ありす「私達の結婚生活についての所感」晴「は?」
晴「は?」
ありす「ですから、私達の新婚ラブラブチュッチュッ生活について思うところがあったのですが」
晴「言い方を変えたところで、新婚でもない結婚もしてないそもそも小学生は結婚できないからな」
ありす「そういう非常識なことははあまり聞きたくないですね。愛さえあれば障害なんて乗り越えて行けますから」
晴「障害物を破壊して突き進んでるの間違いだろ」
ありす「誰が面倒臭くて重い上にちょろい女ですって!!」
晴「そこまで言ってないだろ!」
ありす「でも愛してくれてるんですよね」
晴「そんなことも言ってねえよ!」
晴「覚えのない事が次から次へと出でてくるんだが」
ありす「もしかして浮気ですか!?」
晴「だー! 普通に家に帰ってるんだよ」
ありす「常識的に考えて、晴さんの家なら私がいないとおかしいですよね」
晴「橘の常識がわからないんだが」
晴「実家に帰るも何もオレは家族の元から出てないけどな」
ありす「晴さんの家族は私でしょう!」
晴「そう言うと思ったよ!!」
晴「だから重いし怖いんだよ」
ありす「3年目の浮気だって多目に見たんですよ。最後には私の元に帰ってくれると信じていますから」
晴「勝手に時間を経過させるな」
ありす「開き直る態度をされたって私は快く許したんですよ。私には晴さんしかいませんので、何をされても許します」
ありす「モテない人が好きなわけではないんです。だって私はあなただけを愛していますから」
ありす「遊ばれてるのがわからないなんて可愛そうですよね。晴さんは私の事しか愛していないのに」
ありす「私は一日たりとも晴さんの事を忘れたりしません。私は死んでも晴さんの事だけは忘れたりしません」
晴「止まれ止まれ! 重いし、そもそもオレが浮気すると思ってるのかよ!!」
ありす「天然無自覚女誑しですし」
晴「そんなことねえぞ」
ありす「それは私の事しか愛していない、他の女には話しかけられても視線を合わせられても無視するということでしょうか?」
晴「極端すぎねーか」
ありす「晴さんだってサッカーをするなら一打サヨナラの場面では極端な前進守備を引いたりでしょう?」
晴「それは野球の話だ」
ありす「野球拳がしたいんですか? そんなことせずとも言っていただければ一糸纏わぬ姿になりますよ」
晴「どんな聞き間違いだよ」
晴「お前の頭を心配してるんだよ」
ありす「確かに最近晴さんの事しか考えていないですからね。もう少し勉強もします」
晴「そういう心配じゃない」
ありす「心配しないでください。テストの点数は下がってないです。何故か名前のところに×をつけられてましたが」
晴「言っておくがお前は結城ありすじゃないからな」
晴「着実に年月を重ねるな」
ありす「でも安心してください。それを乗り越えて二人の愛は更に深まるんですよね」
晴「橘とオレの溝は深まっているんだけどな」
ありす「毎朝イチゴの味噌汁作ってあげてるじゃないですか!!」
晴「橘の妄想の中でオレは毎朝瀕死になってるのか」
晴「はぁ」
ありす「む、お疲れのようですね。そろそろ帰りますか」
晴「ようやく開放されるのか」
ありす「さあ私達の家に帰りましょう」
晴「はぁ...」
ありす「おかえりなさい」
晴「...お邪魔します」
ありす「あいさつ間違ってますよ?」
晴「なあ橘、両親は?」
ありす「先ほど旅行に行ってもらいました」
晴「先ほどかあ」
晴「そういうのはやめろ、マジでやめろ」
ありす「わかりました。取り敢えずベッドに行きましょう」
晴「なんもわかってねえや」
ありす「そんな、それを了承して私の家に来たのではないんですか?」
晴「オレはただ遊びに来ただけだ」
ありす「私とは遊びだったんですか!!」
晴「意味わかんねぇよ!!」
晴「オレは一切何も言ってないんだけど」
ありす「晴さんの意見は聞いていません」
晴「公然とは」
ありす「私が事務所で皆さんにに言って回ってますので、もうれっきとした事実ですね」
晴「は?」
晴「」
ありす「何ですか、こいつマジやっべぇでも可愛い愛してるみたいな顔は」
晴「最後以外完璧だな」
ありす「ちゅきちゅきだいちゅき愛ちてるでしたか」
晴「そうじゃねえよ」
晴「暴走妄想少女の戯言に付き合わなくて良いなら何でも」
ありす「ん? 今なんでもするって」
晴「ウイイレだな」
ありす「ちっ、言質取ったと思ったのに」
晴「今さらだけど更にキャラ壊れてるぞ」
晴「橘のもう1回は何回あるんだよ。15回は同じ台詞聞いてるぞ」
ありす「負けたら何でも言うこと聞くって約束ですので」
晴「そしたらオレは何回橘の暴走を止めれるんだよ」
ありす「一回の成功のためには失敗を多くするものです。さあもう一戦!」
ありす「え?」
晴「え?」
ありす「泊まりでは?」
晴「泊まりの道具何にも持ってきてねえし」
ありす「貸しますよ」
晴「着替えも無いし」
ありす「寝巻は貸します、洗濯もします」
晴「いやいや、明日朝早く仕事あるし」
ありす「...そうですね。でもせっかく」
晴「それにオレの家族に何にも言ってねえし」
ありす「...ですけど」
晴「ダメだ」
ありす「...」
晴「....」
晴「...今日だけだからな」
ありす「えっ?」
晴「次からは事前に泊まる日を親と一応プロデューサーに連絡してちゃんと計画建ててからだからな!」
ありす「はい!」
晴「何で橘のベット以外寝床用意してないんだよ」
ありす「良いじゃないですか少しぐらい、風呂だって別々に入って我慢したんですから」
晴「オレが風呂入ってるとき脱衣場からガチャガチャって音したの聞こえているからな」
