【けいおん】唯「透視能力を手に入れました!」
唯「ほんとだよ! こーやって寄り目にするとね……」
梓「ぷふ、変な顔。写真に撮って憂に見せ……」
唯「あずにゃん、今日のおぱんつシミついちゃってるけど、どうしたの?」
梓「!?!?!?!?!?///」ガシャーン
梓「唯先輩の妄想が止まらなくて、トイレの中でついしちゃったことをどうして!?」
唯「……あずにゃん?」
梓「あ」
梓「……そ、そんな訳ないじゃないですか~! でたらめ言わないでくださいよ唯先輩~」
唯「え、でもあずにゃん今」
梓「もー、でたらめ言ってないで練習しますよ唯先ぱ」
唯「みずたまパンツ」ボソッ
梓「!?!?///」
唯「だから透視……っていうかあずにゃん今全部暴露しなかったっけ」
梓「さては私が寝てる隙に覗いたんですね! 唯先輩を想いながらシた後は眠くなっちゃう私の習性を利用したんですね!!」
梓「サイテーです! 唯先輩のスケベ! ハレンチ!」
唯「あ、あずにゃんがそれ言うの……?」
梓「おぱんつって連呼するのやめてください!」
梓「じゃあこの筆箱の中に消しゴムがいくつ入ってるか当ててください。出来たら信じます」
唯「がってん! うーむ……」ヨリメッ
梓「ぷっ、やっぱり変な顔……」
唯「あずにゃん、それよりどうして筆箱の中に私の写真が何十枚も」
梓「…………大変なことになりましたね」
唯「……え?」
梓「とある漫画によれば、特殊能力者は特殊能力者といずれ引かれ合うらしいのです」
唯「急に変な立ち方してどったのあずにゃん」
唯「あ、あずにゃん……? 目が怖いよ……」
梓「唯先輩がその能力に目覚めた以上、その過酷な運命からは逃れることは出来ないです!」
梓「敵はもうすぐそこまで近付いて来てるかもしれません! 唯先輩、今のうちに戦う覚悟の準備をするべきです!」
唯「……あ、あずにゃん、冗談だよね……?」
梓「……まぁ、流石にまだすぐそこにはいませんよ」
唯「そこは一番どうでもいいとこなんだけど」
唯「え~、寄り目ってあんまりし続けると痛くなってくるのに……」
梓「じゃあ天井の方だけ見てみましょう。こういうのって上に隠れてるのが鉄板じゃないですか」
唯「えー、そんなの映画だけの話……」ヨリメッ
唯(いたー……しかもりっちゃんとムギちゃん……)
唯「で、でもムギちゃんとりっちゃんだよ? まさかそんな敵なはず……」
梓「誰かいるのかー!!」ドンドン
唯「あ、何つついてるのあずにゃん!? そんなことしちゃ二人に迷惑……」
律ムギ「にゃーん」
梓「なんだ猫か」
唯「騙されちゃうのあずにゃん!? っていうかこのごまかし方は間違いなく敵だよね!?」
ムギ「唯ちゃん、命と能力はいただくわ!」
梓「ぐっ、もう既に刺客が……」
唯「急展開過ぎてついてけないよ~……」
唯「特にりっちゃん! 私と同類の臭いがする!」
梓「透視がろくな能力じゃないって認めちゃうんですか……」
律「そうやって舐めてかかれるのも今のうちだぁ! くらえい私の能力!」
梓「……っ……!?」 バタッ
唯「あ、あずにゃん!?」
唯「あ、あずにゃん大丈夫!? りっちゃん、あずにゃんに何したの!?」
律「くっくっくっ……私の能力は三大欲求で一番足りないものを刺激する能力」
律「いつもお疲れの日本人、殊にも梓みたいな心労溜まりやすそうなタイプに打てば、この通りぐっすりってわけだ!」
梓「…………」
梓「……ゆ、いせんぱ……」
唯「良かった、気がついたんひゃぁ!?」ゾクゾクッ
梓「んっ、ぺろ……ちゅっ……」
唯「あ、あずにゃん!? どうしていきなり首筋を舐めたの!?」
梓「だって、つい食べたくなるようなうなじだったので……」
律「な、なぁムギ、これって……」
ムギ「睡眠欲以外が刺激されたみたいね~」ニコニコ
律「……で、でもこれは逆に好都合! 梓を足枷にしつつ楽~に唯を倒して」
唯「あ、あずにゃん離れっへえぇ、ダメ、耳元は弱いの……//」
梓「へぇ、そうでしたか。ふーっ……」
唯「ふみゃああぁぁっ//」ゾクゾクッ
律「…………」
ムギ「…………」●REC
