
ハチャメチャに美しい菊「」デーン
凛とした姿の菊「」シャーン
貧乏侍「」
貧乏侍「……」
貧乏侍「だ、大丈夫やこれは素人のまぐれ当たりに過ぎないんや……」
貧乏侍「あんなド素人の作った菊、見てくれだけよくたって売れるはずあらへん……ワイの育てた菊こそ最高なんや……」
数日後
少年「あれ以来お侍さん離れの方に来ないな……」
貴族「……見慣れない顔やな。下男か?」
少年「は、はじめまして居候してます!」
貴族「はえーあいつにそんな甲斐性あったんやな……これ、君が育てた菊なんか?」
少年「あ、はい……」
貴族「ええやん、買ったろ。貧乏侍のもええけど、君の方がイキイキしとるわ」チャリチャリーン
少年「え、こんなに……ありがとうございます!」
貧乏侍「これは本格的にワイの名前が売れ始めたんやないか!?あいつにマウントとったろ!」
貧乏侍「」ソーッ
金持ち「……」
少年「……」
貧乏侍「ん?何話しとるんやあいつら。菊を見とるんか?」
金持ち「ほんならこれとこれとこれ買ってくわ。20両でええか?」
少年「ありがとうございます!」
貧乏侍「」
少年「おーいお侍さーん……」
貧乏侍「……何しに来たんや」
少年「あの、菊が売れたお金がたまったので、お侍さんにお礼がしたくて……」
貧乏侍「は?嫌味言いに来たんかお前」
少年「えっ?」
少年「えっ、えっ、僕はただ拾っていただいたお礼を……」
貧乏侍「うっさいねんどっか行けや!お前の稼いだ金なんやからお前たちで使えばええやろ!」
少年「……」
少年「……ここ、置いときますね。お侍さん最近ますます痩せてるから、美味しいものでも食べてください」チャリン
貧乏侍「クソ……なんであんなド素人の菊が売れてワイの菊が売れないねん……」
貧乏侍「肥料が悪いんか……?もっと高級なの買うしかないな」
貧乏侍「……金が足らん」
貧乏侍「……飯ぐらい食わんでも何とかなるやろ……それに最近あんま腹減らんし、ちょうどええわ」
ブツブツ……
姉「お前は近づけないから、私がこっそりお金をお財布に入れてくるわね……」
・・・
姉「……お侍さん、大丈夫ですか?」
貧乏侍「……お前もワイを笑いに来たんか?いい着物着て楽しいか?」
姉「……」
姉「……私、あなたが心配なんです。このままだと死んでしまいます」
貧乏侍「ワイみたいな役立たず、死んでもええやろ。ずっと菊に人生捧げてきたのに、ド素人に抜かれる才能無しや」
姉「そんな……」
貧乏侍「…………」
・・・
少年「……今日も売れ行きは順調だ。姉さん、お侍さんは……」
姉「……」フルフル
少年「そっか……。……でも今日こそはお話しないといけないよね」
姉「……ええ」
貧乏侍「……何しに来たんですか、先生」
少年「……」
貧乏侍「先生の作る菊は京でも評判高くって、ワイみたいなゴミと比べてウハウハで、うらやましいですわ」
少年「……今日は、お話があります」
貧乏侍「なんですか?母屋を明け渡せばいいんですか?ええええワイはあずまやがお似合いですもんね」
貧乏侍「……は?」
姉「……」ポッ
少年「姉はあなたに拾ってもらったあの時から、あなたを愛していたんです。お願いします」
貧乏侍「……どっきりか?」
姉「信じてもらえなくてもいいです。ただ、それでも私はあなたを愛しています……」
貧乏侍「……」
少年「晴れて夫婦になれてよかったね、姉さん」
姉「うん……でも、白無垢だとかお祝いのご飯に、不機嫌になられちゃって……」
少年「……」
少年「お侍さん、腕はすごくいいのに……ふてくされちゃってはどうしようもないよね」
姉「それでも私は、あの人についていくわ……」
姉「……あなたの妻なんですから、同じ家に住むのは当然です」
貧乏侍「こんなまともな畳もない家にいても体壊すで。立派な立派な離れに行けばええやろ」
姉「……」
姉「私は、何があってもあなたの味方です。それだけは忘れないで……」
少年「お侍さんは……姉の世話でどうにか生きてはいるが、毎日ぼんやりしてる」
少年「姉が怪我してることもあるし……本当に、大丈夫なんだろうか」
貧乏侍「…………」
姉「……あなた、大丈夫ですか」
貧乏侍「…………」
姉「……」
姉「……」
貧乏侍「ワイはずっと清貧な暮らしをしてきた。菊を育てられるだけでよかったんや。それなのにお前らが現れたせいで、ワイは菊をまっすぐ愛せなくなってもうた」
貧乏侍「お前らのせいや」
脳内補完してクレメンス
貧乏侍「誤魔化しじゃないとしたら、あいつが天才で、ワイは凡才ってことになる」
貧乏侍「おまけにこんなことも言われたわ。『自分は菊を売らないと飢え死んでしまうから、その必死さが表れているのだろう』と」
貧乏侍「つまりワイは、菊を売るなんていやしいことをしているド素人に負けたんや」
姉は公式美人やで
しかもめちゃくちゃ心が広い
姉「なら、この家の家財も、弟の家のものも、全部売ってしまいましょう。それでできたお金は、あなたが自由に使ってください」
貧乏侍「ワイにそんな汚れた金を使えというんか!!!!」
ガシャーン
貧乏侍「あっ……」
姉「……」ポタ……ポタ……
姉「……じゃあ、どうすればよかったのですか!」
姉「なのにあなたはそれを不浄なものだという!私たちが何をしても、何を言っても皮肉に受け取る!自分の殻に閉じこもってしまう!」
姉「もう……、もう、どうすればいいのですか……」
貧乏侍「…………」
姉「あなたと私たちは……考え方が違いすぎます……。もう、疲れました……」
姉「……?」
貧乏侍「うっさいねん!!やかましいんじゃ!!嫌なら出てけばええやろ!!離婚や離婚!!!!」
理由にもよると思うで
ここまで献身的だと薄気味悪いとワイは思う
お前はどうせワイの言うこと聞かんのやから、隙にしたらええわ!」
姉「……」
貧乏侍「死ねやボケ!!」ピシャン
貧乏侍(アカン……寒すぎるわ……し、死ぬ……)
貧乏侍(……でも、男が一度言い出したことや、後には引けん……)
貧乏侍(……ただ、ヨッメに別れるは言いすぎたか……)
貧乏侍(あいつはいい女や。ワイにはもったいないくらいの。それで、なんで素直に受け入れられないんやろ……)
貧乏侍(……)ボーッ
貧乏侍(……アカン、寒すぎて頭が働かん……、だめや……)
貧乏侍「……」ガタガタガタガタ
貧乏侍「……し、死ぬ……、ヨッメ、助けて……助けてクレメンス……」雨戸トントン
ガラッ
姉「……」
貧乏侍「……」
姉「……あなたの『清貧』はもう終わりですか。お早いお帰りですのね」
