ヴィーネ「サターニャって小悪魔の方が向いてるんじゃない?」
- 2018年12月14日 05:10
- SS、ガヴリールドロップアウト
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ヴィーネ「サターニャって、大悪魔より小悪魔の方が向いてるんじゃない?たまに才能を感じるのよね。」
サターニャ「何よその弱そうな悪魔は。いい?私は将来大悪魔になる胡桃沢=サタニキア=マクドウェル様よ?そんなものに興味ないわ!もしかしてヴィネットも大悪魔になりたくて私を蹴落としに来たの?」
ヴィーネ「そんなわけないわよ。・・・というか小悪魔を知らないの?悪魔なのに?」
サターニャ「も、問題ないわ!小悪魔だか小松菜だか知らないけど、私が収まる席じゃないのよ!ナーッハッハッハッハ!」
ヴィーネ「知らないのに決めつけるのは良くないわよ。・・・そうだ!」
ヴィーネ「明日と明後日空いてるかしら?小悪魔について教えてあげるわ!」
サターニャ「ちょっ、結構グイグイ来るわね。まあ特別に教えるのを許可してあげるわ!感謝しなさい!」
ラフィエル(あ、サターニャさん発見しました!)タッタッタ
ラフィエル「サターニャさん。おはようございます。」
サターニャ「おはよう。ラフィエル。」
ラフィエル(・・・ん?あれ?やけに大人しいですね・・・?きっと例の如く何か企んでいるのですかね。)
ラフィエル「サターニャさ・・・ん!?」(サターニャさんが私の胸をガン見しているんですけど!?)
サターニャ「・・・どうしたの?」
ラフィエル「あ、あの。なんで私の胸をそんなジロジロと・・・。///」
サターニャ「」
ラフィエル「え?///」
サターニャ「だってこんな大きくてエ口い胸だもの。」
ラフィエル「~~~~///」(サターニャさん、私のことをそんな目で!?というか大きくてエ口いって思っていたの!?)カオマッカ
サターニャ「ちょっとラフィエル!置いてくわよ。」
ラフィエル「す、すみません///」(だってそんなこと言うからですよお。)
ガヴリール「お、ラフィエルとサターニャじゃん。」
ヴィーネ「おはよう2人とも。」
サターニャ「おはよう。ガヴリール、ヴィネット。」
ガヴリール(・・・ん?)
ラフィエル「お、おはよう、ございます。一緒に行きましょう。///」カオマッカ
ヴィーネ(あー。もう始まってるのね。)
ガヴリール「おいサターニャ。なんでお前そんなに静かなんだよ。本物をどこにやった?」
ヴィーネ「落ち着きなさいよガヴ!あなた静かな方がいいとか言ってたじゃない。」
ガヴリール「それもそうだな。あとラフィエル、なんでそんなに顔赤いんだよ。」
ラフィエル「そ、そんなに赤いですか?///」(登校中ずーーっと見られてますからね///それに、たまに耳元で『触りたいな。』とか言ってくるサターニャさんが悪いんです///)
サターニャ「ラフィエル。」
ラフィエル「は、はい?///」
サターニャ「もう我慢できそうにないわ。」グイ
ラフィエル「へ?」アトズサリ
ラフィエル「ちょっとこんな人前で///」アトズサリ
ガヴリール「・・・こいつら、いつからこんな関係になったんだ?」
ヴィーネ「え?ずっとこんな感じだったじゃない。」
ガヴリール「なわけあるかよ。」
ラフィエル(後ろに壁が!?もう逃げられない!///)
サターニャ「・・・なあ、ラフィエル。」スッ
ヴィーネ「すごい、ラフィの後頭部に手を回してるわ!」
ガヴリール「うわっ。サターニャがラフィエルの頬に頬ずりしてやがる・・・。」
ヴィーネ「いや、頬は当たってないわね!当たるか当たらないかぎりぎりの所で止まってるわ!」
ガヴリール「テンションたっか!お前もおかしくなったのか?」
サターニャ「私、最近ずっとラフィエルのこと考えるの。私の心の中はラフィエルでいっぱいになってしまったわ。」
ラフィエル(耳に息がかかってますよおおお///)トロン
ガヴリール「なんかラフィのやつチョロすぎじゃね?」
ヴィーネ「もともとラフィが好きだったのもあるのよ。」
サターニャ「どう責任をとってくれるのかしら?」ミミタブペロッ
ラフィエル「ひゃんっ!♡///」
ラフィエル「ちょ、まって・・・///」(これキスのやつですよね!?今日のサターニャさん変すぎます!)