梓「唯先輩、人の一番敏感な所って、実は口の中の上顎らしいですよ。だからこんな風にこそぐっちゃうと……」サワサワ
唯「~~っ!!」ビクビクガクッ
梓「もう、ちゃんと立ってなくちゃダメじゃないですか」
梓「よだれなんか垂らしちゃって。だらしないですよ」
唯「わ、わたひのへいじゃ……」
梓「……唯先輩、顔が近くなっちゃいましたね。キスするのにピッタリな位」
唯「しょ、しょう思うなら離れんむっ、んんっ……」
梓「…………ぷはっ。んっ、ちゅっ……」
律「…………何か、私も変な気分になってきた」
律「澪に同じことしてやろっと」ガチャン
唯「」ピクピク
梓「まさか、律先輩に酷いことをされたんですか!? あぁ、なんて可哀想な唯先輩……」
唯(あ、あずにゃんに絶対ペース握られちゃダメだって分かったよ……)
唯「し、しかもこの特殊能力、命に別条のない物ばっかりだからね、多分大丈夫だよ!」
梓「それにムギ先輩の人柄ですから、きっとどんな食べ物もお菓子にする、みたいな……」
ムギ「えい♪」ゴオッ
唯梓「」
ムギ「私、火の弾を出す能力なの~」
唯梓(なんでムギちゃん(先輩)だけガチなの!?!?)
梓「ひっ、避けた所に焦げ穴が……」
唯「む、ムギちゃんストップ! っていうか、私の能力なんてあってもそこまで重宝しな……」
ムギ「それさえあれば世界中の百合を組まなく観察できるの!!!!」
梓「これ以上なく有意義に使う人だ!?」
梓「是非よろこん、じゃなかった……仕方ないです唯先輩、唯先輩の身の為にも、もうここは降参するしか……」
唯「私は別の身の危険を感じるよあずにゃん」
梓「唯先輩、もう時間が無いです! 降参した方が……」
唯「で、でも……」
梓「でももストもないです! あんな炎の弾、防ぐ術なんてありません!」
唯「ほのお……っ! 分かったあずにゃん、分かったよ!」ダッ
梓「あっ唯先輩! 今動いたら撃たれちゃいますよ!」
ムギ「あ、まだ数え終わってないのに……」
梓「なんて律儀な人なんだ……」
梓(唯先輩は物置の方に姿を消した……そんなことしたってただの時間稼ぎにしかならないのに!)
ムギ「ゼロ。唯ちゃん、答えは?」
唯「…………」
ムギ「分かったわ唯ちゃん。今から物置に行くわね」
梓「ま、待ってくださいムギ先輩……!」
梓「ゆ、唯先輩……」
ムギ「…………あら?」
ムギ「唯ちゃん、どこにもいない……」
唯「隙を見せたねムギちゃん」
ムギ「ゆ、唯ちゃん!? どうして流し台の下から……」
ムギ「っ! しまっ……」
唯「たあっ!」バシャ
ムギ「きゃあっ!」
唯「発射する指先が濡れてしまえば炎の弾は撃てない……そうでしょ、ムギちゃん」
ムギ「くっ……私の完敗よ」ガクッ
唯「よ、良かったぁ……」ヘタッ
唯「あずにゃん! よかった、無事だったんだね」
梓「それはこっちのセリフです! もう……」グスッ
唯「……心配かけてごめんね、あずにゃん」
律と澪の絡みは各々妄想で済ませておいて
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コメント一覧 (4)
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- 2019年09月18日 09:02
- 色々ひでぇwwwwww
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- 2019年09月19日 10:48
- 久々のけいおんSSだったのに色々とっ散らかってて残念でした(レビュー
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- 2019年10月17日 16:31
- コレ好き
いかにもけいおんSSって感じで懐かしい感じがした
濡れたら火が出ないって安物のガスコンロかな?w
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- 2019年12月27日 08:23
- 濡れたら炎使えないとか何処ぞの大佐かな?