俺「何してるんだ妹!」妹「>>4(皿洗い)だよ」
妹「何か文句あるわけ?お兄ちゃんには関係ないんだから放っといてよ!!」
俺「くっ…」
俺「ば、ばか!もし皿が割れて怪我でもしたらどうする!それに洗剤で肌荒れするかも…」
妹「そんなのお兄ちゃんには関係ないでしょ!放っといて!」
俺「うぅ…」
妹「全くお兄ちゃんは心配性なんだから。ほら、私のことはいいから向こう行ってて」
俺「わ、わかったよ…(まったく、俺はいい妹を持ったもんだ。言われた通り向こうで>>8でもして待つか…!)」
俺「あぁ…わかったよ」
………………
母「ごめんねぇ、私の身体が弱いばっかりにお前に迷惑かけて…」
俺「いいんだよ。妹も家事とか手伝ってくれるしさ。全然迷惑なんかじゃないよ。それよりほら、今日の分の薬だよ。飲める?」
母「んんっ…ふぅ、ありがとう。この薬代だってばかにならないだろうに…」
俺「いいんだ、それじゃあ俺自分の部屋に戻るから」
母「俺…」
………………
妹「ふぅ、皿洗い終わり!」
妹「(……きっとお兄ちゃん薬代を稼ぐために今頃部屋で内職してるんだろうな。私も少しでもお兄ちゃんの力になれるように>>15しよう!)」
妹「頑張るぞー!」カキカキ
翌日
俺「おはよう妹!ほら、これ今日の弁当だ。学校頑張れよ!」
妹「ありがとお兄ちゃん…(また目にクマができてる。徹夜で内職してたんだね…)」
妹「……あのねお兄ちゃん」
俺「ん、どうした?」
妹「>>18!」
俺「……は?お前何言って…そんな金どこから!」
妹「薬代のための貯金から…ごめんなさい!パチンコで増やしてお兄ちゃんに楽させてあげたくて!身体売ってでも返すから許してっ!」
俺「>>22!!」
妹「ひっ…お、お兄ちゃん…何言って…」ビクッ
俺「もう…疲れたんだよ。お前の学費や、母さんの薬代を稼ぐためにまる3日寝てない!そのうえ5万パチンコに消えただと!?ふざけるな!!」ガシッ
妹「ひぐっ!?や、やめへっ…苦しいよお兄ちゃあぁ…!!」ピクピク
俺「うるさいうるさい死ね死ね死ね死ねぇ~っ!!」ギュウウウウッ
俺「……ハッ」
妹「お兄ひゃ…ごめん…ごめんなさっ…い…」ポロポロ
俺「……>>30」
妹「ケホケホ、お兄…ちゃん…?」
俺「はは、まぁ俺も競馬で200万負けたんだけどな…人のこと言える立場じゃねぇや!」
妹「えっ…そんなお金どこから!」
俺「借金だよ…!ごめんな、お前の学費や母さんの薬代どころか今日の飯代すら残ってないよ」
妹「はっ…あはっ、あはは!私たち、とんだクズ兄妹だね」
俺「あぁそうだな、こうなったらもう2人で>>40でもするか!」
妹「うん…!」
妹「今年の方角は東北東だったね。こっちを向いて食べればいいんだ」
俺「あぁ、その方角に神さまがいるからそっちを向いて食べれば幸福が訪れるんだってよ…!」
妹「私たちみたいなクズにも幸せになれるのかなぁ…?」
俺「さぁ…?食ってみればわかるんじゃないか?ふふ…それじゃあいただきます」ガブッ
妹「いただきます…!」パクッ
2人に起きた幸福>>45
妹「んっ」ゴックン
妹「ふぅ…これで本当に幸せが訪れるのかな?」
俺「はは、こんなことで幸福になれるなら誰も苦労しないだ…」
ガタンッッ
妹「……今の、お母さんの部屋から!」
俺「まさか…大丈夫!?母さん!」ダッ
バタンッ
母「あぁ…俺、妹…お母さんね、もうダメみたい…!2人だけでも幸せに生きてね…?」プルプル
母「」カクンッ
俺「母さん…?嘘だろ?おい!返事してくれよぉ!!母さぁんっ!」ウルウル
妹「そんな…嫌ぁ!!死んじゃ嫌だよお母さぁぁぁん!!!うわあああああっ!!」ポロポロ
………………
俺「……>>51、するか」
妹「うん…」
妹「お兄ちゃん…」ヌギヌギ
俺「……へへ、俺たちにもはや怖いものなんてねぇ。このまま全裸で街中を歩くぞ!」
妹「うんっ!」
………………
俺「ヒャッホゥ!すごい爽快感だ!何もかも吹っ切れた感じがする!!」
妹「でも夜も遅いし意外と人いないね」
俺「あぁ、どうせなら誰かに見せつけてぇな…!おっ、よしあいつにしよう!」ダッ
妹「そこのおじさん!私たちの裸!どうですか!?綺麗?」クルクル
通りすがりのおっさん「>>57!」
通りすがりのおっさん「」バタッ
俺「お、おい!おっさん!何言って…」
俺「え…?嘘だろ。この人…死んで…」
妹「へ…?や、やだ。どうして…さっきまで平気そうに歩いてたのに!」
その後わかったことだがこの通りすがりのおっさんは余命数日の不治の病に侵されており、
金持ちだが身寄りもなく、遺産を相続させる相手がいないので夜外を出歩いて自分の死に際に立ち会ってくれた人物に遺産を相続させようとしたらしい。
おかげで今では俺と妹の2人とも大金持ちだ
妹「お金も手に入ったことだし>>63しよっか!」
俺「あぁ!」
俺「あぁ!」
こうして始めたうどん屋は大ヒット、今では全国にチェーン展開して日本人なら知らぬ者はいない程の人気店になった
妹「今こうやって幸せに暮らせているのはあの時恵方巻きを食べたからかもしれないね…」
俺「あぁ、せっかくの一年に一度の幸福を掴むチャンスをむざむざ見逃すなんて馬鹿のすることだな。さて、今年も幸せを掴むために恵方巻きを食うか!」
妹「うんっ!」
今年の恵方は東北東!みんなも恵方巻きを食べて幸せを掴もう!
HAPPY END!
その汚いかっぱ巻きしまえ
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コメント一覧 (6)
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- 2019年02月04日 15:15
- またギャンブルで負けて借金しそう
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- 2019年02月04日 16:11
- 幸せになりたいから恵方巻き食ったら親が死んでって、これまるで「猿の手」やないかーい!
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- 2019年02月04日 16:40
- 方向性が定まらなさすぎる
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- 2019年02月04日 17:08
- このカオスな安価でよくやったよwww
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- 2019年02月06日 02:21
- 冒頭のほんわか展開が嘘のようだ
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- 2019年02月07日 02:24
- 急展開すぎるww
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