【このすば短篇集】
- 2018年07月22日 10:10
- SS、この素晴らしい世界に祝福を!
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カズマ「短篇集って言うけど、短篇(たんぺん)ってなんだっけ?」
アクア「あ~ら、カズマったらそんな事も知らないの? いい、短篇っていうのは『短い刀剣』の事よ!!」
ダクネス「おい、それは短篇じゃなくて『短剣(たんけん)』だっ!?」
めぐみん「まったくアクアはしょうがないですね。いいですか、短篇というのは『切れ端』の事ですよ!」
ダクネス「いや、それは『断片(だんぺん)』だろぉーっ!?」
カズマ「おい! そりゃあ短篇じゃなくて『単品(たんぴん)』だろっ!?」
カズマ「ってか、さっきからボケ過ぎなんだよ、お前ら!!?」
ウィズ「短篇というのは『詩歌・小説・映画などで、長さが短い作品』の事を指してます♪」
アクア・めぐみん・ダクネス「「「…………………」」」ジイイィィィーーーー
ウィズ「あ、あの、私が何か変な事言いましたかっ!!?」アタフタ
カズマ「いや、気にすんな。自分達よりもウィズにいいとこ取られて、少し癪に思ってるだけだ」
カズマ「根に持ちながら言うのは止めろおおぉぉーーっ!!?」
カズマ「今日は日本の食べ物を知らんお前らの為に『蕎麦』を作った」
アクア「ソバ?」
めぐみん「なんですか、そのソバ、というのは?」
ダクネス「初めて聞く単語だが?」
カズマ「まっ、食べてみれば分かる。」
めぐみん「カズマ、この細長いものが、ソバという存在ですか?」
アクア「まるでジャイアントードの舌みたいな長さね」
ダクネス「あああぁぁーーー、この細長い物、し、縛られてみたいっ?/////」ゾクゾク
アクア「なんだか音出して食べるなんて、下品ね」
カズマ「普段から宴会で品の無い飲食してるお前に言われたかねぇよっ!?」
めぐみん「どれ…こうですか?」ズズッ
めぐみん「っ!? 美味しいです!!?///」
ダクネス「うむ。食べ方は変わっているが、中々イケるな/////」モグモグ
アクア「あらっ、確かにこの味といい、食感といい、こんな美味しい物がカズマの住む世界にあっただなんて驚きだわ!?/////」モグモグ
カズマ「そうか。美味しいなら良かった!!(何より気に入って貰えたのが良かった)」
カズマ「おはよう…」
アクア「起きるの遅いわねぇ」ズズッ
めぐみん「先に食べてますよ」ズズッ
ダクネス「カズマの分も用意してあるから食べろ!」ズズッ
カズマ「朝から蕎麦って、そこまで気に入ったのかよっ!?(いくらなんでも重過ぎだろっ!!?)」
カズマ「タイトル変わっとる!!?」
カズマ「今日は俺が住む国「日本」の食べ物『寿司』を握ってやる」
アクア「すし?なんだか聞いた事があるような、ないような??」
めぐみん「いやいや、聞いた事がありませんよ、そのような食べ物っ!?」
ダクネス「すし、というのは一体何なのだ?それに握る、という言葉も気になるが??」
カズマ「まっ、見て、食べれば分かるって!」
ギュッ、ギュッ、ニギッ、ニギッ
アクア「えっ、なに、カズマあんた、何握ってるんのよっ!?」
めぐみん「米の上に何か、乗せているようですね…」
ダクネス「う~む、初めて見る動きに技、それにこのすしというもの、重ねてあるが、このような物初めて見たぞっ!?」
アクア「手で握ったけど、ちゃんと手洗ったんでしょうねぇ~?」ジイイィィーー
カズマ「ちゃんと洗ったよ!? じゃあ、スキルで俺の手にばい菌がないか、見てみるか?!」
めぐみん「まぁまぁ、腹が減りましたし、食べましょう」