ラフィエル(キスしなきゃいけないんでしょうか!?///で、でもこれはあくまで強制的に、サターニャさんにやらされてるだけ///)「・・・分かりました。もうキ、キスしていいです///」メツブリ
サターニャ「・・・ラフィエルあなた、人前で大胆ね。」ニヤニヤ
ラフィエル「へ?」キョロキョロ
ラフィエル「~~~~~///」カアアアア
ラフィエル「サターニャさんのばか~~~!」ダッダッダ
ガヴリール「あらまーラフィってばすげえ速い。教室とは逆の方に走ってるけど。」
ガヴリール「おいサターニャ、どうしたんだよ今日のお前。魔界通販で変なものでも買ったのか?」
サターニャ「違うわよ!私はね、もう大悪魔なんて古臭いのはやめたの。これからは最強の小悪魔を目指すことにしたわ!」
ガヴリール(うっへー厄介なことに。確かにさっきの演技見ると行けそうだけどさ、絶対めんどいことになるやつだわ。)
ガヴリール「別にいいけどさあ、程々にしなよ。ラフィが演技だって知ったらお前死ぬかも知れないぞ。」
サターニャ「・・・ねぇ、ガヴリールぅ、もしかして怒ってるの?」
ガヴリール「はあ?」
ヴィーネ「なっ!?」(ガヴを狙った!?この状況で!?)
ガヴリール「馬鹿じゃねえのお前。なんでそうなr」
サターニャ「馬鹿って言った!やっぱ怒ってるのね!?」
ガヴリール「いやおかしいだろ!?」
ヴィーネ(何やってんのよサターニャ、かなりきついわよ・・・。)
ガヴリール「そうだよ!怒ってるわけないだろ。」
サターニャ「じゃあ・・・これからも友達でいてくれる?」
ガヴリール「とも・・・っ!何恥ずかしいこと言わせようとしてんだ!?」
サターニャ「やっぱり・・・怒ってるのね?私達友達じゃないのね?」ナミダメ
ガヴリール「・・・。馬鹿野郎、友達に決まってんだろ///」(うぅ恥ずかしい・・・。)
ヴィーネ「えっ!?ガヴ落ちちゃうの!?ちょろっ!」
サターニャ「だったらほっぺにちゅーしてよ。友達の証として。」
ガヴリール「はぁ!?・・・っじゃあお前目ぇ瞑れ。」
ヴィーネ「うええええ!!?いいの!?上手く行き過ぎじゃない!?」
ガヴリール「・・・ほらよ、友情の証だ!」パァァン!
