P「美希が覚醒した?」覚醒美希「ふんす!」
春香「はい、美希が覚醒しちゃったんですよ……」
P「いいことじゃないか、金髪長髪の美希もいいが茶髪短髪の美希もあれはあれで……」
春香「いえ、そういうのではなくてですね……」
P「そうじゃない?どういうことだ」
春香「え~っと……ああいうことです」ユビサシ
覚醒美希「ふんす!!!!!」シャキーーン!!
P「うお!?……え?」
覚醒美希「ふんす、ふんす!」
P「あ~………み、美希?」
覚醒美希「ふんす!!」
※注意
このssはランスシリーズとアイマスのコラボです。ランスシリーズのキャラは出てきません
ランス10のネタバレあります。ご注意ください
P「ど、どうしたんだ一体……」
覚醒美希「ふんす、ふんす、ふんす、ふんす!」
P「………どうしよう春香……美希が鼻息で返事してくるんだけど……」
春香「いや、私に助けを求められても……」
覚醒美希「ふんす、ふんす!美希は、トップアイドルに、なるの!」
P「やる気すげぇな!?でも、俺の知ってる美希は……こう…基本、眠そうでだるそうな感じだった――」
覚醒美希「ふんす!!!!」シャキーーーン!!!
P「うるせえ!少し黙れ!!」
響「2人とも安心しろ!」
貴音「美希については私達が説明しましょう」
春香「響ちゃんに貴音さん?」
P「2人は美希がこうなった理由を知っているのか?」
響「元々、寝ぼすけ魔な美希は、今までそれはもう昼も夜もなく眠って眠って眠りまくってきたわけだけど」
貴音「その……どういうわけか……先日急に……」
覚醒美希「なんか!眠れなく!なったの!!」
貴音「……ということのようで、それから実際にまったく眠っていないようです」
P「なんだそりゃ!?」
春香「急に眠れなくなったって……ま、まさか!」
響「そう!哀れ、美希は!一生分の睡眠を先取りしてしまったんだぞ!」
P春香「な、なんだってーーー!!?」
覚醒美希「ふんす!!!!」
春香「いやいやいや、睡眠ってそういうものじゃないでしょ!?」
貴音「納得いたしかねるのは私達も同じですが」
響「医者にも診てもらって、そういう診断が出たからなあ」
P「それって、よくわからなかったから医者が匙を投げたんじゃないのか?」
覚醒美希「ふんす、ふんす!美希は、トップアイドル、なるのぉぉ!」
春香「………」
P「………」
春香「……っで、どうしましょうか……コレ」
P「コレって言うな……ま、まあ本人もやる気だし……このままアイドル活動させようか……」
春香「……え?マジですか?」
P「美希いけるな?」
覚醒美希「ふんす!ふんす!楽勝!まかせる!のッ!」
P「うん、よし!なんとかなる!」
春香「大丈夫かなあ……」
覚醒美希「ふんす!ふんす!ダンス、するの!」クルクル
真「うわ!美希のダンスのキレが半端ない!?」
やよい「うっうー!美希さんカッコイイです!」
覚醒美希「ふんす!!!!」シャキーーーン!クルクルクルクルクル
伊織「いや、回りすぎでしょ!?少しは止まれ!」
覚醒美希「ふんす!ふんす!歌、歌うの!」~♪~~♪
千早「す、すごいわ美希!なんてハリのある歌声なの!」
雪歩「ふわぁ~すごい迫力ですぅ」
覚醒美希「~~♪フンス~~♪~フンス♪~~♪~~フンス!~♪」
真美「いや、でも、ところどころ鼻息荒くない?」
亜美「でも微妙に鼻息がリズムに合ってるよね」
覚醒美希「ふんす!ふんす!ビジュアル、磨くの!」ピカーーーー!!
律子「なにこの肌艶は!?これが睡眠をとっていない人間のお肌なの!?」
あずさ「美希ちゃん羨ましいわ~」
小鳥(今日から寝続ければ、あの肌を手に入れられるのかしら……)
覚醒美希(素人!には!オススメ!できないの!)シャキーーーン!
小鳥(美希ちゃん直接脳内に・・・・!?)
