お嬢様「お土産っていうのはこの子の事?」父「そうだ」奴隷少女「………」
お嬢様「ふぅん…まぁ貰えるものなら貰っておくわ」
父「躾もお前がやりなさい。私はまた出掛けなければならないからね」
お嬢様「ねぇ貴女」
奴隷少女「……っ」ビクッ
お嬢様「>>5」
お嬢様「そうよ、妹。私は貴女のお姉ちゃん」
奴隷少女「わかり…ました……」
お嬢様「……」
奴隷少女「………」
奴隷少女「あの…妹というのは何をすれば……」
お嬢様「>>14」
奴隷少女(この人…そういう趣味の人なのかな……)
奴隷少女「わかりました。えと…頑張ります」
お嬢様「カーペットが汚れてしまうのも面倒くさいだし>>32に行きましょう」
ちっ
お嬢様「ええ、こら! 股を閉じたらよく見えないでしょう!」
奴隷少女「はっ…はい!」
奴隷少女(うー…恥ずかしい……。この年にもなって人前でおしっこするなんて……)
お嬢様「あら、出ないの?」
奴隷少女「えっ? ぁ…ぁあ……」チョロ
奴隷少女(あ…出ちゃった……)チョロロロロ
お嬢様「ふふっ、恥ずかしい?」
奴隷少女「……はぃ」カァァ
お嬢様「結構。それじゃ、次は>>42しましょう」
奴隷少女「あ、脱げます」
お嬢様「そう、小さいのに偉いわ」
奴隷少女(大抵の子はできると思うけど……)
奴隷少女(うわぁ…広い……)
お嬢様「こっちにいらっしゃい、洗ってあげる」
奴隷少女「あ、わかりました」
お嬢様「……貴女、私の妹よね?」
奴隷少女「へ? あぁ…その…少し前からですけど……」
お嬢様「姉妹の間に敬語とかいらないと思うのよね」
奴隷少女「ですが私は奴隷ですので」
お嬢様「奴隷である前に妹なのよ!」ムニ
奴隷少女「ひゃぁっ…ちょっ…ご主人様……」
お嬢様「>>50」
お嬢様「お姉ちゃん!」ムニュ
奴隷少女「ひぁあっ……! お…ぉ姉…ちゃん……?」
お嬢様「もう一回」
奴隷少女「ん…お姉ちゃん……」
お嬢様「ふふっ…どうしたの……あら?」
奴隷少女「どうしま…どうしたのお姉ちゃん」
お嬢様「私は貴女の事をなんと呼ぶべきなのかしら」
奴隷少女「えっと……その…好きに呼んでくれれば……」
お嬢様「……>>62」
お嬢様「しなさい。そうしたら名前を付けてあげる」
奴隷少女「え…いや…その……」
奴隷少女(この人やっぱりそういう趣味の人……)
お嬢様「あら、嫌なの?」
奴隷少女「>>71」
奴隷少女(少なくとも、気持ち悪いおじさんより優しく接してくれるこの人の方がずっとマシ)
奴隷少女「んっ……」
奴隷少女「ふっ…ぅ……」プスゥ
奴隷少女「ぁ……」
お嬢様「あら、空砲ね」
奴隷少女「うぅ……」グゥゥ
お嬢様「昨日は何を食べたの?」
奴隷少女「えっと、お昼に粉末を溶かしたスープを……」
お嬢様「はぁ…先に御飯にしましょう」
奴隷少女「…はい」
お嬢様「メイド、私達があがるまでに>>78を用意しておいて」
お嬢様「あら知らないの? どちらかというと庶民の料理だと聞いているのだけど」
お嬢様「まぁ見ればわかるかしら」
奴隷少女「これがハンバーグですか…熱っ……」カチャン
お嬢様「あぁもう、ほら、冷ましてあげたがら口開けなさい?」
奴隷少女「へ? …ぁむっ……」
奴隷少女(……おいしい)
お嬢様「って顔してるわね。私も好物なのよ」
奴隷少女「んっんぐっ……んーっ」
お嬢様「はいお水、しばらくスープばかり食べていたのなら一気にかき込まない方がいいわよ」
奴隷少女「ん…ぐ…ありがとう…えと…お姉ちゃん……」
奴隷少女「あの>>94」
奴隷少女「あっ…いや…今のはその……」
お嬢様「あははっ、いいのよそれで。貴女くらいの年頃の妹は図々しいくらいが丁度良いの」
お嬢様「メイド! デザート、急ぎなさい」
奴隷少女「あ……」
お嬢様「妹が姉に遠慮しないの。わかった?」
奴隷少女「……はい!」
お嬢様「いい子。それじゃあ早速お願いしてくれていいのよ?」
奴隷少女「あ…えと…>>108」
お嬢様「へ? きゃあっ!」
奴隷少女「お姉ちゃん!」
奴隷少女(良かった…ガラスで少し切っただけだ……)
メイド「お嬢様! 早く奥へ! ……そこの奴隷、お嬢様を連れて行きなさい!」
奴隷少女「はい! お姉ちゃん、立てる?」
お嬢様「ぁ…ええ、大丈夫」
メイド「さて、これは何の真似ですか? >>122さん」
メイド「そうではありません! 先程の攻撃は明らかにお嬢様を狙ったものでしょう!」
父「あれは私の娘だ。どうしようが私の勝手だよ」
メイド「理由を、お聞かせ願います」
父「>>132」
父「あの娘は妾の子なんだ。妻が病気で床に伏せている間にある使用人と関係を持った」
父「結局妻は死んでしまった。公には、病弱な体であの娘を産んだために死亡したと公表したよ」
父「丁度この前縁談を持ちかけられてね、相手はどうも妻の血筋に拘っているらしい」
父「あの奴隷には妻と同じ血が流れている」
父「だから養子にとって、嫁がせようと思ったんだが見そうなると不貞の証たるあの娘が邪魔なんだ」
父「まぁそんなところだね」
メイド「大方の事情は把握しましたら」
父「そうか。それでは通して貰えるかな」
メイド「旦那様、只今よりお暇をいただきますわ」
父「そうか」
メイド「あなたをお嬢様の、あの娘の元には行かせません!」
勝敗>>147
コンマ3桁目奇数なら父偶数ならメイド
メイド「終わりです。外に控えていた傭兵達もほかの使用人が拘束した模様ですね」
父「ふん…どうせこの国の法では私を裁くことなどできん」
メイド「それでも、お嬢様は殺させません」
父「さて、外に控えていた傭兵は確かに全員捕らえられたようだ」
父「外に控えていた連中はな」
メイド「──っ! お嬢様!」
父「あぁそうだ、あの娘の母親のことはある使用人と言ったがな」
