姫「なんで私は連れてこられたの」女魔王「>>4(私が聞きたいわよ!)」
女魔王「目、覚めたの?」
姫「ここ…は……、あなたは…誰?」
女魔王「私は魔王。そしてここは、私の城」
姫「魔王……」
女魔王「そ、魔王。信じられないかしら」
姫「ううん、信じる。それよりなんで私、ここに連れてこられたの?」
女魔王「>>4」
姫「え、そんなの記憶にない。そもそも一人でこんなところには来れないわ」
女魔王「私も配下に姫を攫えなんて指示を出した覚えは無いのだけど」
姫「あぁ、そういえばお父様が>>15と言っていた気がするわ」
女魔王「貴女のお父様とやらは魔王より危険な存在なの?」
姫「王で無ければ牢獄の中で過ごす時間の方が長かったんじゃないかしら」
女魔王「なんでそんな人が王様やってるのよ」
姫「血筋。あ、ポケットに手紙が入っているわ。ええと、>>21」
姫「十二時まであとどれくらい?」
女魔王「ええと、あと10分ね。それ、信じるつもりかしら」
姫「いきなり魔王城に飛ばされるよりは現実的だと思うの」
女魔王「でもどうしようもないんじゃないかしら。もう時間が無いわ」
姫「自分じゃ無いことを祈りましょ」
姫「悲鳴!」
女魔王「聞こえた。キッチンの方ね」
姫「行こう」
姫「酷い、これ」
女魔王「悪趣味な殺し方ね。こんなにきざまれていたら誰だかわからないわ」
姫「ここ、血でなんか書いてあるわ。読める?」
女魔王「>>24」
女魔王「普通逆じゃないかしらね、こういうの。…どうしたの?」
姫「これ、あの人がいつも言ってた」
女魔王「犯人に心当たりがあるの?」
姫「ええ。これは>>28の口癖」
姫「ええ。理由はわからないのだけど」
女魔王「とりあえず、これで終わりでは無い、という事かしら」
姫「私や貴女もターゲット…」
女魔王「貴女は子供だし違うのではないかしら、私も別にそれほど小さくは無いし」
姫「どうかしら、じいやは子供も嫌っていたもの。あと魔王は小さいわ」
女魔王「え」
姫「あれ? またポケットに手紙が入ってる。>>34」
姫「うしろ!」
女魔王「……っ」
じいや「おや、外しましたか」
女魔王「……貴方がじいや?」
じいや「ええ」
女魔王「なぜ私を狙う?」
じいや「>>38」
じいや「ええ、今年も貧乳狩りの季節なもので」
姫「そんな風習聞いたことが無いわ」
じいや「さすがに人間を狩るわけにはいきませんからな、毎年魔物の国で狩りを行うのです」
女魔王「成る程ね、毎年この季節に少女を殺して回る殺人鬼はおまえだったのか」
じいや「ええ、ついに我慢できなくなって今年は姫様も連れてきてしまいました」
姫「ひっ……」ビクッ
女魔王「>>41」
じいや「チッ…なら姫のはこの場で……」チャキ
姫「ぁ……」
女魔王「させると思うかしら」ガキン
じいや「むぅ、ここは退かせていただきます」
女魔王(追いかけたいけどこの子を一人にしない方がいいかしらね)
女魔王「怪我は無い?」
姫「……」コクリ
女魔王(まぁ、怖かったわよねぇ)
兵士「魔王様、その少女は」
女魔王「あぁ、えっと…>>45よ」
兵士「魔王様もついにそのようなな相手が」
姫「えっと…」
女魔王「人間の姫であることは伏せておいた方がいいわ」ヒソ
姫「ん、魔王様好きー!」ムチュ
女魔王「んむっ…ちょっ…貴女……」
姫「抵抗しちゃ駄目。怪しまれてしまうわ」ヒソ
女魔王「ぅ…。わ、私はこの子と部屋に戻るわ。後はお願い」
兵士「夜はまだ長いですからね。ここは我々に任せてお二人はどうぞお楽しみください」
姫「はーい! 行こ! 魔王様!」
女魔王「お姫様は演技が上手なのね」
姫「>>50」
じいや「油断しましたね」
女魔王「おまえ…いつ入れ替わって……」
じいや「さて、いつからでしょうな。何せ魔王城の廊下は暗い。恋人なら手ぐらい繋いだらどうです?」
女魔王「あの子を…どこへやった」
じいや「>>53」
じいや「姫はそこらで眠っていただきました。この分では近いうちに王に見つかってしまうでしょうね」
女魔王「捕まったら、どうなる」
じいや「さぁ、ところでおしゃべりに時間を使っていていいのですかな? 貴女の血はどんどん流れていくし、王が姫を見つけてしまうかもしれませんよ」
女魔王「ところで、その王にはお前が姫に見えているようだが」
じいや「何!?」
王「あぁ、そこにいるのは姫か…おいで、お小遣いをあげよう。こっちに来るのだ、何もしないから、さぁ、さぁ」
じいや「くっ…ロリコンめ! 命拾いしまぢたな魔王」
王「おお…なぜ逃げる。そうか、鬼ごっこか。子供は遊ぶものだからな。うむ、私も付き合おう」
姫「魔王、やっと見つけた…って血がでているわ! 大丈夫なの?」
女魔王「さぁ、どうかしら。意識が朦朧としていて判断しかねる状態ね」
姫「>>55」
姫「死ねなくなった?」
女魔王「ええ、困ったわね…もう話をするのも辛いのに」
姫「王族の血を飲めば、どんな傷も治るらしいわ」
女魔王「………」
姫「助けて欲しい?」
女魔王「……助けて、死にたくない」
姫「ん…ちゅっ……」
女魔王「んっ!? ぁぐ……」
姫「頑張って、飲み込んで」
女魔王「ん…ぐ……ぁ……」ゴクン
姫「ん…お疲れ様、もう寝てもいいわ」
女魔王「ぁ…ん……」
姫「膝、貸してあげる」
女魔王「ん……すぅ…すぅ……」
姫「ありがとう、守ってくれて」
終わり寝る
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コメント一覧 (6)
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- 2018年11月18日 13:21
- 興味深いが足りないな
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- 2018年11月18日 13:53
- あら^〜
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- 2018年11月18日 14:11
- ははっ カオスw というやつか。
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- 2018年11月18日 19:10
- 書き手のメンタルが持ちませんでしたね。
錯乱女魔王と姫→ロリコン王の説明→突然のサスペンス(予告状)→貧乳暗殺趣味のじいや出現→本物姫隠蔽→変質者変装姫じいやの攻勢→女魔王死にかけ→ロリコンストーカー王の出現→変態じいや×変装王→本物姫再登場からのキス
怒濤の展開でしたね。
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- 2019年01月12日 16:16
- やるねえ
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- 2019年01月19日 03:21
- コメ欄にキチの歴史おるやんけ