妹「あの…お兄…」
妹「今日のご飯は…」
兄「済ませた」
妹「…そう、ですか」
妹(兄に彼女が出来た)
妹(狂おしいほど殺したい)
妹「あの…お兄、彼女って何処に住んでいるの?」
兄「>>5」
兄「俺の部屋だ」
妹「…どういう、こと」
兄「下宿だ、今日からな」
妹「…どうして、私は何も…」
兄「言う必要、あるか?」
妹「っ…!」
兄「彼女の両親が殺されてな、家は燃やされた」
妹(一緒に死ねばよかったのに)
兄「だから、うちに来ることになった」
妹「………そっ…か」
兄「…妹」
妹「えっ…?」
兄「>>15」
兄「…という訳だから仲良くしてやれ、母親が死んでからお前はずっと死んだような顔だ」
兄「…見ていて不安だ」
妹「あ…あ…あ、うん……」
妹(ああ…また幻聴…)
妹(結局私は妄想でしか人に気にかけてくれない役立たずなんだ)
彼女「…こんにちは」
妹(…リスカ跡だらけ、目の熊、死んだ目、重い視線)
妹「こんにちは、兄の、妹です」
妹(…私、そっくりじゃない)
妹「あ、あの…えっと、取り合えず上がって>>40しましょうか?」
仲良しかな?
妹「3P、強○しましょう」
妹(あれ?私なにを言って…)
彼女「あ…いえ…そ…その強○…っ?」
妹「そうよ、兄を滅茶苦茶にしてあげましょう」
妹(ああ。だめ。私、やめて、私)
彼女「だ、駄目です…いきなりどうしたのですか?…やっぱり……私は…迷惑ですか…?」
妹「…っ!!!」
彼女「ごめんな、さい」
兄「どうした」
妹「…ごめんなさい」
彼女「…兄さん…いえ、なんでもありません…ごめんなさい…」
妹「…………」
兄「…」
妹「>>49」
兄「…まあ、中に入れ、寒いだろう」
妹「………くっ」
彼女「…はい」
兄「妹も、風邪ひくぞ」
妹「…はい」
妹(…手、切っちゃった)
妹(どうしてどうしてどうしてどうして)
妹(あんな、あんなことを)
妹(あれは、私?そんな…あんな下心…)
兄「入るぞ」コンコン
妹「…はい」
兄「…ちょっとこい」ガチャっ
妹「…っ!!」
兄「…何を言っている、彼女が紅茶を持ってきてくれたから読んだだけだ」
妹「…えっ…あ…ごめん…」
──リビングにて
彼女「…妹さん」
兄「今淹れてくる」(兄がリビングを出る)
妹「…」
彼女「…」
妹「>>60」
彼女「…?」
妹(そう、さっきと同じ…)
妹(抑えるの、抑えるの…私は、私は…!!!)
彼女「妹さん」
妹「えっ?」
彼女「私は、兄の事が好きです」
妹「…え?」
妹「…」
妹(好き、好き、好き、好き…)
妹(あれ、あれ、あれ?)
妹(どうして…どうして…)
妹(口に、出せないの……?)