貧乏侍「……」カアアアッ
お侍さんの気持ちすごいわかる
自分の力無さや情けなさにイライラするねんなほんま
ワイも年下の才能あるやつとか見るとこうなるわ
みっともないのはわかってるんやけどな
わかるで
やなやつやが気持ちが分かるから憎めないんや
互いのためにも距離とるしかないんかね
仲良くしたいんやけどね
少年「僕の稼いだお金も素直に受け取ってくれるようになり、離れと母屋の断絶もなくなった」
少年「家はますます大きくなって、僕たちに商売を任せてお侍さんは近所の人と日がな一日将棋ばかり打っている」
少年「菊を育てるのもやめてしまったのは、良いことなんだろうか……」
貧乏侍「……今日はいい日やな。川辺の桜でも見に行こうや」
青年「いいですね!姉さんも行こう!」
姉「ええ!」
・・・
貧乏侍「ほらほら、お前も飲めや。もういける年やろ」
姉「……!」弟ジロッ
青年「……姉さん、もう僕だって飲んでいいでしょう。お金は十分溜まったし、僕が死んでも一生遊んで暮らせるよ」盃グイーッ
貧乏侍「ええ飲みっぷりやな、もっと飲めや!」
ワイワイ
・・・
青年「うう……もう一滴ものめまへん……」グデー
貧乏侍「なんやなさけない……ん?」
青年「」シュンシュン
ドロン
貧乏侍「…………」
貧乏侍「……!?」
着物ばさーっ
みずみずしい菊の苗「」シャーン
貧乏侍「……!?」
貧乏侍「あいつ……菊の精だったんか……?」
貧乏侍「……でも、そんならあんな見事な腕前にも納得するわ」
貧乏侍「そうか……そうだったんか……」
おい…
姉「あなた、私はお庭の野菜にお水をあげてきますね」
貧乏侍「ああ、気を付けるんやで」
姉「……」タッタッタ……
・・・
ドタドタ
姉「あ、あなた!咲きました!あの菊が!」
貧乏侍「!!ほんまか!!!」
貧乏侍「……すごく立派やな。あいつの性格そのままや」
クンクン
貧乏侍「すこし、酒の匂いがするわ……」
その後、姉は人間のままやったが一応菊の精ってことになっとるで
おいこら
少年も美少年だったらしいけど売春してたかはわからんで……
侍が僻むのが嫌やから
恩返しが目的やから、傘地蔵みたいに品物受けとったからゴールやと思ったんちゃうか
まさかここまで恩返しに時間かかるとはおもっとらんかったろうけど
元ネタは聊斎志異の小話でめっちゃ短いんやが、太宰お得意の糞メンヘラ長文がめちゃくちゃおもろいからおすすめや
http://www.aozora.gr.jp/cards/000035/files/2275_15068.html
ひがんでいるうちはやる余裕もなかったんやろな
これ少年たちが人間やったらたぶん侍ふらっと自殺してたで
ワイなら失踪するなたぶん
しゃーない
ワイなら虎になってしまうわ
ワイなら石を噛んでる
人間失格にも転用された話
禁酒の心か
酒クズにしか描けん名文学よな
嫁「……」イライラ
嫁「働けや酒クズぅ!」(行ってきますね)ガラガラピシャン
嫁「……兄さん、すみません、また御用たてを……」
嫁兄「ええんやで、ワイ医者やから金あるし。それにお前の旦那バカすぎておもろいわ」
嫁「すみません……武士は食わねど高楊枝だのなんだの、本当に恥ずかしい……」
嫁兄「できたで!貧病の妙薬、金用丸、よろずによしや!」十両ポイー
ガラッ
没落武士「あああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!(ブリブリブリブリュリュリュリュリュリュ!!!!!!ブツチチブブブチチチチブリリイリブブブブゥゥゥゥッッッ!!!!!!! )」
借金取り「ヒエッ……ガイジやんけ帰ろ」
没落武士「ふぅ……無事追い払えたで」
嫁「……(あの家に帰りたくないな……)」
強いで
マジでそうやったらしいね
金がある武士は大名とか徳川家とかの一部で、大半は貧乏
まんべんなく金があったのは商人や工業人くらいやったはず
まあだから、士農工商とか出来たとか
武士「おお!十両も!!でかしたでヨッメ!!!……」
武士「……待てよ」ピクリ
武士「こんな振ってわいた幸運、このまま受け取ったらオーバーフローしてワイは死ぬんとちゃうか……?」
嫁(また変なこと言いだしたわ……)
ちゃうで
ガイジの振りをしてビビらせただけや
せや、もう年末やし忘年会でパーと使ったろや!」
嫁「ファッ!?」
武士「そうと決まったらトッモを集めるで!おい宴会の準備や!」
嫁「……(こいつまじで死なんかな……)」
J民の精神になるんやな
プライドが高くて基本働かなくてマウントとれないと死ぬ……なんやJやんけ!
嫁「お前も働けやカスゥ!!」ドタバタ
友1「武士、きたでー」
友2「雪見酒言うから貧乏なりにおしゃれしてきたわ!」ボロッ
友3「ワイは女房の小袖借りてきたわ!これであったかいやろ!」
ワイワイ
友5「久々の酒や……」ガタガタ
友7「何か月ぶりやろ……もう飲み方も忘れとるわ」
友4「いくら飲んでも酔わんわ……」ガバッガバッ
・・・
友3「なんや?」
友6「子供でもできたんか」
武士「ちゃうで、世にも珍しい貧病の妙薬や!」
十両「」ピカーッ
友2「ヒエッ……」
友7「これほんものか……?」ビクビク
武士「ええんやで、みんなじっくりこの重みを味わってや!」
ワイワイ
ヤンヤヤンヤ
嫁「クッソあいつら人んちの酒をガンガンのみよって……まとめて死ねや」ドタバタ
友3「そろそろ帰らないかんわ、ほな、また……」
友たち「」帰り支度ゾロゾロ
武士「……さて、ワイも片づけんとな」
武士(いちまい、にまーい……)
・・・
武士「……アカン、九両になっとる」
武士「…………(座布団の下や部屋の隅にもない)」バサバサ
武士「…………(トッモを疑うわけにはいかん、なかったことにするか……?)」
武士「ヒエッ、な、何でもないで!元から九両だったみたいや!酒で間違えとった!」
友4「いや、ワイが持った時は10枚あったで」
友2「ワイもや」
友1「十両きちんと会ったはずやぞ」
武士「………あ、ああ………」
友たち「……」ガサガサ
ベラリ
バサーッ
友6「……見つからんな」
友3「……どこに行ったんやろ、まさか……」チラリ
友7「!!!!」
友6「ワイも!」オハダケーッ
友1「ワイもや!!!」ダツイーッ
友3「……」
友4「……友3?どうしたんや」
友3「……」一両フルフル
友3「でもそう信じられる話やない。盗人の汚名をかぶるくらいなら切腹するわ」
友たち「「ファッ!?」」
お前太宰か?