父「お前の母親の事だよ」
メイド「──っ!」バタン
父「さて…間に合うかなメイドよ」
傭兵「お前のことはなるべく傷つけるなと言われている。そこを退け」
奴隷少女「お断りします。お姉ちゃんに手は出させません!」
お嬢様「>>160」
奴隷少女「お姉ちゃん!?」パシッ
お嬢様(気付いてたわよ、私とお母様の血が繋がっていない事くらい……)
お嬢様(けれどお母様は、生まれて間もない私にこれを託した)
お嬢様「見なさい我が妹よ! その鏡に映る自分の本当の姿を!」
奴隷少女「へ? きゃあぁぁあっ」ピカ
傭兵「何!? くっ…目が……」
竜「GYAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAA!!!!!」
竜『これは……』
お嬢様「やっぱり貴女もお母様と同じ、竜の血が流れていたのね」
竜『お姉ちゃん……?』
お嬢様「妹よ、私を守りなさい!」
竜『──うん!』
>>174
コンマ3桁目奇数なら傭兵の勝ち偶数なら竜の勝ち
竜『ハァ…ハァ……ごめん…お姉ちゃん……』
お嬢様「ごめんなさい、私がお姉ちゃんなのにね」
傭兵「死を受け入れる気になったか?」
お嬢様「>>185」
お嬢様「貴方の負けよ」
傭兵「がはっ…何だと……」
お嬢様「この子がこんなに頑張ったのよ? それが無駄になるわけ無いでしょう」
メイド「ええ、よくお嬢様を守り抜いてくれました」
傭兵「馬鹿な…いつの間に……」
メイド「あとは私めが、まぁ、さっきのでもう終わったようなものですが」ザシュ
傭兵「」ボト
お嬢様「よく来てくれたわね」
メイド「そこの奴隷? が時間を稼いでくれたおかげです」
お嬢様「奴隷じゃないわ。妹よ」
メイド「……とはいえ、もうこれまでの生活はできそうにありませんね」
お嬢様「そうね…ごめん…疲れてるだろうけど、飛べるかしら」
竜『うん!』
メイド(妹、ですか……)
メイド(お母様の娘というならお嬢様も私の妹です)
メイド(私は彼女らを見守りましょう。…お姉ちゃんですからね)
お嬢様と竜とメイドの3姉妹は安息の地を目指して空を駆けるのでした
おしまい
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「ランダム」カテゴリのおすすめ
コメント一覧 (14)
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- 2018年10月19日 02:48
- 久しぶりにちゃんとしたのまとめたな
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- 2018年10月19日 02:56
- 最初の方はどうなるかと思ったが無事ハッピーエンドでよかった
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- 2018年10月19日 03:23
- キマシタワーがここに建った
キマシマチも作るか
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- 2018年10月19日 06:58
- これがメイドラゴンか…
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- 2018年10月19日 07:24
- 頑張ったな
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- 2018年10月19日 07:41
- 設定はある程度、出来たようだしあとはアニメ化するだけだな←
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- 2018年10月19日 09:01
- (元)お嬢1人だけ他所の娘で立場弱くなりかねないのが、またそそるな。
拗ねてからの受け入れドラマで2時間ぐらいは消化出来そう。少女小説なら、10巻越しも可。
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- 2018年10月19日 12:12
- なんか良い話風に終わってるけどお嬢様は人の排泄を見るのが好きな変態ということを忘れちゃいけない
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- 2018年10月19日 12:28
- やったわ。
投稿者:変態糞お嬢様
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- 2018年10月19日 13:36
- 米を見るまでイイハナシダナーと思ってたのに…
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- 2018年10月19日 16:35
- ちゃんとし過ぎてもの足りない
俺はどうかしちまった
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- 2018年10月20日 00:49
- メイドつよない?
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- 2018年10月20日 01:08
- >>12
そりゃ強いだろ、メイドなんだし
って普通に思ってた俺がおかしいのか?
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- 2018年12月22日 16:39
- ※8-9
おいやめろせっかく皆が忘れてたのに