発明家美少女「つ、ついに禁断の開発に成功したわ」
美少女「でもこれでようやく私の悲願が達成できる」
美少女「さっそく彼を呼ばないと」プルルル
お前ら『どうした美少女』
美少女「もしもし、今すぐ来て」
お前ら「来たぞ」
美少女「はやい」
お前ら「で?なにができたって」
美少女「ゴホン…これこそ世界が揺るがす大発明、>>4薬よ」
お前ら「な、なにぃ」
お前ら「水虫の特効薬といえば、風邪の特効薬と並んで『開発したらノーベル賞がもらえる』っていうあれじゃねーか!」
美少女「そのとおりよ、すごいでしょう」
お前ら「本当に水虫が治るのか?」
美少女「試してみる?」
お前ら「いや俺水虫じゃないから」
美少女「私も水虫じゃないわ。でも>>8で臨床実験をしたのよ」
お前ら「誰だよ」
ちくわ大明神「俺の水虫がやっと治ったんだ、彼女には感謝してもしきれないよ」
お前ら「よかったな」
ちくわ大明神「この薬は間違いなく本物だよ、そして君は天才だ」
美少女「それほどでもあるわよ」
お前ら「で?おまえはこの薬をどうするつもりなんだ」
美少女「そうね…学会に発表したり、あるいはどこかの偉い人に製法を高値で売り飛ばすのもいいけど」
美少女「せっかくだし>>16したいわね」
お前ら「なんでだよ」
美少女「知らないの?完璧な媚薬っていうのはまだ開発されてないのよ」
ちくわ大明神「なるほど、つまりノーベル賞の重ねがけだね」
お前ら「とびきりうまいカレーライスにとびきりうまいカツを乗せるようなもんか」
美少女「その例えはよくわからないけど」
美少女「まずは試しに、>>22の方法で作ってみようと思うわ」
お前ら「???」
ちくわ大明神「そんなことしたら学校がパニックになってしまうよ」
美少女「でもまず水虫の人がいないと薬の効果が発揮できないわ」
美少女「媚薬の効果は副次的効果に過ぎないから、まずは水虫を治すところから始めないと」
美少女「サンプルは多ければ多いほどいいからこのさい全校生徒を水虫にしてしまえばいいと思って」
美少女「そういうわけでこのドローンを飛ばして水虫菌をばらまいてみましょう」
美少女「わたし機械の操縦だけはどうしても苦手だからあなたが操作していいわよ」
お前ら「じゃあまずは>>26に飛ばそう」
美少女「どこの?」
お前ら「全部の部屋だよ、校門から教室からトイレから窓から」
お前ら「そうすれば水虫は避けられない」
美少女「なるほど、名案だわ」
こうしておまえらはすべての出入り口に水虫菌を散布した。
ちくわ大明神「これであとは水虫が発症するのを待つだけだね」
>>32「か、かゆいーっ!!」
美少女「さっそくきたわね」
お前ら「この声は、クラス1のコミュ障ちゃん」
ちくわ大明神「あの子こんな大きな声出せたんだな」
コミュ障「かゆい、かゆいよぉ」
美少女「どうしたの?」
コミュ障「きゅ、急に足がかゆくなって…」
美少女「それは大変ね、一体なにが起きたのかしら」
美少女「でも大丈夫、わたしちょうど水虫に効く薬を持っているのよ」
コミュ障「く、くださいぃ」
美少女「一つ条件があるわ、わたし今この薬を改良しようと思ってて、そのためには>>36が必要なのよ」
美少女「速やかに用意していただけないかしら」
お前ら「黒魔術でも始める気か」
コミュ障「ええ、じゃあ、あのぉ、血?を出せばいいんですかぁ?」
コミュ障「じゃあ、ちょうど、奥歯が…グラグラしてたので、抜きます…」
ブチィ!!
