【ガヴドロ】サターニャ「みんな来てくれたのね!」
- 2019年08月15日 12:40
- SS、ガヴリールドロップアウト
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ガヴ「ヴィーネとラフィがうるさかったから仕方なく来ただけだ」
ヴィーネ「素直じゃないんだから。家に行った時もう準備終わってたじゃない」
ラフィエル「ガヴちゃんもサターニャさんの誕生日を祝いたくて張り切ってたんですよ」
ガヴ「余計なこと言うな!///」
ガヴ「うざ...ったく」
ヴィーネ「じゃあ上がるわね」
ガヴ「うーい」
ラフィエル「おじゃましまーす」
ラフィエル「いつも言うわけではありませんよ?サターニャさんが寝てる時は何も言わず添い寝しますから」ニコニコ
サターニャ「こわっ!あんたほんと心臓に悪いわよ!」
ヴィーネ「ラフィエルも相変わらずね」
サターニャ「その一言で済ませないでよ!」
ガヴ「いいから早く入ろうよ」
ラフィ「はい!」
ヴィーネ「ガヴは隣の部屋でサターニャの相手してあげて?」
ガヴ「うわ、めんどそうだな」
サターニャ「いいから相手しなさい!今日は私の誕生日なのよ!」
ガヴ「へいへい」ハァ...
ガヴ「さてと、やるか」ゴソゴソ
サターニャ「何をよ」
ガヴ「ノートパソコン~(ダミ声)」
サターニャ「ちょっと!1人で遊ぶつもりじゃないでしょうね!許さないわよ!」
サターニャ「そんなのってないわよ!もう!せっかくの誕生日なのに...」
ガヴ「...しょうがないな、ほら」スッ
サターニャ「へ?何よ」
ガヴ「お前にこのゲームやらせてやるよ」ニヤリ
サターニャ「なーっはっはっは!サタニキアハウス第1号の完成よ!」
ガヴ「ただの豆腐ハウスじゃねーか」
サターニャ「とーふはうす?」
サターニャ「ぎゃー!何よこいつ!弓撃ってくるんだけど!」
ガヴ「だから言ったじゃん。早く家に帰れって」
サターニャ「そんなこと言ってないで助けなさいよ!」
ガヴ「しょうがないな、貸せ」
サターニャ「焼いたら本当に鉄ができたわ!これで私も上級者ね!」
ガヴ「まだまだ序盤だ。ラスボスのドラゴンまで全然遠いぞ」
サターニャ「えっ!そうなの!?」
ヴィーネ『ガヴー?ちょっと終わったら来てくれる?』
ガヴ「あ、もうそろそろ辞めなきゃな」
サターニャ「ふふん!なかなか楽しかったから褒めてあげるわ!」
ガヴ「サターニャ、聞いてくれ」
サターニャ「?」
サターニャ「何よそれって」
ガヴ「これから毎月15日は今みたいにお前と遊んでやる。それがプレゼントだ」
サターニャ「ほ、ほんと!?」
ガヴ「ほんとだ」
ガヴ「ああ、絶対断らないから騒ぐな」
サターニャ「やったー!嬉しいわガヴリール!」
ガヴ「別に。ただプレゼント用意するのめんどかっただけだし。それに15日以外は普通に断るからな」
サターニャ「なーっはっはっは!毎月15日はガヴリールが私の下僕になる日になったわ!」
ガヴ「そうは言ってないだろうが。本当にうざいなお前は」
ヴィーネ「ちょっと足りないものがあってね、ラフィと一緒に買いに行って欲しいのよ」
ガヴ「はあ?ラフィ1人でよくね?」
ヴィーネ「それが...この紙見て」スッ
ヴィーネ「ごめんね。材料を見誤って少なく持ってきちゃって...」
ガヴ「いいよ別に。行くぞラフィ」
ラフィエル「あら、意外と素直ですね~」ニコニコ
ヴィーネ「サターニャ、悪いけど手を貸してくれないかしら?」
サターニャ「いいわよ。ヴィネットの頼みならなんでも聞くわ!」
ヴィーネ「そう?じゃあ部屋を飾り付けするの手伝ってほしいわ」
サターニャ「楽勝よ!サタニキア様に不可能はないわ!」
ヴィーネ「あはは...」
サターニャ「まあね!大悪魔だし!」
ヴィーネ「...ねえ、なんでそこまで自信を持てるの?」
サターニャ「え?なんでそんなこと聞くのよ」
サターニャ「何言ってるのよ。ヴィネットは充分悪魔じゃない」
ヴィーネ「え?」
サターニャ「私やガヴリールに怒る時とか、宿題やりなさいて言う時とか、真面目に授業しなさいって言う時もとっても悪魔らしいわ!震え上がるほどにね!」
ヴィーネ「そ、そんなに怖いかしら?けっこう優しくしてるつもりなのに...」
ヴィーネ「...なんだか自信がついてきたわ。ありがとね、サターニャ」ニコッ
