【ミリマス】田中琴葉「結婚するなら?」
アイドルマスターミリオンライブ!のSSです。
twitterでTLに回ってきたものから思いつきで書きました。
では、投稿していきます。
恵美「えっとねー、『結婚するならこんな人なら間違いない!』っていうツイートが、バズって私のタイムラインまで回ってきてさー」
エレナ「…バズッテ?タイムライン??」
琴葉「エレナ、あんまりtwitterとかやらないもんね。バズった、っていうのは、短期間で大勢の人の注目を集める…って意味で合ってる?恵美」
恵美「え?あー、多分そんな感じー」ニャハハ
琴葉「もう…いい加減なんだから」クスッ
エレナ「それで、そのバズッタ?ツイートはどんなこと書いてあったノ?」
恵美「えっとねー。『結婚するなら、 ・動物に好かれる人 ・寝起きの機嫌がいい人 ・よく人に道を尋ねられる人』がいいんだってー」
琴葉「もう…結婚なんてまだ全然先の話じゃない。だいたい、アイドルは恋愛禁止でしょ?」
恵美「にゃははー、まぁねー」
エレナ「エ?そうなノ?」
琴葉恵美「「え?」」
エレナ「前、プロデューサーが言ってたんだヨー!なんだったっけナー?」
――――
――
エレナ『プーロデューサー♪』ガバッ
ミリP(以下、P)『うわっ!エレナ、前から言ってるだろ。後ろから飛びつくなよ』
エレナ『じゃあ、前からならいいノ?』
P『そういうことじゃなくてだな…』
エレナ『まぁまぁ♪プロデューサー、なに読んでるノ?』
P『え?あぁ、今週の週刊誌。他の事務所のアイドルの熱愛発覚!だとさ』
エレナ『うーん、ワタシよくわからないんダヨ。なーんで、ゲイノージンは人を好きになったりするとニュースになっちゃうノ?』
P『うーん、難しい質問だな。1つだけ言えるのは、そういうスキャンダルを求めてる人たちがこの社会にはたくさんいるってこと』
エレナ『ふーん。よくわからないヨ』
P『ま、分からなくてもいいさ。だけど、エレナみたいに素直ないいやつばっかじゃないってことだけ分かっててくれよ?』
エレナ『ワタシ、いいヤツ?』
P『いいやつだよ』
エレナ『プロデューサーにイタズラしちゃうヨ?』
P『それは控えてほしいけど…それでも、エレナの明るさと素直さにいつも俺は助けられてるから、いいやつかな』
エレナ『……エヘヘ、照れちゃうヨー♪』
エレナ『ハーイ!…あ、プロデューサー?』
P『なんだ?』
エレナ『ワタシたちも、デートとかしたらスキャンダル?』
P『そうだな…写真とか撮られたら間違いなくスキャンダルだろうな』
エレナ『けっこうプロデューサーと出かけてるけど、それはいいノ?』
P『毎回俺はスーツで行ってるし、みんなは俺のことをプロデューサーって呼んでるだろ?ま、環とか桃子みたいに例外はいるけど』
エレナ『ウン!』
P『だから、写真を撮られたとしても次の仕事の下調べって言い訳がいくらでもつくし、あと765プロはアイドルと、俺を含めたスタッフの距離が近いってことで割と有名なんだよ…主に美希とかのおかげで』
エレナ『アハハ!美希はジョーネツテキだからネー!』
P『ま、そういうこともあって、割と安全っちゃ安全かな。…さすがにお互いの家に行くとかは言い訳がキツイけど』
エレナ『なるほどー!』
エレナ『水晶?』
P『推奨。恋愛していいぞーって、応援すること』
エレナ『なるほど!でも、スキャンダルになっちゃうんでショ?』
P『なるだろうけど、その時は俺や社長がなんとかするさ。その2人が真剣に交際してるならな』
エレナ『真剣に…』
P『そ。真剣に。みんなだってまだ若いんだし、アイドルだって理由でプライベートまで制限する権利までこっちは持ってないさ』
エレナ『そうなんダ…』
エレナ『じゃあ、ワタシがいつか誰かを本気で好きになったとき、応援してくれル?』
P『…いつかな。そんな時がきたら、きっと背中を押すよ』
エレナ『…エヘヘ、そっか!ウン!わかった!』
P『だからって、誰彼構わずスキンシップとかするなよ?エレナにボディタッチとかされたら、大抵の男はすぐ落ちちゃうんだから』