サターニャ「いったあああっ!急に平手打ちとかひどいじゃないの!?」
ガヴリール「甘い!こちとらさっきのお前より甘えん坊なやつと何年も過ごしてきたんだ。」
ヴィーネ「ああ。ハニエルちゃんね。」
サターニャ「うう。行けると思ったのに・・・。」
ヴィーネ「無理無理。ガヴはその場の空気なんかに流されるほどやわくないわよ!」ドヤ
ガヴリール「いやなんでヴィーネがドヤるんだよ。それとさっきのセリフ私が言うやt」
ヴィーネ「いっけない!そろそろチャイムが鳴る時間じゃない!早く教室入るわよ!」
サターニャ「次の移動教室どこだっけ?」
クラスメイト男子「ああ、家庭科室だよ。」
サターニャ「ありがとう。・・・それにしてもあなた、結構かっこいい顔してるのね。」
クラスメイト男子「えっ!?///」
サターニャ「なんちゃって。一緒に行きましょ。」ニコッ
クラスメイト男子「あ、うん・・・///」
次の休み時間
サターニャ「あなた、1年生ね。かわいいおっぱいなんか持っちゃって誘ってんの?」
後輩女子「違いますよぉ。こんなところ誰かに見られたら・・・。」
サターニャ「大丈夫よ。ここはあんまり使われないトイレだから。腰つきもいい感じね♡」サワサワ
後輩女子「あひっ///♡」
サターニャ「ごめんなさいね。私だけ気持ちよくなっちゃって。お返しに私のを触っていいわよ。」オッパイサシダシ
後輩女子「・・・・・・せ、先輩が言うなら///♡」オッパイサワサワ
先輩男子A「おい!この子は俺のもんだぞ!」
先輩男子B「何言ってんだ!サターニャは俺を選んだんだぞ!」
サターニャ「先輩!私の為に争わないで・・・。」ウルウル
先輩男子A、B「サターニャ・・・。」
先輩女子「あなた達!サターニャちゃんの前で恥ずかしくないの!大丈夫?サターニャちゃん。」
サターニャ「先輩!感謝するわ。」ニコッ
先輩女子「いいのよ、それと敬語使いなさいね。ところで・・・サターニャちゃんは私の彼女よね?」
サターニャ「あっ、私次の授業の準備するので失礼するわ。さよなら~。」スタコラ
昼休み
ガヴリール「・・・ヴィーネ。なんかヤバくね?」
ガヴリール「いやそういうことじゃねえよ。ずっとあんな調子だといつか刺されるって。・・・いや。」
ラフィエル「サターニャさーん。ずっと千里眼で見てましたよー。今どこにいるんですかー?」ロウカフラフラ
ガヴリール「ラフィエルが刺すよ絶対。もうやめた方がいいって。」
サターニャ「ふん!刺されることにビビってたら小悪魔なんてやってけないのよ!」どん!
ガヴリール「どん!じゃねえよ。それとビビってないならなんでヴィーネの後ろに隠れてんだ?」
ガヴリール「あと、もう起こってるけどサターニャが惚れさせた奴ら同士でケンカすることもあったじゃねえか。危険で仕方ないだろ。」
ヴィーネ「その点なら大丈夫よ。」
タプリス「すいませーん。サターニャ先輩はいますかー?」
ガヴリール「おおタプリス。サターニャならここだ。」(こいつサターニャって呼んでたっけ?)
サターニャ「何よ。もしかしてまた?」
タプリス「はい///頭撫でてください!」
ガヴリール「ああ、タプリスもサターニャにやられたのね。それでなんでサターニャは大丈夫なんだよ。」
ヴィーネ「いろんな脅威からサターニャを守る組織が結成されたからよ。その名はSTM隊!隊長はタプリスよ。」
ガヴリール「・・・どこから突っ込んでいいか分からないけどさ、頭おかしいだろ色々と。」
ガヴリール「聞いてたのかよ。なら話は早い。お前馬鹿じゃねえの?」
タプリス「いえ、私はまともですよ。しかしサターニャ先輩にはまともじゃない人も寄り付きます。その人達から先輩を守る、これが【S】サターニャを【T】調教して【M】メス犬にし【隊】の使命です!」キリッ