ダクネス「どれ?」パクッ
モグモグモグ
アクア「っ!?……なにこれ、凄く美味しいじゃないのっ!!?/////」
めぐみん「うん。美味しいには美味しいですが、この米、なんだか少し酸っぱいような?」モグモグ
カズマ「ちょっとした調味料さ。日本じゃ「酢」なんて呼ばれてるけどよ、正直見つけるのは大変さ。ウィズの所で似たような物を見つけて……」
ダクネス「だが、酸味が効いててこれはこれで美味だぞ、カズマ!」モグモグ
カズマ「そうだろ、そうだろぉ~!!」
アクア「米って物の上に乗ってるのって魚かしら? 風味が魚って感じがするけど…」
カズマ「あぁ。早起きして店探し回って見つけた、新鮮な魚だ! これで異世界に寿司を作って食えるなんていいもんだぜ!!」
カズマ「…………………」
めぐみん「あっ、カズマ。先に食べてますよ」モグモグ
アクア「んんっ~~///// すしは最高ねぇ/// もう病みつきよ、病みつき!!ずっと食べても飽きないわね♪」
ダクネス「うむ。ぜひ実家にも振る舞いたいものだ。そうだ、カズマ、後で作り方を伝授してもらえないか?」
カズマ「おいおい、どんだけ寿司を気に入ったんだよ!?しかも朝食にするって重過ぎだってのっ!!?」
カズマ「だから、タイトル変わってるっての~っ!!?」
カズマ「今日はいい物が手に入った。ゲーム機とソフトという物だ!」ホラッ
めぐみん「おぉ~!! 初めて見る代物ですが、紅魔族の琴線に触れるような雰囲気ですね」キラキラ
アクア「そういやぁ~、アンタヒキニートだからこういう物に敏感だったわよねwww」クスクス
カズマ「笑止!ヒキニートだからこそ得られる知識がある。これをやれば誰だって、嫌な事やつらいことを忘れられるんだよ」
めぐみん「なんと、そのような効果があろうとは! では、カズマ、この魔道具はどのように使用すればよいのだ?」
カズマ「待ってました。ここからが俺の腕の見せ所だ」
アクア「大体、これどこで手にしたのよ? ここはアンタの居た日本じゃないのに?」
カズマ「詳細までは知らんが、ウィズが店の奥から見つけたそうだ。用途が分からないって言うから、俺がただで貰ったんだ」
ダクネス「戻ったぞ!」
シーーーーーーーーーン
ダクネス「誰もいないのか?」
ワイワイガヤガヤ
ダクネス「むっ、こちらから何やら声が聞こえるようだな…」
ガチャ
ダクネス「おい、居るのなら返事くらいh………って!?」
めぐみん「カズマ、早く早く呪文を!?」ポチポチ
カズマ「待ってろ。アクア、ヒールだ、ヒールをかけろ!!」ポチポチ
アクア「任せなさい!!このアクア様はゲームの中でも最強のプリーストよ!!」ポチポチ
ダクネス「い、一体なんだと言うのだ………」ポカーン
カズマ「よし、今日もクエストこなすぞ!!」
アクア「今日も水の女神アクア様の実力をその目に焼き付けなさい」
めぐみん「一日一爆裂ですよ!早くいきましょう。」
ダクネス「おっ、今日はいつもよりやる気だな。良い事だ!!」
カズマ「行くぜえええぇぇーーっ!!」
めぐみん「我が爆裂魔法を喰らうがいい!!!」ポチポチ
アクア「ちょっとぉ、私が居ること忘れないでよっ!?」ポチポチ
カズマ「うだうだしてると、獲物が俺が貰うぞ?」ポチポチ
ダクネス「って、本当のクエストではなく、そっちのクエストかっ!!?」
ダクネス「いい加減そのゲーム、というものから離れないかっ!!?」
ダクネス「今日は良い天気だな、カズマ」
カズマ「そうだな。」
ビェーーーン
カズマ「なんだ?」
母親「よしよし、泣き止んで坊や」
赤ん坊「ビエエエエエエェェーーーーーーーーーン」