エレナ『プロデューサーも?』
P『俺は違うけどな』
エレナ『モー!イケズ!』
P『いけっ…。…それ誰から聞いたんだ?』
エレナ『リオ!』
P『アイツ…エレナに変なこと吹き込みやがって』
エレナ『エヘヘ―♪またネー!』
――
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琴葉「そうだったんだ…」
恵美「あれー、琴葉。もしかしてデートしたいオトコでもいるの?」
琴葉「も、もう!からかわないで!」
恵美「にゃははー♪」
恵美「あー。そうそう、結婚するならこんな男の人なら間違いない、って話だったよね!」
琴葉「動物に好かれる、寝起きの機嫌がいい、よく人に道を尋ねられる、だっけ?」
エレナ「ヒビキは動物に好かれてるよネー!」
琴葉「いや、響ちゃん女の子だから…」
恵美「寝起きの機嫌がいい人なんかそうそういなくない?アタシだって寝起き悪いし…」
エレナ「でも、メグミはよく道案内頼まれてるよネー!」
恵美「アタシ?あー確かに。半分くらいはナンパだけどねー」ニャハハ
琴葉「恵美はあんまり変装しないしね…プロデューサーさんも言ってたよ?恵美はもっと自分の人気を自覚してほしいって」
恵美「あははー、耳が痛いなー」
エレナ「メグミ?耳が痛いノ?」
恵美「いやいや、そうじゃないってー」
ソウイエバサー ナニナニー? ソウナノ?
エレナ(…そういえば)
恵美(プロデューサーって、)
琴葉(どうだったっけ…?)
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――
P『…それで。どうして急に猫カフェに行きたいだなんて言い出したんだ?』
エレナ『フーカが写真見せてくれたんだヨー!』
P『それでか』
エレナ『そーゆーこと!ン~、ネコちゃんかわいいヨー!』
ニャー ニャー
エレナ『…っていうか、プロデューサーの周りにネコちゃんがスゴい集まってるヨ!なんで!?』
P『風花の付き添いでここには何回も来てるし…あと、昔から動物にはけっこう好かれるタチで…ってうわっ!顔に登るなお前っ!』
ニャー ニャー ニャー!
エレナ『アハハ!ネコちゃんまみれだヨー!写真撮っとこっト♪』カシャッ
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――
ピーンポーン ピーンポーン
ガチャ
恵美『ん゛~、なにさ朝っぱらから~』
P『恵美が言ったんだろ、朝起こしてほしいって…おい恵美!はだけてる!はだけてるから!』
恵美『え゛~、いいよ減るもんじゃないし。相手プロデューサーだし』グシグシ
P『何言ってんだ…いい加減目を覚ませっ』ピトッ
恵美『ひゃっ!?冷たっ!?なに!?』
P『ミネラルウォーター。それ飲んで、服と髪整えて下に降りてこい。一緒に朝食食うぞー』
恵美『う、うん…すぐ行く』
恵美『さ、さっきは恥ずかしい姿見せちゃったね…にゃはは』カァァ
P『別に気にしなくていいって』
恵美『ア、アタシが気にするの!もー、乙女心が分かってないんだから…』ブツブツ
P『恵美、朝弱かったんだな』
恵美『にゃはは…ちょっと寝起きはどうしてもね…プロデューサーは朝強い人?』
P『なんだその質問…まぁ、寝起きはいい方かな』
恵美『そうなんだー。じゃあプロデューサーとケッコンしたら、毎朝起こしてもらえるね♪』
P『…何言ってんだ』
恵美『あー!照れてる照れてる!にゃはは!やらし~♪』
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――
琴葉『…ふぅ』
P『撮影お疲れ琴葉。レモンティーとミルクティー、どっちがいい?』
琴葉『あ、じゃあミルクティーいただきます』
P『どうぞ』
琴葉『…んくっ、ふぅ。甘さが身体に沁みますね』
P『……』
琴葉『どうしたんですか、プロデューサー?』