P「いや~……なんとかなるもんだな」
春香「美希すごいですよね……単独ライブに今度ゴールデンにも出演が決まって……」
P「元々の才能にやる気が加わって、その上寝ないでいいから24時間フルに活動できるからなあ」
春香「はい……でも」
覚醒美希「ふんす!ふんす!美希は、トップアイドル、なるのぉ!」
P「………」
春香「………」
P「美希、すっかりうるさくなったなあ……」
覚醒美希「ん!?プロデューサー!次の!仕事!まだ!?」
P「もう今日の仕事は終わりだ!少しは休め!」
覚醒美希「休憩!?必要、ないの!!」
春香「必要ないって……美希全然休んでないよ?」
覚醒美希「こう~~~~……なんか!落ち着か!ないの!」
P「いや、それでも働きすぎっていうか……」
覚醒美希「はぁぁぁぁぁあ!!すごく!楽しいの!!」
P「………」
春香「………」
覚醒美希「仕事!仕事!早く早く!ふんすふんす!!」
P「ええい、手を引っ張るな!お前は散歩をねだる犬か!」
覚醒美希「ふんすふんす!」
P「ふんすふんすじゃない!」
覚醒美希「ふんすふんすふんすふんす!!」
P「………」
P「………レッスンするか」
その後
覚醒美希「ふんす!プロデューサー!ドームなの!ドーム!」
P「ついに……美希の東京ドーム100Daysライブが決まってしまった……」
春香「100!?いいんですか!?100日とか………美希大丈夫なんですか!?」
覚醒美希「ふんす!ふんす!問題!ないの!」
P「まあ、美希もやる気だし……」
春香「なんかもう凄いを通り越して怖いんですけど……」
東京ドーム公演 1日目
<ワイワイ
<ガヤガヤ
春香「うわ……初日から満員御礼ですよ……」
P「お、おう……やべぇ、き、緊張してきたあ……」
春香「プ、プロデューサーさんしっかりしてくださいぃ……」
P「で、でもこんな大きい場所で公演なんて初めてだし……こ、これからどうすればいいんだっけ?」
春香「私に聞いてどうするんですか!?」
P「い、いや俺がダメでもアイツがいる!美希に任せればオールOKだ!」
春香「なに中学生に全部押し付けようとしてるんですか……」
P「オメーの出番だ!来い、覚醒美希ーーーーーッ!!」
春香「………」
P「………」
春香「………」
P「………」
春香「………」
P「………あれ?美希は?」
美希「ぐう~~~~zz~zzz~~~……」
P「って、寝てるぅーーーー!?」
P「こ、こら!起きろ美希!」ユサユサ
美希「zz~~z……ん~?……なんなの~ 人が気持ちよ~く寝てるのに~」
P「おぉ……完っっっ全に、いつもの美希だ……」
春香「で、でも美希はもう眠らないって……」
貴音「そのことですが」
P「うお!……た、貴音?いつからそこに?」
貴音「先程からおりました」
響「前に言ってた、一生分の睡眠を先取りしてしまったって話だけどさ」
春香「う、うん」
響「あれ誤診だったみたいだ」
P「誤診!?」
響「医者がよくわかんないから適当に言ったんだってさ」
春香「なにその理由!?」
貴音「まあよく考えれば15そこそこの年齢で、一生分の睡眠が取れるはずもありませんし……」
P「いや、そもそも睡眠を先取りするっていうのがおかしかったんだけどな!」
響「先取れて精々数ヶ月ってとこだったみたいでさ」
美希「あふぅ~」
春香「っで、今は眠れるようになったと……」
P「マジか……」
美希「ねえ、プロデューサー、一ついい?」
P「……なんだ」
美希「眠れるって……いいことなの~……zzz~~zzz~~~」
P「って寝るなーーー!!」
美希「zzz~~zzz~~~」
P「い、いや……寝てもいいけどライブは……ライブだけはやり遂げてくれーーー!!」
その後、寝てしまった美希の為に765プロ総出で100Daysライブをやり遂げましたとさ
おわり
ありがとうございました
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コメント一覧 (8)
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- 2018年10月10日 23:12
- 100日はさすがに草
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- 2018年10月11日 00:12
- 俺の親父は俺が13の時に仕事中に倒れてからもう10年以上寝たままおきない……。
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- 2018年10月11日 00:25
- ランス10ってこんな話なん?
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- 2018年10月11日 01:28
- この世界の春香や貴音は、美希とのバーターで少しはランクアップしてる…よね?
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- 2018年10月11日 03:54
- 止まるんじゃねぇぞ…
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- 2018年10月11日 06:39
- 星井ムキを思い出した
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- 2018年10月11日 11:19
- ※3
こういう話もあった、無論中身は違うけど
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- 2018年10月12日 04:34
- とりま、鬼畜王の知識だけでも何とか雰囲気は判ったからいいや。