ダクネス「おやおや、どうやら赤ん坊が泣いてるようだな。放っておけないし、声を掛けてみるとするか」
カズマ「あっ、おい…。」
母親「あっ、すみません。うちの坊やおしめが濡れたようで…」
ダクネス「そういう訳であったか。では、近くでおしめでm」
カズマ「これでどうですか?」スッ
母親「これ、柔らかくてちょうどいい布。おしめにはちょうど良いですね!」
母親「ありがとうございます」
カズマ「いやいや大した事はしてません」
赤ん坊「キャッキャッ?」
ダクネス「ふふっ、嬉しそうでなによりだ」
ダクネス「で、だな。そこをカズマがちょうどいい代用品を渡したおかげで赤ん坊とその母親は助かって、母親から大いに感謝されたという訳だ」
めぐみん「そうですか。このクズマが、そのような親切をするとは明日大雪にでもならなければよいのですが……」ジイイィィーー
カズマ「おい、さらっと傷付くような事言うな! せっかく俺が親切にしたっていい話なのによ」
アクア「うわああああああああああん!!!」ドタドタ
めぐみん「っ!?」
ダクネス「っ!?、アクア、なんだ一体どうした!!?」
めぐみん「アクアの羽衣ですか?」
ダクネス「…………なぁ、羽衣って柔らかい布みたいなヤツか?」
アクア「えぇ、そうよ!なに、まさかダクネス、心当たりあるのっ!?」
ダクネス「か、顔が近いぞ!? もしやとは思うが、今日おしめがないとかで困っていた母親の為にカズマがどこかからちょうどいい布を手渡したんだが…」
めぐみん「それでは、そのおしめに渡した布というのは、アクアの……」
アクア「あ、あわわわわわわわわわわっ!!?」ガクガク
カズマ「」スタタタタタタタ
めぐみん「逃げ足が速いですね…」
ダクネス「やはり、そうだったか!」
アクア「あっ、ちょっと待ちなさいよ、カズマぁっ!!?」スタスタスタスタ
アクア「私の羽衣、返しなさいよぉーーーっ!!?」スタスタスタ
めぐみん「カズマ、私とぜひ爆裂道を」
カズマ「だから、いいと言ってるだろ」
めぐみん「いいという事は、爆裂道を極めると受け取っていいんですね」
カズマ「待って! いいと言った意味は、遠慮するって事だよ!!」
めぐみん「遠慮するとはどういう事ですか!? いくら何でもノリが悪いですよ、カズマ!!?」
カズマ「ってか、最初に爆裂道を誘ってきた時も俺は断っただろ?」
めぐみん「私は諦めてませんよ。いずれ、カズマも私と同じ爆裂道n」
カズマ「しつこいぞ、めぐみん!? 俺は俺に極めたい事があるんだ、爆裂道は勘弁してくれよ!!」
アクア「めぐみーん」
めぐみん「あっ、アクア、どうかしましたか?」
アクア「あんた、いつの間に募集なんか出したのよ?」
めぐみん「はぁっ? 一体、なんのことですか??」
アクア「ほら、これよ」ピラッ
募集『私と爆裂道を極めたい者、募集中。』
めぐみん「なっ!? わ、私はこのような募集、貼り出した覚えはありませんよ!?」
募集『また、私はロリ系だが、ちゃんとしたアークウィザードである。』
アクア「普段、子供扱いするなって怒る癖して自分を「ロリ系」だなんて、おかしな事記すわね、ほんと」プルプル
めぐみん「おい、私を嘲笑うというのなら話を聞こうじゃないか!」
ダクネス「多分、これはカズマの仕業だな」スッ
めぐみん「ダクネスっ!?」
ダクネス「カズマを問い詰めた方がいいぞ。本人の許可無しで勝手に募集の張り紙をした事はイケないことだからな」
めぐみん「そうですね………」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
カズマアアアアァァーーーーーーーーー、クワシイハナシヲ、キコウジャナイカ!!!