コミュ障「ど、どうぞぉ」ボタボタ
お前ら「えっぐ」
美少女「…待って、この血の色…あなた本当に処女なの?」
コミュ障「!!」
ちくわ大明神「馬鹿な…この子はクラス1のコミュ障だよ、非処女のはずが…」
コミュ障「じ、実はぁ、以前、先輩に無理やり…」
美少女「やっぱりそうだったのね」
お前ら「ていうか見ただけでわかるもんなの?」
美少女「予定変更よ。非処女の血で媚薬ができるか試してみるわ」
5分後
美少女「だめね…ぜんぜん違う薬になってしまったわ」
コミュ障「な、なにができたんですかぁ」
美少女「>>40の薬よ」
コミュ障「こ、こて…?」
美少女「つまり…」グイッ
コミュ障「!?」ゴクゴク
美少女「ああいうのはいらないってこと」
コミュ障「!!」グリン
ちくわ大明神「え?」
コミュ障「コテ滅ぶべしコテ滅ぶべしコテ滅ぶべし」ズンズン
ちくわ大明神「う、うわあああああ」
美少女「ついでに…水虫は治しておいたわ」
コミュ障「コテ滅ぶべssssssssssss」
ちくわ大明神「ぎゃあああああああ」バリバリバリ
美少女「やっぱり処女の生き血なんて今どき手に入らないのかしら」
お前ら「お前の使えばいいじゃん」
美少女「血が出るの嫌だし…ねぇ誰か思い当たる人はいないの」
お前ら「>>44なんてどうだ?あれは絶対処女だと思う」
美少女「マスオ…?」
お前ら「マスオさんにそっくりなブスがいんのよ」
美少女「ひどい言い方ね」
お前ら「見ればわかるよ」
マスオ「え゛ぇ!?私の生き血がほしいのかぁい!?」
美少女「なるほど似てるかもしれない」
マスオ「そんなもの、何に使うんだいサザエ?」
美少女「完璧な媚薬を作るのよ」
マスオ「よぉし、今日は頑張っちゃうぞぉ!」
マスオ「ふんっ!」ズバッ
マスオ「びゃあ゛ぁ゛゛ぁいたひぃ゛ぃぃ゛」ドバドバ
マスオ「これでいいのかい?」
美少女「ありがとうマスオさん」
美少女「さぁミッションコンプリートよ、あとは調合するだけ…」トローリ
アナゴ「それよりフグタくぅん、今夜いっぱい、どぉうだいぃ…」ドンッ
美少女「あっ」バシャッ
お前ら「入れすぎじゃね?」
美少女「まぁなんとかなるでしょ…」マゼマゼ
ピカッ!!!!
マスオ「びゃあ゛ぁ゛゛ぁまぶしぃ゛ぃぃ゛ぃ゛」
美少女「この輝き方はまさか…偶然にも>>48の精製に成功してしまったというの!?」
お前ら「はっ???」
ハゲ「お呼びですかマスター」
美少女「ステイ、ステイよ」
ハゲ「御意」
お前ら「どうすんだこのめっちゃ忠実なハゲは」
美少女「…揃ってしまったわね。超絶怒涛の大発明のピースが」
お前ら「なに?」
美少女「水虫の特効薬、コテを殲滅する薬、ハゲ」
美少女「これらを混ぜるとどうなると思う?」
お前ら「知らんがな」
美少女「>>54が起きるのよ」
お前ら「なんでそうなんだよ」
美少女「何かよくわからないけどいろいろ化学反応を起こしてスパークよ」
美少女「おいでハゲ」
ハゲ「来ました」
美少女「この2つの薬を飲んで」
ハゲ「飲みます」ゴクゴク
美少女「さぁ一世一代のショウタイムよ」
お前ら「ええ…」
カッ
世界は核の光に包まれた
わずかに残った人類は、水虫との共存を拒み、戦うことを選んだ
数の上で圧倒的に劣る我々人類の最後の希望は
美少女という、天才発明家に託された!
彼女は名実ともに世界の頂点に立ったのだ
美少女「…というのが、わたしの最終目標よ」
お前ら「とりあえず、俺に水虫菌ぶちまけさせるのはずるいだろ」
美少女「まぁいいじゃない、ただの妄想だし」
美少女「あーあ、なにか面白そうなアイデアはないかしら」
おわり
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コメント一覧 (7)
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- 2018年07月05日 23:20
- まさか、あの『ちくわ』にお目にかかれるとは思わなかった…けど、全て妄想に捨ておって…。
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- 2018年07月05日 23:37
- このちくわってあのちくわだよなwまさかの出演
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- 2018年07月05日 23:41
- 美少女(コミュ障)の方前作と喋り方違うくないか?
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- 2018年07月05日 23:42
- あの修学旅行スレとは明らかに作者別人だろ
てか元ネタ知らずに書いてると思うぞ
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- 2018年07月06日 00:04
- つまんないなぁ
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- 2018年07月06日 01:29
- 流石にネタだよな?ちくわ大明神はまだ有名だよな???
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- 2018年07月06日 06:48
- 水虫が彼のクサレた性根の原因だったか(棒
悪くない夢オチだったよ