ガヴリール「・・・なるほど、こりゃ安心だ。」
ヴィーネ「でしょ?」
ガヴリール「でしょ?じゃねえよ。皮肉に決まってんだろ。」
ガヴリール「そこ隠したらどっちか分からないだろ。てか言うほどそんな似てたか?」
サターニャ「結構似てたわよ。そのお腹も相まって。」
ガヴリール「おうサターニャいい度胸じゃねえか。ラフィエル呼ぶぞ。」
サターニャ「よ、よしてよちょっと!・・・ホントに呼ばないわよね!?」
ラフィエル「ガヴちゃんは呼びませんよ。だって呼ばれる必要なんてないですから・・・。」
サターニャ「うわああっ!」
ヴィーネ「すごいわね。腕を首に回して、まるで首絞めようとしてるみたいね。」
ガヴリール「まあサターニャの言葉次第では『みたい』で済まないだろうな。」
サターニャ「ら、ラフィエルじゃない。な、なんでここに?」ガタガタ
ラフィエル「いえ、ただサターニャさんとお昼を食べたくて。」ニコッ
ヴィーネ「なんだ、安心したわ。被害がサターニャだけで。」
サターニャ「ちょっとヴィネット!助けな」ラフィエル「さあ、一緒に行きましょ。」ニコッ
サターニャ「・・・。」
ラフィエル「・・・今更謝って許されると思ってるんですか?」
サターニャ「許されてほしいと思ってるわ。だって・・・ラフィエルにだけは嫌われたくないから。」
ラフィエル「じゃあなんで他の野郎共を誑かしたんですか!」
ヴィーネ「野郎共って天使が、というか女子高生が使っていい言葉じゃないと思うわよ。」
サターニャ「不安だったのよ。ラフィエルがどれくらい私のこと思ってるのか分からなくて。でも今こうしてラフィエルが首絞めてくれて、私幸せよ。」
タプリス「サターニャ先輩!何言ってるんですか!?頭がおかしくなったんですか!?嘘って言ってください!私がいちばん好きだって正直に言ってください!!」
ガヴリール「そうだそうだ。全部演技だって正直に言って死んでこい。」
ラフィエル「・・・サターニャさんのこと、信用しますからね。」ウデホドキ
サターニャ「さあ気を取り直して、みんなで一緒にお昼食べましょ。」ニコッ
ラフィエル「はい!」
タプリス「あ、私も一緒に!」
サターニャ「ガヴリール!あんたも一緒に食べるわけだから机借りるわよ!」
ヴィーネ「ええ。いいわよ。」
ガヴリール「ふざけんなよ、私耳栓持ってきてないのに。」
ラフィエル「サターニャさん帰りましょう!!!」
サターニャ「うわ!?びっくりした!」
ガヴリール「どうしたラフィ、すごく食い気味じゃん。」
ラフィエル「そりゃそうですよ!この時間は私だけがサターニャさんを独占出来るんですから!誰にも邪魔させません!」
ヴィーネ「うふふ、健気ね。」
ガヴリール「ラフィの重さをその一言で片付けてもいいのか?もう後戻り出来ない域だろ。」
ガヴリール「誰のせいだ誰の。」
ラフィエル「って冗談ですよ~。サターニャさんと一緒にお話したいだけです。ところで今日はハンバーグとか食べてみたいと思いませんか?」
サターニャ「あれ?もしかしてラフィエルの帰る家私の家だと思ってるの?」
ラフィエル「何か間違ってますか?」
ガヴリール「何も間違ってないよ。そうだよな?」
ヴィーネ「ええ。」
サターニャ「ちょっと!何勝手に決めてんのよ!?」
ラフィエル「さあサターニャさん。行きましょう!」
サターニャ「わわっ!ちょっと引っ張らないでよ!」
ラフィエル「うふふふふ...。」ドアガラガラ
ガヴリール「ふあ~。眠い。」
ヴィーネ「それにしても珍しいわね。ガヴがすぐ起きてくるなんて。」
ガヴリール「昨日は無駄に疲れたからな。いつの間にか早く寝てた。」