彼女「…貴女は、兄の事、どう思っているのですか」
妹「…っ…私は、…」
彼女「…貴女は>>69だ」
彼女「愛してなどいない、ただの下心」
妹「…そんな」
彼女「自分を好きと誤魔化し正当化して」
彼女「振り向いてくれないのは周囲の所為だとぶつくされる」
彼女「無能の典型、他人の所為にしないと醜い自分を見ていられないとかそういう訳じゃない」
彼女「自分が鏡の前で綺麗な女の子として映りたいが為の好きでしかないのよ」
彼女「…兄は渡さないし、兄に危害を加えたら、絶対、許さないからね」
妹「えっ…」
彼女「地獄に逃げても雲の糸が貴女に垂れようと、私は貴女を苦しめて苦しめてやるわ」
彼女「だから、せいぜい、自分を殺してね」
妹「あ…あ…」
彼女「…」(リビングからでる)
彼女『手伝いましょうか?』
兄『ああ、ありがとう』
妹「私、は」
妹「私は、>>76なのかしら」
妹「兄…私は、ひどい、人間です」
兄「お待たせ」
妹(…私は、もう、いないほうが…)
妹「…全然寝れなかった」
妹「…土曜、か」
妹(憂鬱だわ)
妹(もう、彼女がいる以上、私は兄を好きでいられない)
妹(私は自分を励ます自分すらうしなった)
妹(私は…もう、もう、疲れたわ)
彼女「おはようございます、妹さん」
兄「…目の熊がひどいぞ」
妹「…ごめんなさい」
彼女「妹さん」ヒソッ
妹「っ…!」
彼女「>>90」
彼女「貴女は一人にさせると危険だわ」
彼女「私が監視するわ」
妹「えっ……」
兄「俺は今日用事がある。留守番頼むぞ」
妹「あ…はい」
彼女「………」
妹(なんとか、しないと)
妹(殺さ、ないと)
彼女「…」
妹(そう、そうよ、殺せばいい)
妹(そうすれば私の世界に邪魔なんて入らない)
妹(ころす、ころす、ころす、ころす)
彼女「じゃあ私は喫茶店にでも行こうかしら」
妹「え…」
彼女「ね?妹さん?」
妹(…殺すわ私は、殺す)
妹(それを彼女に気が付かれないように取る)
妹(かまえる、私はいまからあのおんなをころす)
妹(わたしのせかいをかえせ)
妹(あなたは、わたしの、てき)
妹「死ね」
彼女「>>96」
妹(嗅ぎなれた家の匂いに混じる生き物の、生の、有機物的な匂い)
妹(感触よりも匂い、匂いよりも感情)
妹(いま、私の心臓は私に血液を送ること無く動いている)
妹「…ふふ…ふふ…あはっ…あはは…あはははあはははっ…」
兄「…お前」
妹「よくも私を奪ったな!!!よくも!!!あっはははあははっ!!!」
妹「私は私の事が大好き!!!あなたは大っ嫌いそれだけっ!!!!」
兄「…妹」
妹「なあに?」
兄「…………警察を呼ぼう」
妹「警察?なにそれ?私は兄が好きなだけよ私は」
兄「>>101」
兄「お前は、一体だれを殺した」
妹「えっ?え?」
妹「…お父さん」
兄「お前は、ありもしない人間の妄想に追い詰められ妄想で殺した」
妹「あっ…!?あっ……!!!ああああああっ…!?!?!」
兄「…妹、お前は」
妹「いや…い、いやあああああああああああああああああっ!!!!!!」
兄「妄想狂だ」
兄(父親は長い出張からの帰りで、彼女だけの世界で勘違いをしていたらしい)
兄(…そうだな、俺は妹を心配していただけで何もしてこなかった)
兄「…俺は、無能だな」
バットエンド
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コメント一覧 (16)
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- 2018年10月22日 15:27
- うーんこ
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- 2018年10月23日 00:05
- ちょっと最後まで読めなかったんだけど一番病んでるのは>>1って解釈でいいの?
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- 2018年10月22日 15:34
- え?これちゃんと安価繋がってる?
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- 2018年10月22日 15:38
- 誤字が酷すぎ
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- 2018年10月22日 15:50
- きっしょ
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- 2018年10月22日 18:14
- ヘッタクソ
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- 2018年10月22日 19:15
- 100割安価が悪い
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- 2018年10月22日 19:48
- batエンドなら仕方ない
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- 2018年10月22日 19:53
- これ、安価スレにする必要あった?
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- 2018年10月22日 20:48
- 確かに無能だわ
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- 2018年10月22日 23:31
- 安価とは?
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- 2018年10月22日 23:58
- ※6
そうだな。捌く以前に文章に反映もできないのに安価なんかとるもんじゃないよな
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- 2018年10月23日 01:29
- イッチの安価捌きほんまクソアンドクソ
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- 2018年10月23日 01:35
- まぁvipだし
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- 2018年10月23日 20:41
- いやなんかカオスで逆に笑えたわ
絶体絶命都市見てる気分
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- 2018年10月25日 03:54
- 安価通りにやりたくないなら最初から出すなよ