ワアアァァーー、メグミン!?コッチニ、ツエヲカマエルナ、エクスプロージョンヲカマスキカッ!!?
めぐみん「エクスプロージョン!!!」カァッ
ドカーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン
アクア「私の羽衣知らないかしら!?」
めぐみん「私のマナタイト製の杖を知りませんか?!」
ダクネス「私の鎧は知らないか?」
めぐみん「成る程。では、アクアとダクネスも盗られた物があるという訳ですか」
ダクネス「まったくもって、どういう事だ!?」
アクア「知らない。それより、無くなった物は私にとってすっごく大事な物なのよ!?」
めぐみん「私もです。あれがないと「エクスプロージョン」が撃てないのですよっ!?」
ダクネス「そういう私だって、鎧がないと自慢の防御力が発揮できなくなるからなっ!!」
ダクネス「そういえば、朝から見てないな?」キョロキョロ
アクア「あっ、まさかカズマがっ!!?」
カズマ「ただいま~。」
ダダダダダダダダダダダダッ
カズマ「んっ?」
三人「「「カーズーマアアアアアアアァァーーーーーーっ!!!!!!」」」
カズマ「っ!!?」
ダクネス「まったく!やっていい事と悪い事があるぞ、カズマ!!」
めぐみん「どうしてくれるんですかっ!?これでは爆裂魔法が撃てないではありませんか!?」
アクア「あの羽衣は、大事な神器なのよ!!すぐに買い戻してきなさいよっ!!!」
カズマ「えっ、でも物買ったから金が……」
めぐみん「このクズは……。こうなれば、一人でう~んと難易度の高いクエストを受けさせ、一気に稼いできて貰いましょう」
ダクネス「うむ。それがいいな!私も鎧が無ければ不安定だ!」
カズマ「お、おい、幾らなんでもそれはっ!!」
めぐみん「マナタイト製の杖が戻るまで、一人で頑張って稼いで下さいね。まぁ、カズマ程度ならいつまで掛かるかは分かりませんがね」
ダクネス「私の鎧もだ!カズマ、今回ばかりは私も擁護はできん。だからこそ、一人で頑張るのだぞ!」
カズマ「く、くっそおおぉぉーーーっ!!!?」
完
「SS」カテゴリのおすすめ
「ランダム」カテゴリのおすすめ
コメント一覧 (11)
-
- 2018年07月22日 11:02
- このくそっ!!!!
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- 2018年07月22日 11:48
- ゴミ。作者夕ヒね
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- 2018年07月22日 12:57
- ここまで面白くないのも珍しい
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- 2018年07月22日 13:01
- うーん、これはウんコ
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- 2018年07月22日 15:21
- そばだけでやめておけば良かったのに…
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- 2018年07月22日 21:31
- どんなにクソなssでもだいたい1ページは読む
2行で辞めたのは初めてだ
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- 2018年07月23日 01:03
- しかもアクアはカズマの世界のこと知ってるから蕎麦も知ってると思うぞ
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- 2018年07月23日 18:51
- 朝から寿司って別に重くないだろ
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- 2018年07月23日 18:58
- アクアは(同上
そば作るためにはそばの実が必要なんで代用品が即見つかりそうな小麦から作れるうどんあたりのほうが異世界行ったときはウケがイイぞ
寿司も内陸ぽいアクセルでは川魚で作ることになるから手の菌よりも寄生虫とかおっかないから、米ぽいものを使った料理で異世界人を驚かすなら五平餅あたりが食感の珍しさもあって喜ばれたな
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- 2018年07月26日 08:25
- ↑の冷静なコメントよ…
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- 2018年08月25日 09:21
- 日本担当女神のアクアが蕎麦知らない時点で読む気失せた