ヴィーネ「いつもあれくらいすっと起きてくれれば苦労しないんだけどね・・・。」
ヴィーネ「ん?あれもしかしてサターニャかしら。」
ガヴリール「え?どれが・・・ってなんだありゃ。」
ガヴリール「騒がしい人だかりだな。・・・先頭にいるのはサターニャか。」
ヴィーネ「サターニャ。一緒に行きま」ガヴリール「待てよ、あの中に突っ込んでいくとか正気か?私絶対嫌だわ。」
ヴィーネ「まあガヴがそこまで言うならしょうがないわね。にしてもなんでサターニャはあんなに従えてるのかしら。あれが勇者パーティだったら魔王降参するレベルよ。」
ガヴリール「よく分かるような分からんような例えやめろ。」
サターニャ(ふふふ・・・。)
ガヴリール「おいサターニャ。何だったんだよさっきのは。」
サターニャ「ああ見てたの?私の取り巻き達よ。ラフィエルから逃げる為に利用したわ。あんなにいたらさすがのラフィエルも声かけられないでしょ?」
ガヴリール「利用ってお前・・・。まるで小悪魔だな。」
ヴィーネ「でしょ!」
ガヴリール「・・・でしょ?なんでヴィーネがでしょなんて言うんだよ。サターニャが言うならまだしも。」
サターニャ「あ、そ、そんなことよりもなんでラフィエルから逃げてるか聞きたくない!?」アセアセ
ヴィーネ「聞かせて聞かせて!」アセアセ
ガヴリール「?」
ガヴリール「いつもそんなことされてんのかよ。」
サターニャ「なんとなく鞄の中が気になって、ラフィエルの隙をついて見てみたのよ。その時何を見つけたと思う?」
ヴィーネ「まさか記入済の婚姻届!?」
ガヴリール「なわけないだろ。」
サターニャ「さすがヴィネットね、当たりよ。」
ガヴリール「嘘だろオイ。」
ガヴリール「ふーん。・・・避けられなかったみたいだけどな。」
サターニャ「えっ?」
ラフィエル「おはようございますサターニャさん!朝7時からずっと待ってました。」ニコニコ
サターニャ「」
ラフィエル「そんなことよりも、昨日鞄の中見ましたよね?あえて隙を作ってあげたのですから、サターニャさんの性格的に見ないってことはないと思うんですけど。」
サターニャ「い、いや、何も・・・。」ビクビク
ラフィエル「後は・・・サターニャさんが書くだけですよ。」ニコニコ
サターニャ「・・・まあ見てなさい。ここからが小悪魔に生まれ変わった胡桃沢=サタニキア=マクドウェル様の腕の見せ所よ!」ボソボソ
ラフィエル「さあ!書いてください!今!ここで!」
ガヴリール「馬鹿言うなよここ下駄箱だぞ?」
ラフィエル「ガヴちゃん!今そんなこと気にしてる場合ですか!」
ガヴリール「気にしろ!通れないだろうが!」
サターニャ「・・・ラフィエル。私がそれを書くってことは、どういうことか分かってるのかしら?」
ラフィエル「?」
ラフィエル「どういうことですか?」
サターニャ「私はそういう関係になった人に遠慮なんてしないのよ。どんな時でもね。」アゴクイ
ラフィエル「ふえ!?///」
サターニャ「例えばそう・・・今みたいにね。」
ガヴリール「サターニャ、野次馬が集まって来たからやめろ。」
サターニャ「ガヴリール、心配してるの?このサタニキア様に限って恥ずかしいなんてことないから安心しなさい。」
ガヴリール「違うわ!通れないんだよお前らのせいで!」
サターニャ「待たないわよ。私の妻になるんだったらこれくらいいつでも出来ないと。」クスクス
ラフィエル「はわわわ・・・///」(サターニャさんの顔がどんどん近づいて・・・!///)
コテン
サターニャ「分かったかしら?どうなるか・・・。」
ヴィーネ「キスすると見せかけておでことおでこぶつけるなんて、こんなこと教えてないのにアドリブで決めるなんて!」