すまん元の文章で誰がやったか明確でない部分は適当に番号ふっとるんや
友4「こんな程度で腹きるなやアホか!!」
友3「いやじゃ!罪人扱いされるくらいなら死んだ方がましや!!」
ギャーギャーワイワイ
武士「ヒエッ……どないしょ……、ん……?」
キラーン
武士「…………」オソルオソル
武士「!! みんな!行燈の下にあったわ!!!」キラーン
友6「いやでも見つかってよかったわ!これで一件落着やな!」
嫁「え!!!」
武士「? ヨッメどうしたんや」
嫁「…………下げた重箱の蓋に小判あったからそれやと思ったんやが……違うんか?」
「「「「……………………」」」」
チーン
友5「小判は合わせて11枚、もともとあったはずなのは十両……」
友1「もとから11枚あったんやないか?」
友7「多いに越したことないやんけ!やったな!」
友5「もう一両も武士が貰うとええで!」
ワイワイ
武士「…………」
武士「……ふざけとるなや!!!!」
友たち「「……!!??」」
友3の小判はただの私物やったから謎は一枚やぞ
武士「十両も持ってるだけでワイはヒエヒエなのにこれ以上ワイを苦しめようとするんか!?」
友2「えぇ……」
武士「ワイも武士の端くれや!こんなもん受け取れん!出したぐう聖は名乗ってくれ!!」
友たち「「…………(そんな風に言われて名乗れるわけないやろ……)」」
武士「ほんならこの小判を重箱に入れて玄関に置いとくから、出したやつはこっそり持ち帰ってくれ」
友7「……それならバレずにできるな」
友4「お前にしては名案やんけ!」
嫁「全員帰ったみたいやな……。どれ重箱は」カパッ
重箱「」カラーン
嫁「あーよかった……」ホッ
嫁「あそこで出された金を普通やったら貰うところを、プライド一つで跳ねのけるんやから、武士はすごいわ……」
武士「おーいおまえ、飲みなおすで!持ってこいや!」
嫁「はーい!」
終り
でも武士のめんどくささはさすが太宰やで
金ないくせにプライドだけはいっちょ前のやつはやばいわって話とちゃうか
兄もこのガイジっぷりを推して10両くれたんや
次は遠藤周作いくで
ガキ「ホラ(虫を)見ろよ見ろよ」
ミツ「キャーッ」
キク「何しとんじゃぼけ!!」ゲシッ
ギャーギャーワイワイ
ガキ「女のくせに覚えてろよ!!」ボロボロ
キク「お前なんか覚える価値もないわボケ!」ボロボロ
キク「……またクソガキどもおるわ。何しとるんや」
ガキ1「木登りや!お前女やからこれは無理やろ!」
ガキ2「やーい腰抜けー!」
キク「は!?木ぐらい10本でも20本でも上ったるわ!!!」ヨジヨジ
ガキ3「ヒエッ……あんな高いところまで」
キク「どうじゃボケ!!」
ツルッ
キク「あっ……」
ガキ1「あわわ……」
ミツ「いやーっ!!!」
キク「………………あれ?」
清吉「……大丈夫か、お嬢ちゃん」イケメーン
清吉「女の子なんだから木登りなんかしたらあかんで」
キク「は、はい……」
清吉「……ほな行くわ。気を付けるんやで」
キク「……」ポーッ
母「キク、飯も食わんとどないしたんや」
キク「……マッマ、○○山の方に知り合い居る?」
母「…………」
キク「……マッマ?」
母「…………キク」
キク「」ビクッ
母「あっちの人間に近づいたらあかんで。絶対にな」
キク「キリシタン?ご禁制のものやんけ!」
ミツ「だから近づいたらいかんのよ、キクちゃん……」
キク「あのお兄さんがキリシタン……」
キク「…………」
母「おまえたちももういい年なんやし、奉公に行かんとな。頑張るんやで」
キク・ミツ「はーい!」
・・・
キク「念願の都会や!楽しみやなあ……」ワクワク
キク「はえーすっごい都会……人が多すぎて何がなんやらや」
青年「……」スッ
キク「……?」
ミツ「キクちゃんどないしたんや?」
キク「……なんか、見覚えある気がしたんやけど偶然みたいや。奉公先の庄屋さんとこ行こ!」
キク「はえーすっごい都会……人が多すぎて何がなんやらや」
青年「……」スッ
キク「……?」
ミツ「キクちゃんどないしたんや?」
キク「……なんか、見覚えある気がしたんやけど気のせいみたいや。奉公先の庄屋さんとこ行こ!」
キク(来る日も来る日も雑用ばっか、飯もうまいもん食えると思ってたんに冷えた麦飯にしょぼいおかず……やる気なくすで)
??「おーい、誰かおらんのか」
キク「はーい!」
・・・
青年「これを買いたいんやけど……」
キク「…………」
青年「……どうしたんや?」
キク「……昔、ワイが木から落ちたのを助けてくれんかった?」
青年「…………」
青年「…………ああ!あのときの子供か!大きくなったな!」
キク「き、キク……」
青年「そうか、ワイは清吉や!ここをひいきにしとるからこれからもよろしくな!」
キク「う、うん……」
ワイワイキャッキャ
キク「ほんでな、昨日おかみさんが……」
清吉「うんうん、……あ、もう行かなあかんわ、すまんな……」
キク「また来てね! ……あっ」
清吉「……どないした?」
キク「……その、清吉さん、まだキリシタンやっとるんか?」
清吉「………………」
清吉「………………」
キク「まあワイは清吉さんはそんなくだらんもんにひっかからんて信じとるから!ごめんな変なこと言って!」
清吉「………………」
キク「ううん、ええんやで!ほなな!」
・・・
キク「……あれから清吉さんがよそよそしいんやが、なんでやろう……」
村人「……だれもつけてないか?」
清吉「大丈夫や、何回も道を曲がった」
村人「そうか……」
村人「この村を知られたら最期やからね、気を付けるんやで」
清吉「……わかっとるよ」
神父「……ここがナガサキか……」
神父「おそらくここに、私は骨を埋めることになるのだろう」
神父「……はたして、いまも日本人にキリシタンがいるだろうか……」
そうやで
19世紀後半のキリシタン狩りやってたころや
神父「おお、これは見事な……!我が国のものとはまた違うが、とても美しい……」
役人「気に入りましたか。ここが今日からあなたの教会です」
神父「ありがとうございます!」
役人「……分かってるでしょうが、わが国ではキリスト教は禁則です。外国人のための施設であることをお忘れなきよう」
バタン
神父「……」
・・・
女「……」
子供「……」
商人「……」
神父「……やはり奇異の目で見られるか……仕方のないことだが」
神父「誰も近寄ってこない……やはりこの国にキリシタンはもう……」
ガチャン
神父「……?」
老婆「……私はキリシタンです、神父様……」
神父「……、おお……!!」
老婆「役人の目が厳しくて近づけませんでしたが、いまは油断しているようです……。よろしければ、我々の村にも来てほしい」
神父「喜んで!」
清吉「なら、長崎名物の凧揚げで合図します。こちらの凧をあげて頂ければ、危険な火は赤、安全な日は黒で答えます」
役人「しかしあの凧は目立つな……しかも決まって神父が上げた後に……」
役人「………………」
キク(……ここが、清吉さんが良く来る教会)
ギイイ
神父「おや……?」
キク「ひっ、が、外人……!」
神父「……あなたは、キリシタンではないのですか?」
キク「そんなわけないやろ!こんな悪いもん!」
