姫騎士「こんな所にも捕虜が……。安心してください、私は王国軍です」???「まぁ…やっぱりそう見えるわよね……」
???「こう見えても私、魔王なのよ?」
姫騎士「なっ…気でも触れましたか…? 魔王を自称するなどと……」
女魔王「ふふっ…魔王が地下牢に拘束されているなんて信じられない? でもその腰の聖剣さんは、私を斬りたくてうずうずしているわよ?」
姫騎士「この反応は…伝承によれば魔王と相対した時に現れるもの……」
女魔王「宰相さんがね、戦争反対派をみーんな殺しちゃったの。私以外はね。まぁ戦争が終わったら跡継ぎを生ませた後で殺すつもりなのでしょうけど」
女魔王「まぁ…私がここで死ねば、王家の血にあの下衆の血が混ざる事もなくなるわ。ざまあみろ、ね」
姫騎士「私は…魔王に捕らわれた物を救うために…よもや今日、この手で魔王を討ち滅ぼすつもりでここへ来ました」
姫騎士「私には…どうしても貴女を滅ぼそうとは思えない……。叶うことなら、貴女を救いたいと思っています」
女魔王「あら、見上げた志ね。でも無駄よ、この拘束は全力の私でも解けないもの」
姫騎士「そんな事なら>>4をすればいいのです」
姫騎士「我慢してください、後で回復魔法かけてあげますから。あ、普通に効きますよね?」
女魔王「やめてまぁアンデットじゃないしやめて普通に効くけどやめて傷が治っても痛い思いをした過去はやめて変わらないのよやめてあ゛ぁ゛あ゛あ゛あ゛あ゛っ……!」スル
姫騎士「抜けましたね、回復魔法かけてあげます。それにしても身体堅くないですか?」
女魔王「何十年同じ体制で拘束されてたと思ってるのよ……」
姫騎士「でもこれで拘束は解けました」
女魔王「………」
姫騎士「? どうしたのですか?」
女魔王「本当に…私をここから連れ出してくれるの……?」
姫騎士「ええ…この剣に懸けて……」
女魔王「……ありがとう」
女魔王「地下牢には仲間を呼ぶ見張りがいるわ。私の今は戦えないから素早さで負けているか一撃で倒せないと延々仲間を呼ばれ続けてジリ貧になるわよ」
姫騎士「それなら>>9しましょう」
女魔王「えぇ…何の意味があるのよ」
姫騎士「歌にはものによって回復やバフなどの効果があります」
女魔王「あら、そんな事ができるのね」
姫騎士「というわけで貴女に>>13を歌ってもらい攻撃と素早さをあげて貰います」
女魔王「なんで私!?」
女魔王「そういうものかしら…。というかソーラン節にそんな効果があったのね……」
姫騎士「というわけでどうぞ。振り付けはわかりますか?」
女魔王「踊れっていうの!? ああわかったわよ。助けてもらうんだもの、そのくらいやってやるわよ」
・・・
女魔王「どうよ!」
姫騎士「破れたワンピースの裾から見えそうで見えないけど僅かに見えるお尻が絶妙にえろいと思いました。ソーラン節を選んで正確でしたね。なんだか力がみなぎってきます」
女魔王「前半のコメントは聞かなかった事にするわ。まぁ私が踊ってみせたんだからその程度は当然ね」
・・・
姫騎士「エントランスに出られましたね。魔王軍の大部分は戦場に向かっているので城は手薄らしいです」
女魔王「だから易々と侵入できたのね。でももうバレてるみたいよ? 裏口にも門番がついたんじゃないかしら」
姫騎士「>>16するので問題ありません」
姫騎士「魔王軍など所詮烏合の衆。一国の姫の力を持ってすれば買収など朝飯前なのです。行きましょう」
>>19「あっ待て貴様ら何者だ!」
姫騎士(?)
女魔王(烏合の衆って、貴女も言っていたでしょう? 数十年間も地下にいれば、私の顔を知らない奴も多いのよ)
姫騎士(あぁ…なるほど)
姫騎士「そうですね…門番さん、これをどうぞ」
>>19「む? これは?」
姫騎士「>>21です」
いる、経験人数13人、最後に穿かれたのは17時間前、14時間継続的に着用されていた紛ごう事無きギャルのパンティだな。通って良し」
女魔王(普通の人かと思ったのに……)
姫騎士(目を見ればわかります)
女魔王(わかりたくないわ。というか何であんな物持っていたのよ)
姫騎士(騎士団の方から拝借しました。あぁ、噂をすれば)
ギャル「あ、姫様撤退の準備できたっすよー…って何すかその子」
女魔王(正確にはわからないけどあの人が言ってたのと多分一致してるわね……)
姫騎士「地下牢にとらわれていたのを保護しました」
ギャル「へー。確認しといてよかったすね……って聖剣が反応してるじゃないすか!」
姫騎士「あっ」
女魔王(あー…忘れてた)
姫騎士「こっ、これは>>24です!」
姫騎士「この鞘と抜き差しする動きは確かに伝承と似ていますがただの自慰行為です! 私の部屋でも定期的にやってます!」
ギャル「えー…まいっか……。その子も解放した捕虜の馬車に連れて行っとくっすよ」
姫騎士「あ、いえこの子は私に任せてください。よほど酷い扱いを受けていたようで私に大分依存してしまっているので」
女魔王「………」ギュッ
姫騎士(グッジョブです!)
ギャル「あー、そういうことなら任せるっすわ」
女魔王(幼い容姿が役に立ったのは初めてだわ)
姫騎士(子供に甘くなさそうな方々ですからねぇ、魔王軍)
女魔王(でもずっとは誤魔化せないわよ)
姫騎士(そうですね…27します)
ギャル「およ?」
姫騎士「あ、なんでも無いので、近づかないでもらえますか?」
ギャル「あ、はい」
女魔王「けっ、結婚って…結婚ってなんでいきなりそこまで話が飛躍するのよ!」
姫騎士「貴女を王家の一員として迎え入れます。余所の国に嫁ぐと思えば問題ありません」
女魔王「第一女同士じゃない!」
姫騎士「あら? なぜ『私と』結婚する前提で話しているのですか? そんな風に意識していたのですか?」
女魔王「~~っ!」
姫騎士「まぁそうなんですが。一応戦争参戦派と反対派で二分していた事実があるので、過激な反発は権力でどうにかなるべく程度に抑えられると思います」
女魔王「貴女が騎士だということが信じられなくなりそうだわ」
姫騎士「えぇ。女魔王さんの前では一人の女ですから」
女魔王「~~っ! よくもまぁ…そんな恥ずかしげもなくそんな事をいえるものね」
姫騎士「ふふっ…少し早かったですかね。まだお返事を聞いていませんでしたから」
姫騎士「女魔王さん…私の妻になってくれますか?」
女魔王「………」カァァ
女魔王「……はぃ」ボソ
おしまい
おやすむ
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姫騎士「こんな所にも捕虜が……。安心してください、私は王国軍です」???「まぁ…やっぱりそう見えるわよね……」
http://hebi.5ch.net/test/read.cgi/news4vip/1538927158/
姫騎士「こんな所にも捕虜が……。安心してください、私は王国軍です」???「まぁ…やっぱりそう見えるわよね……」
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コメント一覧 (5)
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- 2018年10月08日 14:24
- まあまあまとまってて好き
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- 2018年10月08日 18:37
- 腰の聖剣さん(意味深)
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- 2018年10月09日 12:59
- 聖剣さんの風評被害…
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- 2018年10月09日 23:51
- こっからだろうがよ…
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- 2019年01月12日 17:07
- 分かりにくい文がちらほら