ガヴリール「えっ?」
ヴィーネ「あっいや、なんでもないの!気にしないで!」アセアセ
ガヴリール「・・・。」
ラフィエル「~~~ッ///」フラッ
サターニャ「ちょっと!大丈夫!?」ガシッ
ガヴリール「気失ったじゃねえか。責任持って保健室に連れてけよ。」
サターニャ「そうね。それじゃ行ってくるわ。」
ヴィーネ「間に合うの?チャイムまで後10分だけど。」
ガヴリール「は!?嫌だぞせっかく早起きしたのに遅刻になるのは!お前らがこんな所で駄弁ってたせいだぞ!」
サターニャ「しょうがないじゃない!待ち伏せされてたんだから!」
ガヴリール「うるさい!早く連れてくぞ!」
ヴィーネ「私も手伝うわ!」
サターニャ「・・・ありがとう二人とも!この胡桃沢=サタ」ガヴリール「そういうのいいから早く行くぞ!」
ラフィエル「お迎えありがとうございます!」ニコニコ
ガヴリール「ごめんな。私じゃなくてサターニャの方がよかっただろ。」
ラフィエル「いえ、サターニャさんだったら私また倒れてましたよ。」ニコニコ
ガヴリール「ラフィやけに機嫌いいな。サターニャのことだろうけど。」
ラフィエル「そりゃあもう!だってサターニャさんのあの感じ、もうOKみたいなものじゃないですか~。」ニコニコ
ラフィエル「・・・私が私らしく楽しく振る舞えるのはサターニャさんの前だけなんです。だからサターニャさんにそう言って貰えて・・・とにかく嬉しいんですよ!」ニコニコ
ガヴリール「・・・そうか。2人は絶対幸せになれるよ。私が保証する。」
ラフィエル「ガヴちゃんの保証ならとても心強いです。」ニコニコ
ガヴリール「いやさすがに飛びすぎだろ。まずカップルから始めろ。」
ラフィエル「それも一理ありますね~。」ユサッ
ガヴリール「一理どころじゃないと思うけどな。それと胸頭に乗せんな。」
ラフィエル「ガヴちゃんの身長は乗せやすい高さですからしょうがないんですよ。だって重くて重くて。」
ガヴリール「お?煽ってんのか?宣戦布告と捉えていいか?」
ラフィエル「ふふふ~。」
サターニャ「・・・ガヴリールとラフィエルが話してるだけなのに、なんかこう・・・気に入らないわね。」
ラフィエル「サターニャさん!私はもう決心しました!書いてもらいますよ!」
ガヴリール「ああ。サターニャならもう帰ったぞ。」
ラフィエル「え?」
ガヴリール「すまん。止めるつもりだったんだけどいつの間にかいなくなってたんだ。」
ヴィーネ「多分帰り道も別の道使ってると思うわ。」
ラフィエル「大丈夫です。サターニャさんの服にGPS入れておいて正解でした。」
ガヴリール「倫理的に正解じゃないと思うけどな。」
ヴィーネ「それなら安心ね!ラフィ、応援してるわ。」
ラフィエル「はい!」
ラフィエル「確かにこっちの道は予想してなかったですね。」
サターニャ「そうでしょうね!ってうわああっ!」
サターニャ「ビックリした。・・・ってなんでこの場所が分かったのよ!GPSは外しておいたのに!」
ラフィエル「なんで仕掛けたGPSがたった1つだけだと思うんですか?」ニコッ
サターニャ「くっ!負けた!」
サターニャ「えっと、まだ早いっていうか、その、天使と悪魔だし・・・。」アセアセ
ラフィエル「・・・はっきり言ってください。」
サターニャ「ええ・・・そ、そうね・・・。」
ラフィエル「嫌いですよね。私のこと。」
サターニャ「えっ?」
ラフィエル「今思えば・・・最近のサターニャさんのやってたこと、演技に決まってますよね。私の気持ちなんて迷惑ですよね。」
サターニャ「・・・。」
ラフィエル「すみませんでした。それでは・・・。」
サターニャ「ラフィエル!待ちなさい!」