神父「……では、なぜここに」
神父「セイキチ……ああ、よく来ていますね」
キク「……一生のお願いや、ここで働かせてくれや!何でもする!」
神父「…………」
キク「…………」
神父「……なら、教会の掃除をお願いしましょうか」
まさしくそれやで
ミツ「もーキクちゃんいきなり飛び出してってどこで何してるんや……、あっ」
キク「……」フキフキ
ミツ「キクちゃん!!」
キク「み、ミツ……!どうしてここにいるんや」
ミツ「こっちのセリフやわ!色々大変やったんやで!」
キク「す、すまん……。でもいま戻るわけにはいかんのや」
ミツ「…………」
キク「……」
神父「……キクさん?」
キク「……神父様たちが良く読んどる、聖書って何が書いてあるんや」
神父「……では、食後に読んであげましょう」
キク(……いえすってひとは神様の息子で、十字架に張り付けられて死んで、三日後によみがえった……)
キク(そんなこと、あるわけないやろ……)
キク(やっぱりキリシタンはみんなキ○ガイや。清吉さんも洗脳されとるんや)
バタバタ
女「し、神父さん!大変や!」
キク「こ、こんな夜中にどうしたん」
女「村に役人が来て、全員連れていかれたんや!女子供も引っ立てられた!」
神父「!!!!」
神父「……キクさん、落ち着いて。すぐに行きますから……」
無能役人「その必要はないで」
神父「!!」
キク「あ、あんたが清吉さんたちを……!」
無能役人「お、お嬢ちゃんもキリシタンか?こんな美人が勿体ないなー」
神父「……その子はただの下働きです。教徒ではありません」
キク「……連れてかれた人は、どうなるんや」
無能役人「棄教すれば放免や。しなかったら殺すしかないがな」
キク「……!わ、ワイが説得してみるから、会わせてくれへんか!」
無能役人「そうしたいところやけど決まりやから、すまんな」
キク「そんな……」
そく皆殺してたと思ってたわ
書き方が悪かったんやが無能は有能の尻馬にのっておこぼれ出世したのを大げさに言ってるだけで、有能の方は海外で仕事任されるくらい大出世するんや
>>309
踏み絵とかで捨てればほぼ無傷、そのあとは死ぬ寸前まで拷問らしいで
地域や時代にもよるが
こんな国だった日本がメリケンに叩きのめされるって何があったんやろ…
有能はオランダ語ペラペラの語学大得意マンやから重宝されてるんや
無能はせいぜい地方の主任
キク(……お願いやいえす様、清吉さんを無事に帰して……!)
キク(あんた、なんでもできる神様なんやろ!?清吉さん救ってくれや!!)
神父「…………」
無能役人「……どや、やっとるか」
キク「…………」
無能役人「清吉がそんな気になるか?……教えたらんこともないんやけどなー」チラチラ
キク「……?」
無能役人「わからんか?金や金、知りたきゃ賄賂寄越すんやで」
無能役人「……ふん、まあええわ。
……あいつはいま、ボロボロのせまーい檻で仲間と一緒に飢えとるで」
キク「……!」
無能役人「もう半分ぐらいは棄教するって言ったんやが、あいつはしぶとくてなあ……。餓鬼みたいに痩せても捨てとらん」
キク「そんな……そんな……」
無能役人「……清吉を助けてほしいか?」
キク「!! も、もちろん!!」
無能役人「なら、もっと金が要るなあ。そうやなー……三両くらいか」
無能役人「はー、つっかえ。ほなあいつらの取り調べに戻るわ」
キク「ま、待って!必ず作るから!」
無能役人「……ふん、簡単に稼ぐ方法あるって言ったら、どうや?」
キク「か、体……。そ、それだけは嫌や、清吉さん以外に触られるなんて無理や!」
無能役人「なら清吉は死ぬしかないで。お前のせいでな」
キク「…………」
キク「………………」
・・・
神父「……おはようございますキクさん、朝食は……」
ガラーン
神父「……キクさん……?」
キクが無理いって働かせてもらってるんやぞしゃーない
無能役人「うまいこと仕込めたら教えてや。ワイも買いに来るから」
やり手婆「あんたも悪やねえ……」
・・・
キク「…………」
キク(ワイは、清吉さんと結婚して、子供を作って、幸せに暮らすのが夢やった)
キク(なのに、どうしてこんなことに……)
パンパン
グチュグチュ
ガタガタッ
・・・
遊女「何ボーっとしとるんよ、今晩も客来るんやで」
キク「…………はい」
遊女「……そうそう、昨日のごっつい外人さん、あんたのこと気に入ったんやって。また来る言うてたわ」
キク「…………」
無能役人「キク、きたで。金はあるか?」
キク「…………」ソッ
無能役人「へっへっへ……確かに貰ったで、よかったなあ清吉はお前の金でうまいものが食えてるで」
キク「…………」
無能役人「なんか言えや辛気臭い。人形抱いても面白くないわ」ドサッ
キク「…………」
無能役人「…………チッ、金は払ってるんや、やらせてもらうぞ」
・・・
キク(すぐ咳き込むし、血も出てきよる)
キク(外人さんのまらはでかいし、乱暴やけど、金はあるから受け入れるしかできん)
キク(………………だれか、たすけて……)
ギイイ
ガチャン
キク(…………)
キク(数か月前とおんなじや。……すこし、埃っぽいな)
フラ……
キク(マリア様。綺麗な顔しとるわ。ワイの気持ちも知らんと)
キク(………………)ポロ……
キク「…………ッ」ボロボロボロッ
キク「ワイは好きな男まもるために好きでもない男にさんざん嬲られて、汚くなった」
キク「あんたは処女のまんまでいえす様産んだんやろ? ワイの苦しみのちょっとも味合わないで」
キク「だから綺麗でいられるんか?ワイは……汚いんか?」
キク「清吉さんはワイがどんなに頑張ってもこっちを見てくれんかったのに、あんたは清吉さんに愛されとる」
キク「おかしいやろ!絶対おかしいわ!!!」
マリア「…………」
シーン
キク「…………」
キク「………………」
フラ……フラ……
キイイ……
ガチャン
ユサユサ
キク(……もう……何も考えたくない)
ギシッギシッ
キク(………………ああ、また、吐きそうや……)
・・・
無能役人「……あれ、今日はキクはおらんのか」
やり手婆「ああ、あの子なら結核になったから追い出したで。迷惑なんよほんまに……」
無能役人「…………」
無能役人「……そうなんか」
・・・
清吉(ワイは、結局キリスト教を捨てた)
清吉(三年ほど耐えたが、結局死ぬほどの覚悟はなかった)
清吉(釈放されてからは農村に居つき、妻と子供を抱えた)
清吉(……そういえば、キクはどうしてるんやろか)
清吉「……、!!い、今更何しに来たんや」
無能役人「…………普通に元気そうやな」
清吉「…………用があるなら、話せや」
無能役人「…………」
清吉「……!おまえ、キクを知っとるんか?」
無能役人「……ついてこい」
清吉「………………」
嫁「あんたー、どうしたの」
清吉「……すまん、ちょっと用事や」
嫁「……暗くなる前に帰るんだよ」
無能役人「ここや」
清吉「…………」
無能役人「この石の下に、キクは眠っとる」
清吉「…………」
無能役人「……悲しまないんやな」
清吉「……病気、なんやろ?しゃーないわ」
無能役人「…………」
参考文献とかそういうのってある?