サターニャ「なーっはっはっは!とりあえずヴィネットは私みたいに悪魔的行為をするのがスタートラインね!」
サターニャ「何やったのよ。私にだけ教えなさいよー!」
ヴィーネ「秘密よ♪」
ヴィーネ(2人きりで話すためにわざと材料を少なく持ってきた悪魔的行為、サターニャには言えないわよね)
ヴィーネ「お疲れ様、はい、サターニャ」
サターニャ「え?メロンパン?」
ヴィーネ「私の誕生日プレゼントよ。手作りしてみたわ」
サターニャ「すごいじゃない!それじゃ、いただきまー」
ヴィーネ「ダメよ!食べる前にそれ食べちゃすぐにお腹いっぱいになるわよ」
ヴィーネ「ダメと言ったらダメよ!一口食べたら後でまた一口、また一口って感じで食べるでしょ!」
サターニャ「うう...わかったわよ...これは明日食べるわ」
ヴィーネ「素直でよろしい。ありがとうね、手伝ってくれて」
サターニャ「いいのよ!普段お世話になってるしね!」
ピ-ンポ-ン
サターニャ「開けてくるわ」スタスタ
ガチャッ
タプリス「久しぶりですね!先輩!誕生日だと聞いて来ました!」
サターニャ「タプリス!?なんか意外ね」
タプリス「とりあえず先輩、誕生日おめでとうございます。」
タプリス「でもあのですね!勘違いしないでください!別にこれは悪魔に屈したりしたわけではないので!」アセアセ
サターニャ「分かってるわよ!それでタプリスも誕生日会に参加するの?」
タプリス「いえ、これから用事があるので」
サターニャ「それは残念ね。ヴィネットの料理すごく美味しいのに」
サターニャ「なーっはっはっは!」
タプリス「それはさておき、私からの誕生日プレゼントの本です!」ゴソッ
サターニャ「この封筒に入ってるのね」ゴソゴソ
天使の心得十戒~君も一人前の天使に~「」バ-ン
サターニャ「...な、何よこの本」
サターニャ「いやいや!何よこの誕生日プレゼントは!?」
タプリス「えっ!?」ガ-ン
サターニャ「悪魔がこんな本読むわけないじゃない!」
タプリス「そ、そんな...うぅ...」ズ-ン
タプリス「すみませんでした...その本返してくれませんか...?」
タプリス「な、なんでですか?」
サターニャ「それは...そうよ!この本に書かれてることと逆のことをすれば悪魔っぽさが上がるってことだからよ!なーっはっはっは!」
タプリス「まさかそんな使い方があったなんて...!」
タプリス「そんなこと...!これは敵に塩を送ると言ったそんな感じですので!」アセアセ
サターニャ「クックック...次会う時は戦場よ!せいぜい足を洗って待ってるといいわ!」
タプリス「次は負けませんからね!他の先輩方によろしく言っておいてください!それでは!」バタン
ヴィーネ「その本をちゃんと貰うなんて甘い所あるのね」
サターニャ「からかってるんじゃなくて私のためを思ってプレゼントしてくれたって分かったし、受け取らない訳には行かないわよ」
ラフィエル「あら~意外と優しいんですね~♪」ニコニコ
サターニャ「な゙っ!いつの間に!」
ヴィーネ「お疲れ様、2人とも」
ラフィエル「その話をタプちゃんに教えてあげましょうか♪」
サターニャ「やめなさいよー!」
ワ-ワ-キャ-キャ-
ヴィーネ「もうそろそろお開きにしない?」
ガヴ「あ、いつの間にかもうこんな時間か。そうだな」
サターニャ「皆本当にありがとう!とっても楽しかったわ!」
ラフィエル「いえいえ」ニコニコ
ヴィーネ「そうね。じゃあまたねサターニャ」
ガチャッ
サターニャ「それであんたはいつ帰るのよ!」
ラフィエル「うふふ~♪」ニコニコ
ラフィエル「まだ私のプレゼントをあげてませんでしたよね?」
サターニャ「確かにそうだけど...」
ラフィエル「私のプレゼントはもうちょっと待っていただかないとですので、それまでは一緒に居させてもらいます」
サターニャ「ちょっと何よそれ!聞いてないんだけど!」
ラフィエル「今初めて言ったので♪」
ラフィエル「はい」スタスタ
サターニャ「...な、なんでついてくるのよ!まさかあんた一緒にお風呂入るつもりじゃないでしょうね!」
ラフィエル「いいじゃないですか♪」
サターニャ「嫌に決まってるでしょ!絶対めんどくさい事になるじゃない!」
サターニャ「そういう問題じゃないわよー!」
