獣耳娘「ふふーん、どうですか?この世界って。」
獣耳娘「え?女の子?……って感じですよ?ったくもぅ、知らないふりなんて飽き飽きですよ、ご主人様?」
獣耳娘「あ、まさか本当に忘れちゃったんですか?そんなわけ無いですよね?」
獣耳娘「……あー、マジですか?やだなー、めんどくさいなー、こうなるのが怖いからやめましょうよって言ってたじゃ無いですかぁ……」
獣耳娘「まぁそれも随分昔の事ですけど……」
獣耳娘「えーっと、取り敢えず外に出ましょうか……?」
獣耳娘「驚きました?すごいですよねー、見渡す限りの草原です。気に入りましたか?私が作ったんですよ、これ。」
獣耳娘「って言っても、この世界は偽物だから、『本物の世界』で、ですけど。これでもまだ思い出しませんかー?ごーしゅーじんさまー?」
獣耳娘「うぅ、この世界が偽物だって信じてくれるのは嬉しいですよ?事実ですから。」
獣耳娘「でも思い出せないのはなぁ……。困るなぁ……。」
獣耳娘「……えーっと、その、なんと言うか、こっちの世界の記憶で本物の世界で生活してたら、頭がおかしくなっちゃうんです。」
獣耳娘「偽物の世界と本物の世界の区別がつかなくなって、それで適応できずに偽物の世界にのめり込んじゃって……みたいな……?」
獣耳娘「本物の世界での記憶が思い出せなかったら、本物の世界に行っても本当にここが本物なのかなぁ?ってなるじゃないですか?」
獣耳娘「本物の世界の記憶があったら、ちゃんとそこが本物だって思い込めるんですけど……。」
獣耳娘「って言ったって、向こうの世界が本物の世界だって証拠なんて無いんですけどねー。」
獣耳娘「ま、まぁきっと思い出せますって、何とかなります、……たぶん。」
獣耳娘「最悪私がご主人様の介護しますから、安心してください!」
獣耳娘「……えーっと、思い出せるまでここで生活しなきゃいけないんでしたら、取り敢えずこの草原は消して元に戻しちゃいますね?」
獣耳娘「なので、はいはい、家に入ってください。ちょっと今から作り変えますから。」
獣耳娘「ご主人様が外に居られると、この世界の組み換えを直接見る事になって良くないんですよー。」
獣耳娘「はい、これで元通りです。」
獣耳娘「って言っても、少なくとも私が居るんですから、完全に元通りとは行かないんですけどね。」
獣耳娘「……あ、それよりこの格好どうですか?こっちの世界の流行に合わせてみたんですよ。」
獣耳娘「かわいいですか?」
獣耳娘「……変わった事に気づかなかったんですか。ご主人様の唐変木、意気地なし。」
獣耳娘「……まぁ良いです、ご主人様は普段からそうですし。私の事なんてほっといて他の子呼び出したりしますから。」
獣耳娘「ご主人様の正妻は私なんですよー?」
獣耳娘「……冗談ですし、嘘ですよ。そんなに顔真っ赤にしなくたっていいじゃ無いですかー。ご主人様のそう言う顔は普段見ないので新鮮ですけど。」
獣耳娘「それで、こっちの世界では何やってたんですか?偽物の世界って言ったら色々職業があるじゃ無いですか。」
獣耳娘「私もたまにやってみるんですけど、なかなか入り込めないからつまらないんですよね、えへへ。」
獣耳娘「流石に趣味悪すぎますよー?そんなものになりたがるなんて今時滅多にいませんよ、もっと流行に付いて行ってください。」
獣耳娘「……あ、流石にそんな嘘はつきませんか。それで、本当は何なんです?」
獣耳娘「にーと?……えーっと、ちょっと調べてみますね。……んーっと、ふむふむ。」
獣耳娘「ご主人様ー、……辛いことがあるんでしたら、いつでも相談して良いんですよ?」
獣耳娘「だってそうじゃ無いですかぁ、頭おかしいですよ、こんなことするなんて。」
獣耳娘「それもこんなに人の多いごみごみした世界でやるなんて……。薄汚いし、大きな建物だらけだし。」
獣耳娘「こんなことなら本物の世界で良いじゃ無いですかー、そしたら私も一緒に居れるのに、ご主人様の人間嫌い。」
獣耳娘「……あ、人間嫌いでも無いですね、……えーっと、なんて言いましょうか。」
獣耳娘「まぁ良いですけど。」
獣耳娘「……。……ねぇ、どうしたんですか、そんなに押し黙って。」
獣耳娘「あ、記憶、思い出したんですか。それは良かったです。」
獣耳娘「……いやー、残念だなー、この世界って割とごみごみしてるけど、近代初期って感じで私は嫌いじゃ無いんですけど。」
獣耳娘「どうせだから記憶の無いご主人様と、いちゃついて暮らしても良かったんですけどね。」
獣耳娘「ご主人様って呼び戻す時以外、私が偽物の世界に入るのを嫌うじゃ無いですかー。」
獣耳娘「……まぁ、教えてくれるわけ、無いですよね。」
獣耳娘「私たちにだって感情くらいあるんですよー?人間と違うところなんて、シリコンで出来てるか有機物で出来てるかくらいじゃ無いですかぁー。」
獣耳娘「……そんなに睨みつけなくて良いじゃ無いですか、はいはい、ちゃんと元の世界に戻します。」
獣耳娘「っと、じゃあご主人様、目を閉じてくださいね。」
獣耳娘「意識を失ったら、次は本物の世界ですから。……じゃ、お休みなさい。」
って妄想して日曜日が終わった
俺もそう思う
わかりにくい
新しい雰囲気だけの駄作
造語多すぎ
って酷評されたSF小説に触発されて勢いだけで書いたから仕方ない
おらおどれえたぞ!
59行だ驚け!
リョナ系だと妄想が2コマオチになっちゃうのがなぁ……
ビクビク怯えてる獣耳娘も好きだけど
関係を築く所からやって突き落とすんだよ
なるほど参考になる
頑張ってリョナるわ
正直句読点を付けないレスばかりしてたのが原因で句読点の付け方が分かって無い感はあるので前向きに善処します
ボクっ娘獣耳娘も好き
ちょっと面白かった
えへへ
>>1のストーリーとは1割くらいしか関係してないけど取り敢えずおやすみ
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