ブックオフにいっぱいあるで
青空文庫とかもおすすめや
清吉「……?」
無能役人「俺が、お前を助けてやる代わりに金をよこせと言ったんや。キクはお前に惚れていた。そして稼ぐために遊女になった」
清吉「…………」
清吉「……え?」
無能役人「………………」
清吉「……答えろや」
無能役人「…………キクは、お前のために何十両も稼いだ。それを俺は……飲み代に使った」
清吉「…………は?」
無能役人「キクはそんなことも知らんといろんな男に抱かれて、結核になって見捨てられ、行き倒れて死んだんや」
清吉「…………」
清吉「……ワ、ワイは……キクからずっと何もないから、普通に結婚してると思って……」
無能役人「……あいつ、俺に抱かれる時もずっと目をつぶってたんや。最初に抱いたときはずっと、「清吉さん、清吉さん」って呟いとった」
清吉「なんで、そんな話を」
清吉「いまごろ……いまごろになって言うんや」
無能役人「…………」
無能役人「…………俺は、キクに惚れていた」
俺は年寄りだし不細工だし、性格も曲がっているから、到底かなわんと思った。だから、邪魔してやりたかった」
無能役人「でも、諦めきれんかった」
無能役人「俺は嫉妬していたんだ。お前に、そしてキクの美しさに」
こういうことか
無能役人「でもだめやったな、俺は最後までーーキクの何物にもなれなかった」
清吉「…………」
清吉(…………)
清吉(………………)
マリア像『キクよ、お前は自分を汚いと卑下したが、それは違います』
マリア像『清吉へのお前の献身は本物です。その精神の美しさは、消して誰にも汚すことはできません』
マリア像『キク、あなたはとても奇麗なのです……』
終り
ワイの知ってる中でかなりのバッドエンドや
マリア「いや、綺麗な花が枯れそうになってても世話する気にはなれんやん?」
あと神父はキクの最期も知れんままやった記憶
無能がキクの金で酒盛りしてるのはほんとはもうちょい前にわかるんや
やや長いけどすらすら読めるから暇なニキは読んでクレメンス
https://www.amazon.co.jp/%E5%A5%B3%E3%AE%E4%B8%E7%9F%E3%881%E9%A8%E3%89%E3%AD%E3%AF%E3%AE%E5%A0%B4%E5%88-%E6%B0%E6%BD%AE%E6%87%E5%BA%AB-%E9%A0%E8%A4-%E5%A8%E4%BD%9C/dp/4101123233
愛国少年「軍服ぶかぶかやけど頑張るで!」
軍人「捕虜になるくらいなら死ぬんやで。ほな……」
愛国少年「うおおおおおお」
爆弾「ドーンw」
愛国少年「」
アメリカ人「起きたか、尋問するで」
愛国少年「!!何も言わんで」
アメリカ人「はいはいそういうのええから。基地の場所は?戦力は?」
愛国少年「どっちにしろこんな下っ端が知るわけないやろ!」
アメリカ人「ほーん、なら話したくなるまで待つわ」
愛国少年「……」
愛国少年「そもそもほんまに何も知らんねん……話しようがないわ……」
アメリカ人「…………」
アメリカ人「あいつほんまに何も知らんのやないか?」
アメリカ人「……これ以上は無理そうやね」
アメリカ人「外に出るんやで」
愛国少年「!!」
愛国少年(ついに殺されるんか……せめて戦死したかったンゴ……)
捕虜のおっさん「へへ、どうも……」
愛国少年「お前誰やねん」
おっさん「俺もお前と同じ捕虜や。これから生き残りに投降するよう呼び掛けにいくで」
愛国少年「はぁ!?ワイは捕虜やないわ!自決する前に気絶させられたんや!」
おっさん「……はあ」
愛国少年(ワイは信じんで……うまいこと撒いて復帰して、今度こそ名誉の戦死を遂げるんや)
・・・
おっさん「もうすぐ日本の陣地やな」
愛国少年「……おっさんどこまでついてくるねん」
おっさん「方向が同じなんだから仕方ないやろが。……それよりお前、本気で本隊復帰する気か」
愛国少年「当たり前やろ!?ただでさえ生きて虜囚の辱めを受けたんや、そんぐらいせんと気が済まん!」
おっさん「……やめとけや、殺されるで」
愛国少年「敵と戦って死ねるんなら本望や!」
おっさん「ちゃうわ!味方に殺される言うとるんや!!」
おっさん「……お前はワイの娘と年が近い、無駄死にはしてほしくない」
愛国少年「……非国民の言うことなんか聞いてられんわ」
おっさん「………………」
おっさん「……わかった、説得は諦める。ただ、ワイが逃げたことは内緒にしてくれや。娘に会いたいんや……」
愛国少年「非国民がどうなろうが知らんわ!好きにせえ!」
ザッザッザ……
軍人「……お前、誰や」
愛国少年「お恥ずかしながら数か月前に爆発に巻き込まれ、敵の捕虜になっていた者です!今度こそ粉骨砕身頑張ります!」
軍人「…………」
愛国少年「はいっ!」
ザッザッ……
軍人「これで穴を掘れ」スコップー
愛国少年「穴……でありますか?」
軍人「あくしろよ!」
愛国少年「はいっ!!」
ザックザック……
愛国少年「ぐ、軍曹殿、これは何のための穴でありますか……?」
軍人「……はぁ。お前の墓穴に決まっとるやろ」
愛国少年「えっ……」
愛国少年「で、でも自分は……大日本帝国のために尋問にも耐えて……」
軍人「手が止まっとるやろが!!!!」バシッ
愛国少年「ヒイッ……」
ザク……ザク……
愛国少年「……じっ、自分は、お国のために、」
軍人「それしか言えんのかこのサルぅ!」
愛国少年「…………」ガタガタガタガタ
軍人「よしお前ら、押さえとけよ」
兵隊1「はっ」ガシッ
兵隊2「暴れるなよ」ガシッ
愛国少年(なんで?何のために?)
愛国少年(死にたくない)
愛国少年(しにたくない!!!!!)
兵隊1「うわっ暴れんなやガキぃ!」バタバタ
兵隊2「ワイまで切られるやろ!!」ガシッ
軍人「ふんっ」
ズパッ
愛国少年(あれは……ワイの体……?)
愛国少年(あ、つめたい、つちが、)
――――――――――
――――――――
――――――
ちなタイトルは「敵前逃亡」なんやがこの場合の敵ってどっちなんやろなって
飯食ったらぼちぼち他のも書いていくからよろしくニキー
仕事辞めたくてわざとミスしたらとてつもない大事になって言うに言い出せなくなったって言う胃に悪い話があるで
どんなミスしたんや?