P『いや、めっちゃ絵になるなと思って。今度、そういう企画かCM取ってくるな』
琴葉『えっ!?そっ、そうですか?普通に飲んでただけですけど…』カァァ
P『普通に飲んで映えるって凄いことだぞ』
琴葉『そうですかね…?』
P『そうだよ。よし、これで撮影も終わりだし、よかったら近くの店でも見てくか?』
琴葉『あ、はいっ!是非!』
『すみません』
P『あっ、はい。おばあさんどうしました?』
『このパンフレットの場所に行きたいんだけど、ちょっと迷ってしまって』
P『ここですね…あ、えっとですね―――――』
『―――――はい、はい。ありがとう。おかげで助かりました』
P『いえ、お役に立てたのなら。お気をつけて』
P『…どうした琴葉?』
琴葉『いえ、プロデューサーさん。この前も外国人の方に道聞かれてませんでした?』
P『あー、あったな。さすがに英語は話せないから、身振り手振りで必死だったけど』
琴葉『よく道聞かれるんですか?』
P『よく、ってほどではないとは思うけど…たしかにそう言われると多い気もするな』
琴葉『プロデューサーさん、優しそうですもんね。実際優しいですし』
P『…そうか?』
琴葉『はい、オーディションのときから思ってましたよ♪』
P『…照れるな』
――
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恵美「うん。たぶんだけど、アタシたち同じようなこと考えてたよね」
琴葉「そんな気がする…ううん、そうだわ」
「エヘヘッ♪」「にゃはは♪」「ふふっ♪」
恵美「もー、まいっちゃうよ~。仲良し3人組で、好きになる人まで一緒なんだもん」
エレナ「好きになっちゃったものはしょうがないもんネ!」
琴葉「ふふっ、そうね!」
恵美「お、珍しい~。琴葉が素直に認めるなんて♪」
琴葉「…ここまで考えてること一緒なんだもん。隠してもしょうがないでしょ?」
エレナ「そうだネ!」
恵美「にゃははっ、だね!」
P「お疲れさまです。って、仲良し3人組か。なに話してたんだ?」
琴葉「噂をすれば、だね♪」
P「なんだ、俺の話をしてたのか?…悪口とかじゃないといいんだけど」
エレナ「そんなことあるわけないヨー!」ギュッ
P「うわっ!…だから、エレナ」
エレナ「ちゃんと前から抱きついたヨー♪」
恵美「エレナやるな~。じゃあアタシは後ろから~♪」ギュッ
P「ちょ、ちょっと本当に冗談にならないからやめ…」
恵美「んふふ~、アタシと結婚したら、毎日ハグしてあげるよ?」ボソッ
P「! な、なに言って…琴葉、なんとか言ってやってくれ!」
P「こらっ、そろそろ離れろお前ら…っ!どうした琴葉?」
琴葉「スー、ハーー。よし!」
琴葉「プロデューサーさん、私、プロデューサーさんのことが好きですっ」
P「え!?」
琴葉「私、愛する人を次々見つけられるほど、器用じゃないから…私がトップアイドルになったら、け、結婚してくれませんか!?」
恵美の「にゃはは」をずっと聞いていたい人生だった。
感想お待ちしてます。ではまた。
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コメント一覧 (5)
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- 2018年11月11日 05:49
- 最後の琴葉の結婚してくださいは違和感
他はよかった
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- 2018年11月11日 05:50
- トゥモアナ
チソポに悪い
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- 2018年11月11日 07:54
- は?
は?こっからだろ?
-
- 2018年11月11日 13:24
- 琴葉は「プロデューサーさん」じゃなくて「プロデューサー」呼びだぞ
テンポも悪い