サターニャ「別に迷惑なんかじゃないわよ!嬉しいか嬉しくないかでいえば嬉しいし・・・結婚はまだ早いけど、恋人からなら・・・。」
ラフィエル「サターニャさん!言質は取れましたからもう逃げられませんよ!」ピッ
サターニャ「・・・もしかして・・・演技だったの!?」
ラフィエル「はい。サターニャさんが演技で来るのでこっちも演技で攻めたまでです。」ポチッ
録音機「嬉しいか嬉しくないかでいえば嬉しいし・・・結婚はまだ早いけど、恋人からなら・・・。」
サターニャ「ちょっと!何再生してるのよ!止めなさいよ!」
ラフィエル「ふふふ~。」ニコニコ
サターニャ「わっ!」
ラフィエル「一緒にいるだけでここまで楽しいと思えるの、サターニャさんが初めてなんです。離れたくありません!だから・・・。」ギュウウ
サターニャ「・・・ラフィエル。ちょっと顔借りるわよ。」チュウ
ラフィエル「・・・ええええっ!///サターニャさん!///」カアア
サターニャ「ふ、ふん!///この大悪魔、胡桃沢=サタニキア=マクドウェル様の初めてをあげたんだから、もう私から離れるのを許さないわよ!///覚悟しなさい!///」カアア
ラフィエル「サターニャさ~ん!///」ダキ~ッ
サターニャ「え、ええそうよ・・・。」ボロボロ
ラフィエル「ガヴちゃんが元気づけたおかげです。」テカテカ
ヴィーネ「な、なんか凄いことやってきたようね。」
ラフィエル「聞きたいでs」ヴィーネ「いいわ。大丈夫だから。」
ガヴリール「なあヴィーネ、なんでサターニャがいきなり小悪魔になりたいだなんて言い出したんだろうな。まるで誰かに教えられたみたいに。」
ガヴリール「そういえば、サターニャが悪魔と知ってるやつの中で1人だけ口説かれてないやつがいたっけな・・・。」
ガヴリール「・・・放課後。お腹痛くなる予定は?」ガシッ
ヴィーネ「い、一日中かな~、なんて・・・。」ビクビク
ガヴリール「まあ、それは大変♪看病してあげないと♪」聖ガヴスマイル
ガヴリール「一日中みっちりとな・・・。」ニタア
ヴィーネ「アハ、アハハハ、ハハハ。」アセダラダラ
~完~
「SS」カテゴリのおすすめ
「ランダム」カテゴリのおすすめ
コメント一覧 (13)
-
- 2018年12月14日 08:33
- いやまちがってないんちゃう?自分も詳しくはないけどようするに男をもてあそぶ女ってことやろ?まあ女ももてあそんでるけどさ
-
- 2018年12月14日 08:36
- ほんっっっとこういうのはややこしい事態になるんだよ……。この後が地獄だぜ地獄。思い出して胃の痛みと吐き気が……。
※1
小悪魔と言うより恋愛物で手を出しまくってるキャラだよな。
-
- 2018年12月14日 08:38
- イイネ
-
- 2018年12月14日 09:52
- 良かった
-
- 2018年12月14日 12:14
- キマシタワーのAAはよ
-
- 2018年12月14日 19:43
- ヴィーネ&ガヴGJ
-
- 2018年12月14日 23:10
- さすラフィ
-
- 2018年12月15日 01:16
- 素晴らしいですね
また書いてくれや
-
- 2018年12月15日 01:27
- カヴィーネ、ラフィサタ好き
-
- 2018年12月15日 07:55
- 色々気になる箇所は色々あるけどサターニャちゃんが元気なので良しとする
-
- 2018年12月15日 10:49
- サターニャはこれくらいが一番好き、若干主導権が傾いてるくらい
-
- 2018年12月15日 20:34
- ラフィサタ大好き
無意識装って胸元チラリとかそういうのだったような気が…?