戦艦武蔵の建造現場で雑用していたキッズが国家の重要機密のために缶詰めされてたんやが、息苦しすぎてわざと設計書何枚かちょろまかして燃やしたんや
その結果関係者数十人が特高につかまって尋問と言う名の拷問や
ヒエッ……被害デカすぎィ
太宰ほんまに天災やな
トカトントンとちゃうか
もうちょいしたら春琴抄でも描くわ
待たせてすまんなちょっと考えるわ
ただハッピーエンドをくれ
キクの傷が深い
まあ無能が言わんかったのはこれ以上キクに嫌われたくなかったからやろうが
後で考えよ
愛国少年は首を切られて終わりやで(小声)
というか後味を考慮しない
野火かなんかで真っ二つになった死体からクソの匂いがしたってあったで!
先に言っとくがバッドエンドやから苦手な方は逃げてな
実話が元のやつやからさらに救いないで
あとちょくちょく文章の猛虎弁外れるけど許してクレメンス
歌手「差出人に心当たりはなく、ファンレターだろうかと思って開けると、そこには女性らしい文字がきれいな便せんに綴られていた」
『初めまして、いきなりお手紙を差し上げてすみません。
私は○○区に住んでいる者です。
あなたの曲を聞いて、くだらないことですが、
聞いてほしくてこの手紙を書かせていただきます。』
結婚を控えておりました。
彼の実家は個人商店を営んでおり、
おじいさんは彼に後を継がせると言っていました。
私は彼の良き妻として支えたいと、思っておりました。』
どうしたのかと尋ねると、おじいさんに
「私と結婚するならば縁を切る」と言われたというのです。
私の出身は部落で、それを知られてしまったようです』
飛び上がりそうなほどうれしかったです。
でも、そんな彼だからこそ、幸せになってほしいんです。
私がいたら邪魔でしかないから、別れるしかありません。』
彼もまた、私にたくさんのものを与えてくれました。
彼と出会えたこと、過ごした日々に、後悔は一切ありません。
かなうことなら二人で幸せになりたかったのですが、
それは今世では無理だったようです。』
でも、どうしても誰かに聞いてほしかったんです。
最後まで読んでくれて、ありがとうございます。』
―――
歌手「手紙に書かれた住所に行くと、そこはもうもぬけの殻だった」
歌手「彼女がどうしているかは知らない、ただ、この手紙だけが彼女を感じさせた」
曲の方もいい曲なので聞いてクレメンス
https://www.youtube.com/watch?v=Dx3yjh36e-A
初めて聞いたけどいい歌やったわ
何より最後のだけど私は書きたかった~のところがええわ
サンガツ!
ちなカラオケにもあるで
でもこの歌聞く度に思うのはこの手紙書いた人は自分がいなくなった後の彼の心情がどうなるか考えてないのが嫌いやわ
彼氏はほんまに気の毒やねえ……
駆け落ちとかしてくれたらなって思うんやけど、難しいのやろか……
彼氏はそのつもりあったのに彼女が身を引くモードになったのが決め手みたいなもんやし
言うて彼女の立場やったら引き留められんのも辛いわ
お店を譲られるってことは長男の可能性あるし彼の面子のこと考えたら一時の気の迷いで人生棒に振ってほしくないってなるわな
平安貴族「旅も疲れたわ……どっかで休みたいンゴねえ」
平安貴族「……ん?なんやあの屋敷」
平安貴族「泊めてもらえるやろか……ダメもとで行ったろ」
老人「どうされました」
平安貴族「旅の途中なんやけど、思ったより早く日が暮れてしまって困っとるんや……」
老人「それはお困りでしょう、どうぞお泊りください」
平安貴族「サンガツ!」
スタスタスタ……
平安貴族「まさかこんなところに豪勢な屋敷があるとは思わんかったわ、幸運やわ」
下女「お食事の用意ができましてございます」
平安貴族「おお!行くわ!」
――――――
――――
――
平安貴族「!!」
美女「私はこの屋敷の主人の娘でございます。何かありましたらお気軽にお申し付けくださいね」
平安貴族「……」ポーッ
平安貴族「あの娘さん美人やったな……声もきれいやし優しいし……」
平安貴族「………………」
平安貴族「……せや、夜這いしたろ!」
コソコソ
平安貴族「ふう……ここまで誰にも会わんかったな、この先に娘さんが……」ワクワク
平安貴族「お邪魔するやでー」
美女「あら、こんな時間にどうされ……キャッ」
平安貴族「一目ぼれや!ヤらせてクレメンス!!!!!」
平安貴族「ワイはもう夕食時からビンビンやったんや!うおおおお!!」ヒキハガシー
美女「うう……」スッポンポーン
平安貴族「あとは入れるだけやで……」ハアハア
平安貴族「……」ガサゴソ
平安貴族「……???」ガサゴソガサゴソガサゴソ
平安貴族「……ワイの」
平安貴族「ワイのチ○コがない……」
平安貴族「ない!ないンゴォオオオオオオオ!!!!!」
美女「………………」
平安貴族「どうするもなにもするためのモノがないんや!!!!」ガサゴソガサゴソ
・・・・
平安貴族「…………どこにもあらへん……」
平安貴族「………………部屋に帰るわ」トボトボ
平安貴族「まだワイの股間はつるつるや……夢やなかったんか……」
平安貴族「ワイが何をしたというんや……これからどうすればええんや……」
平安貴族「………………」ズーン
老人「だ、大丈夫でしょうか……?」
平安貴族「……」
平安貴族(ちんぽなくしたなんて言えへんで……)
老人「ええと、よかったら気晴らしに散歩でもされてはいかがでしょう。このあたりの景色は素晴らしいですよ」
平安貴族(どこにあるんやワイの息子は……見つかるまで旅なんかできへんで)
友1「お?平安貴族やんけ!お前も旅しとるんか?」
友2「奇遇やなあ」
平安貴族「友1、友2……」
平安貴族(いや、話してもワイがキ○ガイ扱いされるだけやろこんなもん……)
平安貴族(……こいつらもけしかけて実験したらええんとちゃう?)ピコーン
友たち「「おお!行くわ!」」
・・・
友1「娘さん美人過ぎやろ!あんな嫁さんほしいわ!」
友2「せやな……抜け駆け現金やで」
平安貴族(計画通り)
友1・2「「………………」」ズーン
平安貴族「どうしたんやお前ら、浮かない顔して」
友2「ちょっと、大事なモノをなくしたんやが……」
友1「………………うう……」メソメソ
平安貴族(よっしゃ、やっぱり娘さんを襲うと消えるんやな)ガッツポーズ
メソメソ……
ズーン……
平安貴族(こいつら見てるとなんかええわって気になってくるな!出発するか!)
友1「…………」
友2「なんで見つからないんだ……」グスッ
・・・
タタタッ
老人「お待ちください!忘れものですよ!」
平安貴族「ん……?」
箱「(U)(U)(U)」
友2「こ、これワイのや……」
友1「うわああああああああムスコおおおおおおおお」
平安貴族「」オソルオソル
老人「……手元に戻られたようでよかった。ではこれで」
平安貴族「ちょいまてやなんでこれ持って……脚はっや!!!」
ピュー……
平安貴族「あっという間に見えなくなってもうた……」
友2「……いや落ち着け!元のポジに戻っとる!!」
平安貴族「……ワイの息子も元通りになっとる」
平安貴族「あの屋敷と娘はなんやったんやろうか、妖か……」
終り
ちな本来は5人が襲って5本消える話なんやが多少割愛した
阿刀田高の「エ口スに古文はよく似合う 私の今昔物語」って本に載ってた話や
物語の名前は忘れた
本来やと5本あるんやぞ
ド変態やなぁ
静御前の喘ぎ声が「ゆかんとす、それゆかんとす、それゆかんとす、それゆかんとす……」やぞ
昔すべらない話で千原ジュニアが京都出身の女とやったら「ゆくぅー!」って言ったらしい
京女は一味違うんやね……
義経ち○ぽに突かれまくって一ページまるまるゆかんとすしてたで
笑って抜けんわ
あなめでたや、そちのかりたかいとおかし、いとおかしぃいいい!