カッポ-ン
サターニャ「はあ...ものすごく疲れたわ...」
ラフィエル「うふふ~♥︎」テカテカ
ラフィエル「サターニャさんと一緒にいる時は常に元気でいられる体質ですので」
サターニャ「なによそれ...まだからかうわけ?」
ラフィエル「本当ですよ~」ニコニコ
サターニャ「ねえ、もう11時なんだけど。その誕生日プレゼントを早く出しなさいよ」
ラフィエル「そうですね...」
サターニャ「何よじれったいわね」
ラフィエル「サターニャさん、立ってください」
ラフィエル「すうう...はああ...すうう...はああ...」
サターニャ「どうしたのよ?」
ラフィエル「すうう...はああ...ふう、じゃあ目をつぶってください」
サターニャ「?」ス...
チュッ
ラフィエル「あははは///天使にキスされるというプレゼントでした///それではサターニャさんこの辺で///」カアアア
サターニャ「ちょ、ちょっとラフィエル!」
ラフィエル「神足通!あっ///」フッ
全裸ラフィエル「...///」カアアアアアアア
サターニャ「失敗しちゃったのね...///」
ラフィエル「...服さえ貸してくれれば///」
サターニャ「夜も遅いじゃない。その調子じゃ神足通も使えなさそうだし、泊まって行きなさいよ」
ラフィエル「大胆ですね、サターニャさん...///」
サターニャ「あんたに言われたくないわよ」
同じベッドで寝る2人
ラフィエル(い、いつもと同じはずなのに、とっても心がドキドキします...!///)ドキドキ
サターニャ「......」ウトウト
サターニャ「...ちょっといいかしら」ギュウウッ
ラフィエル(なああああああっ!?///サターニャさんが背中に抱きついてます!///)ドキドキドキドキ
ラフィエル「やめてくださいよぉ///」ドキドキドキドキ
サターニャ「そんなに嫌なら抵抗してみなさい...」ウトウト
ラフィエル「うう...そ、それは...///」カアアア
サターニャ「え?出来ないの...?なーっはっはっは...これはラフィエルを掌握したのと同義ね...!」ウトウト
ラフィエル「えっ?///」
サターニャ「いい...?ラフィエルの全部は私のものなんだから...」
ラフィエル「...っ///」ドキドキドキドキ
サターニャ「zzz」
ラフィエル「寝ましたか...」
ラフィエル「もう!寝られないじゃないですかーっ!///」カアアア
終わり
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コメント一覧 (9)
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- 2019年08月15日 17:47
- おめでとうサターニャ
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- 2019年08月15日 18:36
- ラフィサタ大好き
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- 2019年08月15日 19:11
- 来年もまた祝えますように
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- 2019年08月15日 21:10
- サタおめ
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- 2019年08月15日 21:28
- ガヴハーならぬサタハーとは珍しい
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- 2019年08月15日 21:48
- サタラフィ良い…
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- 2019年08月15日 23:59
- ラフィサタが幸せだと俺も幸せ
ありがとう作者、おめでとうサターニャ!
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- 2020年01月06日 04:50
- 素晴らしい
ガヴドロSSは永久に不滅なり!!