ありす「気のせいです。さあ一緒のベットで寝ましょう」
ありす「...それぐらいなら」
晴「二度と口聞かないからな」
ありす「晴さんからならセーフですね」
晴「ポジティブかよ。もう電気消すからな」
晴「嫌だ」
ありす「後ろから抱きついて良いですか?」
晴「やめろ」
ありす「首筋にキスして良いですか?」
晴「ふざけんな」
ありす「...手を握っても良いですか?」
晴「...ん」
ありす「えへへ、手暖かいですね」
晴「...そうだな」
晴「うーす」
ありす「おはようございます」
梨沙「おはよう。朝から二人一緒に来るとは珍しいわね」
ありす「そうですね、昨日はお泊まりデートで夜は同じベットの元、互いに愛を確かめ合いましたから」
梨沙「は? また妄言?」
晴「...愛は確かめ合ってないからな」
梨沙「え?」
ありす「えへへ」
梨沙「え?」
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コメント一覧 (17)
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- 2018年08月21日 15:33
- はるりさは時代の敗北者じゃけえ
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- 2018年08月21日 15:42
- ※1
取り消せよ…!!!
今の言葉……!!!
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- 2018年08月21日 15:49
- ※2
乗るなプロデューサー!!
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- 2018年08月21日 15:55
- ?「敗北を知るため、東へ」
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- 2018年08月21日 17:40
- ありすもようやく現実をわかってくれたようだね。Pの正妻がわた渋谷凛ちゃんということを。凛ちゃんに敵わないことがわかったからってまさか百合の道に行くとは思わなかったけど否定しないし応援するよ。ただありすも凛ちゃんのことを応援してね。
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- 2018年08月21日 18:09
- イチゴ!ミソ!エボルマッチ!!
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- 2018年08月21日 18:19
- 小娘ごときが恋愛を使用だなんて、一万年と二千年早いのデース!
ボクの国では、恋愛を成就させたい時はホテルてベッドに縛り付けて、素直になれるクスリを使って一晩中愛を囁けばイチコロデーーース!!
ハッハーーーーーーッッッッ!!!!
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- 2018年08月21日 18:29
- 流石ありすだな。徐々に攻略していってるぞコイツ…
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- 2018年08月21日 18:54
- ありすの台詞に三年目の浮気があったって事は五年目の破局編を期待していいんだよな?
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- 2018年08月21日 18:55
- 某鷺沢さんが大人しくしてるととても思えないんだが何やってんだ?
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- 2018年08月21日 19:03
- 梨沙の『え?』ってのは
妄想かと思ったら現実だったの『え?』なのか
正妻の余裕が崩れたから『え?』なのか
どっちだ?
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- 2018年08月21日 19:23
- それでも俺はありふみを諦めない
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- 2018年08月21日 19:32
- 晴でも文香でもPでもいいから他の奴に依存してるありすにシンアイマックスマッタナシしてえなぁ
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- 2018年08月21日 20:15
- ※10
文香なら千秋と手を組んでよからぬ事企んでるよ。
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- 2018年08月21日 20:21
- ここに汚いオッサン出る同人出したら売れそうだわ
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- 2018年08月21日 22:25
- ※11、多分両方だと思う。もし次回作を書いてくれるなら次は梨沙とのお泊まり編を是非!
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- 2018年08月21日 22:31
- ※10
絶対寝室にカメラあるヤツでしょこれ