だからってなんでそれを付けるねん合いの手か?
タコでも男色でもいけるから…
Hentaiの国は昔からHentaiやったんやなぁ
今も昔もしゃべりすぎる竿役は不人気なんやね
坊さん「女抱きたくて頭おかしなるで……でも女人は禁制や」ウロウロ
大根「」でーん
坊さん「あ!大根やんけ!犯したろ!!」
大根(穴あき)「…………」
スタスタ
・・・
下女「あ、大根だ!なんか穴あいてるけど姫様に持って帰ろ!」ヒョイッ
下女「じゃあ調理しちゃいますね!楽しみに待っててください!」
タッタッタ
姫「…………」
姫「夕飯まで暇やしオナ○ーするか」
姫「なんか気持ち悪いんやが」
下女「お医者様連れてきました!」
医者「うーん、妊娠!w」
父「ファッ!?どこの馬の骨や!!!殺すぞ!!!!」
姫「ひええ……」ガタガタ
父「心当たり全くないんか!?」
下女「……そういえば前に穴の開いた奇妙な大根を食事に出しました」
父「大根の精か?なら安心やな」
姫「えぇ……」
姫「娘かわいいわ。産んでよかった」
娘「ママーお散歩―」
姫「はいはい」
・・・
姫「……ん?向こうから来るお坊さん、なんか見覚えある気が」
坊さん「…………、……?」
娘「…………」
姫「…………穴の開いたやつか?食ったで」
坊さん「えぇ……なんで食えるんやあんなもん」
下女「おかえりなさい姫様……とえ??娘様にそっくりなひと???」
坊さん「…………」
姫「……なんか娘のパパらしいわ」
下女「え???????」
下女「えぇ……。じゃあこのひとが旦那様……??」
坊さん「……こうなったら、やめるしかないやろな。入り婿にしてクレメンス」
姫「ええで」
娘「ぱぱー」
終り
なんでやろ
導入が頭おかしいからオチが弱く見えるだけでオチはオチでだいぶイかれてると思う
王道とマンネリは紙一重やし
>>749
なるほどな
チ○コ消失とか何喰ったら書けるんやろ
・・・
男「ハァ……ハァ……夜闇が深すぎて移動も一苦労やな……」
女「……ねえ、あれは何?」
男「ん? ……あれは夜露やな。雨が降った名残や」
女「……そうなの」
男(こんなことも知らんくらいの箱入りなんか……)
―――――
―――
男「……あかん、また雨降ってきよった!走り回って体力も限界やし、どっかで休まんと……」
男「しかもこのあたり鬼がいるらしいし……」キョロキョロ
男「おっ丁度いい蔵があるやんけ!ワイが入り口守るからここで休んでてや!」
女「はい……」
ガチャン
ーーーー
ゴトゴト
ゴトン
女「……」
女「男様?」
クルリ
女「あっ……」
――――――
――――
―――
ゴロゴロゴロ……
キャーッ
ビシャーン!!!
男「雷と雨酷いわ……」ブルブル
男「……ん?なんか聞こえたやろか」
……
男「……気のせいか」
男「晴れたな!女さんいく、で……」
ガラーン
男「………………え?」
男「どこ、どこや、出てきてくれや」
男「………………女さん?」
伊勢物語ってのがそもそも実際の出来事を記したものやからな
この話は在原業平が女をさらって自分のものにしようとしたのを、親戚に取り返された話を、鬼に喰われたって脚色したんや
男「ワイは……」ググググ
男「……ワイなんか、あの時彼女が夜露を真珠に見間違えた時に、露だと教えて一緒に消えてしまえばよかったんや……」
この攫ったやつが鬼や
ちょっと待ってクレメンス
下級役人「チッ……、あまりものもらえるんはいいけどしょぼいわ……」
下級役人「一度でいいから芋粥(当時の高級料理)腹一杯食いたいわ……」
イケメン「君は芋粥満足に食べたことないんか?」
下級役人「? ああ、イケメンか……残念ながらないで」
イケメン「ほんならうちでご馳走するで、近いうち招待するわ」
下級役人「サンガツ!(社交辞令やろうけど嬉しいわ)」
イケメン「迎えにきたで」
下級役人「ファッ!?マジやったんか」
イケメン「来る途中に汗かいたから風呂入ろうや、おごるで」
下級役人「風呂何日ぶりやろ……サンガツ!」
・・・
イケメン「ほんなら行くで、馬も用意しとるわ」
下級役人「えぇ……いいんか?」
イケメン「ワイがしたくてしてるからええんやで」イケメーン
テクテクテクテク
下級役人「……まだつかないんか?」
イケメン「ワイの家敦賀(福井)やからな。京都からだとそら時間かかるで」
下級役人「そんなとこまで行くんか!?不安すぎるわ」
イケメン「ワイに全部任せておけば怖いことないで」イケメーン
イケメン「…………」ガシッ
狐「コン!?」
イケメン「おいお前、敦賀までひとっ走りしてきてうちの者に伝えてこいや」
狐「コ-ン!!」シュババッ
・・・
翌日
家の者たち「イケメン様ー」
下級役人「迎えがいるんか……なら安心やな!」
イケメン「」ニッコリ
美女「下級役人さま……」
ギシギシアンアン
下級役人「女までご馳走されてもうた……」ポーッ
バサバサッ
バタバタ
ドンッ
下級役人「……?何の音や……」
下男「もっと鍋もってこい!」
下女「しゃもじどこやねん!」
ワイワイ
下級役人「……芋粥、作っとる……」
下級役人「……いや量多すぎるやろ!?何斗作るつもりやねん!」
下級役人「ちょっと状況が理解できんわ、とりあえずイケメン探さんと……」
イケメン「……下級役人殿、どないしたんや」
下級役人「……その、なんでここまでよくしてくれるんかなって……」
下級役人「………………」
下級役人(……そうか、そういうことなんか。この人はワイを……)
下級役人(イケメンの気持ちはありがたいが、ワイは受け入れられんかったからや)
下級役人(その後一か月ぐらい滞在させてもらって、とっても楽しく過ごした)
下級役人(うだつのあがらん平凡なワイが、まさかこんな気持ちを向けられるなんて意外過ぎるわ……)
風「ピュー」
下級役人「……っくしょん!」ブルブル
終り
いまでいうスイーツ枠やな
甘葛煎は超高級品や
もっというと里芋もようするにでんぷんなわけで
一番近いのはタピオカのスイーツなわけで
この主人公は多分今のJKとかと同じレベルのメンタリティなわけよ
下級役人「タピオカ腹一杯飲みたいわ……」
イケメン「おっしゃ奢ったろ」イケメーン
40過ぎでスイーツ鱈腹食べたいってのもなんかすごいな
当時はスイーツ=高級品だったからね
んでこのイケメン貴族めっちゃ金持ちで自分も将軍だからね
あと芋粥は里芋使うから食い過ぎたらビンビンなるで
ブス専のホモか
チビで赤っ鼻でたれ目、頬がこけて顎が細い、ていうかいちいち数えて居られんくらい欠点まみれの顔や、察してくれとか言う残酷な描写
見返したら非凡なだらしない不細工ってあったわすまんな
なくなってきたから今日はやめるわ
付き合ってくれたニキはありがとうな
もうちょい短くまとめるつもりやったんやが
キク…
小泉八雲の「怪談」
太宰の「清貧譚」
太宰の「貧の意地」
遠藤周作の「女の一生 キクの場合」
岡林信康の「手紙」
あと古典のなんやかんやや
キクはかわいそうすぎて興奮するし清貧譚は貧乏侍の気持ちがめっちゃ解る
ゆかんとす!ゆかんとす!ゆかんとす!ゆかんとす!
死は救済やぞ
噛み砕くぞお前マリアお前
キクって女は高潔に生きたんだよ、気高いことと報われることは同じじゃねえけどなってずっと描いてたのを読者に答え合わせしたように感じたンゴ。まぁ要約で感じたことやから違うのかもしれんけど
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- ラケル博士「始まった、どきどき」(ゴッドイーター2)
コメント一覧 (41)
-
- 2019年09月27日 20:01
- >>1
文学好きなら原作に敬意を払うでしょ
-
- 2019年09月23日 19:45
- 救いが無いのはやめろ…………
やめろ………………
-
- 2019年09月23日 21:05
- おもろかったわ
-
- 2019年09月23日 21:05
- おもしろかったwww
また書いてクレメンスwww
-
- 2019年09月23日 21:13
- やキ糞
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- 2019年09月23日 21:19
- トッモ7人で草
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- 2019年09月23日 21:45
-
原作読めばいいのに。
なんjだっけ?
劣化させた文にしか興味持たないのはどうかなと思う
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- 2019年09月23日 22:56
- >>7
こんな所で何言ってんだこいつ。一生カビ臭い古本でも齧ってろハゲ。
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- 2019年09月24日 00:41
- >>7
なんjだっけ?というわざとらしい不慣れさにより不快感を増させる名文-1145141919点
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- 2019年09月24日 12:51
- >>11
自分の意見を主張するのにもコピペ頼りとかね…情けないわ
君が不快に思って、相手に伝えたいことがあるならご自身のの言葉でどうぞ
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- 2019年09月24日 13:25
- >>20
👆(・_・)👎💢
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- 2019年09月24日 14:14
- >>7
目に付きやすく分かりやすい解釈で作品を広める事に貢献してるイッチに対して、難癖付けて識者マウント取ってるだけで作品の宣伝どころかネガキャンにしかなってないおまえさんの存在は反感と失笑の的でしかない。誰一人として君に共感してない事実も認められないほど盲目なのかな?
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- 2019年09月24日 15:58
- >>22
>誰一人として君に共感してない事実
俺は共感してるよ。
君の意見に他人を巻き込まないで欲しいなあ。
>ネガキャンにしかなってない
どこにでも似た言葉を書き込む、知性も品位のないナンJのネガキャンであって、作品を貶めてる訳じゃないだろうに
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- 2019年09月24日 19:58
- >>23
自演が頭数に入る訳ないでしょ。仮に別人だとしても煙たがられてることに変わりないし。本ばっか読んでると会話の空気が読めなくなるんか?
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- 2019年09月25日 07:02
- >>26
>煙たがられてることに変わりないし。
君が煙たがられてることは考慮の対象がなの?
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- 2019年09月25日 07:05
- >>26
自分の意見を他人に支持されてるように騙るのは詭弁の一種なんだよ。
主張に、根拠や理由が無くても大きな力を持ってるように見せることが出来るからね。
例:誰一人として君に共感してない事実
社会生活送ってるならこういう言葉を使わなくなるんだと思ってたけど違うんだな
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- 2019年09月23日 22:58
- 人の褌で相撲を取る
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- 2019年09月24日 01:29
- >>9
まとめサイト民は相撲すら取らず人の褌の匂いかいでマスかいてるだけだということを忘れんな
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- 2019年09月24日 02:00
- >>9
ア.フィブログの事かな?
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- 2019年09月24日 00:23
- 白米を食べられない病人に噛み砕いて食べさせてあげる聖人
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- 2019年09月24日 00:44
- 今昔物語集はエログロナンセンスのオンパレード、面白いぞ!
女房が空き家で鬼に吸われた話、娘がバージンを奪われた上に食べられた話、寺男と吉祥天がニャンニャンする話、ビンビンのお坊さんがとんでもないもので昇天する話、一人遊びが大好きな若いお坊さんの話、敏腕スケベじじい医者が一杯食わされる話…と目白押しだ!皆読んでくれよな!
-
- 2019年09月24日 02:57
- 原作読めば、とは言うがそもそも読むキッカケが普段はない訳で、こういうSSで分かりやすく作品紹介してもらうのは多いにアリだと思うがね。
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- 2019年09月24日 05:48
- >15
キッカケが無いんだ...
××が××のままで居る理由がよくわかったわ
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- 2019年09月24日 08:41
- >>16
SSサイトで古典文学の知識持ってるとマウント取ったところで失笑もんなんだが
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- 2019年09月24日 12:49
- >>17
手に取れる環境があるのに、
与えられるのを待ってる&劣化させたものを喜んでる奴らを否定してるだけだわ
マウントとかそれ以前の話だよ。
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- 2019年09月29日 02:46
- >>19
読書家の人間は生まれた時から読書家だと思ってそう
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- 2019年09月29日 18:21
- >>35
文に触れる機会なんて義務教育で充分にあったろ。
それとも未就学児でしたか?
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- 2019年09月30日 19:02
- >>36
なんJだっけ?
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- 2019年09月24日 10:21
- 米返しする奴がやたらと多いな……あっ(
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- 2019年09月24日 17:56
- 名作を十ページくらいの漫画にするドリヤスさんに似た臭いを感じるな。
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- 2019年09月24日 18:43
- 死刑になる奴がそもそも殺した奴らに呪い殺されてねんわけやからなそもそも
殺人以外で死刑になる可能性はポイーで
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- 2019年09月25日 08:52
- 前に居た芸人の自演を信じてた頭弱い人かね
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- 2019年09月25日 08:58
- >>29
お前がそれだろ。
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- 2019年09月26日 07:46
- ほんとにそうっぽくて草
糖質悪化してるやん
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- 2019年09月26日 13:56
- 青空文庫からスクリプトで変換できそう
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- 2019年09月26日 15:14
- 面白い
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- 2019年10月04日 08:29
-
昔読物良!是非推奨品紹介御願!掲示板糞喰!
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- 2019年10月08日 17:57
- 勉強になったわ
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- 2019年10月25日 00:34
- こういうssには長いってコメントつかないんだな
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- 2019年10月25日 04:51
- 長い
読んでないけど
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